JP3787034B2 - ラビング布巻着用両面粘着テープ、液晶表示素子のラビング処理方法および液晶表示素子 - Google Patents

ラビング布巻着用両面粘着テープ、液晶表示素子のラビング処理方法および液晶表示素子 Download PDF

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、液晶表示素子の構成材料の一つである配向膜を一方向にラビング処理するためのラビング布と回転ローラとしてのラビングローラとを接着するラビング布巻着用両面粘着テープ、上記ラビング布巻着用両面粘着テープを介してラビングローラに接着されたラビング布によって上記配向膜をラビング処理する液晶表示素子のラビング処理方法、および、配向膜が上記方法によって処理された液晶表示素子に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来から、液晶表示素子の配向膜に対してラビング処理が行われている。ラビング処理とは、一般に、液晶分子の配向方向を規制するために行う配向処理のことであり、この処理は、通常、回転可能なラビングローラを有するラビング処理装置(配向処理装置)によってなされている。
【0003】
上記のラビング処理を具体的に説明すると、ラビングローラの外周面に、無数のパイルを植設したラビング布を巻着すると共に、上記配向膜を形成したガラス基板を上記ラビングローラに近接配置し、ラビングローラを回転させる。すると、上記配向膜表面が上記ラビング布によって一方向にラビングされると共に延伸される。これにより、上記配向膜を有する一対のガラス基板を液晶層を介して貼り合わせた際には、液晶分子は、その長軸方向が上記ラビング方向と平行な方向に配向される。
【0004】
ところで、上記ラビング布は、ラビング布とラビングローラとの間隙をなくし、ラビング布のパイルをガラス基板に対して均一に接触させるために、ラビング布巻着用両面粘着テープ(以下、単に粘着テープと称する)を介してラビングローラに巻着されている。上記の粘着テープは、ローラ側粘着剤層と布側粘着剤層とをベースフィルムの表裏面にそれぞれ形成した両面テープであり、ローラ側粘着剤層とラビングローラ、布側粘着剤層とラビング布とを接触させることにより、粘着テープを介してラビングローラとラビング布とを接着するものである。ローラ側粘着剤層、布側粘着剤層の各層厚および材質は、ラビングローラおよびラビング布に対する接着性、剥離性、作業性等を考慮して適宜設定されている。
【0005】
例えば特開平3−264926号公報に開示された粘着テープにおいては、ローラ側粘着剤層と布側粘着剤層とを同じ材質のもの(例えばアクリル粘着剤)で構成しており、しかも、布側粘着剤層がローラ側粘着剤層よりも厚くなるように、具体的には布側粘着剤層を例えば層厚50μmで形成する一方、ローラ側粘着剤層を例えば層厚25μmで形成している。なお、上記公報には、ローラ側粘着剤層の硬さについての開示は一切なく、そのため、上記ローラ側粘着剤層は非硬質(布側粘着剤層も同様)であると推定される。
【0006】
このように布側粘着剤層を比較的厚く形成することにより、布側粘着剤層の粘着剤をラビング布の裏地に十分に食い込ませて、例えばラビングローラ回転時における、ラビングローラあるいは粘着テープからのラビング布の剥離を抑制している。また、ローラ側粘着剤層を比較的薄く形成することにより、ラビングローラとローラ側粘着剤層との間に必要以上の粘着力が生じるのを回避して、ラビング布交換時における粘着テープのラビングローラからの剥離を容易にし、作業性を向上させている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、使用前の粘着テープは、通常、各粘着剤層表面(ベースフィルムと反対側の面)に、容易に剥離可能なセパレータが貼着された状態となっており、各粘着剤層表面が上記各セパレータによって保護されるようになっている。なお、上記各セパレータは、粘着テープ使用時にはじめて剥がされることになるが、その際には、粘着テープにひずみが生じないように剥がす必要があり、特に剥がし始める際には、指等により粘着テープに応力が直接かかってしまい、粘着テープにひずみが生じやすくなるので、十分に注意を払う必要がある。
