JP6629118B2 - 光学センサ及び回転機械 - Google Patents

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Description

本発明は、光学センサ、及び、該光学センサを備える回転機械に関する。
例えば、下記特許文献1に示されるように、タービン機械の性能向上のためには、チップクリアランスを小さくする必要がある。そこで、このチップクリアランスを高精度で計測することが求められる。さらには、回転機械全般において、回転側と静止側のクリアランスを高精度で計測することが求められる。
特開2014‐40795号公報
しかしながら、高温・高圧水蒸気環境下でクリアランスを計測するには、解決すべき課題が多く、たとえば、静電容量式のクリアランスセンサは、蒸気環境下において、劣化による絶縁不良が発生する可能性があり、さらに、誘電率変化の影響を受けるため、使用することができない。
その点、光ファイバ式のクリアランスセンサ(光学センサ)は、高温・高圧水蒸気環境下における上述のような影響を受けることがなく、使用に適している。しかし、従来の技術では、定性的な変化は捉えることができるが、定量的な計測はできない。
定量的な計測ができない原因の一つに、光学センサ自体に熱伸びが発生することが挙げられる。光学センサの先端部の光ファイバは、規定の間隔(光ファイバ(群)間の距離)及び角度で固定されているが、光学センサに各方向への熱伸びが生じることで、この間隔及び角度が変化してしまう。そして、このような形状の変化は、クリアランスの計測値の変動原因となる。
したがって本発明では、上記技術的課題に鑑み、熱伸びによる影響を補償し、高精度にクリアランスを計測することができる、光学センサ及び回転機械を提供することを目的とする。
上記課題を解決する第1の発明に係る光学センサは、
センサヘッドの先端面と、被計測対象とのクリアランスを計測する光学センサであって
発光部からの照明光を、前記センサヘッドの先端面から前記被計測対象に向けて出射する、照明用光ファイバと、
前記被計測対象にて反射された前記照明光である反射光を、前記センサヘッドの先端面にて受光し、第1受光部に入力する、第1受光用光ファイバと、
前記反射光を、前記センサヘッドの先端面にて受光し、第2受光部に入力する、第2受光用光ファイバと、
前記第1受光部と前記第2受光部とにそれぞれ入力される前記反射光のタイミングに基づき、前記被計測対象と前記センサヘッドとのクリアランスを計測する、測定部と
を備え、
前記被計測対象に反射し、前記第1受光用光ファイバに入射される前記反射光と、前記被計測対象に反射し、前記第2受光用光ファイバに入射される前記反射光との交点が、前記センサヘッドの先端面上に位置するようにして設けられる
ことを特徴とする。
上記課題を解決する第2の発明に係る光学センサは、
上記第1の発明に係る光学センサにおいて、
前記センサヘッドの先端面において、
前記第1受光用光ファイバの端面と、前記第2受光用光ファイバの端面との離間距離が0であり、かつ、
前記第1受光用光ファイバの端面と、前記第2受光用光ファイバの端面とは、センサ軸方向中心線を中心として対称に傾斜して配される
ことを特徴とする。
上記課題を解決する第3の発明に係る光学センサは、
上記第1又は2の発明に係る光学センサにおいて、
前記照明用光ファイバの端面は、前記センサヘッドの先端面において、前記第1受光用光ファイバの端面及び前記第2受光用光ファイバの端面から離隔して配される
ことを特徴とする。
上記課題を解決する第4の発明に係る光学センサは、
上記第3の発明に係る光学センサにおいて、
前記照明用光ファイバの端面は、前記センサヘッドの先端面において、前記第1受光用光ファイバの端面及び前記第2受光用光ファイバの端面の周囲に放射状に配される
ことを特徴とする。
上記課題を解決する第5の発明に係る光学センサは、
センサヘッドの先端面と、被計測対象とのクリアランスを計測する光学センサであって、
発光部からの照明光を、前記センサヘッドの先端面から前記被計測対象に向けて出射する、照明用光ファイバと、
前記被計測対象にて反射された前記照明光である反射光を、前記センサヘッドの先端面にて受光し、第1受光部に入力する、第1受光用光ファイバと、
前記反射光を、前記センサヘッドの先端面にて受光し、第2受光部に入力する、第2受光用光ファイバと、
