JP2000146145A - 廃棄物の乾留熱分解溶融燃焼装置 - Google Patents

廃棄物の乾留熱分解溶融燃焼装置

Info

Publication number
JP2000146145A
JP2000146145A JP10314823A JP31482398A JP2000146145A JP 2000146145 A JP2000146145 A JP 2000146145A JP 10314823 A JP10314823 A JP 10314823A JP 31482398 A JP31482398 A JP 31482398A JP 2000146145 A JP2000146145 A JP 2000146145A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
steam
pressure
duct
waste
dry distillation
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP10314823A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3819615B2 (ja
Inventor
Daisuke Ayukawa
大祐 鮎川
Akira Taguchi
彰 田口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Takuma Co Ltd
Original Assignee
Takuma Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Takuma Co Ltd filed Critical Takuma Co Ltd
Priority to JP31482398A priority Critical patent/JP3819615B2/ja
Publication of JP2000146145A publication Critical patent/JP2000146145A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3819615B2 publication Critical patent/JP3819615B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E50/00Technologies for the production of fuel of non-fossil origin
    • Y02E50/30Fuel from waste, e.g. synthetic alcohol or diesel

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 廃棄物の乾留熱分解溶融燃焼装置に於いて、
乾留熱分解ドラムと溶融燃焼装置とを連結する熱分解ガ
ス搬送用のダクト装置にダスト等の堆積を生じた場合
に、運転を停止することなしに自動的に除去できるよう
にする。 【解決手段】 廃棄物乾留熱分解ドラム2と、熱分解ガ
スGと熱分解残渣D内の可燃物を溶融燃焼せさる溶融燃
焼装置4とを備えた廃棄物Cの乾留熱分解溶融燃焼装置
に於いて、乾留熱分解ドラム2内で発生した熱分解ガス
Gを溶融燃焼装置4へ送るダクト装置25を、複数の蒸
気吹込みノズル31a〜31nと蒸気Sの供給を制御す
る複数の蒸気制御弁29a〜29nとから形成すると共
に、前記ダクト装置25の各部の圧力を検出する複数の
圧力検出器27a〜27と弁制御装置30とを設け、蒸
気吹込みノズル29から蒸気を噴射することにより、ダ
クト装置25内のダスト等の堆積物Zを除去する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は都市ごみ等の廃棄物
の熱分解溶融燃焼処理に利用されるものであり、乾留熱
分解ドラムで生じた熱分解ガスを溶融燃焼装置へ導くダ
クト装置に改良を加えることにより、熱分解ガスに含ま
れているダスト等の堆積に起因するトラブルを皆無に
し、廃棄物を連続的に高能率で熱分解できるようにした
廃棄物の乾留熱分解溶融燃焼装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図4は従前の廃棄物の乾留熱分解溶融燃
焼装置の一例を示すものであり、供給装置1により乾留
熱分解ドラム2内へ供給された廃棄物Cは、加熱ガスK
により空気の遮断下で300℃〜600℃の温度に一定
時間加熱され、熱分解ガスGと熱分解残渣Dに変換され
たあと、搬出装置3に於いて熱分解ガスGと熱分解残渣
