JP2005263445A - シート給装装置、シート供給装置の制御方法およびプログラム - Google Patents

シート給装装置、シート供給装置の制御方法およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 原稿が複数枚繰り出されるのを防止し、分離性能の更なる向上が可能なシート供給装置を提供する。
【解決手段】 繰り出し手段によってシートの搬送を開始してからシート分離位置の第1の検出手段でシートの先端を検出するまでの時間T1を計測し、また第1の検出手段でシートの先端を検出してからレジストローラ位置の第2の検出手段でシートの先端を検出するまでの時間T2を計測する(S202)。時間T1の平均値を第1の理論値と比較し、また時間T2の平均値を第2の理論値とを比較して(S207)、比較結果に応じてシートを分離給送する移動速度Vを変更する(S209)。
【選択図】 図9

Description

本発明は、スキャナや複写機といった画像処理装置に用いられるシート供給装置、例えば載置された複数枚の原稿を一枚づつに分離して画像読取装置に供給する自動原稿供給装置に関し、特にそのシート分離性能の改善に関するものである。
従来、画像処理装置に用いられるシート供給装置の一例としては、原稿(シートともいえる)を固定して読取る形式のブックスキャナにシートの流し読取り機能を加えたブックスキャナ用自動給紙装置が知られている。この種の装置は、原稿載置台,排紙トレイ及びスキャナ本体上の一側に配置された原稿分離手段,原稿搬送手段と排紙手段を備え、前記排紙トレイへの原稿搬送路をその途中で180゜回転させることにより前記原稿載置台と前記排紙トレイとが互いに上下の関係に配置される構造のものである。
この従来装置では原稿載置台と排紙トレイとが互いに上下の関係に配置されていて、固定原稿の読取りと給送原稿の読取りとがコンパクトな構成で実現されている。
また、前記従来のシート供給装置では、図10に示すように、原稿載置台501に載置された複数枚の原稿Pに対して繰り出しローラ502が当接し、該繰り出しローラ502の回転によって原稿Pが繰り出され、該繰り出された原稿Pは給送ローラ503と該ローラ503に圧接した分離パッド504の間において一枚ずつに分離され、読取位置に向けて供給されるようになっている。
また、下記特許文献1では、片面に画像情報を有する原稿を分離給送する移動速度V1と両面に画像情報を有する原稿を分離給送する移動速度V2をV1>V2となるように構成し、原稿が複数枚繰り出されるのを防止し、複数枚の原稿が分離ニップに入り込んだ場合に生ずる原稿の汚れを防止するものが知られている。
特開2001−130769号公報
しかしながら、特許文献1の装置では、原稿が片面に画像情報を有するか両面に画像情報を有するかのみで分離給送する移動速度を変更しており、分離パッド504が紙の摩擦等で削れてくると原稿が前記分離ニップに入り込んでしまいやすくなり、一枚に分離されずに複数枚搬送して重送となり装置自体を停止させてしまうという問題が残ってしまう。
同時に、近年のシート給送装置は、シートの画像を読取る生産性の向上により読取り位置への到達時間が早くなってきており、繰り出しローラ502によって搬送される原稿Pの搬送速度も速くなってきている。
そのため該原稿が片面に画像情報を有する場合においても複数枚繰り出され、該複数枚の原稿が前記分離ニップに入り込みやすくなる。
本発明は、このような状況のもとでなされたもので、シート(原稿)が複数枚繰り出されるのを防止し、分離性能を向上できるシート供給装置を提供することを課題とするものである。
前記課題を解決するため、本発明では、シート供給装置を次の(1)ないし(3)のとおりに構成し、シート供給装置の制御方法を次ぎの(4)のとおりに構成し、プログラムを次ぎの(5)のとおりに構成する。
(1)複数枚のシートが積載可能な積載手段と、
