JPH11202334A - 液晶表示装置の製造方法 - Google Patents

液晶表示装置の製造方法

Info

Publication number
JPH11202334A
JPH11202334A JP10008321A JP832198A JPH11202334A JP H11202334 A JPH11202334 A JP H11202334A JP 10008321 A JP10008321 A JP 10008321A JP 832198 A JP832198 A JP 832198A JP H11202334 A JPH11202334 A JP H11202334A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rubbing
roller
rubbing cloth
cloth
substrate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10008321A
Other languages
English (en)
Inventor
Satoshi Yamada
聡 山田
Harukatsu Naitou
温勝 内藤
Hideaki Mochizuki
秀晃 望月
Hideki Matsukawa
秀樹 松川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP10008321A priority Critical patent/JPH11202334A/ja
Priority to KR1019990004320A priority patent/KR19990068243A/ko
Priority to TW088100794A priority patent/TW500950B/zh
Priority to US09/233,430 priority patent/US6219123B1/en
Priority to CN99101362A priority patent/CN1224178A/zh
Publication of JPH11202334A publication Critical patent/JPH11202334A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Liquid Crystal (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 中間調表示で直線状の横筋むら、ロール跡の
ない高い表示品位の液晶表示装置を提供する製造方法。 【解決手段】 ラビング布の縦糸方向を回転ローラの回
転方向に対し、傾斜するように貼付ける。その時、前記
ラビング布の縦糸方向の角度が1゜以上15゜未満に設定
するか、もしくは回転ローラにラビング布を貼付ける際
に両面テープの継目がラビング布の下にならないように
する。このような構成のラビングローラで、配向膜を形
成した基板をラビングすることにより、中間調表示で発
生する、直線状の横筋むら、及びロール跡の無い表示品
位の良好な液晶表示を提供できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、多くの電子機器
の表示装置として用いることのできる液晶表示装置の製
造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】配向膜を形成した基板の配向処理方法で
あるラビングとは、回転ローラに数十本のフィラメント
で構成されたパイルを植毛してなる長方形のラビング布
をパイルの併設方向が回転方向と水平となるように巻き
付け、両面テープ等を介して回転ローラとラビング布を
密着したラビングローラを用い、ポリイミドの配向膜上
をこのラビングローラでこすることにより液晶を配向さ
せるものである。
【0003】このとき液晶の配向方向は、ラビングロー
ラの回転方向と基板の移動方向とでなされる角度(以後
ラビング角度とする)で決定される。
【0004】このラビングの角度を決定するのに、図2
に示すように基板の移動方向に対しラビングローラの角
度を振る方法(以後ヘッド振りとする)と、図3に示す
ようにラビングローラに対し基板(ステージ)の角度を
振る方法(以後ステージ振りとする)がある。
【0005】このようなラビング方法で配向処理を行っ
た基板で作成された液晶表示装置では、中間調表示を行
った際に、基板の移動方向に直線状の筋むらが、不特定
の位置に発生したり、ラビングローラと平行方向に等ピ
ッチの直線状のムラ(以後ロール跡とする)が発生した
りする。
【0006】こうした、ラビングに起因した液晶表示装
置の表示むらを解決する手段としての先行技術として、
筋状のむらに対しては、特開平9−73087号記載の
ラビング布のパイルの一併設方向を回転方向に対し傾斜
することにより、パイルの基板に対する接触密度を均一
にすることにより解決しようとするものである。またロ
ール跡に対しては、特開昭54−40652号、実開平
2−33030号記載のように、ラビング布の継目が回
