JP2000171803A - ラビング装置およびそれを用いて配向処理した液晶表示装置 - Google Patents
ラビング装置およびそれを用いて配向処理した液晶表示装置Info
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- JP2000171803A JP2000171803A JP34422898A JP34422898A JP2000171803A JP 2000171803 A JP2000171803 A JP 2000171803A JP 34422898 A JP34422898 A JP 34422898A JP 34422898 A JP34422898 A JP 34422898A JP 2000171803 A JP2000171803 A JP 2000171803A
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- crystal display
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 透明電極付きガラス基板上に形成された配向
膜を均一に配向処理し、表示品位の高い液晶表示装置を
実現する。 【解決手段】 ラビング装置1は、回転ローラ2の周面
に、複数の任意の幅を有する帯状のラビング布3を、回
転ローラ2の軸方向に略平行に、互いに接するように貼
着して構成する。このように構成されたラビング装置1
は、回転ローラ2の軸方向に略平行に、複数の継ぎ目4
が形成されるので、この狭い間隔の継ぎ目4が配向膜を
擦ることにより、配向膜全体の配向処理が均一に行われ
る。
膜を均一に配向処理し、表示品位の高い液晶表示装置を
実現する。 【解決手段】 ラビング装置1は、回転ローラ2の周面
に、複数の任意の幅を有する帯状のラビング布3を、回
転ローラ2の軸方向に略平行に、互いに接するように貼
着して構成する。このように構成されたラビング装置1
は、回転ローラ2の軸方向に略平行に、複数の継ぎ目4
が形成されるので、この狭い間隔の継ぎ目4が配向膜を
擦ることにより、配向膜全体の配向処理が均一に行われ
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液晶表示装置用の
透明電極付きガラス基板上の配向膜を配向処理するラビ
ング装置およびそれを用いて配向処理した液晶表示装置
に関するものである。
透明電極付きガラス基板上の配向膜を配向処理するラビ
ング装置およびそれを用いて配向処理した液晶表示装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図3は、従来のラビング装置11を示し
たもので、12は回転ローラ、13は回転ローラ12の
周面に巻き付け貼着したラビング布、14は巻き付けた
長方形のラビング布の両端部が突き合わされてできた継
ぎ目である。
たもので、12は回転ローラ、13は回転ローラ12の
周面に巻き付け貼着したラビング布、14は巻き付けた
長方形のラビング布の両端部が突き合わされてできた継
ぎ目である。
【0003】一枚の長方形のラビング布13を回転ロー
ラ12の周面に巻き付けて、両面テープにより貼着す
る。そして、このように構成されたラビング装置11を
用いて、透明電極付きガラス基板上に形成された配向膜
を、回転ローラ12を回転させながらラビング布13で
擦り、配向処理を施す。
ラ12の周面に巻き付けて、両面テープにより貼着す
る。そして、このように構成されたラビング装置11を
用いて、透明電極付きガラス基板上に形成された配向膜
を、回転ローラ12を回転させながらラビング布13で
擦り、配向処理を施す。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のよ
うな従来のラビング装置11では、回転ローラ12に巻
き付け貼着した長方形のラビング布13の両端部が突き
合わされてできた継ぎ目14が1箇所であるため、配向
膜を擦る際に、その継ぎ目部分の配向処理が他の部分と
均一にならないという問題があった。
うな従来のラビング装置11では、回転ローラ12に巻
き付け貼着した長方形のラビング布13の両端部が突き
合わされてできた継ぎ目14が1箇所であるため、配向
膜を擦る際に、その継ぎ目部分の配向処理が他の部分と
均一にならないという問題があった。
【0005】本発明は、上記従来の問題点を解決するも
ので、ラビング布の継ぎ目による不均一な配向処理を改
善するためのラビング装置およびそれを用いて配向処理
した表示品位が良好な液晶表示装置を提供することを目
的とする。
ので、ラビング布の継ぎ目による不均一な配向処理を改
善するためのラビング装置およびそれを用いて配向処理
した表示品位が良好な液晶表示装置を提供することを目
的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明のラビング装置は、(1)回転ローラの周
面に、複数の任意の幅を有する帯状のラビング布を、回
転ローラの軸方向に平行またはある角度をもって、互い
に接するように貼着してなることを特徴とするものであ
る。
めに、本発明のラビング装置は、(1)回転ローラの周
面に、複数の任意の幅を有する帯状のラビング布を、回
転ローラの軸方向に平行またはある角度をもって、互い
に接するように貼着してなることを特徴とするものであ
る。
【0007】また、(2)回転ローラの周面に、任意の
幅を有する帯状のラビング布を、螺旋状に隙間なく巻き
付け貼着してなることを特徴とするものである。
幅を有する帯状のラビング布を、螺旋状に隙間なく巻き
付け貼着してなることを特徴とするものである。
【0008】上記(1)の構成によれば、ラビング布の
継ぎ目が、回転ローラの周面に、回転ローラの軸方向に
平行またはある角度をもって複数箇所でき、また、
