JP2008286491A - 熱交換器および熱交換器における塵埃除去方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】伝熱管群の表面に堆積した飛灰などの塵埃を簡単な構成で除去し得る熱交換器における塵埃除去方法を提供する。
【解決手段】ごみ焼却炉から排出される燃焼排ガスのガス排出経路3の途中で且つバグフィルタの上流側位置で設けられた熱交換器5の伝熱管群12の表面に堆積した飛灰などの塵埃を除去する方法であって、筒状体11の側壁部から伝熱管群12の上方に挿入され且つ大気に連通された空気噴出用配管13に設けられた空気開閉弁15を開けることにより、バグフィルタ4側の負圧により、空気噴出用配管13から空気を引き込み、その空気噴出管部13aの空気噴出穴13cから空気を噴出させることにより、伝熱管群12に堆積した飛灰などの塵埃を除去する方法である。
【選択図】図2
【解決手段】ごみ焼却炉から排出される燃焼排ガスのガス排出経路3の途中で且つバグフィルタの上流側位置で設けられた熱交換器5の伝熱管群12の表面に堆積した飛灰などの塵埃を除去する方法であって、筒状体11の側壁部から伝熱管群12の上方に挿入され且つ大気に連通された空気噴出用配管13に設けられた空気開閉弁15を開けることにより、バグフィルタ4側の負圧により、空気噴出用配管13から空気を引き込み、その空気噴出管部13aの空気噴出穴13cから空気を噴出させることにより、伝熱管群12に堆積した飛灰などの塵埃を除去する方法である。
【選択図】図2
Description
本発明は、熱交換器および熱交換器における塵埃除去方法に関し、特に、伝熱管群の表面に堆積した飛灰などの塵埃を除去し得る熱交換器および熱交換器における塵埃除去方法に関する。
ごみ焼却炉にて発生した燃焼排ガスを排出するガス排出経路には、その燃焼排ガスが有する熱を回収するために熱交換器が設けられているが、燃焼排ガス中には、飛灰などの塵埃が多量に含まれており、この塵埃が熱交換器の伝熱管群の表面に堆積し、熱交換効率が低下してしまう。このため、熱交換器には、伝熱管群に付着した飛灰を除去する飛灰除去装置が設けられている。
従来、この飛灰の除去装置としては、筒状体の内部に配置された伝熱管群に対して噴射ノズルを有する空気導管を移動自在に配置し、そして圧縮エアを噴射させて飛灰などのダストを除去するようにしたもの(例えば、特許文献1参照)、または伝熱管群の上面にチェーンを配置するとともに、このチェーンを伝熱管群の表面に接触させた状態で水平方向に移動させることにより、その上面に堆積した飛灰を除去するようにしたものがある(例えば、特許文献2参照)。
特開平07−324893号公報
特開2004−169970号公報
しかし、上記従来の構成は、熱交換器内に空気導管が移動自在に配置されたものであり、または熱交換器内でチェーンが移動されるものであり、少なくとも、空気導管またはチェーンを熱交換器内で移動させるための構造が複雑になるとともに設備コストが高くなるという問題がある。
そこで、本発明は、伝熱管群の表面に堆積した飛灰などの塵埃を簡単な構成で除去し得る熱交換器および熱交換器の除去方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明の請求項1に係る熱交換器は、燃焼炉から排出される燃焼排ガスのガス排出経路の途中に配置されるとともにバグフィルタの上流側位置に設けられる熱交換器であって、
内部に伝熱管群が配置された筒状体の側壁部から、飛灰などの塵埃を除去するための空気噴出穴が複数形成された空気噴出用配管を挿入するとともに、この空気噴出用配管に開閉弁を設けたものである。
内部に伝熱管群が配置された筒状体の側壁部から、飛灰などの塵埃を除去するための空気噴出穴が複数形成された空気噴出用配管を挿入するとともに、この空気噴出用配管に開閉弁を設けたものである。
また、請求項2に係る熱交換器は、燃焼炉から排出される燃焼排ガスのガス排出経路の途中に配置されるとともにバグフィルタの上流側位置に設けられる熱交換器であって、