前記第1受光部と前記第2受光部とにそれぞれ入力される前記反射光のタイミングに基づき、前記被計測対象と前記センサヘッドとのクリアランスを計測する、測定部と
を備え、
前記センサヘッドの先端面には、熱による形状変化が等方変形であブロックが設けられ、
前記ブロックには、
前記照明用光ファイバの端面と接続する貫通孔である照明用孔、前記第1受光用光ファイバの端面と接続する貫通孔である第1受光用孔、及び、前記第2受光用光ファイバの端面と接続する貫通孔である第2受光用孔が形成され、
前記第1受光用孔及び前記第2受光用孔は、前記被計測対象に向けて互いの離間距離が狭まる方向に傾斜する形状である
ことを特徴とする。
上記課題を解決する第6の発明に係る光学センサは、
上記第5の発明に係る光学センサにおいて、
前記第1受光用孔及び前記第2受光用孔は、前記ブロックの先端面で合流する
ことを特徴とする。
上記課題を解決する第7の発明に係る光学センサは、
上記第5又は6の発明に係る光学センサにおいて、
前記照明用孔は、第1受光用孔及び第2受光用孔から離隔して配される
ことを特徴とする。
上記課題を解決する第8の発明に係る光学センサは、
上記第7の発明に係る光学センサにおいて、
前記照明用孔は、第1受光用孔及び第2受光用孔の周囲に放射状に配される
ことを特徴とする。
上記課題を解決する第9の発明に係る光学センサは、
上記第5から8のいずれか1つの発明に係る光学センサにおいて、
前記照明用孔は、前記ブロックの先端面へ向けて逆テーパ状に形成される
ことを特徴とする。
上記課題を解決する第10の発明に係る光学センサは、
上記第1から9のいずれか1つの発明に係る光学センサにおいて、
各前記光ファイバの端面には、耐環境性窓が設けられる
ことを特徴とする。
上記課題を解決する第11の発明に係る回転機械は、
上記第1から10のいずれか1つの発明に係る光学センサが設けられる回転機械であって、
前記被計測対象は回転体であり、
前記回転体は、ハウジング内に、該ハウジングの内周面とクリアランスを有して配され
さらに、前記光学センサの先端、前記回転体の周面と対向するようにして、前記ハウジングの内周面に配され
ことを特徴とする。
本発明に係る光学センサ及び回転機械によれば、熱伸びによる影響を補償し、高精度にクリアランスを計測することができる。
本発明に係る(光学センサを備えた)回転機械を説明する概略図である。 本発明の実施例1に係る光学センサの一例におけるセンサヘッド周辺の概略図である。(a)はセンサ軸方向断面図、(b)は(a)のA‐A矢視図である。 本発明の実施例1に係る光学センサから回転体に対して照明光を当てた状態を示す概略図である。 タービンを例として、本発明の実施例1に係る光学センサの熱伸びによるクリアランス(チップクリアランス)計測値への影響を説明する模式図である。 本発明の実施例2に係る光学センサのセンサヘッド周辺の概略図であり、(a)はセンサ軸方向断面図、(b)は(a)のB‐B矢視図である。 本発明の実施例2に係る光学センサから回転体に対して照明光を当てた状態を示す概略図である。 本発明の実施例2に係る光学センサの変形例を示した概略図である。 従来の光学センサにおけるセンサヘッド周辺の概略図である。(a)はセンサ軸方向断面図、(b)は(a)のC‐C矢視図である。 タービンを例として、従来の光学センサの熱伸びによるクリアランス(チップクリアランス)計測値への影響を説明する模式図である。
図1は、本発明に係る回転機械を説明する概略図である。図1に示すように、本発明に係る回転機械は、ハウジング101内において、回転軸102に固定され、ハウジング101の内周面とクリアランスを有して配された回転体103を備え、さらに、先端が、ハウジング101の内周面に、回転体103の周面と対向して配されるようにして、光学センサが設けられている。
より詳述すると、本発明に係る光学センサは、ハウジング101の内周面において、先端面が計測対象である回転体103側を向くようにして配されるセンサ部1、第1の光ファイバを介してセンサ部1に接続する発光部2、第2の光ファイバを介してセンサ部1に接続する第1受光部3、第3の光ファイバを介してセンサ部1に接続する第2受光部4、及び、第1受光部3及び第2受光部4に接続する測定部5を備えている。
計測の手順としては、まず、回転機械の駆動中において、発光部2から第1の光ファイバを介してセンサ部1へ照明光が出力され、この照明光がセンサ部1の先端部(センサヘッド)から回転体103へ向けて放出される。
