JP2000179989A - 吸収式冷温水機の液散布装置 - Google Patents

吸収式冷温水機の液散布装置

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JP2000179989A
JP2000179989A JP10353200A JP35320098A JP2000179989A JP 2000179989 A JP2000179989 A JP 2000179989A JP 10353200 A JP10353200 A JP 10353200A JP 35320098 A JP35320098 A JP 35320098A JP 2000179989 A JP2000179989 A JP 2000179989A
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tray
liquid
heat transfer
spray
heater
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Masayuki Shimamura
雅之 嶋村
Mitsuyuki Uchimura
満幸 内村
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Hitachi Ltd
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F28HEAT EXCHANGE IN GENERAL
    • F28DHEAT-EXCHANGE APPARATUS, NOT PROVIDED FOR IN ANOTHER SUBCLASS, IN WHICH THE HEAT-EXCHANGE MEDIA DO NOT COME INTO DIRECT CONTACT
    • F28D3/00Heat-exchange apparatus having stationary conduit assemblies for one heat-exchange medium only, the media being in contact with different sides of the conduit wall, in which the other heat-exchange medium flows in a continuous film, or trickles freely, over the conduits
    • F28D3/04Distributing arrangements
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F28HEAT EXCHANGE IN GENERAL
    • F28DHEAT-EXCHANGE APPARATUS, NOT PROVIDED FOR IN ANOTHER SUBCLASS, IN WHICH THE HEAT-EXCHANGE MEDIA DO NOT COME INTO DIRECT CONTACT
    • F28D3/00Heat-exchange apparatus having stationary conduit assemblies for one heat-exchange medium only, the media being in contact with different sides of the conduit wall, in which the other heat-exchange medium flows in a continuous film, or trickles freely, over the conduits