Dとに分離される。
【0003】分離された熱分解ガスGは、搬出装置3か
らダクト装置25を通して溶融燃焼装置4へ送られ、高
温燃焼される。又、熱分解残渣Dは選別装置5へ送ら
れ、比較的粗い不燃性固形物と細かい可燃性固形物とに
分離される。更に、分離された可燃性固形物Iは粉砕装
置6で微粉砕されたあと、溶融燃焼装置4へ供給され、
前記熱分解ガスGと共に1200℃以上の温度下で溶融
燃焼される。
【0004】前記乾留熱分解ドラム2及び溶融燃焼装置
4の内部は誘引ファン16により適宜の負圧に保持され
ており、これによって熱分解ガスGが乾留熱分解ドラム
2から溶融燃焼装置4へ送られると共に、溶融燃焼装置
4からの燃焼排ガスGO が廃熱ボイラ7、集じん器8、
ガス浄化装置9、煙突10を通して大気中へ排出されて
行く。尚、溶融燃焼装置4内で形成された溶融スラグF
は、水砕スラグとして順次外部へ取り出されて行く。ま
た、図4に於いて、11は加熱管、12は熱風発生炉、
13は蒸気過熱器、14は蒸気タービン発電装置、15
は送風機、17は冷却コンベア、18は可燃性微粉貯留
槽、19は加熱ガス流路、20は循環ファン、21は熱
交換器、22はバーナ、23は廃棄物ピット、24は廃
棄物供給用クレーンである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前記図4に示した様な
構成の乾留熱分解溶融燃焼装置は、大量の都市ごみ等の
廃棄物を高能率で安全に溶融処理することができ、優れ
た実用的効用を奏するものである。しかし、この種の乾
留熱分解溶融燃焼装置にも解決すべき多くの問題が残さ
れており、その中でも、乾留熱分解ドラム2から溶融燃
焼装置4へ熱分解ガスGを導くためのダクト装置25内
に堆積するダスト等の問題が、早急に解決を要する問題
点となっている。
【0006】即ち、乾留熱分解ドラム2の出口側に設け
た搬出装置3に於いて分離された熱分解ガスG内には、
多量のダスト(5〜10g/Nm3 )等の固形物が含ま
れており、これ等のダストが長期間に亘ってダクト装置
25の内表面に堆積することにより、熱分解ガスGの円
滑な流通が阻害されることになる。また、熱分解ガスG
内には、所謂タール成分が多量に含まれており、熱分解
ガスGの温度がタール成分の凝固温度(約430〜45
0℃)より低くなると、これ等がダクト装置25の内表
面に凝固することになり、前記ダスト等の堆積が一層促
進されることになる。
【0007】勿論、上述の如きダスト等の堆積に起因す
るトラブルを防止するため、ダクト装置25の形態を
極力水平部の少ない形態のものにし、ダスト等が堆積し
難くする方法及びダクト装置25を電気ヒータにより
常に450℃〜480℃以上の温度に加熱し、タール成
分の凝固を少なくする方法等が採用されている。
【0008】しかし、現実の乾留熱分解溶融燃焼装置の
運転に於いては、ダクト装置25の内表面に於けるダス
ト等の堆積を皆無にすることは不可能であり、ダクト装
置25の曲部等にダスト等の堆積が生じた場合には、乾
留熱分解溶融燃焼装置の運転を停止し、マンホール等か
ら作業員が堆積したダスト等を除去するようにしてい
る。その結果、乾留熱分解溶融燃焼装置の運転が中断さ
れることになり、廃棄物処理量の低下やエネルギー消費
量の増大を招くと云う難点がある。
【0009】本発明は、従前の乾留熱分解溶融燃焼装置
のダクト装置25に於ける上述の如き問題を解決せんと
するものであり、熱分解ガスGを溶融燃焼装置へ導くダ
クト装置25の内部にダスト等が堆積するのを皆無にす
ることにより、より少ないエネルギー消費でもって廃棄
物を高能率で連続的に溶融処理できるようにした乾留熱
分解溶融燃焼装置を提供するものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、廃棄
物を乾留熱分解して熱分解ガスと熱分解残渣にする乾留
熱分解ドラムと、熱分解ガスと熱分解残渣内の可燃物を
溶融燃焼させる溶融燃焼装置と、溶融燃焼装置の下流側
に設けられ、溶融燃焼装置からの燃焼排ガスの熱を回収
する廃熱ボイラとを備えた廃棄物の乾留熱分解溶融燃焼
装置に於いて、前記乾留熱分解ドラム内で発生した熱分
解ガスを溶融燃焼装置へ送るダクト装置を、ダクト本体
とダクト本体に間隔を置いて設けた複数の蒸気吹込みノ
ズルと各蒸気吹込みノズルへの蒸気の供給を制御する複
数の蒸気制御弁とから形成すると共に、前記ダクト装置
の各部の圧力を検出する複数の圧力検出器と、前記複数
の圧力検出器の中から予かじめ任意に定めた複数の圧力
検出器の組み合せの中の少なくとも一つの圧力検出器の
組み合せについてその検出圧力を比較し、当該比較値が
設定値に達すると前記各蒸気制御弁へ弁開放信号を発信
