JP2007112257A - 車両用表示装置 - Google Patents
車両用表示装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2007112257A JP2007112257A JP2005304783A JP2005304783A JP2007112257A JP 2007112257 A JP2007112257 A JP 2007112257A JP 2005304783 A JP2005304783 A JP 2005304783A JP 2005304783 A JP2005304783 A JP 2005304783A JP 2007112257 A JP2007112257 A JP 2007112257A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- operation amount
- change rate
- drive request
- operator
- time
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 239000000446 fuel Substances 0.000 claims abstract description 36
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 13
- 238000010248 power generation Methods 0.000 claims description 8
- 230000002123 temporal effect Effects 0.000 claims 1
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 description 4
- 238000002347 injection Methods 0.000 description 2
- 239000007924 injection Substances 0.000 description 2
- 238000002485 combustion reaction Methods 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Instrument Panels (AREA)
Abstract
【課題】燃費を向上させるための車両の運転操作をより適切に支援することができる車両用表示装置を提供する。
【解決手段】アクセル開度センサ16は、操作者によるアクセルペダル12の操作量(アクセル操作量)Aを検出する。操作量変化率算出部18は、アクセル開度センサ16により検出されたアクセル操作量Aに基づいて、アクセル操作量Aの時間変化率(瞬間時間変化率)dA/dtを所定時間Δt1おきに算出する。表示装置24は、操作量変化率算出部18で算出されたアクセル操作量Aの時間変化率dA/dtを示す情報を表示する。
【選択図】図1
【解決手段】アクセル開度センサ16は、操作者によるアクセルペダル12の操作量(アクセル操作量)Aを検出する。操作量変化率算出部18は、アクセル開度センサ16により検出されたアクセル操作量Aに基づいて、アクセル操作量Aの時間変化率(瞬間時間変化率)dA/dtを所定時間Δt1おきに算出する。表示装置24は、操作量変化率算出部18で算出されたアクセル操作量Aの時間変化率dA/dtを示す情報を表示する。
【選択図】図1
Description
本発明は、車両に搭載される車両用表示装置に関し、特に、操作者による車両の運転操作状態を示す情報を表示する車両用表示装置に関する。
適切なアクセル操作を車両内表示器に表示して運転者に燃費の良いアクセル操作の情報の提供を図った車両用表示装置が下記特許文献1に開示されている。特許文献1の車両用表示装置は、車速パルスを識別する車速パルス識別手段と、エンジンの回転速度を識別するエンジン回転数識別手段と、燃料噴射パルスを識別する燃料噴射パルス識別手段と、運転者のアクセルの踏込具合を識別するアクセルペダルストローク識別手段と、ギア位置を識別するギア位置識別手段と、スロットル開度を識別するスロットル開度識別手段とを有し、それら各手段より得られたデータと車両別推奨運転パターンデータとを比較判定部において比較し、運転者にアクセル踏込量の最適値を指示している。