    • F28D3/02Heat-exchange apparatus having stationary conduit assemblies for one heat-exchange medium only, the media being in contact with different sides of the conduit wall, in which the other heat-exchange medium flows in a continuous film, or trickles freely, over the conduits with tubular conduits

Abstract

(57)【要約】 【課題】 構造を簡単にして、ゴミ詰まりなどの弊害を
防止できるようにする。 【解決手段】 細長い板状のものをその幅方向に3以上
の奇数回折り曲げて得られる断面が蛇腹状の散布トレイ
1を用いる。この散布トレイ1では、頂部7をもつ山部
によって長手方向の複数の谷部、即ち、液分配収納部8
a,8bが形成され、図示しない共通ヘッダからこの散
布トレイ1に散布液Aが送りこまれる。各液分配収納部
8a,8bを形成する傾斜面10には、その最底部より
も頂部7側の所定の高さ位置にトレイ穴11が設けら
れ、このトレイ穴11から散布液Aが流出して傾斜面1
0に沿って流れ落ち、頂部6aから、その直下に配置さ
れている伝熱管の熱交換部4に落下して散布される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、空気調和装置など
に用いられる吸収式冷温水機に係り、特に、蒸発器や吸
収器,低温再生器などに用いる水平流下液膜式の熱交換
器での液散布装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の水平流下液膜式の液散布装置は、
水平に配置された伝熱管上に冷媒または溶液(臭化リチ
ウムブロマイド)を散布することにより、伝熱管の内部
を流れる流体(冷水,冷却水,冷媒蒸気)と散布液の間
で熱交換をするものである。この場合、伝熱管にできる
だけ均一に散布液を散布することが望ましく、このた
め、実開昭51−126415号公報に記載のように、
ポンプなどで加圧した散布液を散布ノズルから円錐状に
噴霧し、下方に配置されている伝熱管に散布する方式が
広く用いられている。
【0003】しかし、また、特公昭42−25871号
公報に記載のように、ポンプなどで加圧した散布液を角
ダクトの側面に設けられた貫通穴から吹出させて角ダク
トの側面に対向して設けられて下方が開放した案内羽に
吹き付けることにより、この散布液がこの案内羽の垂直
面に沿って垂れ落ち、その下部に配置された伝熱管上に
散布する方式が知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記実開昭
51ー126415号公報に記載の散布ノズルを用いる
第1の従来技術では、散布液を均一な円錐状に広げるた
めには、散布ノズルのノズル穴径を小さくしなければな
らないが、ノズル穴径が小さいと、経年的にノズルのゴ
ミ詰りが発生し易く、規定の散布量が確保できなくな
り、能力不足が発生し易くて信頼性に欠けるおそれがあ
る。
【0005】また、上記第1の従来技術では、液散布装
置の特性上、円錐の頂点から鉛直下では、この円錐の底
辺部に比べて散布量が少なくなり、伝熱管に対して均一
な散布を行なうことができにくい。
【0006】さらに、上記第1の従来技術では、散布が
円錐状となるため、伝熱管に直接降りかからない無効な
散布液が多く、また、散布液の飛散が激しいため、その
液滴が直接蒸発器や吸収器に流入して効率の低下を招く
ことになるが、これを防止するためには、エリミネータ
(液滴分離装置)が必要となり、液散布装置のコストア
ップを招く。
【0007】特公昭42−25871号公報に記載の角
ダクトや案内羽を用いる第2の従来技術では、ダクトの
側面に貫通穴を設け、この貫通穴から散布液を噴出させ
るようにしているので、この貫通穴でゴミ詰りが生ずる
ことはほとんどあり得ないが、各ダクトの側面と案内羽
との間に散布液が垂れ流れるための所定の隙間が必要で
あり、その隙間を得るために、角ダクトの側面に複雑な
形状の突起が設けられ、この突起に案内羽が当接するよ
うにしている。このため、各ダクトの側面にかかる突起