【0008】
ところが、上記公報のローラ側粘着剤層は非硬質と推定され、しかも、層厚25μmと薄いので、ローラ側粘着剤層は、ローラ側セパレータの剥離の際に上記応力によりひずみやすい。また、その際にローラ側粘着剤層がひずまなかったとしても、布側セパレータの剥離の際の応力により粘着テープがひずむと、その影響でローラ側粘着剤層が容易にひずむ。すると、粘着テープをラビングローラに貼り付けた際に、上記両者間に局所的に隙間が形成されてそこに気泡が進入し、粘着テープにいわゆる浮き(段差)が生じる。この浮きは、粘着テープと接着されるラビング布にも影響し、ラビング処理時の配向むらの原因となる。つまり、上記の浮きによって粘着テープが局所的にひずんだままとなるので、上記粘着テープに接着されたラビング布のパイルが配向膜に均一に接触しないようになり、その結果、配向むらが生じることとなる。
【0009】
近年では、液晶表示素子はマルチメディア機器等に搭載され、ディスプレイとしての役割を担っており、パーソナルコンピュータの高画質化に伴い、中間調での高品位化(均一化)が益々必要とされている。しかし、高画質化を実現するために液晶材料の特性を向上させた結果、中間調電圧、最適電圧印加時の表示品位が低下しやすくなり、その結果、製造歩留りが低下することにもなっている。現在、例えばSTN(Super Twisted Nematic )液晶表示素子においては、液晶分子の配向状態が特に中間調の表示むらに大きく起因していることが分かっており、それゆえに、配向むらを低減させることが急務となっている。
【0010】
本発明は、上記の問題点を解決するためになされたもので、その目的は、ラビング布のラビングローラへの均一な貼着を可能とし、これによって、配向むらを低減することのできるラビング布巻着用両面粘着テープと、上記ラビング布巻着用両面粘着テープに接着されたラビング布によって配向膜をラビング処理する液晶表示素子のラビング処理方法と、配向膜が上記方法によって処理された液晶表示素子とを提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】
発明に係るラビング布巻着用両面粘着テープは、上記の課題を解決するために、ベースフィルムの一方の面に、回転ローラに巻着されるローラ側粘着剤層を有する一方、ベースフィルムの他方の面に、ラビング布と接着される布側粘着剤層を有し、上記回転ローラの回転により、絶縁性基板上の透明電極を被覆する配向膜を上記ラビング布にてラビング処理することができるように、上記回転ローラと上記ラビング布とを接着するラビング布巻着用両面粘着テープにおいて、上記ローラ側粘着剤層及び上記布側粘着剤層はともにアクリル系樹脂で構成され、かつ、上記ローラ側粘着剤層は上記布側粘着剤層よりも樹脂の凝集力が強いことを特徴としている。
【0012】
上記の構成によれば、上記ローラ側粘着剤層が上記布側粘着剤層よりも樹脂の凝集力が強いので、ローラ側粘着剤層は、ローラ側粘着剤層表面および布側粘着剤層表面に貼着されている保護層を剥離する際に応力を受けても容易にひずむことはない。これにより、ラビングローラに対して浮きを生じさせることなくローラ側粘着剤層を均一に接着することが可能となり、これによって粘着テープの布側粘着剤層と接着されるラビング布を、配向膜に対して均一に接触させることが可能となる。
【0013】
したがって、上記構成によれば、粘着テープの浮き、ひずみに起因する配向むらを抑えることができる。これにより、一対の絶縁性基板を用いて液晶表示素子を構成したときに、中間調電圧、最適電圧印加時での表示むらを低減することができ、高画質化を図ることができる。
【0014】
なお、例えばSTN液晶表示素子においては、液晶分子の配向状態が特に中間調の表示むらに大きく起因していることが分かっており、それゆえ、上記構成による配向むらを低減できる効果は、特にSTN液晶表示素子の表示むら低減に大きく働く。
【0015】
また、硬質樹脂は一般的に樹脂間の凝集力が強く、それゆえ、粘着テープをラビングローラから容易に剥離させる、つまり、粘着テープの剥離性を良好に保つことが可能である。これにより、剥離時の作業性を向上させることができる。