する弁制御装置とを設け、蒸気吹込みノズルから蒸気を
噴射することにより、ダクト装置内のダスト等の堆積物
を除去することを発明の基本構成とするものである。
【0011】請求項2の発明は、請求項1の発明に於い
て、ダクト装置の上流側圧力P1 を廃熱ボイラの下流側
に設けた誘引通風機の通風量制御によって設定値に保持
するようにしたものである。
【0012】請求項3の発明は、請求項1の発明に於い
て、任意の組み合せに係る上流側の圧力検出器の圧力検
出位置の近傍と、下流側の圧力検出器の圧力検出位置の
近傍との間に設けた各蒸気吹込みノズルの蒸気制御弁へ
弁開放信号を発信する構成としたものである。
【0013】請求項4の発明は、請求項1の発明に於い
て、廃熱ボイラの蒸気過熱器からの過熱蒸気を蒸気吹込
みノズルへ供給するようにしたものである。
【0014】請求項5の発明は、請求項1又は請求項3
の発明に於いて、ダクト装置の上流側の圧力P1 を検出
する圧力検出器とダクト装置の下流側圧力Pn を検出す
る圧力検出器とを組み合せると共に、両圧力検出器の検
出圧力の比較値が設定値に達すると各蒸気制御弁へ弁開
放信号を発信する構成の弁制御装置としたものである。
【0015】請求項6の発明は、請求項1、請求項3又
は請求項5の発明に於いて、ダクト装置の上流側圧力P
1 を検出する圧力検出器の検出部を乾留熱分解ドラム、
搬出装置又はダクト本体の上流側端部の何れかの内部に
設けると共に、ダクト装置の下流側圧力Pn を検出する
圧力検出器の検出部を溶融燃焼装置又はダクト本体の下
流側端部の何れかの内部に設けるようにしたものであ
る。
【0016】請求項7の発明は、請求項1、請求項3又
は請求項5の発明に於いて、弁制御装置を、ダクト本体
の上流側に設けた蒸気吹き込みノズルの蒸気制御弁から
下流側に設けた蒸気吹込みノズルの蒸気制御弁の順、或
いは下流側に設けた蒸気吹き込みノズルの蒸気制御弁か
ら上流側に設けた蒸気吹き込みノズルの蒸気制御弁の順
に、一定時間間隔を置いて開・閉作動させる構成とした
ものである。
【0017】請求項8の発明は、請求項1、請求項3、
請求項5又は請求項7の発明に於いて弁制御装置を、複
数の蒸気制御弁の中の1基の蒸気制御弁のみを順次一定
時間開弁状態に保持する構成としたものである。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1は本発明の実施態様に係る廃
棄物の乾留熱分解溶融燃焼装置の全体系統図であり、図
1の中で前記図4の場合と同じ部位・部材には、これと
同じ参照番号が使用されている。図1に於いて、1は廃
棄物Cの供給装置、2は乾留熱分解ドラム、3は搬出装
置、4は溶融燃焼装置、5は選別装置、6は粉砕装置、
7は廃熱ボイラ、8は集塵器、9はガス浄化装置、10
は煙突、11は加熱管、12は熱風発生炉、13は蒸気
過熱器、14は蒸気タービン発電装置、15は送風機、
16は誘引通風機、17は冷却コンベア、18は可燃性
微粉貯留槽、19は加熱ガス通路、20は循環ファン、
21は熱交換器、22はバーナ、23は廃棄物ピット、
24は廃棄物供給用クレーン、25はダクト装置、26
は蒸気配管、27は圧力検出器、28は圧力検出部、2
9は制御弁、30は弁制御装置であって、ダクト装置2
5、蒸気配管26、圧力検出器27、圧力検出部28、
制御弁29及び弁制御装置30の部分を除くその他の部
分は、前記図4の場合と全く同一の構成のものである。
【0019】図2は、本発明の要部を形成するダクト装
置25の部分を示す拡大系統図である。図2を参照し
て、乾留熱分解ドラム2の出口側に設けた搬出装置3と
溶融燃焼装置4とを連結するダクト装置25は、略逆U
字形(若しくは略∧字形)に形成したダクト本体25a
と、ダクト本体25a内の各部圧力を検出する圧力検出
部28b〜28fと、ダクト本体25a内へ蒸気Sを吹
き込む複数の蒸気吹込みノズル31a〜31nと、各ノ
ズル31a〜31nへの蒸気Sの供給を制御する蒸気制
御弁29a〜29nと、ドレーントラップ32等から構
成されており、本実施形態に於いては、蒸気制御弁29
a〜29nとして6基の電磁弁が使用されている。尚、
前記各圧力検出部28b〜28fは蒸気吹込みノズル3
1a〜31nの間に配置されている。又、圧力検出部2
8b〜28fや前記蒸気吹込みノズル31a〜31n等
の数、取付位置及びダクト本体25aの形状等は、適宜
に選定し得るものであることは勿論である。
【0020】前記圧力検出器27aはダクト本体25a
の上流側の内圧P1 を測定するものであり、また、圧力
検出器27b〜27fはダクト本体25a各部の内圧P
2 〜P6 を測定するものである。本実施形態に於いて
