JP2000138621A - 非接触情報媒体を利用する通信システム及びかかる通信システムに使用される通信補助装置 - Google Patents

非接触情報媒体を利用する通信システム及びかかる通信システムに使用される通信補助装置

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JP2000138621A
JP2000138621A JP10324424A JP32442498A JP2000138621A JP 2000138621 A JP2000138621 A JP 2000138621A JP 10324424 A JP10324424 A JP 10324424A JP 32442498 A JP32442498 A JP 32442498A JP 2000138621 A JP2000138621 A JP 2000138621A
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Kazuo Takasugi
和夫 高杉
Shiro Sugimura
詩朗 杉村
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    • G06K7/00Methods or arrangements for sensing record carriers, e.g. for reading patterns
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    • G06K7/10158Methods or arrangements for sensing record carriers, e.g. for reading patterns by electromagnetic radiation, e.g. optical sensing; by corpuscular radiation sensing by radiation using wavelengths larger than 0.1 mm, e.g. radio-waves or microwaves methods and means used by the interrogation device for reliably powering the wireless record carriers using an electromagnetic interrogation field
    • G06K7/10178Methods or arrangements for sensing record carriers, e.g. for reading patterns by electromagnetic radiation, e.g. optical sensing; by corpuscular radiation sensing by radiation using wavelengths larger than 0.1 mm, e.g. radio-waves or microwaves methods and means used by the interrogation device for reliably powering the wireless record carriers using an electromagnetic interrogation field including auxiliary means for focusing, repeating or boosting the electromagnetic interrogation field

Abstract

(57)【要約】 【課題】 非接触情報媒体と外部装置との間のアンテナ
の指向性に基づく傾斜角度の制約、通信領域の制約、通
信距離の制約を簡単かつ安価に緩和する通信システム及
びかかる通信システムに使用される通信補助装置を提供
することを目的とする。 【解決手段】 非接触情報媒体と外部装置との無線通信
に使用されるキャリア周波数に共振する共振回路を有す
るブースターを外部装置に電磁結合した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般には、通信シ