照明光は回転体103の周面において反射し、その反射光の一部は、センサヘッドに入射し、第2の光ファイバを介して第1受光部3へ、第3の光ファイバを介して第2受光部4へそれぞれ入力される。
このとき、回転体103からセンサヘッドに入射する反射光は、回転体103の周面において周方向(回転方向)に変化する形状あるいは模様に依存した、所定の強度周期を有している。この「形状」は、例えば、回転体103がタービンである場合には動翼の形状となる。また「模様」とは、回転体103の周面において周方向に変化する形状がない場合、例えば、マーカ等を付すことによって明暗を設けているものを指す。
測定部5では、第1受光部3及び第2受光部4にそれぞれ入力される反射光のタイミングに基づき、回転体103とのクリアランスを計測する。
以上が、本発明に係る回転機械に設けられた光学センサによる計測の手順である。
以下、本発明に係る光学センサを実施例にて詳述する。なお、下記実施例では、一部タービンに光学センサを配するものとして説明している箇所があるが、本発明はこれに限らず、回転機械全般に適用可能である。
さらに言えば、本発明に係る光学センサは、下記実施例中に説明する原理(下記図4,9等)上、回転機械の回転体に限らず、移動体であればクリアランスを計測することができる。
[実施例1]
図8は、従来の光学センサにおけるセンサヘッド周辺の概略図であり、図8(a)はセンサ軸方向断面図(回転体103(図1参照)の径方向断面と平行な断面図)、図8(b)は図8(a)のC‐C矢視図である。
従来の光学センサ(光学センサ30)は、センサヘッド31の先端面31aが回転体103の周面に対向し、照明用光ファイバ32(第1の光ファイバ)、第1受光用光ファイバ33(第2の光ファイバ)及び第2受光用光ファイバ34(第3の光ファイバ)を備えている。
照明用光ファイバ32は、一端が発光部2(図1参照)に接続し、他端の端面32aが先端面31aにおいて露出している。そして、発光部2から出力された照明光を、端面32aから、回転体103の周面に向けて出射する伝搬経路としての光ファイバである。
第1受光用光ファイバ33は、一端が第1受光部3(図1参照)に接続し、他端の端面33aが先端面31aにおいて露出している。そして、回転体103の周面にて反射された照明光である反射光を、端面33aにて受光し、第1受光部3へ入力する伝搬経路としての光ファイバである。
第2受光用光ファイバ34は、一端が第2受光部4(図1参照)に接続し、他端の端面34aが先端面31aにおいて露出している。そして、回転体103の周面にて反射された照明光である反射光を、端面34aにて受光し、第2受光部4へ入力する伝搬経路としての光ファイバである。
また、第1受光用光ファイバ33と照明用光ファイバ32とが一組に纏められており、これを光ファイバ群Xとする。さらに、第2受光用光ファイバ34と他の照明用光ファイバ32とが一組に纏められており、これを光ファイバ群Yとする。
光ファイバ群XとYとは、光学センサ30の略軸方向に延伸し、センサヘッド31内部では、(回転体103の径方向断面と平行な断面視において)先端面31aに向けて互いの離間距離が広がる方向にハの字に傾斜している。また、光ファイバ群XとYとは、先端面31aにおいて、端面32a及び端面33aの位置及び角度と、端面32a及び端面34aの位置及び角度とが、光学センサ30のセンサ軸方向中心線を中心として対称的に配されている。
先端面31aにおける光ファイバ群Xの端面32aと端面33aと、光ファイバ群Yの端面32aと端面34aとの離間距離(後述するA点とB点との距離)をLとし、端面33a,34aをそれぞれ垂直に通る仮想直線x3,y3、及び、センサ軸方向中心線の3つの線の交点が、距離計測の基準点O3となり、距離計測の基準点O3におけるx3,y3の交差角をα3とする。
なお、第1受光用光ファイバ33と照明用光ファイバ32とが一組に纏められ、第2受光用光ファイバ34と他の照明用光ファイバ32とが一組に纏められていることから、ここでは、第1受光用光ファイバ33,第2受光用光ファイバ34の端面33a,34aの角度及び離間距離とは、2つの照明光(照明用光ファイバ32を伝搬し、回転103へ出射される照明光)の角度及び発射間隔である。