は、圧力検出器27aの圧力検出部28aを搬出装置3
内に設けている。また、圧力検出器27a〜27fから
の圧力検出信号は、弁制御装置30へ入力されており、
更に圧力検出器27aからの圧力信号は誘引通風機16
の制御盤16aへも入力されている。尚、定常運転中の
乾留熱分解ドラム2や搬出装置3内の圧力P1 は、誘引
通風機16の通風量制御により約−20mmH2 O程度
の負圧に保持されている。
【0021】同様に、前記圧力検出器27nはダクト本
体25aの下流側の内圧Pn を測定するものであり、本
実施態様では圧力検出器27nの圧力検出部28nを溶
融燃焼装置4内に設けている。また、圧力検出器27n
からの圧力検出信号は弁制御装置30へ入力されてい
る。尚、定常運転中の溶融燃焼装置4内の圧力Pn は約
−60〜−70mmH2 O程度の負圧に保持されてい
る。また、本実施態様に於いては、前記圧力検出部28
a・28nを搬出装置3及び溶融燃焼装置4の内部に夫
々設置するようにしているが、圧力検出部28aはダク
ト本体25aの最上流側の内部や乾留熱分解ドラム2の
内部に設けてもよく、同様に圧力検出部28nはダクト
本体25aの最下流側の内部や廃熱ボイラへの燃焼ガス
通路の内部に設けるようにしてもよい。
【0022】前記弁制御装置30は各圧力検出器27a
〜27nからの圧力検出値P1 〜P n を受信し、予かじ
め定めたプログラムに従って任意の二箇所の圧力検出値
(例えばP3 とP5 、P4 とP5 、P4 とP6 、P5
6 等)を連続的に対比して両検出値の差が設定値を越
えた場合には、上流側に位置する両圧力検出器の圧力検
出管の近傍の蒸気制御弁から下流側に位置する圧力検出
器の圧力検出管の近傍の蒸気制御弁へ、一定の時間間隔
を置いて順に弁開放信号を発信する。例えば、ダクト本
体25aの上流側と下流側の圧力検出値P1 、Pn を対
比して、両検出値P1 、Pn の差が設定値を越えた場合
には、ダクト本体25a内のダスト等の堆積物Zが許容
範囲の量を越えたものと判断し、ダクト本体25aの上
流側(即ち乾留熱分解ドラム2側)に位置する蒸気制御
弁29aから順に所定の時間間隔を置いて、各蒸気制御
弁29a〜29nへ弁開放信号を順次発信する。同様
に、圧力検出値P4 とP5 を対比して両者の差が設定値
を越えた場合には、各蒸気制御弁29c〜29eへ所定
の時間間隔を置いて弁開放信号を順次発信する。
【0023】次に、本発明の廃棄物の乾留熱分解溶融燃
焼装置の作動について説明する。廃棄物ピット23内に
貯えられた廃棄物Cは、供給装置1によって順次乾留熱
分解ドラム2内へ供給され、略酸素が遮断された状態の
下で、加熱管11内を流通する加熱ガスKにより常温か
ら300℃〜600℃、好ましくは400℃〜500℃
の温度に加熱される。この状態で約1時間程度攪拌混合
されることにより、乾留熱分解ドラム2内の廃棄物Cは
熱分解され、熱分解ガスGと固形の熱分解残渣Dが生成
される。
【0024】前記廃棄物Cの熱分解は通常約1時間程度
で完了し、概ね75w%の熱分解ガスGと25w%の熱
分解残渣Dとが生成される。尚、生成された熱分解残渣
Dは、乾留熱分解ドラム2内で攪拌・混合されることに
より均一化され、一様な大きさの粒子となる。また、発
生した熱分解ガスGは、水分、CO、CO2 、H2 及び
炭化水素を主成分とするものであり、ダスト及びタール
も若干含まれている。その低位発熱量は約1500〜2
000kcal/kgである。更に、熱分解残渣Dは炭
素と灰分がその主体を成すものであるが、炭素含有量は
熱分解残渣Dの粒径によって変化し、粒径が小さいもの
ほど炭素の含有量が増加する。例えば、熱分解残渣Dの
粒径が5mm以下の場合には、炭素の含有量は概ね35
wt%となる。
【0025】乾留熱分解ドラム2内の熱分解ガスGと熱
分解残渣Dは隣接する搬出装置3内へ排出され、ここで
熱分解ガスGと熱分解残渣Dとに分離される。分離され
た熱分解ガスGは、ダクト装置25を通して溶融燃焼装
置4へ供給され、後述するカーボン残渣IO や集塵灰E
と共に所謂溶融燃焼される。また、熱分解残渣Dの方
は、冷却コンベア17上で約400℃〜500℃の温度
から約80℃の温度にまで冷却され、選別装置5に於い
て有価物である鉄、アルミや不燃物である砂、ガラス等
が選別されることにより、可燃物を主体とする可燃性固
形物Iが分離される。更に、分離された可燃性固形物I
は、粉砕装置6で微粉化されたあと可燃性微粉貯留槽1
8に貯えられ、前述の如く廃熱ボイラ7や集塵装置8等
からの集塵灰Eと共に空気輸送によって溶融燃焼装置4
へ送られ、ここで熱分解ガスGと共に燃焼される。即
ち、溶融燃焼装置4内へ供給された炭素含有量の高いカ