転ローラに対し平行とならないように、ラビング布を回
転ローラに巻き付けることにより解決しようとするもの
である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、ラビ
ング方法では、配向膜面内を均一に配向処理することは
かなり困難である。その原因としては、回転ローラに巻
き付けるラビング布が、数十本のフィラメントを束にし
たパイルを編み込んだ織物であるために、パイルの長
さ、及び向きのばらつきが大きいことが挙げられる。ま
た円筒の回転ローラに両面テープ等を介してラビング布
を貼付けるために、ラビング布の密着性、及びテンショ
ンが回転ローラ内で均一にすることも困難である。
【0008】前記ラビング布の性質のもとラビングをし
た基板で作成した液晶表示装置では、中間調表示の際に
直線状の筋むら、及びロール跡の発生が見られる。
【0009】このうち直線状の筋むらに対しては、回転
ロールの回転方向に対し、ラビング布の縦糸方向(織物
であるためパイルの併設方向)を傾斜させることにより
解決できる。このときのメカニズムに関しては、特開平
9−73087号でパイルの併設方向の周期性を考慮し
て、ラビング方向に対しパイルの接触密度が均一になる
ようにしたためと述べられているが、実際に発生してい
る直線状の筋むらは、周期性がなく、しかも筋の幅も1
〜5mmとパイルの間隔より数倍広いものであるため、
ラビング布のパイルの周期性だけでは説明できない。ま
た、縦糸の傾斜角度も1゜から45゜までの範囲であれば
筋状のむらの発生は見られない。従って、ラビング布の
縦糸方向を回転方向に対して傾斜させることにより、パ
イルの配向膜面に対する当り方、またパイルの倒れ方の
規制がなくなることにより、均一な配向処理がなされて
いるのではと考えられる。
【0010】前述したようにラビング布の縦糸方向を回
転方向に対して傾斜させる場合、図4に示すように、ラ
ビング布を回転ローラに巻き付けるように裁断する際
に、原反の縦糸方向に対し任意の角度だけ傾斜させれ
ば、取り出されたラビング布は回転ローラの回転方向に
対して傾斜をもつ。しかし、こうして裁断されたラビン
グ布で、配向膜をラビングして作成された液晶表示装置
は、ラビングローラと平行の方向にでるロール跡が発生
する。
【0011】このロール跡に対して、回転方向に対して
縦糸が傾斜するように裁断されたラビング布を、前記特
開昭54−40652号、実開平2−33030号に記
載されているように、ラビング布の継目が回転ロールに
対して平行にならないように巻き付けたラビングローラ
で配向膜をラビングした場合でもロール跡は発生した。
【0012】よって、ラビングによる配向処理を行う際
に、筋状のむらはラビング布の縦糸を回転方向に対し傾
斜することにより解決できるが、ロール跡が発生すると
いった課題が生じる。また逆にロール跡を解消するに
は、ラビング布の縦糸方向を回転方向と水平にすればよ
いが、筋状のむらが発生する。
【0013】
【課題を解決するための手段】ラビング起因による液晶
表示装置の中間調表示での表示むらのうち、筋状のむら
は、ラビング布の縦糸方向を回転ローラの回転方向に対
し傾斜することにより解消できるが、ロール跡が発生す
る課題が残る。
【0014】このロール跡に対し、ラビング布の回転ロ
ーラの回転方向に対する傾斜角度が大きい程発生する頻
度、及び中間調表示でのロール跡のコントラスト差が大
きくなる。また、同じ傾斜角度をもつラビング布なら
ば、ラビング時に設定する、ラビング布の配向膜への押
込量が大きい程ロール跡が発生しやすい。
【0015】我々は、上記ロール跡に対するラビング布
の傾斜角度、及び押込量との関係から、ラビング布の伸
びがロール跡の発生原因ではないかと考えた。図5にラ
ビング布の縦糸方向に対する裁断角度と破断伸び率との
関係を示す。この図5からわかるようにラビング布の裁
断角度が15゜以上になると急激に破断伸び率が大きく
なる。そしてラビング布の縦糸方向の裁断角度が45゜
でピークとなる。これは、表1に示すラビング布の縦糸
方向裁断角度とロール跡のコントラスト差の程度の関係
と一致している。従ってロール跡に対してラビング布の
縦糸方向を回転方向に対して傾斜することによるラビン
グ布の伸びやすさが原因の一つであるといえる。
【0016】
【表1】
【0017】なぜラビング布の伸びやすさがロール跡の
原因となるかについて、回転ロールに対するラビング布
の密着性に着目した。図6に通常行われている回転ロー
ラへのラビング布の貼付け方、図7に両面テープの継目
がラビング布の下にこないようにした回転ローラへのラ
ビング布の貼付け方を示す。このとき使用したラビング
布は縦糸の傾斜角度が回転方向に対し45゜のものであ
る。
【0018】図6からわかるように、通常は回転ロール
に両面テープを巻き付けて貼付ける。そしてその上にラ
ビング布を巻き付けて貼付ける。この時ラビング布の継
目が両面テープから剥がれないように両面テープの継目
がラビング布の下にくるようにする。従って、両面テー
プの継目の上にあるラビング布は回転ローラに対して全
