JP2018179356A - クリンカ除去用給水装置 - Google Patents

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【課題】ホースを展張するのにかかる時間を短縮して、クリンカ除去の効率を向上するクリンカ除去用給水装置を提供すること。【解決手段】外装に複数の点検用窓43が設けられ石炭を燃焼させる燃焼ボイラ40と、燃焼ボイラ40の高さ方向に沿って外周に配置される複数のフロア42と、を備える石炭火力発電設備1に配置されるクリンカ除去用給水装置100であって、クリンカ除去用の水を供給する給水管130と、給水管130に配置されるとともに、複数のフロア42のそれぞれに配置されるノズル部110と、を備える。【選択図】図3

Description

本発明は、クリンカ除去用給水装置に関する。
従来、石炭発電設備において石炭を燃焼させる方法として、種々の方式がある。なかでも、石炭を微粉砕した粒子を炉内に吹き込んで燃焼させる、いわゆる微粉炭燃焼が主に採用されている。石炭の燃焼によって、石炭灰が副生物として生成される。
生成された石炭灰の一部は、石炭を燃焼する燃焼ボイラ内に付着してクリンカと呼ばれる塊となって成長する。燃焼ボイラの点検時やトラブル発生時には、ジェット洗浄による炉内の水洗(クリンカ除去)が実施されている。
ジェット洗浄を用いたクリンカ除去装置として、高圧の噴射流体を噴射するノズルを有する第1ホースと、第1ホースに接続され、高圧の噴射流体が導入される第2ホースと、を備える装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2015−55425号公報
特許文献1に開示されたクリンカ除去装置によれば、第1のホース及び第2のホースが、燃焼ボイラの火炉壁を貫通して配置されているスリーブ状部材の内部を摺動可能に構成される。これにより、チューブを容易に操作でき、クリンカ除去の効率を向上することができる。
ところで、クリンカが燃焼ボイラ内の特定位置のみに付着するとは限らないため、ジェット洗浄用の水を供給する配管は、クリンカ除去に好適な位置に配置されているとは限らない。そのため、水を供給するノズルから除去作業を行う位置までホースを展張するのに時間を要していた。ホースの展張にかかる時間を短縮することにより、クリンカ除去の効率を向上できればより好ましい。
本発明は、ホースを展張するのにかかる時間を短縮して、クリンカ除去の効率を向上させられるクリンカ除去用給水装置を提供することを目的とする。
本発明は、外装に複数の点検用窓が設けられ石炭を燃焼させる燃焼ボイラと、前記燃焼ボイラの高さ方向に沿って外周に配置される複数のフロアと、を備える石炭火力発電設備に配置されるクリンカ除去用給水装置であって、クリンカ除去用の水を供給する給水管と、前記給水管に配置されるとともに、複数の前記フロアのそれぞれに配置されるノズル部と、を備えるクリンカ除去用給水装置に関する。
また、前記給水管は、給水口を有し、前記給水口から前記燃焼ボイラの外周に沿って配置される本管と、前記本管から前記燃焼ボイラの高さ方向に沿って起立し、前記ノズル部が配置される起立管と、を備え、前記起立管は、前記燃焼ボイラを挟んで少なくとも一対配置されることが好ましい。
また、前記起立管は、前記燃焼ボイラを挟む一方と他方とのそれぞれに複数配置されることが好ましい。
本発明によれば、ホースを展張するのにかかる時間を短縮して、クリンカ除去の効率を向上するクリンカ除去用給水装置を提供することができる。
本発明の一実施形態に係るクリンカ除去用給水装置が配置される石炭火力発電設備を示す概略構成図である。 一実施形態のクリンカ除去用給水装置と燃焼ボイラとの位置関係を示す概略平面図である。 一実施形態のクリンカ除去用給水装置と燃焼ボイラとの位置関係を示す概略斜視図である。 一実施形態のクリンカ除去用給水装置のノズル部を示す概略平面図である。 一実施形態のクリンカ除去用給水装置のノズル部にホースを接続した状態を示す概略平面図である。
以下、本発明の一実施形態に係るクリンカ除去用給水装置100について、図1〜図5を参照して説明する。
まず、本実施形態に係るクリンカ除去用給水装置100が配置される石炭火力発電設備1について説明する。
石炭火力発電設備1は、図1に示すように、石炭バンカ20と、給炭機25と、微粉炭機30と、燃焼ボイラ40と、燃焼ボイラ40の下流側に設けられた排気通路50と、この排気通路50に設けられた脱硝装置60、空気予熱器70、電気集塵装置90、ガスヒータ(熱回収用)80、誘引通風機210、脱硫装置220、ガスヒータ(再加熱用)230、脱硫通風機240、及び煙突250と、を備える。
