JP2000162318A - 全方位距離検出装置 - Google Patents

全方位距離検出装置

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JP2000162318A
JP2000162318A JP10333072A JP33307298A JP2000162318A JP 2000162318 A JP2000162318 A JP 2000162318A JP 10333072 A JP10333072 A JP 10333072A JP 33307298 A JP33307298 A JP 33307298A JP 2000162318 A JP2000162318 A JP 2000162318A
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angle
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Shigeki Nakase
重樹 仲瀬
Takaaki Kawai
孝明 川合
Hirotomo Totsuka
弘倫 戸塚
Michihito Hirayanagi
通人 平柳
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Hamamatsu Photonics KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 360度にわたって高精度での距離検出が可
能な全方位距離検出装置を提供する。 【解決手段】 投光領域R2a及び受光領域R2bから
なる光学系領域R2の一方側に、投光器2、受光器3及
び信号処理回路5がともに設置される領域である駆動系
領域R1を設けた構成とすることによって、それら相互
間の信号線等の配線が光学系領域R2内を通過しないよ
うにして完全な360度の全方位距離検出が可能な全方
位距離検出装置とすることができる。また、これによっ
て配線の距離が短縮されるので、回転機構の駆動系等に
起因する受光信号等への電気的ノイズの影響が抑制さ
れ、距離検出の精度を向上させることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、周囲360度にわ
たって物体の有無、物体までの距離及び物体のある角度
を検出可能な全方位距離検出装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば無人搬送車に搭載する距離
センサシステムとして、外部に出射される照射光を発生
させるレーザや発光ダイオードなどを用いた投光器と、
物体からの反射光を検出するフォトダイオードなどを用
いた受光器とを有して構成されて、受光の有無によって
検出方向における物体の有無を、また、投光と受光との
時間差などから物体までの距離を検出する距離検出装置
が知られている。
【0003】このような装置における検出方向は、外部
への照射光の投光及び外部からの反射光の受光が行われ
る方向である。この検出方向は、例えば投光器から出射
される照射光、及び受光器へ入射される反射光の光路を
光路変換手段である反射ミラーなどの反射手段によって
所定の方向に変換することによって、選択することがで
きる。ここで、光路変換手段を所定の回転軸によって回
転可能な回転機構に固定・設置される構成として検出方
向の連続的な変更を可能にし、光路変換手段が回転され
る周囲の側壁を外部に向けて光学的に開放された構成と
することによって、検出方向を周囲ほぼ360度にわた
って回転・変更させることが可能である。これによっ
て、全方位について物体までの距離の検出を行うことが
できる全方位型の距離検出装置とすることができる。
【0004】上記したような全方位距離検出装置におい
ては、投光・受光による物体までの距離の検出に加え
て、物体のある角度(方向)を検出することによって、
検出された物体の位置を特定することができる。すなわ
ち、物体からの反射光の受光の有無によって物体の有無
を検出するとともに、反射光が受光され物体が存在する
場合には、投光・受光の時間差などによって物体までの
距離を、また、検出方向の回転角度を測定可能なように
回転機構に対して設置された透過型光学式エンコーダな
どの角度検出手段によって物体のある角度を検出する。
このような装置としては、例えば特開平7−19114
2号及び特開平10−10233号に開示された装置が
ある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来の全方位
距離検出装置においては、回転軸上に固定されている光
路変換手段に対して投光器及び受光器はその回転軸上に
対向して、光路変換手段の所定の反射面にそれぞれ面す