くフリーである。こうしたラビングローラでラビングを
行った基板で作成された液晶表示装置は、確実にロール
跡が発生する。
【0019】次に、図7に示すようにラビング布が回転
ローラに対しフリーとならないように両面テープ全体に
ラビング布を貼付ける。このラビングローラでラビング
した基板で作成された液晶表示装置はロール跡が解消さ
れた。
【0020】この結果から基板にラビングローラが回転
しながら接触する際に、摩擦力等の力がラビング布にス
トレスとなってかかる。回転ローラとラビング布の密着
性が強い場合は、このストレスは無視されるが、弱い場
合、特に全くフリーとなっている両面テープの継目上に
あるラビング布にはこのストレスがもろにかかる。そし
て、ラビング布が伸びやすいときには、この部分でよれ
て余ったラビング布が凸部となり、配向膜に強弱を伴っ
たラビングを行うこととなる。これがロール跡となり液
晶表示装置の中間調表示で見えてくる。
【0021】以上から、液晶表示装置の中間調表示で見
えるラビング起因の筋状のむらとロール跡を解決するに
あたり、ラビング布の縦糸方向が回転ローラの回転方向
に対し傾斜角度を持つように巻き付ける。さらに、傾斜
角度が1゜から15゜までの範囲であれば通常のまま使用
できるが、15゜以上であれば、両面テープの継目上に
ラビング布がこないように巻き付けたラビングローラを
使用する。そして、ラビングの条件としては、ラビング
布の押込量を0.3mmから0.5mmの範囲で、ラビ
ングローラが1回転する時に基板の移動する距離が1m
mから3mmの範囲となるよう設定することにより解決
できる。
【0022】このとき作業性を考えてラビング布を裁断
する際に縦糸方向のラビング布の端面に対する裁断角度
を回転ローラに対する傾斜角度と同じにして長方形のラ
ビング布を切り出せばよい。
【0023】
【発明の実施の形態】本発明の第1の実施の形態の液晶
表示装置の製造方法を図1、図2、図4、図6、図8を
用いて説明する。
【0024】図2は、配向処理方法の一つである、ラビ
ングローラ11の角度を基板12の移動方向に対して傾
斜させるラビングである。このときラビングローラの角
度13は、液晶のツイスト角度で決定され、今回は液晶
のツイスト角度が236゜であることから28゜のラビン
グ角度とした。そして図8に示すように基板の移動速度
は40mm/sec、ラビングローラの回転方向は、基
板の移動方向と同じになるようにし、ラビングローラの
回転数は15回転/秒とし、ラビング布51の基板への
押込量81は0.3mmとした。なお基板にはポリイミ
ドの配向膜が形成されている。また、ラビングローラの
半径は66.9mm(ロール半径65mm+両面テープ
厚0.1mm+バブ厚1.8mm)である。
【0025】次に、図4により使用するラビング布の裁
断方法を示す。このラビング布51を図1、図6に示す
ように回転ローラ52に両面テープ53を介して貼付け
る。ここでラビング布の縦糸32の裁断角度33を5゜
とした。ラビング布は吉川化工株式会社製のYA−20
−Rを使用した。このラビング布は、膜厚が約1.8m
mのベルベット織物で、パイルの材質がレーヨン、径が
120デニール、さらに1本のパイルは40本のフィラ
メントから構成されている。そしてフィラメントの密度
は24000本/cm2である。
【0026】上記ラビング方法で配向処理された一対の
基板のうち、少なくとも一方の基板にスペーサー材を散
布等の手段を用いて配置し、他方の基板にスクリーン印
刷、ディスペンサー等の液体吐出装置を使用してシール
材を形成し、前記2枚の基板を貼合わせ、所定のセル厚
になるよう加圧した後にシール材を硬化する。その後必
要な電極端子が残るようにガラスを切断し、液晶を表示
部内に注入して液晶表示パネルを作成する。こうして作
成された液晶表示装置は、中間調表示でも直線の筋状む
らや、ロール跡のない表示品位の良好なものとなる。
【0027】尚、ラビング布の裁断角度が1゜以上15゜
未満で、ラビング布の基板に対する押込量が0.3mm
以上0.5mm以下であれば同様に表示品位の良好な液
晶表示装置を得ることができる。
【0028】次に、この本発明の第2の実施の形態の液
晶表示装置の製造方法を、図1、図2、図4、図7、図
8を用いて説明する。また比較例として図6を用いて説
明する。
【0029】図2は、配向処理方法の一つである、ラビ
ングローラ11の角度を基板12の移動方向に対して傾
斜させるラビングである。このときラビングローラの角
度13は、液晶のツイスト角度で決定され、今回は液晶
のツイスト角度が236゜であることから28゜のラビン
グ角度とした。そして図8に示すように基板の移動速度
は40mm/sec、ラビングローラの回転方向は、基
板の移動方向と同じになるようにし、ラビングローラの
回転数は15回転/秒とし、ラビング布51の基板への
押込量81は0.3mm、0.5mm、0.7mmの3
通りとした。なお基板にはポリイミドの配向膜が形成さ
れている。
【0030】次に、図4より使用するラビング布の裁断
方法を示す。このラビング布51を図1、図7に示すよ