以上が光学センサ30の構成である。なお、光学センサ30を用いたクリアランスの計測手順は、図1を用いて説明した如くである。このような光学センサでは、高温・高圧蒸気環境下において、先端面31aに熱伸びが発生してしまう。図8(a)(b)では、このときの上記離間距離をL´としている。この熱伸びによるクリアランス計測値への影響を検討する。
図9は、タービンを例として、光学センサ30の熱伸びによるクリアランス(チップクリアランス)計測値への影響を説明する模式図である。図9に示すように、まず、先端面31aにおける光ファイバ群Xの端面32a,33aの位置をA点(複数の光ファイバの位置を纏めて一点と見做す)、光ファイバ群Yの端面32a,34aの位置をB点(同様に一点と見做す)とする。
また、動翼103aの外側端面103bにおける角部(二つの角部のうち回転方向前方側の角部)が、仮想直線x3と交わる点をC点とし、仮想直線y3と交わる点をD点とする。なお、この角部とは、第1受光用光ファイバ33及び第2受光用光ファイバ34へ入射する反射光の強度が(急激に)変化する箇所である。
さらに、動翼103aが、C点からD点まで移動する時間をΔtとし、光学センサ30の先端面31aと動翼103aの外側端面103bとのクリアランスをdとする。
すると、下記(1)式が成立する。
Figure 0006629118

ただし、αは、ここではα3を指す。
また、Rを回転体半径、Tを回転体の周期とする。
すなわち、光学センサ30では、図8(a)に示すように、熱伸びによって上記離間距離がLからL´に変化することにより、上記(1)式から算出されるクリアランスdの計測値が変化してしまう。そこで、本実施例では、上記離間距離を0とすることで、クリアランスdの計測値への影響を排除するものである。
図2は、本実施例に係る光学センサのセンサヘッド周辺の概略図であり、図2(a)はセンサ軸方向断面図(すなわち回転体103(図1参照)の径方向断面と平行な断面図)、図2(b)は図2(a)のA‐A矢視図である。また、図3は、本実施例に係る光学センサから回転体103に対して照明光を当てた状態を示す概略図である。
本実施例に係る光学センサ(光学センサ10)は、センサヘッド11の先端面11aが回転体103の周面に対向し、照明用光ファイバ12(第1の光ファイバ)、第1受光用光ファイバ13(第2の光ファイバ)及び第2受光用光ファイバ14(第3の光ファイバ)を備えている。
照明用光ファイバ12は、一端が発光部2(図1参照)に接続し、他端の端面12aが先端面11aにおいて露出している。そして、発光部2から出力された照明光を、端面12aから、図3に示すように回転体103の周面に向けて出射する伝搬経路としての光ファイバである。
第1受光用光ファイバ13は、一端が第1受光部3(図1参照)に接続し、他端の端面13aが先端面11aにおいて露出している。そして、回転体103の周面にて反射された照明光である反射光を、端面13aにて受光し、第1受光部3へ入力する伝搬経路としての光ファイバである。
第2受光用光ファイバ14は、一端が第2受光部4(図1参照)に接続し、他端の端面14aが先端面11aにおいて露出している。そして、回転体103の周面にて反射された照明光である反射光を、端面14aにて受光し、第2受光部4へ入力する伝搬経路としての光ファイバである。
さらに、第1受光用光ファイバ13の端面13a及び第2受光用光ファイバ14の端面14aは、先端面11aの中央において互いに隣接して配され、照明用光ファイバ12の端面12aは、図2(b)に示すように、先端面11aにおいて、第1受光用光ファイバ13の端面13a及び第2受光用光ファイバ14の端面14aと離隔して、第1受光用光ファイバ13の端面13a及び第2受光用光ファイバ14の端面14aの周囲に放射状に配されている。
なお、図2(a)(b)には、第1受光用光ファイバ13、第2受光用光ファイバ14がそれぞれ1本ずつ、また、照明用光ファイバ12が6本配されている状態を示しているが、本実施例はこれに限定されず、第1受光用光ファイバ13及び第2受光用光ファイバ14を複数本ずつにしてもよく、さらに、照明用光ファイバ12の数を増加又は減少させてもよい。
第1受光用光ファイバ13及び第2受光用光ファイバ14は、光学センサ10の略軸方向に延伸し、センサヘッド11内部では、(回転体103の径方向断面と平行な断面視において)先端面11aに向けて互いの離間距離が狭まる方向にハの字に傾斜し、先端面11aでの該離間距離が0となるようにして配される。
