JPH09315740A - エレベーターのドア安全装置 - Google Patents

エレベーターのドア安全装置

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JPH09315740A
JPH09315740A JP13402696A JP13402696A JPH09315740A JP H09315740 A JPH09315740 A JP H09315740A JP 13402696 A JP13402696 A JP 13402696A JP 13402696 A JP13402696 A JP 13402696A JP H09315740 A JPH09315740 A JP H09315740A
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JP
Japan
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light
door
light emitting
emitting element
fully closed
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP13402696A
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English (en)
Inventor
Masanori Nakamori
正則 中森
Seii Sai
正偉 蔡
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Otis Elevator Co
Original Assignee
Otis Elevator Co
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 発光素子の寿命を長くし、またこれを費され
る電気エネルギーを節約するようにした。 【解決手段】 かご1の出入口2に開閉自在に配設され
た両開き式のドア3,4と、このドア3,4のいずれか
一方に取り付けられたn個の発光素子Lk-1,Lk,L
k+1と、前記ドアの残り他方に取り付けられ前記発光素
子と対向する受光素子Pk-1,Pk,Pk+1と、前記n個
の発光素子を順次t時間の間隔で発光させるようにし、
この発光素子から発光された光を正面で対向している受
光素子でのみ受光したとき、ドアが全閉状態であると認
識する制御盤8とを備え、この制御盤8によって前記ド
アが全閉状態にあると認識されたときには、発光素子の
発光間隔をn×tとした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、かごのドアに設け
られた光検出器でドアの全閉状態を検出するようにした
エレベーターのドア安全装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、エレベーターのかごのドアには、
出入口を通ろうとしている乗客を検出するための光検出
器が設けられている。
【0003】光検出器は、両開き式のドアの一方に取り
付けられた多数の発光素子と、前記ドアの他方に取り付
けられた多数の受光素子からなっている。多数の発光素
子は0.6msecの間隔で順次発光させられ、この光
を受光素子が受光するようにしている。
【0004】ところで、かごの出入口を乗客が通ってい
るときにドアが閉止されると、このドアは前記乗客に当
たる虞れがある。このため、光検出器によって乗客を検
出するようにし、検出したときには安全上からドアを閉
止作動させないようにし、また閉止作動しているときに
は反転させるようにしている。
【0005】ドアが全閉状態にあるときには、1個の発
光素子から発光された光は正面に対向する1個の受光素
子でのみ受光することとなり、このとき制御盤はドアが
全閉状態にあると判断している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】かごの出入口を通って
いる乗客を光検出器で検出するには、高い検出精度を必
要とする。このために、発光素子を0.6msの間隔で
発光させなければならない。しかし、ドアの全閉状態を
検出するには、同じような間隔で順次発光させる必要は
なく、低い検出精度でよい。そこで、ドアの全閉状態時
に発光素子を0.6msという密な間隔で発光させるよ
うにすると、この発光素子は不必要に発光させられるこ
とになる。その結果、発光素子の寿命が低下し、またこ
れに費される電気エネルギーも浪費されてしまうという
問題点があった。
【0007】本発明は、発光素子の寿命を長くし、また
これに費される電気エネルギーを節約するようにした。
【0008】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、本発明にあっては、かごの出入口に開閉自在
に配設された両開き式のドアと、このドアのいずれか一
方に取り付けられたn複数の発光素子と、前記ドアの残
り他方に取り付けられ前記発光素子と対向する受光素子
と、前記複数の発光素子を順次一定時間の間隔で発光さ
せるようにし、この発光素子から発光された光を正面で
対向している受光素子でのみ受光したとき、ドアが全閉
状態であると認識する制御盤とを備え、この制御盤によ
って前記ドアが前閉状態にあると認識されたときには、
発光素子の発光間隔をドアが全閉状態にないと認識され
たときに比べて長くした構成としている。
【0009】または、かごの出入口に開閉自在に配設さ
れた両開き式のドアと、このドアのいずれか一方に取り
付けられたn個の発光素子と、前記ドアの残り他方に取
り付けられ前記発光素子と対向する受光素子と、前記n
個の発光素子を順次t時間の間隔で発光させるように
し、この発光素子から発光された光を正面で対向してい
る受光素子でのみ受光したとき、ドアが全閉状態である
と認識する制御盤とを備え、この制御盤によって前記ド
アが全閉状態にあると認識されたときには、発光素子の
発光間隔をn×tとした構成としている。
【0010】または、前記両開き式のドアを片開き式の
ドアとし、このドアまたはこのドアが当接する部分のい
ずれか一方に前記発光素子を取り付け、残り他方に前記
受光素子を取り付けた構成としている。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面に基づいて説
明する。図1ないし図6は本発明に係るエレベーターの
ドア安全装置の一実施例を示す図である。
【0012】図1において、符号1は昇降路に上下移動
