JP2000165041A - 薄膜配線基板の修正方法 - Google Patents

薄膜配線基板の修正方法

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JP2000165041A JP33999998A JP33999998A JP2000165041A JP 2000165041 A JP2000165041 A JP 2000165041A JP 33999998 A JP33999998 A JP 33999998A JP 33999998 A JP33999998 A JP 33999998A JP 2000165041 A JP2000165041 A JP 2000165041A
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Yukio Sakamura
幸男 酒村
Mitsuru Usui
充 臼井
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Abstract

(57)【要約】 【課題】薄膜配線パターンの一部に不良がある場合で
も、その不良部分を修正することが可能な薄膜配線基板
の修正方法を提供することにある。 【解決手段】絶縁膜80及び配線パターン90の上に、
絶縁膜80よりもエッチング速度の速い修正保護膜PL
を形成し、欠陥を有する接続用パッド90Aの部分の修
正保護膜PLをエッチングし、欠陥を有する配線パター
ン90Aを除去した後、新たな修正配線パターン90Y
を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、基板上に薄膜配線
を有する薄膜配線基板の修正方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の薄膜配線基板においては、基板上
に、配線パターンを形成している。また、薄膜多層配線
基板においては、基板上に、配線パターンを形成し、さ
らに、絶縁層を形成した上で、配線パターンを積層する
ようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の薄膜配線基板の
中でも、例えば、LSIチップ等を搭載するための薄膜
配線基板においては、その表面に形成される配線パター
ンである半田接続用のパッドは、1基板辺り、4万〜6
万個形成される。半田接続用パッドの形成後、形成され
たパッドの検査を行い、パッドの接続面積が小さいもの
や、パッドに異物が混入している場合は、パッド不良と
なり、数万個のパッドの内、1つでもパッド不良がある
と、薄膜配線基板自体が不良となるという問題があっ
た。なお、電源接続用パッドなどは、同一の電圧を供給
する目的で、複数個形成される場合があり、このような
場合には、一つのパッドが不良でも他のパッドで代替え
可能である場合には、薄膜配線基板自体は使用可能であ
るが、信号用パッドでは、代替えが不可能な場合が多
く、薄膜配線基板自体が不良となることが一般的であ
る。
【0004】本発明の目的は、薄膜配線パターンの一部
に不良がある場合でも、その不良部分を修正することが
可能な薄膜配線基板の修正方法を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】(1)上記目的を達成す
るため、本発明は、基板上に絶縁膜が形成され、その絶
縁膜上に配線パターンを形成した薄膜配線基板の修正方
法において、上記絶縁膜及び上記配線パターンの上に、
上記絶縁膜のエッチング特性とは異なるエッチング特性
を有する修正保護膜を形成し、欠陥を有する配線パター
ンの部分の上記修正保護膜をエッチングし、欠陥を有す
る配線パターンを除去した後、新たな修正配線パターン
を形成するようにしたものである。かかる方法により、
欠陥のある配線パターンのみを除去して、新たに、修正
配線パターンを形成し得るものとなる。
【0006】(2)上記(1)において、好ましくは、
上記修正保護膜をエッチングする際に用いるエッチング
液に対する上記修正保護膜のエッチング速度は、このエ
ッチング液に対する上記保護膜のエッチング速度よりも
早いものとしたものである。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、図1〜図13を用いて、本
発明の一実施形態による薄膜配線基板の製造及び修正方
法の工程について説明する。なお、図1〜図13におい
て、同一符号は同一部分を示している。図1〜図6は、
薄膜配線基板の製造工程を示しており、図7及び図8
は、不良接続用パッドの一例を示しており、図9〜図1
3は、薄膜配線基板の修正工程を示している。
【0008】図1において、絶縁基板であるセラミック
基板10は、その内部に、銅焼結メタライズ20を有し
ている。セラミック基板10は、アルミナと二酸化シリ