るように配置されている。すなわち、回転軸の一方の端
部には投光器が配置されて、回転軸に沿って照射光が出
射され投光ミラーなどの光路変換手段によって回転軸に
対して垂直な方向である検出方向に光路が変換されて、
外部に出射される。一方、回転軸の他方の端部には受光
器が配置されて、検出方向から入射される物体からの反
射光が受光ミラーなどの光路変換手段によって回転軸に
沿った方向に光路が変換されて、受光器に入射される。
【0006】このような構成による装置においては、投
光器及び受光器が回転軸のほぼ両端、したがって装置の
両端に設置されるために信号線等の配線が長くなり、こ
の配線によって回転機構等の設計上の自由度が制限され
てしまうという問題があった。また、外部への照射光の
投光及び外部からの反射光の受光が行われる領域内をこ
の配線が通過する必要があるため、完全な360度の全
方位距離検出が不可能であった。さらに、このような長
い配線は、回転機構の回転駆動系等からの電気的ノイズ
の影響を増大させて、距離検出の精度を劣化させる原因
ともなる。
【0007】本発明は、上記の問題点に鑑みてなされた
ものであり、360度にわたって高精度での距離検出が
可能な全方位距離検出装置を提供することを目的とす
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、本発明による全方位距離検出装置は、ハウジ
ング内部に投光器と受光器とを備え、投光器からの照射
光を投光光路変換手段を介してハウジング外部の所定の
検出方向に出射し、検出方向の物体からの反射光を受光
光路変換手段を介して受光器に入射して、物体の有無及
び物体までの距離を検出する距離検出装置において、ハ
ウジング内部の所定の軸を回転軸として回転可能に設置
された回転部と、回転部を駆動させる回転駆動部とを有
して構成され、投光光路変換手段及び受光光路変換手段
が回転軸上に固定・設置される回転機構と、回転部の回
転角度を検出する角度検出手段と、投光器及び受光器か
らの信号による物体までの距離の検出と、角度検出手段
からの信号による物体のある角度の検出と、を行う信号
処理回路と、を備えるとともに、ハウジング内部の領域
は、回転軸の方向に沿って、光学系領域と、投光器、受
光器及び信号処理回路が内部に配置されている駆動系領
域と、に分割されるとともに、光学系領域の側壁は、光
を透過する透明円筒で構成され、光学系領域は、回転軸
の方向に沿って、投光光路変換手段を内部に含んで照射
光が検出方向へと出射される投光領域と、駆動系領域に
隣接し、受光光路変換手段を内部に含んで反射光が検出
方向から入射される受光領域と、にさらに分割されると
ともに、投光領域と受光領域とは、透明円筒に対して固
定されて設置され光路からはずれた迷光を遮光する遮光
手段によって光学的に分割され、受光器は、回転軸上に
受光光路変換手段に対向して配置され、投光領域内部に
設置されて、投光器からの照射光を投光光路変換手段に
導光する照射光導光手段を有することを特徴とする。
【0009】また、ハウジング内部に投光器と受光器と
を備え、投光器からの照射光を投光光路変換手段を介し
てハウジング外部の所定の検出方向に出射し、検出方向
の物体からの反射光を受光光路変換手段を介して受光器
に入射して、物体の有無及び物体までの距離を検出する
距離検出装置において、ハウジング内部の所定の軸を回
転軸として回転可能に設置された回転部と、回転部を駆
動させる回転駆動部とを有して構成され、投光光路変換
手段及び受光光路変換手段が回転軸上に固定・設置され
る回転機構と、回転部の回転角度を検出する角度検出手
段と、投光器及び受光器からの信号による物体までの距
離の検出と、角度検出手段からの信号による物体のある
角度の検出と、を行う信号処理回路と、を備えるととも
に、ハウジング内部の領域は、回転軸の方向に沿って、
光学系領域と、投光器、受光器及び信号処理回路が内部
に配置されている駆動系領域と、に分割されるととも
に、光学系領域の側壁は、光を透過する透明円筒で構成
され、光学系領域は、回転軸の方向に沿って、駆動系領
域に隣接し、投光光路変換手段を内部に含んで照射光が
検出方向へと出射される投光領域と、受光光路変換手段
を内部に含んで反射光が検出方向から入射される受光領
域と、にさらに分割されるとともに、投光領域と受光領
域とは、透明円筒に対して固定されて設置され光路から
はずれた迷光を遮光する遮光手段によって光学的に分割
され、投光器は、回転軸上に投光光路変換手段に対向し
て配置され、受光領域内部に設置されて、受光光路変換
手段からの反射光を受光器に導光する反射光導光手段を
有することを特徴とする。
【0010】上記の構成においては、回転機構の回転軸
に沿った方向に関して、投光器及び受光器がともに光路