ーボン残渣IO は、熱分解ガスGと共に溶融燃焼装置4
内で、灰の溶融温度より100〜150℃ほど高い約1
300℃の高温で燃焼され、溶融スラグFとなって傾斜
状の底面4bに沿って流下し、スラグ排出口4dからス
ラグ水冷槽29内へ排出されることにより、所謂水砕ス
ラグとなる。
【0026】溶融燃焼装置4内で発生した約1100〜
1200℃の高温燃焼排ガスGO は廃熱ボイラ7へ送ら
れ、廃熱ボイラ7での熱回収により約200℃位にまで
冷却された排ガスGO は、集じん器8によってダストが
除去された後、ガス浄化装置9で洗浄され、HClやS
Ox、NOxなどの有害物質を除去した後、煙突10よ
り大気中へ排出されて行く。
【0027】前記乾留熱分解溶融燃焼装置の延運転時間
が増大するにつれて、ダクト装置25の内壁面に堆積し
たダスト等の量も順次増大する。一方、ダクト装置25
の上流側(即ち、乾留熱分解ドラム2内)の圧力P
1 は、誘引通風機16の運転制御によってほぼ一定値
(約−20mmH2 O程度)に保持されている。その結
果、ダクト装置25内の堆積物Zの容積が増大するとダ
クト装置25内に於ける圧力損が増大し、ダクト装置2
5の下流側(即ち溶融燃焼装置4内)の圧力Pn は約−
120mmH2 O位いから約−150mmH2 O位いに
まで下降する。
【0028】前記ダクト装置25の上流側(乾留熱分解
ドラム2内)の圧力P1 とダクト装置25の下流側(溶
融燃焼装置4内)の圧力Pn とは、圧力検出器27a及
び圧力検出器27nにより連続的に検出され、弁制御装
置30へ入力される。前記弁制御装置30では、両圧力
検出器27a・27nからの圧力検出信号が比較され、
圧力P1 と圧力Pn との差Δp=P1 −Pn が設定値
(例えば100〜120mmH2 O)以上になれば、弁
制御装置30から各蒸気制御弁29a〜29nへ所定の
タイミングでもって弁開・閉信号が発信され、各蒸気制
御弁29a〜29nは図3に示す如きタイミングで、一
定時間Tを置いて上流側に位置する蒸気制御弁から順に
開・閉される。
【0029】尚、本実施態様に於いては、ダクト装置2
5の上流側圧力P1 と下流側圧力P n とを対比する場合
について説明をしたが、前述したように対比する圧力検
出値の組み合せは予かじめ適宜に設定されており、例え
ば検出圧力P4 と検出圧力P 5 とを対比した場合に、両
者の圧力差が設定値(約50〜80mmH2 O)以上に
なれば、弁制御装置30から各蒸気制御弁29c〜29
eへ所定のタイミングで弁開・閉信号が発信され、蒸気
吹込みノズル31c、31d、31eから順に一定時間
間隔Tを置いて、蒸気Sが時間T′の間噴出されること
になる。
【0030】前記各蒸気制御弁29a〜29nの開・閉
により、蒸気過熱器13から導入した過熱蒸気Sが各蒸
気吹込みノズル31a〜31nから堆積物Zを溶融燃焼
装置4側へ飛散させる方向に噴射される。これにより、
ダクト本体25aのダスト等の堆積物Zは順次下流側へ
吹き飛ばされ、最終的には溶融燃焼装置4内へ送り込ま
れる。
【0031】尚、本実施形態に於いては、図3に示す如
く各蒸気制御弁29a〜29nを一定時間間隔Tで、上
流側から下流側へ向けて順に開・閉するようにしている
が、各蒸気制御弁29a〜29nを開・閉するタイミン
グTは、任意に選定してもよいことは勿論である。ま
た、本実施形態に於いては、図3に示す如く各蒸気制御
弁29a〜29n又は複数の蒸気弁を一定時間間隔Tで
上流側から下流側へ向けて順に開・閉するようにしてい
るが、これとは逆に下流側から上流側に向けて順に各蒸
気制御弁29a〜29n又は複数の蒸気制御弁を一定時
間間隔Tで開・閉し、ダスト等の堆積物Zを上流側(搬
出装置3側)へ吹き飛ばすようにしてもよい。更に、本
実施形態では各蒸気制御弁29a〜29n又は複数の蒸
気制御弁の開放時間T′を一定としているが、当該開放
時間T′は任意に調整可能である。加えて、本実施形態
では、常に1基の蒸気吹込みノズルのみを作動させ乍ら
順に蒸気Sを供給するようにしているが、複数の蒸気制
御弁29a〜29nを同時に開放状態とすることも可能
である。
【0032】前記各蒸気制御弁29a〜29nの開・閉
操作は乾留熱分解溶融燃焼装置の定常運転中に行なわ
れ、従って、装置そのものの運転を停止する必要が無い
ことは勿論である。
【0033】蒸気吹込みノズル31a〜31nからの過
熱蒸気Sの吹き込みにより、ダスト等の堆積物Zが飛散
され、溶融燃焼装置4内(又は搬出装置3内)へ送り込
まれると、前記圧力検出器27nの検出圧力Pn が上昇
し、定常運転時の圧力値(約−60〜−70mmH
2 O)に戻る。即ち、両者の圧力検出値の差ΔP′=P
