JP2000145738A - 接合構造 - Google Patents

接合構造

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JP2000145738A
JP2000145738A JP10318161A JP31816198A JP2000145738A JP 2000145738 A JP2000145738 A JP 2000145738A JP 10318161 A JP10318161 A JP 10318161A JP 31816198 A JP31816198 A JP 31816198A JP 2000145738 A JP2000145738 A JP 2000145738A
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Toshiyuki Horiki
敏幸 堀木
Mayumi Harada
真弓 原田
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Takano Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 安価に製作でき、確実に接合できると共に外
観に露呈しない構造とする。 【解決手段】 雄部材と雌部材の嵌合によってそれらが
設けられた2つの被接合部材例えば椅子のカバー装着部
材1とカバー3とを接合する接合構造において、雄部材
はプラスチック製のボス4と該ボス4の先端に固着され
ボス4よりも大径の頭部を有する爪部材5とから成り、
雌部材は爪部材5を通過させると共に通り抜けた位置で
爪部材5を引っかけるプラスチック材に形成された孔2
である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、雄部材と雌部材の
嵌合によってそれらが設けられた2つの被接合部材を接
合する接合構造に関する。更に詳述すると、本発明は、
外観に接合部材が露出することが好まれないような2つ
の被接合部材例えば椅子の背凭れカバーや座裏カバーな
どの取付に好適な接合構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の椅子のカバー取付構造は、図3に
示すように、カバー装着部材101に形成された孔10
2と、カバー103の裏面に一体成形したボス部104
及び爪片105を備えて構成されている。爪片105は
外側に向けて複数成形されており、各爪片105を内側
に寄せながら孔102に挿入すると、各爪片105は孔
102を通り抜けた後に外側に広がる。この状態では爪
片105はカバー装着部材101に引っかかっており孔
102から抜けないようになっている。即ち、爪片10
5及びボス部104を孔102に挿入するだけで、カバ
ー103をカバー装着部材101に取り付けることが出
来る。
【0003】カバー103とボス部104と爪片105
は、樹脂により一体成形されている。樹脂製のカバー1
03は射出成形により製造されることが一般的である
が、カバー103にボス部104及び爪片105を一体
成形するためには各爪片105の根本側にアンダカット
部を設ける必要がある。このため、カバー103の成形
型に、分割方向に直交する方向に駒を移動させるスライ
ド機構を設けている。または、カバー103の成形型に
スライド機構を設けることなく、爪形状を成すキャビテ
ィに樹脂を射出してそのまま分割方向に引き抜くことで
図4に示すような爪を成形している。更には、カバー1
03の表側から成形型の分割方向にスライドする駒を貫
通させることでアンダカット部を形成し、図5に示すよ
うな爪を成形することもある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
カバー取付構造では、カバー103を射出成形により一
体成形する際にアンダカット部を設けているため、以下
の問題があった。つまり、スライド機構を有する成形型
を使用してカバー103と爪片105を一体成形する場
合には、アンダカット部の形成が確実で爪片105の爪