また、図2(a)に示すように、第1受光用光ファイバ13と第2受光用光ファイバ14とは、先端面11aにおける端面13a、14aの角度が、光学センサ10のセンサ軸方向中心線を中心として対称となるように配されている。
なお、第1受光用光ファイバ13及び第2受光用光ファイバ14は、必ずしもハの字型でなければならないというわけではなく、回転体103の径方向断面と平行な断面視において、その端面13a,14aのセンサヘッド11の先端面11aでの離間距離が0、かつ、センサ軸方向中心線を中心として対称に傾斜して、配されていればよい。
以上が光学センサ10の構成である。なお、光学センサ10を用いたクリアランスの計測手順は、図1を用いて説明した如くである。以下、光学センサ10の熱伸びによるクリアランス計測値への影響を検討する。
図2(a)に示すように、先端面11aにおける第1受光用光ファイバ13と第2受光用光ファイバ14の端面13a,14aの位置が、距離計測の基準点O1となり、端面13a,14aを垂直に通る仮想直線をそれぞれx1,y1とし、距離計測の基準点O1における仮想直線x1,y1の交差角をα1とする。
図4は、タービンを例として、光学センサ10の熱伸びによるクリアランス(チップクリアランス)計測値への影響を説明する模式図である。図4に示すように、仮想直線x1と動翼103aの外側端面103bにおける角部(二つの角部のうち回転方向前方側の角部)が、仮想直線x1と交わる点をC1点とし、仮想直線y1と交わる点をD1点とする。なお、この角部とは、第1受光用光ファイバ13及び第2受光用光ファイバ14へ入射する反射光の強度が(急激に)変化する箇所である。
さらに、動翼103aが、C1点からD1点まで移動する時間をΔt1とし、光学センサ10の先端面11aと動翼103aの外側端面103bとのクリアランスをdとする(図3のdも同様)。
すると、図8(a)に示した従来の光学センサ30における離間距離Lが0となるため、上記(1)式において、C,D,Δt,αを、それぞれC1,D1,Δt1,α1とおくと、「−(1/2)L/tan(α1/2)」の項が0となる。よって、従来の光学センサ30では熱伸びにより、離間距離がLからL´に変化し、クリアランス計測値が変動するが、光学センサ10では、そのような問題が発生せず、計測精度が向上する。
なお、センサヘッド11の構造内部には耐環境性窓(下記実施例2図5参照)を設置し、過酷環境より各光ファイバ等を保護するようにしてもよい。また、照明用光ファイバ12は、照射範囲が広くとるため、NA(開口数)が高いものを用い、第1受光用光ファイバ13及び第2受光用光ファイバ14は、互いの干渉を防ぐため、NAが低いものを用いることで、より計測精度が向上する。
以上、本実施例に係る光学センサについて説明した。すなわち、本実施例に係る光学センサでは、回転体の径方向断面と平行な断面視において、第1受光用光ファイバに入射される反射光と、第2受光用光ファイバに入射される反射光との交点(距離計測の基準点)を、センサヘッドの先端面に設定することにより、クリアランス計測値への熱伸びの影響を排除することができる。
さらに、本実施例に係る光学センサでは、光学素子(各光ファイバ)が過酷環境に晒されることで白濁化あるいは減損しても、回転体からの反射光の受光方向に影響はないため、光学素子の劣化によるセンサ機能変動は発生しない。
また、本実施例に係る光学センサでは、センサヘッドの先端面において、照明用光ファイバの端面を放射状に設けているため、リング状に光を照射することになり、回転体の表面での均質な散乱強度を確保することができ、さらに、照明用光ファイバを受光用光ファイバと分離して設けているため、受光用光ファイバへの照明光の干渉を防ぎ、これらの構成により、計測精度を向上することができる。
[実施例2]
図5は、本実施例に係る光学センサのセンサヘッド周辺の概略図であり、図5(a)はセンサ軸方向断面図(すなわち回転体103(図1参照)の径方向断面と平行な断面図)、図5(b)は図5(a)のB‐B矢視図である。また、図6は、本実施例に係る光学センサから回転体103に対して照明光を当てた状態を示す概略図である。
本実施例に係る光学センサ(光学センサ20)は、センサヘッド21の先端面21aが回転体103の周面に対向し、照明用光ファイバ22(第1の光ファイバ)、第1受光用光ファイバ23(第2の光ファイバ)及び第2受光用光ファイバ24(第3の光ファイバ)を備えている。
