JP2000168398A - 車両用表示装置 - Google Patents

車両用表示装置

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JP2000168398A
JP2000168398A JP10351953A JP35195398A JP2000168398A JP 2000168398 A JP2000168398 A JP 2000168398A JP 10351953 A JP10351953 A JP 10351953A JP 35195398 A JP35195398 A JP 35195398A JP 2000168398 A JP2000168398 A JP 2000168398A
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JP
Japan
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display
ignition
key
liquid crystal
display device
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JP10351953A
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Seiji Matsumoto
成司 松本
Shinichi Minami
慎一 南
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Mazda Motor Corp
Original Assignee
Mazda Motor Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 イグニッションキーの操作状態に応じて適切
に表示を行う車両用表示装置の提供。 【解決手段】 イグニッション継続中は、計器パネル内
の各種表示を行う(S1-S3)。イグニッションオフでイグ
ニッションスイッチに当該キーが有るときには、液晶表
示ユニット1及び2(オドメータ、トリップメータ、時
計)だけを表示する(S4-S6)。イグニッションスイッチ
から当該キーが抜き取られたときには、当該計器パネル
内の全ての表示を停止する(S4,S9)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両用表示装置に
関し、例えば代表的な車両である自動車のセンターコン
ソールに設けられ、オドメータやトリップメータ等とし
て機能する車両用表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、一部の自動車においては、そ
の自動車のセンターコンソールに設けられ、オドメータ
やトリップメータ等として機能する液晶表示装置が採用
されている。
【0003】このような液晶表示装置は、イグニッショ
ンキーがオフにされるのに応じて、表示もオフになるの
が一般的であるが、近年では、イグニッションキーがオ
フにされてから所定時間は表示を継続させ、トリップメ
ータをリセット可能なタイプもある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例においては、イグニッションキーがオフにされたと
きに表示が必ず継続されるため、省電力性に欠ける。ま
た、給油中や複数の自動車を管理する場合等には、所定
時間経過後にオドメータやトリップメータの状態確認が
必要なことも想定され、そのような場合にメータの確認
のためだけにイグニッションをオンにするのでは利便性
に欠ける。
【0005】そこで本発明は、イグニッションキーの操
作状態に応じて適切に表示を行う車両用表示装置の提供
を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明に係る車両用表示装置は、以下の構成を特徴
とする。
【0007】即ち、イグニッションキーが挿入されてい
ることを検知したときにはそのキーポジションに関わら
ずディスプレイの表示を行うと共に、該イグニッション
キーが抜かれたことを検知したときには該ディスプレイ
の表示を停止させる表示制御手段を備えることを特徴と
する。
【0008】また、例えば前記ディスプレイは、少なく
ともオドメータ及び/またはトリップメータとして機能
するディスプレイ部分を含み、前記表示制御手段によっ
て前記イグニッションキーのキーポジションがイグニッ
ションオフ位置にて挿入されていることを検知している
ときに、前記ディスプレイのうち、前記オドメータ及び
/またはトリップメータとして機能するディスプレイ部
分以外の表示を停止させるとよい。
