JP2000169064A - エレベ―タ・ドア保護システムの消費電力低減装置 - Google Patents

エレベ―タ・ドア保護システムの消費電力低減装置

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JP2000169064A
JP2000169064A JP11291527A JP29152799A JP2000169064A JP 2000169064 A JP2000169064 A JP 2000169064A JP 11291527 A JP11291527 A JP 11291527A JP 29152799 A JP29152799 A JP 29152799A JP 2000169064 A JP2000169064 A JP 2000169064A
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Peter Leslie Bailey
レスリー ベイリー ペーター
David Charles Gaskin
チャールズ ガスキン デーヴィッド
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 赤外光発光装置の電力消費を低減できるエレ
ベータ・ドア保護システムを提供する。 【解決手段】 複数の赤外光発光装置3および赤外光受
光装置5の対を含む赤外光ビーム2のカーテンと、赤外
光ビームの遮断によって赤外光受光装置5の出力に応答
してエレベータ・ドア1a、1bを開く回路とを備え
る。(a)ドア1a、1bが閉じている時には赤外光発
光装置3に供給される通常電力を低減し、(b)ドア1
a、1bが開いている時には、赤外光発光装置3に供給
される通常電力を回復する検出手段を持つ。好ましく
は、ドア1a、1bが閉じてから所定の時間が経過しな
いと消費電力の低減が行われないように、遅延時間が設
けられる。赤外光発光装置3の消費電力が低減され、そ
の寿命を延ばすことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エレベータ・ドア
保護システムにおける消費電力を低減する装置に関す
る。
【0002】本発明は、「赤外光カーテン」を有するシ
ステム、例えば、赤外線ビーム発光・受光手段がエレベ
ータ・ドアの開口部に赤外線ビームの格子(grid)を形
成しており、また、前記エレベータ・ドアの開口部にお
いて何らかの物体により前記赤外線ビームが遮られた時
には、ドア制御回路が前記赤外線ビーム受光手段の出力
に応答して駆動信号を生成し、その駆動信号でエレベー
タ・ドア駆動手段を動かして前記エレベータ・ドアを開
くように構成されたエレベータ・ドア保護システムに対
して適用可能である。本発明は、この種システムに設け
られた赤外光デバイスが使用されない時にそれら赤外光
デバイスの消費電力の低減を可能とし、もってそれら赤
外光デバイスの寿命と信頼性を改善するものである。
【0003】
【従来の技術】典型的な赤外光ビーム・カーテンは、赤
外光発光ダイオードと赤外光受光ダイオードの対を複数
個含んでいる。それらダイオード対は、垂直方向に間隔
をあけて配列されていて、エレベータかご(lift car)
の一枚のドアとスラム支柱(slampost)の間または中央
で閉じる形式の二枚のドアの間に、赤外光ビームによる
格子状障壁(grid-like barrier)を形成する。しか
し、従来の赤外光ビーム・カーテンは、連続動作時に赤
外光発光ダイオードがかなり多くの電力を消費し、また
それによってそれら発光ダイオードの寿命が短くなると
いう問題を有する。
【0004】この問題に対する一つの解決策が、特開平
9−315740号公報に開示されている。当該公報に
は、赤外光カーテン手段を持つエレベータ・ドア保護シ
ステムの消費電力を低減する装置が開示されている。こ
のエレベータ・ドア保護システムは、エレベータ・ドア
の開口部に赤外光ビームを形成する赤外光発生手段と、
前記赤外光ビームを受光する赤外光受光手段と、前記エ
レベータ・ドアの開口部において前記赤外光ビームが物
体によって遮られた時に前記赤外光受光手段の出力に応
答して駆動信号を生成する回路と、前記赤外光ビームが
物体によって遮られた時に前記駆動信号に応答して前記
エレベータ・ドアを開くエレベータ・ドア制御手段とを
備えている。このシステムはさらに、検出手段を有する