変換手段である投光光路変換手段及び受光光路変換手段
に対して同じ側にある駆動系領域に設置される。これに
よって、投光領域及び受光領域を含む光学系領域内にお
ける信号線などの配線をなくして、完全な360度の全
方位距離検出を可能にし、設計上の自由度等を確保して
装置の機能性を高めるとともに、信号処理回路への配線
を短くして、受光信号等への電気的ノイズの影響を低減
して距離の検出精度の劣化を抑制することができる。
【0011】また、このような装置構成においては、投
光器及び受光器の少なくとも一方は、回転機構の回転軸
から外れた位置に配置される必要がある。この場合、投
光器からの照射光を導光する照射光導光手段、または受
光器への反射光を導光する反射光導光手段を設けること
が必要となる。
【0012】すなわち、受光器を回転軸上に配置する構
成とした場合には、投光器は回転軸から外れた位置に配
置されるが、上記したように投光器から投光光路変換手
段へと照射光を導光する反射プリズムなどによる照射光
導光手段を備えた構成とすることによって、投光及び受
光が可能となる。
【0013】また、投光器を回転軸上に配置する構成と
し、受光器を回転軸から外れた位置に配置した場合に
は、受光光路変換手段から受光器へと反射光を導光する
反射プリズムなどによる反射光導光手段を備えた構成と
することによって、投光及び受光が可能となる。
【0014】さらに、角度検出手段は、回転部の外周に
固定され、回転軸を中心とする所定の円上に等間隔に設
けられた複数のスリットからなる角度検出スリット群を
有する角度検出円盤と、スリットの通過を光電的に検出
する光電ユニットと、所定の周波数を有する高速パルス
状の電気信号を発生するクロック回路と、光電ユニット
によるスリットの検出と、クロック回路による電気信号
のパルス数とを用いて物体のある角度を演算する角度演
算手段と、を備えることを特徴としても良い。
【0015】上記のような装置においては、円盤及び光
電ユニットを有する透過型光学式エンコーダによって物
体のある角度を検出することが可能であるが、この場
合、角度検出スリット群のスリットの配置間隔によって
角度分解能が決まってしまうため、高分解能での角度検
出を行うことができない。これに対して、高速パルスの
電気信号による角度検出を併用することによって、スリ
ットの配置間隔を変えることなく高分解能での角度検出
が可能となる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、図面と共に本発明による全
方位距離検出装置の好適な実施形態について詳細に説明
する。なお、図面の説明においては同一要素には同一符
号を付し、重複する説明を省略する。また、図面の寸法
比率は、説明のものと必ずしも一致していない。
【0017】図1は、本発明に係る全方位距離検出装置
の第1の実施形態の構成を示す断面図である。また、図
2は、本実施形態の光学系の要素及び光路を概略的に示
す斜視図である。なお、図2においては、後述する回転
円筒41及び遮光板42を一部破断して示している。
【0018】本実施形態におけるハウジング1は、駆動
系カバー11、区分板12、透明円筒13及び光学系カ
バー14から構成されている。このハウジング1の内部
領域は区分板12によって、駆動系カバー11を側壁と
する下方の駆動系領域R1と、透明円筒13を側壁とし
て外部に対して光学的に開放された上方の光学系領域R
2とに分割されている。
【0019】区分板12の中央部分には、鉛直方向を回
転軸として回転駆動する回転部40が、区分板12に対
して回転可能であるように接続されて設置されている。
回転部40の下部を構成し、区分板12に接続されてい
る回転支持部40aには、その外周の駆動系領域R1内
に位置する所定の部位に円盤状の回転リング45が設け
られている。一方、回転部40を駆動するためのモータ
を有して構成され、駆動系領域R1内の回転軸から外れ
た所定の位置に設置されている回転駆動部43には、回
転駆動軸44を介して回転リング46が設置されてい
る。この回転リング45及び46が回転ベルト47によ
り接続されることによって回転機構が構成され、回転駆
動部43による回転部40の回転駆動及びその制御が行
われる。なお、回転支持部40aの内側には、所定の内
径を有する円筒状の導光路40bが形成されている。
【0020】回転部40の光学系領域R2内に位置する
上部は、回転円筒41によって構成されている。この回
転円筒41の内部には光路変換手段である光路変換プリ
ズム4が、回転円筒41に対して固定されて設置されて
いる。この光路変換プリズム4は、その中心軸を回転部
40の回転軸と一致させて配置された四角柱形の上下の
端面を45度の角度で切除して得た形状を有している。