照明用光ファイバ22は、一端が発光部2(図1参照)に接続し、他端の端面22aが先端面21aにおいて露出している。そして、発光部2から出力された照明光を、端面22aから、図6に示すように回転体103の周面に向けて出射する伝搬経路としての光ファイバである。
第1受光用光ファイバ23は、一端が第1受光部3(図1参照)に接続し、他端の端面23aが先端面21aにおいて露出している。そして、回転体103の周面にて反射された照明光である反射光を、端面23aにて受光し、第1受光部3へ入力する伝搬経路としての光ファイバである。
第2受光用光ファイバ24は、一端が第2受光部4(図1参照)に接続し、他端の端面24aが先端面21aにおいて露出している。そして、回転体103の周面にて反射された照明光である反射光を、端面24aにて受光し、第2受光部4へ入力する伝搬経路としての光ファイバである。
また、端面22a,23a,24aは、先端面21aにおいて互いに離隔して配されている。
さらに、第1受光用光ファイバ23の端面23a及び第2受光用光ファイバ24の端面24aは、先端面21aの中央付近に配され、照明用光ファイバ22の端面22aは、(少なくとも先端面21aにおいて)第1受光用光ファイバ23の端面23a及び第2受光用光ファイバ24の端面24aの周囲に、放射状に配されている。
なお、図5(a)(b)には、第1受光用光ファイバ23、第2受光用光ファイバ24がそれぞれ複数本ずつ、また、照明用光ファイバ22が6本配されている状態を示しているが、本実施例はこれに限定されず、第1受光用光ファイバ23及び第2受光用光ファイバ24を1本ずつにしてもよく、あるいは、放射状に配された照明用光ファイバ22の数を増加又は減少させてもよい。
また、各光ファイバの端面22a,23a,24aは、それぞれ耐環境性窓29でシールしてもよい。これにより、過酷環境より各光ファイバを保護することができる。
さらに、図5(a)に示すように、第1受光用光ファイバ23と第2受光用光ファイバ24は、光学センサ20の略軸方向に延伸して配される。
そして、光学センサ20は、先端面21aにブロック28が設けられている。ブロック28は、熱による形状変化が等方変形となるものであり、軸方向に厚みを有する構造となっている。また、ブロック28は、先端面28aが回転体103の周面に対向し、照明用孔25、第1受光用孔26及び第2受光用孔27が形成されている。
第1受光用孔26と第2受光用孔27は、それぞれ一端が、第1受光用光ファイバ23、第2受光用光ファイバ24の端面23a,24aと(耐環境性窓29を設ける場合にはこれを介して)接続し、(回転体103の径方向断面と平行な断面視において)ブロック28の先端面28aへ向けて互いの離間距離が狭まる方向にハの字に傾斜し、先端面28aでの該離間距離が0(すなわち先端面28aで合流する形状)となるように形成された貫通孔である。
照明用孔25は、一端が、照明用光ファイバ22の端面22aと(耐環境性窓29を設ける場合にはこれを介して)接続し、ブロック28の先端面28aへ向けて逆テーパ状に形成され、照明用光ファイバ22からの照明光を回転体103へ導く貫通孔である。また、照明用孔25は、図5(b)に示すように、第1受光用孔26及び第2受光用孔27と離隔して、第1受光用孔26及び第2受光用孔27の周囲に放射状に配されている。
このように構成することで、第1受光用孔26と第2受光用孔27により、回転体103から第1受光用孔26と第2受光用孔27に入射される反射光を、それぞれ区別して規定する。
なお、ブロック28において、第1受光用孔26と第2受光用孔27との合流部分は、応力が掛からない構造とし、その部分は入熱に対し軸対称に変形する。これにより、歪みの発生を防止する。
以上が光学センサ20の構成である。なお、光学センサ20を用いたクリアランスの計測手順は、図1を用いて説明した如くである。以下、光学センサ20の熱伸びによるクリアランス計測値への影響を検討する。
図5(a)に示すように、先端面28aにおける第1受光用孔26と第2受光用孔27の合流する位置が、距離計測の基準点O2となり、第1受光用孔26、第2受光用孔27の軸中心を通る仮想直線をx2,y2とし、距離計測の基準点O2における仮想直線x2,y2の交差角をα2とする。