消費電力低減装置を含んでいる。その検出手段は、
(a)前記エレベータ・ドアが実質的に閉じている時に
は、前記赤外光発生手段に供給される通常電力を低減す
ることが可能であり、(b)前記エレベータ・ドアが開
いている時には、前記赤外光発生手段に対して通常電力
の供給を再開するように動作する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述した公知の消費電
力低減装置では、エレベータ・ドアが閉じている時にパ
ルス状に発光する前記赤外光発光ダイオードに供給され
る電力は、パルスの繰り返し数を調整することによって
低減せしめられる。また、前記発光ダイオードには、連
続したパルス列を形成する一定幅のパルス群が供給され
る。しかしながら、この解決策は、電力節約のための効
率的な方法ではなく、またパルス繰り返し数の調整が必
要であるという点で制限がある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、赤外光ビーム
発光手段と赤外光ビーム受光手段を1秒当たりN個の走
査区間(scanning interval)という速度で走査すると
共に、各々の走査区間の間に待機区間(standby interv
al)を介在させることによって、電力の低減という上記
問題を解決するものである。このため、エレベータ・ド
アが閉じている時には、電力を節約するために、各走査
におけるパルス列の間にデッドスペース(dead space)
が導入されるか、あるいは導入されているデッドスペー
スがさらに広げられる。当該問題に対する公知の解決策
は、「待機モード」においてこのような「デッドスペー
ス」を使用しないため、効率が悪い。さらに、装置が待
機モードにある時には、エレベータかごの状態を点検す
るために周期的に一回の走査が与えられる。
【0007】前記検出手段は、エレベータ・ドアが完全
に開いている時に応答することができる。しかし、本発
明では、一枚のドアとスラム支柱の間または中央で閉じ
る形式の二枚のドアの間に小さい隙間がある時(この隙
間には、何らかの物体が挟まれる可能性がまったくない
か、あっても極めて小さい)にも応答する。いずれにし
ても、エレベータ・ドアの開口部に前記赤外光ビームを
遮る物体が存在する危険性が存在する間は、通常、前記
赤外光ビームが遮られた時にエレベータ・ドアが確実に
開かれるようにするため、消費電力が低減されることは
ない。
【0008】前記検出手段は、前記赤外光ビーム受光手
段の出力に応答して電力を低減させ、また低減させた電
力を回復させるのが好ましい。例えば、前記赤外光ビー
ム受光手段の出力は、(赤外光ビームの遮断が無視され
た時に、)前記赤外光ビーム発光手段と前記赤外光ビー
ム受光手段との距離を決定する手段として使用できる。
それに代えて、またはそれに加えて、エレベータ・ドア
が閉まった時には、ドアの動きがなくなったことに起因
して、前記赤外光ビーム受光手段の出力の変化はなくな
る。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の好ましい実施形態では、
前記赤外光ビーム受光手段の平均出力が監視され、そし
てその平均出力が所定期間の間ずっと不変であった時
に、電力の低減を開始することができる。また、これに
よって、物体による前記赤外光ビームの遮断がないとの
仮定の下に、前記赤外光ビーム受光手段の出力の信号強
度を、ドアが実質的に閉じられているか否かを決定する
のに使用することが可能となる。
【0010】(エレベータ・ドアを開かせる)赤外光ビ
ームの遮断が起こる前に、犬の鎖(dog lead)や幼児保
護用のベルト(child rein)のような小さな障害物がエ
レベータ・ドアに挟まれるかもしれないというわずかな
可能性を考慮して、前記検出手段には、エレベータ・ド
アが閉まった後にさらに所定の遅延時間を経過してから
消費電力の低減が開始するように、時間遅延手段を組み
込むのが好ましい。例えば、「ドア閉鎖」信号から後に
10秒間の遅延時間を設定すれば、上述した危険性を回
避するのに十分であろう。
【0011】さらに、エレベータが使用されていない時
にエレベータ・ドアを閉じたままに保持する手段を設け
るのが好ましい。これにより、動きのない時間帯や夜間
において消費電力の低減が可能となる。
【0012】赤外光発光・受光手段として赤外光発光ダ
イオードと赤外光受光ダイオードを使用した典型的な構