【0021】これら2つの切除面は、上方の切除面が投
光光路変換手段である投光反射面4a、また、下方の切
除面が受光光路変換手段である受光反射面4bを構成
し、これによって本実施形態における投光・受光の主光
路系が決定される。すなわち光学系領域R2は、光路変
換プリズム4の投光反射面4a及び受光反射面4bに挟
まれた水平面を境界面として、上方の投光領域R2aと
下方の受光領域R2bとに区分される。
【0022】投光領域R2aは投光反射面4aを含み、
物体への照射光は、回転部40の回転軸に沿った鉛直上
方の投光入射光路La1によって投光反射面4aに入射
して、光路変換されて投光出射光路La2に導かれる。
一方、受光領域R2bは受光反射面4bを含み、物体か
らの反射光は、受光入射光路Lb2によって受光反射面
4bに入射して、光路変換されて回転軸に沿った鉛直下
方の受光出射光路Lb1に導かれる。
【0023】このとき、投光出射光路La2及び受光入
射光路Lb2は水平かつ互いに平行であり、これによっ
て投光出射光路La2からの照射光による物体からの反
射光を受光入射光路Lb2から取り込むことができる。
【0024】回転円筒41の上端及び下端は、それぞれ
投光入射光路La1が通過する上端開口部41a、及び
受光出射光路Lb1が通過する下端開口部41bであ
り、また、側面のうち投光出射光路La2及び受光入射
光路Lb2との交点を含む所定の領域には側面開口部4
1cが形成されている。これらの上端開口部41a、下
端開口部41b、及び側面開口部41cにはそれぞれ光
を透過する透明部材によって形成された光透過窓(図示
していない)が設置される。なお、これらについては光
透過窓を設置せずに開放された状態としても良い。
【0025】また、投光出射光路La2及び受光入射光
路Lb2が通過する、投光領域R2a及び受光領域R2
bからなる光学系領域R2の側壁は、光を透過する透明
円筒13である。ここで、各光路は360度にわたって
回転するため、光路とともに回転する回転円筒41の一
部領域に形成されている側面開口部41cと異なり、側
壁においてはこの透明円筒13によって360度全方位
が光学的に開放されている。なお、本実施形態において
は、透明円筒13の中心軸は回転部40の回転軸と一致
している。
【0026】なお、光路変換プリズム4については、他
の形状、例えばその中心軸を回転軸と一致させて配置さ
れた円柱形の上下の端面を45度の角度で切除して得た
形状のものを用いても良い。また、投光光路変換手段及
び受光光路変換手段として、それぞれ別個に形成された
反射ミラー等を用いる構成としても良い。
【0027】投光領域R2a及び受光領域R2bの境界
面には、中央に回転円筒41が貫通する中央開口部42
aを有する円盤状の遮光板42が設置されている。遮光
板42は、その外周部の複数箇所において遮光板固定部
42c(図1にはそのうちの1箇所が示されている)に
よって透明円筒13に対して固定されている。これによ
って、照射光のハウジング1の内壁、透明円筒13に付
着したゴミ及び水滴などによる散乱・反射光である光路
からはずれた迷光が受光領域R2bに入射するのを防い
で、距離検出の精度低下を抑制することができる。
【0028】本装置における照射光の投光及び反射光の
受光はそれぞれ、好ましくは半導体レーザである投光器
2、及び好ましくは半導体受光素子である受光器3によ
って行われる。これらの投光器2及び受光器3は、いず
れも駆動系領域R1内に設置されている。このような構
成とした場合、投光器2及び受光器3がいずれも光学系
領域R2に対して下方に、特に遮光板42が設置されて
いる投光領域R2aと受光領域R2bとの境界面に対し
て下方(同じ側)に配置されているため、投光器2及び
受光器3の少なくとも一方は、回転部40の回転軸から
外れた位置に配置される必要がある。
【0029】本実施形態においては受光領域R2bが駆
動系領域R1に隣接しており、投光器2は回転軸から外
れた所定の位置に、鉛直上方を光の出射軸として設置さ
れている。区分板12の投光器2に対向する部位には導
光部23が設置されている。また、遮光板42の投光器
2に対向する部位には開口部42bが設けられており、
これによって、投光器2から鉛直上方に出射された照射
光は、導光部23、受光領域R2b及び開口部42b内
を通過して投光領域R2aに入射される。なお、開口部
42bには、投光領域R2a側の各部位からの散乱光等
が開口部42bを介して受光領域R2b側に入射するこ
とを防ぐために、遮光板42よりも厚い散乱光制限リン
グ24が設置されている。
【0030】上記したように回転軸から外れた位置にあ
る投光器2から鉛直上方に向けて出射された照射光は、
投光領域R2aの上端を形成する光学系カバー14の下
面側に固定された照射光導光手段であるプリズム21及
