JP2000147844A - 原稿搬送装置及びこれを備える画像形成装置 - Google Patents

原稿搬送装置及びこれを備える画像形成装置

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JP2000147844A
JP2000147844A JP10321018A JP32101898A JP2000147844A JP 2000147844 A JP2000147844 A JP 2000147844A JP 10321018 A JP10321018 A JP 10321018A JP 32101898 A JP32101898 A JP 32101898A JP 2000147844 A JP2000147844 A JP 2000147844A
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JP10321018A
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English (en)
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Yuichi Yamamoto
祐一 山本
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Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 原稿搬送装置のプラテン上の原稿残りの検知
を、幅広ベルトのスムーズな移動により可能にする。 【解決手段】 幅広ベルト7によりプラテン上に搬送さ
れる原稿が残された場合、初期残り原稿の検知シーケン
スを、ユーザにより選択された次の給紙モード(片面、
両面モード又は手差しモード)による原稿の進入方向に
応じて、使い分ける。これにより、次の選択された次の
給紙処理の幅広ベルト7の移動方向と、初期原稿を検知
するための幅広ベルトの移動方向とが同一となって、幅
広ベルトの逆転や、急激な移動がなく、幅広ベルトをス
ムーズに移動できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機等における
原稿搬送装置、及びこれを備えた画像形成装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来、原稿搬送装置を備えた周知の画像
形成装置においては、図17〜図22に示すものが知れ
ており、これを以下に簡単に説明する。
【0003】図17において、原稿搬送装置2は、上方
に原稿載置台(以下原稿トレイと称す)4を有し、その
下方には駆動ローラ36及び他方のターンローラ37に
巻回された幅広ベルト(搬送手段)7が配置されてい
る。片面モード、両面モードの場合の場合には、分離部
6,8により分離された原稿は、給紙ローラ(給送手
段)9によりプラテン(原稿読み取り位置)3の所定位
置に給送され、手差しモードの場合には、給紙ローラ
(給送手段)11によりプラテン3上に給送される。
【0004】原稿トレイ4上のシート原稿P(以下原稿
と称す)は、周知の分離手段(摩擦分離、エアー分離
等)により1枚ずつ分離され、複写機本体1の画像読み
取り部としての原稿読み取り位置(以下プラテンと称
す)3に搬送される。
【0005】幅広ベルト7は、原稿台ガラス3上に当接
していて、上記原稿トレイ4から搬送された原稿Pを、
プラテン3の上の所定位置に載置したり、プラテン3上
の原稿Pを排紙トレイ10上に搬出する。
【0006】複写機本体1は、画像入力部200(以下
リーダ部という)と画像出力部300(以下プリンタ部
という)により構成されている。
【0007】リーダ部200は、原稿Pに記録された画
像情報を光学的に読み取り、光電変換して画像データと
して入力するものであり、プラテン3、ランプ202、
ミラー203とを有するスキャナーユニット204、ミ
ラー205、206、レンズ207、イメージセンサ2
08等を有している。
【0008】プリンタ部300は周知の画像形成手段で
ある。
【0009】なお、本発明はリーダ部200と、原稿搬
送装置が一体化された読取り装置としても適用可能であ
る。又、複写機本体1としては原稿搬送装置を備えるこ
とも可能である。
【0010】前述のような原稿搬送装置及びそれを備え
た画像形成装置においては、原稿搬送装置を使用するこ
とによる原稿の破損を避けるため、許容し得る原稿に制
限を設けている(原稿の坪量・サイズ等)。
【0011】したがって、原稿搬送装置を使用して画像
形成動作を行うモード(以下DFモードと称す)と、原
稿搬送装置を使用せず、ユーザが直接プラテン上に直接
原稿を載置して画像形成動作を行うモード(以下圧板モ
ードと称す)が存在しており、仕様内の原稿に関しては
DFモードを、また仕様外の原稿に関しては圧板モード
を堆奨しているのが一般的である。
【0012】DFモードと圧板モードが共存する原稿搬
送装置、及びそれを備えた画像形成装置においては、D
Fモードを使用するたびに、原稿台ガラスと幅広ベルト
により形成される搬送パス内に、原稿が残っているかど
うかを確認する動作シーケンス(以下、原稿残り検知シ
ーケンスと称す)が必要となる。
【0013】というのは、周知の原稿搬送装置及びそれ
を備えた画像形成装置の多くは、特にアナログ系のもの
に関しては、幅広ベルトが白色であるため(デジタル系