その他にも、下記特許文献2〜4による車両用表示装置が開示されている。
運転者による急なアクセル操作(時間変化率の大きいアクセル操作)は、燃費悪化の原因となりやすい。燃費を向上させるためには、運転者が急なアクセル操作を極力行わないようにすることが望ましい。そのためには、運転者がアクセル操作の時間変化の度合を瞬時且つ的確に視認することができる情報を提供することが望ましい。
なお、特許文献1〜4においては、運転者によるアクセル操作量の時間変化率を表示することについては示されていない。単に運転者によるアクセル操作量を表示するのでは、運転者がアクセル操作の時間変化の度合を瞬時且つ的確に視認することが困難である。
本発明は、燃費を向上させるための車両の運転操作をより適切に支援することができる車両用表示装置を提供することを目的とする。
本発明に係る車両用表示装置は、上述した目的を達成するために以下の手段を採った。
本発明に係る車両用表示装置は、操作者により操作され且つ操作者の駆動要求を受け付ける駆動要求受付手段と、駆動要求受付手段による操作者の駆動要求に基づく動力を発生する動力発生源と、を有する車両に搭載される車両用表示装置であって、操作者による駆動要求受付手段の操作量を検出する操作量検出部と、操作量検出部で検出された駆動要求受付手段の操作量に基づいて、該操作量の時間変化率を算出する操作量変化率算出部と、操作量変化率算出部で算出された操作量の時間変化率を示す情報を表示する表示部と、を備えることを要旨とする。
本発明の一態様では、操作量変化率算出部は、前記操作量の時間変化率を所定時間おきに算出し、表示部は、操作量変化率算出部で所定時間おきに算出された操作量の時間変化率の履歴を示す情報を時系列順に並べて表示することが好適である。
本発明の一態様では、表示部は、過去の設定時間または設定走行距離において操作量変化率算出部で算出された操作量の時間変化率が規定の変化率以下であり且つ操作量検出部で検出された操作量が規定の操作量以下である場合は、低燃費走行であることを示す情報を表示することが好適である。
本発明に係る車両用表示装置は、操作者により操作され且つ操作者の駆動要求を受け付ける駆動要求受付手段と、駆動要求受付手段による操作者の駆動要求に基づく動力を発生する動力発生源と、を有する車両に搭載される車両用表示装置であって、操作者による駆動要求受付手段の操作量を検出する操作量検出部と、操作量検出部で検出された駆動要求受付手段の操作量に基づいて、過去の設定時間または設定走行距離における該操作量の時間変化率の平均値を算出する操作量変化率算出部と、操作量変化率算出部で算出された操作量の時間変化率の平均値を示す情報を表示する表示部と、を備えることを要旨とする。
本発明の一態様では、操作量変化率算出部は、前記操作量の時間変化率の平均値を所定時間または所定走行距離おきに算出し、表示部は、操作量変化率算出部で所定時間または所定走行距離おきに算出された操作量の時間変化率の平均値の履歴を示す情報を時系列順に並べて表示することが好適である。
本発明に係る車両用表示装置は、操作者により操作され且つ操作者の駆動要求を受け付ける駆動要求受付手段と、駆動要求受付手段による操作者の駆動要求に基づく動力を発生する動力発生源と、を有する車両に搭載される車両用表示装置であって、操作者による駆動要求受付手段の操作量を検出する操作量検出部と、操作量検出部で検出された駆動要求受付手段の操作量に基づいて、過去の設定時間または設定走行距離における該操作量の時間変化率の最大値を算出する操作量変化率算出部と、操作量変化率算出部で算出された操作量の時間変化率の最大値を示す情報を表示する表示部と、を備えることを要旨とする。
本発明の一態様では、操作量変化率算出部は、前記操作量の時間変化率の最大値を所定時間または所定走行距離おきに算出し、表示部は、操作量変化率算出部で所定時間または所定走行距離おきに算出された操作量の時間変化率の最大値の履歴を示す情報を時系列順に並べて表示することが好適である。
本発明によれば、運転者が車両駆動操作の時間変化の度合を瞬時且つ的確に視認することができるので、車両の操作者に対して、燃費を悪化させる急な車両駆動操作を極力避け且つ燃費を向上させる緩やかな車両駆動操作を心がけるための指針を提供することができる。したがって、車両の操作者に対して、燃費を向上させるための車両の運転操作をより適切に支援することができる。
