JP2000120598A - 冷却ファンの取付装置 - Google Patents

冷却ファンの取付装置

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JP2000120598A
JP2000120598A JP10291681A JP29168198A JP2000120598A JP 2000120598 A JP2000120598 A JP 2000120598A JP 10291681 A JP10291681 A JP 10291681A JP 29168198 A JP29168198 A JP 29168198A JP 2000120598 A JP2000120598 A JP 2000120598A
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center plate
plate
mounting
mounting device
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JP10291681A
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Taro Takahashi
太郎 高橋
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L2924/00Indexing scheme for arrangements or methods for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies as covered by H01L24/00
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  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 MPU等の発熱部品を冷却する冷却ファンを
簡易に装備する。 【解決手段】 細長い形状の中心板、中心板の上部に取
付けられた弾性係止部材17、及び中心板の下部の溝に
嵌め止められ、可撓性の係止座板18により取付具15
を構成し、取付具15の下部を冷却ファンの金属フレー
ムの取付孔に挿通し、復元する係止座板18で金属フレ
ームの下側を係止させ、弾性係止部材17により金属フ
レームを押さえ止めて、冷却ファンを取付ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パーソナルコンピ
ュータその他電子機器における発熱部品、たとえばI
C、LSI、MPU等の冷却に用いる冷却ファンの取付
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般にパーソナルコンピュータ等におい
ては、機能部品としてMPUを使用するが、このMPU
は発熱することから冷却ファンを付設し、その熱を放熱
するようにしている。
【0003】たとえば図11に示すように、プリント基
板1の上にMPU2を配置し、MPU2の上に冷却ファ
ン3を重ねるとともに、冷却ファン3におけるヒートシ
ンクをもつ金属フレーム4をMPU2に対し導熱的に接
触させ、プリント基板1に金属フレーム4をねじ棒5と
ナット6を用いて取付けていた。
【0004】また、図12および図13に示すように、
先端に挿入頭部7とスリット8を有する取付ピン9を、
金属フレーム4側よりプリント基板1に挿通するととも
に、その挿入頭部7をプリント基板1に掛け止め、取付
ピン9の金属フレーム4の上側に突出する部分に、金属
フレーム4をMPU2側に押しつけるコイルばね10を
介在させたものもある。
【0005】また、図示しないが、冷却ファンの金属フ
レームを、熱伝導性接着剤によってMPUに接着してと
りつけるものもある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記図11
に示すプリント基板1に冷却ファン3の金属フレーム4
をねじ棒5とナット6を用いて取付ける構成では、ナッ
ト6を締めつける作業を要し、作業性が悪く、また、複
数のナット6の締め付け時にMPU2と金属フレーム4