うに回転ローラ52に両面テープ53を介して貼付け
る。このとき両面テープの継目がラビング布の下にこな
いようにする。ここでラビング布の縦糸32の裁断角度
33を45゜とした。使用したラビング布は前述した吉
川化工株式会社製のYA−20−Rである。
【0031】ここで、比較例1として上記縦糸の裁断角
度が45゜、比較例2として縦糸の裁断角度が0゜のラビ
ング布を図6に示すように両面テープの継目がラビング
布の下になるよう貼付けた。またこのときの基板の移動
速度、ラビングローラの回転方向、及び回転数は同様
で、ラビング布の押込量のみ0.3mm、0.5mm、
0.7mmと3条件設定した。
【0032】上記、第2の本発明の実施の形態、比較例
1、及び2のラビング方法で配向処理された一対の基板
のうち、少なくとも一方の基板にスペーサー材91を散
布等の手段を用いて配置し、他方の基板にスクリーン印
刷、ディスペンサー等の液体吐出装置を使用してシール
材92を形成し、前記2枚の基板を貼合わせ、所定のセ
ル厚になるよう加圧した後にシール材を硬化する。その
後必要な電極端子が残るようにガラスを切断し、液晶を
表示部内に注入して液晶表示パネルを作成する。この液
晶表示装置の表示むら特に、直線状の横筋、及びロール
跡について評価した結果を表2に示す。
【0033】表2から、比較例1では、ロール跡が発生
するが、ラビング布の押込量が小さいと程度が軽くな
る。比較例2に関しては、ロール跡は発生しないが、直
線状の横筋が発生し、この横筋はラビング布の押込量に
依存しない。これに対し第2の実施の形態では、ロール
跡、そして直線状の横筋も発生しない良好な表示特性が
得られた。
【0034】
【表2】
【0035】尚、上記実施形態では、ラビング布として
吉川化工のYA−20−Rを挙げたが、ラビング布の下
地が織物でパイルを編み込んだ形状のもであれば問題無
い。更に縦糸方向の傾斜角度も、ラビング布の裁断時の
精度等を考慮すれば、1゜から15゜の範囲で使用するこ
とが好ましい。
【0036】尚、ラビング布を両面テープでローラに貼
り付ける場合について説明したが、必ずしも両面テープ
でなくてもよく、接着剤等で片面全体を固定すればよ
い。
【0037】また、ラビング布をローラに貼り付けるの
ではなく異なる方法でローラにフィラメントを取り付け
たものであっても回転方向に一列に並ばなければ同じ効
果が得られる。
【0038】また、ローラの代わりにベルトを用いても
よく、ベルトの移動方向にフィラメントが一列に並ばな
ければ同じ効果が得られる。
【0039】以上のように装置を製造することにより、
表示装置、情報処理装置、受像器の画面の特性を良好に
することができる。
【0040】
【発明の効果】この本発明による液晶表示装置の製造方
法によれば、配向膜を形成した基板の配向処理方法であ
るラビングであるが、ラビング布の縦糸方向を回転ロー
ラの回転方向に対し1゜から45゜傾斜させることによ
り、基板の移動方向に対し均一な配向処理がなされ、液
晶表示装置の中間調表示の際現れる、直線状の横筋むら
が解消される。
【0041】さらに、ラビング布の縦糸の傾斜角度を1
゜から15゜の範囲とすることにより、ラビング布の破断
伸び率を抑えることができる。従って、ラビング布が基
板に接するときに生ずるストレスによるラビング布のよ
れ、特に回転ローラとラビング布を密着する際に使用す
る両面テープの継目の上にあるラビング布のよれが解消
され、ロール跡を解消することもできる。
【0042】尚、ラビング布の縦糸方向が15゜から4
5゜の範囲にあるときには、両面テープ継目上にラビン
グ布がこないように回転ローラに貼付けることによりロ
ール跡を解消できる。
【0043】このときのラビング条件としては、ラビン
グ布の基板への押込量が0.3mmから0.5mmの範
囲で、ラビングローラが1回転する間に基板の移動する
距離が1mmから3mmの範囲になるように、ラビング
ローラ回転数、基板移動速度を設定すると、液晶表示装
置の特性も変わらず、直線状の横筋むら、およびロール
跡の無い表示品位の高い液晶表示装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ラビング布の縦糸方向が回転ローラの回転方向
に対し傾斜するように巻き付けたラビングローラを示す
正面図
【図2】通常使用される配向処理のうち、ラビングロー
ラを基板の移動方向に対し傾斜させることを特徴とする
ラビング方法の概略図
【図3】通常使用される配向処理のうち、ラビングロー
ラの回転方向に対し基板を傾斜させることを特徴とする
ラビング方法の概略図
【図4】ラビング布の縦糸方向が回転ローラの回転方向
に対し傾斜するようなラビング布の裁断方法を示す概略
【図5】ラビング布の縦糸方向の端面に対する角度と破
断伸び率を示す図
【図6】回転ローラに両面テープを介してラビング布を
貼付ける際に、両面テープの継目上にラビング布がある
ラビングローラを示す断面図
【図7】回転ローラに両面テープを介してラビング布を
貼付ける際に、両面テープの継目上にラビング布の継目