以下、本発明を実施するための形態(以下実施形態という)を図面に従って説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る車両用表示装置の構成の概略を示す図である。本実施形態に係る車両用表示装置は、アクセルペダル12及びエンジン14を有する車両に搭載されるものである。
アクセルペダル12は、車両の操作者(運転者)により操作される。アクセルペダル12は、操作者による車両の駆動要求を受け付けるための手段として設けられている。動力発生源として設けられたエンジン(内燃機関)14は、燃料を燃焼させることで動力を発生し、且つ操作者によるアクセルペダル12の操作量(操作者による車両の駆動要求)に基づく動力を発生する。車両は、エンジン14が発生した動力を利用して駆動する。
アクセル開度センサ16は、操作者によるアクセルペダル12の操作量(アクセル開度)Aを検出する。アクセル開度センサ16によるアクセル開度Aを示す信号は、電子制御ユニット30に入力される。なお、ここでは、エンジン14のスロットル開度を検出することによっても、アクセル開度(アクセル操作量)Aを検出することができる。
電子制御ユニット30は、操作量変化率算出部18、操作量変化率記憶部20、及び表示制御部22を備える。操作量変化率算出部18は、アクセル開度センサ16により検出されたアクセルペダル12の操作量(アクセル操作量)Aに基づいて、アクセルペダル12の操作量Aの時間変化率(瞬間時間変化率)dA/dtを所定時間Δt1おきに算出する。ここでは、アクセル操作量Aの差分値(微分値)を算出することで、アクセル操作量Aの時間変化率dA/dtを算出することができる。操作量変化率算出部18で所定時間Δt1おきに算出されたアクセル操作量Aの時間変化率dA/dtは、操作量変化率記憶部20に記憶される。
さらに、操作量変化率算出部18は、アクセル開度センサ16により検出されたアクセル操作量Aに基づいて、過去の設定時間Δt2(Δt2≫Δt1)におけるアクセル操作量Aの時間変化率の平均値dAm/dtを算出する。ここでは、操作量変化率記憶部20に記憶された過去の設定時間Δt2におけるアクセル操作量Aの時間変化率dA/dtを読み出し、これら読み出したアクセル操作量Aの時間変化率dA/dtを平均化することでアクセル操作量Aの時間変化率の平均値dAm/dtを算出する。なお、アクセル操作量Aの時間変化率dA/dt及びその平均値dAm/dtについては、アクセル踏み込み方向を正とし、アクセル戻し方向を負とする。また、ここでは、過去の設定走行距離L1におけるアクセル操作量Aの時間変化率の平均値dAm/dtをアクセル操作量Aに基づいて算出することもできる。
表示装置(ディスプレイ)24は、操作量変化率算出部18で算出されたアクセル操作量Aの時間変化率(瞬間時間変化率)dA/dtを示す情報を表示する。さらに、表示装置24は、操作量変化率算出部18で算出された過去の設定時間Δt2(あるいは過去の設定走行距離L1)におけるアクセル操作量Aの時間変化率の平均値dAm/dtを示す情報も表示する。ここでの表示装置24については、車両のスピードメータ及びタコメータ等が設けられるメータパネルに設けることができる。また、表示装置24をナビゲーション装置の画面(ディスプレイ)と兼用することもできる。
アクセル操作量Aの時間変化率dA/dt及びその平均値dAm/dtを示す情報を表示装置24に表示する具体例を図2に示す。図2は、アクセル操作量Aの時間変化率dA/dt及びその平均値dAm/dtをともに棒グラフの形式で表示装置24に表示した例を示している。図2に示す表示例では、棒グラフの棒線32,34の長さがアクセル操作量Aの時間変化率dA/dt及びその平均値dAm/dtをそれぞれ表す。アクセル操作量Aの時間変化率dA/dt及びその平均値dAm/dtを表す棒線32,34が目盛0を示す線36に対し上方に伸びるほどアクセル操作量Aの時間変化率dA/dt及びその平均値dAm/dtがアクセル踏み込み方向に増大する。一方、棒線32,34が目盛0を示す線36に対し下方に伸びるほどアクセル操作量Aの時間変化率dA/dt及びその平均値dAm/dtがアクセル戻し方向に増大する。ただし、棒線32,34については、アクセル踏み込み方向(目盛0を示す線36より上方)のみ表示し、アクセル戻し方向(目盛0を示す線36より下方)の表示を省略することも可能である。