【0016】
発明に係るラビング布巻着用両面粘着テープは、上記構成において、上記ローラ側粘着剤層の層厚が、40μm以上80μm未満であることを特徴とすることもできる。
【0017】
ローラ側粘着剤層が層厚40μm未満であると、ローラ側粘着剤層は硬質と言えども外部からの応力によるひずみ、いわゆるおれじわが生じやすくなり、その結果、気泡進入によって粘着テープが均一にラビングローラに巻着されなくなる。すると、上記粘着テープの布側粘着剤層と接着されるラビング布は、配向膜に対して均一に接触されなくなり、結果的に配向むらが生じることになる。
【0018】
一方、ローラ側粘着剤層が層厚80μm以上であると、ローラ側粘着剤層の粘着力が強すぎて、例えば上記粘着テープをラビングローラから剥離する際に、上記ラビングローラに粘着剤が残ってしまう場合がある。残った粘着剤の上から次の粘着テープを貼ると、上記粘着テープに局所的な段差が生じ、これによってラビング布が配向膜に均一に接触しないようになり、配向むらが生じることになるので、このような場合は、通常、粘着剤の除去工程が必要となる。すると、液晶表示素子の製造効率(作業効率)は著しく低下する。
【0019】
しかし、上記構成では、ローラ側粘着剤層を層厚40μm以上80μm未満としているので、粘着テープの応力ひずみを確実に抑えることができると共に、粘着テープに適度な粘着性を持たせて樹脂残りが生じるのを回避することができる。その結果、粘着テープの浮き、樹脂残りに起因する配向むらを確実に低減して液晶表示素子の表示むらを確実に低減することができると共に、残存粘着剤の除去工程を不要にして液晶表示素子の製造効率の低下を回避することができる。
【0020】
本発明に係るラビング布巻着用両面粘着テープは、上記構成において、上記ローラ側粘着剤層の層厚が、40μm以上80μm未満であり、上記布側粘着剤層の層厚が40μm以上60μm未満であることを特徴とすることもできる。
発明に係るラビング布巻着用両面粘着テープは、上記構成において、上記ローラ側粘着剤層と上記布側粘着剤層との総厚が120μm未満であることを特徴とすることもできる。
【0021】
上記総厚が120μm以上であると、ラビング布の配向膜への接触力(接触圧)が増加し、これにより、粘着テープ自体に応力ひずみが生じ、これがラビング布の配向膜への応力ばらつきをもたらす。
【0022】
しかし、上記構成では、上記総厚が120μm未満であるので、上記応力ばらつきが生じるのを回避することができる。その結果、配向むらをさらに確実に抑えて、上記した構成による効果を確実に得ることができる。
本発明に係るラビング布巻着用両面粘着テープは、上記構成において、上記ベースフィルムの厚みが10〜30μmの範囲であることを特徴とすることもできる。
【0023】
発明に係る液晶表示素子のラビング処理方法は、上記の課題を解決するために、上記した本発明のラビング布巻着用両面粘着テープを介してラビング布を回転ローラに巻着し、当該回転ローラを回転させることにより、絶縁性基板上の透明電極を被覆する配向膜を上記ラビング布にてラビング処理することを特徴としている。
【0024】
上記の構成によれば、ラビングローラとラビング布とを接着する粘着テープとして、本発明の粘着テープを用いているので、貼り付け時の応力等によりローラ側粘着剤層にひずみが生じることはなく、ラビングローラと粘着テープ、粘着テープとラビング布とが均一に接着される。これにより、ラビング布が配向膜に対して均一に接触するようになるので、上記配向膜に対するラビング処理を均一に行うことができ、その結果、配向むらを低減することができる。
【0025】
発明に係る液晶表示素子は、上記の課題を解決するために、絶縁性基板上の透明電極を覆うように形成される配向膜を少なくとも備えた液晶表示素子において、上記配向膜は、上記した本発明の液晶表示素子のラビング処理方法によってラビング処理されていることを特徴としている。
【0026】
上記の構成によれば、本発明の液晶表示素子のラビング処理方法によって、配向膜が均一にラビング処理され、その結果、配向むらが低減されるので、上記配向膜を有する一対の絶縁性基板を用いて液晶表示素子を構成したときに、中間調電圧、最適電圧印加時での表示むらを低減することができ、高画質化を図ることができる。