前記積載手段に積載されたシートに対して当接,離間可能であり、該シートに当接してシートを繰り出す繰り出し手段と、
前記繰り出し手段により繰り出されたシートを給送する給送手段と、
前記給送手段に圧接してシートを一枚ずつに分離する分離手段と、
前記繰り出し手段によって搬送されたシートの先端を検出する検出手段と、
前記繰り出し手段と前記給送手段のシート搬送速度を可変する制御手段と、
を備え、
前記制御手段は、前記繰り出し手段によってシートの搬送を開始してから前記検出手段でシートの先端を検出するまでの時間を所定値と比較し、その比較結果に応じて前記シート搬送速度を変更するシート供給装置。
(2)前記(1)記載のシート供給装置において、
前記所定値は、前記繰り出し手段によってシートの搬送を開始してから前記検出手段でシートの先端を検出するまでの理論的時間である理論値であるシート供給装置。
(3)複数枚のシートが積載可能な積載手段と、
前記積載手段に積載されたシートに対して当接,離間可能であり、該シートに当接してシートを繰り出す繰り出し手段と、
前記繰り出し手段により繰り出されたシートを給送する給送手段と、
前記給送手段に圧接してシートを一枚ずつに分離する分離手段と、
前記給送手段と前記分離手段で分離給送されるシートの先端を検出する第1の検出手段と、
前記第1の検出手段を経由してレジストローラ位置に達するシートの先端を検出する第2の検出手段と、
前記繰り出し手段によってシートの搬送を開始してから前記第1の検出手段でシートの先端を検出するまでの理論的時間である第1の理論値および前記第1の検出手段でシートの先端を検出してから前記第2の検出手段でシートの先端を検出するまでの理論的時間である第2の理論値を格納する記憶手段と、
前記繰り出し手段と前記給送手段のシート搬送速度を可変する制御手段と、
を備え、
前記制御手段は、前記繰り出し手段によってシートの搬送を開始してから前記第1の検出手段でシートの先端を検出するまでの時間を前記第1の理論値と比較し、また、前記第1の検出手段でシートの先端を検出してから前記第2の検出手段でシートの先端を検出するまでの時間を前記第2の理論値と比較して、その比較結果に応じて前記シート搬送速度を変更するシート供給装置。
(4)複数枚のシートが積載可能な積載手段と、
前記積載手段に積載されたシートに対して当接,離間可能であり、該シートに当接してシートを繰り出す繰り出し手段と、
前記繰り出し手段により繰り出されたシートを給送する給送手段と、
前記給送手段に圧接してシートを一枚ずつに分離する分離手段と、
前記給送手段と前記分離手段で分離給送されるシートの先端を検出する第1の検出手段と、
前記第1の検出手段を経由してレジストローラ位置に達するシートの先端を検出する第2の検出手段と、
前記繰り出し手段によってシートの搬送を開始してから前記第1の検出手段でシートの先端を検出するまでの理論的時間である第1の理論値および前記第1の検出手段でシートの先端を検出してから前記第2の検出手段でシートの先端を検出するまでの理論的時間である第2の理論値を格納する記憶手段と、
前記繰り出し手段と前記給送手段のシート搬送速度を可変する制御手段と、
を備えたシート供給装置における制御方法であって、
前記繰り出し手段によってシートの搬送を開始してから前記第1の検出手段でシートの先端を検出するまでの時間を計測するステップAと、
前記第1の検出手段でシートの先端を検出してから前記第2の検出手段でシートの先端を検出するまでの時間を計測するステップBと、
前記ステップAで計測した時間と前記第1の理論値とを比較するステップCと、
前記ステップBで計測した時間と前記第2の理論値とを比較するステップDと、
前記ステップCとステップDでの比較結果に応じて前記前記シート搬送速度を変更するステップEと、
を備えたシート供給装置の制御方法。
(5)前記(4)記載のシート供給装置の制御方法を実現するためのプログラム。