形状がはっきりと出せるためにカバー103の取り付け
が確実となって信頼性が高くなるものの、成形型にスラ
イド機構を設ける必要があり型代が高くなってしまう。
また、成形型の爪形状を成すキャビティに樹脂を射出し
てそのまま分割方向に引き抜く方法でカバー103と爪
片105を一体成形する場合には、成形型にスライド機
構を設ける必要が無いので型代を安くすることは可能で
はあるが、成形した爪片105をキャビティから引き抜
く場合に爪片105のひっかかり部分の形状が図4に示
すように丸まってしまい、カバー103が外れ易くなる
虞があり取り付けの信頼性に劣る。さらに、カバー10
3に駒を貫通させることでアンダカット部を形成する方
法でカバー103と爪片105を一体成形する場合に
は、図5に示すように、椅子の外観に大きく影響するカ
バー103に貫通孔106が残ることになり、椅子とし
ての見た目が悪くなってしまう。
【0005】本発明は、低コストで製造することが出来
ると共に、取り付けの信頼性が高く、且つ被接合部材の
外観に全く影響しない接合構造を提供することを目的と
する。
【0006】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに請求項1記載の発明は、雄部材と雌部材の嵌合によ
ってそれらが設けられた2つの被接合部材を接合する接
合構造において、雄部材がプラスチック製のボスと該ボ
スの先端に固着され前記ボスのよりも大径の頭部を有す
る爪部材とから成り、雌部材が爪部材を通過させると共
に通り抜けた位置で爪部材を引っかけるプラスチック材
に形成された孔である。
【0007】したがって、例えばカバーなどの被接合材
を射出成形する場合にはボスだけを一体成形すれば良
い。このため成形型の分割方向に直交する方向に突出す
る爪片を一体成形することが無くアンダカット部を設け
る必要がなく、成形型の製作が容易になる。また、雌部
材となる孔は他方の被接合部材の射出成形時に同時に成
形される。そして、被接合材とボスを一体成形した後で
ボスの先端に爪部材を取り付けることで、ボスの先端に
該ボスよりも大径で径方向に突出したアンダーカットに
相当する爪部材が相手側の他方の被接合部材の孔に嵌合
する鋭角な引っかかりを構成する。そこで、2つの被接
合部材を突き合わせて押すだけで爪部材が孔を無理に弾
性変形により拡げて嵌合した後、爪部材を収縮する孔の
縁に引っかけて2つの被接合部材を接合する。
【0008】また、請求項2記載の発明は、請求項1記
載の接合構造の爪部材が金属製であることを特徴として
いる。この場合、爪部材とプラスチック材の孔との嵌合
を繰り返しても摩滅したり嵌合が緩くなることはなく、
接合力を長期に亘って維持できると共に繰り返し使用も
可能である。
【0009】また、請求項3記載の発明は、請求項1記
載の接合構造の爪部材がタッピングねじであることを特
徴とする。この場合、ボスの先端にねじをねじ込むだけ
で、爪部材をボスと一体化できる。しかも、ねじのボス
に対するねじ込み量を変えることで、相手側の孔に引っ
かかるねじ頭部の高さを調整することができる。
【0010】更に、請求項4記載の発明は、請求項1記
載の接合構造の孔が奥側ほど小径となるテーパー孔であ
ることを特徴とする。この場合、爪部材の頭部が孔に挿
入される際にガイドとなって孔の弾性変形による拡径を
容易にする。しかも、嵌合後には、逆テーパーとなるた
め、孔の縁が爪部材の首部分(アンダーカット部分)に
食い込んで離脱でき難くする。しかしながら、所定以上
の力を加えて爪部材を抜くと、爪部材の首部分と係合す
る部分の孔の縁の肉厚はテーパ孔のため比較的薄く損傷
させることなく離脱を許容する。
【0011】さらに、請求項5記載の接合構造は、ボス
と一方の被接合部材及び孔と他方の被接合部材とは射出
成形によって一体成形されている。したがって、被接合
部材を射出成形する際にボス及び孔を一体成形すれば良
い。しかも、射出成形時にアンダカット部を設ける必要
がないので、型構造が簡単である。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の構成を図面に示す
