JP2008260314A - 車両用表示装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】表示スペースを有効に活用することが可能な車両用表示装置を提供することにある。
【解決手段】車両速度を得るための車輪速センサ30と、エンジンにおける燃料消費量を得るための燃料消費センサ32と、前記燃料消費センサ32によって得られた瞬間燃費を表示する液晶表示部22と、前記車輪速センサ30によって得られた車両速度が零で車両が停止状態にあると判断したとき、前記液晶表示部22の瞬間燃費の表示を燃料噴射量の表示に切り換え制御するメインECU24とを備える。
【選択図】図1
【解決手段】車両速度を得るための車輪速センサ30と、エンジンにおける燃料消費量を得るための燃料消費センサ32と、前記燃料消費センサ32によって得られた瞬間燃費を表示する液晶表示部22と、前記車輪速センサ30によって得られた車両速度が零で車両が停止状態にあると判断したとき、前記液晶表示部22の瞬間燃費の表示を燃料噴射量の表示に切り換え制御するメインECU24とを備える。
【選択図】図1
Description
本発明は、車両において、瞬間燃費を表示する表示部を備えた車両用表示装置に関する。
従来から、車両の走行距離に対応してどれだけの燃料を消費したか、いわゆる燃費を知りたいというドライバの要求があり、各種の車両において、燃費を表示する機能を有しているものがある。
この点に関し、例えば、特許文献1には、ドライバのリセット切換スイッチの押圧操作によって、液晶ディスプレイの表示部に、トリップメータ部と、平均燃費と、瞬間燃費と、外気温度とを順次切り換えて循環して表示する車両用表示装置が開示されている。
特開平11−20508号公報(段落0015〜0017、図2)
しかしながら、瞬間燃費の表示は、ドライバにとって、車両の走行中に省エネルギ運転の意識を高揚させるために有益な情報であるが、燃費は、走行距離(km)を燃料消費量(L)で除したものであることから、車両の停止中では、前記瞬間燃費の表示が、常時、「0」を示しているだけであって、ドライバに対する有益な情報となっていない。しかも、インストルメントパネルの限定された表示スペースにおいて、瞬間燃費が、常時、「0」であることを表示させておくことは、限定された表示スペースを有効に活用しているとは言い難い。
そこで、本発明は、前記の点に鑑みてなされたものであり、表示スペースを有効に活用することが可能な車両用表示装置を提供することを目的とする。
本発明によれば、車輪速センサによって得られた車両速度が所定車速以下、例えば、零で車両が停止状態にあるとき、表示部における表示が、瞬間燃費の表示と異なる他の表示に切り換え制御される。
従って、本発明では、車両が停止した際、表示部において、瞬間燃費が「0」という無用な表示を他の表示に自動的に切り換えることにより、ドライバに対してより一層効率的な燃費運転情報を付与して更なる省エネルギ運転の意識高揚を図ることができる。換言すると、本発明では、瞬間燃費が適切に演算されないような低車速状態にあるとき、前記瞬間燃費の表示を別の表示に自動的に切り換えることにより、ドライバに対する省エネルギ運転意識の喚起を図っている。
また、本発明では、車両速度を得るための車輪速センサと、エンジンにおける燃料消費量を得るための燃料消費センサと、前記燃料消費センサによって得られた瞬間燃費を表示する表示部と、前記車輪速センサによって得られた車両速度から車両が所定車速以下、例えば、零で停止状態にあるとき、前記瞬間燃費の表示を燃料消費に関する他の表示に切り換え制御する制御手段とを備えるとよい。
その際、制御手段は、車輪速センサの回転角速度検出信号に基づいて演算される車両速度情報により、車両が所定車速以下の停止状態にあると判断したとき、表示部の表示を瞬間燃費の表示から燃料消費に関する他の表示に切り換える。
なお、前記他の表示とは、例えば、エンジンの燃焼室に向かって噴射される単位時間毎の燃料噴射量であるとよい。単位時間毎の燃料噴射量を表示することにより、ドライバに対してより一層効率的な燃費運転情報を付与して更なる省エネルギ運転の意識高揚を図ることができる。また、前記他の表示としては、所定の範囲を積算範囲とした平均の燃料消費量である平均燃費であってもよい。平均燃費を表示することにより、ドライバは、所定の時点から現在までの運転結果状況を振り返ることができ、より一層効率的な燃費運転に対する自覚を促すことができる。
