JP2000177557A - 車輌の制御装置 - Google Patents

車輌の制御装置

Info

Publication number
JP2000177557A
JP2000177557A JP10359426A JP35942698A JP2000177557A JP 2000177557 A JP2000177557 A JP 2000177557A JP 10359426 A JP10359426 A JP 10359426A JP 35942698 A JP35942698 A JP 35942698A JP 2000177557 A JP2000177557 A JP 2000177557A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
control
amount
driver
vehicle
braking
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP10359426A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3945058B2 (ja
Inventor
Yutaka Onuma
豊 大沼
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
Priority to JP35942698A priority Critical patent/JP3945058B2/ja
Priority to US09/436,252 priority patent/US6192308B1/en
Priority to DE19954078A priority patent/DE19954078B4/de
Publication of JP2000177557A publication Critical patent/JP2000177557A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3945058B2 publication Critical patent/JP3945058B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60TVEHICLE BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF; BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF, IN GENERAL; ARRANGEMENT OF BRAKING ELEMENTS ON VEHICLES IN GENERAL; PORTABLE DEVICES FOR PREVENTING UNWANTED MOVEMENT OF VEHICLES; VEHICLE MODIFICATIONS TO FACILITATE COOLING OF BRAKES
    • B60T8/00Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force
    • B60T8/32Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force responsive to a speed condition, e.g. acceleration or deceleration
    • B60T8/34Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force responsive to a speed condition, e.g. acceleration or deceleration having a fluid pressure regulator responsive to a speed condition
    • B60T8/40Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force responsive to a speed condition, e.g. acceleration or deceleration having a fluid pressure regulator responsive to a speed condition comprising an additional fluid circuit including fluid pressurising means for modifying the pressure of the braking fluid, e.g. including wheel driven pumps for detecting a speed condition, or pumps which are controlled by means independent of the braking system
    • B60T8/4072Systems in which a driver input signal is used as a control signal for the additional fluid circuit which is normally used for braking
    • B60T8/4081Systems with stroke simulating devices for driver input
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60TVEHICLE BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF; BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF, IN GENERAL; ARRANGEMENT OF BRAKING ELEMENTS ON VEHICLES IN GENERAL; PORTABLE DEVICES FOR PREVENTING UNWANTED MOVEMENT OF VEHICLES; VEHICLE MODIFICATIONS TO FACILITATE COOLING OF BRAKES
    • B60T13/00Transmitting braking action from initiating means to ultimate brake actuator with power assistance or drive; Brake systems incorporating such transmitting means, e.g. air-pressure brake systems
    • B60T13/10Transmitting braking action from initiating means to ultimate brake actuator with power assistance or drive; Brake systems incorporating such transmitting means, e.g. air-pressure brake systems with fluid assistance, drive, or release
    • B60T13/66Electrical control in fluid-pressure brake systems
    • B60T13/68Electrical control in fluid-pressure brake systems by electrically-controlled valves
    • B60T13/686Electrical control in fluid-pressure brake systems by electrically-controlled valves in hydraulic systems or parts thereof
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60TVEHICLE BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF; BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF, IN GENERAL; ARRANGEMENT OF BRAKING ELEMENTS ON VEHICLES IN GENERAL; PORTABLE DEVICES FOR PREVENTING UNWANTED MOVEMENT OF VEHICLES; VEHICLE MODIFICATIONS TO FACILITATE COOLING OF BRAKES
    • B60T17/00Component parts, details, or accessories of power brake systems not covered by groups B60T8/00, B60T13/00 or B60T15/00, or presenting other characteristic features
    • B60T17/18Safety devices; Monitoring
    • B60T17/22Devices for monitoring or checking brake systems; Signal devices