を形成するための加工が必要となり、角ダクトが非常に
高価なものとなる。
【0008】また、上記第2の従来技術では、案内羽直
下に伝熱管を配置しなければならず、伝熱管の配置ピッ
チ設定の自由度が損なわれる。しかも、角ダクトと案内
羽とは、伝熱管毎に、その伝熱管に沿って配置されるも
のであるから、伝熱管群の上方向を完全に塞がれた構造
となり、このため、伝熱管群に流入または伝熱管群から
流出する冷媒蒸気は横または下からとなって設計自由度
が狭くなる。
【0009】さらに、上記第1,第2の従来技術では、
散布ノズル、角ダクトとバッフルいずれも、散布のため
にポンプによる加圧と散布ヘッドが多く必要であり、搬
送動力がかかる分消費電力が大きくなる。
【0010】本発明の目的は、かかる問題を解消し、高
信頼性を保持しながら、散布液を伝熱管に有効に散布す
ることができ、しかも、低コストで消費電力を低減する
ことができるようにした吸収式冷温水機を提供すること
にある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、課題を解決するために、伝熱管とほぼ同
じ長さの板を蛇腹状に3回(またはそれ以上奇数回)折
り曲げ、上に凸な角1つを対称に下が凸の角2つの向き
になるようトレイを形成し、その端部をせき止めるエン
ド板を設ける。上に凸な角を対称に下に凸な角に至る1
辺の途中に穴を長手方向に複数の穴をあけ、その穴から
液を流出できる構造とする。蛇腹に折り曲げたトレイを
複数、伝熱管の横ピッチに合せ配置しトレイ長手中央で
束ねる共通ヘッダーをトレイの上に置く。共通ヘッダー
に散布液を供給すると、トレイ中央から長手両側に広が
り、トレイに設けた穴から流出した液は下に凸の角に添
って流下し、頂点から伝熱管に散布される。
【0012】上記目的を達成するために、本発明は、長
手方向に伸延した2以上の谷部が山部によって区分され
た底面形状をなし、該底面を形成する傾斜面での該谷部
の最底部から該山部の頂部側の所定の高さ位置にトレイ
穴が設けられたトレイを備えた構成とする。このトレイ
内に散布液流体が供給され、トレイ穴から流出すること
により、散布が行なわれることになる。この場合、トレ
イ穴が上記谷部の最底部よりも高い位置に設けられてい
るので、ゴミなどはこの最底部に溜り、トレイ穴がゴミ
詰まり状態となることはない。
【0013】また、本発明は、上記トレイの配列方向に
散布液流体が流入されるヘッダが配置され、このヘッダ
には、トレイ毎に落下穴が設けられており、このヘッダ
に流入された散布液流体がこれら落下穴からトレイの夫
々に分配される構成としている。
【0014】さらに、本発明は、上記トレイの次容器谷
部の最底部夫々に伝熱管の熱交換部を対向させた構成と
しており、上記トレイ穴から流出した散布液流体が夫々
の熱交換部に散布される。
【0015】
【発明の実施の形態】図5は本発明による液散布装置を
用いた吸収式冷温水機の一例の全体構成を示す図であっ
て、301は高温再生器、301aは加熱器、302は
低温再生器、302aは伝熱管、302bは液散布装
置、303は凝縮器、304は蒸発器、304aは伝熱
管、304bは液散布装置、305は吸収器、305a
は伝熱管、305bは液散布装置、306は低温熱交換
器、307は高温熱交換器、308は溶液ポンプ、30
9は冷媒ポンプ、310は弁である。
【0016】同図において、この実施形態は、高温再生
器301,低温再生器302,凝縮器303,蒸発器3
04,吸収器305,低温熱交換器306及び高温熱交
換器307の7つの夫々高真空状態に保持された熱交換
器要素と、液冷媒を蒸発器304で循環させるための冷
媒ポンプ309と、吸収溶液を吸収器305で循環させ
るための溶液ポンプ308と、これらを結ぶ配管とから
構成されている。ここで、液冷媒は、例えば、水であ
り、吸収溶液は、例えば、臭化リチウムブロマイドなど
の塩分が溶けて水蒸気を吸収し易くした溶液である。
【0017】以下では、主に、この実施形態の冷房運転
について説明するため、熱交換器要素304を蒸発器と
して機能させるものであるが、暖房運転の場合には、凝