すると、実施例1と同様にして、上記(1)式において、「−(1/2)L/tan(α2/2)」の項が0となる(ここでは上記(1)式のαをα2とする)。よって、光学センサ20では、熱伸びの問題が発生せず、計測精度が向上する。
図7には、本実施例に係る光学センサの変形例を示している。図7に示すように、第1受光用孔26と第2受光用孔27とは、先端面28aへ向けて互いの離間距離が狭まる方向にハの字に傾斜するように形成されていればよく、上述のように先端面28aでの該離間距離が0(すなわち先端面28aで合流する形状)とせずに、離間距離を有するものとしてもよい。この場合は、距離計測の基準点O2がブロック28の先端面28aよりも回転体103側に位置することになる。
なお、実施例1同様、照明用光ファイバ22にはNA(開口数)が高いものを用い、第1受光用光ファイバ23及び第2受光用光ファイバ24にはNAが低いものを用いることで、より計測精度が向上する。
ちなみに、ブロック28自体も構成する材質によっては軸方向に熱伸びするが、これは計測精度(0.1mm)に対して無視できるほどのものである。また、三角測量の原理から、第1,2受光用光ファイバ13,14の端面13a,14aの間隔(図8のL,L´)の熱伸びによる誤差の方が大きい。
ブロック28は、第1受光用孔と第2受光用孔との合流部分において、等方に変形するため、反射光の入射角度は変化せず、第1受光用孔と第2受光用孔とは、干渉し合うことはない。
また、本実施例に係る光学センサでは、ブロック28が光学素子(各光ファイバ)を保護する役目も担うことになり、計測精度をより向上することができる。
以上、本実施例に係る光学センサについて説明した。すなわち、本実施例に係る光学センサでは、センサヘッドの先端面にブロックを設け、回転体の径方向断面と平行な断面視において、第1受光用光ファイバに入射される反射光と、第2受光用光ファイバに入射される反射光との交点(距離計測の基準点)を、センサヘッドの先端面より回転体の周面側に設定(ブロックの先端面(図5)又はそれよりさらに回転体の周面側(図7)に設定)することにより、クリアランス計測値への熱伸びの影響を排除することができる。
さらに、本実施例に係る光学センサでは、光学素子(各光ファイバ)が過酷環境に晒されることで白濁化あるいは減損しても、回転体からの反射光の受光方向に影響はないため、光学素子の劣化によるセンサ機能変動は発生しない。
また、本実施例に係る光学センサでは、センサヘッドの先端面において、照明用光ファイバの端面を放射状に設けているため、リング状に光を照射することになり、回転体の表面での均質な散乱強度を確保することができ、さらに、照明用光ファイバを受光用光ファイバと分離して設けているため、受光用光ファイバへの照明光の干渉を防ぎ、これらの構成により、計測精度を向上することができる。
以上、本発明に係る光学センサにつき各実施例を用いて説明したが、本発明に係る光学センサを、回転体以外も含めた移動体に対するクリアランスの計測に用いる場合には、センサヘッドの先端面(及びブロックの先端面)を、計測対象である移動体に対し、その移動方向と平行となるように対向させ、上記各実施例中の「回転体の径方向断面と平行な断面視において」との記載を、「移動体の移動方向において」とすれば、同様の結果を得ることができる。
本発明は、光学センサ、及び、該光学センサを備える回転機械として好適である。
1 センサ部
2 発光部
3 第1受光部
4 第2受光部
5 測定部
10,20,30 光学センサ
11,21,31 センサヘッド
11a,21a,31a (センサヘッドの)先端面
12,22,32 照明用光ファイバ
13,23,33 第1受光用光ファイバ
14,24,34 第2受光用光ファイバ
12a,22a,32a (照明用光ファイバ)端面
13a,23a,33a (第1受光用光ファイバ)端面
14a,24a,34a (第2受光用光ファイバ)端面
25 照明用孔
26 第1受光用孔
27 第2受光用孔
28 ブロック
28a (ブロックの)先端面
29 耐環境性窓
101 ハウジング
102 回転軸
103 回転体
103a 動翼
103b 外側端面

Claims (11)

  1. センサヘッドの先端面と、被計測対象とのクリアランスを計測する光学センサであって
    発光部からの照明光を、前記センサヘッドの先端面から前記被計測対象に向けて出射する、照明用光ファイバと、