【0027】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の一形態について、図1および図2に基づいて説明すれば、以下の通りである。
【0028】
図2に示すように、本発明のラビング布巻着用両面粘着テープ(以下、単に粘着テープと称する)1が適用されるラビング処理装置は、回転駆動されるラビングローラ2(回転ローラ)と、ラビングローラ2の外周面と対向配置される可動ステージ3を備えている。
【0029】
ラビングローラ2の外周面には、無数のパイル4aを植設したラビング布4が後述する粘着テープ1を介して巻着される。パイル4aは、どれもほぼ同じ長さに設定されており、本実施形態ではパイル長に起因する配向むらは生じないと考えてよい。なお、ラビング布4としては、吉川加工製のYA−18Rを用いた。
【0030】
可動ステージ3上には、ラビング処理対象である液晶表示素子用基板5が載置される。液晶表示素子用基板5とは、ガラス基板6(絶縁性基板)上に例えばITO(Indium Tin Oxide)膜からなる複数の透明電極7を例えばストライプ状に形成し、さらに該透明電極7を覆うように例えばポリイミドからなる配向膜8を形成したものである。したがって、一対の液晶表示素子用基板5・5を液晶層(図示せず)およびシール部材(図示せず)を介して貼り合わせることで、液晶表示素子が構成される。
【0031】
次に、本発明の粘着テープ1について説明する。
図1に示すように、粘着テープ1は、例えばPET(ポリエチレンテレフタレート)からなる層厚25μmのベースフィルム9の表裏面に、ローラ側粘着剤層10および布側粘着剤層11を形成したものである。そして、ラビング布4のラビングローラ2への貼り付け前、つまり、粘着テープ1の使用前においては、ローラ側粘着剤層10の表面(ベースフィルム9とは反対側の面)にローラ側セパレータ12が、布側粘着剤層11の表面(ベースフィルム9とは反対側の面)に布側セパレータ13が貼着されており、各粘着剤層表面が保護されるようになっている。
【0032】
なお、ベースフィルム9の材質および厚さは上記に限定されるわけではなく、例えば厚さに関しては10〜30μmの範囲で設定可能である。
【0033】
ローラ側粘着剤層10、布側粘着剤層11はともに、例えばアクリル酸エステルあるいはメタクリル酸エステルからなるアクリル系樹脂で構成されており、しかも、ローラ側粘着剤層10は布側粘着剤層11よりも硬質、つまり、樹脂の凝集力が強いものとなっている。ローラ側粘着剤層10は、具体的には、リンテック株式会社製のTL−250という硬質アクリル系樹脂で構成されている。
【0034】
なお、硬質の条件としては、一方の樹脂が他方よりも分子量が大きい、ガラス転移点が高い、架橋密度が高い、等があり、ローラ側粘着剤層10は、布側粘着剤層11と相対的に比較して、上記の点のうち少なくとも一つをクリアしている。なお、ローラ側粘着剤層10、布側粘着剤層11の各層厚については後述する。
【0035】
次に、上記構成の粘着テープ1を用いての液晶表示素子のラビング処理方法について以下に説明する。
【0036】
上記の構成において、ラビング布4のラビングローラ2への貼り付け時には、まず、粘着テープ1の布側セパレータ13を剥がし、剥き出しとなった布側粘着剤層11とラビング布4とを接着する。なお、布側セパレータ13の剥離時には、指等による応力により粘着テープ1が極力ひずまないように布側セパレータ13を丁寧に剥がす。
【0037】
続いて、ラビング布4におけるパイル4aが下側となるようにラビング布4を載置し、ラビング布4と接着された粘着テープ1におけるローラ側セパレータ12を、ローラ側粘着剤層10にひずみが生じないように剥がす。
【0038】
次に、ラビング処理装置からラビングローラ2だけを取り外し、剥き出しとなっているローラ側粘着剤層10の上にラビングローラ2を乗せる。そして、ラビングローラ2を転がすことにより、ラビング布4を粘着テープ1を介してラビングローラ2に巻き付け、上記ラビングローラ2をラビング処理装置にセットする。
【0039】