最良の形態に基づいて詳細に説明する。
【0013】図1及び図2に本発明の接合構造を適用し
た椅子の外装カバー取付構造の実施形態の一例を示す。
この椅子の外装カバー取付構造は、一方の被接合部材た
るカバー装着部材1に形成した孔(雌部材)2と、他方
の被接合部材たるカバー3に一体成形したボス4及び該
ボス4の先端に固着した爪部材5とから成る雄部材とを
嵌合させることによってカバー装着部材1にカバー3を
取り付ける接合構造を有している。
【0014】この接合構造のボス4と爪部材5とは別部
材で形成され、爪部材5にはカバー3と一体成形された
ボス4よりも大径の頭部が備えられている。また、ボス
4は孔2よりも小径で孔2内に挿入可能な大きさとされ
ている。更に、孔2はそれを形作るカバー装着部材1の
弾性変形により拡径可能である。したがって、カバー装
着部材1の孔2にカバー3のボス4の先端の爪部材5を
挿入して当該爪部材5を孔2を通り抜けさせたときに、
その位置で爪部材5の頭部が周囲の孔2の縁に引っかか
り、カバー3がカバー装着部材1に取り付けられる。な
お、ボス4及び爪部材5と孔2は、カバー3やカバー装
着部材1の大きさや形状等に応じて適当な間隔で複数箇
所に設けられている。
【0015】カバー装着部材1は例えば椅子の背板など
の構造部材であり、カバー3に一体成形されたのボス4
に対応して孔2が形成されている。孔2は、カバー装着
部材1に設けられた凹部8に開口しており、孔2の直径
はカバー3を取り付ける側の面から凹部8側に向けて徐
々に小さくなっている。即ち、孔2の周囲はテーパー面
となっており、凹部8側が最小径部9となっている。カ
バー装着部材1は例えば樹脂成形品であり弾性を有して
いるため、最小径部9が弾性変形することで各孔2の直
径を大きく即ち拡径させることができる。
【0016】カバー3は、例えば背板の外装パネルなど
の樹脂成形品である。カバー3の裏面の所定位置には複
数のボス4が一体成形されている。各ボス4は、例えば
円筒形状を成している。
【0017】爪部材5は、孔2を通過する際に当該孔2
を拡げる摺動面6と、当該孔2を通り抜けた位置でカバ
ー装着部材1に引っかかる当接面7とを備える頭部を有
し、かつボス4に対する固定が容易に行えるものである
ことが好ましい。そこで、本実施形態の場合、爪部材5
として金属製のタッピングねじが使われている。このね
じ5の頭部は半球状を成し、上面が摺動面6、底面が孔
2の縁に引っかかる当接面7となっている。ねじ5とし
ては、摺動面6がねじ込み方向に対して傾斜しており、
当接面7がねじ込み方向に直交する方向に沿っているも
の、即ち、頭部が孔2を押し拡げ易く且つ孔2から抜け
難い形状のもの、例えば丸ねじ、ナベねじ、丸平ねじ等
の使用が適している。但し、これらのねじに限るもので
はないことは勿論である。ここで、ねじにはビスやボル
ト等のねじ類を含んでいる。
【0018】以上のように構成された本実施形態の接合
構造によると、カバー3及びボス4に対して爪部材5を
別部材にしているので、カバー3及びボス4を射出成形
により一体成形する場合にアンダーカット部を設ける必
要がない。このため、成形型が単純な割型となり型製作
に要する費用を安くすることができる。また、ボス4を
カバー3の裏面に形成しているので、カバー3の表面の
美観を損ねることが無く、カバー3を取り付けた椅子の
外観を悪化させることはない。
【0019】次に、本発明のカバー取付方法について説
明する。
【0020】先ず、カバー3とボス4を一体成形すると
共に、カバー装着部材1のボス4に対向する位置に孔2
を設けておく。次に、全てのボス4の先端に爪部材5を
ねじ込む。爪部材5として使用されるタッピングねじは
樹脂製ボス4に対してねじを切りながら進入し固着され
る。
【0021】そして、全てのボス4の先端に爪部材5を
ねじ込んだ後、爪部材5及びボス4を1箇所ずつそれぞ
れ対向する孔2に挿入する。爪部材5を孔2に挿入する
と、爪部材5の摺動面6がカバー装着部材1の最小径部
9を凹部8側に向けて且つ径方向外側に拡げるように弾
性変形させるので孔2が拡がり、爪部材5の頭部が孔2