ステムに係り、特に、非接触情報媒体を利用するデータ
通信システムに関する。「非接触情報媒体」とは、IC
チップなどの情報記録モジュールを備え、リーダライタ
などの外部装置と非接触に交信する媒体である。従っ
て、非接触であれば、電波の波長を問わず、また、通信
距離の長さも問わない。
【0002】非接触情報媒体の典型的なものは、例え
ば、マイクロ波を利用してリーダライタと交信する非接
触ICカードである。なお、本出願においては、「IC
カード」は、スマートカード、インテリジェントカー
ド、チップインカード、マイクロサーキット(マイコ
ン)カード、メモリーカード、スーパーカード、多機能
カード、コンビネーションカードなどを総括している。
【0003】また、非接触情報媒体はその形状がカード
に限定されるものではない。従って、それはいわゆるI
Cタグも含む。ここでは、「ICタグ」は、ICカード
と同様の機能を有するが、切手サイズやそれ以下の超小
型やコイン等の形状を有する全ての情報記録媒体を含む
ものである。
【0004】
【従来の技術】周知のように、ICカードは、カードに
内蔵されているICチップとリーダライタとの通信方法
に従って、接触型と非接触型に分類することができる。
このうち、非接触型は、リーダラータとの接点がないの
で接触不良がなく、リーダライタから数cm乃至数十c
m離れた移動使用が可能で、汚れ、雨、静電気に強いな
どの特徴があり、今後ますますその需要は高まるものと
予想されている。
【0005】非接触ICカードは、リーダライタから受
信した電波から電磁誘導によって動作電力を得ると共
に、電波を利用してリーダライタとの間でデータを交換
する。そして、非接触ICカードとリーダライタは、通
常、かかる電波を送受信するためのアンテナをそれぞれ
内蔵している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の非接触
ICカードはリーダライタと無線通信を行うためには、
非接触ICカードのアンテナ(例えば、アンテナコイ
ル)はリーダライタのアンテナ(例えば、アンテナコイ
ル)と平行にかつその真上に配置することが必要であっ
た。例えば、非接触ICカードがリーダライタの真上に
あっても、非接触ICカードのアンテナコイルがリーダ
ライタのアンテナコイルの法線方向に対して傾斜すれば
通信距離は傾斜角度に応じてアンテナの指向性に起因し
て短くなり、両アンテナコイルの法線方向が直交すれば
通信不能になってしまう。
【0007】また、非接触ICカードをリーダライタの
アンテナ真上から離間すると両者はアンテナの指向性に
より交信できず、結局、通信可能領域はリーダーライタ
のアンテナの真上の一定の領域に限定されていた。
【0008】また、非接触ICカードは、通常、クレジ
ットカードと同じ寸法を有するいわゆるISO(国際標
準化機構:International Organi
zation for Standardizatio
n)サイズ(縦54mm、横85.6mm、厚さ0.7
6mm)であるが、その通信距離はせいぜい最大10c
m程度であり適用分野によっては通信距離の延長が要請
されていた。
【0009】このように、従来の非接触ICカードとリ
ーダライタとの通信には、アンテナの指向性に基づく傾
斜角度の制約、通信可能領域の制約、通信距離の制約が
存在しており、また、通信可能領域は目に見えないの
で、非接触ICカードのユーザーにとって操作性が悪
く、迅速な読み取りも達成できなかった。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、このような従
来の課題を解決する新規かつ有用な非接触情報媒体を利
用する通信方法及びシステムを提供することを概括的な
目的とする。
【0011】より特定的には、本発明は、非接触情報媒
体と外部装置との間のアンテナの指向性に基づく傾斜角
度の制約、通信領域の制約、通信距離の制約を簡単かつ
安価に緩和する通信システム及びかかる通信システムに
使用される通信補助装置を提供することを目的とする。
【0012】かかる目的を達成するために、本発明の通
信システムは、非接触情報媒体と、当該非接触情報媒体
と所定のキャリア周波数で無線通信をすることができる
外部装置と、前記非接触情報媒体及び前記外部装置と前
記所定のキャリア周波数で無線通信をすることができ、