1 −Pn が設定値(約40〜50mmH2 O)にまで減
少すると、前記各蒸気制御弁29a〜29nの開・閉操
作は自動的に停止される。
【0034】圧力検出器P1 と圧力検出器Pn との組み
合せによる試験の結果によれば、通常の運転操作では、
前記図3に示した開閉サイクルで各蒸気制御弁29a〜
29nを1回づつ順に開・閉することにより、ほぼ10
0%の確率でダスト堆積物Zを消滅させ得ることが、確
認されている。
【0035】
【発明の効果】本発明に於いては、乾留熱分解ドラムと
溶融燃焼装置とを連結するダクト装置を、ダクト本体と
これに間隔を置いて設けた複数の蒸気吹込みノズルと各
蒸気吹込みノズルへの蒸気の供給を制御する蒸気制御弁
とから形成すると共に、前記ダクト装置の各部の圧力を
検出する複数の圧力検出器を設け、複数の圧力検出器の
中から予かじめ任意に定めた複数の圧力検出器の組み合
せの中の少なくとも一つ検出器の組み合せについてその
検出圧力を比較し、両者の圧力検出値の対比からダクト
本体内に於けるダスト等の堆積を検知し、当該ダスト等
の堆積の検知により適宜数の蒸気吹込みノズルから蒸気
を噴射し、ダクト本体内の堆積物を除去する構成として
いる。その結果、乾留熱分解溶融燃焼装置の運転を停止
することなしにダクト本体内のダスト等の堆積物を自動
的に除去することができ、廃棄物をより高能率で溶融処
理することが可能になると共に、エネルギー消費量の大
幅な削減を図ることができる。
【0036】また、各蒸気吹込みノズルへ供給する蒸気
を過熱蒸気とすると共に、ダクト本体に設けた複数の蒸
気吹込みノズルを、ダクト本体の上流側から下流側又は
下流側から上流側へ向けて一定時間順に作動させる構成
としているため、より少ない蒸気量でもって効率よく堆
積物を溶融燃焼装置側へ送り出すことができると共に、
溶融燃焼装置の燃焼状態に特に悪影響を与えることもな
い。
【0037】更に、ダクト装置の上流側の圧力P1 を、
廃熱ボイラの下流側に設けた誘引通風機の通風量を制御
することにより常時一定値に保持するようにしているた
め、ダクト装置に間隔を置いて設けた複数の圧力検出器
の任意の組み合せ(例えばダクト装置の上流側圧力P1
とダクト装置の下流側圧力Pn との組み合せ)について
両者の検出圧力値を対比することによって容易にダスト
等の堆積を判別することができ、堆積物をその堆積初期
の段階で簡単且つ確実に除去することができる。本発明
は上述の通り優れた実用的効用を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施態様に係る廃棄物の乾留熱分解溶
融燃焼装置の全体系統図である。
【図2】本発明に係る廃棄物乾留熱分解溶融燃焼装置の
要部を示す部分拡大系統図である。
【図3】ダクト本体内への蒸気の吹込みを制御する蒸気
制御弁の作動プログラムの一例を示すものである。
【図4】従前の廃棄物の乾留熱分解溶融燃焼装置の一例
を示す全体系統図である。
【符号の説明】
1は供給装置、2は乾留熱分解ドラム、3は搬出装置、
4は溶融燃焼装置、5は選別装置、6は粉砕装置、7は
廃熱ボイラ、8は集じん器、9はガス浄化装置、10は
煙突、11は加熱管、12は熱風発生炉、13は蒸気過
熱器、14は蒸気タービン発電装置、15は送風機、1
6は誘引通風機、16aは誘引通風機制御盤、17は冷
却コンベア、18は可燃性微粉貯留槽、19は加熱ガス
通路、20は循環ファン、21は熱交換器、22はバー
ナ、23は廃棄物ピット、24はクレーン、25はダク
ト装置、25aはダクト本体、26は蒸気配管、27a
〜27nは圧力検出器、28a〜28nは圧力検出部、
29a〜29nは蒸気制御弁、30は弁制御装置、31
a〜31nは蒸気吹込みノズル、32はドレーントラッ
プ、Cは廃棄物、Dは熱分解残渣、Kは加熱ガス、Gは
熱分解ガス、GO は燃焼排ガス、Iは可燃性固形物、F
は溶融スラグ、Sは蒸気、Zはダスト等の堆積物。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F23G 5/14 ZAB F23G 5/46 ZABZ 5/46 ZAB B09B 3/00 302F 303K Fターム(参考) 3K061 AB02 AB03 AC01 BA02 BA06 CA01 DA05 DA15 DA18 DA19 DB01 FA02 FA03 FA05 FA10 QB01 QB11 QB13 3K065 JA05 JA18 3K078 AA02 AA06 BA02 BA06 BA13 CA04 CA21 CA24 4D004 AA46 BA03 CA04 CA24 CA29 CB09 CB32 CB34 CB45 DA01 DA02 DA06 DA07