また、図2に示す表示例では、アクセル踏み込み方向(目盛0を示す線36より上方)に目盛38,40が表示されている。目盛38はアクセル操作量Aの時間変化率dA/dt及びその平均値dAm/dtが規定の変化率X1(X1>0)である場合に対応し、目盛40はアクセル操作量Aの時間変化率dA/dt及びその平均値dAm/dtが規定の変化率X2(X2>X1)である場合に対応する。そして、目盛0を示す線36と目盛38との間の領域42、目盛38と目盛40との間の領域44、及び目盛40より上方の領域46が、色で区別して表示される。例えば領域42を低燃費操作領域として緑色で表示し、領域46を高燃費(燃費悪化)操作領域として赤色で表示し、その間の領域44を中燃費操作領域として橙色で表示することができる。
表示制御部22は、操作量変化率算出部18で算出されたアクセル操作量Aの時間変化率dA/dt及びその平均値dAm/dtに基づいて、アクセル操作量Aの時間変化率dA/dt及びその平均値dAm/dtを示す情報の表示装置24への表示状態を制御する。図2に示す表示例では、表示制御部22は、アクセル操作量Aの時間変化率dA/dt及びその平均値dAm/dtに基づいて、表示装置24に表示する棒線32,34の長さをそれぞれ制御する。アクセル操作量Aの時間変化率dA/dtが0<dA/dt<X1である場合は棒線32の先端32aが領域42の範囲内に位置し、X1<dA/dt<X2である場合は棒線32の先端32aが領域44の範囲内に位置し、X2<dA/dtである場合は棒線32の先端32aが領域46の範囲内に位置するように、表示装置24に棒線32が表示される。同様に、アクセル操作量Aの時間変化率の平均値dAm/dtが0<dAm/dt<X1である場合は棒線34の先端34aが領域42の範囲内に位置し、X1<dAm/dt<X2である場合は棒線34の先端34aが領域44の範囲内に位置し、X2<dAm/dtである場合は棒線34の先端34aが領域46の範囲内に位置するように、表示装置24に棒線34が表示される。
また、表示制御部22は、操作量変化率算出部18で算出されたアクセル操作量Aの時間変化率dA/dtが過去の設定時間Δt3(あるいは過去の設定走行距離L2)において規定の変化率X1以下であり、且つアクセル開度センサ16で検出されたアクセル操作量Aが過去の設定時間Δt3(あるいは過去の設定走行距離L2)において規定の操作量A1以下である場合は、図2に示すように低燃費走行であることを示す情報として「ECO」のランプ48を表示装置24に点灯させる。
以上説明した本実施形態では、アクセル操作量Aの時間変化率dA/dt及び過去の設定時間Δt2(あるいは過去の設定走行距離L1)におけるその平均値dAm/dtを示す情報を表示装置24に表示することで、車両の操作者がアクセル操作量Aの時間変化率dA/dt及びその平均値dAm/dtを瞬時且つ的確に視認することができる。例えば車両の操作者が緩やかなアクセル踏み込み操作を行い、アクセル操作量Aの時間変化率dA/dtやその平均値dAm/dtが規定の変化率X1を下まわる場合は、棒線32の先端32aや棒線34の先端34aが低燃費操作領域を表す緑色の領域42内に位置する状態で表示装置24に表示されることで、低燃費走行につながる緩やかなアクセル操作を車両の操作者が瞬時且つ的確に視認することができる。一方、操作者が急なアクセル踏み込み操作を行い、アクセル操作量Aの時間変化率dA/dtやその平均値dAm/dtが規定の変化率X2を上まわる場合は、棒線32の先端32aや棒線34の先端34aが高燃費(燃費悪化)操作領域を表す赤色の領域46内に位置する状態で表示装置24に表示されることで、燃費が悪化する走行につながる急なアクセル操作を車両の操作者が瞬時且つ的確に視認することができる。そのため、アクセル操作量Aの時間変化率dA/dtやその平均値dAm/dtを示す情報を視認する操作者に対して、燃費を悪化させる急なアクセル操作を極力避け且つ燃費を向上させる緩やかなアクセル操作を心がけるための指針を提供することができ、緩やかなアクセル操作をより適切に車両の操作者に促すことができる。このように、本実施形態によれば、車両の操作者に対して、燃費を向上させる緩やかなアクセル操作をより適切に支援することができ、燃費を向上させるための車両の運転操作をより適切に支援することができる。