のものも多い)、原稿搬送装置(または単なる押圧部
材)で原稿台ガラスを一旦押圧してしまうと、原稿の有
無を検知することができない。
【0014】例えば、ユーザが圧板モードを使用した
後、原稿をそのままプラテン上に置き忘れたとしても、
次のユーザのDFモードを受け入れてしまい、コピー動
作を開始する虞れがある。
【0015】以下に、原稿残り検知シーケンスの動作を
図19を用いて簡単に説明する。
【0016】まず、原稿トレイ2上に原稿Pを載置する
ことで、DFモードによる画像形成動作が選択され、コ
ピー受付可能状態になる。その後、スタートキーを押圧
することで、原稿搬送装置は原稿Pの給紙動作に入る。
それと同時に、プラテン3上に置き忘れた原稿があるか
どうかを検知するために、ベルトモータ102を矢印A
方向(時計回り)に所定時間(原稿先端がセンサーに
より検知できる時間)駆動させる。
【0017】所定時間内に、センサーにより原稿が検
知された場合には、その時点で給紙動作を停止させ、検
知されなかった場合には、ベルトモータ102の駆動を
矢印B方向(反時計回り)に切換え、そのまま給紙動作
を続ける。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例のような原稿残り検知シーケンスは、(a).原稿
トレイ2上に載置された原稿Pのセット状態を可能な限
り崩さずに行うため(原稿残り検知シーケンスでセンサ
ーが置き忘れ原稿を検知した場合に給紙動作を停止さ
せるため、ユーザの再給紙の作業性を考慮して)、ま
た、(b).原稿搬送装置及びそれを備えた画像形成装
置の高速化のため、また(c).FCOT(First
Copy On Time:スタートボタン押圧か
ら、画像形成装置の排紙口からコピー紙が排出されるま
での時間)の短縮のために可能な限り短い時間で終了さ
せる必要があった。
【0019】従来例の原稿搬送装置や公知の原稿搬送装
置においては、原稿残り検知シーケンスでのモータ10
2の駆動方向(図19、A方向、時計回り)と原稿トレ
イ2上に載置された原稿Pを、原稿読み取り位置(プラ
テン)に搬送するためのモータ102の駆動方向(図1
9、B方向反時計回り)が異なるため、 モータ102をA方向(時計回り)に急加速で駆動 ↓ モータ102を急停止 ↓ モータ102をB方向(反時計回り)に急加速で駆動 していた。
【0020】そのため、モータ102の必要トルクが大
きくなり、モータの大型化によるコストアップや定格電
流値アップによる消費電力値アップはやむを得なかっ
た。
【0021】本発明は、画像読み取り部に初期原稿の原
稿残りがある場合、原稿の給送手段に急加速な駆動を与
えることなく原稿を排出可能にし、次の原稿の給紙を迅
速に行うことができる原稿搬送装置及びこれを備える原
稿搬送装置を提供することを目的とするものである。
【0022】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明は、
原稿を載置する原稿載置台と、該原稿載置台上の原稿を
画像読み取り部へ給送する給送手段と、前記画像読み取
り部に当接していて、前記給送手段により給送された原
稿を前記画像読み取り部の所定位置に搬送する正逆回転
可能な搬送手段と、を備え、前記画像読み取り部上に残
された初期残り原稿を検知するための複数の検知シーケ
ンスを、前記画像読み取り部への原稿の進入方向によっ
て使い分けることを特徴とする。
【0023】請求項2に係る発明は、前記画像読み取り
部を境として、該画像読み取り部の両側にそれぞれ設け
られた原稿搬送パスと、該原稿搬送パス内にそれぞれ設
けられていて、画像読み取り部上の初期残り原稿を検知
する第1と第2の初期残り検知センサと、を備え、前記
画像読み取り部への原稿の進入方向に回転する前記搬送
手段により、前記画像読み取り部に残された初期残り原
稿を搬送し、前記第1と第2の初期残り検知センサのい
ずれかにより、初期残り原稿を検知することを特徴とす
る。
【0024】請求項3に係る発明は、前記画像読み取り
部への前記原稿の搬送は、前記画像読み取り部へ原稿の
片面を載置させる片面モード及び両面を載置させる両面
モードと、手差しによる原稿を載置させる手差しモード
と、を有し、前記画像読み取り部への前記原稿の進行方
向は、前記片面モード及び両面モードの時には画像読み
取り部の一方側からの搬送方向であり、また、手差しモ
ードの時には、前記画像読み取り部の他方側からの搬送
方向であることを特徴とする。
【0025】[作用]以上構成に基づき、原稿搬送装置
から原稿を給紙する際、ユーザににより選択された給紙
動作(給紙シーケンス)に応じて画像読み取り部への原
稿の進入方向のモードが決まり、この進入方向と同じ方
向に、画像読み取り部上の初期残り原稿が搬送手段によ
り搬送される。
【0026】これにより、搬送手段を駆動する駆動手段
のかかる負荷トルクを可能な限り抑えて、駆動手段の正
逆を要さない初期原稿残り検知シーケンスを選択でき
て、駆動手段の寿命を伸ばし、駆動手段の大型化による
コストアップ及び電流値アップによる消費電力アップが
防止される。
【0027】また、画像読み取り部の両側の原稿進入方
向に、原稿を検知する初期残り検知センサを配置すれ
ば、ユーザが選択した原稿の進入方向に搬送手段を回転
させるとき、画像読み取り部に初期残り原稿があればこ
れを速やかに検知でき、なければ搬送手段を同方向に回
転させたままで、所定の原稿を給紙すことができる。こ
