JP2806009B2 - 便器の自動洗浄装置 - Google Patents

便器の自動洗浄装置

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JP2806009B2
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学 平原
逸尚 古賀
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東陶機器株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は便器の自動洗浄装置、特に、便器の洗浄方
式として大洗浄あるいは小洗浄を選択できる自動洗浄装
置に関する。
(従来の技術) 駅、百貨店等の女子用便所においては、便器の洗浄に
用いられる洗浄水は大の利用か小の利用かを問わず大の
洗浄を行い得る水量であることが経験的に知られ、洗浄
水が著しく浪費されている。そこで、ブースの在室時間
を測定し、在室時間が短い場合に少ない洗浄水での洗浄
(小洗浄)を、また、在室時間が長い場合に多い洗浄水
での洗浄(大洗浄)を行い、洗浄水の節水を図る洗浄装
置が特開昭60−144434号で提案されている。
また、このものはブース内の在室時間の長短から大ま
たは小の利用を判断するため、利用者個々によっては判
断した利用と実際の利用とが必ずしも一致せず、大の利
用に対しても小洗浄のみしか行なわれず汚物を完全に排
出できないことがあり、清潔性が損なわれるという問題
があるため、小洗浄が例えば5回続いた場合、5回目は
小洗浄ではなく、大洗浄を行い、上述した問題を解決す
るものである。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、上述した従来の洗浄装置にあっては、
小洗浄の時間間隔があいた場合、やはり清潔性が損なわ
れるという問題が残っていた。
この発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、使用
頻度にかかわらず、清潔性を損なうこと無く節水を図れ
る水洗装置を提供することを目的とする。
(課題を解決するための手段) この発明は、用便に要する時間の長短で大洗浄と小洗
浄とを選択可能な便器の自動洗浄装置において、始動時
に所定時間が設定される時限手段と、この時限手段の残
り時間が零となったときに洗浄指令を与え、かつ時限手
段を初期値に設定する洗浄指令手段と、この時限手段の
残り時間を小洗浄が選択されると強制的に減少させる時
間更生手段と、を有することが要旨である。
(作用) この発明の便器の自動洗浄装置は、所定時間が経過す
ると洗浄が行なわれるため、この洗浄を行うことで残留
した汚物も排出でき、清潔性が保持される。そして、洗
浄が行なわれた後次の洗浄が行なわれるまでの間に小洗
浄が行なわれると所定時間を短くして洗浄の間隔時間を
短くするため、便器の使用頻度に応じて清潔性を保持で
きる。
(実施例) 以下、この発明の実施例を図面を参照して説明する。
第1図ないし第5図はこの発明の一実施例にかかる便
器の自動洗浄装置を表し、第1図が便所の概略側面図、
第2図がブロック図、第3図と第4図とがフローチャー
ト、第5図がタイミングチャートである。
第1図において、Bは便所内に壁パネル11と天井パネ
ル12とによって仕切られたブースを示し、ブースB内に
は便器17が設置されている。13はドアである。壁パネル
11にはタッチスイッチ14およびボックス15が固設され、
また、天井パネル12にはブースB内の人Hを検出するセ
ンサ16が設けられている。第2図に示すように、センサ
16は赤外線等の光を発光する発光手段16aと発光手段16b
が発光する光を受光する受光手段16bを有し、これら発
光手段16aと発光手段16bとが後述するコントローラ22に
接続されている。このセンサ16は受光手段16bの受光の
有無で人Hを検出する。
ボックス15内には電磁式のフラッシュバルブ(図示せ
ず)、フラッシュバルブ駆動用の水栓駆動回路20および
コントローラ22が収容され、コントローラ22に前述した