なお、前記他の表示とは、例えば、エンジンの燃焼室に向かって噴射される単位時間毎の燃料噴射量であるとよい。単位時間毎の燃料噴射量を表示することにより、ドライバに対してより一層効率的な燃費運転情報を付与して更なる省エネルギ運転の意識高揚を図ることができる。また、前記他の表示としては、所定の範囲を積算範囲とした平均の燃料消費量である平均燃費であってもよい。平均燃費を表示することにより、ドライバは、所定の時点から現在までの運転結果状況を振り返ることができ、より一層効率的な燃費運転に対する自覚を促すことができる。
車両が停止した際、表示部において、瞬間燃費が「0」という無用な表示を他の表示に自動的に切り換えることにより、無用な表示をなくして表示スペースを有効活用することができる。
次に、本発明の実施形態について、適宜図面を参照しながら以下詳細に説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る車両用表示装置が組み込まれたコンビネーションメータモジュールの正面図である。
図1に示すように、運転席の前方にはドライバが視認可能なコンビネーションメータモジュール10が設けられている。このコンビネーションメータモジュール10は、中央部に車両の走行速度を表示するスピードメータ12と、前記スピードメータ12に近接し図面に向かって左側に配置され、エンジンの回転速度を表示するタコメータ14と、前記スピードメータ12に近接し図面に向かって右側に配置され、燃料の残量を表示するフューエルメータ16及び冷却水の水温を表示するテンプメータ18とを有する。
図1は、本発明の実施形態に係る車両用表示装置が組み込まれたコンビネーションメータモジュールの正面図である。
図1に示すように、運転席の前方にはドライバが視認可能なコンビネーションメータモジュール10が設けられている。このコンビネーションメータモジュール10は、中央部に車両の走行速度を表示するスピードメータ12と、前記スピードメータ12に近接し図面に向かって左側に配置され、エンジンの回転速度を表示するタコメータ14と、前記スピードメータ12に近接し図面に向かって右側に配置され、燃料の残量を表示するフューエルメータ16及び冷却水の水温を表示するテンプメータ18とを有する。
前記タコメータ14の内側には、シフトチェンジレバーのポジションを表示するポジションインジケータ20が設けられる。また、中央部のスピードメータ12の下方側には、略矩形状に形成された液晶表示部(表示部)22が設けられる。
前記液晶表示部22は、例えば、車両の総走行距離を表示するオド表示モードと、ドライバが任意のトリップ走行距離を表示するトリップ表示モードと、外気温を表示する外気温表示モード、単位時間(例えば、1秒又は数秒等)内で消費された燃料量を表示する瞬間燃費表示モード等を含む種々の表示モードが順次循環して切り換え可能に設けられている。なお、この表示モードの切り換えは、例えば、ステアリング部に設けられた図示しない切換スイッチによって行なわれるとよい。
前記コンビネーションメータモジュール10は、例えば、CAN(Controller Area Network)等を介して、車両の所定位置に載置されたメインECU(Electronic Control Unit)24と通信可能に設けられている。前記メインECU24は、制御手段として機能するものである。また、前記メインECU24には、エンジンの要求する燃料の流量に対応して燃料の供給量を制御するFI(Fuel Injector)−ECU26と通信可能に接続される。前記メインECU24及びFI−ECU26は、それぞれ、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、I/Oポートを有する電子制御ユニットによって構成される。さらに、前記FI−ECU26には、図示しない燃焼室内に向かって燃料を噴射するフューエルインジェクタ28と通信可能に設けられている。
前記メインECU24には、例えば、各車輪の懸架機構に付設された車輪速センサ30が通信可能に接続され、前記車輪速センサ30によって車輪の回転角速度が検出され、前記検出された回転角速度検出信号がメインECU24に導入される。メインECU24では、前記回転角速度検出信号に基づいて車両速度を演算し、前記演算された車両速度をスピードメータ12に表示する。
また、前記メインECU24には、エンジンにおける燃料消費量を燃料の供給量等から検出する燃料消費センサ32が通信可能に接続され、前記燃料消費センサ32によって検出された消費燃料検出信号がメインECU24に導入される。前記メインECU24は、前記消費燃料検出信号に基づいて液晶表示部22に表示する。