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Transportation (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Fluid Mechanics (AREA)
  • Regulating Braking Force (AREA)
  • Braking Systems And Boosters (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 車輌の制御が突然大きい制御量にて開始され
ることを防止する。 【解決手段】 運転者により制動操作が開始された旨の
判別が行われると(S20、40)、踏み込みストロー
クSp の補正量Spaが今回の検出値Sp に設定され、マ
スタシリンダ圧力Pm の補正量Pmaが今回の検出値Pm
に設定され(S60)、踏み込みストロークSp がSp
−Spa+Cs に補正され、マスタシリンダ圧力Pm がP
m −Pma+Cp に補正され(S70)、補正後の踏み込
みストロークSp 及び補正後のマスタシリンダ圧力Pm
に基づき最終目標減速度Gt が演算され(S80〜11
0)、各輪のホイールシリンダ圧力Pi が最終目標減速
度Gt に対応する目標ホイールシリンダ圧力Ptiになる
ようフィードバック制御される(S120、130)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、制動力等を制御す
る車輌の制御装置に係り、更に詳細には複数のセンサの
検出結果に基づき車輌を制御する制御装置に係る。
【0002】
【従来の技術】自動車等の車輌に於いて制動力を制御す
る制御装置の一つとして、例えば本願出願人の出願にか
かる特開平4−243655号公報に記載されている如
く、ブレーキペダルに対する踏力を検出する踏力センサ
とブレーキペダルの踏み込みを検出するブレーキスイッ
チとを有し、踏力センサ等により検出される運転者の制
動要求量が高いほど制御量が大きくなるよう制動要求量
に応じて目標制御量を演算し、ブレーキスイッチ等によ
り運転者の制動要求が検出されると目標制御量にて制動
力を制御するよう構成された制動制御装置が従来より知
られている。
【0003】かかる制動制御装置によれば、複数のセン
サにより運転者の制動要求が検出されるので、ブレーキ
スイッチ等によって運転者の制動要求が検出されること
なく制動力が踏力センサ等による検出結果のみに基づき
制御される場合に比して正確に運転者の制動要求に応じ
た制動力の制御を行うことができ、またブレーキスイッ
チ以外のセンサによっても運転者の制動要求が検出され
れば、ブレーキスイッチによる制動要求の検出ができな
い状況に於いても運転者の制動要求に応じて適正に制動
力の制御を行うことができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし一般に種々のセ
ンサによる運転者の制動要求の検出のタイミングは同一
ではない。例えばブレーキスイッチ以外のセンサによる
運転者の制動要求の検出がブレーキスイッチによる場合
よりも遅い場合に於いて、ブレーキスイッチに異常が生
じ制動要求の検出が不可能になると、目標制御量が大き
い値になった時点に於いて運転者の制動要求が検出され
制動力の制御が突然比較的大きい制御量にて開始される
場合があり、車輌の走行性が悪化し、また車輌の乗員が
異和感を覚えるという問題がある。
【0005】本発明は、複数のセンサにより運転者の制
御要求を検出しそれらの検出結果に基づき車輌を制御す
る従来の制御装置に於ける上述の如き問題に鑑みてなさ
れたものであり、本発明の主要な課題は、運転者の制御
要求が検出された時点の制御量が高い値になることを防
止することにより、車輌の制御が突然大きい制御量にて
開始されることを防止することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上述の主要な課題は、本
発明によれば、操作手段に対する運転者の操作量を検出
する操作量検出手段と、検出された操作量に基づき制御
量を演算する制御量演算手段とを有し、演算される制御
量にて車輌を制御する車輌の制御装置に於いて、第一の
センサよりの信号に基づき前記操作手段に対する運転者
の操作開始を判定する第一の判定手段と、少なくとも前
記第一のセンサとは異なる第二のセンサよりの信号を含
む信号に基づき前記第一の判定手段より遅れて前記操作
手段に対する運転者の操作開始を判定する第二の判定手
段と、前記第一及び第二の判定手段の少なくとも一方に
より操作開始が判定されたときに運転者の制御要求あり
と判定する制御要求判定手段と、前記制御要求判定手段
により制御要求ありと判定されているときには車輌の制
御を許可する制御許可手段と、前記制御要求判定手段に
より制御要求の発生が判定された時点に於ける操作量を
記憶する記憶手段とを有し、前記制御量演算手段は前記
操作量検出手段により検出された操作量を前記記憶手段
に記憶された操作量にて補正し補正後の操作量に基づき
最終的な制御量を演算することを特徴とする車輌の制御
装置(請求項1の構成)、又は操作手段に対する運転者
の操作量を検出する操作量検出手段と、検出された操作
量に基づき制御量を演算する制御量演算手段とを有し、
演算される制御量にて車輌を制御する車輌の制御装置に
於いて、第一のセンサよりの信号に基づき前記操作手段
に対する運転者の操作開始を判定する第一の判定手段
と、少なくとも前記第一のセンサとは異なる第二のセン
サよりの信号を含む信号に基づき前記第一の判定手段よ
り遅れて前記操作手段に対する運転者の操作開始を判定
する第二の判定手段と、前記第一及び第二の判定手段の
少なくとも一方により操作開始が判定されたときに運転
者の制御要求ありと判定する制御要求判定手段と、前記
制御要求判定手段により制御要求ありと判定されている
ときには車輌の制御を許可する制御許可手段と、前記制
御要求判定手段により制御要求の発生が判定された時点
に於いて前記制御量演算手段により演算された制御量を
記憶する記憶手段とを有し、前記制御量演算手段は前記
操作量検出手段により検出された操作量に基づき演算し
た制御量を前記記憶手段により記憶された制御量にて補
正しこれを最終的な制御量とすることを特徴とする車輌
の制御装置(請求項6の構成)によって達成される。
【0007】上記請求項1の構成によれば、第一の判定
手段と該第一の判定手段より遅れて判定する第二の判定
手段とにより操作手段に対する運転者の操作開始が判定
され、第一及び第二の判定手段の少なくとも一方により
操作開始が判定されたときに制御要求判定手段により運
転者の制御要求ありと判定され、制御要求判定手段によ
り制御要求ありと判定されているときには制御許可手段
により車輌の制御が許可され、制御要求判定手段により
制御要求の発生が判定された時点に於ける操作量が記憶
手段により記憶され、制御量演算手段によって操作量検
出手段により検出された操作量が記憶手段に記憶された
操作量にて補正され補正後の操作量に基づき最終的な制
御量が演算される。
【0008】また上記請求項6の構成によれば、第一の
判定手段と該第一の判定手段より遅れて判定する第二の
判定手段とにより操作手段に対する運転者の操作開始が
判定され、第一及び第二の判定手段の少なくとも一方に
より操作開始が判定されたときに制御要求判定手段によ
り運転者の制御要求ありと判定され、制御要求判定手段
により制御要求ありと判定されているときには制御許可
手段により車輌の制御が許可され、制御要求判定手段に
より制御要求の発生が判定された時点に於いて制御量演
算手段により演算された制御量が記憶手段により記憶さ
れ、操作量検出手段により検出された操作量に基づき演
算された制御量が記憶手段により記憶された制御量にて
補正され、補正後の制御量が最終的な制御量とされる。
【0009】従って請求項1又は請求項6の構成によれ
ば、第一及び第二の判定手段の一方に異常が生じても、
他方の判定手段により運転者の操作開始が判定され確実