前記外部装置に電磁結合されたブースターとを有し、前
記ブースターは前記非接触情報媒体と前記外部装置との
前記無線通信を中継することができる。
【0013】また、本発明のブースターは、基材と、当
該基材に結合して、前記非接触情報媒体及び前記外部装
置と所定のキャリア周波数で無線通信をすることがで
き、前記外部装置に電磁結合された通信部とを有する。
【0014】本発明の通信システム及びブースターによ
れば、非接触情報媒体は外部装置と直接に又はブースタ
ーを介して無線通信を行う。ブースターは非接触情報媒
体と外部装置の間又は非接触情報媒体の上に配置され
る。通信補助装置として機能するブースターは、非接触
情報媒体と外部装置との間の無線通信を中継する場合で
も、その無線通信に使用されるキャリア周波数を変更し
ない。ブースターのアンテナと外部装置のアンテナの法
線方向を一致させれば外部装置の通信可能距離は延長さ
れる。ブースターのアンテナを外部装置のアンテナの法
線方向に対して傾斜させれば非接触情報媒体の外部装置
に対する傾斜可能な角度は増加する。ブースターと外部
装置とを、両者のアンテナの法線方向が平行になるよう
に配置すれば外部装置の通信可能領域が拡大する。複数
のブースターを設けて、一のブースターを他のブースタ
ーを介して間接的に外部装置に電磁結合すれば、これら
複数のブースターを協同的に使用して無線通信を中継す
ることができる。ブースターは一以上の共振回路を有
し、各共振回路はキャリア周波数に共振することができ
る。選択的に、ブースターに増幅器を設けて無線通信に
使用される電波を増幅してもよい。
【0015】本発明の他の目的及び更なる特徴は、以
下、添付図面を参照して説明される実施例により明らか
にされる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して、本発
明の通信システム1を説明する。なお、各図において、
同一の参照番号を付した部材は同一部材を表すものと
し、また、同一の参照番号にアルファベットを付した部
材は対応する変形部材を表すものとし、重複説明は省略
する。また、特にことわらない限り、参照番号はアルフ
ァベットの付いた同一の参照番号の全てを総括している
ものとする。
【0017】図1に本発明の第1実施例の通信システム
1の構成を示す。同図に示すように、本発明の通信シス
テム1は、非接触情報媒体10と、外部装置20と、ブ
ースター30とを有する。本実施例では、非接触情報媒
体10の典型例として非接触ICカードを用い、外部装
置20の典型例としてリーダライタを用いている。従っ
て、参照番号10及び20はこれらを総括している。な
お、より詳細には、図1に示す外部装置20は後述する
外部装置20のアンテナ部24である。
【0018】非接触ICカード10は、リーダライタ
(R/W)20と電(磁)波を使用して交信する。ま
た、非接触ICカード10は、バッテリを内蔵していて
もよいが、内蔵バッテリの劣化に伴うトラブルを回避す
ると共にチップを小型化するためにバッテリレスとする
ことが好ましい。従って、以下、非接触ICカード10
は、電波を利用してリーダライタ20とデータを交換す
ることができると共に、リーダライタ20から受信した
電波から電磁誘導によって動作電力を得るものとする。
非接触ICカード10はISOサイズを有する。但し、
非接触情報媒体10として非接触ICタグを用いれば、
それは用途に合わせた任意の形状(例えば、ペンダント
形状、コイン形状、キー形状、カード形状、タグ形状な
ど)を有することができる。
【0019】本発明の非接触情報媒体10は外部装置2
0と非接触に無線交信することができるが、これは本発
明が外部装置20と接触して交信する機能を排除してい
るものではない。例えば、非接触情報媒体10は、接触
ICチップを内蔵することにより、接触ICカード及び
非接触ICカードの両機能を有するコンビネーションカ
ードとして構成することができる。
【0020】また、本発明は、非接触情報媒体10が磁
気ストライプを有するカード媒体に適用されることを妨
げるものではない。この場合は、本発明の非接触情報媒
体10は、クレジットカード、キャッシュカードなどの
磁気カードとしての機能を有することになる。さらに、
選択的に、非接触情報媒体10には、エンボス、サイン