れにより、画像読み取り部上の初期残り原稿を検知する
ために、搬送手段の逆転や、急加速の動作及びこれによ
る弊害を防止される。
【0028】
【発明の実施の形態】〈実施の形態1〉本発明が適用さ
れるシート材搬送装置及びこれを備える画像形成装置本
体の主要部の構成は、前述の図17ないし図19に示す
ものと同じであるので、図示及びその説明を省略する。
【0029】図1は本発明の特徴を最もよく表す図であ
り、本発明の原稿搬送装置の動作のメインフロー図であ
る。
【0030】図1において、原稿トレイ4上に原稿がセ
ットされたか否かを原稿セット検知センサ40で検出
し、複写機本体1の操作部にあるコピーキーを押下する
ことで動作開始となる(main1)。この時、本体か
ら送信されてきた複写モードを判別し(main2)、
片面原稿モードであれば片面原稿モード(main3)
に進み、後述する片面原稿モードと初期原稿残り検知シ
ーケンスによって、一連の画像形成処理を実行して動
作を終了させる。そうでなければ、両面原稿モード(m
ain4)に進み、後述する両面原稿モードと初期原稿
残り検知シーケンスによって、一連の画像形成処理を
実行して動作を終了させる。
【0031】また、手差し原稿トレイ上に原稿がセット
されたか否かを、手差し原稿セット検知センサで検出
し、図示しない複写機本体の操作部にあるコピーキーを
押下することで(main5)、(main6)に進
み、後述する手差しモードと初期原稿残り検知シーケン
スによって、一連の画像形成処理を実行して動作を終
了する。
【0032】(片側原稿モード)次に、図2に基づいて
片面原稿モードについて説明する。
【0033】給紙ローラ5を原稿トレイ4に載置された
紙面上に移動すべく、後述のピックアップDOWN処理
を行い(draftmd1)、その後、最上部の原稿を
1枚だけ分離すべく、後述の分離処理(draftmd
2)、および給紙処理(draftmd3)を行う。さ
らに、原稿画像の読み取りを、複写機本体の光学系を移
動しながら行う光学系移動原稿読み取り処理を行って
(draftmd4)、その後、分離センサ30により
原稿の後端が検知されるのを待ち(draftmd
5)、原稿セット検知センサ40によって、原稿束の区
切れを検知し(draftmd6)、最終原稿でなけれ
ば、原稿を排紙トレイ10上に排出すべく、後述する排
紙処理を起動しておいて(draftmd7)、(dr
aftmd2)に戻って処理を繰り返す。また、(dr
aftmd6)において、最終原稿であった場合は、排
紙処理を行って(draftmd8)、その後、後述の
ピックアップUP処理を行って給紙ローラ5を上限位置
に戻して(draftmd9)、一連の処理を終了す
る。
【0034】(両面原稿モード)次に、図3に基づいて
両面原稿モードについて説明する。
【0035】給紙ローラ5を原稿トレイ4に載置された
紙面上に移動すべく、後述のピックアップDOWN処理
を行い(doublemd1)、その後、最上部の原稿
を1枚だけ分離すべく、後述の分離処理(double
md2)を行う。さらに、分離された原稿を表裏面反転
して、原稿第2面がプラテン3と接し、且つプラテン3
上の左端部に載置すべく、後述のプリ反転処理(dou
blemd3)を行う。その後、原稿画像の読み取りを
複写機本体の光学系を移動しながら行う光学系移動原稿
読み取り処理を行って(doublemd4)、完了し
たならば、再度表裏面反転をすべく、反転処理を行い
(doublemd5)、光学系移動原稿読み取り処理
を行って(doublemd6)、第1面の原稿画像読
み取りも完了する。
【0036】前記読み取り処理を行っている間、原稿セ
ット検知センサ40によって原稿束の区切れを検知して
(doublemd7)、最終原稿でなければ、原稿を
排紙トレイ10に排出すべく、後述する排紙処理を起動
しておいて(doublemd8)、(doublem
d2)に戻って処理を繰り返す。また、(double
md7)において、最終原稿であった場合は、排紙処理
を行って(doublemd9)、その後、後述のピッ
クアップUP処理を行って、給紙ローラ5を上限位置に
戻して(doublemd10)、一連の処理を終了す
る。
【0037】(手差しモード)次に、図4に基づいて手
差しモードについて説明する。
【0038】手差し給紙部にセットされた原稿を、複写
機本体のプラテン3上に搬送すべく手差し給紙処理を行
う(manualmd1)。その後、原稿画像の読み取
りを複写機本体の光学系を移動しながら行う光学系移動
原稿読み取り処理を行って(manualmd2)、完
了したならば、原稿を排紙トレイ10に排出すべく排紙
処理を起動し(manualmd3)、その後、手差し
レジセンサにより原稿の後端が検知されるのを待ち(m
anualmd4)、手差し原稿セット検知センサによ
って、次原稿の有無を検知して、次原稿が有る場合は、
(manualmd5)に戻って処理を繰り返す。ま
た、次原稿が無い場合は、手差し排紙処理を行って一連
の処理を終了する。
【0039】(ピックアップDOWN処理)次に、図5
に基づいてピックアップDOWN処理について説明する
(図20,21)。
【0040】給紙ローラ5を、給紙ローラホームセンサ
45がオンしている図20の位置から、原稿トレイに載
置された原稿束P上に下降させるべく、揺動モータ10
3を駐動して(pickupdwn1)、昇降アーム5
1及び揺動アーム1、揺動アーム2を下降させる。給紙