本発明では、シートを分離給送する際に、シートの繰り出し開始から分離給送パス内に設けられたセンサまでの時間を計測し、その計測結果に応じて分離給送する移動速度を変更する。これにより、該シートが複数枚繰り出されるのを防止し、分離性能の更なる向上が可能となる。同時に、分離パッドがシートの摩擦等で削れてきた場合にも、分離給送する移動速度を変更することで複数のシートが分離ニップに入り込みにくくすることで装置自体を停止させることを軽減することが可能となる。
以下本発明を実施するための最良の形態を、実施例により詳しく説明する。
以下の説明ではシート供給装置の実施態様として、画像処理装置としての複写機における画像読取装置に原稿(シート)を供給する自動原稿供給装置を取り上げる。
説明の便宜上、まず前記自動原稿供給装置を備えた複写機全体の概略構成について簡単に説明し、次に実施例1である“自動原稿供給装置”について詳しく説明する。
[複写機の概略構成]
まず、図1を用いて、画像処理装置としての複写機の概略構成について簡単に説明する。
図1に示すように、複写機本体50の上部には、本発明を適用したシート供給装置すなわち実施例1である“自動原稿供給装置”(ADF)1が開閉可能に設置されている。この自動原稿供給装置1では、上方に配置された積載トレイ2上に積載された原稿Pが、順次その最上紙から一枚毎に分離給紙され、複写機本体50の読取位置である流し読みプラテンガラス(プラテン)に搬送され、搬送しながら原稿の画像を読み込み、該画像の読み込みが終了すると排紙トレイ3に排紙積載される。尚、この自動原稿供給装置1の詳細については後述する。
複写機本体50は、読取手段であるところのリーダ部60と、記録手段であるところのプリンタ部70により構成されている。
リーダ部60は、原稿Pに記録された画像情報を光学的に読み取り、光電変換して画像データとして入力するものであり、流し読みプラテン51、ブックプラテン52、ランプ61とミラー62を有するスキャナユニット63、ミラー64,65、レンズ66、イメージセンサ67等を有している。自動原稿供給装置1を使用して原稿を読み込む際にはスキャナユニット63を読取位置53に停止して、流し読みプラテン51上を移動する原稿の画像を読み込み、自動原稿供給装置1を使用しない場合は、プラテン52に載置される原稿の画像をスキャナユニット63の移動により読み込む。
プリンタ部70は、周知の静電潜像画像形成を用いた画像形成手段である。このプリンタ部70において、71は上段カセットで、カセット内の記録媒体であるところのシートは分離爪と給送ローラ72の作用によって一枚ずつ分離給送されてレジストローラ77に導かれる。73は下段カセットで、カセット内のシートは分離爪と給送ローラ74の作用によって一枚ずつ分離給送されてレジストローラ77に導かれる。75は手差しガイドで、一枚ずつシートがローラ76を介してレジストローラ77に導かれる。78はシートデッキで、モータ等により昇降する中板78aを備え、中板上のシートは、給送ローラ79と分離爪の作用により一枚ずつ分離給送されて搬送ローラ80に導かれ、該搬送ローラ80によりレジストローラ77に導かれる。
また、81は感光体ドラム、82はドラム表面を均一に帯電させる一次帯電器、83はドラム表面に画像光(画像情報)を照射し静電潜像を形成する光学ユニット、84はドラム表面に画像情報に応じたトナー像を形成する現像器、85はドラム表面のトナー像をシートに転写する転写帯電器、86は分離帯電器、87は転写後にドラム表面の残留したトナーを除去するクリーニング器であり、画像形成部を構成する。
更に、88は画像形成されたシートを搬送する搬送ベルト、89は転写されたトナー像をシートに定着する定着装置、90は搬送ローラ、91はダイバータである。画像形成されたシートはダイバータ91によって排出ローラ92に導かれ、ソータ93内に搬送される。ソータ93は、ノンソートトレイ94、ソートビントレイ95、ノンソートトレイ排出ローラ96、ソートビントレイ排出ローラ97を有し、ノンソートトレイ94とソートビントレイ95が昇降してシートを一段ずつ区分けする。尚、ソータ93に代わって、排出トレイを装着する場合もある。