に運転者の制御要求ありと判定されるので、運転者の制
御要求がある場合には確実に車輌が制御される。
【0010】特に第一の判定手段に異常が生じた場合に
は、第一の判定手段が正常である場合に比して遅れて運
転者の操作開始が判定されるため、その時点に於いて操
作量検出手段により検出された操作量に基づき制御量が
演算されると制御量が比較的高い値になる場合がある
が、請求項1の構成によれば、操作量検出手段により検
出された操作量が記憶手段に記憶された操作量にて補正
され、制御量は補正された後の操作量に基づき演算さ
れ、また請求項6の構成によれば、操作量検出手段によ
り検出された操作量に基づき演算された制御量が記憶手
段により記憶された制御量にて補正され、補正後の制御
量が最終的な制御量とされるので、何れの構成の場合に
も車輌の制御が突然過大な制御量にて開始されることが
確実に防止される。
【0011】また本発明によれば、上述の主要な課題を
効果的に達成すべく、上記請求項1の構成に於いて、前
記操作手段はブレーキペダルであり、前記制御量は制動
制御量であり、前記制御装置は車輌の制動力を制御する
よう構成される(請求項2の構成)。
【0012】請求項2の構成によれば、操作手段はブレ
ーキペダルであり、制御量は制動制御量であり、制御装
置は車輌の制動力を制御するので、車輌の制動力が運転
者によるブレーキペダルの操作に応じて確実に制御され
ると共に、車輌の制動制御が突然過大な制動力にて開始
されることが確実に防止される。
【0013】また本発明によれば、上述の主要な課題を
効果的に達成すべく、上記請求項2の構成に於いて、前
記操作量検出手段はブレーキペダルのストローク量を検
出するストローク量検出手段であるよう構成される(請
求項3の構成)。
【0014】請求項3の構成によれば、操作量検出手段
はブレーキペダルのストローク量を検出するストローク
量検出手段であるので、運転者の制動操作量としてブレ
ーキペダルのストローク量が検出される。
【0015】また本発明によれば、上述の主要な課題を
効果的に達成すべく、上記請求項3の構成に於いて、前
記第一の判定手段は前記ストローク量検出手段により検
出されたストローク量が基準値以上にてブレーキスイッ
チがオン状態になったときに運転者の操作開始を判定す
るよう構成される(請求項4の構成)。
【0016】請求項4の構成によれば、ストローク量検
出手段により検出されたブレーキペダルのストローク量
が基準値以上にてブレーキスイッチがオン状態になった
ときに運転者の操作開始が判定されるので、運転者の制
動操作の開始が確実に判定される。
【0017】また本発明によれば、上述の主要な課題を
効果的に達成すべく、上記請求項4の構成に於いて、前
記第二の判定手段は少なくともマスタシリンダ圧力が基
準値以上になったときに運転者の操作開始を判定するよ
う構成される(請求項5の構成)。
【0018】請求項5の構成によれば、少なくともマス
タシリンダ圧力が基準値以上になったときに運転者の操
作開始が判定されるので、運転者の制動操作の開始が確
実に判定される。
【0019】
【課題解決手段の好ましい態様】本発明の一つの好まし
い態様によれば、上記請求項1の構成に於いて、制御量
演算手段は制御要求判定手段により制御要求ありと判定
されているときに制御量を演算することにより制御許可
手段として機能するよう構成される(好ましい態様
1)。
【0020】本発明の他の一つの好ましい態様によれ
ば、上記請求項1の構成に於いて、第一のセンサは少な
くとも操作量検出手段を含むよう構成される(好ましい
態様2)。
【0021】本発明の他の一つの好ましい態様によれ
ば、上記請求項1の構成に於いて、制御量演算手段は操
作量を「操作量検出手段により検出された操作量」−
「記憶手段に記憶された操作量」+「補正調整量」に補
正するよう構成される(好ましい態様3)。
【0022】本発明の他の一つの好ましい態様によれ
ば、上記請求項1の構成に於いて、操作量検出手段は複
数のセンサを含むよう構成される(好ましい態様4)。
【0023】本発明の他の一つの好ましい態様によれ
ば、上記請求項3の構成に於いて、操作量検出手段はブ
レーキペダルのストローク量を検出するストローク量検
出手段及びマスタシリンダ圧力を検出するマスタシリン
ダ圧力検出手段であるよう構成される(好ましい態様
5)。
【0024】本発明の他の一つの好ましい態様によれ
ば、上記請求項6の構成に於いて、操作手段はブレーキ
ペダルであり、制御量は制動制御量であり、制御装置は
車輌の制動力を制御するよう構成される(好ましい態様
6)。
【0025】本発明の他の一つの好ましい態様によれ
ば、上記好ましい態様6の構成に於いて、操作量検出手
段はブレーキペダルのストローク量を検出するストロー
ク量検出手段であるよう構成される(好ましい態様
7)。
【0026】本発明の他の一つの好ましい態様によれ
ば、上記好ましい態様7の構成に於いて、第一の判定手
段はストローク量検出手段により検出されたストローク
量が基準値以上にてブレーキスイッチがオン状態になっ
たときに運転者の操作開始を判定するよう構成される
(好ましい態様8)。
【0027】本発明の他の一つの好ましい態様によれ
ば、上記好ましい態様8の構成に於いて、第二の判定手
段は少なくともマスタシリンダ圧力が基準値以上になっ
たときに運転者の操作開始を判定するよう構成される
(好ましい態様9)。
【0028】本発明の他の一つの好ましい態様によれ
ば、上記請求項6の構成に於いて、制御量演算手段は制
御要求判定手段により制御要求ありと判定されていると
きに制御量を演算することにより制御許可手段として機
能するよう構成される(好ましい態様10)。
【0029】本発明の他の一つの好ましい態様によれ
ば、上記請求項6の構成に於いて、第一のセンサは少な
くとも操作量検出手段を含むよう構成される(好ましい
態様11)。
【0030】本発明の他の一つの好ましい態様によれ
ば、上記請求項6の構成に於いて、制御量演算手段は操
作量を「操作量検出手段により検出された操作量に基づ
き演算した制御量」−「記憶手段に記憶された制御量」
+「補正調整量」に補正するよう構成される(好ましい
態様12)。
【0031】本発明の他の一つの好ましい態様によれ
ば、上記請求項6の構成に於いて、操作量検出手段は複
数のセンサを含むよう構成される(好ましい態様1
3)。
【0032】
【発明の実施の形態】以下に添付の図を参照しつつ、本
発明を好ましい幾つかの実施形態について詳細に説明す
る。
【0033】図1は車輌の制動制御装置として構成され
た本発明による制御装置の第一の実施形態の油圧回路及
び電子制御装置を示す概略構成図である。
【0034】図1に於て、10は油圧式のブレーキ装置
を示しており、ブレーキ装置10は運転者によるブレー
キペダル12の踏み込み操作に応答してブレーキオイル
を圧送するマスタシリンダ14を有している。ブレーキ
ペダル12とマスタシリンダ14との間にはドライスト
ロークシミュレータ12aが設けられている。マスタシ
リンダ14には左前輪用のブレーキ油圧制御導管16及
び右前輪用のブレーキ油圧制御導管18の一端が接続さ
れ、これらのブレーキ油圧制御導管の他端にはそれぞれ
左前輪及び右前輪の制動力を制御するホイールシリンダ
20FL及び20FRが接続されている。またブレーキ油圧
制御導管16及び18の途中にはそれぞれ常開型の電磁
開閉弁22FL及び22FRが設けられている。
【0035】マスタシリンダ14にはウェットストロー
クシミュレータ24及びリザーバ26が接続されてお
り、リザーバ26には油圧供給導管28及び油圧排出導
管30の一端が接続されている。油圧供給導管28の途
中には電動機32により駆動されるオイルポンプ34が
設けられており、後述の如くオイルポンプ34の吐出圧
及びその昇圧勾配はそれぞれ電動機32に対する駆動電
圧及び駆動電流により制御される。尚図1には示されて
いないが、オイルポンプ34の吸入側及び吐出側の油圧
供給導管28の間には、吐出側の導管内の圧力が所定値
以上になると吐出側より吸入側へ高圧のオイルの一部を