の接触力を均等に調節するのが難しく、ヒートシンクを
構成する金属フレーム4による放熱が妨げられるという
問題がある。
【0007】また、図12および図13に示す先端に挿
入頭部7とスリット8を有する取付ピン9を用い、か
つ、取付ピン9の金属フレーム4の上側に突出する部分
にコイルばね10を介在させた構成では、ワンタッチ取
付けができることと、MPU2と金属フレーム4の接触
を良好にする利点があるが、取付ピン9にスリット8を
形成する作業に工数が多くかかり、また、スリット部分
に弾性をもたせるため、スリット加工後熱処理を施すこ
とが必要なため、全体のコストが高いものとなってい
た。
【0008】さらに、金属フレームを熱伝導性接着剤に
よってMPUに接着する構成では、その接着作業が容易
でなく、さらに、MPUを交換する場合には不都合であ
るという問題がある。
【0009】本発明は前記従来の問題に留意し、取付具
の加工が容易て、かつ、取付具のコストを安くし、さら
に、冷却ファンの取付けが容易て、また、取付状態も安
定する冷却ファンの取付装置を提供することを目的とす
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に本発明は、プリント基板などの基板に偏平型で、かつ
小型の冷却ファンを取付具で取り付ける構成であって、
細長い形状の中心板と、前記中心板の上部に取付けられ
た弾性係止部材と、前記中心板の下部の溝に嵌め止めら
れた可撓性の係止座板より取付具が構成され、前記取付
具の下部を冷却ファンのフレームおよび基板の取付孔に
挿通し、復元する係止座板を基板の下側に係止させ、弾
性係止部材により冷却ファンのフレームを押さえ止めて
冷却ファンを取付けた冷却ファンの取付装置とする。
【0011】本発明によれば、取付具の加工が容易て、
取付具のコストを安くし、冷却ファンの取付けがワンタ
ッチででき、しかも、冷却ファンの基板への取付状態を
安定にすることができる。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、基板上に冷却ファンを配置し、前記冷却ファンのフ
レーム側より取付具を挿通させて前記基板に前記冷却フ
ァンを取付ける構成であって、前記取付具は、細長い形
状の中心板と、前記中心板の上部に取付けられた弾性係
止部材と、前記中心板の下部の溝に嵌め止められた可撓
性の係止座板より構成され、冷却ファンのフレームおよ
び基板には前記取付具の中心板の横断面形状よりやや大
きい円形の取付孔を形成しておき、前記取付具の下部を
冷却ファンのフレームおよび基板の取付孔に挿通し、復
元する係止座板を基板の下側に係止させ、弾性係止部材
により冷却ファンのフレームを押さえ止めて冷却ファン
を取付けた冷却ファンの取付装置であり、取付具の中心
部材が金属板であることからその加工が容易て、コスト
を安くし、冷却ファンの取付けがワンタッチででき、し
かも、冷却ファンの基板への取付状態を安定にすること
ができるという作用を有する。
【0013】本発明の請求項2に記載の発明は、請求項
1に記載の冷却ファンの取付装置において、中心板は、
上部に弾性係止部材を嵌め止める係合孔を有するととも
に下部に係止座板を嵌め止める溝を有し、弾性係止部材
は、弾性材を曲げて下部が開放された環状で、かつ、下
部に垂下片を持つ形状に形成され、前記中心板の上部の
係合孔に弾性係止部材の上部を嵌め止めるとともにその
垂下片を中心板に沿わせ、前記中心板の下部の溝に係止
座板を嵌め止め、前記中心板と弾性係止部材と係止座板
によって取付具を構成したものであり、バネ板によって
弾性係止部材を形成できることから、弾性係止部材の加
工、中心板への組み立てが容易であり、可撓性の係止座
板を設けた取付具の下部を冷却ファンのフレームおよび
基板の取付孔に挿通することと、係止座板を復元させて
基板の下側に係止、さらには弾性係止部材による冷却フ
ァンのフレームの押さえ止めが確実にできるという作用
を有する。
【0014】本発明の請求項3に記載の発明は、請求項
2に記載の冷却ファンの取付装置において、中心板の弾
性係止部材を嵌め止める係合孔は、中心板の側部に連通
し、かつ、抜け止め段部を有するものであり、中心板へ