その後、ラビング処理装置の可動ステージ3上に、配向膜8が上側となるように液晶表示素子用基板5を載置し、ラビングローラ2を回転させて、ラビングローラ2に巻着されたラビング布4により配向膜8をラビング処理する。こうして1個の液晶表示素子用基板5に対するラビング処理が終了する。
【0040】
このような手法で他の液晶表示素子用基板5に対しても同様にラビング処理を行い、一対の液晶表示素子用基板5・5を配向膜8・8同士が対向するように、かつ、互いの配向方向が直交するように液晶層およびシール部材を介して貼り合わせることで、TN(Twisted Nematic )液晶表示素子またはSTN(Super Twisted Nematic )液晶表示素子を作成する。
【0041】
以上のように、本発明ではローラ側粘着剤層10を硬質樹脂で構成しているので、ローラ側粘着剤層10は、ローラ側セパレータ12および布側セパレータ13の剥離の際に指等による応力を受けてもひずむようなことがなくなる。これにより、ローラ側粘着剤層10とラビングローラ2とをその間に局所的に隙間を形成することなく均一に接着することができる。その結果、粘着テープ1に接着されたラビング布4のパイル4aが配向膜8に均一に接触するようになり、粘着テープ1の浮きに起因して配向むらが生じるのを回避できる。したがって、上記のようにして配向処理された一対の液晶表示素子用基板5・5で液晶表示素子を構成することにより、中間調電圧、最適電圧印加時における表示むらを低減することができ、表示品位の低下を抑制して高画質化を図ることができる。
【0042】
なお、上記したラビングローラ2とラビング布4との接着方法では、ラビング布4と粘着テープ1とを先に接着し、その後、上記粘着テープ1とラビングローラ2とを接着するようにしているが、勿論、粘着テープ1とラビングローラ2とを先に接着し、その後、上記粘着テープ1とラビング布4とを接着するようにしてもよい。
【0043】
また、以上では、いわゆる単純マトリクス型液晶表示素子を構成する場合を例に挙げたが、この他にも例えばTFT(Thin Film Transistor)やMIM(Metal Insulator Metal )等のアクティブ素子を有するアクティブマトリクス型液晶表示素子にも本発明のラビング処理を適用することができる。
【0044】
次に、本実施形態では、ローラ側粘着剤層10の層厚および材質、布側粘着剤層11の層厚を、以下に示す実施例1〜4、比較例1〜5の如く変化させ、そのときのラビングローラ2に対するラビング布4の巻着状態、布交換時の作業性(ラビング布4の剥離性)、液晶表示素子を構成したときの表示品位について調べ、ローラ側粘着剤層10、布側粘着剤層11の各層厚および総厚の範囲の適正化を図った。
【0045】
(実施例1)
本実施例では、ローラ側粘着剤層10を布側粘着剤層11よりも硬質なアクリル系樹脂で構成し、ローラ側粘着剤層10、布側粘着剤層11の層厚をともに40μmとして各粘着剤層の総厚を80μmとした。
【0046】
(実施例2)
本実施例では、ローラ側粘着剤層10の層厚を75μmとし、各粘着剤層の総厚を115μmとした以外は、実施例1と同様の条件である。
【0047】
(実施例3)
本実施例では、ローラ側粘着剤層10の層厚を60μmとし、各粘着剤層の総厚を100μmとした以外は、実施例1と同様の条件である。
【0048】
(実施例4)
本実施例では、布側粘着剤層11の層厚を45μmとし、各粘着剤層の総厚を85μmとした以外は、実施例1と同様の条件である。
【0049】
(比較例1)
本比較例では、ローラ側粘着剤層10を従来と同様の非硬質のアクリル系樹脂で構成した以外は、実施例1と同様の条件である。
【0050】
(比較例2)
本比較例では、ローラ側粘着剤層10を従来と同様の非硬質のアクリル系樹脂で構成し、ローラ側粘着剤層10の厚さを35μmとした以外は、実施例1と同様の条件である。
【0051】
(比較例3)
本比較例では、ローラ側粘着剤層10の層厚を80μmとし、各粘着剤層の総厚を120μmとした以外は、実施例1と同様の条件である。
【0052】
(比較例4)
本比較例では、布側粘着剤層11の層厚を35μmとし、各粘着剤層の総厚を75μmとした以外は、実施例1と同様の条件である。