解放するリリーフ弁を含むリリーフ導管が接続されてい
る。
【0036】油圧供給導管28の他端は左前輪用の油圧
供給導管36FL及びブレーキ油圧制御導管16の一部を
介して左前輪のホイールシリンダ20FLに接続され、右
前輪用の油圧供給導管36FR及びブレーキ油圧制御導管
18の一部を介して右前輪のホイールシリンダ20FRに
接続され、左後輪用の油圧供給導管36RLを介して左後
輪のホイールシリンダ20RLに接続され、左後輪用の油
圧供給導管36RLの一部及び右後輪用の油圧供給導管3
6RRを介して右後輪のホイールシリンダ20RRに接続さ
れている。
【0037】同様に油圧排出導管30の他端は左前輪用
の油圧排出導管38FL、左前輪用の油圧供給導管36FL
の一部及びブレーキ油圧制御導管16の一部を介して左
前輪のホイールシリンダ20FLに接続され、右前輪用の
油圧排出導管38FR、右前輪用の油圧供給導管36FR及
びブレーキ油圧制御導管18の一部を介して右前輪のホ
イールシリンダ20FRに接続され、左前輪用の油圧排出
導管38FLの一部、左後輪用の油圧排出導管38RL及び
左後輪用の油圧供給導管36RLの一部を介して左後輪の
ホイールシリンダ20RLに接続され、左後輪用の油圧排
出導管38RLの一部及び右後輪用の油圧排出導管38RR
及び右後輪用の油圧供給導管36RRの一部を介して右後
輪のホイールシリンダ20RRに接続されている。
【0038】油圧供給導管36FL、36RL、36RL、3
6RRの途中にはそれぞれ常閉型の電磁流量制御弁40F
L、40FR、40RL、40RRが設けられており、油圧排
出導管38FL、38RL、38RL、38RRの途中にはそれ
ぞれ常閉型の電磁流量制御弁42FL、42FR、42RL、
42RRが設けられている。ブレーキ油圧制御導管16及
び18にはそれぞれ対応する制御導管内の圧力をホイー
ルシリンダ20FL及び20FR内の圧力Pfl、Pfrとして
検出する圧力センサ44FL及び44FRが設けられてお
り、油圧供給導管36RL及び36RRにはそれぞれ対応す
る導管内の圧力をホイールシリンダ20RL及び20RR内
の圧力Prl、Prrとして検出する圧力センサ44RL及び
44RRが設けられている。
【0039】更にブレーキペダル12にはその踏み込み
ストロークSp を検出するストロークセンサ46とブレ
ーキペダルの踏み込みによりオン状態になるストップラ
ンプスイッチ47とが設けられ、マスタシリンダ14と
右前輪用の電磁開閉弁22FRとの間のブレーキ油圧制御
導管18には該制御導管内の圧力をマスタシリンダ圧力
Pm として検出する圧力センサ48が設けられている。
またオイルポンプ34の吐出側の油圧供給導管28には
該制御導管内の圧力をポンプ供給圧力Pp として検出す
る圧力センサ50が設けられている。
【0040】電磁開閉弁22FL、22FR、電動機32及
び電磁流量制御弁42FL、42FR、42RL、42RRは後
に詳細に説明する如く電子制御装置52により制御され
る。電子制御装置52はマイクロコンピュータ54と駆
動回路56とよりなっている。各弁及び電動機32には
図1には示されていないバッテリより駆動回路56を経
て駆動電流が供給される。
【0041】尚マイクロコンピュータ54は図1には詳
細に示されていないが例えば中央処理ユニット(CP
U)と、リードオンリメモリ(ROM)と、ランダムア
クセスメモリ(RAM)と、入出力ポート装置とを有
し、これらが双方向性のコモンバスにより互いに接続さ
れた一般的な構成のものであってよい。
【0042】マイクロコンピュータ54の入出力ポート
装置には、圧力センサ44FL〜44RRよりそれぞれホイ
ールシリンダ20FL〜20RR内の圧力Pi (i=fl、f
r、rl、rr)を示す信号、ストロークセンサ46よりブ
レーキペダル12の踏み込みストロークSp を示す信
号、ストップランプスイッチ47よりブレーキペダル1
2が踏み込まれているか否かを示す信号、圧力センサ4
8よりマスタシリンダ圧力Pm を示す信号、圧力センサ
50よりポンプ供給圧力Pp を示す信号が入力されるよ
うになっている。
【0043】またマイクロコンピュータ54のROMは
後述の制動力制御フローを記憶しており、CPUは上述
の各センサにより検出されたブレーキペダル12の踏み
込みストロークSp 及びマスタシリンダ圧力Pm に基づ
き後述の如く車輌の目標減速度を演算し、目標減速度に
基づき必要に応じてオイルポンプ34を駆動すると共に
各輪の目標ホイールシリンダ圧力を演算し、各輪のホイ
ールシリンダ圧力が目標ホイールシリンダ圧力になるよ
う制御する。
【0044】次に図2及び図3に示されたフローチャー
トを参照して図示の実施形態に於ける制動力制御及び制
動判定について説明する。尚図2及び図3に示されたフ
ローチャートによる制御は図には示されていないイグニ
ッションスイッチがオンに切り換えられることにより開
始され、所定の時間毎に繰返し実行される。またイグニ
ッションスイッチがオンに切り換えられると、ステップ
10に先立ち電磁開閉弁22FL、22FRが閉弁されるこ
とによりマスタシリンダ14とホイールシリンダ20F
L、20FRとの連通が遮断され、またステップ110に
先立ちフラグFbが0に初期化される。
【0045】まずステップ10に於いてはストロークセ
ンサ46により検出されたブレーキペダル12の踏み込
みストロークSp を示す信号等の読み込みが行われ、ス
テップ20に於いては図3に示されたフローチャートに
従って制動中であるか否かの判別、即ち運転者によりブ
レーキペダル12が踏み込まれているか否かの判別が行
われ、否定判別が行われたときにはステップ30に於い
てフラグFb が0にリセットされ、肯定判別が行われた
ときにはステップ40へ進む。
【0046】ステップ40に於いてはフラグFb が1で
あるか否かの判別、即ち既に制動中である旨の判別が行
われたか否かの判別が行われ、肯定判別が行われたとき
にはステップ70へ進み、否定判別が行われたときには
ステップ50に於いてフラグFb が1にセットされ、ス
テップ60に於いて踏み込みストロークSp の補正量S
paが今回の検出値Sp に設定されると共に、マスタシリ
ンダ圧力Pm の補正量Pmaが今回の検出値Pm に設定さ
れる。
【0047】ステップ70に於いてはCs 及びCp をそ
れぞれ0又は正の定数の補正調整量として、踏み込みス
トロークSp がSp −Spa+Cs に補正され、マスタシ
リンダ圧力Pm がPm −Pma+Cp に補正される。
【0048】ステップ80に於いては補正後の踏み込み
ストロークSp に基づき図4に示されたグラフに対応す
るマップより踏み込みストロークに基づく目標減速度G
stが演算され、ステップ90に於いては補正後のマスタ
シリンダ圧力Pm に基づき図5に示されたグラフに対応
するマップよりマスタシリンダ圧力に基づく目標減速度
Gptが演算される。
【0049】尚図4及び図5に示されたグラフに対応す
るマップは、運転者の制動要求の程度を示すブレーキペ
ダル12に対する踏力の変化に対し踏み込みストローク
及びマスタシリンダ圧力がそれぞれ図7及び図8に示さ
れている如く変化することに対応している。
【0050】ステップ100に於いては前回演算された
最終目標減速度Gt に基づき図6に示されたグラフに対
応するマップよりマスタシリンダ圧力に基づく目標減速
度Gptに対する重みα(0≦α≦1)が演算され、ステ
ップ110に於いては下記の式1に従って目標減速度G
pt及び目標減速度Gstの重み付け和として最終目標減速
度Gt が演算される。
【0051】 Gt =αGpt+(1−α)Gst ……(1)
【0052】ステップ120に於いては最終目標減速度
Gt に対する各輪の目標ホイールシリンダ圧力の係数
(正の定数)をKi (i=fl、fr、rl、rr)として、下
記の式2に従って各輪の目標ホイールシリンダ圧力Pti
(i=fl、fr、rl、rr)が演算される。
【0053】 Pti=Ki Gt ……(2)
【0054】ステップ130に於いては電磁開閉弁22
FL及び22FRが閉弁され、電動機32に駆動電流が通電