また、本実施形態では、低燃費走行であることを表す情報として「ECO」のランプ48を表示装置24に点灯させることによっても、車両の操作者に対して、燃費を向上させる緩やかなアクセル操作をより適切に支援することができる。
次に、本実施形態の他の構成例について説明する。
本実施形態では、操作量変化率算出部18は、アクセル開度センサ16により検出されたアクセル操作量Aに基づいて、過去の設定時間Δt2(あるいは過去の設定走行距離L1)におけるアクセル操作量Aの時間変化率の最大値dAmax/dtを算出することもできる。ここでは、操作量変化率記憶部20に記憶された過去の設定時間Δt2(あるいは過去の設定走行距離L1)におけるアクセル操作量Aの時間変化率dA/dtを読み出して比較することで、アクセル操作量Aの時間変化率の最大値dAmax/dtを求めることができる。そして、表示装置24は、操作量変化率算出部18で算出された過去の設定時間Δt2(あるいは過去の設定走行距離L1)におけるアクセル操作量Aの時間変化率の最大値dAmax/dtを示す情報も表示することができる。この場合、表示制御部22は、操作量変化率算出部18で算出されたアクセル操作量Aの時間変化率dA/dt及びその最大値dAmax/dtに基づいて、アクセル操作量Aの時間変化率dA/dt及びその最大値dAmax/dtを示す情報の表示装置24への表示状態を制御する。図3は、アクセル操作量Aの時間変化率dA/dt及びその最大値dAmax/dtをともに棒グラフの形式で表示装置24に表示した例を示しており、棒グラフの棒線32,35の長さがアクセル操作量Aの時間変化率dA/dt及びその最大値dAmax/dtをそれぞれ表す。
アクセル操作量Aの時間変化率dA/dt及び過去の設定時間Δt2(あるいは過去の設定走行距離L1)におけるその最大値dAmax/dtを示す情報を表示装置24に表示する場合も、車両の操作者がアクセル操作量Aの時間変化率dA/dt及びその最大値dAmax/dtを瞬時且つ的確に視認することができる。その結果、アクセル操作量Aの時間変化率dA/dtやその最大値dAmax/dtを示す情報を視認する操作者に対して、燃費を悪化させる急なアクセル操作を極力避け且つ燃費を向上させる緩やかなアクセル操作を心がけるための指針を提供することができ、燃費を向上させる緩やかなアクセル操作をより適切に支援することができる。
本実施形態では、表示制御部22は、アクセル操作量Aの時間変化率dA/dt、その平均値dAm/dt、及びその最大値dAmax/dtのうち、アクセル操作量Aの時間変化率dA/dtを示す情報のみを表示装置24に表示させることもできる。また、表示制御部22は、過去の設定時間Δt2(あるいは過去の設定走行距離L1)におけるアクセル操作量Aの時間変化率の平均値dAm/dtを示す情報のみを表示装置24に表示させることもできる。また、表示制御部22は、過去の設定時間Δt2(あるいは過去の設定走行距離L1)におけるアクセル操作量Aの時間変化率の最大値dAmax/dtを示す情報のみを表示装置24に表示させることもできる。
さらに、本実施形態では、表示装置24は、操作量変化率算出部18で所定時間Δt1おきに算出されたアクセル操作量Aの時間変化率(瞬間時間変化率)dA/dtの履歴を示す情報を時系列順に並べて表示することもできる。この場合、表示制御部22は、アクセル操作量Aの時間変化率dA/dtの履歴を示す情報の表示装置24への表示状態を制御する。図4は、アクセル操作量Aの時間変化率dA/dtの履歴を棒グラフの形式で時系列順に並べて表示装置24に表示した例を示している。図4に示す表示例では、図の左側に向かうほど、より過去のアクセル操作量Aの時間変化率dA/dtを表し、棒線32−1〜32−5の中で棒線32−5が最も過去のアクセル操作量Aの時間変化率dA/dtを表し、棒線32−1が最新のアクセル操作量Aの時間変化率dA/dtを表す。
アクセル操作量Aの時間変化率dA/dtの履歴を示す情報を表示装置24に表示する場合は、車両の操作者がアクセル操作量Aの時間変化率dA/dtをより詳細に瞬時に視認することができる。したがって、車両の操作者に対して、燃費を悪化させる急なアクセル操作を極力避け且つ燃費を向上させる緩やかなアクセル操作を心がけるためのより適切な指針を提供することができる。