(2)の構成によれば、1本の継ぎ目が螺旋状に形成さ
れ、回転ローラの軸方向に見れば断続的に複数箇所でき
るので、ラビング布の継ぎ目による配向処理が全体とし
て均一になり、表示品位が良好な液晶表示装置を実現す
ることができる。
継ぎ目が、回転ローラの周面に、回転ローラの軸方向に
平行またはある角度をもって複数箇所でき、また、
(2)の構成によれば、1本の継ぎ目が螺旋状に形成さ
れ、回転ローラの軸方向に見れば断続的に複数箇所でき
るので、ラビング布の継ぎ目による配向処理が全体とし
て均一になり、表示品位が良好な液晶表示装置を実現す
ることができる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照しながら詳細に説明する。
て、図面を参照しながら詳細に説明する。
【0010】(実施の形態1)図1は、本発明の実施の
形態1におけるラビング装置1を示したもので、2は回
転ローラ、3は回転ローラ2の周面に貼着した複数のラ
ビング布、4は貼着した隣接するラビング布3の各端部
が突き合わされてできた継ぎ目である。
形態1におけるラビング装置1を示したもので、2は回
転ローラ、3は回転ローラ2の周面に貼着した複数のラ
ビング布、4は貼着した隣接するラビング布3の各端部
が突き合わされてできた継ぎ目である。
【0011】複数(例えば26本)のラビング布3は、
それぞれ任意の幅を有する帯状をしており(例えば幅1
8.1mm、長さ600mm)、回転ローラ2(例えば
直径150mm、長さ1000mmの円柱状)の軸方向
に略平行に、互いに接するようにして、両面テープによ
り貼着されている。隣接するラビング布3の各端部が突
き合わされたところに継ぎ目4ができる。
それぞれ任意の幅を有する帯状をしており(例えば幅1
8.1mm、長さ600mm)、回転ローラ2(例えば
直径150mm、長さ1000mmの円柱状)の軸方向
に略平行に、互いに接するようにして、両面テープによ
り貼着されている。隣接するラビング布3の各端部が突
き合わされたところに継ぎ目4ができる。
【0012】上記構成のラビング装置1を使用して、透
明電極付きガラス基板上に形成された配向膜を、回転ロ
ーラ2を回転させながらラビング布3で擦ることにより
配向処理を施す。配向処理されて対向配置された一対の
透明電極付きガラス基板の間に液晶を充填して液晶表示
装置を構成する。
明電極付きガラス基板上に形成された配向膜を、回転ロ
ーラ2を回転させながらラビング布3で擦ることにより
配向処理を施す。配向処理されて対向配置された一対の
透明電極付きガラス基板の間に液晶を充填して液晶表示
装置を構成する。
【0013】以上のように、本実施の形態1におけるラ
ビング装置1は、回転ローラ2の軸方向に略平行に、多
数(26本)の継ぎ目4が形成されることになり、狭い
間隔の継ぎ目4が配向膜を擦ることにより、配向膜全体
の配向処理が均一に行われる。したがって、表示品位の
高い液晶表示パネルを有する液晶表示装置を得ることが
できる。
ビング装置1は、回転ローラ2の軸方向に略平行に、多
数(26本)の継ぎ目4が形成されることになり、狭い
間隔の継ぎ目4が配向膜を擦ることにより、配向膜全体
の配向処理が均一に行われる。したがって、表示品位の
高い液晶表示パネルを有する液晶表示装置を得ることが
できる。
【0014】なお、実施の形態1においては、複数のラ
ビング布3を、回転ローラ2の軸方向に略平行に貼着し
たが、回転ローラ2の軸方向に対してある角度をもって
貼着してもよい。
ビング布3を、回転ローラ2の軸方向に略平行に貼着し
たが、回転ローラ2の軸方向に対してある角度をもって
貼着してもよい。
【0015】(実施の形態2)図2は、本発明の実施の
形態2におけるラビング装置5を示したものである。こ
こでは、回転ローラ2の周面に、任意の幅を有する帯状
のラビング布6を、螺旋状に隙間なく巻き付けて貼着し
たものである。7は、ラビング布6の端部と、一周して
きたラビング布6の端部が接してできる継ぎ目である。
形態2におけるラビング装置5を示したものである。こ
こでは、回転ローラ2の周面に、任意の幅を有する帯状
のラビング布6を、螺旋状に隙間なく巻き付けて貼着し
たものである。7は、ラビング布6の端部と、一周して
きたラビング布6の端部が接してできる継ぎ目である。
【0016】ラビング布6は、例えば、幅5mm、長さ
55000mmの帯状をしており、直径150mm、長
さ1000mmの円柱状の回転ローラ2に3°の角度で
螺旋状に巻き付け、両面テープにより貼着する。
55000mmの帯状をしており、直径150mm、長
さ1000mmの円柱状の回転ローラ2に3°の角度で
螺旋状に巻き付け、両面テープにより貼着する。
【0017】このように構成された本実施の形態2にお
けるラビング装置5は、螺旋状に巻いたラビング布6の
端部が互いに接することにより、継ぎ目7が螺旋状に形
成され、回転ローラ2の軸方向に見れば、多数の継ぎ目
7が断続的に配置されることになる。したがって、この
ラビング装置5を用いて透明電極付きガラス基板上の配
向膜を配向処理することにより、ラビング布の継ぎ目に
よる配向処理は全体として均一になり、表示品位が良好
な液晶表示装置を実現することができる。
けるラビング装置5は、螺旋状に巻いたラビング布6の
端部が互いに接することにより、継ぎ目7が螺旋状に形
成され、回転ローラ2の軸方向に見れば、多数の継ぎ目
7が断続的に配置されることになる。したがって、この
ラビング装置5を用いて透明電極付きガラス基板上の配
向膜を配向処理することにより、ラビング布の継ぎ目に
よる配向処理は全体として均一になり、表示品位が良好
な液晶表示装置を実現することができる。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
回転ローラの周面に貼着したラビング布に、軸方向に平
行な、またはある角度をもって複数の継ぎ目を設け、あ