び22によって反射され、その光路を回転軸に沿った鉛
直下方に向かう投光入射光路La1に変換されて、投光
反射面4aに入射される。
【0031】一方、受光器3は回転軸上に設置されてお
り、これによって、受光反射面4bによって受光出射光
路Lb1に光路変換された反射光は、受光レンズ31を
介して受光器3に入射される。なお、照射光の投光につ
いても、例えば導光部23内に投光レンズを設置する構
成としても良い。
【0032】これらの投光器2及び受光器3は、それぞ
れ投光制御回路20及び受光制御回路30によってその
投光及び受光を駆動制御されている。投光器2及び受光
器3は、さらに信号処理回路5に接続されている(ただ
し、接続の配線は図示していない)。これによって、投
光器2の駆動信号と、受光器3の受光信号とが信号処理
回路5に入力されて、受光の有無から検出方向における
物体の有無が、また、投光及び受光の時間差等から物体
までの距離が信号処理回路5において演算されて求めら
れる。
【0033】従来の全方位距離検出装置においては、投
光器及び受光器は光路変換手段に対してそれぞれ投光領
域側及び受光領域側に、いずれも回転軸上に対向して配
置されている。この場合、投光器及び受光器が回転軸の
ほぼ両端、したがって装置の両端に設置されるために信
号線等の配線が長くなり、回転駆動を行う上での制限と
なるとともに、長い配線によって回転駆動系等からの電
気的ノイズの影響を受けやすいという問題があった。
【0034】これに対して、本発明による装置において
は、投光領域R2a及び受光領域R2bからなる光学系
領域R2とは別に、投光領域R2a側または受光領域R
2b側のどちらか一方(図1に示す実施形態においては
受光領域R2b側)に駆動系領域R1を設けて、投光器
2、受光器3、及びそれらからの信号が入力される信号
処理回路5をともにこの駆動系領域R1内に設置してい
る。これによって、それら相互間の配線を短くして装置
設計の自由度を確保し、かつ光学系領域R2内に配線が
存在しないようにすることによって完全な360度にわ
たる全方位距離検出が可能となる。さらに、このように
配線を短くすることによって、受光信号等への電気的ノ
イズの影響を抑制して距離検出の精度が向上された全方
位距離検出装置を実現することができる。また、このよ
うに投光器2及び受光器3を同じ領域に配置することに
よって、装置の小型化も実現できる。
【0035】さらに、本実施形態に示すように、投光器
2、受光器3、回転駆動部43等が設置されている駆動
系領域R1が装置下方に位置する場合、光学系領域R2
の側壁である透明円筒13によって支える装置部分の重
量が低減されるので、透明円筒13の厚さを薄くした場
合においても充分な強度を得ることができる。これによ
って、照射光の投光出射光路La2による出射及び反射
光の受光入射光路Lb2による入射時において、透過光
量の減少及び像の歪みを抑制することができ、より精度
の高い距離検出が可能となる。
【0036】また、本装置においては、遮光板42がハ
ウジング1の側壁である透明円筒13に対して固定され
ている。投光領域及び受光領域を分離する遮光手段が回
転部に対して固定されている場合には、遮光手段をも回
転させる構造となるため、回転駆動の負荷が増加する。
これに対して、遮光板42をハウジング1に対して固定
する構造とすることによって、回転駆動の機能性をより
高めることができる。このような遮光板42の固定配置
は、投光器2、受光器3及びプリズム21、22等が固
定配置されていることによって可能となる。同時にこれ
らの固定配置によって、装置における光軸調整等を容易
化することができる。
【0037】また、投光領域R2a及び受光領域R2b
が遮光板42のみを介して隣接していることによって、
近距離測定においても受光見込み角から外れることによ
る受光効率の低下が抑制される。
【0038】次に、本装置における角度検出手段と、そ
れによる物体のある角度の検出について説明する。回転
支持部40aの光学系領域R2内に位置する部位には、
エンコーダ円盤51が取り付けられており、その外周上
の所定の位置には、エンコーダ円盤51の外周の一部を
挟み込むように光電ユニット52が区分板12に固定さ
れて設置されている。このエンコーダ円盤51、光電ユ
ニット52、及びこれらを制御するエンコーダ制御回路
53によって、角度検出のための透過型光学式エンコー
ダが構成されている。
【0039】エンコーダ円盤51には、回転部40の回
転軸を中心とし、回転時に光電ユニット52の内側を通
過する領域内にある所定の円上に、所定の角度間隔で配
置された複数のスリットからなる角度検出スリット群が
形成されている。また、同様に回転時に光電ユニット5
2の内側を通過する領域内にあって上記の角度検出スリ