本実施形態では、操作量変化率算出部18は、アクセル操作量Aの時間変化率の平均値dAm/dtを所定時間Δt4(あるいは所定走行距離L3)おきに算出し、表示装置24は、操作量変化率算出部18で所定時間Δt4(あるいは所定走行距離L3)おきに算出されたアクセル操作量Aの時間変化率の平均値dAm/dtの履歴を示す情報を時系列順に並べて表示することもできる。また、本実施形態では、操作量変化率算出部18は、アクセル操作量Aの時間変化率の最大値dAmax/dtを所定時間Δt4(あるいは所定走行距離L3)おきに算出し、表示装置24は、操作量変化率算出部18で所定時間Δt4(あるいは所定走行距離L3)おきに算出されたアクセル操作量Aの時間変化率の最大値dAmax/dtの履歴を示す情報を時系列順に並べて表示することもできる。これらの例でも、車両の操作者に対して、燃費を悪化させる急なアクセル操作を極力避け且つ燃費を向上させる緩やかなアクセル操作を心がけるためのより適切な指針を提供することができる。
以上の本実施形態の説明では、アクセル操作量Aの時間変化率dA/dtやその平均値dAm/dtやその最大値dAmax/dtを示す情報を、棒グラフの形式で表示装置24に表示するものとした。ただし、本実施形態では、アクセル操作量Aの時間変化率dA/dtやその平均値dAm/dtやその最大値dAmax/dtを示す情報を、棒グラフ以外の操作者に視認可能な形式で表示装置24に表示してもよい。
また、本実施形態では、車両は、動力発生源としてエンジン14及び電動機を搭載したハイブリッド車両であってもよい。
以上、本発明を実施するための形態について説明したが、本発明はこうした実施形態に何等限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において、種々なる形態で実施し得ることは勿論である。
12 アクセルペダル、14 エンジン、16 アクセル開度センサ、18 操作量変化率算出部、20 操作量変化率記憶部、22 表示制御部、24 表示装置、30 電子制御ユニット。
Claims (7)
- 操作者により操作され且つ操作者の駆動要求を受け付ける駆動要求受付手段と、駆動要求受付手段による操作者の駆動要求に基づく動力を発生する動力発生源と、を有する車両に搭載される車両用表示装置であって、
操作者による駆動要求受付手段の操作量を検出する操作量検出部と、
操作量検出部で検出された駆動要求受付手段の操作量に基づいて、該操作量の時間変化率を算出する操作量変化率算出部と、
操作量変化率算出部で算出された操作量の時間変化率を示す情報を表示する表示部と、
を備えることを特徴とする車両用表示装置。 - 請求項1に記載の車両用表示装置であって、
操作量変化率算出部は、前記操作量の時間変化率を所定時間おきに算出し、
表示部は、操作量変化率算出部で所定時間おきに算出された操作量の時間変化率の履歴を示す情報を時系列順に並べて表示することを特徴とする車両用表示装置。 - 請求項1または2に記載の車両用表示装置であって、
表示部は、過去の設定時間または設定走行距離において操作量変化率算出部で算出された操作量の時間変化率が規定の変化率以下であり且つ操作量検出部で検出された操作量が規定の操作量以下である場合は、低燃費走行であることを示す情報を表示することを特徴とする車両用表示装置。 - 操作者により操作され且つ操作者の駆動要求を受け付ける駆動要求受付手段と、駆動要求受付手段による操作者の駆動要求に基づく動力を発生する動力発生源と、を有する車両に搭載される車両用表示装置であって、
操作者による駆動要求受付手段の操作量を検出する操作量検出部と、
操作量検出部で検出された駆動要求受付手段の操作量に基づいて、過去の設定時間または設定走行距離における該操作量の時間変化率の平均値を算出する操作量変化率算出部と、
操作量変化率算出部で算出された操作量の時間変化率の平均値を示す情報を表示する表示部と、
を備えることを特徴とする車両用表示装置。 - 請求項4に記載の車両用表示装置であって、
操作量変化率算出部は、前記操作量の時間変化率の平均値を所定時間または所定走行距離おきに算出し、
表示部は、操作量変化率算出部で所定時間または所定走行距離おきに算出された操作量の時間変化率の平均値の履歴を示す情報を時系列順に並べて表示することを特徴とする車両用表示装置。 - 操作者により操作され且つ操作者の駆動要求を受け付ける駆動要求受付手段と、駆動要求受付手段による操作者の駆動要求に基づく動力を発生する動力発生源と、を有する車両に搭載される車両用表示装置であって、