石炭バンカ20は、石炭サイロ(図示しない)から運炭設備によって供給された石炭を貯蔵する。給炭機25は、石炭バンカ20から供給された石炭を所定の供給スピードで微粉炭機30に供給する。
燃焼ボイラ40は、微粉炭機30から供給された微粉炭を、強制的に供給された空気と共に燃焼する。微粉炭を燃焼することによりクリンカアッシュ及びフライアッシュなどの石炭灰が生成されると共に、排ガスが発生する。燃焼ボイラ40の詳細については後述する。
排気通路50は、燃焼ボイラ40の下流側に配置され、燃焼ボイラ40で発生した排ガス及び生成された石炭灰を流通させる。この排気通路50には、上述のように、脱硝装置60、空気予熱器70、ガスヒータ(熱回収用)80、電気集塵装置90、誘引通風機210、脱硫装置220と、ガスヒータ(再加熱用)230、脱硫通風機240、及び煙突250がこの順で配置される。
脱硝装置60は、排ガス中の窒素酸化物を除去する。
空気予熱器70は、排気通路50における脱硝装置60の下流側に配置される。空気予熱器70は、脱硝装置60を通過した排ガスと押込式通風機75から送り込まれる燃焼用空気とを熱交換させ、排ガスを冷却すると共に、燃焼用空気を加熱する。
ガスヒータ80は、排気通路50における空気予熱器70の下流側に配置される。ガスヒータ80には、空気予熱器70において熱回収された排ガスが供給される。ガスヒータ80は、排ガスから更に熱回収する。
電気集塵装置90は、排気通路50におけるガスヒータ80の下流側に配置される。電気集塵装置90には、ガスヒータ80において熱回収された排ガスが供給される。電気集塵装置90は、電極に電圧を印加することによって排ガス中の石炭灰(フライアッシュ)を収集する装置である。電気集塵装置90において捕集されるフライアッシュは、フライアッシュ回収装置120に回収される。
誘引通風機210は、排気通路50における電気集塵装置90の下流側に配置される。誘引通風機210は、電気集塵装置90においてフライアッシュが除去された排ガスを、一次側から取り込んで二次側に送り出す。
脱硫装置220は、排気通路50における誘引通風機210の下流側に配置される。脱硫装置220には、誘引通風機210から送り出された排ガスが供給される。脱硫装置220は、排ガスに石灰石と水との混合液を吹き付けることにより、排ガスに含有されている硫黄酸化物を混合液に吸収させて脱硫石膏スラリーを生成させ、この脱硫石膏スラリーを脱水処理することで脱硫石膏を生成する。脱硫装置220において生成された脱硫石膏は、この装置に接続された脱硫石膏回収装置222に回収される。
ガスヒータ230は、排気通路50における脱硫装置220の下流側に配置される。ガスヒータ230には、脱硫装置220において硫黄酸化物が除去された排ガスが供給される。ガスヒータ230は、排ガスを加熱する。
脱硫通風機240は、排気通路50におけるガスヒータ230の下流側に配置される。脱硫通風機240は、ガスヒータ230において加熱された排ガスを一次側から取り込んで二次側に送り出す。
煙突250は、排気通路50における脱硫通風機240の下流側に配置される。煙突250には、ガスヒータ230で加熱された排ガスが導入される。煙突250は、排ガスを排出する。
図2を参照して、燃焼ボイラ40について説明する。
図2において、燃焼ボイラ40は全体として略逆U字状をなしており、図中矢印に沿って排ガス(燃焼ガス)が逆U字状に移動した後、2次節炭器41eを通過後に、再度小さくU字状に反転する。燃焼ボイラ40の外周には、燃焼ボイラ40の高さ方向に沿って複数のフロア42が配置される。また、燃焼ボイラ40の外装側面には、複数のフロア42のそれぞれから燃焼ボイラ40の内部を点検可能な点検用窓43が設けられる。
燃焼ボイラ40の下方には、燃焼ボイラ40の内部のバーナーゾーン41a’付近で微粉炭を燃焼するためのバーナ41aが配置されている。また、燃焼ボイラ40の内部のU字頂部付近には、第一の過熱器41bが配置されており、更にそこから第二の過熱器41cが続いて配置されている。更に、第二の過熱器41cの終端付近からは、1次節炭器41d、2次節炭器41eが2段階に設けられている。ここで、節炭器(ECOとも呼ばれる)は、排ガスの保有する熱を利用してボイラ給水を予熱するために設けられた伝熱面群である。
以上の燃焼ボイラ40によれば、バーナーゾーン41a’において微粉炭が燃焼される。燃焼によって生成される石炭灰の一部は、矢印の方向に沿って上昇して排ガスと共に第一の過熱器41b、第二の過熱器41c、1次節炭器41d、及び2次節炭器41eを順次通過する。また、石炭灰の一部は、燃焼ボイラ40の内部に付着して、クリンカCと呼ばれる塊となって成長する。本実施形態に係るクリンカ除去用給水装置100は、燃焼ボイラ40の内部に付着するクリンカCを水W(図5参照、ジェット洗浄)によって除去するために設けられる。