コンの混合物から形成されており、その厚さは、4〜6
mmである。セラミック基板10の表面である薄膜多層
配線形成面側には、銅ペーストの印刷パターンにより、
配線引出用パッド30が形成されている。配線引出用パ
ッド30は、搭載されるLSIチップのチップサイズに
より異なるが、4万〜6万個である。セラミック基板1
0の裏面である外部接続面側には、銅ペーストの印刷パ
ターンにより、外部接続用印刷パッド40が形成されて
いる。
【0009】外部接続用印刷パッド40側には、薄膜多
層配線を形成する際に、薬品等から外部接続用印刷パッ
ド40を保護するため、裏面保護膜50を形成する。裏
面保護膜50は、感光性ポリイミド樹脂絶縁膜52と、
ポリイミド樹脂絶縁膜54が積層されて形成される。感
光性ポリイミド樹脂絶縁膜52としては、PHOTO−
PIQ(日立化成工業(株)製)膜を、400℃の熱処理
後に厚さ1.4μmとなるように形成する。さらに、ポ
リイミド樹脂絶縁膜54としては、PIQ−L300
(日立化成工業(株)製)膜を、400℃の熱処理後に厚さ
6μmとなるように重ねて成膜して形成している。
【0010】次に、図2に示すように、配線引出用パッ
ド30側に、感光性ポリイミド樹脂絶縁膜62と、ポリ
イミド樹脂絶縁膜64を積層して、第1の絶縁膜60を
形成する。感光性ポリイミド樹脂絶縁膜62としては、
PHOTO−PIQ膜を、400℃の熱処理後に厚さ
1.4μmとなるように形成する。さらに、ポリイミド
樹脂絶縁膜64としては、PIQ−L300膜を150
℃の熱処理(プリベイク)後に厚さ9μmとなるように
成膜する。
【0011】さらに、第1の絶縁膜60の上に形成した
第1の絶縁膜用ポジ型レジスト膜R10を形成し、この
ポジ型レジスト膜R10をエッチングマスクとして、ポ
リイミド樹脂絶縁膜64であるPIQ−L300膜のエ
ッチング処理を行い、コンタクトホールを形成する。P
IQ−L300膜のエッチングは、第1の絶縁膜用ポジ
型レジスト膜R10の現像と同時に、テトラメチルアン
モニウムハイドロオキサイドを用いて行う。
【0012】次に、図3に示すように、レジスト剥離剤
にて、ポジ型レジスト膜R10を除去した後、PIQ−
L300膜に対して350℃の熱処理(ベイキング)を
行い、ポリイミド樹脂絶縁膜64を形成する。次に、酸
素プラズマ雰囲気中でのアッシング処理により、ポリイ
ミド樹脂絶縁膜64のコンタクトホール内の感光性ポリ
イミド樹脂絶縁膜62を除去し、配線引出用パッド30
を露出させる。
【0013】次に、図4に示すように、スパッタリング
法により、下層クロム膜0.05μm,中間層銅膜3μ
m,上層クロム膜0.05μmを順次連続的に成膜した
後、配線パターン用ネガ型レジスト膜R20をエッチン
グマスクとしてパターンニングし、上層クロム膜,中間
層銅膜,下層クロム膜の順にエッチングし、配線パター
ン70を形成する。上下層クロム膜のエッチングには、
過マンガン酸カリウム:メタけい酸ナトリウム:水=
2:3:45の組成のエッチング液を用い、銅膜のエッ
チングには、72.3%りん酸:9.5%酢酸:20%硝
酸:水=15:3:1:1の組成のエッチング液を用い
る。配線パターン70の形成後、配線パターン用ネガ型
レジスト膜R20は、レジスト剥離剤にて除去する。
【0014】次に、図5に示すように、図2に示した第
1の絶縁膜60の形成工程と同様にして、第2の絶縁膜
80を形成する。即ち、配線パターン70側に、感光性
ポリイミド樹脂絶縁膜82と、ポリイミド樹脂絶縁膜8
4を積層して、第2の絶縁膜80を形成する。感光性ポ
リイミド樹脂絶縁膜82としては、PHOTO−PIQ
膜を、400℃の熱処理後に厚さ1.4μmとなるよう
に形成する。さらに、ポリイミド樹脂絶縁膜84として
は、PIQ−L300膜を150℃の熱処理(プリベイ
ク)後に厚さ9μmとなるように成膜する。
【0015】さらに、第2の絶縁膜80の上に形成した
第2の絶縁膜用ポジ型レジスト膜R30を形成し、この
ポジ型レジスト膜R20をエッチングマスクとして、ポ
リイミド樹脂絶縁膜84であるPIQ−L300膜のエ
ッチング処理を行う。PIQ−L300膜のエッチング
は、第2の絶縁膜用ポジ型レジスト膜R30の現像と同
時に、テトラメチルアンモニウムハイドロオキサイドを
用いて行う。
【0016】次に、図6に示すように、スパッタリング
法により、下層クロム膜0.05μm,上層ニッケル膜
2μmを順次連続的に成膜した後、外部接続用パッド用
ネガ型レジスト膜R40をエッチングマスクとしてパタ
ーンニングし、上層ニッケル膜,下層クロム膜の順にエ
ッチングし、外部接続用パッド90を形成する。クロム
膜のエッチングには、過マンガン酸カリウム:メタけい
酸ナトリウム:水=2:3:45の組成のエッチング液
を用い、ニッケル膜のエッチングには、りん酸:酢酸:
硝酸:フッ化アンモニウム:水=1.5:1.4:8.
