JPH0369920A - ラビング装置 - Google Patents
ラビング装置Info
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- JPH0369920A JPH0369920A JP20760289A JP20760289A JPH0369920A JP H0369920 A JPH0369920 A JP H0369920A JP 20760289 A JP20760289 A JP 20760289A JP 20760289 A JP20760289 A JP 20760289A JP H0369920 A JPH0369920 A JP H0369920A
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- rubbing
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- roll
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Landscapes
- Liquid Crystal (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔概 要〕
液晶パネルの製造に用いるラビング装置に関し、ラビン
グ時にラビング材の毛先の押し込み量を、常に略一定に
保ち得るようにすることを目的とし、表面にラビング材
を貼りつけて回転し、液晶パネル基板上に形成された配
向膜を前記ラビング材で擦ることによりラビング処理を
行なうラビングロールと、前記ラビング材表面に植毛さ
れた毛を起こす起毛手段とを具備する構成とする。
グ時にラビング材の毛先の押し込み量を、常に略一定に
保ち得るようにすることを目的とし、表面にラビング材
を貼りつけて回転し、液晶パネル基板上に形成された配
向膜を前記ラビング材で擦ることによりラビング処理を
行なうラビングロールと、前記ラビング材表面に植毛さ
れた毛を起こす起毛手段とを具備する構成とする。
本発明は、液晶パネルの製造に用いるラビング装置に関
する。
する。
スーパーツィステッド・ネマティック(STN)方式の
液晶パネルでは、液晶分子のねじれ角が大きいため、基
板での液晶分子の配向規制力を強くしなければならない
。
液晶パネルでは、液晶分子のねじれ角が大きいため、基
板での液晶分子の配向規制力を強くしなければならない
。
液晶分子を配向させるには、ポリイミド膜のような配向
膜を基板上に形成し、これをナイロンなどの布で擦る方
法が用いられている。
膜を基板上に形成し、これをナイロンなどの布で擦る方
法が用いられている。
この方法はラビングと呼ばれ、擦った方向に液晶分子は
配向される。このラビングは、基板上に塗布した配向材
料を硬化させた後に行なわれる。
配向される。このラビングは、基板上に塗布した配向材
料を硬化させた後に行なわれる。
ラビングは強く擦るほど、また数多く擦るほど、液晶分
子に対する配向規制力は大きくなる。
子に対する配向規制力は大きくなる。
ラビングによる分子配向のメカニズムは明らかでないが
、配向膜に微細な溝構造が形成されるためとする説や、
配向膜を構成している高分子の分子鎖がラビングによっ
て配列する説などがある。
、配向膜に微細な溝構造が形成されるためとする説や、
配向膜を構成している高分子の分子鎖がラビングによっ
て配列する説などがある。
いずれにせよ配向規制力を大きくするには、充分に擦る
必要がある。
必要がある。
強くラビングを行なうには、ラビング材を強く基板に押
しつける必要があり、ラビング材の毛先の押し込み量が
、ラビングの重要な条件の一つとなる。通常、ラビング
装置は第3図に示すように、表面にラビング材1を貼り
つけたロール2を回転させ、その下を基板3が擦られな
がら通過するようになっている。
しつける必要があり、ラビング材の毛先の押し込み量が
、ラビングの重要な条件の一つとなる。通常、ラビング
装置は第3図に示すように、表面にラビング材1を貼り
つけたロール2を回転させ、その下を基板3が擦られな
がら通過するようになっている。
ところが、ラビング処理を何度か繰り返すうちに、常に
基板3と接する部分では、ラビング材1の毛先が寝て来
るために、ラビング時に毛先の押し込み量を所定値に維
持できなくなる。その結果、配向膜に充分な配向規制力
を持たせることができず、配向不良が生じるという問題
がある。
基板3と接する部分では、ラビング材1の毛先が寝て来
るために、ラビング時に毛先の押し込み量を所定値に維
持できなくなる。その結果、配向膜に充分な配向規制力
を持たせることができず、配向不良が生じるという問題
がある。
本発明は、ラビング時にラビング材の毛先の押し込み量
を、常に略一定に保ち得るようにすることを目的とする
。
を、常に略一定に保ち得るようにすることを目的とする
。
植毛された毛を有するラビング材を表面に貼りつけ、該
ラビング材とともに回転するラビングロールを回転させ
、液晶パネル基板表面に形成した配向膜を前記ラビング
材で擦ることによりラビング処理を施すラビング装置に
、上記植毛された毛の起毛子°段を設けた。
ラビング材とともに回転するラビングロールを回転させ
、液晶パネル基板表面に形成した配向膜を前記ラビング
材で擦ることによりラビング処理を施すラビング装置に
、上記植毛された毛の起毛子°段を設けた。
上記起毛手段によってラビング材表面の毛を起こすこと
ができるので、毛先が常に起きた状態でラビングを行な
うことができる。
ができるので、毛先が常に起きた状態でラビングを行な
うことができる。
従って、ラビング時の毛先の押し込み量を一定にするこ
とができるので、ラビングの再現性が向上する。
とができるので、ラビングの再現性が向上する。
以下本発明の実施例を図面により説明する。
本発明の一実施例は、ラビング材1表面の毛の起毛手段
4として、ラビング材lと同じ材料5を表面に巻いた回
転ロール6を設けた例である。
4として、ラビング材lと同じ材料5を表面に巻いた回
転ロール6を設けた例である。
この起毛手段4を、ラビングロール2とは反対方向に、
しかもより高速で回転させ、その表面をラビングロール
2に貼りつけたラビング材1の表面に接触させる。この
ようにすることにより、起毛手段4は、ラビング処理を
繰り返すことによって倒れた毛を引き起こす方向に擦る
ので、毛先を引き起こすことができる。
しかもより高速で回転させ、その表面をラビングロール
2に貼りつけたラビング材1の表面に接触させる。この
ようにすることにより、起毛手段4は、ラビング処理を
繰り返すことによって倒れた毛を引き起こす方向に擦る
ので、毛先を引き起こすことができる。
従って、ラビング時の毛先の押し込み量を常に略一定と