本実施形態に係るクリンカ除去用給水装置100は、図2及び図3に示すように、燃焼ボイラ40の外周に沿って配置される。具体的には、クリンカ除去用給水装置100は、燃焼ボイラ40の外周に配置される複数のフロア42の外側に配置される。このクリンカ除去用給水装置100は、給水管130と、ノズル部110と、を備える。
給水管130は、図2に示すようなジェット水給水車Jから供給される水を各フロア42まで供給すべく配置される。給水管130は、本管131と、起立管132と、を備える。
本管131は、図2及び図3に示すように、ジェット水給水車Jに接続される給水口135を有し、給水口135から燃焼ボイラの近傍まで配置される。具体的には、本管131は、一端に給水口135を有し、他端部が燃焼ボイラの外周に沿って配置される。本実施形態において、本管131は、3本の配管を含んで構成される。3本の配管の一端は、ジェット水給水車Jに接続される。本管131は、3本の配管の内の2本のそれぞれが中途部分で2つに分かれ、他端部が燃焼ボイラ40を挟んで一方及び他方に配置される。本管131は、残りの一本の配管の他端部が燃焼ボイラ40の一方に配置される。即ち、本実施形態では、燃焼ボイラ40の一方には、3本の配管が延び、他方には、2本の配管が延びる。
起立管132は、一端が本管131に接続され、本管131から燃焼ボイラ40の高さ方向に沿って起立する。具体的には、起立管132は、本管131の他端から燃焼ボイラ40の高さ方向に沿って、燃焼ボイラ40の上端部まで起立する。この起立管132には、後述するノズル部110が配置される。そして、起立管132は、燃焼ボイラ40を挟む一方と他方のそれぞれに複数配置される。即ち、起立管132は、第1系統として、燃焼ボイラ40を挟む一方に複数配置され、第2系統として、燃焼ボイラ40を挟む他方に複数配置される。本実施形態において、起立管132は、燃焼ボイラを挟む一方において、3本が集中的に配置される。また、起立管132は、燃焼ボイラを挟む他方において、2本が集中的に配置される。
以上の給水管130によれば、クリンカ除去用の水が、ジェット水給水車Jから給水口135を介して本管131に供給される。本管131に供給された水は、第1系統の給水管130及び第2系統の給水管130のそれぞれに供給される。
ノズル部110は、図3に示すように、複数のフロア42のそれぞれに配置される。また、ノズル部110のそれぞれは、各フロア42の床面から作業員が操作可能な程度の高さに配置される。このノズル部110は、第1系統の起立管132と、第2系統の起立管132のそれぞれに配置され、燃焼ボイラを挟んで対向配置される。即ち、ノズル部110は、燃焼ボイラを挟んで一対に配置される。ノズル部110は、図4に示すように、弁部111と、ノズル本体112と、を備える。
弁部111は、水の放出を開始又は停止すべく設けられる。弁部111は、弁部本体113と、開閉ハンドル114と、を備える。
弁部本体113は、直方体形状に形成され、弁体(図示せず)を内部に有する。弁部本体113は、一側面側が起立管132に接続される。
開閉ハンドル114は、例えば、金属製の円形ハンドルである。開閉ハンドル114は、弁部本体113に軸止され、周方向への回動により弁体(図示せず)を回動して、弁体(図示せず)の開閉を制御可能になっている。本実施形態において、開閉ハンドル114は、直方体形状の弁部本体113の上面に設けられる。
ノズル本体112は、筒状の部材である。ノズル本体112は、一端が弁部本体113の側面に接続され、フロア42の床面に沿って延びる。ノズル本体112は、弁部本体113から供給される水を他端から放出可能になっている。ノズル本体112は、例えば、図5に示すような一端に放水口141が取り付けられたホース142の他端部を取り付け可能に構成される。本実施形態において、ノズル本体112は、一端が弁部本体113の起立管132に接続されている面とは逆の面に接続される。
以上のノズル部110によれば、開閉ハンドル114が開方向に回動されることにより、弁部本体113の弁体(図示せず)が開かれる。弁体(図示せず)が開かれることにより、ノズル本体112は、一端から他端に向けて水を放出可能な状態になる。一方、開閉ハンドル114が閉方向に回動されることにより、弁部本体113の弁体(図示せず)が閉じられる。弁体(図示せず)が閉じられることにより、ノズル本体112は、水が流れない状態になる。
次に、クリンカ除去用給水装置100によるクリンカ除去動作について説明する。
まず、ジェット水給水車Jの配管が、本管131の給水口135に接続される。ジェット水給水車Jから給水口135に水が供給されることにより、本管131及び起立管132に水が供給される。