の弾性係止部材の嵌め込みが容易にでき、また、抜ける
のを防止できるという作用を有する。
【0015】本発明の請求項4に記載の発明は、請求項
2記載の冷却ファンの取付装置において、弾性係止部材
は、最上部に中心板の係合孔に嵌まり合う位置決め凹み
を有する構成としたものであり、中心板の係合孔に嵌め
止めた弾性係止部材の位置が安定しており、その機能を
確実に果たすことができるという作用を有する。
【0016】本発明の請求項5に記載の発明は、請求項
2記載の冷却ファンの取付装置において、中心板の係止
座板を嵌め止める溝は中心板の両側に形成され、係止座
板は円板状でその中心の取付孔の縁を前記溝に嵌め止め
た構成であり、係止座板の形成が容易で、中心板の溝に
係止座板の嵌め止めが容易であり、さらに、係止座板の
位置が安定しており、その機能を確実に果たすことがで
きるという作用を有する。
【0017】本発明の請求項6に記載の発明は、請求項
2に記載の冷却ファンの取付装置において、中心板の係
止座板を嵌め止める溝は、中心板の側部に連通し、か
つ、抜け止め段部を有し、係止座板は短冊形状でその中
央部を前記溝に嵌め止めた構成であり、係止座板の取付
けを容易に、かつ、取付状態を安定にするという作用を
有する。
【0018】本発明の請求項7に記載の発明は、請求項
6に記載の冷却ファンの取付装置において、係止座板
を、溝に嵌め止めた部分を起点として上方のみに撓わむ
ように形成したものであり、係止座板を設けた取付具の
下部を基板の取付孔に通すのに支障が生じないという作
用を有する。
【0019】本発明の請求項8に記載の発明は、請求項
7に記載の冷却ファンの取付装置において、係止座板は
プラスチックを基材とし、中心板の溝に嵌め止める凹状
のヒンジ部を有し、前記ヒンジ部に撓わみ方向と逆方向
の撓わみを阻止するストッパーを設けた構成としたもの
であり、係止座板を設けた取付具の下部を基板の取付孔
に通すのに支障が生じなく、挿入方向と逆には撓わない
ので、係止が確実であるという作用を有する。
【0020】本発明の請求項9に記載の発明は、請求項
7に記載の冷却ファンの取付装置において、係止座板は
ばね板基材とし、中心板の溝に嵌め止める部分を起点と
して撓わみ方向と逆方向の撓わみを阻止する切起片より
なるストッパーを有する構成としたものであり、同じく
係止座板を設けた取付具の下部を基板の取付孔に通すの
に支障が生じなく、挿入方向と逆には撓わないので、係
止が確実であるという作用を有する。
【0021】本発明の請求項10に記載の発明は、請求
項1に記載の冷却ファンの取付装置において、取付具
は、その弾性係止部材がピアノ線により形成されたもの
であり、加工が容易で、コストを安くし、冷却ファンの
取付けがワンタッチででき、しかも、回り止めが不要で
あり、冷却ファンの基板への取付状態を安定にすること
ができるという作用を有する。
【0022】本発明の請求項11に記載の発明は、請求
項1に記載の冷却ファンの取付装置において、発熱部品
が、基板と冷却ファンのフレーム間に配置された構成と
したものであり、MPU等の発熱部品の冷却を有効にす
るとともに、冷却ファンの取付けが確実であるという作
用を有する。
【0023】以下、本発明の実施の形態を、図面を参照
して説明する。 (実施の形態1)図1は、本発明の実施の形態1の冷却
ファンの取付装置の上面図、図2は、同冷却ファンの取
付装置の断面図、図3は、同冷却ファンの取付装置にお
ける取付具の斜視図、図4は、同取付具の分解斜視図、
図5および図6は同取付具の取付け説明図である。
【0024】図1および図2に示すように、プリント基
板11の上面にはファンモータを駆動させるための回路
素子および発熱部品であるMPU12を装着してあり、
前記MPU12の上面には全体として偏平で、かつ、四
角形状をした冷却ファン13を重ねている。前記冷却フ
ァン13は、モータ部とインペラーを内装し、かつ、ヒ
ートシンクとなる金属フレーム14を有し(図示のよう
に複数のフィンを形成してもよい)、この金属フレーム
14が前記MPU12に密着して導熱的関係をもってい
る。
【0025】前記プリント基板11には、前記冷却ファ
ン13の金属フレーム14が取付具15によって取付け