を通り抜ける。頭部が孔2を通り抜けることにより最小
径部9がすぼまり、当接面7がカバー装着部材1の最小
径部9に引っかかる。即ち、爪部材5が孔2を通り抜け
た位置に引っかかる。このとき、爪部材たるねじ5と孔
2との間にがたつきが生じる場合などには、ねじ5を廻
してボス4からの高さHを変更することによりがたつき
を取り除く。同様にして、全ての箇所の爪部材5及びボ
ス4を孔2に挿入して爪部材5を引っかける。これによ
り、カバー3の取付作業が終了する。
【0022】一方、カバー3をカバー装着部材1から取
り外す場合には、1箇所ずつ孔2から爪部材5及びボス
4を引き抜けば良い。爪部材5の当接面7はねじ込み方
向に対して直交して最小径部9に当接しているのでカバ
ー3を取り付ける場合に比べると大きな力が必要ではあ
るが、最小径部9をカバー3側に向けて且つ径方向外側
に拡げるように弾性変形させて爪部材5及びボス4を孔
2から引き抜く。そして、全ての箇所の孔2から爪部材
5及びボス4を引き抜くことで、カバー3をカバー取付
部材から取り外すことができる。
【0023】本実施形態では、爪部材5としてねじを使
用しているので、ボス4に対する爪部材5のねじ込み量
即ち取付深さを変えることでカバー3と爪部材5の当接
面7間の間隔を調整することができる。このため、カバ
ー装着部材1の厚さや凹部8の深さ等に応じてカバー3
と当接面7間の間隔を簡単に調整することができ、取付
の汎用性が向上する。また、ねじ5は金属製であり当接
面7は金属面であるので、当接面7の剛性が高くてその
形状が維持され、摩耗や破損の虞が少なく耐久性が向上
する。さらに、ねじは汎用品であり低コストで調達する
ことができ、カバー取付構造の生産コストを抑えること
ができる。
【0024】なお、上述の形態は本発明の好適な形態の
一例ではあるがこれに限定されるものではなく本発明の
要旨を逸脱しない範囲において種々変形実施可能であ
る。例えば、上述の説明では爪部材5としてねじを使用
していたが、ねじ以外のものであっても孔2の径方向外
側に突出して引っかかる部分を有するものであれば使用
可能である。この場合、圧入や接着、係合などの固着手
法が適宜採用される。また、本実施形態では金属製のね
じを使用した例について主に説明したが、爪部材5の材
質は用途に応じて適宜選定することが容易にでき、例え
ば組立性能を重視する場合には摺動性の良い材質を採用
し、耐久性や耐摩耗性を上げる場合には雌部材たる孔を
形成するカバー材よりも強い材質を採用することができ
る。そこで、一旦接合したら分離しない場合や何度も分
離しない場合などにはプラスチック製ねじを使用するよ
うにしても良い。
【0025】また、本実施形態ではねじを爪部材として
利用しているため、頭部に摺動面6となる半球状の面を
有しているが、これに特に限定されず、平坦な先端面を
有する頭部を有している部材であっても実施可能であ
る。
【0026】さらに、本実施形態では、椅子の背凭れカ
バーや座裏カバーの取付構造に適用した例について主に
説明したが、これに特に限定されるものではなく、車両
内でのインテリアや装備品などの取付などの、雄部材と
雌部材の嵌合によってそれらが設けられた2つの被接合
部材を接合する全ての接合構造に適用できることは言う
までもない。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の接
合構造によると、ボスに対して爪部材を別体にしたの
で、カバーの射出成形時にアンダカット部を設ける必要
がなくなり、スライド型を使わずとも鋭角な引っかかり
を有する爪を容易に構成でき、型コストを安価なものと
することができる。しかも、ボスよりも大径の爪部材を
ボスの先端に取り付けるだけで、ボスの先端に該ボスよ
りも大径で径方向に突出した鋭角なアンダーカット・引
っかかりを形成できるので、相手側の孔と嵌合しがたつ
きなく接合できる。加えて、2つの被接合部材の突き合
わせられる面に形成されるために爪部材を外に露出させ
ることがなく、被接合部材の外観を損ねることがない。
更に、雄部材がボスとこれに固着される爪部材とで構成
されているので、爪部材の材質を用途に応じて適宜選定