パネル、ホログラム、刻印、ホットスタンプ、画像プリ
ント、写真などが形成されてもよい。
【0021】非接触ICカード10は、図2及び図3に
示すように、基材12に、アンテナコイル14とICチ
ップ16とを有する。ここで、図2は非接触ICカード
10の構成を示すブロック図である。図2は、アンテナ
コイル14を概念的に示しており、実際の非接触ICカ
ード10においてはアンテナコイル14は、例えば、図
3に示すように、ICチップ16を取り囲むように形成
されている。ここで、図3は非接触ICカード10の模
式的透視平面図である。基材12は、例えば、プラスチ
ックから構成される。選択的に、非接触ICカード10
は、基材12上に、図示しないディスプレイやキーボー
ドなどを更に有して更なる多機能化を達成してもよい。
アンテナコイル14はICチップ16に一対の接続端子
18を介して電気的に接続されている。
【0022】ICチップ16は、電源回路102と、送
受信回路104と、メモリ108と、好ましくはロジッ
ク制御回路106と、図示しないクロックとを基板10
0に内蔵している。
【0023】非接触ICカード10は上述したようにバ
ッテリを内蔵しておらず、電源回路102はアンテナ1
4が受信した電波から電磁誘導によってその動作電力を
得る。 送受信回路104は復調回路と変調回路を有し
ている。復調回路は、受信した電波を検波してそれから
データを得るために基底帯域信号を復元する。また、変
調回路は、データを送信するために搬送波を送信データ
に応じて変化させてコイル34に送信する。変調方式
は、例えば、キャリア(搬送)周波数の振幅を変えるA
SK、位相を変えるPSKなどを使用することができ
る。
【0024】変調回路や復調回路はロジック制御回路1
06によって制御されて、クロックに同期して動作す
る。ロジック制御回路106はCPUにより実現するこ
とができる。メモリ108はデータを保存するROM、
RAM、EEPROM及び/又はFRAM等から構成さ
れる。非接触ICカード10はリーダライタ20とかか
るデータに基づいて交信したり、ロジック制御回路10
6は所定の処理を行うことができる。例えば、メモリ1
08は、ID情報や所定額の電子マネーなどの価値や取
引記録その他を格納することができ、ロジック制御回路
106は所定の取引(例えば、切符の購入や電子マネー
の入金など)によりかかる価値を増減等することができ
る。なお、これらの構成要素の構成や動作は当業者には
容易に理解できるため詳しい説明は省略する。
【0025】アンテナコイル14はICチップ16に電
気的に接続されると共に後述するブースター30の送受
信コイル32と非接触的に電磁結合されている。なお、
アンテナコイル14と送受信コイル34との位置関係に
ついては後述する。アンテナコイル14の通信距離はア
ンテナコイル14の法線方向に関して10cm程度であ
る。アンテナコイル14は、ブースター30との位置関
係、実装面積、その他の条件に応じて所望の寸法、形
状、自己インダクタンス、相互インダクタンスを有す
る。例えば、上から見た場合にアンテナコイル14の形
状は円形、四角形、楕円形など所望の形状を有すること
ができる。アンテナコイル14は、ワイヤボンディング
方式やTAB(Tape Automated Bon
ding)方式などによってICチップ16に接続され
ている。
【0026】リーダライタ20は、図4に示すように、
制御インタフェース部22とアンテナ部24とを有して
おり、両者はケーブル26により接続されている。ここ
で、図4はリーダライタ20の構成を示すブロック図で
ある。リーダライタ20は、所定のキャリア周波数fc
を有する電波Wを非接触ICカード10へ送信及びから
受信し、無線通信を利用して非接触ICカード10と交
信する。なお、電波Wは任意の周波数帯のキャリア周波
数fc(例えば、13.56MHz)を使用することが
できる。リーダライタ20は、制御インタフェース部2
2を介して更なる図示しない外部ホスト装置(処理装
置、制御装置、パーソナルコンピュータ、ディスプレイ
など)に接続されている。
【0027】制御インタフェース部22は、送信回路
(変調回路)202と、受信回路(復調回路)204
と、コントローラ206とを内蔵している。送信回路2
02は、更なる外部ホスト装置からのデータを、例え