センサ16、タッチスイッチ14および水栓駆動回路20が接
続されている。フラッシュバルブは、水栓駆動回路20に
結線されたソレノイドおよびソレノイドにより駆動され
るバルブ等を有し、便器17への送水管18の途中に介設さ
れている。このフラッシュバルブは、ソレノイドの通電
電流値とバルブ開度とが対応し、ソレノイドの通電電流
値が大きい場合に大きな開度で開弁して大量の洗浄水を
便器17に供給し(大洗浄)、また、ソレノイドの通電電
流値が小さい場合は小さな開度で開弁して小量の洗浄水
を便器17に供給する(小洗浄)。水栓駆動回路20は、コ
ントローラ22から大洗浄あるいは小洗浄の指令信号が入
力し、大洗浄指令信号の入力時に大電流を、小洗浄指令
信号の入力時に小電流をフラッシュバルブのソレノイド
に通電する。
コントローラ22は、第2図に詳示されるように、CPU2
3、メモリ24および入出力インタフェース25から成り、
入出力インタフェース25に上述したセンサ16、タッチス
イッチ14および水栓駆動回路20が接続されている。この
コントローラ22は、後に詳述するように、タッチスイッ
チ14が押釦操作、または、センサ16の検知信号を基に人
のブースB内の在室時間を判別して在室時間の長短で大
洗浄指令信号あるいは小洗浄指令信号を水洗駆動回路20
に出力し、さらに、大洗浄を行う間隔時間を制御する。
上述したコントローラは時限手段、時間変更手段および
洗浄指令手段に相当する。
なお、上述したコントローラ22はフラッシュバルブの
ソレノイドへの通電電流値の大小で大洗浄と小洗浄とを
区別して行なわせるが、通電時間の長短で大洗浄と小洗
浄とを区別することも可能である。
この実施例の自動洗浄装置にあっては、コントローラ
22において第3図および第4図に示す処理を行って洗浄
を制御する。第3図に示すように、電源が投入されると
(ステップ1)、第1タイマT1(設備保護タイマ)が作
動する(ステップ2)。そして、人Hの感知の有無を判
断し(ステップ3)、人Hを感知すると感知時間を測定
するため第2タイマT2をスタートさせる(ステップ
4)。この後、人Hの感知がなくなると(ステップ
5)、感知時間を判断し(ステップ6)、この感知時間
が所定時間(オンディレイ時間)Td以内であれば誤感知
とみなして洗浄を行なわず、在室時間が所定時間Tdを超
えていれば感知時間の長短を判断する(ステップP7)。
そして、感知時間が所定時間Taに満たなければ小洗浄指
令信号を出力して第2タイマT2をリセットし(ステップ
8,9)。また、第1タイマT1から一定時間T0を減算し
(ステップ10)、感知時間が所定時間Ta以上であれば大
洗浄指令信号を出力して第1タイマT1と第2タイマT2
をリセットする(ステップ14,15)。
また、ステップ3において人Hの感知が無ければ第1
タイマT1の計時時間を判断し(ステップ11)、第1タイ
マT1の計時が満了していれば大洗浄指令信号を出力して
第1タイマT1をリセットする(ステップ12,13)。
一方、上述のフローチャートにおけるプログラムでは
各洗浄指令信号の出力(ステップ8,12,14)から所定時
間を除いて常時割込を許可しているので、タッチスイッ
チ14の押釦操作が行なわれると第4図のフローチャート
の処理を行う。このフローチャートに示すように、押釦
操作が行なわれると(ステップ21)、人Hの感知の有無
を判断する(ステップ22)。そして、人Hを感知して感
知時間が所定時間Ta以上であれば(ステップ23)大洗浄
指令信号を出力し(ステップ24)、また、人Hを感知し
ない場合および感知時間が所定時間Taに満たない場合は
小洗浄指令信号を出力し(ステップ25)、この後に元の
プログラムへ戻る(ステップ26)。
上述したプログラムを実行することでこの自動洗浄装
置は第5図のタイミングチャートに示すように作動す
る。すなわち、コントローラ22の電源Aが投入(ON)さ
れると、第1タイマT1が作動して所定時間が設定され
る。そして、第5図中の範囲Iに示すように、この所定
時間T1内に便器17が使用されない場合は所定時間T1の経
過後にフラッシュバルブのソレノイドに大きな電流が通