ット群とは異なる同心円上に、基準角度検出スリットが
形成されている。この基準角度検出スリットは、角度検
出スリット群による角度検出の基点となる角度位置を決
定するために設けられるものであり、回転部40の回転
速度などの諸条件に応じて単一のスリットからなるか、
または、180度間隔の2つのスリットもしくは90度
間隔の4つのスリットなどの複数のスリットから構成さ
れる。
【0040】光電ユニット52には、エンコーダ円盤5
1を挟んで一方に発光素子が、他方に受光素子が配置さ
れており、これによって角度検出スリット群の各スリッ
ト、及び基準角度検出スリットを透過した発光素子から
の光を受光素子によって検出して、角度情報を得ること
ができる。なお、このような光による角度検出を行うた
め、光電ユニット52を含む領域を囲むように遮光ケー
ス54が設置されている。
【0041】この透過型光学式エンコーダからの信号
は、信号処理回路5に入力されて、物体のある角度の演
算が行われる。この場合においても、光電ユニット52
等は駆動系領域R1に隣接して設置されており、したが
って、その信号線等の配線はすべて駆動系領域R1内に
おいて行われる。これによって、距離検出に関する信号
線と同様に、角度検出に関する信号線を短くして電気的
ノイズの影響による分解能の劣化を低減することができ
る。なお、図示していないが、区分板12の遮光ケース
54によって覆われた領域内の所定の部位には、透過型
光学式エンコーダからの信号線を配線するための配線路
が設けられている。
【0042】上記したような透過形光学式エンコーダを
用いた場合、角度検出スリット群のスリットの配置間隔
によって角度検出の分解能が決定される。より高分解能
での角度検出を行うにはスリットの配置間隔を小さくす
る必要があるが、スリット配置の高密度化は限界があ
り、また、エンコーダ円盤51の径を大きくしたので
は、装置自体が大型化してしまう。そこで発明者らは、
透過型光学式エンコーダによる角度検出と、電気クロッ
クによる検出とを併用することによって、角度分解能を
高くする角度検出方法を採用した(例えば特開平5−6
0575号)。
【0043】図3は、上記した角度検出方法を説明する
ためのタイミング図であり、角度検出スリット群に対応
する光学信号、及び角度検出に併用される所定の周波数
による電気信号を示してある。本実施形態においては、
信号処理回路5は所定の周波数を有する高速パルス状の
電気信号を発生するクロック回路と、この電気信号を併
用して角度の演算を行う角度演算回路を含んで構成され
ている。クロック回路によって発生される電気信号の周
波数は、角度検出スリット群のスリット配置間隔及び回
転部40の回転速度によって決まる光学信号の信号パル
ス間隔に対してその信号パルス間隔が小さくなるように
設定されている。また、例えば光学信号における信号パ
ルスSnは、基準角度検出スリットによって検出された
基準角度からn番目のスリットによる信号パルスを示
し、角度検出スリット群のスリット配置間隔をθ0とし
て、角度nθ0に相当している。
【0044】ここで、回転部40が一定速度で回転して
いる場合を考えると、隣接するスリットに対応する2つ
の信号パルスS間の電気信号パルスの個数は一定であ
る。この個数は、例えば信号パルスSn〜Sn+1間におい
てN0個と測定によって求められる。このとき、電気信
号パルス1個当たりの角度間隔はθ0/N0であり、これ
によって、この角度間隔θ0/N0を角度分解能とした高
分解能での測定が可能となる。すなわち、例としてタイ
ミングTにおいて物体からの反射光を受光したとし、そ
のときの信号パルスSn+1からの電気信号パルスの個数
がN1個であったとすると、検出された物体の角度は
(n+1+N1/N0)θ0と求められる。
【0045】特に、このような電気信号パルスを併用し
た角度検出方法を用いることによって、上記したように
スリット配置間隔よりも高い角度分解能による測定が可
能になる。また、電気信号パルスの周波数を変更するこ
とによって、スリット配置間隔を変更することなくその
角度検出の分解能を変更することが可能となる。
【0046】本発明による全方位距離検出装置は、上記
した実施形態に限られるものではなく、様々に変形が可
能である。
【0047】図4は、本発明に係る全方位距離検出装置
の第2の実施形態の構成を示す断面図である。本実施形
態においては、光学系領域R2の側壁である透明円筒
は、2つの透明円筒、すなわち投光領域R2aの側壁で
ある透明円筒13a及び受光領域R2bの側壁である透
明円筒13bによって構成され、遮光板42はこれらの
透明円筒13a及び13bに挟まれて設置されている。
このような構成によっても、第1の実施形態と同様の効
果を得ることができる。なお、本実施形態においては、