    前記被計測対象にて反射された前記照明光である反射光を、前記センサヘッドの先端面にて受光し、第1受光部に入力する、第1受光用光ファイバと、
    前記反射光を、前記センサヘッドの先端面にて受光し、第2受光部に入力する、第2受光用光ファイバと、
    前記第1受光部と前記第2受光部とにそれぞれ入力される前記反射光のタイミングに基づき、前記被計測対象と前記センサヘッドとのクリアランスを計測する、測定部と
    を備え、
    前記被計測対象に反射し、前記第1受光用光ファイバに入射される前記反射光と、前記被計測対象に反射し、前記第2受光用光ファイバに入射される前記反射光との交点が、前記センサヘッドの先端面上に位置するようにして設けられる
    ことを特徴とする光学センサ。
  2. 前記センサヘッドの先端面において、
    前記第1受光用光ファイバの端面と、前記第2受光用光ファイバの端面との離間距離が0であり、かつ、
    前記第1受光用光ファイバの端面と、前記第2受光用光ファイバの端面とは、センサ軸方向中心線を中心として対称に傾斜して配される
    ことを特徴とする請求項1に記載の光学センサ。
  3. 前記照明用光ファイバの端面は、前記センサヘッドの先端面において、前記第1受光用光ファイバの端面及び前記第2受光用光ファイバの端面から離隔して配される
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の光学センサ。
  4. 前記照明用光ファイバの端面は、前記センサヘッドの先端面において、前記第1受光用光ファイバの端面及び前記第2受光用光ファイバの端面の周囲に放射状に配される
    ことを特徴とする請求項3に記載の光学センサ。
  5. センサヘッドの先端面と、被計測対象とのクリアランスを計測する光学センサであって、
    発光部からの照明光を、前記センサヘッドの先端面から前記被計測対象に向けて出射する、照明用光ファイバと、
    前記被計測対象にて反射された前記照明光である反射光を、前記センサヘッドの先端面にて受光し、第1受光部に入力する、第1受光用光ファイバと、
    前記反射光を、前記センサヘッドの先端面にて受光し、第2受光部に入力する、第2受光用光ファイバと、
    前記第1受光部と前記第2受光部とにそれぞれ入力される前記反射光のタイミングに基づき、前記被計測対象と前記センサヘッドとのクリアランスを計測する、測定部と
    を備え、
    前記センサヘッドの先端面には、熱による形状変化が等方変形であブロックが設けられ、
    前記ブロックには、
    前記照明用光ファイバの端面と接続する貫通孔である照明用孔、前記第1受光用光ファイバの端面と接続する貫通孔である第1受光用孔、及び、前記第2受光用光ファイバの端面と接続する貫通孔である第2受光用孔が形成され、
    前記第1受光用孔及び前記第2受光用孔は、前記被計測対象に向けて互いの離間距離が狭まる方向に傾斜する形状である
    ことを特徴とする光学センサ。
  6. 前記第1受光用孔及び前記第2受光用孔は、前記ブロックの先端面で合流する
    ことを特徴とする請求項5に記載の光学センサ。
  7. 前記照明用孔は、第1受光用孔及び第2受光用孔から離隔して配される
    ことを特徴とする請求項5又は6に記載の光学センサ。
  8. 前記照明用孔は、第1受光用孔及び第2受光用孔の周囲に放射状に配される
    ことを特徴とする請求項7に記載の光学センサ。
  9. 前記照明用孔は、前記ブロックの先端面へ向けて逆テーパ状に形成される
    ことを特徴とする請求項5から8のいずれか1項に記載の光学センサ。
  10. 各前記光ファイバの端面には、耐環境性窓が設けられる
    ことを特徴とする請求項1から9のいずれか1項に記載の光学センサ。
  11. 請求項1から10のいずれか1項に記載の光学センサが設けられる回転機械であって、
    前記被計測対象は回転体であり、
    前記回転体は、ハウジング内に、該ハウジングの内周面とクリアランスを有して配され
    さらに、前記光学センサの先端、前記回転体の周面と対向するようにして、前記ハウジングの内周面に配され
    ことを特徴とする回転機械。
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