内部に且つ上下において伝熱管群が複数配置された筒状体の側壁部から、各伝熱管群の上方位置にて、飛灰などの塵埃を除去するための空気噴出穴が複数形成された空気噴出用配管をそれぞれ挿入するとともに、これら各空気噴出用配管に開閉弁を設け、
さらに上記各開閉弁を上方から下方に向かって順番に制御して空気を噴出させる制御部を具備したものである。
内部に且つ上下において伝熱管群が複数配置された筒状体の側壁部から、各伝熱管群の上方位置にて、飛灰などの塵埃を除去するための空気噴出穴が複数形成された空気噴出用配管をそれぞれ挿入するとともに、これら各空気噴出用配管に開閉弁を設け、
さらに上記各開閉弁を上方から下方に向かって順番に制御して空気を噴出させる制御部を具備したものである。
また、請求項3に係る熱交換器は、請求項1または2に記載の熱交換器の伝熱管群の一部の伝熱管の替わりに、空気噴出用配管を配置したものである。
また、請求項4に係る熱交換器は、請求項1乃至3のいずれかに記載の熱交換器の筒状体の側壁部に、伝熱管群を観察し得る観察窓を設けたものである。
また、請求項4に係る熱交換器は、請求項1乃至3のいずれかに記載の熱交換器の筒状体の側壁部に、伝熱管群を観察し得る観察窓を設けたものである。
さらに、請求項5に係る熱交換器における塵埃除去方法は、燃焼炉から排出される燃焼排ガスのガス排出経路の途中で且つバグフィルタの上流側位置で設けられた熱交換器の伝熱管群の表面に堆積した飛灰などの塵埃を除去する方法であって、
筒状体の側壁部から伝熱管群の上方に挿入され且つ大気に連通された空気噴出用配管に設けられた開閉弁を開けることにより、バグフィルタ側の負圧により、空気噴出用配管から空気を引き込み噴出させて、伝熱管群に堆積した飛灰などの塵埃を除去する方法である。
筒状体の側壁部から伝熱管群の上方に挿入され且つ大気に連通された空気噴出用配管に設けられた開閉弁を開けることにより、バグフィルタ側の負圧により、空気噴出用配管から空気を引き込み噴出させて、伝熱管群に堆積した飛灰などの塵埃を除去する方法である。
上記熱交換器および熱交換器における塵埃除去方法によると、熱交換器を構成する筒状体内に、大気に連通された空気噴出用配管を挿入するとともに保守点検時に開閉弁を開くだけで、バグフィルタ側の負圧により、伝熱管群の表面に空気を噴出させることができ、したがって、非常に、簡単な構成でもって、すなわち安価な構成でもって、伝熱管群の表面に堆積している塵埃を除去することができる。言い換えれば、従来のように、空気導管を移動させる必要もなく、またチェーンを伝熱管群上面で移動させる装置などを必要としないので、簡単な構成でもって、伝熱管群上に堆積した粉塵を除去することができる。
[実施の形態]
以下、本発明の実施の形態に係る熱交換器および熱交換器における塵埃除去方法を図面に基づき説明する。
以下、本発明の実施の形態に係る熱交換器および熱交換器における塵埃除去方法を図面に基づき説明する。
まず、本実施の形態に係る熱交換器が具備されたごみ焼却設備の概略構成を、図1に基づき説明する。
図1に示すように、このごみ焼却設備は、大きく分けて、ごみ焼却炉(燃焼炉の一例)1と、このごみ焼却炉1から排出された燃焼排ガス(以下、排ガスという)を大気に放出するための煙突2に導くガス排出経路3とが具備されるとともに、このガス排出経路3の途中には、少なくとも、飛灰などの塵埃を取り除くための集塵装置としてのバグフィルタ4および排ガスを吸引するための誘引送風機7が具備されている。
図1に示すように、このごみ焼却設備は、大きく分けて、ごみ焼却炉(燃焼炉の一例)1と、このごみ焼却炉1から排出された燃焼排ガス(以下、排ガスという)を大気に放出するための煙突2に導くガス排出経路3とが具備されるとともに、このガス排出経路3の途中には、少なくとも、飛灰などの塵埃を取り除くための集塵装置としてのバグフィルタ4および排ガスを吸引するための誘引送風機7が具備されている。
このバグフィルタ4内(バグフィルタ側)は下流側に配置された誘引送風機7の吸引力により負圧状態にされて、排ガスがフィルタ部分を通過するようにされている。すなわち、誘引送風機7の存在により、上流側の気体が下流側に吸引されるということを意味している。