操作者による駆動要求受付手段の操作量を検出する操作量検出部と、
操作量検出部で検出された駆動要求受付手段の操作量に基づいて、過去の設定時間または設定走行距離における該操作量の時間変化率の最大値を算出する操作量変化率算出部と、
操作量変化率算出部で算出された操作量の時間変化率の最大値を示す情報を表示する表示部と、
を備えることを特徴とする車両用表示装置。 - 請求項6に記載の車両用表示装置であって、
操作量変化率算出部は、前記操作量の時間変化率の最大値を所定時間または所定走行距離おきに算出し、
表示部は、操作量変化率算出部で所定時間または所定走行距離おきに算出された操作量の時間変化率の最大値の履歴を示す情報を時系列順に並べて表示することを特徴とする車両用表示装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005304783A JP2007112257A (ja) | 2005-10-19 | 2005-10-19 | 車両用表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005304783A JP2007112257A (ja) | 2005-10-19 | 2005-10-19 | 車両用表示装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007112257A true JP2007112257A (ja) | 2007-05-10 |
Family
ID=38094843
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005304783A Pending JP2007112257A (ja) | 2005-10-19 | 2005-10-19 | 車両用表示装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2007112257A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN1323914C (zh) * | 2004-02-20 | 2007-07-04 | 富士通先端科技株式会社 | 介质传送机构、介质传送装置和介质传送方法 |
JP2009132282A (ja) * | 2007-11-30 | 2009-06-18 | Fujitsu Ten Ltd | エコ運転支援装置 |
JP2010076754A (ja) * | 2008-09-25 | 2010-04-08 | Dr Ing Hcf Porsche Ag | 表示装置 |
JP2010096188A (ja) * | 2010-02-01 | 2010-04-30 | Fujitsu Ten Ltd | エコ運転支援装置 |
JP2011037402A (ja) * | 2009-08-18 | 2011-02-24 | Nippon Seiki Co Ltd | 車両用表示装置 |
US8249767B2 (en) | 2008-07-30 | 2012-08-21 | Fujitsu Ten Limited | Eco-drive assist apparatus and method |
JP2016116383A (ja) * | 2014-12-17 | 2016-06-23 | 三菱電機株式会社 | 報知制御装置、報知装置、報知制御方法、および報知方法 |
-
2005
- 2005-10-19 JP JP2005304783A patent/JP2007112257A/ja active Pending
Cited By (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN1323914C (zh) * | 2004-02-20 | 2007-07-04 | 富士通先端科技株式会社 | 介质传送机构、介质传送装置和介质传送方法 |
JP2009132282A (ja) * | 2007-11-30 | 2009-06-18 | Fujitsu Ten Ltd | エコ運転支援装置 |