【0009】また、例えば前記表示制御手段は、前記イ
グニッションキーのキーポジションがイグニッションオ
フ位置にて所定時間より長く挿入されていることを検知
したときに、前記ディスプレイの表示を停止させるとよ
い。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る車両用表示装
置を、代表的な車両である自動車の表示装置に適用した
実施形態として、図面を参照して詳細に説明する。
【0011】[第1の実施形態]図1は、本発明の第1
の実施形態としての車両用表示装置を適用可能な一般的
な自動車の計器パネルを示す図である。また、図2は、
本発明の第1の実施形態としての車両用表示装置の全体
構成を示すブロック図である。
【0012】図1及び図2において、1はオド(OD
O)メータ及びトリップ(TRIP)メータとして機能
する所謂7セグメントタイプの液晶表示ユニットであ
り、2は同様に7セグメントタイプの時計として機能す
る液晶表示ユニットであり、3は、自動変速機のシフト
ポジションを表示するシフトポジションインジケータで
ある。また、4は、液晶表示ユニット1の表示内容をト
リップ表示に変更し、そのリセットが可能なノブ形状の
トリップリセットスイッチである。
【0013】また、5は自動車のエンジン温度を示すテ
ンプメータであり、6は燃料の残量を示すフューエルメ
ータであり、7は自車速を示すスピードメータであり、
8はエンジンの回転数を示すタコメータである。これら
のメータは表示ユニット11の出力信号に応じてゲージ
ドライバ14によって駆動される。
【0014】本実施形態において、イグニッション(I
G)スイッチ16は、ドライバ(乗員)によるイグニッ
ション(IG)キー17の操作に応じて、イグニッショ
ンをスタートさせるスタート(ST)ポジション、イグ
ニッションを継続させるイグニッション(IG)ポジシ
ョン、オーディオの作動や液晶表示ユニット1及び2の
表示等が可能なアクセサリ(ACC)ポジション、そし
てイグニッションキー17を抜き取ることが可能なオフ
(OFF)ポジションの有しており、そのキー(スイッ
チ)ポジションの遷移と当該キーの抜き取りに応じて、
接点状態を変化させる一般的な機構(不図示)を備え
る。
【0015】表示ユニット11には、図1に示す計器パ
ネルに表示する表示内容に関する各種センサ群(例えば
速度センサ、タンクゲージ、温度計等)13からの出力
信号、イグニッション(IG)スイッチ16の状態信
号、そしてトリップリセットスイッチ4の状態信号が入
力され、当該ユニット全体は、バッテリ(Batt)1
5による印加電圧により駆動される。
【0016】また、表示ユニット11は、後述する表示
処理に応じて液晶表示ユニット1及び2と当該ユニット
を背照するバックライト10とを駆動すると共に、各種
センサ群13からの入力信号に応じたゲージドライバ1
4への出力信号と、後述する表示処理による表示状態の
報知が可能なスピーカ(ブザー)への出力信号とを出力
する。これらの表示ユニット11による制御は、マイク
ロコンピュータ100に設けられたCPU、タイマ、メ
モリ等により実現される。
【0017】図3は、本発明の第1の実施形態における
表示ユニット11による表示処理を示すフローチャート
であり、バッテリ15の出力電圧が表示ユニット11に
印加されることにより、マイクロコンピュータ100に
て開始される処理を示す。
【0018】同図において、ステップS1:イグニッシ
ョンキー17により、イグニッションがオフ(停止)さ
れたか否かを、イグニッションスイッチ16の接点状態
により判断する。
【0019】ステップS2,ステップS3:ステップS
1の判断でNO(イグニッション:継続中)のときに
は、各種センサ群13からの入力信号に応じて図1及び
図2に示したメータ類及び液晶表示ユニット1及び2の
表示値を算出し(ステップS2)、その算出した表示値
に応じてゲージドライバ14に出力信号を出力すると共
にシフトポジションインジケータ3及び液晶表示ユニッ
ト1及び2(オドメータ、トリップメータ、時計)を表
示する。
【0020】ステップS4,ステップS9:ステップS
1の判断でYES(イグニッション:オフ)のときに
は、イグニッションスイッチ16のキーポジションがオ
フポジションであってイグニッションキー17が抜き取
られた状態か否かを判断し(ステップS4)、YES
(キー無し)のときには液晶表示ユニット1及び2の表
示を停止し(ステップS9)、リターンする。
【0021】ステップS5,ステップS6:ステップS
4の判断でNOのときには、イグニッションがオフ状態
であって当該キーは挿入された状態、即ちACCポジシ
ョンまたはOFFポジション(これらのキーポジション
を「イグニッションオフ位置」と総称する)なので、各
種センサ群13からの入力信号に応じて図1及び図2に
示した液晶表示ユニット1及び2の表示値を算出し(ス
テップS2)、その算出した表示値に応じて液晶表示ユ
ニット1及び2(オドメータ、トリップメータ、時計)
だけを表示すると共に当該計器パネル内の液晶表示ユニ
ット1及び2以外の表示は停止する。
【0022】ステップS7:トリップリセットスイッチ
4の操作が行われたか否かを判断し、NO(操作なし)
のときにはリターンする。
【0023】ステップS8:ステップS7の判断でYE
S(操作有り)のときには、液晶表示ユニット1のトリ
ップメータ表示を0にリセットし、リターンする。本実
施形態では、イグニッションキー17がイグニッション
スイッチ16に挿入されているときには、トリップメー
タ表示をリセットすることができ、利便性を向上するこ
とができる。
【0024】上述した本実施形態によれば、イグニッシ
ョンキー17がイグニッションスイッチ16から抜き取
られたとき以外は、液晶表示ユニット1及び2によるオ
ドメータ、トリップメータ、そして時計の表示が行われ
る。このため、例えば燃料補給中等の車両停車時におい
ても当該表示ユニットの表示内容を確認することがで
き、また当該キーの抜き取り操作と同時に当該ユニット
による表示が停止されるため、省電力性を向上できると
共に、乗員不在時に表示が継続されることによる乗員の
違和感を無くすことができ、イグニッションキーの操作
状態に応じて適切に表示を行う車両用表示装置の提供が
実現する。
【0025】尚、本実施形態では、液晶表示ユニット1
の表示と共に液晶表示ユニット2による時計表示を行っ
たが、これに限られるものではなく、液晶表示ユニット
1によるオドメータ及びトリップメータだけを表示して
もよい。また、オドメータ、トリップメータ、時計等の
表示を図1に示すように個別に行うのではなく、例え
ば、図6に示すような液晶表示ユニット(図6に破線で
示すエリア100は第3の実施形態の変形例でのみ表示
するものとする)により複数の表示内容を統括的に表示
してもよい。
【0026】また、本実施形態では、液晶表示ユニット
1及び2を一般的な液晶表示ユニットとしたが、これに
限られるものではなく、自発光式のディスプレイを採用
してもよい。
【0027】また、本実施形態では、スタートポジショ
ン及びイグニッションポジションを有する一般的な自動
車のイグニッションスイッチ16を想定して説明した
が、これに限られるものではなく、例えば電気自動車の
駆動モータのスイッチであれば、当該2つのポジション
の代わりに、走行可能状態を表わす所定のポジションか
ら走行不可能なポジションに操作されたことをステップ
S1で検出することにより、本実施形態に係る車両用表
示装置を適用することができる。
【0028】[第2の実施形態]本実施形態では、第1
の実施形態で説明したハードウエア構成及びソフトウエ
ア構成を基本として、更にイグニッションがオフにされ
たタイミングから所定時間の間だけ液晶表示ユニット1
及び2によるオドメータ、トリップメータ、そして時計
の表示を継続させる。このため第1の実施形態と重複す
る構成の説明は省略し、特徴的な部分を中心に説明す
る。
【0029】図4は、本発明の第2の実施形態における
表示ユニット11による表示処理を示すフローチャート
である。
【0030】同図に示すフローチャートは、ステップS
4の判断でNO(イグニッションがオフ状態であって当
該キーは挿入された状態)のときに、ステップS5に進
むのに先立ってステップS4Bの判断を行う点が図3の
フローチャートと異なる。
【0031】即ち、ステップS4Bでは、ステップS1
でイグニッションがオフにされたタイミングから所定時
間が経過したか否かを判断し、YES(所定時間経過)
のときにはステップS9で液晶表示ユニット1及び2の
表示を停止する。一方、その判断でNO(所定時間内)
のときにはステップS5及びステップS6に進んで液晶
表示ユニット1及び2の表示を継続する。ここで、所定
時間の計測は、マイクロコンピュータ100が内部に有
するタイマの計数を、イグニッションオフを検出したタ
イミングで開始する一般的なソフトウエア処理手法によ
り行えばよい。
【0032】上述した本実施形態によれば、イグニッシ
ョンキー17が挿入された状態であっても、イグニッシ
ョンがオフにされたタイミングから所定時間が経過する
と液晶表示ユニット1及び2の表示が停止されるため、
第1の実施形態で説明した効果に加え、更に省電力性を
向上することができる。
【0033】[第3の実施形態]本実施形態では、第1
及び第2の実施形態で説明したハードウエア構成及びソ
フトウエア構成を基本として、イグニッションがオフに