ローラホームセンサ45がオフすることで、給紙ローラ
が下降したのを確認した(pickupdwn2)後、
第1揺動位置センサ46と第2揺動位置センサ47のオ
ンにより、給紙ローラ5が紙面上に落下したことを検知
すると(pickupdwn3)、揺動モータ103の
駆動を止める(pickupdwn4)。
【0041】(ピックアップup処理)次に、図6に基
づいてピックアップup処理について説明する。
【0042】給紙ローラ5を、図20の位置まで上昇さ
せるべく、揺動モータ103を駆動する(pickup
up1)。給紙ローラホームセンサ45のオンにより、
上限位置まで達したことを検知すると(pickupu
p2)、揺動モータ103の駆動を止める(picku
pup3)。この時の揺動モータ103の回転方向は、
ピックアップDOWN処理時と逆方向である。
【0043】(分離処理)次に、図7に基づいて分離処
理について説明する。
【0044】分離モータ100をオンし(sepa
1)、原稿束P上に落下している給紙ローラ5、分離ベ
ルト6、分離搬送ローラ8、第1給送ローラ16をそれ
ぞれ回転させることで、原稿束Pの最上部の原稿を1枚
のみ分離し、シートパス(イ)内を搬送される。その
後、分離センサ30がオンすることで原稿先端を検知し
たら(sepa2)、予め決められた所定時間範囲内に
分離処理が終了する様、第2給送ローラ9に原稿先端を
突き当てて、ループ形成されるまでの残りの搬送距離
と、分離センサ30がオンするまでの経過時間から、分
離モーター100の速度制御を行う(sepa3)。そ
の後、給紙センサ35がオンすることで原稿先端を検知
したら(sepa4)、分離クロックから入力するクロ
ック信号によってカウントする分離ループカウンタをス
タートし(sepa5)、この設定カウント終了後(s
epa6)、分離モーター100をオフすることで(s
epa7)、原稿は第2給送ローラ9のニップ部に先端
を突き当てられ、所定量のループが形成された状飯で停
止する。
【0045】これにより、分離時に斜行が発生した場合
でもこれを矯正する作用をなす。
【0046】(給紙処理)次に、図8に基づいて給紙処
理について説明する。
【0047】反転給紙フラッパ22は、図19の実線に
示すように、通常、パス切り替えソレノイド107がオ
フの状態では、シートパス(チ)に原稿搬送されるよう
付勢されていることから、パス切り替えソレノイド10
7をオンして反転給紙フラッパ22を、図19の鎖線に
示す位置に切り換える(ent1)。
【0048】更に、第2給送ローラ9に先端を突き当て
られ、第1給送ローラ16にニップされた状態にある原
稿を、シートパス(ハ)、(ニ)(図22)に搬送させ
るべく、分離モータ100、搬送モータ101をオンし
て(ent2)、第1給送ローラ16、第2給送ローラ
9を駆動する。ベルトモータ102は、後述の初期原稿
残り検知シーケンスにより駆動されたままの状態であ
り、幅広ベルトは図19に示す矢印B方向に回転してい
る。
【0049】それと同時に、反転クロックから入力する
クロック信号によってカウントするサイズチェックカウ
ンタをスタートさせる(ent3)。そして、レジスト
センサ39で原稿先端を検知することで、原稿がシート
パス(ハ)に搬送されたことを確認する(ent4)。
その後、分離センサ30を原稿後端が通過したことを検
知すると(ent5)、分離クロックから入力するクロ
ック信号によってカウントする分離オフカウンタをスタ
ートさせる(ent6)。そして、第1給送ローラ16
から、分離センサ30までの距離分だけのカウントが完
了すると(ent7)、原稿は第1給送ローラ16から
後端が抜けていることから、分離モータ100をオフし
て、第1給送ローラ16の駆動を止める(ent8)。
【0050】その後、給紙センサ35を、原稿後端が通
過したことを検知すると(ent9)、前記サイズチェ
ックカウンタをストップし(ent10)、そのデータ
に基づいて図示しないサイズチェック処理(ent1
1)を行う。また、これと同時に、原稿をプラテン3上
の所定位置に停止するべく、ベルト励磁クロックによっ
てカウントされるレジストカウンタをスタートさせる
(ent12)。その後、給紙センサ35から、第2給
送ローラ9までの距離L4(図22)分だけカウントし
た時点で(ent13)、搬送モータ101をオフし
(ent14)、前記スタートしたレジストカウンタが
終了した時点で(ent15)、ベルトモータ102を
オフする(ent16)。そして、パス切り替えソレノ
イド107をオフする(ent17)。
【0051】(反転処理)次に、図9に基づいてプリ反
転処理について説明する。
【0052】反転給紙フラッパ22は図19の実線に示
すように、パス切り替えソレノイド107がオフの状鰻
でシートパス(チ)に原稿搬送されるよう付勢されてい
ることから、第2給送ローラ9に先端を突き当てられ、
第1給送ローラ16にニップされた状態にある原稿を、
シートパス(チ)に搬送させるべく、分離モータ10
0、搬送モータ101をオンして(pretrn1)、
第1給送ローラ16、第2給送ローラ9、第1反転ロー
ラ17、第2反転ローラ18を駆動する。それと同時
に、反転クロックから入力するクロック信号によってカ
ウントするサイズチェックカウンタをスタートさせる
(pretrn2)。そして、レジストセンサ39で原
稿先端を検知することで原稿がシートパス(チ)に搬送