また、両面複写,多重複写の場合には、定着後のシートはダイバータ91により分岐されて搬送ローラ101により搬送され、両面複写の場合、ベルト102,104、パス106、排出ローラ105を経て中間トレイ100に排出される。109,110はシートを給送する半月ローラ、111は分離ローラ対、113,114,115はシートをレジストローラ77へ搬送する搬送ローラである。
[自動原稿供給装置の概略構成]
次に、本実施例の自動原稿供給装置1について詳しく説明する。図2は自動原稿供給装置の断面図であり、図3はその部分断面図である。
本実施例の自動原稿供給装置1は、片面に画像情報を有する原稿を搬送しつつその画像情報を読取る片面読取モードと、両面に画像情報を有する原稿を搬送しつつその画像情報を読取る両面読取モードを有する。以下、各読取モードの説明を搬送原稿の流れに沿って簡単に説明する。
まず、自動原稿供給装置1の概略構成の簡単な説明と併せて、片面読取モード時の片面原稿の流れを簡単に説明する。
図2及び図3に示すように、自動原稿供給装置1は、積載手段としての積載トレイ2を有し、該積載トレイ2の面上に原稿を積載する。
自動原稿供給装置1の原稿給紙部では、繰り出し手段としての繰り出しローラ4が、積載トレイ2上に積載された原稿束を分離部5,6へ引き込み、該分離部を構成する給送手段としての給送ローラ5と分離手段としての摩擦分離パッド6により原稿束の最上紙を一枚ずつ分離し、第1レジストローラ7a,7bへと搬送する。第1レジストローラ7a,7bは原稿先端の到着時には停止しており、給送ローラ5による搬送でループを形成して斜行補正をした後に、後述の原稿搬送部へ搬送する。
自動原稿供給装置1の原稿搬送部では、前述の原稿給紙部より搬送された原稿をリードローラ8と第2レジストローラ9、リードコロ10、リードコロ11によって、流し読みプラテン51と白色板12の間を所定の速度で搬送していく。この時、流し読みプラテン51上の読取位置53の下に露光装置であるスキャナユニット63(図1参照)が固定されており、露光動作(読取動作)を行う。
自動原稿供給装置1の原稿排紙部では、読取位置53で露光動作が行われている間は排反ローラ13a,13bは離間しているが、読取位置53を原稿後端が通過し読取りが終了した後、排反ローラ13bが上方(破線位置から実線位置)に移動し、原稿を排反ローラ13aと排反ローラ13bとでニップし、排紙トレイ3上へ裏面排出する。
尚、図2及び図3において、S1は原稿の先端及び後端を検知することにより分離給送の原稿を検知すると同時に原稿サイズを計測するサイズセンサ、S2は原稿の先端を検出するレジストセンサ、S3は原稿の先端を検知して複写機本体50のリーダ部60に知らせるリードセンサ、S4は原稿の先端及び後端を検知する排紙センサである。
次に、両面読取モード時の両面原稿の流れを簡単に説明する。
まず積載トレイ2に積載された原稿は、前記原稿給紙部により一枚ずつ分離され、前記原稿搬送部へと搬送される。前記原稿搬送部では片面時と同様に流し読みプラテン51と白色板12との間を所定速度で搬送していく。この時、読取位置53の下に露光装置であるスキャナユニット63が固定されており、1面目である表面の露光動作(読取動作)が行われる。
そして、前記原稿の後端が排紙センサS4を通過した後、排反ローラ13a,13bが逆転し、原稿の排紙方向とは逆方向に位置する前記原稿搬送部の第2レジストローラ9へ原稿をスイッチバックして搬送する。第2レジストローラ9は原稿先端の到着時には停止しており、排反ローラ13a,13bの駆動によりループを形成し、両面時の斜行補正を行い、前記原稿搬送部へ搬送する。
前記原稿搬送部では、1面目である表面と同様にして2面目である裏面の露光動作(読取動作)を行った後、前記原稿排紙部へ原稿を搬送する。