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 廃棄物を乾留熱分解して熱分解ガスと熱
    分解残渣にする乾留熱分解ドラムと、熱分解ガスと熱分
    解残渣内の可燃物を溶融燃焼させる溶融燃焼装置と、溶
    融燃焼装置の下流側に設けられ、溶融燃焼装置からの燃
    焼排ガスの熱を回収する廃熱ボイラとを備えた廃棄物の
    乾留熱分解溶融燃焼装置に於いて、前記乾留熱分解ドラ
    ム内で発生した熱分解ガスを溶融燃焼装置へ送るダクト
    装置を、ダクト本体とダクト本体に間隔を置いて設けた
    複数の蒸気吹込みノズルと各蒸気吹込みノズルへの蒸気
    の供給を制御する複数の蒸気制御弁とから形成すると共
    に、前記ダクト装置の各部の圧力を検出する複数の圧力
    検出器と、前記複数の圧力検出器の中から予かじめ任意
    に定めた複数の圧力検出器の組み合わせの中の少なくと
    も一つの圧力検出器の組み合わせについてその検出圧力
    を比較し、当該比較値が設定値に達すると前記蒸気制御
    弁へ弁開放信号を発信する弁制御装置とを設け、蒸気吹
    込みノズルから蒸気を噴射することにより、ダクト装置
    内のダスト等の堆積物を除去するようにしたことを特徴
    とする廃棄物の乾留熱分解溶融燃焼装置。
  2. 【請求項2】 ダクト本体の上流側圧力P1 を廃熱ボイ
    ラの下流側に設けた誘引通風機の通風量制御によって設
    定値に保持する構成とした請求項1に記載の廃棄物の乾
    留熱分解溶融燃焼装置。
  3. 【請求項3】 組み合せに係る上流側の圧力検出器の圧
    力検出位置の近傍と、下流側の圧力検出器の圧力検出位
    置の近傍との間に設けた各蒸気吹込みノズルの蒸気制御
    弁へ弁開放信号を発信する構成の弁制御装置とした請求
    項1に記載の廃棄物の乾留熱分解溶融燃焼装置。
  4. 【請求項4】 廃熱ボイラの蒸気過熱器からの過熱蒸気
    を蒸気吹込みノズルへ供給するようにした請求項1に記
    載の乾留熱分解溶融燃焼装置。
  5. 【請求項5】 ダクト装置の上流側の圧力P1 を検出す
    る圧力検出器とダクト装置の下流側の圧力Pn を検出す
    る圧力検出器とを組み合わせると共に、両圧力検出器の
    検出圧力の比較値が設定値に達すると各蒸気制御弁へ弁
    開放信号を発信する構成の弁制御装置とした請求項1又
    は請求項3に記載の廃棄物の乾留熱分解溶融燃焼装置。
  6. 【請求項6】 ダクト装置の上流側圧力P1 を検出する
    圧力検出器の検出部を乾留熱分解ドラム、搬出装置又は
    ダクト本体の上流側端部の何れかの内部に設けると共
    に、ダクト装置の下流側圧力Pn を検出する圧力検出器
    の検出部を溶融燃焼装置又はダクト本体の下流側端部の
    何れかの内部に設けるようにした請求項1、請求項3又
    は請求項5に記載の廃棄物の乾留熱分解溶融燃焼装置。
  7. 【請求項7】 弁制御装置を、ダクト本体の上流側に設
    けた蒸気吹込みノズルの蒸気制御弁から下流側に設けた
    蒸気吹込みノズルの蒸気制御弁の順、あるいは下流側に
    設けた蒸気吹込みノズルの蒸気制御弁から上流側に設け
    た蒸気吹込みノズルの蒸気制御弁の順に、一定時間間隔
    を置いて開・閉作動させる構成とした請求項1、請求項
    3又は請求項5に記載の廃棄物の乾留熱分解溶融燃焼装
    置。
  8. 【請求項8】 弁制御装置を、複数の蒸気制御弁の中の
    1基の蒸気制御弁のみを順次一定時間開弁状態に保持す
    る構成とした請求項1、請求項3、請求項5又は請求項
    7に記載の廃棄物の乾留熱分解溶融燃焼装置。
JP31482398A 1998-11-05 1998-11-05 廃棄物の乾留熱分解溶融燃焼装置 Expired - Fee Related JP3819615B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31482398A JP3819615B2 (ja) 1998-11-05 1998-11-05 廃棄物の乾留熱分解溶融燃焼装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31482398A JP3819615B2 (ja) 1998-11-05 1998-11-05 廃棄物の乾留熱分解溶融燃焼装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2000146145A true JP2000146145A (ja) 2000-05-26
JP3819615B2 JP3819615B2 (ja) 2006-09-13