されたことを確認する(pretrn3)。その後、分
離センサ30を原稿後端が通過したことを検知すると
(pretrn4)、分離クロックから入力するクロッ
ク信号によってカウントする分離オフカウンタをスター
トさせる(pretrn5)。そして、第1給送ローラ
16から分離センサ30までの距離分だけのカウントが
完了すると(pretrn6)、原稿は第1給送ローラ
16から後端が抜けていることから、分離モータ100
をオフして第1給送ローラ16の駆動を止める(pre
trn7)。その後、給紙センサ35が原稿後端が通過
したことを検知すると(pretrn8)、前記サイズ
チェックカウンタをストップし(pretrn9)、そ
のデータに基づいてサイズチェック処理(pretrn
10)を行う。そして、レジストセンサ39を原稿後端
が通過したことを検知すると(pretrn11)、原
稿後端がシートパス(チ)を抜けた所定位置に停止する
べく反転励磁クロックによってカウントされるプリ反転
カウンタをスタートさせる(pretrn12)。この
時、反転フラッパ23は図19の実線に示すようシート
パス(リ)に原稿搬送されるように付勢されている。前
記スタートしたプリ反転カウンタが終了した時点で(p
retrn13)、搬送モータ101をオフする(pr
etrn14)。所定時間モータをオフした後、搬送モ
ータ101逆転およびベルトモータ102をオンして
(pretrn15)、シートパス(ホ)に原稿を搬送
し、反転センサ36を原稿先端が通過したことを検知す
ることで(pretrn16)シートパス(ホ)に搬送
されたことを確認する。更に、反転センサ36を原稿後
端が通過したことを検知すると(pretrn17)、
搬送モータ101をオフすると(pretrn18)同
時に、原稿をプラテン上の所定位置に停止すべくベルト
励磁クロックによってカウントされるプリ給紙カウンタ
をスタートさせる(pretrn19)。上記スタート
したプリ給紙カウンタが終了した時点で(pretrn
20)、ベルトモータ102をオフする(pretrn
21)。
【0053】(反転処理)次に、図10に基づいて反転
処理について説明する。
【0054】反転フラッパ23は、図19の実線に示す
ように、反転フラッパソレノイド108がオフの状態で
は、シートパス(リ)に原稿搬送されるよう付勢されて
いることから、反転フラッパソレノイド108をオンし
て反転フラッパ23を図19の実線位置に示す位置に切
り換えておく。更に、反転給紙フラッパ22と給排フラ
ッパ25をそれぞれ図19の鎖線に示す位置に切り換え
るようパス切り替えフラッパソレノイド107をオンす
る(trn1)。
【0055】プラテン3上の原稿をシートパス(ホ)に
搬送させるべく、ベルトモータ102、搬送モータ10
1をオンして(trn2)、幅広ベルト7、第2給送ロ
ーラ9、第1反転ローラ17、第2反転ローラ18を駆
動する。反転センサ36を原稿先端が通過したことを検
知すると(trn3)、原稿先端がシートパス(ヘ)、
(ト)内の所定位置に達したところでベルトモータ10
2を停止/逆転するべくベルト励磁クロックによってカ
ウントされる反転カウンタをスタートさせる(trn
4)。前記スタートした反転カウンタが終了した時点で
(trn5)、ベルトモータ102をオフし(trn
6)、所定時間モータをオフした後、ベルトモータ10
2を逆転する(trn7)。この間、搬送モーター10
1はオンしていることから原稿がニップされている第1
反転ローラ17、第2反転ローラ18、第2給送ローラ
9は駆動されているので、シートパス(ヘ)、(ト)を
搬送されている。
【0056】そして、給紙センサ35を原稿先端が通過
したことを検知することで(trn8)、シートパス
(ト)を搬送されていることを確認し、レジストセンサ
39を原稿後端が通過したところで(trn9)搬送モ
ータ101をオフする(trn10)。それと同時に、
原稿をプラテン上の所定位置に停止すべくベルト励磁ク
ロックによってカウントされる反転給紙カウンタをスタ
ートさせる(trn11)。上記スタートした反転給紙
カウンタが終了した時点で(trn12)、ベルトモー
タ102をオフし(trn13)、反転フラッパソレノ
イド108をオフして反転フラッパ23を図3の実線に
示す位置へ、またパス切り替えソレノイド107をオフ
して反転給紙フラッパ22及び給排フラッパ25を図1
9の実線に示す位置へ戻す(trn14)。
【0057】(trn7)では、原稿が第1反転ローラ
17と幅広ベルト7で原稿を逆方向に引っ張り合うが、
第1反転ローラ17のニップ力の方が強い為に原稿は反
転ローラ17に追従して搬送される。但し、送り方向に
長い原稿の場合、幅広ベルト7内部の押圧コロとプラテ
ンとのニップ力の影響を大きく受ける為、第1反転ロー
ラ17に追従しなくなる。これから、ベルトモータ10
2を停止して、逆転するタイミングすなわち前記反転カ
ウンタの値は、原稿の送り方向長さにより異なるよう制
御を行う。
【0058】(排紙処理)次に、図11に基づいて排紙
処理について説明する。
【0059】排紙フラッパソレノイド109がオフして
いる状態で、排紙フラッパ26は図19の鎖線に示すよ
うに、フラッパ先端部がプラテンより低い位置に付勢さ
れていて、プラテン上の原稿をシートパス(ニ)、
(ヌ)に搬送させるべく、ベルトモータ102、排紙モ
ータ104をオンして(ejct1)、幅広ベルト7、
手差し給紙ローラ13、排紙ローラ12を駆動する。手