されることによりオイルポンプ34が駆動され、電磁流
量制御弁42FL、42FR、42RL、42RRが目標ホイー
ルシリンダ圧力Ptiに基づき制御されることにより、各
輪のホイールシリンダ圧力Pi が目標ホイールシリンダ
圧力Ptiになるようフィードバック制御される。
【0055】また図3に示された制動判定ルーチンのス
テップ22に於いては、踏み込みストロークの検出値S
p が基準値Spo(正の定数)を超えているか否かの判別
が行われ、否定判別が行われたときにはステップ10へ
戻り、肯定判別が行われたときにはステップ24へ進
む。
【0056】ステップ24に於いてはストップランプス
イッチ47がオン状態にあるか否かの判別が行われ、肯
定判別が行われたときにはステップ30へ進み、否定判
別が行われたときにはステップ10へ戻る。
【0057】ステップ26に於いてはマスタシリンダ圧
力の検出値Pm が基準値Pmo(正の定数)を超えている
か否かの判別が行われ、肯定判別が行われたときにはス
テップ30へ進み、否定判別が行われたときにはステッ
プ26へ進む。
【0058】かくして図示の第一の実施形態によれば、
ステップ20に於いて運転者により制動操作が行われて
いるか否かの判別が行われ、ステップ40に於いて運転
者による制動操作が今回開始されたか否かの判別が行わ
れ、今回制動操作が開始された旨の判別が行われたとき
にはステップ60に於いて踏み込みストロークSp の補
正量Spaが今回の検出値Sp に設定されると共に、マス
タシリンダ圧力Pm の補正量Pmaが今回の検出値Pm に
設定される。
【0059】そしてステップ70に於いて踏み込みスト
ロークSp がSp −Spa+Cs に補正されると共に、マ
スタシリンダ圧力Pm がPm −Pma+Cp に補正され、
ステップ80に於いて補正後の踏み込みストロークSp
に基づき目標減速度Gstが演算され、ステップ90に於
いて補正後のマスタシリンダ圧力Pm に基づき目標減速
度Gptが演算される。
【0060】更にステップ100に於いて前回演算され
た最終目標減速度Gt に基づきマスタシリンダ圧力に基
づく目標減速度Gptに対する重みαが演算され、ステッ
プ110に於いて目標減速度Gpt及び目標減速度Gstの
重み付け和として最終目標減速度Gt が演算され、ステ
ップ120に於いて最終目標減速度Gt に基づき各輪の
目標ホイールシリンダ圧力Ptiが演算され、ステップ1
30に於いて各輪のホイールシリンダ圧力Pi が目標ホ
イールシリンダ圧力Ptiになるようフィードバック制御
される。
【0061】従って図示の実施形態によれば、運転者に
より制動操作が開始されたときには、その時点に於ける
踏み込みストロークSp の検出値Sp が補正量Spaに設
定されると共に、マスタシリンダ圧力Pm の検出値Pm
が補正量Pmaに設定され、それぞれ補正量Spa及びPma
にて補正された後の踏み込みストロークSp 及びマスタ
シリンダ圧力Pm に基づき目標減速度Gst及びGptが演
算され、これらに基づき最終目標減速度Gt 及び目標ホ
イールシリンダ圧力Ptiが演算されるので、比較的大き
い目標ホイールシリンダ圧力Ptiにて制動力の制御が開
始されることを確実に防止することができる。
【0062】例えば図9及び図10はそれぞれ各センサ
が正常である場合及びストップランプスイッチが異常で
ある場合に於ける踏み込みストロークSp 等及び目標減
速度Gt の変化の一例を示している。
【0063】図9に示されている如く各センサが正常で
ある場合に於いて、運転者によりブレーキペダル12が
漸次踏み込まれることにより踏み込みストロークSp 及
びマスタシリンダ圧力Pm が漸次増大し、踏み込みスト
ロークSp が時点t1 に於いて基準値Spoを越え、時点
t2 に於いてストップランプスイッチ47がオフ状態よ
りオン状態になったとすると、時点t2 に於いて制動が
開始された旨の判定が行われ、時点t3 より漸次目標減
速度Gt が増大し、制動制御が過大な制御量にて開始さ
れることはない。
【0064】しかしステップ30〜70が実行されない
場合に於いて、ストップランプスイッチ47が異常にな
ると、図10に示されている如く、踏み込みストローク
Spが基準値Spo以上にてマスタシリンダ圧力Pm が基
準値Pmoを越えた時点t4 に於いて制動が開始された旨
の判定が行われるので、図9に於いて破線にて示されて
いる如く、目標減速度Gt は時点t4 に於いて0より突
然大きい値になり、そのため制動制御が過大な制御量に
て開始する。
【0065】これに対し図示の第一の実施形態によれ
ば、ステップ70に於いて踏み込みストロークSp 及び
マスタシリンダ圧力Pm が制御開始判定時点t4 に於け
る踏み込みストロークSpa及びマスタシリンダ圧力Pma
にて補正され、目標減速度Gtはステップ80〜110
に於いて補正後の踏み込みストロークSp 及びマスタシ
リンダ圧力Pm に基づき演算されるので、目標減速度G
t は時点t4 より漸次増大し、これにより制動制御が過
大な制御量にて突然開始されることを確実に防止するこ
とができる。
【0066】特に図示の第一の実施形態によれば、踏み
込みストロークSp 及びマスタシリンダ圧力Pm はステ
ップ70に於いてそれぞれ単純に補正量Spa及びPmaに
て補正されるのではなく、それぞれSp −Spa+Cs 、
Pm −Pma+Cp に設定されるので、補正調整量Cs 及
びCp を適宜に設定することにより、制動制御が突然過
大な制御量にて開始することを防止しつつ制動制御の応
答性の低下を低減することができる。
【0067】図11は車輌の制動制御装置として構成さ
れた本発明による制御装置の第二の実施形態に於ける制
動力制御ルーチンを示すフローチャートである。尚図1
1に於いて、図2に示されたステップと同一のステップ
には図2に於いて付されたステップ番号と同一のステッ
プ番号が付されている。
【0068】この実施形態に於いては、ステップ10〜
30、ステップ80〜110、ステップ180及び19
0はそれぞれ第一の実施形態に於けるステップ10〜3
0、ステップ80〜110、ステップ120及び130
と同様に実行され、ステップ20に於いて肯定判別が行
われたときにはステップ80へ進む。尚ステップ80及
び90に於いては、それぞれ踏み込みストロークの検出
値Sp に基づき目標減速度Gstが演算され、マスタシリ
ンダ圧力の検出値Pm に基づき目標減速度Gptが演算さ
れる。
【0069】またステップ110の次に実行されるステ
ップ140に於いては、第一の実施形態に於けるステッ
プ40と同様フラグFb が1であるか否かの判別、即ち
既に制動中である旨の判別が行われたか否かの判別が行
われ、肯定判別が行われたときにはステップ170へ進
み、否定判別が行われたときにはステップ150に於い
てフラグFb が1にセットされる。
【0070】ステップ160に於いては最終目標減速度
Gt の補正量Gtaが今回の最終目標減速度Gt に設定さ
れ、ステップ170に於いてはCg を0又は正の定数の
補正調整量として、最終目標減速度Gt がGt −Gta+
Cg に補正され、しかる後ステップ180へ進む。
【0071】かくしてこの第二の実施形態によれば、ス
テップ20に於いて運転者により制動操作が行われてい
るか否かの判別が行われ、ステップ40に於いて運転者
による制動操作が今回開始されたか否かの判別が行わ
れ、今回制動操作が開始された旨の判別が行われたとき
にはステップ80に於いて踏み込みストロークの検出値
Sp に基づき目標減速度Gstが演算され、ステップ90
に於いてマスタシリンダ圧力の検出値Pm に基づき目標
減速度Gptが演算される。
【0072】そしてステップ100に於いて前回演算さ
れた最終目標減速度Gt に基づき目標減速度Gptに対す
る重みα(0≦α≦1)が演算され、ステップ110に
於いて目標減速度Gpt及び目標減速度Gstの重み付け和
として最終目標減速度Gt が演算される。
【0073】更にステップ140に於いて運転者により
制動操作が行われているか否かの判別が行われ、ステッ
プ150に於いて運転者による制動操作が今回開始され
たか否かの判別が行われ、今回制動操作が開始された旨
の判別が行われたときにはステップ160に於いて最終
目標減速度Gtの補正量Gtaが今回の値Gt に設定さ
れ、ステップ170に於いて最終目標減速度Gt がGt
−Gta+Cg に補正され、補正後の最終目標減速度Gt
に基づき各輪の目標ホイールシリンダ圧力Ptiが演算さ
れ、ステップ130に於いて各輪のホイールシリンダ圧
力Pi が目標ホイールシリンダ圧力Ptiになるようフィ
ードバック制御される。
【0074】従って図示の実施形態によれば、運転者に
より制動操作が開始されたときには、その時点に於いて
演算された最終目標減速度Gt が補正量Gtaに設定さ
れ、補正後の最終目標減速度Gt に基づき各輪のホイー
ルシリンダ圧力が制御されるので、第一の実施形態の場
合と同様、比較的大きい目標ホイールシリンダ圧力Pti
にて制動力の制御が開始されることを確実に防止するこ
とができる。
【0075】特に図示の第二の実施形態によれば、最終
目標減速度Gt はステップ170に於いて単純に補正量
Gtaにて補正されるのではなく、Gt −Gta+Cg に補
正されるので、補正調整量Cg を適宜に設定することに
より、制動制御が突然過大な制御量にて開始することを
防止しつつ制動制御の応答性の低下を低減することがで
きる。
【0076】尚上述の第一及び第二の何れの実施形態に
於いても、最終目標減速度Gt は踏み込みストロークS
p 及びマスタシリンダ圧力Pm の両者に基づき演算され
るので、最終目標減速度Gt がこれらの一方のみに基づ
き演算される場合に比して正確に運転者の制動要求に応
じて制動力を制御することができる。
【0077】特に図示の実施形態によれば、補正後のマ
スタシリンダ圧力に基づくブレーキ操作量Bpaに対する
重みαは運転者によるブレーキペダル12の踏み込み操
作量が小さい領域に於いては小さく、踏み込み操作量の
増大につれて漸次大きくなるよう可変設定されるので、
最終ブレーキ操作量Bがマスタシリンダ圧力Pm 又はブ
レーキペダル12の踏み込みストロークSp のみに基づ
き演算される場合や、重みαが一定である場合に比し
て、各輪のホイールシリンダ圧力Pi を運転者によるブ
レーキペダル12の踏み込み操作に応じて精度よく制御
することができ、これにより各輪の制動力を運転者の制
動要求に応じて高精度に制御することができる。
【0078】また上述の第一及び第二の何れの実施形態
によれば、運転者の制動操作量を検出する手段としての
ストロークセンサ46及び圧力センサ48は、運転者の
制動開始判定のためのセンサとしても利用されるので、
運転者の制動開始判定のためのセンサが運転者の制動操
作量を検出するためのセンサとは全く別である場合に比
して、制動制御装置を低廉に構成することができる。
【0079】以上に於いては本発明を特定の実施形態に
ついて詳細に説明したが、本発明は上述の実施形態に限
定されるものではなく、本発明の範囲内にて他の種々の
実施形態が可能であることは当業者にとって明らかであ
ろう。
【0080】例えば上述の二つの実施形態に於いては、
制御装置は制動制御装置として構成され、ブレーキ装置
は油圧式のブレーキ装置であるが、本発明の制御装置は
操作手段に対する運転者の操作量を検出する操作量検出
手段と、検出された操作量に基づき制御量を演算する制
御量演算手段とを有し、演算される制御量にて車輌を制
御するものである限り、車輌の任意の制御装置であって
よい。
【0081】また上述の二つの実施形態に於いては、補
正調整量Cs 、Cp 、Cg はそれぞれ定数であるが、
応答性の高い制動の必要性が高いほど制動が高応答に実
行されるよう、補正調整量は例えば車速が高いほど若し
くはブレーキペダルに対する踏み込み速度が高いほど大
きい値になるよう可変設定されてもよい。また制動制御
が過大な制御量にて突然開始されることを確実に防止し
つつ制動を高応答に実行することができるよう、補正調
整量Cs 、Cp 、Cg はそれぞれ時間の経過と共に漸
次Spa、Pma、Gtaまで増大するよう可変設定されても
よく、この場合目標減速度Gt は例えば図10に於いて
仮想線にて示されている如く本来あるべき値に漸次近づ
くよう変化する。
【0082】また上述の二つの実施形態に於いては、マ
スタシリンダ圧力を検出する圧力センサは一つである
が、例えばブレーキ油圧制御導管16にも第二の圧力セ
ンサが設けられ、これらの検出値をそれぞれPm1、Pm2
として、ステップ26に於ける判別がPm1又はPm2の少
なくとも一方について成立する場合にこの判別が肯定判
別とされてもよい。またこの場合目標減速度GptはPm1
及びPm2の平均値に基づき演算されてよい。
【0083】
【発明の効果】以上の説明より明らかである如く、本発
明の請求項1又は請求項6の構成によれば、第一及び第
二の判定手段の一方に異常が生じても、他方の判定手段
により運転者の操作開始が判定され確実に運転者の制御
要求ありと判定されるので、運転者の制御要求がある場
合には確実に車輌を制御することができる。
【0084】特に請求項1の構成によれば、操作量検出
手段により検出された操作量が記憶手段に記憶された操
作量にて補正され、制御量は補正された後の操作量に基
づき演算されるので、車輌の制御が突然過大な制御量に
て開始されることを確実に防止することができ、これに
より車輌の走行性が悪化したり車輌の乗員が異和感を覚
えることを確実に防止することができる。
【0085】また請求項6の構成によれば、操作量検出
手段により検出された操作量に基づき演算された制御量
が記憶手段により記憶された制御量にて補正され、補正
後の制御量が最終的な制御量とされるので、車輌の制御
が突然過大な制御量にて開始されることを確実に防止す
ることができ、これにより車輌の走行性が悪化したり車
輌の乗員が異和感を覚えることを確実に防止することが
できる。
【0086】また請求項2の構成によれば、車輌の制動
力を運転者によるブレーキペダルの操作に応じて確実に
制御することができると共に、車輌の制動制御が突然過
大な制動力にて開始されることを確実に防止することが
でき、請求項3の構成によれば、運転者の制動操作量と
してブレーキペダルのストローク量を検出することがで
き、請求項4又は5の構成によれば、運転者の制動操作
の開始を確実に判定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】車輌の制動制御装置として構成された本発明に
よる制御装置の第一の実施形態の油圧回路及び電気式制
御装置を示す概略構成図である。
【図2】図示の実施形態に於ける制動力制御ルーチンを
示すフローチャートである。
【図3】図示の実施形態に於ける制動判定ルーチンを示
すフローチャートである。
【図4】ブレーキペダルの踏み込みストロークSp と目
標減速度Gstとの関係を示すグラフである。
【図5】マスタシリンダ圧力Pm と目標減速度Gptとの
関係を示すグラフである。
【図6】前回演算された最終目標減速度Gt と目標減速
度Gptに対する重みαとの関係を示すグラフである。
【図7】ブレーキペダルに対する踏力とマスタシリンダ
圧力Pm との関係を示すグラフである。
【図8】ブレーキペダルに対する踏力と踏み込みストロ
ークSp との関係を示すグラフである。
【図9】各センサが正常である場合に於ける踏み込みス
トロークSp 等及び目標減速度Gt の変化の一例を示す
グラフである。
【図10】ストップランプスイッチが異常である場合に
於ける踏み込みストロークSp 等及び目標減速度Gt の
変化の一例を示すグラフである。
【図11】車輌の制動制御装置として構成された本発明
による制御装置の第二の実施形態に於ける制動力制御ル
ーチンを示すフローチャートである。
【符号の説明】
10…ブレーキ装置 12…ブレーキペダル 14…マスタシリンダ 20FL〜20RR…ホイールシリンダ 44FL〜44RR…圧力センサ 46…ストロークセンサ 47…ストップランプスイッチ 48、50…圧力センサ 52…電子制御装置