成例では、赤外光発光・受光ダイオード対の各組(セッ
ト)は、1秒当たりダイオード約800個という速度で
「走査」される。例えば、40個の赤外光発光ダイオー
ドがある(したがって、当該赤外光発光・受光ダイオー
ド対には40個の赤外光受光ダイオードがある)場合、
40個のダイオード対は1秒間に20回走査される。こ
れは、毎秒800個のダイオードを走査することと等価
であるから、各発光ダイオードは(1/20)秒毎に
(1/800)秒という短時間の間だけ電力を受け取る
ことになる。一つのダイオード対の赤外光発光ダイオー
ドが電力の供給を受けている間、その赤外光発光ダイオ
ードはそれと同じ時間だけ赤外光ビームを発光する。そ
して、その発光している間に、何らかの赤外光ビームの
遮断が存在していたか否かを決定するために、そのダイ
オード対の赤外光受光ダイオードの出力がサンプリング
される。この動作は、次のダイオード対についても同様
に繰り返される。一つのダイオード対について行われた
上記サイクルは、最初のダイオード対から最後のダイオ
ード対まで連続して行われるため、個々の赤外光発光・
受光ダイオード対は第1循環速度(cyclic rate)で間
欠的に電力を受け取る。
【0013】本発明の好適な実施形態によれば、ドアが
閉じられた時(好ましくは所定時間ずっと閉じられてい
た時)に、赤外光発光・受光ダイオード対の各組(セッ
ト)の走査速度は同じ値に保たれるが、電力(特に赤外
光発光ダイオードに供給される電力)の節約のために、
「走査」の間にデッドスペースまたは待機時間(standb
y period)が導入される。このデッドスペースまたは待
機時間は例えば約2秒に設定されるが、このデッドスペ
ースまたは待機時間によって、前記「走査」をはるかに
低い速度で継続することが可能となる。個々の赤外光発
光ダイオード(と赤外光受光ダイオード)が前記第1循
環速度より低い第2循環速度(cyclic rate)で電力を
受け取っているときは、通常は高い発光ダイオードの消
費電力が劇的に低下する。驚くことに、これによって、
約40倍という係数で発光ダイオードの消費電力を低下
させることができるのである。赤外光発光ダイオード
は、赤外光ビーム・カーテン内の他の多くの部品よりも
多くの電気的ストレスを受けており、しかもそれら赤外
光発光ダイオードが全電力の約50%を消費しているの
で、信頼性の有効な改善と無駄な消費電力の低減が達成
される。
【0014】低下した消費電力から通常の消費電力への
復帰は、ドアが開き始めるとすぐに、迅速に達成される
ことができる。例えば、これは、複数の赤外光発光・受
光ダイオード対を1回走査する循環(サイクル)の間に
実行され得る。エレベータ・ドアを開くのに必要な平均
時間は約2秒であるから、試験走査(test scan)は、
エレベータ・ドアの開口部で障害を感知することが必要
となる時刻よりもかなり以前に完了することができる。
【0015】典型的な建物に設置されたエレベータ・ド
アは、閉じられている時間の割合が非常に大きいが、そ
の割合は夜間では特に大きくなる。このため、本発明の
上記利点は特に重要性が高いものである。
【0016】
【実施例】以下、本発明の好適な実施例について添付図
面を参照して説明する。
【0017】図1を参照すると、エレベータかご(lift
car)は、中央で閉じる形式の一対のドア1a、1bを
有しており、それら一対のドア1a、1bの間には複数
の赤外光ビーム2が照射されている。これら赤外光ビー
ム2は、格子(grid)またはカーテン(curtain)を形
成しており、例えば、このかごに乗るまたはこのかごか
ら降りる乗客によって遮られるようになっている。
【0018】赤外光ビーム2は、ストリップ3の内部に
配置された赤外光発光ダイオード(図示せず)によって
生成・放射されている。発光側ストリップ3は、ドア1
aの内縁(ドア1bに対向する側)の近傍に垂直に取り
付けられている。赤外光発光ダイオードは、ストリップ
3の長手方向に沿って間隔をあけて垂直方向に配置され
ており、また発光ダイオード駆動回路4に接続されてい
る。この発光ダイオード駆動回路4は、各発光ダイオー
ドに順に電力を供給し、もって各赤外光ビーム2をドア
1a、1bの間の開口部を通って順に投射せしめる。し
たがって、赤外光ビーム2によって形成されるビーム格
子ないしビーム・カーテンは、赤外光発光ダイオードに
順に電力が供給された時にそれらダイオードによって生