3:0.4:4.9の組成のエッチング液を用いる。外部
接続用パッド90の形成後、外部接続用パッド用ネガ型
レジスト膜R40は、レジスト剥離剤にて除去する。
【0017】ネガ型レジスト膜R40を、レジスト剥離
剤にて除去することによって、外部接続用パッド90が
形成された薄膜多層基板が形成される。しかしながら、
外部接続用パッド90は、1個のLSIチップ辺り、4
万〜6万個形成される。接続用パッドの形成後、形成さ
れたパッドの検査を行い、パッドの接続面積が小さいも
のや、パッドに異物が混入している場合は、パッド不良
となり、数万個のパッドの内、1つでもパッド不良があ
ると、薄膜配線基板自体が不良となる。
【0018】ここで、図7及び図8を用いて、外部接続
用パッド90形成時の欠陥の例について説明する。図7
は、図6において、外部接続用パッド用ネガ型レジスト
膜R40のレジスト欠陥またはエッチング異常等によ
り、欠損外部接続用パッド90Aが形成され、外部との
接続面積不足による機械的強度不足となった例である。
図8は、図6において、スパッタリングによる下層クロ
ム膜成膜前に異物FBが混入し、配線パターン70と異
物FBの上に形成された外部接続用パッド90Bとの接
続面積が小さくなり、電気的性能が確保できなくなった
例である。
【0019】そこで、図9以降に示すように、図7若し
くは図8に示したような外部接続用パッドの欠陥が生じ
た場合には、欠陥の生じた外部接続用パッド90Aを除
いて、それ以外の正常な外部接続用パッド90を、修正
保護膜PLで保護した上で、欠陥の生じた外部接続用パ
ッド90Aのみを除去するようにしている。なお、修正
保護膜PLは、後述するように、第2の絶縁膜80であ
る感光性ポリイミド樹脂絶縁膜82(PHOTO−PI
Q膜)やポリイミド樹脂絶縁膜84(PIQ−L300
膜)とは、異なるエッチング特性を有するポリイミド樹
脂絶縁膜を使用している。
【0020】即ち、図9に示すように、ポリイミド樹脂
絶縁膜であるPIQ膜(日立化成工業(株)製)を35
0℃の熱処理後4μmとなるよう形成した後、修正保護
膜用ネガ型レジスト膜R50をエッチングマスクとして
パターンニングし、PIQ膜のエッチングを行い、絶縁
膜からなる修正保護膜PLを形成する。PIQ膜のエッ
チングには、30℃に加熱したヒドラジン溶液を用い
る。修正保護膜PLの形成後、修正保護膜用ネガ型レジ
スト膜R50は、レジスト剥離剤にて除去する。
【0021】ここで、修正保護膜PLとして、ポリイミ
ド樹脂絶縁膜であるPIQ膜を用いた理由としては、以
下の2つが挙げられる。 1)第一に、PIQ膜(修正保護膜PL)は、基板を構
成するポリイミド樹脂絶縁膜PIQ−L300(第2の
絶縁膜80の上層)に比べ、エッチング液であるヒドラ
ジン溶液に対するエッチング速度が、PIQ:PIQ−
L300=14:1と速いものである。そのため、PI
Q4μmの除去を目的としてエッチング処理を施した際
に基板構成材料であるPIQ−L300は約0.3μm
しかエッチングされないため、6μmの厚さを有するP
IQ−L300は、殆どダメージを受けることなく、選
択的に修正保護膜PLであるPIQを除去可能である。
なお、図1において説明したように、外部接続用パッド
40側に形成される裏面保護膜50も、その表面側に
は、PIQ−300からなる厚さ6μmのポリイミド樹
脂絶縁膜54が形成されているため、エッチング処理さ
れた場合のダメージは少ないものである。 2)第2に、PIQ膜は、後述するように、欠陥のある
外部接続用パッドを除去した後、新たな外部接続用パッ
ドを形成する金属膜の成膜時の予備加熱および成膜その
ものによる基板の温度上昇および成膜された金属膜の膜
応力に耐え得るものである。なお、一般的なホトレジス
ト膜等では、この耐熱性,耐応力性の面で性能が劣るた
め、修正保護膜としては用いることができないものであ
る。
【0022】次に、図10に示すように、図9に示した
欠陥の生じた外部接続パッド90Aを除去する。欠陥の