【0053】
(比較例5)
本比較例では、ローラ側粘着剤層10、布側粘着剤層11の層厚をともに60μmとして、各粘着剤層の総厚を120μmとした以外は、実施例1と同様の条件である。
【0054】
実施例1〜4、比較例1〜5の結果を表1に示す。
【0055】
【表1】
Figure 0003787034
【0056】
このように、実施例1〜4においては、ラビング布4の巻着状態、布交換時の作業性、表示品位について、どれも良好な結果が得られており、総合評価としてかなり良好である結果が得られた。一方、比較例1〜5では、上記のうち少なくとも一つが不可となる結果が得られており、総合評価として不可であった。また、この表1の結果から以下のことが言える。
【0057】
▲1▼実施例1と比較例1との比較により、ローラ側粘着剤層10を硬質アクリル系樹脂で構成した場合には、布交換時の作業性を向上させることができると言える。これは、硬質アクリル系樹脂は通常の非硬質のアクリル系樹脂と比べて凝集力が強いので、ローラ側粘着剤層10とラビングローラ2との接着力が弱まり、これによってラビングローラ2からの粘着テープ1の剥離性が向上しているためと思われる。ちなみに、比較例1では、布交換時等における粘着テープ1のラビングローラ2からの剥離時に、ラビングローラ2の外周面に粘着剤が残る、いわゆる樹脂残りが確認された。
【0058】
▲2▼比較例1では、ラビングローラ2に樹脂残りが確認されたのに対し、比較例2では、上記の樹脂残りは確認されなかったものの、ローラ側粘着剤層10とラビングローラ2との間における気泡進入が確認された。比較例1の樹脂残りは、ローラ側粘着剤層10を非硬質樹脂で構成しているため、硬質樹脂の場合よりも粘着力が高いことに起因して生じたものと思われる。一方、比較例2の気泡進入は、比較例1よりもローラ側粘着剤層10の層厚が薄いので、粘着剤の体積減少によりローラ側粘着剤層10とラビングローラ2との接着力が弱まったためと思われる。
【0059】
また、比較例2では、液晶表示素子の作成自体が不可能であった。これは、ローラ側粘着剤層10は非硬質である上に、層厚減少によって外部からの応力によりひずみを受けやすくなり、粘着テープ1のかなりの浮き、およびそれに伴う配向むらが予想されたためである。
【0060】
したがって、このような比較例1・2の結果からも、ローラ側粘着剤層10を硬質樹脂で構成することが望ましいことが言える。
【0061】
▲3▼比較例3では、ローラ側粘着剤層10が硬質樹脂であるにもかかわらず、布交換時の作業性が著しく低下する結果が得られた。これは、ローラ側粘着剤層10が層厚80μm以上の場合は、ローラ側粘着剤層10の粘着力が強くなり、剥離しにくくなるためと考えられる。ラビング布4の巻着状態および表示品位に関しては、このことが影響していると考えられる。
【0062】
つまり、ローラ側粘着剤層10の粘着力が強くなるため、巻着状態としては良好な結果が当然得られてはいるものの、上記粘着力の増加は、布交換時における上記▲1▼で説明した樹脂残りを生じさせる。これが、次のラビング処理時に別の粘着テープ1を介してラビング布4をラビングローラ2に貼り付けた際に、ラビング布4に局所的に段差を生じさせ、配向むらひいては表示むらをもたらす結果になる。また、樹脂残りの除去工程を設けた場合には、液晶表示素子の製造効率の低下を招くことになる。
【0063】
一方、ローラ側粘着剤層10が層厚40μm未満の場合は、ローラ側粘着剤層10は硬質と言えども外部からの応力によるひずみが生じやすくなり、その結果、気泡進入によって粘着テープ1が均一にラビングローラ2に巻着されなくなることが分かっている。この場合、粘着テープ1の布側粘着剤層11と接着されるラビング布4は、配向膜8に対して均一に接触されなくなり、結果的に配向むらが生じることになる。
【0064】
したがって、実施例1、比較例3の結果および上記の見解から、ローラ側粘着剤層10の層厚としては、40μm以上80μm未満であることが望ましいと言える。
【0065】
▲4▼比較例4では、ラビング布4の粘着テープ1からの剥がれが確認された。これは、布側粘着剤層11の層厚減少によって粘着力が低下したためと思われる。また、これにより、布側粘着剤層11とラビング布4とが全体的に均一に接着されないので、パイル4aの配向膜8への応力ばらつきが生じ、配向むらに起因する表示むらが生じたものと思われる。