することが容易にできる。例えば、組立性能を重視する
場合には摺動性の良い材質を採用し、耐久性や耐摩耗性
を上げる場合には、雌部材たる孔を形成するカバー材よ
りも強い材質を採用することができる。
【0028】また、請求項2記載の発明によると、爪部
材を金属製としているので、嵌合を繰り返しても摩滅し
たり嵌合が緩くなることはなく、確実に接合できると共
に接合力を長期に亘って維持でき、更に繰り返し使用も
可能である。
【0029】また、請求項3記載の発明によると、爪部
材としてタッピングねじを使用しているので、ボスにね
じ込むだけで爪部材を固定して雄部材を構成できる。し
かも、ねじのボスに対するねじ込み量を変えることで、
相手側の孔に引っかかるねじ頭部の高さを調整すること
ができるので、嵌合状態を調整でき、取付調整が容易に
なると共に適宜接合強度を得ることができる。加えて、
ねじは汎用品であり、安価に調達することができる。
【0030】また、請求項4記載の発明によると、テー
パー孔とすることにより、孔の弾性変形による拡径を容
易にして嵌合に要する力を軽減できる。しかも、嵌合後
には、孔の縁が爪部材の首部分(アンダーカット部分)
に食い込んで係止する。したがって、簡単にかつ確実に
接合できる。また、所定以上の力を加えると、爪部材の
首部分と係合する部分の孔の縁の肉厚はテーパ孔のため
比較的薄く弾性変形し易いため損傷させることなくて爪
部材を抜くことができ、接合状態を容易に分離できる。
【0031】さらに、請求項5記載の接合構造による
と、ボスと一方の被接合部材及び孔と他方の被接合部材
とは射出成形によって一体成形されので、被接合部材の
射出成形の際にボス及び孔を一体成形することができ、
製造が簡単である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の接合構造を適用した椅子のカバー取付
構造の実施形態の一例を示し、カバーを外した状態の椅
子の斜視図である。
【図2】接合構造の一実施形態を示す断面図で、(A)
は雄部材を組み立てる前の状態を、(B)は雄部材と雌
部材との嵌合状態を、(C)は凹部材の高さ調整を説明
している。
【図3】従来の椅子のカバー取付構造を示す断面図であ
る。
【図4】従来の椅子のカバー取付構造の別の例を示す断
面図である。
【図5】従来の椅子のカバー取付構造の更に別の例を示
す断面図である。
【符号の説明】
1 一方の被接合部材たるカバー装着部材 2 孔 3 他方の被接合部材たるカバー 4 ボス 5 爪部材(ねじ)
フロントページの続き Fターム(参考) 3J036 AA01 BA02 BB06 BB09 DA03 DA20 DB06 3J037 AA02 BA01 BA02 BA04 BB01 BB08 DA03 DA13 DB03 DB10 DC01 DC02

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 雄部材と雌部材の嵌合によってそれらが
    設けられた2つの被接合部材を接合する接合構造におい
    て、前記雄部材はプラスチック製のボスと該ボスの先端
    に固着され前記ボスのよりも大径の頭部を有する爪部材
    とから成り、前記雌部材は前記爪部材を通過させると共
    に通り抜けた位置で前記爪部材を引っかけるプラスチッ
    ク材に形成された孔であることを特徴とする接合構造。
  2. 【請求項2】 前記爪部材は金属製であることを特徴と
    する請求項1記載の接合構造。
  3. 【請求項3】 前記爪部材はタッピングねじであること
    を特徴とする請求項1または2記載の接合構造。
  4. 【請求項4】 前記孔は奥側ほど小径となるテーパー孔
    であることを特徴とする請求項1記載の接合構造。
  5. 【請求項5】 前記ボスと一方の被接合部材及び前記孔
    と他方の被接合部材とは射出成形によって一体成形され
    ていることを特徴とする請求項1記載の接合構造。
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