ある外部接続パッドの除去には、エキシマレーザを用い
る。また、図8に示したように、異物FBが混入してお
り、図8における異物上に形成された欠陥外部接続用パ
ッド90Bについてのみ、外部接続パッド90のエッチ
ングに用いたエッチング液を用いてのエッチングが可能
な場合、及び欠陥の生じた外部接続パッド90Bについ
てのみ電気的性能の確保が不要な場合、外部接続パッド
90のエッチングに用いたエッチング液を用いて、エッ
チングにて欠陥のある外部接続パッド90Bを除去す
る。
【0023】次に、図11に示すように、スパッタリン
グ法により、図6における外部接続用パッド90の形成
工程と同様にして、下層クロム膜0.05μm,上層ニ
ッケル膜2μmを順次連続的に成膜し、修正外部接続パ
ッド用メタル膜90Xを形成する。さらに、修正外部接
続用パッド用ネガ型レジスト膜R60をエッチングマス
クとして修正外部接続パッド用メタル膜90Xをパター
ンニングし、上層ニッケル膜,下層クロム膜の順にエッ
チングし、外部接続用パッド90Yを形成する。このよ
うにして形成された外部接続用パッド90Yは、図6に
おいて形成された外部接続用パッド90と同様のものと
なる。
【0024】修正外部接続用パッド用ネガ型レジスト膜
R60のパターンニングは、上述した各ポジ型,ネガ型
のレジストがガラスマスクを用いた一括露光にて露光処
理を行っていたのに対し、スポット露光法により、欠陥
修正を要する外部接続用パッド上のみを露光する。クロ
ム膜及びニッケル膜のエッチングには、外部接続パッド
90の形成と同様に、クロム膜のエッチングには、過マ
ンガン酸カリウム:メタけい酸ナトリウム:水=2:
3:45の組成のエッチング液を用い、ニッケル膜のエ
ッチングには、りん酸:酢酸:硝酸:フッ化アンモニウ
ム:水=1.5:1.4:8.3:0.4:4.9の組成の
エッチング液を用いる。
【0025】次に、図12に示すように、外部接続用パ
ッド用ネガ型レジスト膜R40を、レジスト剥離剤にて
除去することにより、新たに修正された外部接続用パッ
ド90Yを有する薄膜多層基板を形成することができ
る。
【0026】さらに、図13に示すように、修正用保護
膜PLを、上述したヒドラジン溶液にて除去する。これ
により、図6における外部接続用パッド用レジスト膜R
40を除去した後の図7に示す構造と同一となる。ヒド
ラジン溶液によるPIQ膜の除去の際に、基板構成材料
であるPIQ−L300膜がダメージを受けるが0.3
μm程度であり、問題のないレベルである。
【0027】なお、以上の説明では、第2の絶縁膜の上
層をPIQ−L300膜として、修正保護膜にPIQ膜
を用いているが、第2の絶縁膜がPHOTO−PIQ膜
であってもよいものである。即ち、PIQ膜:PIQ−
L300膜のエッチング速度比は、14:1であるのに
対して、PIQ膜:PHOTO−PIQ膜のエッチング
速度比は、14:4であるので、修正保護膜であるPI
Q膜をエッチングする際にも、PHOTO−PIQ膜の
エッチングによるダメージは少なくなるからである。即
ち、本実施形態においては、保護膜の上に形成する修正
保護膜のエッチング速度を、保護膜のエッチング速度よ
り早いものを用いればよいものである。また、保護膜と
修正保護膜とに、エッチング速度だけでなく、エッチン
グ特性の異なるものを用いることによって、保護膜への
影響を少なくして、修正保護膜のみの選択的なエッチン
グを行うことにより、欠陥のある接続用パッドのみを露
出させ、除去することにより、欠陥のある接続用パッド
を新たに形成して、欠陥のない薄膜配線基板を形成する
ことができる。また、本実施形態においては、配線パタ
ーン70と配線パターン90の2層の配線パターンを有
する薄膜多層配線基板について説明したが、1層のみの
配線パターンを有する薄膜配線基板に対しても、同様
に、実施することができるものである。
【0028】以上説明したように、本実施形態によれ
ば、欠陥部分を除く正常な金属膜から成るパターン及び