【0066】
したがって、実施例1と比較例4との比較から、布側粘着剤層11の層厚は35μmよりも大きいほうが望ましいと言える。
【0067】
▲5▼比較例5では、比較例4と同様、ラビング布4の粘着テープ1からの剥がれが確認された。これは、ローラ側粘着剤層10、布側粘着剤層11の総厚が120μm以上となったことにより、パイル4aの液晶表示素子用基板5への接触力(接触圧)が増加し、これにより、その下地である粘着テープ1に応力ひずみが生じると共に、これがパイル4aの配向膜8への応力ばらつきをもたらすためと考えられる。その結果、比較例4と同様、表示むらも生じている。
【0068】
したがって、実施例1〜3と比較例5との結果から、布側粘着剤層11の層厚としては、40μm以上60μm未満であることがさらに望ましく、ローラ側粘着剤層10および布側粘着剤層11の総厚としては、80μm以上120μm未満であることが望ましいと言える。
【0069】
【発明の効果】
発明に係るラビング布巻着用両面粘着テープは、以上のように、ローラ側粘着剤層及び布側粘着剤層はともにアクリル系樹脂で構成され、かつ、ローラ側粘着剤層は布側粘着剤層よりも樹脂の凝集力が強い構成である。
【0070】
それゆえ、ローラ側粘着剤層は、ローラ側粘着剤層表面および布側粘着剤層表面に貼着されている保護層を剥離する際に応力を受けても容易にひずむことはなく、また、ラビングローラに対して浮きが生じることはない。これにより、ラビング布のラビングローラへの巻着状態を均一・安定化することができ、ラビング布を配向膜に対して均一に接触させることが可能となる。
【0071】
したがって、上記構成によれば、粘着テープの浮き、ひずみに起因する配向むらを抑えることができる。これにより、一対の絶縁性基板を用いて液晶表示素子を構成したときに、中間調電圧、最適電圧印加時での表示むらを低減することができ、高画質化を図ることができるという効果を奏する。
【0072】
また、硬質樹脂は一般的に樹脂間の凝集力が強いので、粘着テープラビングローラから容易に剥離することができ、その結果、剥離時の作業性を向上させることができるという効果を併せて奏する。
【0073】
発明に係るラビング布巻着用両面粘着テープは、以上のように、上記構成において、上記ローラ側粘着剤層の層厚が、40μm以上80μm未満である構成である。
【0074】
それゆえ、粘着テープの応力ひずみを確実に抑えることができると共に、粘着テープに適度な粘着性を持たせて樹脂残りが生じるのを回避することができる。その結果、粘着テープの浮き、樹脂残りに起因する配向むらを確実に低減して液晶表示素子の表示むらを確実に低減することができると共に、上記構成による効果に加えて、残存粘着剤の除去工程を不要にして液晶表示素子の製造効率の低下を回避することができるという効果を奏する。
本発明に係るラビング布巻着用両面粘着テープは、上記構成において、上記ローラ側粘着剤層の層厚が、40μm以上80μm未満であり、上記布側粘着剤層の層厚が40μm以上60μm未満である構成である。
【0075】
発明に係るラビング布巻着用両面粘着テープは、以上のように、上記構成において、上記ローラ側粘着剤層と上記布側粘着剤層との総厚が120μm未満である構成である。
【0076】
それゆえ、ラビング布の配向膜に対する接触力増加を回避して、配向膜に対して応力ばらつきが生じるのを回避することができる。その結果、配向むらをさらに確実に抑えて、上記構成による効果を確実に得ることができるという効果を奏する。
本発明に係るラビング布巻着用両面粘着テープは、上記構成において、上記ベースフィルムの厚みが10〜30μmの範囲である構成である。
【0077】
発明に係る液晶表示素子のラビング処理方法は、以上のように、上記した本発明のラビング布巻着用両面粘着テープを介してラビング布を回転ローラに巻着し、当該回転ローラを回転させることにより、絶縁性基板上の透明電極を被覆する配向膜を上記ラビング布にてラビング処理する構成である。
【0078】