前記原稿排紙部では、原稿供給装置1の構成上、2面目である裏面を読み込んだ後に原稿がフェイスアップ状態(1面目である表面が装置上方を向いている状態)になり、排紙される原稿の順序が狂ってしまうため、即ち積載トレイ2にページ順に積載された原稿が排紙トレイ3上においてそのページ順が狂ってしまうため、再反転を行う必要がある。そのため、原稿排紙部では、前記原稿の後端が排紙センサS4を通過した後、排反ローラ13a,13bが逆転し、再び原稿を前記原稿搬送部の方向へ搬送する。この時、原稿搬送部では裏面排紙を行うために原稿面の反転動作しか行わないため、第2レジストローラ9では斜行補正を行わない。
原稿搬送部を通過した原稿は、再度原稿排紙部へ搬送され、排反ローラ13a,13bにニップされて排紙トレイ3上に裏面排紙される。これにより、原稿は、1面目である表面が装置下方を向いている状態であるフェイスダウン状態で排紙される。
[自動原稿供給装置のハードブロック図]
次に、自動原稿給送装置1のハードブロック図を図4に示す。CPU回路部1000は自動原稿給送装置全体を制御するCPU1001を有し、ROM1002にはプログラムが格納され、RAM1003は制御データを一時的に保持する領域や、制御に伴う演算の作業領域として用いられる。EEPROM1004は読み書き可能な記憶手段である。外部I/F1005は前記リーダ部60の画像読取り手段制御部1006と通信を行うインターフェイスである。自動原稿給送装置1で使用される分離給紙モータM1,リードモータM2,排紙反転モータM3,電磁クラッチCL1、サイズセンサS1,レジストセンサS2,リードセンサS3,排紙センサS4、図示しない原稿判別センサS5、原稿サイズ判別センサS6は、CPU回路部1000で制御される。
[繰り出しローラ周辺の構成及びその動作]
ここで、繰り出しローラ周辺の構成及びその動作について詳しく説明する。図5は繰り出しローラ周辺を示す説明図であり、(a)は上視図であり、(b)は正面図である。
給送シャフト21には給送ローラ5、アーム部材であるところの揺動アーム22、プーリ23が同軸上に軸支され、揺動アーム22は給送ローラ5の両サイドに配置される。プーリ23は給送シャフト21に対して、図示しないピンで回転を規制され、該シャフト21と共に回転する。また、繰り出しシャフト24には繰り出しローラ4、揺動アーム22の他端が軸支され、ベルト25が受け渡されている。
分離給紙モータM1により、給送シャフト21が図中矢印a方向に回転すると、該シャフト21を介して給送ローラ5が給送方向(矢印a方向)に回転し、ベルト25を介して繰り出しローラ4も給送方向(矢印c方向)に回転する。
また、積載トレイ2上の原稿を繰り出すために、揺動アーム22の矢印b方向の駆動は周知のバネクラッチ(トルクリミッタ)を利用した駆動手段を具備している。即ち、揺動アーム22の一部にボス22aが形成され、該ボス22aを締め付けられるように巻き返すトーションバネ26が設けられ、該トーションバネ26の他端26aはプーリ23の溝23aに引っ掛け回転を規制される。従って、給送シャフト21が矢印a方向に回転すると、プーリ23が回転し、前記トーションバネ26を介して揺動アーム22を矢印b方向に揺動して、繰り出しローラ4が積載トレイ2上の原稿に当接する。
繰り出しローラ4が積載トレイ2上の原稿の上面に当接すると、更に矢印b方向に繰り出しローラ4を押し付けるが、前記トーションバネ26の外径が微少大きくなり、揺動アーム22のボス22aに対して締め付けが弱くなり、ボス22aとトーションバネ26が滑る(トルクリミッタ)。
この滑り出す力、即ち、繰り出しローラ4が原稿を加圧する力は、トーションバネ26の仕様とボス22aとの締め付け摩擦力で決められる。また、原稿を繰り出すパラメータには、前記繰り出しローラ4の加圧力と、繰り出しローラ4が原稿に衝突する矢印b方向への移動速度及び繰り出しローラ4の搬送速度がある。この繰り出し力が大きいと、複数枚の原稿が繰り出され、該複数枚の原稿が分離ニップに入り込むこととなる。尚、繰り出しローラ4の移動速度及び搬送速度が小さくなる程、前述の繰り出し力は小さくなる。