されたタイミングから所定時間の間だけ液晶表示ユニッ
ト1及び2によるオドメータ、トリップメータ、そして
時計の表示を継続させると共に、その表示継続の状態を
乗員に報知する。このため第1の実施形態と重複する構
成の説明は省略し、特徴的な部分を中心に説明する。
【0034】図5は、本発明の第3の実施形態における
表示ユニット11による表示処理を示すフローチャート
である。
【0035】同図に示すフローチャートは、ステップS
1の判断でYES(イグニッション:オフ)のときに直
接ステップS4Bの判断を行う点と、ステップS6の液
晶表示ユニット1及び2の表示の後に音声による報知を
行う点が図3及び図4のフローチャートと異なる。
【0036】即ち、ステップS4Bでは、ステップS1
でイグニッションがオフにされたタイミングから所定時
間が経過したか否かを判断し、YES(所定時間経過)
のときにはステップS9で液晶表示ユニット1及び2の
表示を停止する。一方、その判断でNO(所定時間内)
のときにはステップS5及びステップS6に進んで液晶
表示ユニット1及び2の表示を継続すると共に、ステッ
プS11においてブザーまたはスピーカ12によって表
示継続状態である旨を音声または警報音によって報知す
る。本実施形態においても、第2の実施形態と同様にマ
イクロコンピュータ100が内部に有するタイマにより
行えばよい。
【0037】上述した本実施形態によれば、イグニッシ
ョンがオフにされたタイミングから所定時間が経過した
ときには、キーポジションに関わらずに液晶表示ユニッ
ト1及び2の表示が停止されると共に、表示継続中はそ
の旨が報知されるため、表示の継続が当該表示装置の本
来の機能によるのか、或いは何らかの故障によるものな
のかを乗員が容易に確認することができる。
【0038】<第3の実施形態の変形例>上記の第3の
実施形態では、ステップS11にて音声による報知を行
ったが、報知の態様は以下に説明する変形例によっても
可能である。
【0039】(変形例1):ステップS11において、
液晶表示ユニット1及び2のバックライト10の点灯を
停止する。これにより、所定時間の表示継続中は、バッ
クライト10による背照無しで液晶表示ユニット1及び
2によるオドメータ及びトリップメータの表示を行い、
乗員への報知を行うことができる。
【0040】(変形例2):図6に示すような液晶表示
ユニットを採用することにより、イグニッションオンの
状態においては複数の表示内容を全て表示する場合に、
ステップS11において、オドメータ及びトリップメー
タ以外の一部の表示内容の表示を停止する、或いはオド
メータ及びトリップメータ以外の表示内容の表示は全て
停止する。これにより、所定時間の表示継続中を、当該
液晶表示ユニットの表示項目数の違いにより乗員に報知
することができる。
【0041】(変形例3):図6に示すような液晶表示
ユニットを採用することにより、イグニッションオンの
状態においては複数の表示内容を全て表示する場合に、
ステップS11において、更に図6に破線で示すエリア
100のように所定時間の表示継続が行われていること
を、例えば残り表示時間を表示することにより乗員に報
知する。このとき、当該液晶表示ユニットにおいて、オ
ドメータ及びトリップメータ以外の表示内容及びエリア
100の残り時間の表示以外は表示を停止してもよい。
これにより、所定時間の表示継続中であることを、当該
液晶表示ユニットに表示することにより乗員に報知する
ことができる。
【0042】(変形例4):7セグメント表示ではな
く、表示エリア内に適宜文字等を表示可能な表示ユニッ
ト(液晶表示デバイスであっても他方式の表示デバイス
であってもよい)を採用する場合に、イグニッションオ
ンの状態においては複数の表示内容を図6に示すような
表示態様で表示し、ステップS11において、その表示
内容の表示サイズを小さく縮小して表示する。このとき
表示する表示内容は、オドメータ及びトリップメータだ
けであっても、それ以外の表示内容をも表示してもよ
い。これにより、所定時間の表示継続中を、当該液晶表
示ユニットの表示サイズの違いにより乗員に報知するこ
とができる。
【0043】(変形例5):図6に示すような表示ユニ
ット(液晶表示デバイスであっても他方式の表示デバイ
スであってもよい)を採用し、ステップS11において
所定時間の表示継続が行われていることを報知するとき
には、コントラストまたは輝度を変更することにより、
イグニッションオンの状態のときより表示状態を薄くす
る。これにより、所定時間の表示継続中であることを、
当該表示ユニットの表示状態の変更(表示を薄くする)
により乗員に報知することができる。