ば、キャリア周波数の振幅を変えることにより(ASK
変調方式)、伝送信号に変換してアンテナ部24に送信
する。また、受信回路204はアンテナ部24を通じて
非接触ICカード10から受信した信号を基底帯域信号
に変換してデータを得て、図示しない更なる外部ホスト
装置に送信する。送信回路202と受信回路204は、
実際の回路では、図5に示すように、複数の駆動回路2
08及び210に接続されており、これらの駆動回路に
よって駆動される。ここで、図5はリーダライタ20の
模式的透視平面図である。なお、当業者は、送信回路2
02、受信回路204及び駆動回路208及び210の
動作や構成はを容易に理解して実現することができるの
で、ここでは詳細な説明は省略する。
【0028】アンテナ部24は、例えば、図5に示すよ
うなアンテナコイル212と整合回路216とを有す
る。図5は、整合回路216が抵抗とコンデンサからな
る具体的構成を示している。また、図6に、リーダライ
タ20の概観の一例とアンテナ部24が通信することが
できる通信可能領域220の一例を示す。かかるリーダ
ライタ20は、例えば、ICカードを乗車券として利用
した自動改札口などに使用することができる。図6に示
すように、アンテナコイル212の指向性からリーダラ
イタ20の通信可能領域220は楕円体のような形状を
しており、アンテナ部24の真上であってもこの通信可
能領域220を非接触ICカード10が通過しなければ
リーダライタ20は非接触ICカード10と交信するこ
とができないことが理解できる。しかも、この通信可能
領域220は目で見ることはできず、実際のリーダライ
タ20においてはそのアンテナコイル212の形状と指
向性によって通信可能領域220は変化し、より複雑な
形状を有している。従って、非接触ICカード10を操
作するユーザーにとっては操作性が悪いことが理解され
る。なお、操作性は非接触ICカード10とリーダライ
タ20との相対位置関係によっても影響されるがこれに
ついては後述する。
【0029】次に、本発明の通信システム1において通
信補助装置として機能するブースター30について説明
する。まず、ブースター30の構成を図7乃至図13を
参照して説明する。ここで、図7は、本発明の第1実施
例のブースター30の概観回路図である。図8は、図7
の回路を実現するためのより具体的なブースター30の
透視斜視図である。
【0030】図7に示すように、本発明のブースター3
0は、送受信コイル32と共振コンデンサ34からなる
共振回路を基材36に内蔵している。送受信コイル32
は、図8に示すように、共振コンデンサ34を取り囲む
アンテナコイルとして実現することができる。アンテナ
コイル32の形成は、非接触ICカード10におけるア
ンテナコイル14の形成と同様にして実現することがで
き、例えば、銅やアルミニウムなどを使用したエッチン
グ、プリント配線方式による印刷、ワイヤによる形成な
ど当業界で周知ないずれの方法によっても形成すること
ができる。選択的に、コイル32にはノイズ除去用のシ
ールドが設けらる。また、送受信コイル32は、空心コ
イルであるスパイラル平面コイルや複スパイラルコイ
ル、若しくは、フェライトコアの付いた平面コイル又は
フェライトバーアンテナとして構成することができる。
更に、送受信コイル32は、アンテナコイル以外のダイ
ポールアンテナ、モノポールアンテナ、ループアンテ
ナ、スロットアンテナ、マイクロストリップアンテナな
ど当業界で周知のアンテナを適用することができる。
【0031】コンデンサ34は、例えば、銅板から構成
される。コンデンサ34には、選択的に、例えばポリエ
チレン、PET(ポリエチレンテレフタレート)から構
成される図示しない誘電体フィルムを挟んでもよい。ま
た、一のコンデンサ34の代わりに複数のコンデンサを
マッチング回路として設けてもよい。代替的に、コンデ
ンサ34はコイル32と共に図示しないセラミック基板
に集積化されてもよい。
【0032】ブースター30は、まず、非接触情報媒体
10とリーダライタ20との通信距離の制約を簡単かつ
安価に緩和するという機能を有する。図1を参照する
に、ブースター30を設けない非接触情報媒体10とリ
ーダライタ20とからなる従来の通信システムにおいて
は、非接触ICカード10(のアンテナコイル14)を
リーダライタ20(のアンテナ部24)の真上にかざし
た場合の最大通信距離d=d*は、上述したように、例
えば、10cm程度である。かかる通信距離はアンテナ
コイル14の形状、寸法などによる制限を受けると共に
微弱電波を規制する電波法による制限も受ける。非接触
情報媒体10とリーダライタ20との通信では、上述し
たように、キャリア周波数fcが中心周波数として使用
される。また、変調回路により中心周波数に側帯波が追
加される。電波法は、これらの中心周波数及び側帯波の
部分の電波の強さを規制しているため、単純に電波を強
めて通信距離を延長すれば電波法に抵触する可能性があ
る。従って、電波は強めずに通信距離を延長することが
要請される。
【0033】この点、非接触ICカード10を収納可能
な通信装置に差し込んでかかる通信装置がキャリア周波
数を別の周波数に変換して独自のプロトコルと通信フォ
ーマットでリーダライタ20と交信しようとする提案も
ある。しかし、これではユーザーはわざわざ非接触IC
カード10をかかる通信装置に差し込まなくてはなら
ず、また、周波数変換機能などを有する通信装置は高価
であるという欠点がある。
【0034】かかる点に鑑みて、本発明者等は、非接触
ICカード10とリーダライタ20からなる従来の通信
システムの通信プロトコル、キャリア周波数、電波の強
さ、通信フォーマットなどは一切変更せず、簡単かつ安
価に通信距離だけを延長する方法を考え出した。このよ
うに、本発明は従来から使用されている非接触ICカー
ド10のアンテナ14を大きくするなどの変更を何ら要
しないので、現在の通信システムにそのまま適用するこ
とができる。
【0035】かかる通信方法は、リーダライタ20のア
ンテナ部24のアンテナコイル212の法線方向にブー
スター30のアンテナコイル32の法線方向を一致させ
るようにブースター30を配置することである。ここ
で、リーダライタとブースター30との通信距離はほぼ
15cm程度である。例えば、直径15cmの大きさを
有するアンテナコイル212の法線上約10cmに直径
45mmの大きさを有するアンテナコイル32を備えた
縦50mm、横80mmのブースター30を図1に示す
ように配置すると、最大通信距離dは約15cmに延長
された。ここで、非接触ICカード10とブースター3
0との距離δは、約5mm乃至30mmである。また、
ユーザーも非接触ICカード10を従来通りリーダライ
タ20に対してかざせばよく、通信装置に差し込むなど
の不便性はない。
【0036】ブースター30は、リーダライタ20から
転送される電波Wを中継して非接触ICカード10へそ
れを転送し、非接触ICカード10から転送される電波
Wを中継してリーダライタ20へそれを転送する。
【0037】ブースター30は、非接触情報媒体10と
リーダライタ20との間に配置されることを要さず、例
えば、図9に示すように、非接触情報媒体10の真上に
配置されてもよい。ここで、図9は、図1に示す通信シ
ステム1の変形例である通信システム1Bの構成を示す
斜視図である。この場合には、例えば、上述したのと同
じ大きさのブースター30をアンテナコイル212の法
線上約15cmの距離に配置すれば、非接触ICカード
10はリーダライタ20の真上約12cm以上(従っ
て、ブースター30との距離δは30mm程度以下)で
あっても非接触ICカード10はリーダライタ20と交
信することができる。通信距離dが12cmとなり、d
*=10cmを超え、通信距離が延長されていることが
理解される。
【0038】図9に示す通信システム1Bはブースター
30の再放射を利用して、観念的には、図1に示す通信
システム1と同様に、ブースター30がリーダライタ2
0からのデータを中継して非接触ICカード10へそれ
を転送していると解釈することができる。
【0039】本発明のブースター30は共振回路を使用
している、キャリア周波数fcを変更せず、また、従来
の通信システムにおいて既に設定されているリーダライ
タ20の電波の強さを変更することもない。また、ブー
スター30は構成が単純で安価であり通信システムが高
価になることを防止しつつ最大通信距離dを延長してい
る。
【0040】ブースター30は、図7に示すように、自
己インダクタンスLのアンテナコイル32と静電容量C
の共振コンデンサ34を有している。図7に示す回路の
共振周波数frは、(1/2π)(LC)−1/2とな
る。かかる共振周波数frの値をキャリア周波数fcに
一致させれば、図7に示す回路はfcに共振及び同調し
て送受信コイル32や共振コンデンサ34に大きな共振
電流を流すことができ、また、かかる共振電流を非接触
的に非接触ICカード10又はリーダライタ20に供給
することができる。しかし、実際の回路においては素子
の誤差から(1/2π)(LC)−1/2をキャリア周
波数frに一致させることができない場合もある。そこ
で、このような場合でも同調の効果を得るために、複数
の共振回路から構成される複同調回路を使用してもよ
い。
【0041】以下、図10及び図11を参照して、かか
る実施例を説明する。ここで、図10は、本発明の第2
実施例のブースター30Aの概観回路構成図である。図
11は、図10の回路を実現するためのより具体的なブ
ースター30Aの透視斜視図である。
【0042】ブースター30Aは、複数の共振回路から
構成される複同調回路を使用している。周知のように、
複同調回路は利得周波数特性が双峰性となり、広い周波
数帯域を得ることができる。なお、双峰性を有するその
他の回路もブースターに適用することができる。
【0043】ブースター30Aは、図10に示すよう
に、一対のコイル32A及び32Bと一対のコンデンサ
34A及び34Bからなる2つの共振回路を含んでい
る。コイル32A及び32Bは巻数が異なり、それぞ
れ、自己インダクタンスL1及びL2を有している。両
コイル32A及び32Bが密結合となるように結合係数
(相互インダクタンス)Mが高く設定されている。コン
デンサ34A及び34Bは、それぞれ、静電容量C1及
びC2を有している。自己インダクタンスと静電容量の
関係は、原則として、(1/2π)(L1C1)−1/
2=(1/2π)(L2C2)−1/2=キャリア周波
数frになるように設定されるが、各素子間の誤差など
によりたとえ両者又はいずれか一方がキャリア周波数f
rに一致しなくてもキャリア周波数fr付近で十分大き
な誘導電流を生成することができる。ブースター30
は、図8に示す構造を2枚貼り合わせてもよいが、図1
1では一の基板36Aに上記の構成要素が収納されてい
る。図11に示す構造を有するブースター30Aを製造
する方法は、当業者には容易であり、ここでは詳しい説
明は省略する。
【0044】ブースター30は、図12に示すブースタ
ー30Bや図13に示すブースター30Cに置換されて
もよい。ここで、図12は、本発明の第3実施例のブー
スター30Bの概観回路構成図である。また、図13
は、本発明の第4実施例のブースター30Cの概観回路
構成図である。
【0045】ブースター30の中継器的機能に鑑みれ
ば、ブースター30に独自の増幅器を追加してもよいは
ずである。図12においては、受信コイル32Cが受信
した電波Wは、電源31から駆動電力を与えられた増幅
器33が増幅して、これを送信コイル32Dより送信す
る。このため、送信コイル32Dから出る信号は、中心
周波数だけでなく側帯波も十分に増幅される。増幅器3
3には、トランジスタを含む当業界で周知のいかなる増
幅器をも使用することができる。
【0046】一方、図13に示すブースター30Cのよ
うに、共振回路35に電源31及び増幅器33を組み合
わせてもよい。共振回路35はブースター30又は30
Aと同様の構成を採用することができる。この場合は、
単一の同調によって得られるものよりも広い帯域を得る
ことができる。また、このようなブースター30Cを複
数段設けることもできる。例えば、共振回路35にブー
スター30を用いれば中心周波数だけを強調するのでは
なく側帯波も十分に強調することができる。共振回路3
5に図10に示すブースター30A(複同調回路)を適
用して1段又は多段構成となればブースター30Cは複
同調増幅器として機能する。
【0047】次に、本発明の第2実施例の通信システム
1Bを図14を参照して説明する。図1は本発明の第2
実施例の通信システム1Bの構成を示す斜視図である。
本発明の通信システム1Bは、特徴的に、ブースター3
0をリーダライタ20に対して傾斜して配置している。
【0048】通信システム1Bにおけるブースター30
は、リーダライタ20がそのアンテナ212の指向性か
ら要求する非接触ICカード10の相対的な姿勢(即