この分離ニップは給送ローラ5と該ローラ5に圧接する分離パッド6で形成しているが、積載トレイ2上の複数枚の原稿を繰り出しローラ4でピックアップした際に、繰り出し原稿が複数枚の束になって繰り出されても、前記分離ニップにおいて分離パッド6の作用により2枚目以降の原稿の進行は阻止される。また、繰り出し原稿が一枚であれば、分離ニップに複数枚の原稿が入り込むことはない。
[ガイドリブの構成]
次に、分離パッド上流側のプレ分離パッドと、同一面に設けられたガイドリブについて説明する。図6は原稿給紙部の概略図であり、図において、14はプレ分離パッド、15はガイドリブである。
図7に示すように、ガイドリブ15はプレ分離パッド14の面と同じ高さになるように、プレ分離パッド14の両側に3本ずつ、計6本設けられている。
従って、積載トレイ2に積載された原稿は、繰り出しローラ4により引き込まれ、数枚の原稿束に分けられる。この時、原稿束の先端部は、プレ分離パッド14の面とガイドリブ15に当たり、ずらされて給送ローラ5と摩擦分離パッド6のニップ部へと突入する。分離部5,6では搬送されてきた原稿束の最上紙を一枚だけ分離し、第1レジストローラ7a,7bへと搬送する。第1レジストローラ7a,7bは原稿先端の到着時には停止しており、給送ローラ5による搬送でループを形成して斜行を補正した後に、原稿搬送部へ搬送する。
[実施例の動作]
前記構成において積載トレイ2に積載された原稿は、繰り出しローラ4が積載トレイ2上に積載された原稿束を分離部5,6へ引き込み、給送ローラ5と摩擦分離パッド6により原稿束の最上紙を一枚ずつ分離し、第1レジストローラ7a,7bへと搬送する。第1レジストローラ7a,7bは原稿先端の到着時には停止しており、給送ローラ5による搬送でループを形成して斜行補正をした後に、原稿搬送部へ搬送する。
繰り出しローラ4が積載トレイ2上に積載された原稿束を分離部5,6へ引き込み始めてから給送ローラ5による搬送でループを形成して斜行補正するまでの原稿分離動作のフローを図8に沿って説明する。
原稿が積載トレイ2にセットされ(S101)、コピースタートキーが押される(S102)と、自動原稿供給装置1内の分離給紙モータM1をONする(S103)。分離モータM1をONすると繰り出しローラ4が原稿の上面に当接される方向に下降し、当接されると原稿の分離給送が開始される。原稿の分離給送が開始されると、サイズセンサS1を原稿の先端が通過するかを判断する(S104)。サイズセンサS1を先端が通過すると今度はレジストセンサS2を原稿の先端が通過するかを判断する(S106)。サイズセンサS1またはレジストセンサS2がONにならない場合には、あらかじめ設定されたタイマがオーバーフローするか否かを判別して(S105,S107)、オーバーフローした場合には装置が異常状態であると判断し、分離給紙モータM1を停止し(S110)、異常状態を知らせるJAM情報をリーダ部60に知らせて異常終了する(S111)。
レジストセンサがONすると、停止している第1レジストローラ7a,7bに原稿の先端にループを形成して斜行補正するために一定量搬送した後(S108)、分離給紙モータM1を停止し(S109)、分離動作を終了する。
本実施例では、図8の分離動作フローにおける分離給紙モータM1のON(S103)から原稿の先端がサイズセンサS1をONする(S104)までの時間T1と原稿の先端がサイズセンサS1をONして(S104)からレジストセンサがONする(S106)までの時間T2を計測する。この計測した値とあらかじめ記憶された理論値との間に差が生じた場合には分離性能が低下したと判断し、分離給送する移動速度Vを変更する。
図9を用いて分離給送する移動速度Vを変更するフローを詳細に説明する。まず、本実施例では、分離給送する移動速度Vを変更する場合は、計測した時間T1,T2をM枚分の計測値から判別し(S201)、その平均値と比較することにより実施される。また、これは分離される原稿M枚分の時間T1、T2からの最大値、最小値を取得し、その最大値、最小値から分離給送する移動速度Vを変更することでも実施可能であり、これに限ったことではない。