があるラビングローラを示す断面図
【図8】ラビングローラで基板をラビングする状態を示
す断面図
【図9】液晶表示装置の断面図
【符号の説明】
11 ラビングローラ 12 配向膜を形成した基板 13 ラビングローラの角度 14 基板移動方向 15 回転ローラの回転方向 31 ラビング布原反 32 縦糸 33 縦糸の裁断角度 51 ラビング布 52 回転ローラ 53 両面テープ 54 両面テープ継目 55 ラビング布継目 81 ラビング布の基板に対する押込量 91 スペーサー材 92 シール材 93 液晶 94 配向膜 95 透明電極 96 ガラス基板
フロントページの続き (72)発明者 松川 秀樹 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】配向処理の方法が、回転ローラの外周面に
    ラビング布を巻き付けてなるラビングローラを回転させ
    ることにより基板表面に形成された配向膜をラビング
    し、基板の移動方向に対しラビングローラを任意の角度
    振ることによりラビング角度を決めるものであり、前記
    ラビング布の縦糸方向がローラ回転方向に対し傾斜して
    いることを特徴とする液晶表示装置の製造方法。
  2. 【請求項2】ラビング布の縦糸方向が、ローラの回転方
    向に対し1゜以上15゜未満であることを特徴とする請求
    項1記載の液晶表示装置の製造方法。
  3. 【請求項3】ラビング布の縦糸方向が15゜以上45゜以
    下で、ラビング布の巻き付け方向の長さが回転ローラの
    外周より10mm以上20mm以下の範囲内で短いもの
    で、回転ローラの貼付け方法として、ラビング布と回転
    ローラを密着する両面テープの継目上にラビング布がか
    からないよう巻き付けたラビングローラによりラビング
    することを特徴とした請求項1記載の液晶表示装置の製
    造方法。
  4. 【請求項4】ラビング布を均等な力で回転ローラに固定
    したことを特徴とした請求項1記載の液晶表示装置の製
    造方法。
  5. 【請求項5】裁断角度が1゜以上15゜以下であることを
    特徴とするラビング布。
  6. 【請求項6】裁断角度が1゜以上45゜以下であることを
    特徴とするラビング布。
  7. 【請求項7】ラビング布の縦糸方向とローラの回転方向
    のなす角が1゜以上15゜以下であることを特徴とするラ
    ビングローラ。
  8. 【請求項8】ラビング布の縦糸方向とローラの回転方向
    のなす角が1゜以上45゜以下であることを特徴とするラ
    ビングローラ。
  9. 【請求項9】ラビング布の片面の全体をローラに固定し
    て用いることを特徴とするラビングローラ。
  10. 【請求項10】ローラにローラの回転方向に一列に並ば
    ないフィラメント又はパイルを有することを特徴とする
    ラビングローラ。
  11. 【請求項11】ラビング布の片面の全体をローラに固定
    して用いることを特徴とするラビングローラ。
  12. 【請求項12】請求項7〜請求項11のいずれかに記載
    のラビングローラを用いる基板製造方法。
  13. 【請求項13】移動方向に一列に並ばないフィラメント
    又はパイルを有することを特徴とするベルトを用いる基
    板製造方法。
  14. 【請求項14】請求項7〜請求項11のいずれかに記載
    のラビングローラを用いる液晶表示装置の製造方法。
  15. 【請求項15】移動方向に一列に並ばないフィラメント
    又はパイルを有することを特徴とするベルトを用いる液
    晶表示装置の製造方法。
  16. 【請求項16】請求項7〜請求項11のいずれかに記載
    のラビングローラを用いる情報処理装置製造方法。
  17. 【請求項17】移動方向に一列に並ばないフィラメント
    又はパイルを有することを特徴とするベルトを用いる情
    報処理装置製造方法。
  18. 【請求項18】請求項7〜請求項11のいずれかに記載
    のラビングローラを用いる受像装置製造方法。
  19. 【請求項19】移動方向に一列に並ばないフィラメント
    又はパイルを有することを特徴とするベルトを用いる受
    像装置製造方法。
  20. 【請求項20】ラビングローラの配向膜を形成した基板
    への押込距離が0.3mm以上0.5mm以下であるこ
    とを特徴とする請求項1〜請求項4又は請求項12〜請
    求項19のいずれかに記載の製造方法。
  21. 【請求項21】ラビングローラの配向膜を形成した基板
    への押込距離が0.7mm以下であることを特徴とする
    液晶表示装置の製造方法。
  22. 【請求項22】ラビングローラが1回転する間に、基板
    の移動する距離が1mm以上3mm以下であることを特
    徴とする請求項1〜請求項4又は請求項12〜請求項2
    1のいずれかに記載の装置の製造方法。
