JP2000143184A - 物品昇降装置 - Google Patents

物品昇降装置

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JP2000143184A
JP2000143184A JP10317139A JP31713998A JP2000143184A JP 2000143184 A JP2000143184 A JP 2000143184A JP 10317139 A JP10317139 A JP 10317139A JP 31713998 A JP31713998 A JP 31713998A JP 2000143184 A JP2000143184 A JP 2000143184A
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JP
Japan
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counter weight
pieces
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Pending
Application number
JP10317139A
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English (en)
Inventor
Heihachi Kobayashi
平八 小林
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Nakanishi Metal Works Co Ltd
Original Assignee
Nakanishi Metal Works Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 昇降フレームとカウンタウェイトを連結する
線部材の長さ調節作業を簡単に行えるようにする。ま
た、昇降フレームとカウンタウェイトを支持する支柱を
スリム化する。 【解決手段】 支柱11の全長にわたってのびた中空部23
または側方開口凹部内に、一端を物品支持用昇降フレー
ム12に接続した複数の並列状チェーン34によってカウン
タウェィト35を吊下げる。カウンタウェイト35をチェー
ン34の数に等しい数の縦割分割片41によって構成する。
分割片41にチェーン34を1つずつその他端で接続する。
分割片41を隣り合うもの同士接触するように並列に並べ
た状態で支柱11によって昇降案内する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、物品昇降装置、
例えば、自動車工場において、自動車ボディのような大
重量物品を、床コンベヤと天井コンベヤ間で受渡をする
ために用いられる昇降装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の装置としては、例えば、実公昭
58−3717号公報に開示されているように、支柱の
全長にわたってのびた中空部または側方開口凹部内に、
一端を物品支持用昇降フレームに接続した複数の並列状
線部材によってカウンタウェィトが吊下げられており、
カウンタウェィトと線部材の接続部には、調節ボルトの
ような線部材の長さを補正できる調節機構が介在させら
れ、カウンタウェィトが、中空状剛性ケーシングと、こ
れに積み重ね収容されている複数の鉄板製ウェィトとに
よって構成されているものが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来装置では、調
節機構による線部材の長さ調節作業は、昇降装置の組立
が完了してからでしか行えないし、かなり手間を要す
る。ウェイトケースがウェィト全体を包む大型構造体で
あるため、これを収容するための支柱は太いものを使用
しなければならなかったし、設置場所を広く取りすぎて
いた。
【0004】この発明の目的は、以上の状況に鑑みてな
されたもので、線部材の長さ調節作業を簡単に行うこと
ができ、しかも、支柱をスリム化できる昇降装置を提供
することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明による物品昇降
装置は、支柱の全長にわたってのびた中空部または側方
開口凹部内に、一端を物品支持用昇降フレームに接続し
た複数の並列状線部材によってカウンタウェィトが吊下
げられている物品昇降装置において、カウンタウェイト
が、線部材の数に等しい数の縦割分割片によって構成さ
れており、分割片に線部材が1つずつその他端で接続さ
れ、分割片が隣り合うもの同士接触するように並列に並
べられた状態で支柱によって昇降案内されるようになさ
れていることを特徴とするものである。
【0006】この発明による物品昇降装置では、カウン
タウェイトが、線部材の数に等しい数の縦割分割片によ
って構成されており、分割片に線部材が1つずつその他
端で接続され、分割片が隣り合うもの同士接触するよう
に並列に並べられた状態で支柱によって昇降案内される
ようになされているから、カウンタウェイトがウェィト
ケースのようなものを必要としないから、支柱をスリム
化することができる。また、分割片の数が、3以上であ
り、両端の分割片に連結部材が渡し止められ、連結部材
によって分割片の隣り合うもの同士相互の上下方向の相
対的移動は自由とするが、水平方向の相対的移動が拘束
されるようになされていると、両端の分割片に連結部材
を渡し止めるだけで、線部材の長さ調節作業が自然と行
えるから、調節作業を敢えて行う必要が無く、線部材の
長さ調節作業を簡単に行うことができる。
【0007】
【発明の実施の形態】この発明の実施の形態を図面を参
照してつぎに説明する。
【0008】以下の説明において、左右とは、図1を基
準として、図1の左右の側を左右といい、前後とは、図
2を基準として、図2の右側を前、これと反対側を後と
いうものとする。
【0009】図1および図2を参照すると、昇降装置
は、床コンベヤAと天井コンベヤB間で物品Wを受渡し
させるためのものであって、床Fに立てられている支柱
11と、支柱11に案内されながら昇降させられかつ物品W
を支持している昇降フレーム12とを備えている。
【0010】支柱11は、図3に詳しく示すように、左方
開口水平断面コの字状アルミニウム押出型材製支柱本体
21と、支柱本体21の開口に被覆されている垂直状側板22
とよりなる。支柱本体21および側板22によって支柱21の
全長にわたってのびた中空部23が形成されている。支柱
本体21の前後相対する内側面には前後一対の垂直ガイド
レール24が相対するように設けられている。
【0011】再び、図1および図2を参照すると、支柱
11の上端には前後方向にのびた水平回転軸31が設けられ
ている。回動軸31は、モータ32によって駆動されるよう
になされている。回転軸31には4つのスプロケット33が
同心状に固定されている。各スプロケット33にはチェー
ン34が巻き掛けられている。チェーン34の一端部は、ス
プロケット33から昇降フレーム12に向かって垂下させら
れて、昇降フレーム12に接続されている。チェーン34の
同端部と昇降フレーム12の接続か所にはチェーン長さ調
節機構(図示しないが、冒頭従来技術の項で説明したよ
うなもの)が備えられている。チェーン34の他端部は、
スプロケット33から支柱11の中空部23内に向かって垂下
させられている。中空部23内におけるチェーン34の垂下
端部にはカウンタウェイト35が吊り下げられている。
【0012】カウンタウェィト35は、図4および図5に
詳しく示すように、4つの縦割り分割片41よりなる。分
割片41は、前後方向を厚みとする垂直方形板状のもので
ある。4つの分割片41は、隣り合うもの同士接するよう
に前後方向に重合わされている。分割片41の頂面左右方
向中央部には耳42が設けられ、これに、チェーンリンク
43の下端部が水平ピン44により揺動自在に連結されてい
る。
【0013】4つの分割片41の左右両側面には、これら
全てに渡されるように左右一対の垂直状連結板45が当て
られている。連結板45は、後から2番目の分割片41の左
右両側面にビス46によって固定されている。連結板45の
前後両縁部には前後折曲げ縁部47がそれぞれ設けられて
いる。前折曲げ縁部47は、最前端の分割片41の前側面に
係合させられ、後折曲げ縁部47は、最後端の分割片41の
後側面に係合させられている。これにより、4つの分割
片41は、分割片41の前後隣り合うもの同士相互の上下方
向の相対的移動は自由とするが、水平方向の相対的移動
が拘束されている。
【0014】前後両端の分割片41の底面にはブラケット
51を介して前後一対のローラ52が取付けられている。ロ
ーラ52は、左右方向にのびた水平支持軸53を有してい
る。前後のローラ52は、図3に示すように、前後のガイ
ドレール24の先端間に挟まれている。
【0015】最前位分割片41の前側面左縁上端および最
後位分割片41の後側面左縁上端には第1クッション材54
がビス55によって取付けられている。さらに、最前位分
割片41の左右両側面上端および最後位分割片41の左右両
側面上端には第2クッション材56がビス57によって取付
けられている。これらのクッション材54,56は、カウン
タウェイト35の昇降の過程において、カウンタウェイト
35が揺動させられて支柱11に衝突する際の衝撃を緩げ
る。
【0016】連結板45に代わる構成が、図6および図7
に示されている。前後隣り合う分割片41の対向面に一方
に上下方向にのびた縦溝61が形成されるとともに、その
他方に、縦溝61にはめ入れられた水平突出状係合ピン62
が設けられている。図6および図7には示されていない
が、前後両端の分割片41の底面にはローラ52が取付けら
れている。ローラ52により、4つの分割片41の接近・離
隔する方向の前後動は、抑制される。これに加えて、縦
溝61および係合ピン62によって4つの分割片41の左右方
向の相対的移動が拘束される。したがって、4つの分割
片41を連結板45によってひと纏めとなるように繋ぎ止め
なくても、カウンタウェイト35は、速やかに昇降させら
れる。
【0017】図8は、昇降装置の変形例を示すものであ
る。この変形例では、左右に所定間隔をおいた2つの支
柱71が示されている。支柱71には昇降フレーム72がそれ
ぞれ備えられているが、左右の昇降フレーム72の左右の
向きは逆である。両昇降フレーム72に、これらにまたが
って物品Wが支持されるようになっている。
【0018】左支柱71の上端には4つの駆動スプロケッ
ト73が設けられるとともに、右支柱71の上端には2つの
従動スプロケット74が設けられている。左支柱71内には
カウンタウェイト35が収容されているが、これは、上記
した4つの分割片41によって構成されている。4つの分
割片41にはチェーン75の一端部がそれぞれ接続されてい
る。4つのチェーン75は、4つの駆動スプロケット73に
巻き掛けられ、そのうちの2つは、左昇降フレーム72に
接続され、残りの2つは、従動スプロケット74に巻き掛
けられた後、右昇降フレーム72に接続されている。
【0019】左右の昇降フレーム72は、同レベルを保持
して昇降させられ、これと反対方向にカウンタウェイト
35は昇降させられる。この変形例による昇降装置は、大
型物品Wの搬送に適している。
【0020】上記において、チェーンに代えて、歯付ベ
ルトを採用してもよく、また、ワイヤ、ロープ等でもよ
い。
【0021】
【発明の効果】この発明によれば、昇降フレームとカウ
ンタウェイトを連結する線部材の長さ調節作業を簡単に
行うことができ、しかも、支柱をスリム化できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明による昇降装置の正面図である。
【図2】同側面図である。
【図3】図1のIII ーII線にそう拡大水平断面図であ
る。
【図4】同昇降装置のカウンタウェイトの正面図であ
る。
【図5】同カウンタウェイトの側面図である。
【図6】同カウンタウェイトの変形例を示す部分側面図
である。
【図7】同カウンタウェイトの変形例を示す部分正面図
である。
【図8】同昇降装置の変形例を示す正面図である。
【符号の説明】
11 支柱 12 昇降フレーム 23 中空部 33 チェーン 35 カウンタウェイト 41 分割片 45 連結板

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 支柱11の全長にわたってのびた中空部23
    または側方開口凹部内に、一端を物品支持用昇降フレー
    ム12に接続した複数の並列状線部材34によってカウンタ
    ウェィト35が吊下げられている物品昇降装置において、 カウンタウェイト35が、線部材34の数に等しい数の縦割
    分割片41によって構成されており、分割片41に線部材34
    が1つずつその他端で接続され、分割片41が隣り合うも
    の同士接触するように並列に並べられた状態で支柱11に
    よって昇降案内されるようになされていることを特徴と
    する物品昇降装置。
  2. 【請求項2】 分割片41の数が、3以上であり、両端の
    分割片41に連結部材45が渡し止められ、連結部材45によ
    って分割片41の隣り合うもの同士相互の上下方向の相対
    的移動は自由とするが、水平方向の相対的移動が拘束さ
    れるようになされている請求項1記載の物品昇降装置。
JP10317139A 1998-11-09 1998-11-09 物品昇降装置 Pending JP2000143184A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113247819A (zh) * 2021-06-15 2021-08-13 南通俊安制冷科技有限公司 一种罐式集装箱用塑料管智能化生产线

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113247819A (zh) * 2021-06-15 2021-08-13 南通俊安制冷科技有限公司 一种罐式集装箱用塑料管智能化生产线
CN113247819B (zh) * 2021-06-15 2021-09-07 南通俊安制冷科技有限公司 一种罐式集装箱用塑料管智能化生产线

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