ここで、瞬間燃費表示モードについて説明する。「瞬間燃費」とは、過去の単位時間内で消費された燃料量をいい、この消費された燃料量は、FI−ECU26によって演算可能に設けられている。すなわち、前記FI−ECU26は、エンジンの燃焼室内における燃焼を制御しており、例えば、スロットル開度等の情報に基づいて燃料噴射量を決定し、前記決定によりフューエルインジェクタ28に噴射指示を与える(フューエルインジェクタ28の開時間・閉時間)。従って、前記FI−ECU26では、過去の単位時間内で消費された燃料量と、車輪速センサ30によって得られた車両速度に基づいて瞬間燃費を算出することが可能である。
具体的には、(車両速度km/h)/(1時間当たりの燃料消費量L/h)の式を演算することによって、1時間当たりの燃費量(km/L)が求められ、この1時間当たりの燃費量の表示がメインECU24を経由してコンビネーションメータモジュール10の液晶表示部22に単位時間毎(例えば、1秒毎等)に繰り返して表示されることにより、瞬間燃費(km/L)の表示となる。なお、前記のように1時間当たりの燃費量から瞬間燃費を求めるのではなく、単位時間毎(例えば、1秒毎)に実際に噴射した燃料(L)と車両の走行距離(km)とに基づいて単位時間当たりの瞬間燃費(km/L)を求めるようにしてもよい。
この瞬間燃費の表示は、単位時間毎(例えば、1秒毎、0.1秒毎等)に更新され、又は所定時間毎にサンプリングされたものを平均化した値で更新するようにしてもよい。また、この瞬間燃費として液晶表示部22に表示される値は、エンジンの燃料室で実際に消費された燃料量ではなくてもよく、例えば、FI−ECU26によってフューエルインジェクタ28が燃焼室内に対して噴射するように指示された目標となる燃料噴射量であってもよい。さらに、FI−ECU26におけるフューエルインジェクタ28の作動量の目標値に代替して、例えば、図示しない流量計を設けてフューエルインジェクタ28の実際の噴射量を測定するようにしてもよい。なお、この実施形態では、FI−ECU26が燃料消費センサ32を兼ねるものとする(図1参照)。
この瞬間燃費の表示は、単位時間毎(例えば、1秒毎、0.1秒毎等)に更新され、又は所定時間毎にサンプリングされたものを平均化した値で更新するようにしてもよい。また、この瞬間燃費として液晶表示部22に表示される値は、エンジンの燃料室で実際に消費された燃料量ではなくてもよく、例えば、FI−ECU26によってフューエルインジェクタ28が燃焼室内に対して噴射するように指示された目標となる燃料噴射量であってもよい。さらに、FI−ECU26におけるフューエルインジェクタ28の作動量の目標値に代替して、例えば、図示しない流量計を設けてフューエルインジェクタ28の実際の噴射量を測定するようにしてもよい。なお、この実施形態では、FI−ECU26が燃料消費センサ32を兼ねるものとする(図1参照)。
本実施形態では、車両の通常の走行時においてコンビネーションメータモジュール10の液晶表示部22に瞬間燃費が表示される。この瞬間燃費は、図2(a)に示すように、「瞬間 13.7km/L」のような具体的数値によって表示され、又は、図3(a)に示すように、水平方向に沿って所定長だけ延在する帯状体と目盛りとから構成されたグラフ表示によって表示される。このように車両を走行させている際、液晶表示部22には瞬間燃費が表示され、ドライバに対して省エネルギ運転情報を喚起することができる。
ところで、車両が所定車速以下で停止した状態では、瞬間燃費を求める前記(車両速度)/(1時間当たりの燃料消費量)の式において、車両速度が0となり、この結果、瞬間燃費が0となるため、前記瞬間燃費を液晶表示部22に表示させることは特に意味がなく不要である。そこで、メインECU24は、車輪速センサ30の回転角速度検出信号に基づいて演算される車両速度情報により、車両速度が0であって車両が停止状態にあると判断したとき、前記液晶表示部22の表示を瞬間燃費の表示から燃料噴射量(燃料噴射率)の表示に切り換える。
この燃料噴射量とは、単位時間当たりにフューエルインジェクタ28からエンジンの燃焼室に対して噴射される燃料量(例えば、cc/minという単位で表示される)をいい、FI−ECU26で演算された燃料噴射量の情報がメインECU24に導入され、前記メインECU24によってコンビネーションメータモジュール10の液晶表示部22に表示される。
従って、本実施形態では、車両が停止した際、液晶表示部22において瞬間燃費が「0」という無用な表示を燃料噴射量(燃料噴射率)の表示に自動的に切り換えることにより、液晶表示部22における無用な表示をなくして表示スペースを有効活用することができると共に、ドライバに対してより一層効率的な燃費運転情報を付与して更なる省エネルギ運転の意識高揚を図ることができる。