N枚目の原稿の分離動作が開始され、M=Nでない(S201)場合には計測した時間T1、T2を取得する(S202)。次に、EEPROM1004内に格納してあるN−1枚分の時間T1、T2における平均値T3、T4をそれぞれ取得し、N枚分の平均値を算出する(S203)。算出した値を再度EEPROM1004内にT3、T4として格納し(S204)、Nに1を加えて前記フローを繰り返す(S205)。
自動原稿供給装置1内のROM1002内には、分離給送する移動速度に応じた分離給紙モータM1のONから原稿の先端がサイズセンサS1をONするまでの時間T1の理論的時間T5と、原稿の先端がサイズセンサS1をONしてからレジストセンサがONするまでの時間T2の理論的時間T6が格納されている。M=NとなりM枚分の原稿の計測が終了する(S201)と、理論的時間T5とEEPROM1004内に格納されているM枚分の計測時間の平均値T3、および理論的時間T6とEEPROM1004内に格納されているM枚分の計測時間の平均値T4との差T7、T8を算出する(S206)。T7,T8の差分の時間が両方ともに20ms以内であると判断された場合(S207)には、N=0を書き込み前記フローを繰り返す(S208)。T7,T8がどちらか一方でも20msより大きいと判断された場合(S207)には、分離性能が変化したと判断し分離給送する移動速度Vを20mm/s引いて分離給送する移動速度Vを遅くし、EEPROM1004内に記憶する(S209)。変更された分離給送する移動速度Vは次回スタートキー入力後の分離動作より変更される。その後、N=0を書き込み再度前記フローを繰り返す(S208)。なお、T7,T8を判別する20msおよび分離給送する移動速度Vを遅くする20mm/sは、構成,負荷状態にも大きく関係するため、この数値に限定されない。
以上説明したように、本実施例では、原稿を分離給送する際に、原稿の繰り出し開始から分離給送パス内に設けられたセンサに達するまでの時間を計測し、その計測結果に応じて分離給送する移動速度Vを変更する。これにより、該原稿が複数枚繰り出されるのを防止し、分離性能の更なる向上が可能となる。同時に、分離パッドが原稿の摩擦等で削れてきた場合にも、分離給送する移動速度を変更することで複数枚の原稿が前記分離ニップに入り込みにくくすることで装置自体を停止させることを軽減するが可能となる。
自動原稿供給装置を備えた複写機の概略断面図 実施例1である自動原稿供給装置の概略断面図 自動原稿供給装置の要部拡大断面図 自動原稿供給装置のハードブロック図 繰り出しローラ周辺の構成を示す上面図および側面図 原稿給紙部(プレ分離パッド周辺)の概略断面図 プレ分離パッドとガイドリブの説明図 自動原稿供給装置の分離動作のフローチャート 実施例1における分離給送する移動速度Vを変更するフローチャート 従来技術の説明図
符号の説明
2 積載トレイ
4 繰り出しローラ
5 給送ローラ
6 分離パッド
S1 サイズセンサ

Claims (5)

  1. 複数枚のシートが積載可能な積載手段と、
    前記積載手段に積載されたシートに対して当接,離間可能であり、該シートに当接してシートを繰り出す繰り出し手段と、
    前記繰り出し手段により繰り出されたシートを給送する給送手段と、
    前記給送手段に圧接してシートを一枚ずつに分離する分離手段と、
    前記繰り出し手段によって搬送されたシートの先端を検出する検出手段と、
    前記繰り出し手段と前記給送手段のシート搬送速度を可変する制御手段と、
    を備え、
    前記制御手段は、前記繰り出し手段によってシートの搬送を開始してから前記検出手段でシートの先端を検出するまでの時間を所定値と比較し、その比較結果に応じて前記シート搬送速度を変更することを特徴とするシート供給装置。