金属膜下のパターンに影響を与えることなく欠陥部分を
修正することができ、従って、薄膜配線基板の不良を低
減することができる。
【0029】
【発明の効果】本発明によれば、薄膜配線パターンの一
部に不良がある場合でも、その不良部分を修正すること
が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態による薄膜配線基板の修正
方法における薄膜配線基板の製造工程を示す断面図であ
る。
【図2】本発明の一実施形態による薄膜配線基板の修正
方法における薄膜配線基板の製造工程を示す断面図であ
る。
【図3】本発明の一実施形態による薄膜配線基板の修正
方法における薄膜配線基板の製造工程を示す断面図であ
る。
【図4】本発明の一実施形態による薄膜配線基板の修正
方法における薄膜配線基板の製造工程を示す断面図であ
る。
【図5】本発明の一実施形態による薄膜配線基板の修正
方法における薄膜配線基板の製造工程を示す断面図であ
る。
【図6】本発明の一実施形態による薄膜配線基板の修正
方法における薄膜配線基板上の欠陥接続用パッドの一例
を示す断面図である。
【図7】本発明の一実施形態による薄膜配線基板の修正
方法における薄膜配線基板上の欠陥接続用パッドの一例
を示す断面図である。
【図8】本発明の一実施形態による薄膜配線基板の修正
方法における薄膜配線基板の上の欠陥接続用パッドの薄
膜配線基板の修正工程を示す断面図である。
【図9】本発明の一実施形態による薄膜配線基板の修正
方法における薄膜配線基板の上の欠陥接続用パッドの薄
膜配線基板の修正工程を示す断面図である。
【図10】本発明の一実施形態による薄膜配線基板の修
正方法における薄膜配線基板の上の欠陥接続用パッドの
薄膜配線基板の修正工程を示す断面図である。
【図11】本発明の一実施形態による薄膜配線基板の修
正方法における薄膜配線基板の上の欠陥接続用パッドの
薄膜配線基板の修正工程を示す断面図である。
【図12】本発明の一実施形態による薄膜配線基板の修
正方法における薄膜配線基板の上の欠陥接続用パッドの
薄膜配線基板の修正工程を示す断面図である。
【図13】本発明の一実施形態による薄膜配線基板の修
正方法における薄膜配線基板の上の欠陥接続用パッドが
修正された状態を示す断面図である。
【符号の説明】
10…セラミック基板 20…銅焼結メタライズ 30…配線引出用パッド 40…外部接続用印刷パッド 50…裏面保護膜 60…第1の絶縁層 70…配線パターン 80…第2の絶縁層 90…外部接続用パッド PL…修正保護膜 90Y…修正外部接続用パッド
フロントページの続き Fターム(参考) 5E343 AA24 BB24 BB38 BB44 BB72 DD25 DD76 EE42 ER18 ER51 GG20 5E346 CC10 CC16 DD17 DD44 EE33 GG18 GG22 HH31

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】基板上に絶縁膜が形成され、その絶縁膜上
    に配線パターンを形成した薄膜配線基板の修正方法にお
    いて、 上記絶縁膜及び上記配線パターンの上に、上記絶縁膜の
    エッチング特性とは異なるエッチング特性を有する修正
    保護膜を形成し、 欠陥を有する配線パターンの部分の上記修正保護膜をエ
    ッチングし、 欠陥を有する配線パターンを除去した後、新たな修正配
    線パターンを形成することを特徴とする薄膜配線基板の
    修正方法。
  2. 【請求項2】請求項1記載の薄膜配線基板の修正方法に
    おいて、 上記修正保護膜をエッチングする際に用いるエッチング
    液に対する上記修正保護膜のエッチング速度は、このエ
    ッチング液に対する上記絶縁膜のエッチング速度よりも
    早いことを特徴とする薄膜配線基板の修正方法。
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