本実施形態では、ドライバに対し車両停止状態における燃料噴射量(燃料噴射率)が液晶表示部22を介して視認可能となることにより、例えば、暖機運転時における燃料消費量の多さを認識させ、長時間の無用な暖機運転を抑制することができる。この結果、車両を早期に発進させることにより、燃費を向上させることができる。
また、本実施形態では、エアコンのオン状態における燃料噴射量の増加をドライバに対して認識させることにより、車両停止状態において、長時間のエアコンの付勢状態を抑制して燃費を向上させることができる。
さらに、本実施形態では、シフトチェンジレバーがドライブレンジ(Dレンジ)にあるとき、クリープによる燃料噴射量の増加をドライバに認識させることができ、車両停止状態において、シフトチェンジレバーをニュートラルレンジ(Nレンジ)に切り換えることよって、燃費が向上すると共に、誤発進防止効果を得ることができる。なお、前記「クリープ」とは、シフトチェンジレバーがドライブレンジ(Dレンジ)にあって、ドライバがアクセルペダルを踏まなくても車両が走り出す状態をいう。
さらにまた、本実施形態では、車両停止状態において、各種の電気デバイス(例えば、パワーウインドウ、フォグランプ、デフォッガ、パワーステアリング等)の作動による燃料噴射量(燃料噴射率)の増加をドライバに認識させることにより、各種の電気デバイスの不要乃至無駄な作動状態を抑制して、燃費を向上させることができる。なお、前記「デフォッガ」とは、フロント又はリア側のガラス内壁面に生じた曇りを解消する機構をいい、例えば、エアコンディショナをオン状態とし、ガラス内壁面に対して吹き出し口から直接的にエアを吐出させることにより、曇りが解消される。
またさらに、本実施形態では、車両停止状態において、ドライバがアクセルペダルを押圧して、エンジンの回転速度を増加させる、いわゆる空ふかし状態を抑制して、燃費を向上させることができる。
なお、本実施形態では、単一の液晶表示部22を用いて説明しているがこれに限定されるものではなく、例えば、タコメータの下方部位等に図示しない第2の液晶表示部を設け、前記第2の液晶表示部において、瞬間燃費の表示と燃料噴射量(燃料噴射率)との表示が車両速度に対応して自動的に切り換わるようにしてもよい。
また、本実施形態において、「車両」とは、燃料を消費する動力機関が搭載されたガソリンエンジン車、ディーゼルエンジン車及びエンジンの他にバッテリ駆動のモータが搭載されたハイブリッド車が含まれることは勿論である。
さらに、本実施形態において、燃料表示に関する他の表示は、前記燃料噴射量(燃料噴射率)に限定されるものではなく、前記他の表示を、例えば、図示しないインテークマニホールドの負圧(吸引圧力)又は大気中からインテークマニホールド内に吸引される吸入空気量等の表示に代替させてもよい。
次に、図4に沿って、メインECU24の動作を説明する。
燃料消費センサ32を兼ねるFI−ECU26から単位時間当たりの燃料噴射量のデータ(目標値)がメインECU24に入力される(ステップS1)。また、車輪速センサ30から単位時間当たりの車輪の回転角速度がメインECU24に入力され、前記メインECU24は、前記回転角速度に基づいて車速を算出する(ステップS2)。この場合、メインECU24は、前記算出された車速が予め設定された所定車速と比較し、前記算出された車速が所定車速以下か否かを判断する(ステップS3)。
燃料消費センサ32を兼ねるFI−ECU26から単位時間当たりの燃料噴射量のデータ(目標値)がメインECU24に入力される(ステップS1)。また、車輪速センサ30から単位時間当たりの車輪の回転角速度がメインECU24に入力され、前記メインECU24は、前記回転角速度に基づいて車速を算出する(ステップS2)。この場合、メインECU24は、前記算出された車速が予め設定された所定車速と比較し、前記算出された車速が所定車速以下か否かを判断する(ステップS3)。
前記車速が所定車速以下でない(車速が所定車速を超えている)と判断したとき(ステップS3→No)、メインECU24は、ステップS2で算出した車速とステップS1で入力された燃料噴射量とから、「km/L」単位の瞬間燃費を算出し(ステップS4)、液晶表示部22に瞬間燃費(km/L)を表示する(ステップS5)。
一方、前記車速が所定車速以下であると判断したとき(ステップS3→Yes)、メインECU24は、ステップS1で入力された燃料噴射量に基づいて「cc/min」単位の噴射量を算出し(ステップS6)、液晶表示部22に燃料噴射量(cc/min)を表示する(ステップS7))。