JP10008321A 1998-01-20 1998-01-20 液晶表示装置の製造方法 Pending JPH11202334A (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10008321A JPH11202334A (ja) 1998-01-20 1998-01-20 液晶表示装置の製造方法
KR1019990004320A KR19990068243A (ko) 1998-01-20 1999-01-16 액정 배향 처리 방법 및 이것을 이용한 액정 표시 소자
TW088100794A TW500950B (en) 1998-01-20 1999-01-19 Orientation process method of liquid crystal and liquid crystal display processed by the same method
US09/233,430 US6219123B1 (en) 1998-01-20 1999-01-20 Orientation process method of liquid crystal having a first rubbing direction formed by fibers inclined to the rolling direction and a second rubbing direction
CN99101362A CN1224178A (zh) 1998-01-20 1999-01-20 液晶取向处理方法及使用该方法的液晶显示器件

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10008321A JPH11202334A (ja) 1998-01-20 1998-01-20 液晶表示装置の製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11202334A true JPH11202334A (ja) 1999-07-30

Family

ID=11689910

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10008321A Pending JPH11202334A (ja) 1998-01-20 1998-01-20 液晶表示装置の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH11202334A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6862061B2 (en) 2002-02-27 2005-03-01 Nec Lcd Technologies, Ltd. Rubbing device for providing uniform alignment in liquid crystal display
KR100972071B1 (ko) * 2003-05-15 2010-07-26 가부시끼가이샤 히다치 세이사꾸쇼 액정 패널 제조용 러빙포재
CN103797387A (zh) * 2011-10-20 2014-05-14 富士胶片株式会社 摩擦辊及取向膜的制造方法

Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5870210A (ja) * 1981-10-22 1983-04-26 Dainippon Printing Co Ltd ラビング処理方法
JPH0222624A (ja) * 1988-07-11 1990-01-25 Seiko Epson Corp 液晶表示装置の製造方法
JPH0369920A (ja) * 1989-08-09 1991-03-26 Fujitsu Ltd ラビング装置
JPH04115225A (ja) * 1990-09-05 1992-04-16 Fujitsu Ltd 液晶表示素子配向膜用ラビング装置
JPH05100228A (ja) * 1991-10-08 1993-04-23 Canon Inc 強誘電性液晶素子の配向処理法
JPH05142542A (ja) * 1991-11-20 1993-06-11 Matsushita Electric Ind Co Ltd 液晶表示素子のラビング配向処理方法
JPH05346582A (ja) * 1992-04-01 1993-12-27 Nec Corp 液晶表示素子配向膜のラビング方法及びラビング装置
JPH0627470A (ja) * 1992-07-07 1994-02-04 Canon Inc ラビングローラ
JPH10186364A (ja) * 1996-12-27 1998-07-14 Sharp Corp ラビング処理装置、ラビング処理方法および液晶表示装置

Patent Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5870210A (ja) * 1981-10-22 1983-04-26 Dainippon Printing Co Ltd ラビング処理方法