成される一連の赤外光ビーム2から構成される。この電
力供給・発光サイクルは、連続して繰り返される。そし
て、最後の発光ダイオードに電力を供給してから最初の
発光ダイオードに電力を供給するまでの間にも、切れ目
(gap)がほとんどあるいはまったく存在しない。(デ
ッドスペースもほとんどあるいはまったく存在しな
い。)
【0019】複数の赤外光発光ダイオードから放射され
た赤外光ビーム2は、対応する複数の赤外光受光ダイオ
ード(図示せず)によってそれぞれ受光される。それら
赤外光受光ダイオードは、赤外光発光ダイオードと同様
に、ストリップ5の内部に配置されている。受光側スト
リップ5は、ドア1bの内縁(ドア1aに対向する側)
の近傍に垂直に取り付けられている。赤外光受光ダイオ
ードも、ストリップ5の長手方向に沿って間隔をあけて
垂直方向に配置されている。これら赤外光受光ダイオー
ドの出力は、受光ダイオード選択・増幅回路6に接続さ
れている。この受光ダイオード選択・増幅回路6は、各
受光ダイオードに電力を供給する。受光ダイオードの消
費電力は、上述した発光ダイオードのそれよりもはるか
に少ない。受光ダイオード選択・増幅回路6から各受光
ダイオードが電力の供給を受けると、その受光ダイオー
ドの出力は、その受光ダイオードに対応する発光ダイオ
ードが電源の供給を受けている期間内に走査またはサン
プリングされる。こうして、これら受光ダイオードの出
力は、いずれかの発光ダイオードから放射された赤外光
ビーム2が遮られたか否かを決定するために、受光ダイ
オード選択・増幅回路6によって連続してサンプリング
される。
【0020】いずれかの赤外光ビーム2が遮られた場合
には、発光ダイオード駆動回路4は、マイクロプロセッ
サ・コントローラ7を動かして出力リレー8の駆動信号
を生成する。その駆動信号によって出力リレー8が動作
し、その結果、エレベータ・ドア制御システム9がドア
駆動モータ10を起動してドア1a、1bを開放する。
【0021】電源11は、発光ダイオード駆動回路4
と、受光ダイオード選択・増幅回路6と、マイクロプロ
セッサ・コントローラ7と、出力リレー8とを含む回路
群に電力を供給する。
【0022】ドア1a、1bがいつ閉じたかを決定する
ために、受光ダイオードの出力は以下に述べるようにサ
ンプリングされることができる。
【0023】すなわち、ドア1a、1bが閉じていて、
受光ダイオード選択・増幅回路6が最小ゲインで動作し
ている時には、S秒の期間(period)の間、複数の受光
ダイオードの平均出力信号の最大値が測定される。(こ
の期間は、「待機モード遅延期間(delay period)」で
ある。)受光ダイオードの平均出力信号が変化しない
(すなわち、ドア1a、1bが閉じていていずれの赤外
光ビーム2も遮られていない)ならば、その回路群は当
該システムの動作を待機モードに移行させるように動作
する。
【0024】典型的な例では、各対の放射・受光ダイオ
ードは、ドア1a、1bを閉じた時にそれらの距離が約
180mmあるいはそれ以下となるように離される。そ
して、受光ダイオードの平均出力信号はこの離れた状態
で測定される。(ドア1a、1bが互いに近づいて全閉
となったり互いに離れて全開となったりすると、受光ダ
イオードの平均出力信号の強度が変化することは、理解
されるであろう。)
【0025】受光ダイオードの平均出力信号が実質的に
不変な場合は、ドア1a、1bが実質的に閉じているこ
とを示す。遅延期間Sは、当該システムの動作が待機モ
ードに移行するのに十分な時間となるように(すなわ
ち、閉じたドア1a、1bに挟まるかもしれない小物体
を考慮して)、約10秒に設定できる。
【0026】当該システムが待機モードで動作している
時は、放射・受光ダイオード対は、T秒(試験走査区
間、test scan interval)毎に「走査」される。この試
験走査区間は、典型的には約2秒とすることができる。
試験走査の間は、トリガ機能は停止せしめられる、すな
わち、この間に赤外光ビーム2の遮断があってもドア1
a、1bは開放されない。試験走査の結果、受光ダイオ
ードのゲインを最小レベルより上げることが必要となる
と、そのゲインは典型的な1.5mドアの開口部用の定
格値に設定され、そして、前記トリガ機能を可動状態に
して通常の走査が直ちに再開される。
【0027】マイクロプロセッサ・コントローラ7は、
種々の制御機能、とりわけ、赤外光発光ダイオードへの
電力供給および制御信号の生成、赤外光受光ダイオード
の出力信号の処理、制御出力の生成といった各種機能を
実行するために使用される。マイクロプロセッサ・コン
トローラ7は、以下に示すプログラムに従って待機モー
ドに移行するようにプログラムすることができる。この
プログラムの内容は、図2と図3のフローチャートによ
っても表されている。
【0028】 (プログラム) At End of each Scan IF (rx gain at minimum) { IF (detector in standby mode) { IF (test scan counter = 0) { Inhibit trigger function Perform Test scan IF (rx gain increase requested) { Set rx gain = 1.5 metre separation Enable trigger function Exit standby mode operation } ELSE { Load Test scan delay count down value (T) } } ELSE { IF (standby mode delay (S) = 0 AND detector not triggered) { Enter standby mode operation Load Test scan delay count down value (T) } } } ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ON (TIMER interrupt) { IF (standby delay counter (S)! = 0) { update standby delay counter } IF (test scan interval counter (T)! = 0) { update test scan interval counter } }
【0029】図2のフローチャートでは、ステップS1
でONタイマ割り込みを実行する。そして、ステップS
2では、待機モード遅延カウンタの値が正であるか否か
を判定する。待機モード遅延カウンタの値が正であれ
ば、ステップS3へ進み、待機モード遅延カウンタ
(S)を更新する。そして、次のステップS4では、試
験走査遅延カウンタの値が正であるか否かを判定する。
ステップS2で待機モードの遅延カウンタの値が正でな
ければ、ステップS4へ飛んで試験走査遅延カウンタの
値が正であるか否かを判定する。
【0030】ステップS4で試験走査遅延カウンタの値
が正であれば、ステップS5へ進み、試験走査遅延カウ
ンタ(T)を更新する。そして、次のステップS6で待
機モードを終了し、カウンタを更新する。ステップS4
で試験走査遅延カウンタの値が正でなければ、ステップ
S6へ飛び、待機モードを終了してカウンタを更新す
る。
【0031】次に、図3と図4のフローチャートについ
て説明する。
【0032】まず、ステップS11では、走査が終了し
たか否かを判定する。ステップS11で走査が終了して
いれば、ステップS12へ進み、検出装置が待機モード
にあるか否かを判定する。ステップS11で走査が終了
していなければ、直ちにステップS20へ飛び、待機モ
ード・プログラムを終了する。
【0033】ステップS12で検出装置が待機モードに
あれば、ステップS13に進み、試験走査遅延カウンタ
の値が0であるか否かを判定する。そして、ステップS
13で試験走査遅延カウンタの値が0であれば、ステッ
プS16に進み、トリガ機能を停止し、試験走査を実行
し、試験走査遅延カウンタ(T)をロードする。続いて
ステップS17に進み、ゲイン増加の要求があるか否か
を判定する。ステップS17でゲイン増加の要求があれ
ば、ステップS18に進み、受光ダイオードの感度(R
X)を1.5m用に設定し、ドア1aと1bを引き離
し、トリガ機能を起動する。そして、次のステップS1
9で、通常走査モードを開始すると共に待機モードを終
了する。最後に、ステップS20へ進み、待機モード・
プログラムを終了する。
【0034】ステップS17でゲイン増加の要求がなけ
れば、直ちにステップS20へ飛び、待機モード・プロ
グラムを終了する。
【0035】ステップS12で検出装置が待機モードに
なければ、ステップS14に進み、待機モードの遅延が
終了した(S=0)か否かと、検出装置のトリガ機能が