JP4495205B2 (ja) * | 2007-11-30 | 2010-06-30 | 富士通テン株式会社 | エコ運転支援装置 |
US8224560B2 (en) | 2007-11-30 | 2012-07-17 | Fujitsu Ten Limited | Eco-drive support device and method |
US8249767B2 (en) | 2008-07-30 | 2012-08-21 | Fujitsu Ten Limited | Eco-drive assist apparatus and method |
JP2010076754A (ja) * | 2008-09-25 | 2010-04-08 | Dr Ing Hcf Porsche Ag | 表示装置 |
US8294562B2 (en) | 2008-09-25 | 2012-10-23 | Dr. Ing. H.C.F. Porsche Aktiengesellschaft | Display device |
KR200471778Y1 (ko) | 2008-09-25 | 2014-03-12 | 독터. 인제니어. 하.체. 에프. 포르쉐 악티엔게젤샤프트 | 디스플레이 장치 |
JP2011037402A (ja) * | 2009-08-18 | 2011-02-24 | Nippon Seiki Co Ltd | 車両用表示装置 |
JP2010096188A (ja) * | 2010-02-01 | 2010-04-30 | Fujitsu Ten Ltd | エコ運転支援装置 |
JP2016116383A (ja) * | 2014-12-17 | 2016-06-23 | 三菱電機株式会社 | 報知制御装置、報知装置、報知制御方法、および報知方法 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4954173B2 (ja) | 燃費向上のための運転操作を運転者に指導するための装置 | |
JP5086201B2 (ja) | エコ運転支援装置及び方法 | |
CN102164768B (zh) | 用于指导驾驶员为了提高燃料效率的驾驶操作的装置 | |
JP2007112257A (ja) | 車両用表示装置 | |
JP5368025B2 (ja) | エコ運転支援装置及び方法 | |
WO2010035442A1 (ja) | 燃費向上のための運転操作技術の向上を促進するための装置 | |
CN101528497A (zh) | 加速器开度显示装置、以及加速器开度显示方法 | |
JP3893879B2 (ja) | 車両状態表示装置 | |
JP2007125921A (ja) | ハイブリッド車両の運転者支援システム。 | |
US20090088960A1 (en) | Method for Displaying the Consumption of an Operating Material and/or Pollutant Emissions of a Vehicle and Display Device | |
JP2007078699A (ja) | 燃費表示装置 | |
KR20130133750A (ko) | 차량용 소비 지시 시스템 | |
JP5143540B2 (ja) | エコ運転支援装置 | |
JP4259378B2 (ja) | 車両用表示装置 | |
JP5296449B2 (ja) | エコ運転支援装置 | |
JP2008260314A (ja) | 車両用表示装置 | |
JP5337501B2 (ja) | エコ運転支援装置 | |
JP4982329B2 (ja) | 運動効率判定方法 | |
JP4415995B2 (ja) | 省燃費運転推奨装置 | |
JP2011251598A (ja) | 自動車の運転状態表示装置 | |
JP2011075344A (ja) | 車両用表示装置 | |
JP5585416B2 (ja) | 運転支援装置 | |
JP5215764B2 (ja) | エコ運転支援装置及びエコ運転支援方法 | |
JP4456630B2 (ja) | エコ運転状態表示装置 | |
KR101673747B1 (ko) | 차량의 클러스터 내 에코 가이드 표시 장치 및 그 방법 |