そして、上記ガス排出経路3の途中、例えばごみ焼却炉1の炉本体の直ぐ下流側には、本発明に係る熱交換器5が複数箇所に配置されている。例えば、上流側から、ガス式空気予熱器5A、白煙防止用空気加熱器5Bおよび減温用熱交換器5Cが配置されている。なお、ガス式空気予熱器5Aは、ごみ焼却炉1の燃焼室内に供給される空気を加熱するもので、また白煙防止用空気加熱器5Bは一旦冷ました排ガスを送風機6からの空気によりもう一度加熱して水分を気化させるためのもので、さらに減温用熱交換器5Cは、排ガスの温度をバグフィルタ4におけるフィルタの耐熱温度以下(例えば、200℃以下)に下げるためのものである。なお、図1に示すように、バグフィルタ4からの排ガスを煙突2に導くガス排出経路3の途中で且つ誘引送風機7の下流側には、ガス洗浄塔8、脱硝反応塔9などが配置されている。
そして、上述した空気予熱器5A、空気加熱器5Bおよび熱交換器5Cは、本発明に係る熱交換器に相当するもので、以下、これらを纏めて、熱交換器5と称して説明する。
この熱交換器5は、図2および図3に示すように、ガス排出経路3の途中に設けられた断面が矩形状で且つ所定高さの筒状体(ガス排出経路の外壁部にも相当する)11と、この筒状体11の内部で且つ上下複数箇所、例えば上下3箇所に配置された3つの伝熱管群12(12A,12B,12C)と、これら各伝熱管群12の上方位置でそれぞれ外方から挿入されるとともに略下半分側の表面に多数の空気噴出穴13cが形成された空気噴出用配管13(13A,13B,13C)と、一端部がこれら各空気噴出用配管13の端部にそれぞれ接続されるとともに他端部が大気に連通された空気供給管14と、上記空気噴出用配管13の空気供給管14寄り位置に設けられた空気開閉弁15(15A,15B,15C)と、少なくとも、これら各空気開閉弁15A,15B,15Cを順番に、すなわち排ガスの流れにおける上流側のものから下流側のものに向かって順番に開くように制御する制御部17とから構成されている。
この熱交換器5は、図2および図3に示すように、ガス排出経路3の途中に設けられた断面が矩形状で且つ所定高さの筒状体(ガス排出経路の外壁部にも相当する)11と、この筒状体11の内部で且つ上下複数箇所、例えば上下3箇所に配置された3つの伝熱管群12(12A,12B,12C)と、これら各伝熱管群12の上方位置でそれぞれ外方から挿入されるとともに略下半分側の表面に多数の空気噴出穴13cが形成された空気噴出用配管13(13A,13B,13C)と、一端部がこれら各空気噴出用配管13の端部にそれぞれ接続されるとともに他端部が大気に連通された空気供給管14と、上記空気噴出用配管13の空気供給管14寄り位置に設けられた空気開閉弁15(15A,15B,15C)と、少なくとも、これら各空気開閉弁15A,15B,15Cを順番に、すなわち排ガスの流れにおける上流側のものから下流側のものに向かって順番に開くように制御する制御部17とから構成されている。
ところで、上記空気噴出用配管13は、伝熱管群12上に伸びる複数本例えば3本の空気噴出管部13aと、これら3本の空気噴出管部13aの基端部同士を接続するヘッダ部13bとから構成され、また各ヘッダ部13bの端部に空気開閉弁15が設けられるとともに、各空気噴出管部13aの基端側には空気調節弁16が設けられている。なお、空気噴出穴13cは、空気噴出管部13aの略全長に亘って設けられている。
すなわち、空気開閉弁15の開閉動作により3本の空気導出管部13aに対して纏めて空気の供給および停止が行われ、また空気調節弁16の開度調節により、各空気導出管部13aに対して個々に空気の噴出量を調節することができる。
そして、上記空気開閉弁15は、上述したように、制御部17により、例えば保守点検時に、順番に、上方から下方に向かって開閉される。なお、上記空気調節弁16は、伝熱管群12上での空気噴出管部13aからの空気噴出量を、例えば塵埃の堆積具合によって調節するためのもので手動式にされている。