Family

ID=18058038

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP31482398A Expired - Fee Related JP3819615B2 (ja) 1998-11-05 1998-11-05 廃棄物の乾留熱分解溶融燃焼装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3819615B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004144426A (ja) * 2002-10-25 2004-05-20 Shoei:Kk 焼却炉
JP2008286491A (ja) * 2007-05-21 2008-11-27 Hitachi Zosen Corp 熱交換器および熱交換器における塵埃除去方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004144426A (ja) * 2002-10-25 2004-05-20 Shoei:Kk 焼却炉
JP2008286491A (ja) * 2007-05-21 2008-11-27 Hitachi Zosen Corp 熱交換器および熱交換器における塵埃除去方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP3819615B2 (ja) 2006-09-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5003036B2 (ja) 仮焼炉での廃棄物処理方法とその装置
JP5611418B2 (ja) ガス化溶融システムの燃焼制御方法及び該システム
JP4972944B2 (ja) 可燃性廃棄物の燃焼処理方法とその装置
JP5154094B2 (ja) ガス化溶融システムの燃焼制御方法及び該システム
JP2000146145A (ja) 廃棄物の乾留熱分解溶融燃焼装置
WO2003087669A1 (fr) Incinerateur, incinerateur de gazeification et procede de traitement des dechets
CN102261739A (zh) 生质能热风炉
JP2004269758A (ja) 廃棄物の熱分解装置
JP2001317715A (ja) 固形廃棄物の焼却処理方法とその装置
JP3623751B2 (ja) 灰溶融装置を備えた竪型ごみ焼却施設とその運転方法
JP3969846B2 (ja) 熱分解反応器
JP4111107B2 (ja) 溶融炉二次燃焼室ダスト排出機の腐食防止方法及び装置
JP2001021126A (ja) 廃棄物の乾留熱分解溶融燃焼装置
JP3973071B2 (ja) ガス化溶融炉
JP2000171014A (ja) ガス化溶融設備における廃棄物乾燥方法およびガス化溶融設備
JP4154371B2 (ja) 流動床式ガス化溶融炉の廃棄物供給停止時における保温方法
JP3893200B2 (ja) 廃棄物処理装置の燃焼溶融炉におけるスラグ排出口の閉鎖防止方法
JP3854424B2 (ja) 廃棄物の乾留熱分解溶融燃焼装置
JP3810149B2 (ja) 熱分解反応器の運転方法
JPH1085703A (ja) 熱分解反応器
JP3916759B2 (ja) 熱分解反応器の熱媒体圧力制御装置
JP2000146149A (ja) 廃棄物の乾留熱分解溶融燃焼装置
JP2004132666A (ja) ガス化溶融炉
JP3759791B2 (ja) 廃棄物処理装置における燃焼溶融炉の運転方法
JPH08189618A (ja) ごみ焼却炉における燃焼空気予熱方法および装置

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20051216

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20051221

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060213

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20060522

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20060615

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100623

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110623

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120623

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130623

Year of fee payment: 7

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees