JP2000174278A - 薄膜トランジスタおよびその製造方法 - Google Patents

薄膜トランジスタおよびその製造方法

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JP2000174278A
JP2000174278A JP10341348A JP34134898A JP2000174278A JP 2000174278 A JP2000174278 A JP 2000174278A JP 10341348 A JP10341348 A JP 10341348A JP 34134898 A JP34134898 A JP 34134898A JP 2000174278 A JP2000174278 A JP 2000174278A
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polycrystalline
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film transistor
channel
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JP10341348A
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Takeshi Sato
健史 佐藤
Genshirou Kawachi
玄士郎 河内
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K7/00Constructional details common to different types of electric apparatus
    • H05K7/02Arrangements of circuit components or wiring on supporting structure
    • H05K7/10Plug-in assemblages of components, e.g. IC sockets
    • H05K7/1015Plug-in assemblages of components, e.g. IC sockets having exterior leads
    • H05K7/1023Plug-in assemblages of components, e.g. IC sockets having exterior leads co-operating by abutting, e.g. flat pack

Abstract

(57)【要約】 【課題】高駆動力の薄膜トランジスタを提供する。 【解決手段】チャネルと同層の多結晶Si膜上に、ドー
プされたSiターゲットを用いたスパッタ法により膜厚
30nm以下のアモルファスSi膜を堆積し、レーザ照
射により結晶化した低抵抗多結晶Si膜をソース及びド
レインとする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は主に液晶表示装置に
用いる多結晶薄膜トランジスタに関する。
【0002】
【従来の技術】ガラス基板上に堆積された多結晶Si膜
上にゲート絶縁膜及びゲートが形成されたパタンに、ゲ
ートをマスクとしてゲート下部を除く多結晶Si膜にイ
オン注入法により、ドーパントイオンを注入し、レーザ
照射アニールまたはガラス基板の耐熱温度である600
℃以下の熱アニールにより注入したドーパントを活性化
させて、低抵抗化した多結晶Si膜からなるソース及び
ドレインを自己整合的に形成したコプラナー型の薄膜ト
ランジスタが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】トランジスタにはソー
スドレインの抵抗が直列されているため、トランジスタ
の駆動力を高めるにはソース及びドレインを形成する多
結晶Si膜の抵抗を低減する必要がある。しかし従来法
であるイオン注入法では低抵抗化のため大量のドーパン
トイオンを注入すると、イオン衝撃により多結晶Si膜
がアモルファス化するため、再結晶化する必要がある。
【0004】しかし、ガラス基板の耐熱温度600℃以
下の熱アニールでは再結晶化が不十分でありソース及び
ドレインの低抵抗化が困難である問題があった。また、
レーザ照射による再結晶化では結晶化のために必要な強
度のレーザ光を照射するとゲートが損傷を受ける問題が
あった。
【0005】本発明の目的は、低抵抗なソース及びドレ
インを有する高駆動力の薄膜トランジスタを形成するこ
とにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の特徴はガラス基
板上にバッファ層を介し堆積された多結晶Si膜からな
るチャネルと、チャネル上に順次堆積されたゲート絶縁
膜及びゲート電極と、チャネルに接続しチャネルにより
互いに分割されたソース及びドレインを有する薄膜トラ
ンジスタにおいて、薄膜トランジスタのチャネルと同層
の多結晶Si膜上に、ドープされたSiターゲットを用
いたスパッタ法により膜厚30nm以下のアモルファス
Si膜を堆積し、レーザ照射により結晶化した低抵抗多
結晶Si膜をソース及びドレインとすることにある。
【0007】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施例について述べ
る。
【0008】図1,図2は本発明の薄膜トランジスタ及
び薄膜トランジスタ基板の例である。多結晶Si膜から
なりSiO2 からなるゲート絶縁膜5と金属膜からなる
ゲート6の下部に形成されたチャネル1に隣接した多結
晶Si膜2上に、リンドープされた膜厚30nm以下の
多結晶Si膜からなるソース3及びドレイン4が、ガラ
スからなる基板20及びSiO2 膜からなるバッファ層
21上に形成されたNMOS型薄膜トランジスタ11
と、ボロンドープされた膜厚30nm以下の多結晶Si
膜からなるソース7及びドレイン8を有するPMOS型
の薄膜トランジスタ12が同一基板上に形成される。
【0009】また、ソース及びドレインには、絶縁膜9
に開口したコンタクトホール13を介しそれぞれ金属膜
からなるソース電極14及びドレイン電極15が接続さ
れている。また、ゲート6にもゲート電極16が接続さ
れている。
【0010】図3はガラス基板上にバッファ層を介し、
ボロンドープSi単結晶ターゲットと純Arガスを用い
たDCマグネトロンスパッタ法により堆積したボロン添
加アモルファスSi膜を、エキシマレーザを照射して結
晶化した後のシート抵抗の照射レーザ光強度依存性の例
である。
【0011】レーザ照射によりアモルファスSi膜は結
晶化しドーパントであるボロンが活性化され低抵抗とな
る。アモルファスSi膜の膜厚が大きいと結晶化に必要
な熱量が増大するため、低抵抗化に必要なレーザ強度も
増加する。薄膜化することで膜厚30nm以下ではゲー
トに損傷を与えるレーザ強度33以下でもソース及びド
レインとして望ましい低抵抗な膜が得られる。
【0012】またより高濃度にドープされたSiターゲ
ットを用いて堆積したアモルファスSi膜にレーザ照射
することで容易により高濃度にドープされた極めて低抵
抗な多結晶Si膜が得られる。
【0013】図4及び図5は本発明の薄膜トランジスタ
基板の製造方法の例である。ガラスからなる基板20上
にSiO2 からなるバッファ層21,ノンドープアモル
ファスSi膜22を順次堆積し、エキシマレーザ照射ア
ニールによりアモルファスSi膜22を結晶化して多結
晶Si膜2を形成する。多結晶Si膜5をホトリソを用
いてパタン化した後、膜厚100nmのSiO2 からな
るゲート絶縁膜5及び金属膜からなるゲート6を堆積
し、ホトリソによりパタン化する。
【0014】その後ホトを用いて図4bに示すNMOS
薄膜トランジスタとする領域を開口したレジストパタン
34を形成し、リンドープされたSiターゲット30を
用いたスパッタにより多結晶Si膜2上にリン添加アモ
ルファスSi膜23を30nm堆積する。スパッタ法では
レジストに損傷を与えない150℃以下の基板温度で膜
を堆積できるため、本発明例の様にレジストをマスクと
して選択的に堆積することができる。また、スパッタ法
では他のアモルファスSi膜の堆積方法であるCVD法
に比べ膜堆積時のガス圧が低く、スパッタ粒子の直進性
が高いため、SiO2 からなるゲート絶縁膜5の端部を
異方性のドライエッチによりほぼ垂直に加工することで
リークの原因となるゲート絶縁膜側壁へのアモルファス
Si23の付着が抑制される。
【0015】レジスト除去後、同様に図5aに示すPM
OS薄膜トランジスタとする領域を開口したレジストパ
タン35をホトにより堆積し、ボロンドープしたSiタ
ーゲット31を用いたスパッタ法によりボロン添加アモ
ルファスSi膜24を30nm堆積する。
【0016】レジスト除去後エキシマレーザ照射32に
よりリン及びボロンがドープされたアモルファスSi膜
23,24を結晶化し、それぞれ低抵抗なリンドープ多
結晶Si膜25及びボロンドープ多結晶Si膜26とし
て図5bのパタンを得る。なおスパッタ法により堆積し
たアモルファスSi膜にはレーザ照射時の膜荒れの原因
となる水素がほとんどなく、脱水素アニールなど前処理
なしでレーザ照射できる。
【0017】続いて層間絶縁膜及び配線をホトリソによ
り形成して図1のNMOS型薄膜トランジスタ12及び
PMOS型薄膜トランジスタ13が形成された薄膜トラ
ンジスタ基板を得る。
【0018】スパッタ法、特にDCマグネトロンスパッ
タによる膜堆積はイオン注入に比べ下地に与える損傷が
小さく、下地の多結晶Si膜2のアモルファス化が抑制
される。したがって、積層したアモルファスSi膜23
及び24のみの結晶化に必要な低強度のレーザ照射によ
り、ゲート6を損傷することなく低抵抗な多結晶Si膜
からなるソース2及びドレイン3がゲート6と自己整合
的に形成された薄膜トランジスタが形成できる。
【0019】以上の様に、本発明の薄膜トランジスタは
低抵抗なソース及びドレインが形成でき、駆動力に優れ
ている。
【0020】また、本製造方法では膜厚の均一性に優れ
たスパッタ法を用いるため、均一な膜質及び膜厚のドー
パント添加アモルファスSi膜が堆積でき、したがって
均一な抵抗のソース及びドレインが得られるという利点
も有する。
【0021】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、高駆動
力の薄膜トランジスタが得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例である薄膜トランジスタ基板の
側断面図。
【図2】本発明の実施例である薄膜トランジスタ基板の
側断面図。
【図3】多結晶Si膜シート抵抗の照射レーザ強度依存
性を示す特性図。
【図4】(a)及び(b)は薄膜トランジスタ基板の製
造工程順を示す側断面図。
【図5】(a)及び(b)は薄膜トランジスタ基板の製
造工程順を示す側断面図。
【符号の説明】
1…チャネル、2…多結晶Si膜、3,7…ソース、
4,8…ドレイン、5…ゲート絶縁膜、6…ゲート、9
…層間絶縁膜、11…NMOS型薄膜トランジスタ、1
2…PMOS型薄膜トランジスタ、13…コンタクトホ
ール、14…ソース電極、15…ドレイン電極、16…
ゲート電極、20…基板、21…バッファ層、22…ノ
ンドープアモルファスSi膜、23…リン添加アモルフ
ァスSi膜、24…ボロン添加アモルファスSi膜、2
5…リンドープ多結晶Si、26…ボロンドープ多結晶
Si、30…リンドープSiターゲット、31…ボロン
ドープSiターゲット、32…エキシマレーザ、33…
ゲート損傷しきいレーザ強度、34,35…レジスト。
フロントページの続き Fターム(参考) 2H092 JA24 JA34 JA37 JA41 KA04 KA10 MA05 MA07 MA27 MA29 MA30 NA28 PA01 5F110 AA03 AA17 BB04 CC02 DD02 DD13 EE09 EE42 FF02 FF27 GG02 GG13 GG32 GG43 HJ12 HJ23 HK09 HK16 HK25 HK33 PP03

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ガラス基板上にバッファ層を介し堆積され
    た多結晶Si膜からなるチャネルと、チャネル上に順次
    堆積されたゲート絶縁膜及びゲート電極と、チャネルに
    接続しチャネルにより互いに分割されたソース及びドレ
    インを有する薄膜トランジスタにおいて、ソース及びド
    レインが、チャネルを形成する多結晶Si膜とほぼ同一
    のドーパント濃度を有しチャネルと同層の多結晶Si膜
    上に、ドーパント濃度の大なる膜厚30nm以下の多結
    晶Si膜が堆積されてなることを特徴とする薄膜トラン
    ジスタ。
  2. 【請求項2】同一基板上にNMOS型及びPMOS型の
    薄膜トランジスタを有する薄膜トランジスタ基板におい
    て、NMOS型及びPMOS型の薄膜トランジスタ基板
    であることを特徴とする請求項1記載の薄膜トランジス
    タ基板。
  3. 【請求項3】チャネル上にゲート絶縁膜及びゲート電極
    が形成され、チャネルに隣接したチャネルと同層の多結
    晶Si膜を有するパターン上に、ドープされたSiター
    ゲットを用いたスパッタ法によりドーパント添加アモル
    ファスSi膜を堆積し、レーザ照射によりドーパント添
    加アモルファスSi膜のみを結晶化してソース及びドレ
    インとすることを特徴とする前記請求項1の薄膜トラン
    ジスタの製造方法。
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