差しレジストセンサ37を原稿先端が通過したことを検
知することで(ejct2)、原稿がシートパス(ヌ)
を搬送されていることを確認し、手差しレジストセンサ
37を原稿後端が通過したところで(ejct3)、ベ
ルトモータ102をオフする(ejct4)。同時に、
排紙クロックから入力するクロック信号によってカウン
トする排紙カウンタをスタートし(ejct5)、この
設定カウント終了後(ejct6)排紙モーター104
をオフすることで(ejct7)、原稿はシートパス
(ヌ)を通過し排紙ローラ12を抜けて排紙トレイ10
上に排出されている。
【0060】(手差し給紙処理)次に、図12に基づい
て手差し給紙処理について説明する。
【0061】排紙フラッパソレノイド109がオフして
いる状態で、排紙フラッパ26及び手差しシャッタ28
は図4の実線位置に示すように、排紙フラッパ先端部が
プラテンより低い位置に付勢されていて、手差しフラッ
パ26は手差し給紙部にセットされた原稿の先端が突き
当てられた状態にある。よって、排紙フラッパ109を
オンして図19の鎖線位置に示す位置に手差しシャッタ
28、排紙フラッパ26を切り換える(ment1)。
そして、排紙モータ104をオンし(memt2)、手
差し給紙ローラ13を回転させることで原稿がシートパ
ス(ル)内を搬送される。その後、手差しレジストセン
サ34がオンすることで原稿先端を検知したら(men
t3)、排紙クロックから入力するクロック信号によっ
てカウントされる手差しループカウンタをスタートし
(ment4)、この設定カウント終了後(ment
5)排紙モータ104をオフすることで(ment
6)、原稿は手差しレジストローラ11のニップ部に先
端を突き当てられ、所定量のループが形成された状態で
停止する。これにより、手差し給紙ローラ13での搬送
中に斜行が発生した場合でもこれを矯正する作用をな
す。
【0062】その後、所定時間モータをオフした後、原
稿をシートパス(ル)、(ニ)に搬送すべく排紙モータ
104をオンし(ment7)、手差し給紙ローラ13
を駆動する。ベルトモータ102は後述の初期原稿残り
検知シーケンスにより駆動されたまま状態であるた
め、手差しレジストローラ11、幅広ベルト7は、図1
9に示す矢印A方向に回転している。
【0063】それと同時に、ベルトクロックから入力す
るクロック信号によってカウントするサイズチェックカ
ウンタをスタートさせる(ment8)。更に、プラテ
ン3上の所定位置に停止するべくベルト励磁クロックに
よってカウントされるベルトレジストカウンタをスター
トさせる(ment9)。そして、手差しレジストセン
サ34がオフして原稿後端が通過したことを検知すると
(ment10)、前記サイズチェックカウンタをスト
ップし、そのデータに基づいてサイズチェック処理(m
ent11)を行う。またこれと同時に、原稿後端が手
差し給紙ローラ13を抜けていることから排紙モータ1
04をオフする(ment12)。その後、前記スター
トした手差しレジストカウンタが終了した時点で(me
nt13)、ベルトモータ102をオフする(ment
14)。そして、排紙フラッパソレノイド109をオフ
する。
【0064】(初期原稿残り検知シーケンス)次に、
図13に基づいて初期原稿残り検知シーケンスについ
て説明する。
【0065】前述の分離処理がスタートし、分離モータ
をオンする前に(同時もしくはオン後でもよい)本シー
ケンス(初期原稿残り検知シーケンス)が行われ、ベ
ルトモータ102を幅広ベルトが矢印B方向(図19)
に回転するように駆動させた状態のまま、分離処理を終
了させ、前述の給紙処理に入る。この時、初期原稿残り
の有無によらず、モータ102は駆動させたままでよ
く、初期原稿残りがあった場合は、原稿搬送装置外へ
(排紙トレイ10上に)排出する。
【0066】また、図15に示すシーケンスのように初
期原稿残り検知をセンサーによって行なってもよく、
センサーにより原稿が検知された場合には複写動作を
中止するようにしてもよい。検知されない場合はベルト
モータ102を幅広ベルトが矢印B方向(図19)に回
転するように駆動させた状態のまま前述の給紙処理に入
る。
【0067】(初期原稿残り検知シーケンス)次に、
図14に基づいて初期原稿残り検知シーケンスについ
て説明する。
【0068】前述の手差し給紙処理がスタートし、排紙
フラッパソレノイドがオンする前に(同時もしくはオン
後でもよい。また、排紙モータオン時、オン後でもよ
い。)本シーケンス(初期原稿残り検知シーケンス)
は行われ、ベルトモータ102を幅広ベルトが矢印A方
向(図19)に回転するように駆動させ、回転させた状
態のまま前述の手差し給紙処理を続ける。この場合、初
期原稿残りの有無によらず、ベルトモータ102は駆動
させたままでよく、初期原稿残り検知があった場合は、
図示しない搬送パスを通り、原稿搬送装置外へ排出す
る。
【0069】また、図16に示すシーケンスのように初
期原稿残り検知をセンサーによって行ない、センサー
により原稿が検知された場合には複写動作を中止する
ようにしてもよい。また、検知されない場合はベルトモ
ータ102を幅広ベルトが矢印A方向(図19)に回転
するように駆動させた状態のまま前述の手差し給紙処理
を続ける。
【0070】次に、図18より画像出力部であるプリン
ター部300の説明をする。
【0071】800は上段カセットで、カセット内のシ
ート材は分離爪と給送ローラ801の作用によって1枚