縮器として機能する。また、冷房運転の場合には、弁3
10は閉じている。
【0018】蒸発器304には、液冷媒Aの液溜めが設
けられており、冷媒ポンプ309によってこの液冷媒A
が取り出され、液散布装置304bに送られて伝熱管3
04aに散布することにより、この散布液冷媒と伝熱管
304aに流れる水との間で熱交換を行なわせるもので
ある。この伝熱管304a内の水は、矢印で示すよう
に、冷暖房の対象物との間で循環する。
【0019】吸収器305には、溶液Bの液溜めが設け
られており、溶液ポンプ308によってこの溶液Bが取
り出され、液散布装置305bに送られて伝熱管305
aに散布される。この場合、冷房運転時には、蒸発器3
04での熱交換によって発生した冷媒蒸気A’がこの散
布溶液に吸収され、蒸発器304内を高真空状態に保つ
ようにしている。これにより、蒸発器304内での液冷
媒の沸騰温度が4℃となるようにしている。また、液散
布装置305bからの散布溶液は、この冷媒蒸気A’を
吸収することにより、この冷媒蒸気A’の熱も吸収す
る。この冷媒蒸気A’を吸収した溶液が伝熱管305a
の管群に散布されることにより、この散布溶液と伝熱管
305a内を流れる冷却水との間で熱交換が行なわれ
る。この伝熱管305a内の冷却水は、矢印で示すよう
に、外部のクーリングタワーとの間で循環する。
【0020】ところで、吸収器305に溜る溶液Bは、
蒸発器304で発生する冷媒蒸気を吸収することによ
り、塩分の濃度が低下して希溶液となる。また、吸収器
305での熱交換の効率を高めるためには、液散布装置
305bからの散布溶液での塩分の濃度を高めて蒸発器
304からの冷媒蒸気A’をより吸収し易くする必要が
ある。また、蒸発器304においても、そこでの液冷媒
Aの循環中冷媒蒸気として液冷媒Aの量が減少していく
から、その補充が必要となる。
【0021】このために、吸収器305での溶液Bの一
部が高温再生器301や低温再生器302,凝縮器30
3で処理されて液冷媒と高濃度の溶液とに分離され、前
者は蒸発器304に戻され、後者は吸収器305から溶
液ポンプ308によって汲み取られる希溶液Bと混ぜら
れて液散布装置305bに送られるようにしている。
【0022】次に、この実施形態の冷房運転時の動作に
ついて説明する。
【0023】蒸発器304では、機内が高真空に保たれ
ている液冷媒Aは冷媒ポンプ309によって液散布装置
304bに送り込まれ、伝熱管304bの管群に散布さ
れる。このとき、伝熱管304bには、冷房の対象物か
ら蒸発器304内に、例えば、12℃の冷水が流れ込ん
でおり、このため、この散布冷媒Aは、伝熱管304b
の表面から蒸発して冷媒蒸気A’となり、冷水から蒸発
潜熱を奪うことで伝熱管304a内部の冷水を冷し、冷
房に給される。
【0024】一方、吸収器305では、希溶液Bと高温
再生器301,低温再生器302からの高濃度の溶液と
が混ざり合った高濃度化された溶液が、溶液ポンプ30
8により、液散布装置305bに送られ、伝熱管305
aの管群に散布される。このとき、この散布溶液は蒸発
器305で発生した冷媒蒸気A’を吸収し、吸収熱を発
生する。また、この伝熱管305aには、外部のクーリ
ングタワーから、例えば、32℃の冷却水が流れてお
り、この冷却水と吸収によって発生する吸収熱の熱交換
が行なわれる。これによって高温化した冷却水は凝縮器
303を通り、例えば38℃の冷却水としてクーリング
タワーに送られてその熱を外部に放出する。また、伝熱
管305aへの散布溶液は冷却水によって冷却され、吸
収器305の液溜めに溜る。
【0025】以上のようにして、伝熱管304aの冷水
の熱が蒸発器304,吸収器305を介して伝熱管30
4aの冷却水に伝達され、これにより、冷房の対象物で
冷房が行なわれる。
【0026】溶液ポンプ308によって吸収器305か
ら取り出される希溶液Bの一部は低温熱交換器306を
通り、一方が高温熱交換器307を介して高温再生器3
01に、また、その残りの一方が低温再生器30に夫々
送られる。
【0027】この高温再生器301では、外部熱源(ガ