遮光板42の厚さが第1の実施形態によるものよりも厚
く形成されており、そのため、開口部42bには散乱光
制限リングは設置されていない。
【0048】図5は、本発明に係る全方位距離検出装置
の第3の実施形態の構成を示す断面図である。本実施形
態においては、投光器2及び導光部23は鉛直軸に対し
て所定の角度傾けて設置されており、これによって光学
系カバー14に固定された単一のプリズム21を照射光
導光手段として、照射光の導光が行われる。この場合、
プリズム21が単一であることによって、光軸調整が簡
単化される。
【0049】上記した第1〜第3の実施形態は、すべて
受光器を回転機構の回転軸上に配置しているが、逆に投
光領域が駆動系領域に隣接するように光学系領域の分割
を行い、投光器を回転軸上に投光光路変換手段に対向す
るように配置する構成とすることも可能である。このと
き、受光器は回転軸から外れた位置に配置されて、受光
光路変換手段から受光器へ向けて反射光を導光する単一
または複数の反射プリズムなどからなる反射光導光手段
を備えることによって投光及び受光が行われる。この場
合、反射光は照射光に比べてスポット径が大きいため、
導光手段における光軸調整が比較的容易である。また、
反射光を通過させる遮光板上の開口部については、照射
光の場合に比べて、反射光を充分に取り入れるために大
きくする必要がある。
【0050】
【発明の効果】本発明による全方位距離検出装置は、以
上詳細に説明したように、次のような効果を得る。すな
わち、投光領域及び受光領域からなる光学系領域の一方
側に、投光器、受光器及び信号処理回路がともに設置さ
れる領域である駆動系領域を設けた構成とすることによ
って、それら相互間の信号線等の配線が光学系領域内を
通過しないようにして完全な360度の全方位距離検出
が可能な全方位距離検出装置とすることができる。
【0051】また、これによって配線の距離が短縮され
るので、回転機構の駆動系等に起因する受光信号等への
電気的ノイズの影響が抑制され、距離検出の精度を向上
させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る全方位距離検出装置の第1の実施
形態の構成を示す断面図である。
【図2】図1に示す全方位距離検出装置の光学系を概略
的に示す斜視図である。
【図3】図1に示す全方位距離検出装置による物体のあ
る角度の検出方法を説明するタイミング図である。
【図4】本発明に係る全方位距離検出装置の第2の実施
形態の構成を示す断面図である。
【図5】本発明に係る全方位距離検出装置の第3の実施
形態の構成を示す断面図である。
【符号の説明】 1…ハウジング、11…駆動系カバー、12…区分板、
13、13a、13b…透明円筒、14…光学系カバ
ー、2…投光器、20…投光制御回路、21、22…プ
リズム、23…導光部、24…散乱光制限リング、3…
受光器、30…受光制御回路、31…受光レンズ、4…
光路変換プリズム、4a…投光反射面、4b…受光反射
面、40…回転部、40a…回転支持部、40b…導光
路、41…回転円筒、41a…上端開口部、41b…下
端開口部、41c…側面開口部、42…遮光板、42a
…中央開口部、42b…開口部、42c…遮光板固定
部、43…回転駆動部、44…回転駆動軸、45、46
…回転リング、47…回転ベルト、5…信号処理回路、
51…エンコーダ円盤、52…光電ユニット、53…エ
ンコーダ制御回路、54…遮光ケース、R1…駆動系領
域、R2…光学系領域、R2a…投光領域、R2b…受
光領域、 La1…投光入射光路、La2…投光出射光
路、Lb1…受光出射光路、Lb2…受光入射光路。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 戸塚 弘倫 静岡県浜松市市野町1126番地の1 浜松ホ トニクス株式会社内 (72)発明者 平柳 通人 静岡県浜松市市野町1126番地の1 浜松ホ トニクス株式会社内 Fターム(参考) 2F065 AA06 AA31 DD03 FF12 GG04 HH04 JJ01 LL12 LL21 LL63 MM15 2F069 AA02 AA71 BB21 DD19 GG07 GG31 GG62 JJ10 2F112 AA03 AD01 BA06 CA05 DA25 EA05 5J084 AA05 AA10 AC02 BA04 BA11 BA36 BB02 BB11 BB37 CA03 DA01 DA09 EA04

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハウジング内部に投光器と受光器とを備
    え、 前記投光器からの照射光を投光光路変換手段を介して前
    記ハウジング外部の所定の検出方向に出射し、前記検出