ずつ分離給送されてレジストローラ806に導かれる。
802は下段カセットで、カセット内のシート材は分離
爪と給送ローラ803の作用によって1枚ずつ分離給送
されてレジストローラ806に導かれる。804は、手
差しガイドで、1枚ずつシート材がローラ805を介し
てレジストローラ806に導かれる。808はシート材
積載装置(デッキタイプ)で、モータ等により昇降する
中板808aを備え、中板上のシート材は、給送ローラ
809と分離爪の作用により1枚ずつ分離給送されて搬
送ローラ810に導かれる。
【0072】812は感光ドラム、813は読取光学
系、814は現像器、815は転写帯電器、816は分
離帯電器であり、画像形成部を構成する。
【0073】817は画像形成されたシート材を搬送す
る搬送ベルト、818は定着装置、819は搬送ロー
ラ、820はダイバータである。画像形成されたシート
材はダイバータ820によって排出ローラ821に導か
れ、本体排出ローラ(本体排出手段)302により、シ
ート処理装置1’内に搬送される。
【0074】プラテン3上に配置された1枚の原稿に対
して、設定されたコピー枚数に応じて、感光ドラム上に
像が形成され、コピー枚数分のシート材がカセット80
0、802、デッキ808のいずれかから、画像が感光
ドラム812に形成される毎に給送される。感光ドラム
812上の像とシート材の位置合わせは、レジストロー
ラ806によって行われる。
【0075】必要枚数のコピーが形成されると、その原
稿はプラテン上から排出され、次の原稿がプラテン上に
位置決めされる。以下、同様である。
【0076】900は中間トレイであって、シート材の
両面に像を形成する場合、あるいはシート材の片面に重
ねて像を形成する(多重)場合に、一度、画像が形成さ
れたシート材をストックする。901は搬送ローラ、9
02は搬送ベルト、903はダイバータ、904は搬送
ベルト、905は搬送ローラである。両面コピーの場合
にはパス906を通って中間トレイ900にシート材を
導く。
【0077】シート材は画像面が上を向いている。多重
コピーの場合はパス907を通って中間トレイ900に
シート材を導く。シート材は画像面が下を向いている。
【0078】中間トレイ900に積載されたシート材
は、補助ローラ909、910、正逆転分離ローラ対9
11の作用によって下方から1枚ずつ分離されて再給送
される。再給送されたシート材は、搬送ローラ913、
914、815及びローラ810、レジストローラ80
6を介して画像形成部へ導かれる。画像形成後は、前述
と同様に排出される。
【0079】プラテン3上に配置された1枚の原稿に対
して設定されたコピー枚数に応じて、先ず片面のコピー
がなされ、それらは中間トレイ900に積載される。そ
の後、プラテン3上の原稿の表裏を反転させて、再びプ
ラテン上に導き、この像をコピー枚数分だけ読み取る。
読み取られた像は、読み取り毎に中間トレイ900から
再給送されるシート材に形成される。一方、原稿を原稿
搬送装置によって1循する毎に、コピーを1組だけ作成
する方法もある。この方法によれば、複数部のコピーを
作成する場合でも、ページ順の揃ったコピー群が順に得
られるので、ソータが無くても必要な部数のコピーが区
分けして得られる。この方法で両面コピーをするとき
は、1枚の原稿の両面を続けて読み取って、シート材の
表裏に続けてコピーして排出し、その後、次の原稿の両
面についても同様にして、このことを何度も繰り返せ
ば、区分けされた両面コピー群が得られる。
【0080】複写機本体1から排出される画像形成済み
のシート材は、本体排出ローラ(本体排出手段)302
によりシート処理装置(フィニッシャともいう)1’に
排出される。
【0081】複写機本体から搬入されたシート材は、ノ
ンソートモードの場合には、バッファローラ、フラッ
パ、ノンソートモードパス21を介し、排出ローラによ
りサンプルトレイ201に排出される。また、ソートモ
ードの時には、バッファローラ、フラッパ10、ソート
モードパス22を介し、排出ローラ7により中間トレイ
としての処理トレイ130上に一時的に積載される。処
理トレイ130上のシート束は、不図示の整合部材によ
りシート搬送方向と交差する方向の両側部が整合され、
また、必要に応じて、シート後端部がステイプラ100
(101)により綴じ処理された後に、束排出ローラ対
180により、スタックトレイ200上に排出される。
【0082】なお、本発明は、リーダ部200と、原稿
搬送装置が一体化された読取り装置としても適用可能で
ある。又、複写機本体1としては、原稿搬送装置、シー
ト処理装置を備えることも可能である。
【0083】以上説明したように、本実施の形態によれ
ば、画像読み取り部としてのプラテン3上の初期原稿残
りの検知を行うシーケンスを、片面原稿モード・両面原
稿モード・手差し原稿モードといった複数のモード(原
稿の進入方向)により使い分け、初期原稿残り検知シー
ケンスの搬送手段としての幅広ベルト7の駆動方向(ベ
ルトモータ102の駆動方向)と、上記の3モードの原
稿を、プラテン3(画像読み取り位置)へ搬送すべく、
幅広ベルト7の駆動方向を同一にしたことで、幅広ベル
ト7の駆動方向を瞬時に切換える必要がなくなり、初期
原稿残りシーケンスから、スムーズに次の選択された給
紙処理、もしくは、手差し給紙処理へ移ることができ
る。
【0084】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