ス,灯油,A重油,太陽熱,温水などの一次熱源)から
の熱によって加熱器301aが供給された溶液を、例え
ば、160℃に加熱し、冷媒蒸気を発生させて濃縮した
高濃度の溶液(濃溶液)を生成する。即ち、この高温再
生器301では、供給される希溶液から冷媒と高濃度の
溶液とに分離する。この濃溶液は、高温熱交換器307
で低温熱交換器306からの希溶液に熱を与えることに
より、低温化され、さらに、低温熱交換器306で溶液
ポンプ308からの希溶液に熱を与えることにより、低
温化された後、溶液ポンプ308からの低温の希溶液と
混ぜられて吸収器305の液散布装置305bに送られ
る。
【0028】また、高温再生器301で発生した冷媒蒸
気は低温再生器302の熱交換器302aに送られ、こ
れに液散布装置302bによって低温熱交換器306か
らの希溶液が散布される。これにより、熱交換器302
a内の冷媒蒸気は凝縮する。また、液散布装置302b
から散布される希溶液も熱交換器302aで加熱され
て、その一部が冷媒蒸気となり、残りは濃縮された高濃
度の溶液(濃溶液)となる。この冷媒蒸気は凝縮器30
3に送られ、伝熱管305aに散布されて凝縮液化し、
低温の液冷媒となって蒸発器304に送り込まれる。ま
た、この濃溶液は、高温再生器301で得られた濃溶液
とともに、低温熱交換器306を介して吸収器305の
液散布装置305bに送られる。
【0029】なお、説明を省略するが、暖房運転を行な
わせる場合には、弁310を開けばよい。
【0030】次に、本発明の実施形態を図面により説明
する。図5に示した吸収式冷温水機においては、上記の
ように、蒸発器304や吸収器305,低温再生器30
2の液散布装置304b,305b,302bとして本
発明が使用できる。
【0031】これら蒸発器304や吸収器305,低温
再生器302といった熱交換器では、水平流下液膜方式
で熱交換が行なわれる。いずれの熱交換器でも、水平に
配置した伝熱管の管群の上に液冷媒を散布し、この伝熱
管の内部を流れる流体(冷水や冷却水,蒸気)とこの散
布した液冷媒の間で熱交換が行なわれる。この場合、熱
交換によって発生または吸収した冷媒蒸気が伝熱管の表
面を行き来するので、この伝熱管の管群の外側に冷媒蒸
気が流れるための空間が必要である。
【0032】図5において、本発明を蒸発器304と吸
収器305とに適用する場合、蒸発器304と吸収器3
05を水平に配置し(管群のレイアウトは、垂直でも良
いし、水平高さが揃っていなくても良い)、蒸発器30
5,吸収器304において、伝熱管304a,305a
夫々の管群上部を、蒸気通路としての空間を設けてつな
ぎ合わせる。そして、蒸発器304の伝熱管304aの
管群の上部に液散布装置304bを配置し、また、吸収
器305の伝熱管305aの管群の上部に液散布装置3
05bを配置する。蒸発器304では、冷媒ポンプ30
9から圧送された冷媒液が蒸発器液散布装置304bに
供給される。
【0033】図1はかかる液散布装置の一実施形態を示
す斜視図であって、1は散布トレイ、2は共通ヘッダ、
2a,2bは貫通穴、3a,3bはトレイエンド板、4
は伝熱管の熱交換部(以下、熱交換管という)、5は管
対であり、図5に対応する部分には同一符号を付けて重
複する説明を省略する。
【0034】同図において、ここでは、蒸発器304
(図5)での液散布装置304bを例にして説明する。
従って、熱交換管4は蒸発器304(図5)内での伝熱
管304aの熱交換部であり、これらは管群をなして互
いに平行で水平に配列されているものとする。そして、
隣り合う2つの熱交換管4は管対5を形成しており、こ
れら管対5間は所定の隙間が明けられており、また、同
じ管対5の2つの熱交換管4の間にも若干の隙間が明け
られている。そして、これに伴って、散布トレイ1間に
も隙間が設けられている。
【0035】これら管対5の夫々毎に、管対5の真上に
散布トレイ1が設けられている。これら散布トレイ1は
細長く、管対5に沿って配置されており、これら散布ト
レイ1の両端部が夫々トレイエンド板3a,3bに固定
されている。そして、さらに、これら散布トレイ1の上