クリンカCを除去するために用いられるノズル部110には、一端に放水口141を有するホース142の他端が接続される。そして、燃焼ボイラ40の外装に配置されている点検用窓43が作業員によって開けられ、ホース142の一端側(放水口141)が、燃焼ボイラ40内に挿入される。そして、開閉ハンドル114が開かれる方向へ回動されることにより、弁部本体113の弁体(図示せず)が開かれる。弁体(図示せず)が開かれることにより、水がノズル本体112の一端側から他端側へ供給される。そして、ノズル本体112の他端側から放出された水は、ホース142及び放水口141を通り、燃焼ボイラ40内に放出される。放水口141が作業員によってクリンカCに向けられることにより、放水口141から放出された水Wが燃焼ボイラ40の内面に付着したクリンカCに当たる。これにより、クリンカCは、燃焼ボイラ40の内面から脱落して、燃焼ボイラ40の下部へ落ちる。
複数のフロア42のそれぞれに配置されているノズル部110は、ホース142を用いて個別に水を放出することができる。また、燃焼ボイラ40を挟んで配置されているノズル部110は、個別に水を放出できる。多くのノズル部110を用いてクリンカCに多数の方向から水を放出することにより、クリンカCが短時間で除去される。
以上説明した一実施形態のクリンカ除去用給水装置100によれば、以下のような効果を奏する。
(1)クリンカ除去用給水装置100を、クリンカ除去用の水を供給する給水管130と、給水管130に配置されるとともに、複数の前記フロアのそれぞれに配置されるノズル部110と、を含んで構成した。給水管130がクリンカ除去用の水をノズル部110に供給することにより、ノズル部110は、水を放出可能になる。ノズル部110部が複数のフロア42のそれぞれに配置されているので、クリンカ除去作業を実施する位置の近傍から迅速に水を供給することができる。よって、燃焼ボイラ40のクリンカを除去する際に、水の供給元からホースを展張する時間を短くすることができ、クリンカ除去作業の効率を向上できる。
(2)給水管130を、給水口135を有し、給水口135から燃焼ボイラ40の外周に沿って配置される本管131と、本管131から燃焼ボイラ40の高さ方向に沿って起立し、ノズル部110が配置される起立管132と、を含んで構成した。そして、起立管132を、燃焼ボイラ40を挟んで少なくとも一対配置した。燃焼ボイラ40を挟んで両方からクリンカ除去用の水を供給できる。よって、クリンカ除去作業の効率をより向上できる。
(3)起立管132を、燃焼ボイラ40を挟む一方と他方とのそれぞれに複数配置した。これにより、更に多くのノズル部110に水を供給できるので、クリンカ除去作業の効率をより向上できる。
以上、本発明のクリンカ除去用給水装置の好ましい各実施形態につき説明したが、本発明は、上述の実施形態に制限されるものではなく、適宜変更が可能である。
例えば、上記実施形態において、クリンカ除去用給水装置100は、ノズル部110の近傍にホース142を収納したホース収納部(図示せず)を更に備えてもよい。これにより、ホース142を展張可能になるまで時間を短縮して、クリンカ除去の効率をより向上することができる。
また、上記実施形態において、起立管132を、燃焼ボイラを挟んで一方に3本配置し、他方に2本配置したが、この数に制限されない。また、起立管132をフロアの床面に沿う方向に分散して配置することにより、ノズル部110を分散配置して、同じフロアの多くの位置にホース142を取り付け可能にしてもよい。
1 石炭火力発電所
40 燃焼ボイラ
42 フロア
100 クリンカ除去用給水装置
110 ノズル部
130 給水管
131 本管
132 起立管
135 給水口

Claims (3)

  1. 外装に複数の点検用窓が設けられ石炭を燃焼させる燃焼ボイラと、前記燃焼ボイラの高さ方向に沿って外周に配置される複数のフロアと、を備える石炭火力発電設備に配置されるクリンカ除去用給水装置であって、
    クリンカ除去用の水を供給する給水管と、
    前記給水管に配置されるとともに、複数の前記フロアのそれぞれに配置されるノズル部と、
    を備えるクリンカ除去用給水装置。
  2. 前記給水管は、
    給水口を有し、前記給水口から前記燃焼ボイラの外周に沿って配置される本管と、
    前記本管から前記燃焼ボイラの高さ方向に沿って起立し、前記ノズル部が配置される起立管と、を備え、
    前記起立管は、前記燃焼ボイラを挟んで少なくとも一対配置される請求項1に記載のクリンカ除去用給水装置。
  3. 前記起立管は、前記燃焼ボイラを挟む一方と他方とのそれぞれに複数配置される請求項2に記載のクリンカ除去用給水装置。
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