自在に配設されたかごであり、このかご1の出入口2に
は両開き式のドア3,4がハンガーレール5に吊持され
ている。ドア3,4の先端側にはセーフテイシュー6,
7が設けられ、セーフテイシュー6,7にはn個の発光
素子Lk-1,Lk,Lk+1(赤外線ダイオードLED等)
が取り付けられ、セーフテイシュー6,7には回数の受
光素子Pk-1,Pk,Pk+1(赤外線フィルタを備えたフ
ォト・トランジスタPT等)が対向して取り付けられて
いる。発光素子Lk-1,Lk,Lk+1および受光素子
k-1,Pk,Pk+1は乗客を検出するための光検出器を
構成している。
【0013】図2に示すように、発光素子Lk-1,Lk
k+1は制御盤8によって順次(選択的に)発光させら
れる。すなわち、制御盤8から第1選択回路9へバスを
通して信号が出力されると、この第1選択回路9から発
光素子Lk-1,Lk,Lk+1に相当する配線を介してドラ
イブ回路10へ駆動信号が出力される。ドライブ回路1
0から発光素子Lk-1,Lk,Lk+1へ電流が流され順次
発光させる。
【0014】一方、受光素子Pk-1,Pk,Pk+1には電
圧が常時かけられており、これらが受光すると受光信号
が増幅回路11で増幅される。制御盤8からバスを通し
て第2選択回路12(マルチプレクサー)へ信号が出力
され、この第2選択回路12によって受光素子Pk-1
k,Pk+1に相当する配線を選択し、前記受光信号は比
較器13へ出力される。比較器13によって前記信号は
予め設定された基準値と比較され、この信号のレベルが
基準値より低いときには、出入口2を通る乗客を検出し
たことになる。なお、増幅回路11は対数特性を有し、
かつレベルの圧縮を行うとともに立ち上り特性を改善す
るようにしたものである。
【0015】図3に示すように、ドア3,4が開いてい
る場合には、発光素子Lkから発光された光は正面に対
向する受光素子Pkばかりでなく、隣接する受光素子P
k-1,Pk+1によっても受光される。このため、制御盤8
はドア3,4が全閉状態にないと認識することになる。
【0016】図4に示すように、ドア3,4が全閉状態
にある場合には、発光素子Lkから発光された光は正面
に対向する受光素子Pkによってのみ受光される。この
ため、制御盤8はドア3,4は全閉状態にあると認識す
ることになる。
【0017】なお、発光素子Lk-1,Lk,Lk+1および
受光素子Pk-1,Pk,Pk+1によって出入口2を通る乗
客が検出されると、乗客の安全のためにドア3,4は閉
じられることはなく、また閉止作動中のときには反転さ
せられる。
【0018】次に、ドア3,4が全閉状態にないときに
は、出入口2を通る乗客を検出しなければならないの
で、光検出器の検出精度を高くする必要がある。このた
め、図5に示すように発光素子Lk-1,Lk,Lk+1を順
次発光させる間隔は0.6ms(t)として密にする。
【0019】次に、ドア3,4が全閉状態にあるときに
は、この全閉状態を認識するだけでよいので、光検出器
の検出精度は少々低くなってもよい。このため、図6に
示すように発光素子Lk-1,Lk,Lk+1を順次発光させ
る間隔は0.6ms×nとして粗にする。
【0020】なお、前記実施例にあってはこの発明を両
開き式のドアのエレベーターについて適用した例につい
て述べたが、片開き式のドアのエレベーターについて適
用してもよい。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
制御盤によってドアが全閉状態にあると認識されたとき
には、発光素子の発光間隔をドアが全開状態にないと認
識されたときに比べて長くしたので、発光素子の寿命が
長くなり、これに費される電気エネルギーも節約するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るエレベーターのドア安全装置の一
実施例を示す正面図。
【図2】このドア安全装置のブロック図。
【図3】ドア開のときの発光素子を示す図。
【図4】ドア全閉のときの発光素子を示す図。
【図5】発光素子の発光のタイムチャート
【図6】発光素子の発光のタイムチャート
【符号の説明】
1…かご 2…出入口 3,4…ドア Lk-1,Lk,Lk+1…発光素子 Pk-1,Pk,Pk+1…受光素子 8…制御盤
フロントページの続き (72)発明者 蔡 正偉 神奈川県川崎市高津区坂戸3−2−1 日 本オーチス・エレベータ株式会社 オーチ ス技術研究所内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 かごの出入口に開閉自在に配設された両
    開き式のドアと、このドアのいずれか一方に取り付けら
    れた複数の発光素子と、前記ドアの残り他方に取り付け
    られ前記発光素子と対向する受光素子と、前記複数の発
    光素子を順次一定間の間隔で発光させるようにし、この
    発光素子から発光された光を正面で対向している受光素
    子でのみ受光したとき、ドアが全閉状態であると認識す
    る制御盤とを備え、この制御盤によって前記ドアが全閉
    状態にあると認識されたときには、発光素子の発光間隔
    をドアが全閉状態にないと認識されたときに比べて長く
    したことを特徴とするエレベーターのドア安全装置。
  2. 【請求項2】 かごの出入口に開閉自在に配設された両
    開き式のドアと、このドアのいずれか一方に取り付けら
    れたn個の発光素子と、前記ドアの残り他方に取り付け
    られ前記発光素子と対向する受光素子と、前記n個の発
    光素子を順次t時間の間隔で発光させるようにし、この
    発光素子から発光された光を正面で対向している受光素
    子でのみ受光したとき、ドアが全閉状態であると認識す
    る制御盤とを備え、この制御盤によって前記ドアが全閉
    状態にあると認識されたときには、発光素子の発光間隔
    をn×tとしたことを特徴とするエレベーターのドア安
    全装置。
  3. 【請求項3】 前記両開き式のドアを片開き式のドアと
    し、このドアまたはこのドアが当接する部分のいずれか
    一方に前記発光素子を取り付け、残り他方に前記受光素
    子を取り付けたことを特徴とする請求項1記載のエレベ
    ーターのドア安全装置。
JP13402696A 1996-05-29 1996-05-29 エレベーターのドア安全装置 Withdrawn JPH09315740A (ja)

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Effective date: 20030805