JPH06336387A - 光検出器の故障素子特定装置 - Google Patents

光検出器の故障素子特定装置

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JPH06336387A
JPH06336387A JP12223093A JP12223093A JPH06336387A JP H06336387 A JPH06336387 A JP H06336387A JP 12223093 A JP12223093 A JP 12223093A JP 12223093 A JP12223093 A JP 12223093A JP H06336387 A JPH06336387 A JP H06336387A
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JP
Japan
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light
light emitting
photodetector
light receiving
emitting element
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP12223093A
Other languages
English (en)
Inventor
Masanori Nakamori
正則 中森
Choi Benedikt
ベネディクト.チョイ
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Otis Elevator Co
Original Assignee
Otis Elevator Co
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Publication date
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Publication of JPH06336387A publication Critical patent/JPH06336387A/ja
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  • Elevator Door Apparatuses (AREA)
  • Photo Coupler, Interrupter, Optical-To-Optical Conversion Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】 検出体Mに向けて発光する複数の発光素子8
…15および前記検出体Mからの反射光を受光する複数
の受光素子16…23からなる光検出器6と、この光検
出器6と前記検出体Mとの間に配設され半透光性を有す
るカバー28と、前記発光素子8…15および受光素子
16…23を作動させる制御手段29とを備え、前記発
光素子を1個選択して発光させるとともに2個以上の前
記受光素子でカバー28からの反射光を受光させること
によって、故障している発光素子または受光素子を特定
するようにした。 【効果】 故障している発光素子または受光素子を特定
するようにしたので、この故障素子を保守点検員等が取
り替ることができる。したがって、被検出体を検出する
光検出器の検出精度を向上させることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数の発光素子および
複数の受光素子からなる光検出器の故障素子を特定する
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、図8に示すようにエレベーターの
かご101に設けられたドア102には、乗客(被検出
体)Mを検出するための光検出器104がそれぞれ取り
付けられている(ドア103にも光検出器が取り付けら
れている。)(特願平5−1522号出願)。この光検
出器104は、ドア102が戸閉作動している最中に乗
客Mがかご101に乗り込んで光検出器104の検出範
囲Eに入ると、光検出器104の信号が制御手段(図示
せず)へ出力され、この制御手段の指示に基づいてドア
102は反転して戸開作動し、ドア102が乗客に当る
のを防止している。
【0003】光検出器104は多数の発光素子105,
106,107,108,109,110,111およ
び多数の受光素子112,113,114,115,1
16,117,118からなり、これらセーフティシュ
ー119に交互に取り付けられている。前記発光、受光
素子はそれぞれ発光・受光範囲を有し、これらが重なっ
た範囲が検出範囲(E)となっている。発光素子105
…111は制御手段(図示せず)によって選択的に発光
させられ、受光素子112…118は電圧がかけられて
受光可能状態にある。発光素子105…111から投光
された光が光検出体によって反射されて受光素子112
…118が受光すると、制御手段から駆動手段へ信号が
出力され、駆動手段は閉止作動中のドア102を反転さ
せて戸開作動させる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このような従来のエレ
ベーターの光検出器104にあっては、多数の発光素子
105…111および受光素子112…118の中の一
個の素子でも故障したりすると、検出精度が低下するこ
とになるので、前記検出精度の低下を防止するために
は、一個の故障している素子を取り替えなければならな
い。しかし、発光素子105…111および受光素子1
12…118は多数あるので、この中から一個の故障素
子を特定するのは困難であるという問題点があった。
【0005】本発明は、多数の発光素子および受光素子
の中から一個の故障素子を特定できる光検出器の故障素
子特定装置を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、本発明にあっては検出体に向けて発光する複
数の発光素子および前記検出体からの反射光を受光する
複数の受光素子からなる光検出器と、この光検出器と前
記検出体との間に配設され半透光性を有するカバーと、
前記発光素子および受光素子を作動させる制御手段とを
備え、前記発光素子を1個選択して発光させるとともに
2個以上の前記受光素子で前記カバーからの反射光を受
光させることによって、故障している発光素子または受
光素子を特定するようにした構成とする。
【0007】
【作用】複数の発光素子を順次点灯させると、まず、1
個の発光素子から発光された光は2個の受光素子によっ
て受光され、次に別の発光素子から発光された光は2個
の受光素子によって受光される。この結果を、制御手段
のメモリーに書き込み演算すると、特定の受光素子が故
障していることがわかる。このようにして、故障してい
る素子が特定されると、この故障素子は制御手段からの
信号に基づいて表示部(図示せず)に表示される。
【0008】
【実施例】以下、本発明を図面に基づいて説明する。図
1ないし図7は本発明に係る光検出器の故障素子特定装
置の一実施例を示す図である。
【0009】図1において、建物の昇降路内に配設され
たかご1の出入口には、一対のドア2,3がガイドレー
ル4に開閉自在に吊持されている。このドア2の先端側
に設けられたセーフティシュー4には被検出体(乗客)
Mを検出するための光検出器6が取り付けられ、この光