それゆえ、貼り付け時の応力等によりローラ側粘着剤層にひずみが生じることはなく、ラビングローラと粘着テープ、粘着テープとラビング布とが均一に接着される。これにより、ラビング布が配向膜に対して均一に接触するようになるので、上記配向膜に対するラビング処理を均一に行うことができ、その結果、配向むらを低減することができるという効果を奏する。
【0079】
発明に係る液晶表示素子は、以上のように、配向膜は、上記した本発明の液晶表示素子のラビング処理方法によってラビング処理されている構成である。
【0080】
それゆえ、本発明の液晶表示素子のラビング処理方法によって、配向膜が均一にラビング処理され、その結果、配向むらが低減されるので、上記配向膜を有する一対の絶縁性基板を用いて液晶表示素子を構成したときに、中間調電圧、最適電圧印加時での表示むらを低減することができ、高画質化を図ることができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るラビング布巻着用両面粘着テープの概略の構成を示す断面図である。
【図2】上記ラビング布巻着用両面粘着テープを介してラビング布が巻着されたラビングローラを備えたラビング処理装置、および、上記ラビング布によって配向膜がラビング処理される液晶表示素子用基板の概略の構成を示す断面図である。
【符号の説明】
1 粘着テープ(ラビング布巻着用両面粘着テープ)
2 ラビングローラ(回転ローラ)
4 ラビング布
6 ガラス基板(絶縁性基板)
7 透明電極
8 配向膜
9 ベースフィルム
10 ローラ側粘着剤層
11 布側粘着剤層

Claims (6)

  1. ベースフィルムの一方の面に、回転ローラに巻着されるローラ側粘着剤層を有する一方、ベースフィルムの他方の面に、ラビング布と接着される布側粘着剤層を有し、上記回転ローラの回転により、絶縁性基板上の透明電極を被覆する配向膜を上記ラビング布にてラビング処理することができるように、上記回転ローラと上記ラビング布とを接着するラビング布巻着用両面粘着テープにおいて、
    上記ローラ側粘着剤層及び上記布側粘着剤層はともにアクリル系樹脂で構成されると共に、上記ローラ側粘着剤層は上記布側粘着剤層よりも樹脂の凝集力が強く、かつ、上記ローラ側粘着剤層の層厚が40μm以上80μm未満であることを特徴とするラビング布巻着用両面粘着テープ。
  2. ベースフィルムの一方の面に、回転ローラに巻着されるローラ側粘着剤層を有する一方、ベースフィルムの他方の面に、ラビング布と接着される布側粘着剤層を有し、上記回転ローラの回転により、絶縁性基板上の透明電極を被覆する配向膜を上記ラビング布にてラビング処理することができるように、上記回転ローラと上記ラビング布とを接着するラビング布巻着用両面粘着テープにおいて、
    上記ローラ側粘着剤層及び上記布側粘着剤層はともにアクリル系樹脂で構成されると共に、上記ローラ側粘着剤層は上記布側粘着剤層よりも樹脂の凝集力が強く、かつ、上記ローラ側粘着剤層の層厚が40μm以上80μm未満であり、上記布側粘着剤層の層厚が40μm以上60μm未満であることを特徴とするラビング布巻着用両面粘着テープ。
  3. 上記ローラ側粘着剤層と上記布側粘着剤層との総厚が120μm未満であることを特徴とする請求項1又は2に記載のラビング布巻着用両面粘着テープ。
  4. 上記ベースフィルムの厚みが10〜30μmの範囲であることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載のラビング布巻着用両面粘着テープ。
  5. 請求項1ないし4のいずれかに記載のラビング布巻着用両面粘着テープを介してラビング布を回転ローラに巻着し、
    当該回転ローラを回転させることにより、絶縁性基板上の透明電極を被覆する配向膜を上記ラビング布にてラビング処理することを特徴とする液晶表示素子のラビング処理方法。
  6. 絶縁性基板上の透明電極を被覆する配向膜を少なくとも備えた液晶表示素子において、
    上記配向膜は、請求項5に記載の液晶表示素子のラビング処理方法によってラビング処理されていることを特徴とする液晶表示素子
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