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】操作手段に対する運転者の操作量を検出す
    る操作量検出手段と、検出された操作量に基づき制御量
    を演算する制御量演算手段とを有し、演算される制御量
    にて車輌を制御する車輌の制御装置に於いて、第一のセ
    ンサよりの信号に基づき前記操作手段に対する運転者の
    操作開始を判定する第一の判定手段と、少なくとも前記
    第一のセンサとは異なる第二のセンサよりの信号を含む
    信号に基づき前記第一の判定手段より遅れて前記操作手
    段に対する運転者の操作開始を判定する第二の判定手段
    と、前記第一及び第二の判定手段の少なくとも一方によ
    り操作開始が判定されたときに運転者の制御要求ありと
    判定する制御要求判定手段と、前記制御要求判定手段に
    より制御要求ありと判定されているときには車輌の制御
    を許可する制御許可手段と、前記制御要求判定手段によ
    り制御要求の発生が判定された時点に於ける操作量を記
    憶する記憶手段とを有し、前記制御量演算手段は前記操
    作量検出手段により検出された操作量を前記記憶手段に
    記憶された操作量にて補正し補正後の操作量に基づき最
    終的な制御量を演算することを特徴とする車輌の制御装
    置。
  2. 【請求項2】前記操作手段はブレーキペダルであり、前
    記制御量は制動制御量であり、前記制御装置は車輌の制
    動力を制御することにより車輌を制御することを特徴と
    する請求項1に記載の車輌の制御装置。
  3. 【請求項3】前記操作量検出手段はブレーキペダルのス
    トローク量を検出するストローク量検出手段であること
    を特徴とする請求項2に記載の車輌の制御装置。
  4. 【請求項4】前記第一の判定手段は前記ストローク量検
    出手段により検出されたストローク量が基準値以上にて
    ブレーキスイッチがオン状態になったときに運転者の操
    作開始を判定することを特徴とする請求項3に記載の車
    輌の制御装置。
  5. 【請求項5】前記第二の判定手段は少なくともマスタシ
    リンダ圧力が基準値以上になったときに運転者の操作開
    始を判定することを特徴とする請求項4に記載の車輌の
    制御装置。
  6. 【請求項6】操作手段に対する運転者の操作量を検出す
    る操作量検出手段と、検出された操作量に基づき制御量
    を演算する制御量演算手段とを有し、演算される制御量
    にて車輌を制御する車輌の制御装置に於いて、第一のセ
    ンサよりの信号に基づき前記操作手段に対する運転者の
    操作開始を判定する第一の判定手段と、少なくとも前記
    第一のセンサとは異なる第二のセンサよりの信号を含む
    信号に基づき前記第一の判定手段より遅れて前記操作手
    段に対する運転者の操作開始を判定する第二の判定手段
    と、前記第一及び第二の判定手段の少なくとも一方によ
    り操作開始が判定されたときに運転者の制御要求ありと
    判定する制御要求判定手段と、前記制御要求判定手段に
    より制御要求ありと判定されているときには車輌の制御
    を許可する制御許可手段と、前記制御要求判定手段によ
    り制御要求の発生が判定された時点に於いて前記制御量
    演算手段により演算された制御量を記憶する記憶手段と
    を有し、前記制御量演算手段は前記操作量検出手段によ
    り検出された操作量に基づき演算した制御量を前記記憶
    手段により記憶された制御量にて補正しこれを最終的な
    制御量とすることを特徴とする車輌の制御装置。
JP35942698A 1998-12-17 1998-12-17 車輌の制御装置 Expired - Lifetime JP3945058B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP35942698A JP3945058B2 (ja) 1998-12-17 1998-12-17 車輌の制御装置
US09/436,252 US6192308B1 (en) 1998-12-17 1999-11-09 Brake control device of vehicle operable with double checking of driver's positive braking intention
DE19954078A DE19954078B4 (de) 1998-12-17 1999-11-10 Bremssteuerungsvorrichtung eines Fahrzeugs