るいは螺旋状の継ぎ目を設けたラビング装置を用いて透
明電極付きガラス基板上の配向膜を配向処理することに
より、ラビング布の継ぎ目による配向処理を全体として
均一にすることができ、その結果、表示品位が良好な液
晶表示装置を実現することができる。
回転ローラの周面に貼着したラビング布に、軸方向に平
行な、またはある角度をもって複数の継ぎ目を設け、あ
るいは螺旋状の継ぎ目を設けたラビング装置を用いて透
明電極付きガラス基板上の配向膜を配向処理することに
より、ラビング布の継ぎ目による配向処理を全体として
均一にすることができ、その結果、表示品位が良好な液
晶表示装置を実現することができる。
【図1】本発明の実施の形態1におけるラビング装置の
斜視図
斜視図
【図2】本発明の実施の形態2におけるラビング装置の
斜視図
斜視図
【図3】従来のラビング装置の斜視図
1,5 ラビング装置 2 回転ローラ 3,6 ラビング布 4,7 継ぎ目
Claims (3)
- 【請求項1】 対向配置された一対の透明電極付きガラ
ス基板間に液晶を充填してなる液晶表示装置における、
前記透明電極付きガラス基板上に形成された配向膜を擦
って配向処理するラビング装置であって、回転ローラの
周面に、複数の任意の幅を有する帯状のラビング布を、
前記回転ローラの軸方向に平行またはある角度をもっ
て、互いに接するように貼着してなることを特徴とする
ラビング装置。 - 【請求項2】 対向配置された一対の透明電極付きガラ
ス基板間に液晶を充填してなる液晶表示装置における、
前記透明電極付きガラス基板上に形成された配向膜を擦
って配向処理するラビング装置であって、回転ローラの
周面に、任意の幅を有する帯状のラビング布を、螺旋状
に隙間なく巻き付け貼着してなることを特徴とするラビ
ング装置。 - 【請求項3】 請求項1または請求項2に記載のラビン
グ装置を用いて、透明電極付きガラス基板上に形成され
た配向膜を配向処理してなることを特徴とする液晶表示
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34422898A JP2000171803A (ja) | 1998-12-03 | 1998-12-03 | ラビング装置およびそれを用いて配向処理した液晶表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34422898A JP2000171803A (ja) | 1998-12-03 | 1998-12-03 | ラビング装置およびそれを用いて配向処理した液晶表示装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000171803A true JP2000171803A (ja) | 2000-06-23 |
Family
ID=18367631
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP34422898A Pending JP2000171803A (ja) | 1998-12-03 | 1998-12-03 | ラビング装置およびそれを用いて配向処理した液晶表示装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000171803A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6862061B2 (en) | 2002-02-27 | 2005-03-01 | Nec Lcd Technologies, Ltd. | Rubbing device for providing uniform alignment in liquid crystal display |
US7218368B2 (en) | 2003-11-18 | 2007-05-15 | Nec Lcd Technologies, Ltd. | Rubbing roll orientation processor for liquid crystal display manufacturing |
KR100820105B1 (ko) * | 2001-10-30 | 2008-04-07 | 엘지.필립스 엘시디 주식회사 | 대면적 기판의 러빙수단 |
KR101427011B1 (ko) | 2012-12-17 | 2014-08-05 | 하이디스 테크놀로지 주식회사 | 액정 표시 장치용 러빙 장치 |
-
1998
- 1998-12-03 JP JP34422898A patent/JP2000171803A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100820105B1 (ko) * | 2001-10-30 | 2008-04-07 | 엘지.필립스 엘시디 주식회사 | 대면적 기판의 러빙수단 |
US6862061B2 (en) | 2002-02-27 | 2005-03-01 | Nec Lcd Technologies, Ltd. | Rubbing device for providing uniform alignment in liquid crystal display |
US7218368B2 (en) | 2003-11-18 | 2007-05-15 | Nec Lcd Technologies, Ltd. | Rubbing roll orientation processor for liquid crystal display manufacturing |
KR101427011B1 (ko) | 2012-12-17 | 2014-08-05 | 하이디스 테크놀로지 주식회사 | 액정 표시 장치용 러빙 장치 |
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