また、上記筒状体11の適所には、図4に示すように、保守点検用の開口部11aが設けられるとともに、この開口部11aには開閉扉21が設けられ、さらにこの開閉扉21には、内部を観察し得る観察窓22が設けられている。なお、図4においては、筒状体11の両側に空気噴出用配管13を配置したもの、すなわち両側壁部から空気噴出管部13aを挿入したものを図示しており、勿論、片側または両側の、いずれから挿入してもよい。
次に、上記熱交換器5における塵埃除去方法について説明する。
ごみ焼却炉1が或る程度の時間でもって稼動すると、当然に、排ガス中に含まれる飛灰などの塵埃が熱交換器5の各伝熱管群12の表面に堆積(付着ともいえる)することになるが、保守点検時に、以下の手順により、堆積した塵埃が除去される。なお、上述したように、ごみ焼却炉1の稼動中においては、誘引送風機7によりバグフィルタ4側では負圧になっている。
ごみ焼却炉1が或る程度の時間でもって稼動すると、当然に、排ガス中に含まれる飛灰などの塵埃が熱交換器5の各伝熱管群12の表面に堆積(付着ともいえる)することになるが、保守点検時に、以下の手順により、堆積した塵埃が除去される。なお、上述したように、ごみ焼却炉1の稼動中においては、誘引送風機7によりバグフィルタ4側では負圧になっている。
すなわち、制御部17により、上流側の伝熱管群12Aに対応する空気開閉弁15Aが所定時間(例えば、5〜10秒)でもって開かれる。
すると、バグフィルタ4側の負圧により熱交換器5内も負圧になっているため、言い換えれば、誘引送風機7の吸引力(負圧)により、バグフィルタ7内および熱交換器5内が負圧になっているため、他端側が空気供給管14を介して大気に連通されている空気噴出管部13a内の空気が勢いよく引き出され、伝熱管群12Aの表面に噴出されることになり、当該伝熱管群12Aの表面に堆積している飛灰などの塵埃が吹き飛ばされる。つまり、塵埃が除去される。勿論、吹き飛ばされた塵埃は、下流側に移動しバグフィルタ4にて取り除かれる。
すると、バグフィルタ4側の負圧により熱交換器5内も負圧になっているため、言い換えれば、誘引送風機7の吸引力(負圧)により、バグフィルタ7内および熱交換器5内が負圧になっているため、他端側が空気供給管14を介して大気に連通されている空気噴出管部13a内の空気が勢いよく引き出され、伝熱管群12Aの表面に噴出されることになり、当該伝熱管群12Aの表面に堆積している飛灰などの塵埃が吹き飛ばされる。つまり、塵埃が除去される。勿論、吹き飛ばされた塵埃は、下流側に移動しバグフィルタ4にて取り除かれる。
そして、所定時間経過すると、制御部17により、その空気開閉弁15Aが閉じられた後、今度は、下流側の伝熱管群12Bに対応する空気開閉弁15Bがやはり所定時間でもって開かれ、伝熱管群12Bの表面に堆積している塵埃が除去される。
そして、最下流側の伝熱管群12Cについても、同様に、空気開閉弁15Cが所定時間でもって開かれ、空気噴出管部13aから空気が噴出されて、その表面に堆積している塵埃が除去される。勿論、上流側から下流側に向かって、順番に空気を噴出させているのは、塵埃が下流側に移動するからである。
上述したように、上流側から下流側に、順番に、吹き飛ばされた塵埃は、さらに下流側のバグフィルタ4に入り、ここで除去されることになる。
なお、この塵埃除去作業時には、筒状体11の側壁部に設けられた観察窓22から内部を観察することができ、例えば内部の空気の噴出状態が適正でない空気噴出管部13aがあれば、その部分の空気調節弁16の開度を手動により調節して、空気の噴出量を適正にすればよい。なお、上記空気調節弁16の開度の調節についても、自動化することができる。
なお、この塵埃除去作業時には、筒状体11の側壁部に設けられた観察窓22から内部を観察することができ、例えば内部の空気の噴出状態が適正でない空気噴出管部13aがあれば、その部分の空気調節弁16の開度を手動により調節して、空気の噴出量を適正にすればよい。なお、上記空気調節弁16の開度の調節についても、自動化することができる。