方のこれら散布トレイ1の長手方向中央部に、これら散
布トレイ1と直行する方向に向けられた角ダクト状の共
通ヘッダ2が配置されている。この共通ヘッダ2の一方
の端側面に貫通穴2aが設けられており、また、この共
通ヘッダ2の下面の各散布トレイ1と対向する位置毎
に、貫通穴2bが設けられている。
【0036】かかる全体構成のこの実施形態において、
共通ヘッダ2の内部に貫通穴2aから液冷媒Aが流入さ
れ、この液冷媒Aが共通ヘッダ2の下面に設けられた夫
々の貫通穴2bから落下して夫々の散布トレイ1に分配
される。そして、各散布トレイ1では、夫々に設けられ
た後述のトレイ穴からこの液冷媒Aが流出し、夫々の管
対5での熱交換管4の表面に滴り落ちる。このようにし
て、液冷媒Aが伝熱管304bの各熱交換管4上に散布
されることになる。この散布によって生じた冷媒蒸気
A’は、管対5の間や熱交換管4間の隙間や散布トレイ
1管の隙間を通って上昇する。
【0037】図2は図1における散布トレイ1の一具体
例と伝熱管304bへの液冷媒の散布状態を示す図1で
の分断線X−Xに沿う断面図であって、6a,6bは谷
部頂点、7は山部頂点、8a,8bは液分配収納部、9
は外側壁、9aは上端部、10は内側壁、11はトレイ
穴であり、図1に対応する部分には同一符号を付けて重
複する説明を省略する。
【0038】同図において、散布トレイ1は、細長い板
をその幅方向に蛇腹状に3回折り曲げて断面がW字状の
形状をなしたものである。即ち、この散布トレイ1の底
部側は、その長手方向に伸延した頂部7をもつ山部によ
ってその幅方向に区分された2つの谷部が形成されてお
り、これらの谷部の外向きの頂点、即ち、谷部頂点6
a,6bが下向きとなって夫々、真下の同じ管対5の熱
交換管4と所定の間隔をもって対向するように、散布ト
レイ1と熱交換管4との配置関係が設定されている。こ
のとき、散布トレイ1は、その内部が上向きとなって共
通ヘッド2の1つの貫通穴2b(図1)に対向するよう
に、姿勢付けられている。
【0039】これら谷部は夫々、液分配収納部8a,8
bをなすものであり、これら液分配収納部8a,8bは
夫々、傾斜した外側壁9と傾斜した内側壁10とによ
り、断面がV字の形状をなしている。そして、これら液
分配収納部8a,8bの夫々の内側壁10には、谷部頂
点6a,6bから山部頂点7側への所定の高さ位置に、
貫通したトレイ穴11が設けられている。
【0040】共通ヘッド2の貫通穴2b(図1)から落
下した液冷媒Aはこの散布トレイ1内に収納されるが、
この散布トレイ1内では、その下部で液冷媒Aが夫々の
液分配収納部8a,8bに分配される。この液分配収納
部8a,8b内の液冷媒Aは夫々、内側壁10に設けら
れたトレイ穴11から外部に流出し、さらに、内側壁1
0の外面に沿って流れ落ちて谷部頂点6a,6bから夫
々に対向する熱交換管4の表面に落下する。これら熱交
換管4では、液冷媒Aがこれら熱交換管4の表面を廻り
込んで下方に流れる。このとき、この液冷媒Aと熱交換
管4に流れる冷水との間で熱交換が行なわれ、これによ
って生じた冷媒条規が上昇し、残りは蒸発器304(図
5)の液溜めに落下する。
【0041】以上のようにして、液冷媒Aの伝熱管30
4bの熱交換管4への散布が行なわれるのであるが、こ
こで、液分配収納部8a,8bの内側壁10に設けられ
るトレイ穴11は夫々、谷部頂点6aよりも所定の高さ
に位置付けられており、これにより、液分配収納部8
a,8bの底部にゴミが堆積しても、トレイ穴11でゴ
ミ詰りが生じないようにしている。つまり、液分配収納
部8a,8bの底部にゴミが堆積しても、ゴミ詰りが生
じないように、トレイ穴11の谷部頂点6a,6bから
の高さ位置が設定されている。これにより、経年的に安
定した散布特性が得られることになる。
【0042】また、液分配収納部8a,8b内の液冷媒
Aがトレイ穴11から外部に流出し、内側壁10の外面
に沿って流れて谷部頂点6a,6bから落下して熱交換
管4に均一に散布されるための散布特性を得ることが必
要であるが、このためには、トレイ穴11から散布トレ