電されて大洗浄Cmが行なわれ、大洗浄Cmの終了により第
1および第2タイマがリセットされる。
また、第5図中の範囲IIに示すように、ブースB内に
人Hが入室すると、センサ16の出力Dは人Hの在室中に
おいて高電位Hとなり、コントローラはセンサ16出力D
の高電位H期間の長短で大の利用か小の利用かを判定
し、また、ディレータイマが出力する所定のパルス幅Td
の信号Eと比較して利用のための入室か否かを判定す
る。そして、ブースB内の在室時間、すなわちセンサ16
の出力Dの高電位期間が所定期間Ta以下でディレータイ
マの出力パルス幅より大きければブースBから退出した
時または押釦操作時にフラッシュバルブのソレノイドに
小さな電流を通電して小洗浄Csを行ない、小洗浄Cmが行
なわれると第1タイマT1は残り時間から所定時間T0が減
算される。したがって、本洗浄Cmは前述した範囲Iの場
合と比較してより短い間隔時間で行なわれる。すなわ
ち、ブースB内の在室時間が短く小の利用と判断される
場合には小洗浄Csを行って節水を図るが、また、小洗浄
Csを行う毎に大洗浄Cmの間隔時間を短くして誤判断によ
って清潔性が損なわれることを防止する。
さらに、ブースB内の在室中に前述した所定時間T1
満了した場合、第5図中の範囲IIIに示されるように、
在室期間の長短を問わずブースBから退出した時または
押釦操作時に大洗浄Cmを行ってタイマをリセットする。
したがって、大洗浄Cmと小洗浄Csを重ねて行うようなこ
とが無く、節水を図れる。また、さらに、ブースB内に
所定時間Taを超えて在室して前述の第1タイマの計時完
了前に退出した場合または押釦操作時には、第5図中の
範囲IVに示すように、退室または押釦操作時に大洗浄Cm
を行って第1タイマをリセットする。したがって、大洗
浄Cmが繰り返し行なわれることも無く、節水を図れる。
なお、第5図中における禁止タイマGはフラッシュバ
ルブの作動Cm,Csに同期して所定パルス幅の信号を出力
し、このパルス幅に対応した期間においてフラッシュバ
ルブの作動を禁止する。なお、本実施例において小洗浄
Csが行なわれると第1タイマは残り時間から所定時間T0
を減算するようにしたが、例えば残り時間を1/2とする
ようにしてもよい(除算してもよい。)。
また、大洗浄が行なわれるとタイマDをリセットした
が乗算あるいは加算してもよい。
(発明の効果) 以上説明したように、この発明にかかる便器の洗浄装
置によれば、所定の間隔時間で洗浄を行うが、小洗浄が
行なわれた場合には小洗浄の回数に応じて洗浄を行う間
隔時間を短縮するため、清潔性を損なうこと無く節水を
図ることができるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図から第5図はこの発明の一実施例にかかる便器の
自動水洗装置を示し、第1図が便所の概略側面図、第2
図がブロック図、第3図および第4図がフローチャー
ト、第5図がタイミングチャートである。 14……タッチスイッチ 16……センサ、17……便器 22……コントローラ(時限手段、時間変更手段、洗浄指
令手段)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】用便に要する時間の長短で大洗浄と小洗浄
    とを選択可能な便器の自動洗浄装置において、 始動時に所定時間が設定される時限手段と、この時限手
    段の残り時間が零となったときに洗浄指令を与え、かつ
    時限手段を初期値に設定する洗浄指令手段と、この時限
    手段の残り時間を小洗浄が選択されると強制的に減少さ
    せる時間更生手段と、を有することを特徴とする便器の
    自動洗浄装置。
  2. 【請求項2】第1項記載の便器の自動洗浄装置におい
    て、大洗浄が選択されると時限手段を初期値に設定する
    ことを特徴とする便器の自動洗浄装置。
JP22568990A 1990-08-27 1990-08-27 便器の自動洗浄装置 Expired - Lifetime JP2806009B2 (ja)

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