このように、熱交換器5を構成する筒状体11内に、大気に連通された空気噴出用配管13すなわちその空気噴出管部13aを挿入するとともに保守点検時に空気開閉弁15を開くだけで、バグフィルタ4側の負圧により、伝熱管群12の表面に空気を噴出させることができるので、非常に、簡単な構成でもって、すなわち安価な構成でもって、伝熱管群12の表面に堆積している塵埃を除去することができる。
言い換えれば、従来のように、空気導管を移動させる必要もなく、またチェーンを伝熱管群上面で移動させる装置などを必要としないので、非常に簡単な構成でもって、伝熱管群12上に堆積した粉塵を除去することができる。
また、保守点検時にだけしかも数十秒程度の短時間だけ、大気(つまり外気)を導入し噴出させるようにしているので、伝熱管群12の表面温度が低下することがなく、低温腐食の心配はない。
さらに、筒状体11に設けられた観察窓22から内部を覗き、伝熱管群12での塵埃の堆積状態を見ることができるため、その堆積状態に応じて、その部分またはその近傍に位置している空気噴出管部13aに設けられた空気調節弁16の開度を調節することにより、適正な空気量でもって噴出させることができる。
ところで、上記実施の形態においては、空気噴出用配管を伝熱管群上に挿入するように説明したが、例えば伝熱管群の一部を取り除き、この部分に空気噴出用配管すなわち空気噴出管部を配置するようにしてもよい。
また、上記実施の形態においては、ごみ焼却炉のガス排出経路の途中に設けた熱交換器として説明したが、ごみ焼却炉以外の燃焼炉、例えば溶融炉などからのガス排出経路に設けられる熱交換器にも適用し得る。
1 ごみ焼却炉
3 ガス排出経路
4 バグフィルタ
5 熱交換器
7 誘引送風機
11 筒状体
11a 開口部
12 伝熱管群
13 空気噴出用配管
13a 空気噴出管部
13b ヘッダ部
13c 空気噴出穴
14 空気供給管
15 空気開閉弁
16 空気調節弁
17 制御部
21 開閉扉
22 観察窓
3 ガス排出経路
4 バグフィルタ
5 熱交換器
7 誘引送風機
11 筒状体
11a 開口部
12 伝熱管群
13 空気噴出用配管
13a 空気噴出管部
13b ヘッダ部
13c 空気噴出穴
14 空気供給管
15 空気開閉弁
16 空気調節弁
17 制御部
21 開閉扉
22 観察窓
Claims (5)
- 燃焼炉から排出される燃焼排ガスのガス排出経路の途中に配置されるとともにバグフィルタの上流側位置に設けられる熱交換器であって、
内部に伝熱管群が配置された筒状体の側壁部から、飛灰などの塵埃を除去するための空気噴出穴が複数形成された空気噴出用配管を挿入するとともに、この空気噴出用配管に開閉弁を設けたことを特徴とする熱交換器。 - 燃焼炉から排出される燃焼排ガスのガス排出経路の途中に配置されるとともにバグフィルタの上流側位置に設けられる熱交換器であって、
内部に且つ上下において伝熱管群が複数配置された筒状体の側壁部から、各伝熱管群の上方位置にて、飛灰などの塵埃を除去するための空気噴出穴が複数形成された空気噴出用配管をそれぞれ挿入するとともに、これら各空気噴出用配管に開閉弁を設け、
さらに上記各開閉弁を上方から下方に向かって順番に制御して空気を噴出させる制御部を具備したことを特徴とする熱交換器。 - 伝熱管群の一部の伝熱管の替わりに、空気噴出用配管を配置したことを特徴とする請求項1または2に記載の熱交換器。
- 筒状体の側壁部に、伝熱管群を観察し得る観察窓を設けたことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の熱交換器。
- 燃焼炉から排出される燃焼排ガスのガス排出経路の途中で且つバグフィルタの上流側位置で設けられた熱交換器の伝熱管群の表面に堆積した飛灰などの塵埃を除去する方法であって、
筒状体の側壁部から伝熱管群の上方に挿入され且つ大気に連通された空気噴出用配管に設けられた開閉弁を開けることにより、バグフィルタ側の負圧により、空気噴出用配管から空気を引き込み噴出させて、伝熱管群に堆積した飛灰などの塵埃を除去することを特徴とする熱交換器における塵埃除去方法。
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