【0044】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
イグニッションキーの操作状態に応じて適切に表示を行
う車両用表示装置の提供が実現する。
【0045】即ち、請求項1の発明によれば、例えば燃
料補給中等の車両停車時においても当該ディスプレイ
(例えば液晶表示デバイス:請求項6)の表示内容を確
認することができ、また当該キーの抜き取り操作と同時
に表示が停止されるため、省電力性を向上できると共
に、乗員不在時に表示が継続されることによる乗員の違
和感を無くすことができ、イグニッションキーの操作状
態に応じて適切に表示を行うことができる。
【0046】また、請求項2の発明によれば、イグニッ
ションオフの状態であっても、イグニッションキーをキ
ースイッチに差し込むことによりオドメータ及び/また
はトリップメータの表示内容を確認することができる。
【0047】また、請求項3の発明によれば、イグニッ
ションオフの状態であっても、イグニッションキーがキ
ースイッチに差し込まれた状態のときには前記トリップ
メータをリセットすることができ利便性が向上する。
【0048】また、請求項4の発明によれば、例えば複
数の表示内容を統括的に表示する表示装置を採用する場
合に、当該表示装置の本来の制御機能として表示が継続
していることを乗員が容易に認識できる。
【0049】また、請求項5の発明によれば、所定時間
の経過後には表示が停止されるため、省電力性を向上さ
せることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態としての車両用表示装
置を適用可能な一般的な自動車の計器パネルを示す図で
ある。
【図2】本発明の第1の実施形態としての車両用表示装
置の全体構成を示すブロック図である。
【図3】本発明の第1の実施形態における表示ユニット
11による表示処理を示すフローチャートである。
【図4】本発明の第2の実施形態における表示ユニット
11による表示処理を示すフローチャートである。
【図5】本発明の第3の実施形態における表示ユニット
11による表示処理を示すフローチャートである。
【図6】本発明の車両用表示装置に適用可能な表示ユニ
ットの一例を示す図である。
【符号の説明】
1,2:液晶表示ユニット, 3:シフトポジションインジケータ, 4:トリップリセットスイッチ, 5:テンプメータ, 6:フューエルメータ, 7:スピードメータ, 8:タコメータ, 10:バックライト, 11:表示ユニット, 12:スピーカ(ブザー), 13:各種センサ群, 14:ゲージドライバ, 15:バッテリ, 16:イグニッション(IG)スイッチ, 17:イグニッション(IG)キー, 100:マイクロコンピュータ,

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 イグニッションキーが挿入されているこ
    とを検知したときにはそのキーポジションに関わらずデ
    ィスプレイの表示を行うと共に、該イグニッションキー
    が抜かれたことを検知したときには該ディスプレイの表
    示を停止させる表示制御手段を備えることを特徴とする
    車両用表示装置。
  2. 【請求項2】 前記ディスプレイは、少なくともオドメ
    ータ及び/またはトリップメータとして機能するディス
    プレイ部分を含むことを特徴とする請求項1記載の車両
    用表示装置。
  3. 【請求項3】 前記表示制御手段によって前記イグニッ
    ションキーが挿入されていることを検知しているとき
    に、前記トリップメータをリセット可能なリセット手段
    を更に備えることを特徴とする請求項2記載の車両用表
    示装置。
  4. 【請求項4】 前記表示制御手段は、前記イグニッショ
    ンキーのキーポジションがイグニッションオフ位置にて
    挿入されていることを検知しているときに、前記ディス
    プレイのうち、前記オドメータ及び/またはトリップメ
    ータとして機能するディスプレイ部分以外の表示を停止
    させることを特徴とする請求項2記載の車両用表示装
    置。
  5. 【請求項5】 前記表示制御手段は、前記イグニッショ
    ンキーのキーポジションがイグニッションオフ位置にて
    所定時間より長く挿入されていることを検知したとき
    に、前記ディスプレイの表示を停止させることを特徴と
    する請求項1記載の車両用表示装置。
  6. 【請求項6】 前記ディスプレイは、液晶表示デバイス
    であることを特徴とする請求項1乃至請求項5の何れか
    に記載の車両用表示装置。
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