られている。前記取付具15は、図3および図4に示す
ように、金属製の細長い形状の中心板16と、中心板1
6の上部両側にわたるように取付けられ、かつ、膨らみ
を持つばね板よりなる弾性係止部材17と、中心板16
の下部に取付けられた可撓性の係止座板18より構成さ
れている。
【0026】そして、冷却ファン13の金属フレーム1
4およびプリント基板11には、取付具15の中心板1
6の横断面外形よりやや大きい円形の取付孔19と20
を形成しておき、取付具15の下部を、その係止座板1
8を図5に示すように押し撓ませて変形させながら、冷
却ファン13の金属フレーム14およびプリント基板1
1の取付孔19、20に挿通し、その後に図6に示すよ
うに係止座板18を復元させ、係止座板18をプリント
基板11の下側に係止させ、弾性係止部材17の下部で
冷却ファン13の金属フレーム14を弾性をもたせて押
さえ止めることにより、冷却ファン13をプリント基板
11に取付ける。
【0027】さらに詳しく説明すると、中心板16は、
上部に弾性係止部材17の上部を嵌め止める係合孔21
を、また、下部の両側に係止座板18の中心孔溝22の
縁を嵌め止める溝23を有している。弾性係止部材17
は、ばね板を曲げて下部が開放された環状で、かつ、下
部に垂下片24を持つ形状に形成されている。そして、
中心板16の上部の係合孔21に弾性係止部材17の上
部を嵌め止めるとともにその垂下片24を中心板16に
沿わせて、全体が中心板16の両面にわたり、かつ、膨
らみをもつように取付られている。また、係止座板18
は中心板16の下部の溝23に嵌め止められて取付具1
5を構成している。
【0028】ここで、中心板16の弾性係止部材17を
嵌め止める係合孔21は、中心板16の側部に連通し、
かつ、抜け止め段部25を有しており、弾性係止部材1
7の係合孔21への嵌め止めを容易にするとともに、抜
け出しを防止するようにしている。また、弾性係止部材
17は、最上部に中心板16の係合孔21の縁に嵌まり
合う位置決め凹み26を有しており、係合孔21への嵌
め止め状態を安定化している。
【0029】上記のように本実施の形態1では、中心板
16と弾性係止部材17と係止座板18で構成された取
付具15を、その係止座板18を押し撓ませて変形させ
ながら冷却ファン13の金属フレーム14およびプリン
ト基板11の取付孔19、20に挿通し、その後に係止
座板18を復元させてプリント基板11の下側に係止さ
せ、弾性係止部材17の下部で冷却ファン13の金属フ
レーム14を弾性をもたせて押さえ止めて冷却ファン1
3をプリント基板11に取付けるようにしているので、
冷却ファン13の取付けをワンタッチで容易に、かつ、
確実にするとともに、回り止め手段を施す必要がない。
そして、MPU12で生じる熱を効果的に金属フレーム
14に導き、有効に放熱できることとなる。なお、この
取付けにおいて、弾性係止部材17の垂下片24は、冷
却ファン13の金属フレーム14の取付孔19に差し込
まれた状態となり、弾性係止部材17の固定一の安定化
に寄与している。
【0030】(実施の形態2)図7は、本発明の実施の
形態2の冷却ファンの取付装置における取付具の斜視
図、図8は、同取付具の分解斜視図である。
【0031】この実施の形態2は、取付具15における
係止座板とその取付けに特徴を有してる。
【0032】すなわち、図7および図8に示すように、
中心板16の下部には、側部に開口し、かつ、抜け止め
段部27を有する横溝28を形成してあり、一方、係止
座板18aは可撓性の材料、ここではポリエステルで短
冊状に形成されており、さらに、この係止座板18aの
中央部に横溝28に嵌め止める凹状のヒンジ部29を形
成し、その嵌め止めたヒンジ部29を起点として両側が
上方(反挿入方向)のみに撓わむように、前記ヒンジ部
29に撓わみ方向と逆方向の撓わみを阻止するストッパ
ー30を設けている。
【0033】この構成により、係止座板18aを設けた
取付具15の下部をプリント基板11の取付孔20に通
すのに支障が生じなく、また、復元した係止座板18a
は、挿入方向に撓わむことなくプリント基板11の下部
に係止し、冷却ファン13を確実にプリント基板11に
取付けする。
【0034】(実施の形態3)図9は、本発明の実施の