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP35942698A JP3945058B2 (ja) 1998-12-17 1998-12-17 車輌の制御装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2000177557A true JP2000177557A (ja) 2000-06-27
JP3945058B2 JP3945058B2 (ja) 2007-07-18

Family

ID=18464447

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP35942698A Expired - Lifetime JP3945058B2 (ja) 1998-12-17 1998-12-17 車輌の制御装置

Country Status (3)

Country Link
US (1) US6192308B1 (ja)
JP (1) JP3945058B2 (ja)
DE (1) DE19954078B4 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010042743A (ja) * 2008-08-11 2010-02-25 Toyota Motor Corp ブレーキ制御装置

Families Citing this family (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001260856A (ja) * 2000-03-22 2001-09-26 Aisin Seiki Co Ltd 車両用制動制御装置
CN100404333C (zh) * 2004-12-22 2008-07-23 日产自动车株式会社 用于机动车辆的制动力控制方法及其控制装置
JP4729984B2 (ja) * 2004-12-22 2011-07-20 日産自動車株式会社 車両用制動力制御方法、及び車両用制動力制御装置
SE530363C2 (sv) * 2006-10-26 2008-05-13 Scania Cv Ab Tryckuppskattning i tryckkretsar för motorfordon
WO2010089876A1 (ja) * 2009-02-06 2010-08-12 トヨタ自動車株式会社 制動装置
US8364371B2 (en) * 2010-01-11 2013-01-29 GM Global Technology Operations LLC Brake system functional integrity detection
FR2971460B1 (fr) * 2011-02-14 2015-05-22 Renault Sa Systeme et procede de freinage d'un vehicule a traction electrique ou hybride
US9499137B2 (en) * 2011-09-20 2016-11-22 Nissan Motor Co., Ltd. Brake control device for a vehicle
WO2016210095A1 (en) 2015-06-23 2016-12-29 Kongsberg Power Products Systems I, Inc. Bidirectional pedal assembly
NL2028565B1 (en) * 2021-06-29 2023-01-09 Atlas Technologies Holding Bv Vehicle, method for controlling a brake system of a vehicle, and computer program

Family Cites Families (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2575452B2 (ja) * 1988-03-31 1997-01-22 日産自動車株式会社 四輪駆動車のアンチスキッド制御装置
DE3928874C1 (ja) * 1989-08-31 1991-01-10 Mercedes-Benz Aktiengesellschaft, 7000 Stuttgart, De
US5217284A (en) * 1990-05-21 1993-06-08 Robert Bosch Gmbh Hydraulic dual-circuit brake system with dual pressure sensors and an active fluid reservoir
JP3024225B2 (ja) 1991-01-23 2000-03-21 トヨタ自動車株式会社 液圧発生装置の異常検出方法
DE4208496C1 (ja) * 1992-03-17 1993-08-05 Mercedes-Benz Aktiengesellschaft, 7000 Stuttgart, De
JP3305378B2 (ja) * 1992-11-13 2002-07-22 本田技研工業株式会社 電動車両の制動装置
US5450324A (en) * 1993-01-07 1995-09-12 Ford Motor Company Electric vehicle regenerative antiskid braking and traction control system
DE4329140C1 (de) * 1993-08-30 1994-12-01 Daimler Benz Ag Bremsdruck-Steuereinrichtung
DE4415613C1 (de) * 1994-05-04 1995-04-27 Daimler Benz Ag Hydraulische Zweikreis-Bremsanlage für ein Straßenfahrzeug
DE19501760B4 (de) * 1995-01-21 2005-11-03 Robert Bosch Gmbh Verfahren und Vorrichtung zur Steuerung eines ABS/ASR-Systems
DE19526659C2 (de) * 1995-07-21 2000-02-03 Bosch Gmbh Robert Verfahren und Vorrichtung zur Steuerung der Bremsanlage eines Fahrzeugs
JP3510029B2 (ja) 1995-12-28 2004-03-22 アイシン・エィ・ダブリュ株式会社 車両の制御装置
DE19604134B4 (de) * 1996-02-06 2004-11-11 Robert Bosch Gmbh Verfahren und Vorrichtung zur Steuerung der Bremsanlage von Kraftfahrzeugen mit elektrischem Antrieb
DE19615805A1 (de) * 1996-04-20 1997-10-23 Bosch Gmbh Robert Verfahren und Vorrichtung zur Steuerung der Bremsanlage eines Fahrzeugs
JPH11301434A (ja) * 1998-04-16 1999-11-02 Toyota Motor Corp 車輌の制動力制御装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010042743A (ja) * 2008-08-11 2010-02-25 Toyota Motor Corp ブレーキ制御装置
JP4631947B2 (ja) * 2008-08-11 2011-02-16 トヨタ自動車株式会社 ブレーキ制御装置

Also Published As

Publication number Publication date
DE19954078A1 (de) 2000-06-29
JP3945058B2 (ja) 2007-07-18
US6192308B1 (en) 2001-02-20
DE19954078B4 (de) 2006-05-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100465566B1 (ko) 차량의 제동 제어 장치
JP4077613B2 (ja) 車輌用制動制御装置
US20020079736A1 (en) Brake control apparatus and method for a vehicle
JP2002316630A (ja) 車輌の制動制御装置
JPH11301434A (ja) 車輌の制動力制御装置
JP3695186B2 (ja) 車輌の制動制御装置
JP4345416B2 (ja) 車輌の制動力制御装置
JP2000177557A (ja) 車輌の制御装置
JPH11301462A (ja) 車輌の制動力制御装置の異常判定装置
JP2000249577A (ja) 状態量検出装置の異常検出装置
JPH11301463A (ja) 車輌の制動力制御装置の異常判定装置
JP2002178899A (ja) 車輌の制動制御装置
JP3846523B2 (ja) 車輌の制動力制御装置
JP4333252B2 (ja) 車輌の制動力制御装置
JP4123989B2 (ja) 車輌のセミブレーキバイワイヤ式制動制御装置
JP3738584B2 (ja) 車輌の制動制御装置
JP2005047386A (ja) 車輌の制動力制御装置
JP4403746B2 (ja) 車輌の制動力制御装置
JP3726519B2 (ja) 車輌の制御装置
JP4360142B2 (ja) 車輌の制動力制御装置
JP4179183B2 (ja) 車輌の制動制御装置
JP4241419B2 (ja) 車輌の制動制御装置
JP3956915B2 (ja) 車輌の制動力制御装置
JP4333260B2 (ja) 車輌の制動力制御装置
JP2006176066A (ja) 車両の制動力制御装置

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050524

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050725

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060523

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060718

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060807

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20070320

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20070402

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100420

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110420

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120420

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120420

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130420

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140420

Year of fee payment: 7

EXPY Cancellation because of completion of term