イ1内の液冷媒Aの液面までの高さ、即ち、散布ヘッド
Hを特定しなければならない。この散布ヘッドHはトレ
イ穴11の直径や個数,散布トレイ1の曲げ角などによ
って決まり、例えば、トレイ穴11の直径を3mmとす
ると、散布ヘッドHは10mm以上必要である。このよ
うに散布ヘッドHを設定するために、外側壁9の上端部
9aのトレイ穴11からの高さが設定される。
【0043】なお、この状態部9aを高くしすぎて散布
ヘッドHをあまり大きくしすぎると、散布トレイ1での
液冷媒Aの収納量が多くなりすぎ、トレイ穴11からの
液冷媒Aの噴出の勢いが付き過ぎて熱交換管4に良好に
散布されなくなる。このため、散布ヘッドHの大きさ、
即ち、外側壁9の上端部9aのトレイ穴11からの高さ
の上限も制限される。この上限値は、ほぼ20mm以内
が望ましい。この場合、この上端部9aまで液冷媒Aが
収納されるように、共通ヘッダ2の貫通穴2bから液冷
媒Aが供給されるのであるが、この散布ヘッドHの大き
さの制限によって余った液冷媒Aは、散布トレイ1から
溢れて蒸発器304の液溜めに落下する。
【0044】図3は図2で矢印Y方向からみた側面図で
あって、図2に対応する部分には同一符号を付けて重複
する説明を省略する。
【0045】同図において、散布トレイ1の内側壁10
には、その散布トレイ1の長手方向、従って、熱交換管
4の長手方向に所定の等間隔でトレイ穴11が設けられ
ており、これらのトレイ穴11から同じ状態で液冷媒A
が流出される。これにより、熱交換管4には、その長手
方向に均一に液冷媒Aが散布される。
【0046】図4は図1における散布トレイ1の他の具
体例と熱交換管への液冷媒の散布状態を示す断面図であ
って、6cは頂部、8cは液分配収納部であり、図2に
対応する部分には同一符号を付けて重複する説明を省略
する。
【0047】同図において、この具体例は、管対5の代
わりに、3個の熱交換管4を1組とし、これらに1つの
散布トレイ1で液冷媒Aを散布するようにしたものであ
る。そこで、ここでの散布トレイ1としては、図示する
ように、細長い板を蛇腹状に5回折り曲げて断面形状が
V字状となる3個の液分配収納部8a,8b,8cをも
つようにしたものである。
【0048】これら液分配収納部8a,8b,8cの内
側壁10には、図2,図3に示した具体例と同様のトレ
イ穴11が設けられており、図2,図3に示した具体例
と同様、各液分配収納部8a,8b,8cからトレイ穴
11を介して液冷媒Aが流出し、3個の熱交換管4に夫
々散布される。
【0049】以上の液散布装置の構成は、図5における
吸収器305での液散布装置305bや低温再生器30
2での液散布装置302bについても同様である。
【0050】なお、この場合、真中の液分配収納部8b
では、両内側壁10に夫々トレイ穴11が設けられて2
つのトレイ穴11を有することになり、この液分配収納
部8bからの液冷媒Aの流出力が他の液分配収納部8
a,8cよりも多くなるが、同じ伝熱管304bの熱交
換管4に散布するものであるから、特に問題とはならな
い。勿論、この液分配収納部8bでも、一方の内側壁に
のみトレイ穴11を設けるようにしてもよい。
【0051】以上、熱交換管4の組を2個,3個とし、
これに応じて、散布トレイ1の形状として細長い板を蛇
腹状に3回,5回折り曲げて形成される形状としたが、
一般に、熱交換管4の1組をn個(但し、nは1以上の
整数)とする場合、散布トレイ1の形状としては、細長
い板を蛇腹状に(2n+1)回折り曲げて形成される形
状とし、夫々の外側の谷部頂点6を夫々の熱交換管4に
対向させるとともに、内側壁にトレイ穴11を設けるよ
うにすればよい。但し、nを余り大きくすると、散布ト
レイ1自体が熱交換によって発生した冷媒蒸気の上昇を
妨げることになる。
【0052】また、散布トレイ1の上記具体例では、ト
レイ穴11の外形形状を円状としたが、散布トレイ1の
長手方向に細長い貫通穴とし、その長さに応じて、それ
を1個以上散布トレイ1の長手方向に配列するようにし
てもよい。
【0053】さらに、以上説明した実施形態では、簡単