このように、メインECU24では、車速が所定車速以下か否かによって、瞬間燃費の表示と燃料噴射量の表示との表示を切り換え制御している。
次に、本発明の他の実施形態を図5及び図6に示す。
図5(a)は、前記コンビネーションメータモジュール10の液晶表示部22に表示された瞬間燃費の数値表示例を示す正面図であり、図5(b)は、前記液晶表示部22に表示された瞬間燃費が切り換えられて表示された平均燃費の数値表示例を示す正面図である。また、図6(a)は、前記コンビネーションメータモジュール10の液晶表示部22に表示された瞬間燃費のグラフ表示例を示す正面図であり、図6(b)は、前記液晶表示部22に表示された瞬間燃費が切り換えられて表示された平均燃費のグラフ表示例を示す正面図である。
図5(a)は、前記コンビネーションメータモジュール10の液晶表示部22に表示された瞬間燃費の数値表示例を示す正面図であり、図5(b)は、前記液晶表示部22に表示された瞬間燃費が切り換えられて表示された平均燃費の数値表示例を示す正面図である。また、図6(a)は、前記コンビネーションメータモジュール10の液晶表示部22に表示された瞬間燃費のグラフ表示例を示す正面図であり、図6(b)は、前記液晶表示部22に表示された瞬間燃費が切り換えられて表示された平均燃費のグラフ表示例を示す正面図である。
他の実施形態では、メインECU24が、車速が所定車速以下か否かによって、瞬間燃費の表示と、所定の範囲を積算範囲とした平均の燃料消費量である平均燃費(km/L)の表示とを相互に切り換え制御している点で前記実施形態と相違している。
この場合、平均燃費の積載範囲である所定の範囲とは、以下に例示するものが想定されるが、この例示に限定されるものではない。
第1に、ドライバが車両を駆動させるために図示しないイグニッションキーを操作して前記イグニッションキーをオン状態とした時点から、現在までを積算範囲とした場合、
第2に、本日を積算範囲とした場合(イグニッションキーを1回又は複数回、オフ状態とした場合を含む)、
第3に、ドライバがトリップメータをリセット操作した時点から現在までを積算範囲とした場合、
第4に、車両の使用を開始した時点から現在までを積算範囲とした場合、
等が挙げられる。
第2に、本日を積算範囲とした場合(イグニッションキーを1回又は複数回、オフ状態とした場合を含む)、
第3に、ドライバがトリップメータをリセット操作した時点から現在までを積算範囲とした場合、
第4に、車両の使用を開始した時点から現在までを積算範囲とした場合、
等が挙げられる。
他の実施形態では、車両が所定車速以下の停止状態にあるとメインECU24が判断したとき、液晶表示部22における瞬間燃費の表示を所定の積算範囲の平均燃費の表示に自動的に切り換え制御することにより、表示スペースを有効に活用し、ドライバを煩わせることがなく、所定の時点から現在までの運転結果状況を振り返ることができ、より一層効率的な燃費運転に対する自覚をドライバに促すことができる。なお、平均燃費が表示されている間、前記平均燃費の表示を点滅表示とすることにより、瞬間燃費の表示との峻別化を図ることができる。
10 コンビネーションメータモジュール
22 液晶表示部
24 メインECU
26 FI−ECU
28 フューエルインジェクタ
30 車輪速センサ
32 燃料消費センサ
22 液晶表示部
24 メインECU
26 FI−ECU
28 フューエルインジェクタ
30 車輪速センサ
32 燃料消費センサ
Claims (4)
- 瞬間燃費を表示する表示部を備えた車両用表示装置において、
前記表示部は、車輪速センサによって得られた車両速度から車両が所定車速以下の停止状態にあるとき、前記瞬間燃費の表示と異なる他の表示に切り換え制御されることを特徴とする車両用表示装置。 - 車両速度を得るための車輪速センサと、
エンジンにおける燃料消費量を得るための燃料消費センサと、
前記燃料消費センサによって得られた瞬間燃費を表示する表示部と、
前記車輪速センサによって得られた車両速度から車両が所定車速以下の停止状態にあるとき、前記瞬間燃費の表示を燃料消費に関する他の表示に切り換え制御する制御手段と、
を備えることを特徴とする車両用表示装置。 - 請求項1又は2記載の車両用表示装置において、
前記他の表示は、エンジンの燃焼室に向かって噴射される単位時間毎の燃料噴射量からなることを特徴とする車両用表示装置。 - 請求項1又は2記載の車両用表示装置において、
前記他の表示は、所定の範囲を積算範囲とした平均の燃料消費量である平均燃費からなることを特徴とする車両用表示装置。
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