  2. 請求項1記載のシート供給装置において、
    前記所定値は、前記繰り出し手段によってシートの搬送を開始してから前記検出手段でシートの先端を検出するまでの理論的時間である理論値であることを特徴とするシート供給装置。
  3. 複数枚のシートが積載可能な積載手段と、
    前記積載手段に積載されたシートに対して当接,離間可能であり、該シートに当接してシートを繰り出す繰り出し手段と、
    前記繰り出し手段により繰り出されたシートを給送する給送手段と、
    前記給送手段に圧接してシートを一枚ずつに分離する分離手段と、
    前記給送手段と前記分離手段で分離給送されるシートの先端を検出する第1の検出手段と、
    前記第1の検出手段を経由してレジストローラ位置に達するシートの先端を検出する第2の検出手段と、
    前記繰り出し手段によってシートの搬送を開始してから前記第1の検出手段でシートの先端を検出するまでの理論的時間である第1の理論値および前記第1の検出手段でシートの先端を検出してから前記第2の検出手段でシートの先端を検出するまでの理論的時間である第2の理論値を格納する記憶手段と、
    前記繰り出し手段と前記給送手段のシート搬送速度を可変する制御手段と、
    を備え、
    前記制御手段は、前記繰り出し手段によってシートの搬送を開始してから前記第1の検出手段でシートの先端を検出するまでの時間を前記第1の理論値と比較し、また、前記第1の検出手段でシートの先端を検出してから前記第2の検出手段でシートの先端を検出するまでの時間を前記第2の理論値と比較して、その比較結果に応じて前記シート搬送速度を変更することを特徴とするシート供給装置。
  4. 複数枚のシートが積載可能な積載手段と、
    前記積載手段に積載されたシートに対して当接,離間可能であり、該シートに当接してシートを繰り出す繰り出し手段と、
    前記繰り出し手段により繰り出されたシートを給送する給送手段と、
    前記給送手段に圧接してシートを一枚ずつに分離する分離手段と、
    前記給送手段と前記分離手段で分離給送されるシートの先端を検出する第1の検出手段と、
    前記第1の検出手段を経由してレジストローラ位置に達するシートの先端を検出する第2の検出手段と、
    前記繰り出し手段によってシートの搬送を開始してから前記第1の検出手段でシートの先端を検出するまでの理論的時間である第1の理論値および前記第1の検出手段でシートの先端を検出してから前記第2の検出手段でシートの先端を検出するまでの理論的時間である第2の理論値を格納する記憶手段と、
    前記繰り出し手段と前記給送手段のシート搬送速度を可変する制御手段と、
    を備えたシート供給装置における制御方法であって、
    前記繰り出し手段によってシートの搬送を開始してから前記第1の検出手段でシートの先端を検出するまでの時間を計測するステップAと、
    前記第1の検出手段でシートの先端を検出してから前記第2の検出手段でシートの先端を検出するまでの時間を計測するステップBと、
    前記ステップAで計測した時間と前記第1の理論値とを比較するステップCと、
    前記ステップBで計測した時間と前記第2の理論値とを比較するステップDと、
    前記ステップCとステップDでの比較結果に応じて前記前記シート搬送速度を変更するステップEと、
    を備えたことを特徴とするシート供給装置の制御方法。
  5. 請求項4記載のシート供給装置の制御方法を実現するためのプログラム。
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JP2013151090A (ja) * 2012-01-24 2013-08-08 Canon Inc 画像形成装置

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