な構成の散布トレイ1を用いるものであって、熱交換管
4の間隔やその管対の間隔は任意に設定できるものであ
るから、かかる間隔も考慮して散布トレイ1の形状,寸
法を任意に設定できる。従って、上記実施形態の設計の
自由度が広いものとなり、設計がし易いものになる。
【0054】さらに、従来のスプレノズル方式のような
液散布装置のような散布液の飛散が生ずることがないた
め、かかる飛散を防ぐためのエリミネータが不要とな
り、構造が簡略化されて小型化,低コスト化が図れる。
【0055】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によると、
非常に簡単な構成の散布トレイを用いて、ゴミ詰りの発
生を防止することができ、経年的に安定した散布特性が
得られることになる。
【0056】また、本発明によると、散布トレイの角
度,寸法やトレイ穴の個数なども適宜任意に設定でき
て、設計の自由度も広く、管群の配置も、散布液の蒸気
の通路などを考慮して自由に設定でき、全体のレイアウ
トの自由度も広いし、装置の小型化も図れる。。
【0057】さらに、本発明によると、スプレノズル方
式のような散布液の飛散をなくすことができ、従来の液
散布装置で必要としていたエリミネータが不要となっ
て、コストが大幅に低減を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による吸収式冷温水器の液散布装置の一
実施形態を示す斜視図である。
【図2】図1における散布トレイの一具体例とそれによ
る伝熱管への液冷媒の散布状態とを示す断面図である。
【図3】図2での矢印Y方向からみた側面図である。
【図4】図1における散布トレイの他の具体例とそれに
よる伝熱管への液冷媒の散布状態とを示す断面図であ
る。
【図5】本発明による液散布装置を用いる吸収式冷温水
器の一例を示すサイクルフロー図である。
【符号の説明】
1 散布トレイ 2 共通ヘッダ 2a,2b 貫通穴 3a,3b トレイエンド板 4 熱交換管 5 管対 6a〜6c,7 頂部 8a〜8c 液分配収納部 9 外側壁 10 内側壁 11 トレイ穴

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 伝熱管に液流体を散布し、該散布液流体
    と該伝熱管内の液流体との間で熱交換を行なうようにし
    た吸収式冷温水機の液散布装置において、 長手方向に伸延した2以上の谷部が山部によって区分さ
    れた底面形状をなし、 該底面を形成する傾斜面での該谷部の最底部から該山部
    の頂部側の所定の高さ位置にトレイ穴が設けられたトレ
    イを備えたことを特徴とする吸収冷温水機の液冷媒装
    置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 前記トレイは、前記傾斜面に前記長手方向に沿って複数
    の前記トレイ穴が設けられていることを特徴とした吸収
    冷温水機の液散布装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2において、 前記トレイが複数個互いに平行に配置され、複数の前記
    トレイの両端を夫々エンド板に固定することにより、複
    数の前記トレイの両端部を堰き止め、かつ該エンド板を
    複数の前記トレイ共通としたことを特徴とした吸収冷温
    水機の液散布装置。
  4. 【請求項4】 請求項3において、 前記トレイの配列方向に前記散布液流体が流入されるヘ
    ッダが配置され、 該ヘッダには、前記トレイ毎に落下穴が設けられ、 該ヘッダに流入された該散布液流体が該落下穴から前記
    トレイの夫々に分配される構成としたことを特徴とした
    吸収冷温水機の液散布装置。
  5. 【請求項5】 請求項1,2,3または4において、 前記トレイの前記谷部の最底部夫々に前記伝熱管の熱交
    換部を対向させたことを特徴とした吸収冷温水機。
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