検出器6は多数の発光素子(赤外線ダイオードLED
等)8…15と、多数の受光素子(赤外線フィルタを備
えたフォト・トランジスタ等)16…23とからなり、
これらは交互に取り付けられている。なお、ドア3の先
端側に設けられたセーフティシュー5にも同様の光検出
器が取り付けられている。
【0010】発光素子8,9,10,11と受光素子1
6,17,18,19は、図2に示すようにそれぞれ一
組となって1個のホルダー24,25,26,27に設
けられており(他の素子も同様である。)、このホルダ
ー24,25,26,27を介してセーフティシュー4
の先端側に取り付けられる形となっている。ホルダー2
4の先端側には案内面部24a,24bが形成され、こ
の案内面部24a,24bによって発光範囲E1と受光
範囲E2が設定される。また、案内面部24aは、発光
素子8から発光された光が隣接する受光素子16で受光
できるように形成されている。
【0011】ホルダー24,25,26,27は半透光
性を有するアクリル樹脂製のカバー28で覆われている
(なお、セーフティシュー7側も同様にカバーで覆われ
ている。)。このため、カバー28は光検出器6と被検
出体Mとの間に配設されていることになる。そこで図3
に示すように、発光素子8から発光された光は、大半が
前方に位置するカバー28を透過するが、一部は反射さ
れて隣接するホルダー25の受光素子17によっても受
光される。しかし、前記発光して反射された光は、この
入射角の関係からさらに隣接するホルダー26の受光素
子18によって受光されるということはない。
【0012】図4に示すように、発光素子8,…15は
制御手段(CPU)29によって選択的に発光させられ
る。すなわち、制御手段29から第1選択回路30へバ
スを通して信号が出力されると、この第1選択回路30
から発光素子8…15に相当する線路を通してドライブ
回路31へ駆動信号が出力される。ドライブ回路31か
ら発光素子8…15に相当する線路を通してドライブ回
路31へ駆動信号が出力される。ドライブ回路31から
発光素子8…15へ駆動電流が出力されて選択的に発光
させる。
【0013】一方、受光素子16…23は電圧が常時か
けられており、これらが受光すると受光信号が増幅回路
32で増幅される。制御手段34からバスを通して第2
選択回路(マルチプレクサー)33へ信号が出力され、
この第2選択回路33によって受光素子16…23に相
当する線路を選択し、この選択した信号は比較回路34
へ出力される。比較器34によって前記信号は予め設定
された基準値と比較され、この信号のレベルが基準値よ
り高いときにはこの比較器34から制御手段29へ信号
が出力される。制御手段34からオペレーターへ駆動信
号が出力され、戸閉作動中のドア2,3は反転されて戸
開作動する。なお、増幅回路32は対数特性を有し、か
つレベルの圧縮を行うとともに立ち上り特性を改善した
ものである。
【0014】ドア2,3が戸閉作動中に光検出器6によ
って乗客(被検出体)Mを検出すると(ドア3側の光検
出器も同様に検出する)、制御手段29から駆動手段
(図示せず)へ信号が出力されて戸閉作動中のドア2,
3を反転させる。このとき、光検出器6の素子が故障し
ていると、この故障素子によってこの光検出器6の検出
精度は低下することとなる。このため、故障素子を取り
替えなければならず、これを特定する必要がある。
【0015】そこで、発光素子8…15を順次点灯させ
ると、まず発光素子8から発光された光は受光素子1
6,17によって受光され、次に発光素子9から発光さ
れた光は受光素子17,18によって受光される。この
結果を、制御手段29のメモリーに書き込むが、この書
き込んだ状態は図5に示すようになる。同図において、
「0」は光なしで、「1」は光ありを示しており、この
下段にはA〜Hの論理和を示している。また、右側に
は、前記結果をHEX表記で示している。この図5に示
した結果から演算すると光検出器6のどの素子も故障し
ていないことがわかる。
【0016】次に、光検出器6の発光、受光の結果を図
6および図7に示す。まず図6において、発光素子「1
0」の欄はHEX表記で「00」となっているので、こ
の発光素子「10」が故障していることがわかる。次
に、図7において、受光素子「18」の欄が「0」であ
り、これはHEX表記で「FF」以外の「DF」となっ
ており、この受光素子18が故障していることがわか
る。
【0017】このようにして、故障している素子が特定
されると、この故障素子は制御手段29からの信号に基
づいて表示部(図示せず)に表示される。そうすると、
保守・点検員等が光検出器6の故障素子を取り替えるこ
とができる。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
発光素子を1個選択して発光させるとともに2個以上の
受光素子でカバーからの反射光を受光させることによっ
て、故障している発光素子または受光素子を特定するよ
うにしたので、この故障素子を保守・点検員等が取り替
ることができる。したがって被検出体を検出する光検出
器の検出精度を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る光検出器の故障素子特定装置の一
実施例が適用されたかごの正面図。
【図2】この光検出器の検出範囲を示す図。
【図3】この発光素子の反射光を示す図。
【図4】この故障素子特定装置のブロック図。
【図5】光検出器の発光・受光の結果を示す図。
【図6】光検出器の発光・受光の結果を示す図。
【図7】光検出器の発光・受光の結果を示す図。
【図8】従来のエレベーターのドア安全装置が適用され
たかごの正面図。
【符号の説明】
6…光検出器 8…15…発光素子 16…23…受光素子 28…カバー 29…制御手段

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 検出体に向けて発光する複数の発光素子
    および前記検出体からの反射光を受光する複数の受光素
    子からなる光検出器と、この光検出器と前記検出体との
    間に配設され半透光性を有するカバーと、前記発光素子
    および受光素子を作動させる制御手段とを備え、前記発
    光素子を1個選択して発光させるとともに2個以上の前
    記受光素子で前記カバーからの反射光を受光させること
    によって、故障している発光素子または受光素子を特定
    するようにしたことを特徴とする光検出器の故障素子特
    定装置。
JP12223093A 1993-05-25 1993-05-25 光検出器の故障素子特定装置 Withdrawn JPH06336387A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007031103A (ja) * 2005-07-28 2007-02-08 Mitsubishi Electric Corp エレベータの乗客検出装置
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WO2019121487A1 (de) * 2017-12-19 2019-06-27 Inventio Ag Aufzugsanlage mit einer lichtvorhangseinheit

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