形態3の冷却ファンの取付装置における取付具の斜視図
である。
【0035】この実施の形態3は、取付具15における
係止座板に特徴を有してる。すなわち、図9に示すよう
に、係止座板18bはばね板基材として短冊状に形成さ
れ、中心板16の横溝28に嵌め止める部分を起点とし
て撓わみ方向と逆方向の撓わみを阻止する切起片よりな
るストッパー31を設けている。
【0036】この構成においても、係止座板18bを設
けた取付具15の下部をプリント基板11の取付孔20
に通すのに支障が生じなく、また、復元した係止座板1
8bは、挿入方向に撓わむことなくプリント基板11の
下部に係止し、冷却ファン13を確実にプリント基板1
1に取付けする。
【0037】(実施の形態4)図10は、本発明の実施
の形態4の冷却ファンの取付装置における取付具の斜視
図である。
【0038】この実施の形態4は、図10に示すよう
に、取付具15は、その弾性係止部材に代えてピアノ線
32を用いたことに特徴を有する。
【0039】この実施の形態4においても、冷却ファン
13の取付けをワンタッチで容易に、かつ、確実にする
とともに、組み立てが容易で、コストを低減できる。
【0040】なお、前記の各実施の形態では、冷却ファ
ンを発熱部品であるMPUに重ねて導熱的関係をもたせ
ているが、冷却ファンと発熱部品をプリント基板上に並
設し、冷却ファンと発熱部品を導熱部材で接続して導熱
的関係をもたせる構成としてもよく、本発明の作用、効
果に差異を生じない。また、プリント基板は単なる基板
としてもよく、金属フレームも合成樹脂製のフレームと
してもよい。さらに発熱部品はMPUに限られるもので
はない。また、取付具における弾性係止部材をコイルス
プリングに代えてもよい。
【0041】
【発明の効果】以上の説明より明らかなように本発明
は、基板上に冷却ファンを配置し、前記冷却ファンのフ
レーム側より取付具を挿通させて前記基板に前記冷却フ
ァンを取付ける構成であって、細長い形状の中心板と、
前記中心板の上部に取付けられた弾性係止部材と、前記
中心板の下部の溝に嵌め止められた可撓性の係止座板よ
り取付具が構成され、前記取付具の下部を冷却ファンの
フレームおよび基板の取付孔に挿通し、復元する係止座
板を基板の下側に係止させ、弾性係止部材により冷却フ
ァンのフレームを押さえ止めて冷却ファンを取付けた冷
却ファンの取付装置としているので、取付具の加工が容
易て、取付具のコストを安くし、冷却ファンの取付けが
ワンタッチででき、しかも、冷却ファンの基板への取付
状態を安定にすることができるという効果を有する。さ
らに、取付具の表面積が大きく、また、取付孔の隙間も
確保されて通風し易いので、冷却ファンのフレームから
取付具に伝導された熱の放熱効果も大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1の冷却ファンの取付装置
の上面図
【図2】同冷却ファンの取付装置の断面図
【図3】同冷却ファンの取付装置における取付具の斜視
【図4】同取付具の分解斜視図
【図5】同取付具の取付け説明図
【図6】同取付具の取付け説明図
【図7】本発明の実施の形態2の冷却ファンの取付装置
における取付具の斜視図
【図8】同取付具の分解斜視図
【図9】本発明の実施の形態3の冷却ファンの取付装置
における取付具の斜視図
【図10】本発明の実施の形態4の冷却ファンの取付装
置における取付具の斜視図
【図11】従来の冷却ファンの取付装置の側面図
【図12】従来の他の冷却ファンの取付装置の側面図
【図13】同係止部材の側面図
【符号の説明】
11 プリント基板 12 MPU(発熱部品) 13 冷却ファン 14 金属フレーム 15 取付具 16 中心板 17 弾性係止部材 18 係止座板 19 取付孔 20 取付孔 21 係合孔 22 中心孔 23 溝 24 垂下片 25 抜け止め段部 26 位置決め凹み 27 抜け止め段部 28 横溝 29 ヒンジ部 30 ストッパー 31 ストッパー 32 ピアノ線

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】基板上に冷却ファンを配置し、前記冷却フ
    ァンのフレーム側より取付具を挿通させて前記基板に前