することができ、配向膜の配向特性が安定化される。
することができ、配向膜の配向特性が安定化される。
次にこのように構成した本実施例を用いて、ラビング処
理を行なう例を説明する。
理を行なう例を説明する。
基板3としてガラス基板を用い、これの表面に透明電極
を形成し、その上に配向材料としてとしてポリイミドを
1000人塗布し、250℃で約1時間熱処理を施し、
上記ポリイミドを硬化(キュア)させた後、ナイロン布
をラビング材lとして用いてラビングを行なう。
を形成し、その上に配向材料としてとしてポリイミドを
1000人塗布し、250℃で約1時間熱処理を施し、
上記ポリイミドを硬化(キュア)させた後、ナイロン布
をラビング材lとして用いてラビングを行なう。
ラビング条件は毛先の押し込み量を凡そ0.5mm、ラ
ビングロール2の回転数を30Orpmとし、基板3の
進行速度を20mm/sとして一往復行なう。次いで、
2枚目の基板を処理する前に、起毛手段4をラビングロ
ール2とは反対方向に500rpmで回転させながら、
ラビングロール2表面に接触させ、ラビング材1の起毛
処理をおこなう。
ビングロール2の回転数を30Orpmとし、基板3の
進行速度を20mm/sとして一往復行なう。次いで、
2枚目の基板を処理する前に、起毛手段4をラビングロ
ール2とは反対方向に500rpmで回転させながら、
ラビングロール2表面に接触させ、ラビング材1の起毛
処理をおこなう。
このように、適宜ラビング材1の起毛を行なってラビン
グ処理を行なうことにより、ラビング時の毛先の押し込
み量は一定化され、液晶表示パネルの配向特性が安定化
する。
グ処理を行なうことにより、ラビング時の毛先の押し込
み量は一定化され、液晶表示パネルの配向特性が安定化
する。
次に本発明の他の実施例を、第3図により説明する。本
実施例は起毛手段4として、先端が刃状になった金属の
バー7を用いた例である。
実施例は起毛手段4として、先端が刃状になった金属の
バー7を用いた例である。
上記金属のバー7の先端をラビングロール2の表面にl
接触させ、ラビングロール2をラビング(時とは逆方向
に回転させる。
接触させ、ラビングロール2をラビング(時とは逆方向
に回転させる。
これにより上記金属のバー7は、ラビング材1表面の毛
先を、先端側から引っ掻くので、倒れた毛先を引き起こ
す。
先を、先端側から引っ掻くので、倒れた毛先を引き起こ
す。
従って本実施例においてもラビング材りの起毛が可能で
ある。
ある。
第1図は本発明の構成説明図、
第2図は本発明の他の実施例説明図、
第3図は従来方法を説明する図である。
図において、1はラビング材、2はラビングロール、3
は基板、4は起毛手段を示す。 〔発明の効果〕 以上説明した如く本発明によれば、ラビング条件の一つ
である毛先の押し込み量を一定化できるので、液晶表示
パネルの配向特性を安定化でき、良質な液晶パネルを再
現性よく製作できる。
は基板、4は起毛手段を示す。 〔発明の効果〕 以上説明した如く本発明によれば、ラビング条件の一つ
である毛先の押し込み量を一定化できるので、液晶表示
パネルの配向特性を安定化でき、良質な液晶パネルを再
現性よく製作できる。
Claims (3)
- (1)表面にラビング材(1)を貼りつけて回転し、基
板(3)上に形成された配向膜を前記ラビング材で擦る
ことによりラビング処理を行なうラビングロール(2)
と、前記ラビング材表面に植毛された毛を起こす起毛手
段(4)とを具備することを特徴とするラビング装置。 - (2)前記起毛手段が、前記ラビングロールと逆回転で
かつラビングロールよりも速い速度で回転するロール(
6)を備えてなることを特徴とする請求項1記載のラビ
ング装置。 - (3)前記起毛手段が、前記ラビングロールに線状に接
する棒状もしくは板状物からなり、前記ラビングロール
をラビング時とは逆に回転することにより前記ラビング
材を起毛するようにしたことを特徴とする請求項1記載
のラビング装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20760289A JPH0369920A (ja) | 1989-08-09 | 1989-08-09 | ラビング装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20760289A JPH0369920A (ja) | 1989-08-09 | 1989-08-09 | ラビング装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0369920A true JPH0369920A (ja) | 1991-03-26 |
Family
ID=16542497
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20760289A Pending JPH0369920A (ja) | 1989-08-09 | 1989-08-09 | ラビング装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0369920A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5221981A (en) * | 1990-09-11 | 1993-06-22 | Canon Kabushiki Kaisha | Production of liquid crystal device including aligning treatment by rubbing |
JPH11202334A (ja) * | 1998-01-20 | 1999-07-30 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 液晶表示装置の製造方法 |
-
1989
- 1989-08-09 JP JP20760289A patent/JPH0369920A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5221981A (en) * | 1990-09-11 | 1993-06-22 | Canon Kabushiki Kaisha | Production of liquid crystal device including aligning treatment by rubbing |
JPH11202334A (ja) * | 1998-01-20 | 1999-07-30 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 液晶表示装置の製造方法 |
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