    方向の物体からの反射光を受光光路変換手段を介して前
    記受光器に入射して、前記物体の有無及び前記物体まで
    の距離を検出する距離検出装置において、 前記ハウジング内部の所定の軸を回転軸として回転可能
    に設置された回転部と、前記回転部を駆動させる回転駆
    動部とを有して構成され、前記投光光路変換手段及び前
    記受光光路変換手段が前記回転軸上に固定・設置される
    回転機構と、 前記回転部の回転角度を検出する角度検出手段と、 前記投光器及び前記受光器からの信号による前記物体ま
    での距離の検出と、前記角度検出手段からの信号による
    前記物体のある角度の検出と、を行う信号処理回路と、
    を備えるとともに、 前記ハウジング内部の領域は、前記回転軸の方向に沿っ
    て、光学系領域と、前記投光器、前記受光器及び前記信
    号処理回路が内部に配置されている駆動系領域と、に分
    割されるとともに、前記光学系領域の側壁は、光を透過
    する透明円筒で構成され、 前記光学系領域は、前記回転軸の方向に沿って、前記投
    光光路変換手段を内部に含んで前記照射光が前記検出方
    向へと出射される投光領域と、前記駆動系領域に隣接
    し、前記受光光路変換手段を内部に含んで前記反射光が
    前記検出方向から入射される受光領域と、にさらに分割
    されるとともに、前記投光領域と前記受光領域とは、前
    記透明円筒に対して固定されて設置され光路からはずれ
    た迷光を遮光する遮光手段によって光学的に分割され、 前記受光器は、前記回転軸上に前記受光光路変換手段に
    対向して配置され、 前記投光領域内部に設置されて、前記投光器からの前記
    照射光を前記投光光路変換手段に導光する照射光導光手
    段を有することを特徴とする全方位距離検出装置。
  2. 【請求項2】 ハウジング内部に投光器と受光器とを備
    え、 前記投光器からの照射光を投光光路変換手段を介して前
    記ハウジング外部の所定の検出方向に出射し、前記検出
    方向の物体からの反射光を受光光路変換手段を介して前
    記受光器に入射して、前記物体の有無及び前記物体まで
    の距離を検出する距離検出装置において、 前記ハウジング内部の所定の軸を回転軸として回転可能
    に設置された回転部と、前記回転部を駆動させる回転駆
    動部とを有して構成され、前記投光光路変換手段及び前
    記受光光路変換手段が前記回転軸上に固定・設置される
    回転機構と、 前記回転部の回転角度を検出する角度検出手段と、 前記投光器及び前記受光器からの信号による前記物体ま
    での距離の検出と、前記角度検出手段からの信号による
    前記物体のある角度の検出と、を行う信号処理回路と、
    を備えるとともに、 前記ハウジング内部の領域は、前記回転軸の方向に沿っ
    て、光学系領域と、前記投光器、前記受光器及び前記信
    号処理回路が内部に配置されている駆動系領域と、に分
    割されるとともに、前記光学系領域の側壁は、光を透過
    する透明円筒で構成され、 前記光学系領域は、前記回転軸の方向に沿って、前記駆
    動系領域に隣接し、前記投光光路変換手段を内部に含ん
    で前記照射光が前記検出方向へと出射される投光領域
    と、前記受光光路変換手段を内部に含んで前記反射光が
    前記検出方向から入射される受光領域と、にさらに分割
    されるとともに、前記投光領域と前記受光領域とは、前
    記透明円筒に対して固定されて設置され光路からはずれ
    た迷光を遮光する遮光手段によって光学的に分割され、 前記投光器は、前記回転軸上に前記投光光路変換手段に
    対向して配置され、 前記受光領域内部に設置されて、前記受光光路変換手段
    からの前記反射光を前記受光器に導光する反射光導光手
    段を有することを特徴とする全方位距離検出装置。
  3. 【請求項3】 前記角度検出手段は、 前記回転部の外周に固定され、前記回転軸を中心とする
    所定の円上に等間隔に設けられた複数のスリットからな
    る角度検出スリット群を有する角度検出円盤と、 前記スリットの通過を光電的に検出する光電ユニット
    と、 所定の周波数を有する高速パルス状の電気信号を発生す
    るクロック回路と、 前記光電ユニットによる前記スリットの検出と、前記ク
    ロック回路による前記電気信号のパルス数とを用いて物
    体のある角度を演算する角度演算手段と、を備えること
    を特徴とする請求項1または2記載の全方位距離検出装
    置。
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