    記冷却ファンを取付ける構成であって、前記取付具は、
    細長い形状の中心板と、前記中心板の上部に取付けられ
    た弾性係止部材と、前記中心板の下部の溝に嵌め止めら
    れた可撓性の係止座板より構成され、冷却ファンのフレ
    ームおよび基板には前記取付具の中心板の横断面形状よ
    りやや大きい円形の取付孔を形成しておき、前記取付具
    の下部を冷却ファンのフレームおよび基板の取付孔に挿
    通し、復元する係止座板を基板の下側に係止させ、弾性
    係止部材により冷却ファンのフレームを押さえ止めて冷
    却ファンを取付けたことを特徴とする冷却ファンの取付
    装置。
  2. 【請求項2】中心板は、上部に弾性係止部材を嵌め止め
    る係合孔を有するとともに下部に係止座板を嵌め止める
    溝を有し、弾性係止部材は、弾性材を曲げて下部が開放
    された環状で、かつ、下部に垂下片を持つ形状に形成さ
    れ、前記中心板の上部の係合孔に弾性係止部材の上部を
    嵌め止めるとともにその垂下片を中心板に沿わせ、前記
    中心板の下部の溝に係止座板を嵌め止め、前記中心板と
    弾性係止部材と係止座板によって取付具を構成したこと
    を特徴とする請求項1記載の冷却ファンの取付装置。
  3. 【請求項3】中心板の弾性係止部材を嵌め止める係合孔
    は、中心板の側部に連通し、かつ、抜け止め段部を有す
    ることを特徴とする請求項2記載の冷却ファンの取付装
    置。
  4. 【請求項4】弾性係止部材は、最上部に中心板の係合孔
    に嵌まり合う位置決め凹みを有することを特徴とする請
    求項2記載の冷却ファンの取付装置。
  5. 【請求項5】中心板の係止座板を嵌め止める溝は中心板
    の両側に形成され、係止座板は円板状でその中心の取付
    孔の縁を前記溝に嵌め止めたことを特徴とする請求項2
    記載の冷却ファンの取付装置。
  6. 【請求項6】中心板の係止座板を嵌め止める溝は、中心
    板の側部に連通し、かつ、抜け止め段部を有し、係止座
    板は短冊形状でその中央部を前記溝に嵌め止めたことを
    特徴とする請求項2記載の冷却ファンの取付装置。
  7. 【請求項7】係止座板は、溝に嵌め止めた部分を起点と
    して上方のみに撓わむように形成されたことを特徴とす
    る請求項6に記載の冷却ファンの取付装置。
  8. 【請求項8】係止座板はプラスチックを基材とし、中心
    板の溝に嵌め止める凹状のヒンジ部を有し、前記ヒンジ
    部に撓わみ方向と逆方向の撓わみを阻止するストッパー
    を設けたことを特徴とする請求項7記載の冷却ファンの
    取付装置。
  9. 【請求項9】係止座板はばね板基材とし、中心板の溝に
    嵌め止める部分を起点として撓わみ方向と逆方向の撓わ
    みを阻止する切起片よりなるストッパーを有することを
    特徴とする請求項7記載の冷却ファンの取付装置。
  10. 【請求項10】取付具は、その弾性係止部材がピアノ線
    により形成されたことを特徴とする請求項1記載の冷却
    ファンの取付装置。
  11. 【請求項11】発熱部品が、基板と冷却ファンのフレー
    ム間に配置されたことを特徴とする請求項1記載の冷却
    ファンの取付装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003501842A (ja) * 1999-06-10 2003-01-14 インテル・コーポレーション 電子アセンブリのためのヒート・シンク・クリップ
CN104165153A (zh) * 2014-07-11 2014-11-26 建纶电器工业(中山)有限公司 一种浴室扇托架的安装结构
US9739291B2 (en) 2015-04-13 2017-08-22 Minebea Mitsumi Inc. Cooling fan
JP7460483B2 (ja) 2020-08-27 2024-04-02 本田技研工業株式会社 発熱体冷却機構

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