画像読み取り部上の初期原稿残りの検知を行うシーケン
スを、複数のモード(例えば、片面原稿モード・両面原
稿モード・手差し原稿モード)による原稿の進入方向に
より使い分けたので、初期原稿残り検知シーケンスの初
期残り原稿を搬送する搬送手段の駆動方向と、選択され
た複数のモードによる搬送手段の駆動方向とを同一にす
ることができ、初期残り原稿を検知するために、搬送手
段の駆動方向を瞬時に切換える必要がなくなって、初期
原稿残りシーケンスから、スムーズに次の選択された給
紙処理、もしくは、手差し給紙処理へ移ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原稿搬送装置の動作に係るメインフロ
ーチャート。
【図2】同じく、原稿搬送装置の片面原稿モードのフロ
ーチャート。
【図3】同じく、原稿搬送装置の両面原稿モードのフロ
ーチャート。
【図4】同じく、原稿搬送装置の手差し原稿モードのフ
ローチャート。
【図5】同じく、原稿搬送装置の給紙ローラ下降動作の
フローチャート。
【図6】同じく、原稿搬送装置の給紙ローラ上昇動作の
フローチャート。
【図7】同じく、原稿搬送装置の分離動作のフローチャ
ート。
【図8】同じく、原稿搬送装置の給紙動作のフローチャ
ート。
【図9】同じく、原稿搬送装置の原稿のプリ反転の動作
のフローチャート。
【図10】同じく、原稿搬送装置の反転処理のフローチ
ャート。
【図11】同じく、原稿搬送装置の排紙処理のフローチ
ャート。
【図12】同じく、原稿搬送装置の原稿の手差し給紙処
理のフローチャート。
【図13】同じく、原稿搬送装置の初期原稿残り検知
のフローチャート。
【図14】同じく、原稿搬送装置の初期原稿残り検知
のフローチャート。
【図15】同じく、原稿搬送装置の初期原稿残り検知
の他の実施の形態のフローチャート。
【図16】同じく、原稿搬送装置の初期原稿残り検知
の他の実施の形態のフローチャート。
【図17】周知の原稿搬送装置及びこれを備える画像形
成装置の画像形成装置本体の縦断正面図。
【図18】同じく、画像形成装置本体の縦断正面図。
【図19】同じく、原稿搬送装置の駆動系図。
【図20】同じく、原稿搬送装置の分離部の縦断側面
図。
【図21】同じく、原稿搬送装置の分離部の平面図。
【図22】同じく、原稿搬送装置の原稿搬送パスを示す
縦断側面図。
【図23】同じく、原稿搬送装置の原稿と読取位置との
関係を示す側面図。
【符号の説明】
1’ 複写機本体 2 原稿搬送装置 3 プラテン(画像読み取り部) 4 原稿トレイ(原稿載置台) 7 幅広ベルト(搬送手段) 9,11 給紙ローラ(給送手段) (ホ)、34 原稿搬送パス 、 初期残り検知センサ 812 感光ドラム(画像形成手段)

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿を載置する原稿載置台と、 該原稿載置台上の原稿を画像読み取り部へ給送する給送
    手段と、 前記画像読み取り部に当接していて、前記給送手段によ
    り給送された原稿を前記画像読み取り部の所定位置に搬
    送する正逆回転可能な搬送手段と、を備え、 前記画像読み取り部上に残された初期残り原稿を検知す
    るための複数の検知シーケンスを、前記画像読み取り部
    への原稿の進入方向によって使い分けることを特徴とす
    る原稿搬送装置。
  2. 【請求項2】 前記画像読み取り部を境として、該画像
    読み取り部の両側にそれぞれ設けられた原稿搬送パス
    と、該原稿搬送パス内にそれぞれ設けられていて、画像
    読み取り部上の初期残り原稿を検知する第1と第2の初
    期残り検知センサと、を備え、 前記画像読み取り部への原稿の進入方向に回転する前記
    搬送手段により、前記画像読み取り部に残された初期残
    り原稿を搬送し、前記第1と第2の初期残り検知センサ
    のいずれかにより、初期残り原稿を検知することを特徴
    とする請求項1記載の原稿搬送装置。
  3. 【請求項3】 前記画像読み取り部への前記原稿の搬送
    は、前記画像読み取り部へ原稿の片面を載置させる片面
    モード及び両面を載置させる両面モードと、手差しによ
    る原稿を載置させる手差しモードと、を有し、 前記画像読み取り部への前記原稿の進行方向は、前記片
    面モード及び両面モードの時には画像読み取り部の一方
    側からの搬送方向であり、また、手差しモードの時に
    は、前記画像読み取り部の他方側からの搬送方向である
    ことを特徴とする請求項1又は2記載の原稿搬送装置。
  4. 【請求項4】 請求項1又は3いずれか記載の原稿搬送
    装置と、該原稿搬送装置により搬送された原稿の画像情
    報に基づいて、原稿に画像を形成する画像形成手段と、
    を備えることを特徴とする画像形成装置。
  5. 【請求項5】 請求項2記載の原稿搬送装置と、該原稿
    搬送装置により搬送された原稿の画像情報に基づいて、
    原稿に画像を形成する画像形成手段と、を備え、 前記第1と第2の初期残り検知センサにより、前記画像
    読み取り部上の初期残り原稿が検知されたとき、前記画
    像形成手段による画像形成動作を停止させることを特徴
    とする画像形成装置。
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