JPH0222624A (ja) * 1988-07-11 1990-01-25 Seiko Epson Corp 液晶表示装置の製造方法
JPH0369920A (ja) * 1989-08-09 1991-03-26 Fujitsu Ltd ラビング装置
JPH04115225A (ja) * 1990-09-05 1992-04-16 Fujitsu Ltd 液晶表示素子配向膜用ラビング装置
JPH05100228A (ja) * 1991-10-08 1993-04-23 Canon Inc 強誘電性液晶素子の配向処理法
JPH05142542A (ja) * 1991-11-20 1993-06-11 Matsushita Electric Ind Co Ltd 液晶表示素子のラビング配向処理方法
JPH05346582A (ja) * 1992-04-01 1993-12-27 Nec Corp 液晶表示素子配向膜のラビング方法及びラビング装置
JPH0627470A (ja) * 1992-07-07 1994-02-04 Canon Inc ラビングローラ
JPH10186364A (ja) * 1996-12-27 1998-07-14 Sharp Corp ラビング処理装置、ラビング処理方法および液晶表示装置

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6862061B2 (en) 2002-02-27 2005-03-01 Nec Lcd Technologies, Ltd. Rubbing device for providing uniform alignment in liquid crystal display
KR100972071B1 (ko) * 2003-05-15 2010-07-26 가부시끼가이샤 히다치 세이사꾸쇼 액정 패널 제조용 러빙포재
CN103797387A (zh) * 2011-10-20 2014-05-14 富士胶片株式会社 摩擦辊及取向膜的制造方法
KR101536087B1 (ko) * 2011-10-20 2015-07-10 후지필름 가부시키가이샤 러빙 롤러 및 배향 필름의 제조 방법
CN103797387B (zh) * 2011-10-20 2017-03-01 富士胶片株式会社 摩擦辊及取向膜的制造方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0973087A (ja) 液晶表示素子用基板の配向処理装置及びラビング布並びに液晶表示素子
JPH11202334A (ja) 液晶表示装置の製造方法
US6862061B2 (en) Rubbing device for providing uniform alignment in liquid crystal display
JPH03200931A (ja) 液晶表示素子のラビング配向処理方法
JP2000035580A (ja) 液晶表示素子の製造方法
JP3209328B2 (ja) 液晶表示素子の製造方法
JPH07168186A (ja) 液晶表示素子の製造方法
KR100624400B1 (ko) 액정표시장치의 러빙포 제조방법 및 그 방법에 의해 제조된 러빙포.
JP3787034B2 (ja) ラビング布巻着用両面粘着テープ、液晶表示素子のラビング処理方法および液晶表示素子
JP2000029031A (ja) ラビング処理装置、ラビング処理方法、ラビング布および液晶表示素子の製造方法
JP2000292792A (ja) 液晶表示素子の製造方法
KR20080060103A (ko) 러빙장치 및 러빙방법
JPH0588179A (ja) ラビングローラー、液晶素子の製造方法および液晶装置
JPH10319402A (ja) 液晶表示素子の配向処理装置とその装置による配向処理方法
KR101048372B1 (ko) 러빙천 및 이를 이용한 러빙 장치
JP2593970B2 (ja) 液晶表示素子の製造方法
JP3018419B2 (ja) 液晶セルの製造方法
KR20040062186A (ko) 액정표시장치의 씰 패턴 스크린 인쇄장치
JPH08334769A (ja) ラビング布、及びそれを用いたラビング装置
JP2000171803A (ja) ラビング装置およびそれを用いて配向処理した液晶表示装置
JP3563745B2 (ja) 塗布装置
JP2001356350A (ja) 液晶表示素子の製造方法
US10197864B2 (en) Rubbing roller and rubbing method utilizing the same for rubbing alignment layer of liquid crystal display substrate, and fabricating method thereof
JP3209716B2 (ja) 液晶配向処理方法及びこれを用いた液晶表示素子
JPH10148831A (ja) ラビング装置及びラビング方法