停止されているかとを判定する。そして、ステップS1
4で、待機モードの遅延が終了し(S=0)且つ検出装
置のトリガ機能が停止されていれば、ステップS15に
進み、待機モードを終了すると共に、試験走査遅延カウ
ンタ(T)をロードする。その後、ステップS20へ飛
び、待機モード・プログラムを終了する。
【0036】他方、ステップS14で待機モードの遅延
が終了していないか、または検出装置のトリガ機能が停
止されていなければ、直ちにステップS20へ飛び、待
機モード・プログラムを終了する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した赤外光カーテン障害検出シス
テムの概略ブロック図である。
【図2】本発明の一実施例がどのようにして実施される
かを示すもので、マイクロプロセッサの動作を示すフロ
ーチャートである。
【図3】本発明の一実施例がどのようにして実施される
かを示すもので、マイクロプロセッサの動作を示すフロ
ーチャートである。
【図4】マイクロプロセッサの動作を示すフローチャー
トで、図3の続きである。
【符号の説明】
1a、1b エレベータかごのドア 2 赤外光ビーム 3 発光側ストリップ(赤外光発光ダイオード) 4 発光ダイオード駆動回路 5 受光側ストリップ(赤外光受光ダイオード) 6 受光ダイオード選択・増幅回路 7 マイクロプロセッサ・コントローラ 8 ドア再開用出力リレー 9 エレベータ・ドア制御システム 10 ドア駆動モータ 11 電源
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 デーヴィッド チャールズ ガスキン イギリス国、アールジー10 9ピーエス バークシャー、トワイフォード、ニューロ ード、25番地

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エレベータ・ドア保護システムの消費電
    力低減装置であって、 前記エレベータ・ドア保護システムは赤外光カーテン手
    段(2)を有しており、 前記赤外光カーテン手段(2)は、エレベータ・ドア
    (1a、1b)の開口部に赤外光ビームを生成する赤外
    光ビーム発光手段(3)と、前記赤外光ビームを受光す
    る赤外光ビーム受光手段(5)と、前記赤外光ビームが
    前記ドア(1a、1b)の開口部において物体によって
    遮られた時に、前記赤外光ビーム受光手段(5)の出力
    に応答して駆動信号を生成する回路(6、7)と、前記
    赤外光ビームが遮られた時に前記駆動信号に応答して前
    記ドア(1a、1b)を開くエレベータ・ドア制御手段
    (8、9)とを備えており、 前記消費電力低減装置は、(a)前記ドア(1a、1
    b)が実質的に閉じている時には、前記赤外光ビーム発
    光手段(3)に供給される通常電力を低減することがで
    きると共に、(b)前記ドア(1a、1b)が開いてい
    る時には、前記赤外光ビーム発光手段(3)に供給され
    る通常電力に復帰させることができる検出手段(6、
    7)を有しているものにおいて、 前記赤外光ビーム発光手段(3)および前記赤外光ビー
    ム受光手段(5)が、通常は1秒当たりN個の走査時間
    という走査速度で走査され、また、前記電力は、前記走
    査時間の各々の間に待機時間を挿入することによって低
    減せしめられることを特徴とするエレベータ・ドア保護
    システムの消費電力低減装置。
  2. 【請求項2】 前記検出手段(6、7)が、前記赤外光
    ビーム受光手段(5)の出力に応答して前記電力の低減
    または前記電力の復帰を実行することを特徴とする請求
    項1に記載の消費電力低減装置。
  3. 【請求項3】 前記検出手段(6、7)が、前記ドア
    (1a、1b)が閉じた後に所定の遅延時間を経過して
    から前記電力の低減が行われるようにする時間遅延手段
    を有していることを特徴とする請求項2に記載の消費電
    力低減装置。
  4. 【請求項4】 前記エレベータが使用されていない時に
    前記ドア(1a、1b)を閉じたままに維持するための
    手段(7)を有することを特徴とする請求項1〜3のい
    ずれかに記載の消費電力低減装置。
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