ち、リーダライタ20に対する傾斜角度)を緩和してい
る。即ち、図1に示す通信システム1においてブースタ
ー30を除いた従来の通信システムにおいて、非接触I
Cカード10が最大通信距離d*(=約10cm)を得
るためには、非接触ICカード10のアンテナコイル1
4とリーダライタ20のアンテナ212との法線は一致
する必要があった。もし、図14に示すように、非接触
ICカード10のアンテナコイル14がアンテナ212
の法線方向に対して45度傾斜すれば、最大通信距離は
約1/3d*(=約3.3cm)になってしまう。
【0049】しかし、非接触IC10をリーダライタ2
0に対して常に平行に配置するのは困難である。例え
ば、スキー場のリフト乗り場では、スキーヤーは不安定
な足場でスキーウェアの上腕部に乗車券である非接触I
Cカード10を収納してリフト乗り場のリーダライタ2
0にかざさなければならない。また、駅の自動改札口で
は、改札口を通過する人は歩きながら乗車券である非接
触ICカード10をリーダライタ20にかざさなければ
ならない。このため、非接触ICカード10を完全にリ
ーダライタ20のアンテナ部24に平行に配置しなくて
も読み取りが可能になることが要求されていた。
【0050】そこで、本発明の通信システム1Bはブー
スター30のアンテナコイル32をリーダライタ20の
アンテナ212の法線に対して傾斜して配置して、たと
え非接触ICカード10がリーダライタ20に対して傾
斜しても、非接触ICカード10がブースター30と交
信できる限りリーダライタ20との通信距離をd*に保
てるようにしている。ブースター30は、例えば、ヒン
ジ等を利用して物理的にリーダライタ20に結合される
ことができ、リーダライタ20に対する傾斜角度αや非
接触ICカード10に対する傾斜角度βは手動又は自動
的に調節することができる。なお、当業者にとってこの
ような物理的構造を実現することは容易であるため、こ
こでは詳しい説明は省略する。
【0051】通信システム1Bにおいては、非接触IC
カード10のアンテナ14はブースター30のアンテナ
32の法線方向にあるときにブースター30との最大通
信距離を確保することができる。従って、リーダライタ
20に対して異なる傾斜角度を有する複数のブースター
30が配置されれば非接触ICカード10が備えるべき
傾斜角度の制約はそれだけ緩和されることになる。図1
5は、2つのブースター30を設けた通信システム1B
の変形例である通信システム1Cを示している。この場
合、データは、例えば、リーダライタ20からどちらか
のブースター30を介して非接触ICカード10に転送
される。なお、ブースター30の数を2以上に増やすこ
とはもちろん可能である。
【0052】従って、図15に示す通信システム1Cに
おいては、全てのブースター30はリーダライタ20の
アンテナ部24と電磁結合していなければならないが、
非接触ICカード10には中継に使用されるブースター
30のみが電磁結合されていればよい。
【0053】留意すべきことだが、本発明の通信システ
ム1Bや1Cは、ブースター30をリーダライタ20の
真上に配置してはならないということはない。従って、
図1に示す通信システム1においてブースター30を傾
斜させてもよい。もっとも、この場合には通信距離を延
長するという効果よりは非接触ICカード10の傾斜角
度を緩和するという効果が強調されることになる。ま
た、ブースター30は、図9に示すように、非接触IC
カード10の上部で傾斜してもよい。この場合にブース
ター30がリーダライタ20の真上になくてもよいこと
は言うまでもない。
【0054】以下、図16を参照して、本発明の通信シ
ステム1Dについて説明する。ここで、図16は、本発
明の第3実施例の通信システム1Dの構成を示す斜視図
である。
【0055】図6に示すリーダライタ20の通信可能領
域220はリーダライタ20のアンテナ部24の真上に
広がっている。しかし、非接触ICカード10をアンテ
ナ部24の真上に常に配置することは容易ではない場合
がある。そこで、本発明の通信システム1Dは、リーダ
ライタ20のアンテナ212の指向性に基づく通信領域
の制約を緩和して、従来は通信が不可能であったアンテ
ナ部24外の領域で非接触ICカード10がリーダライ
タと交信することができるように通信領域を拡大してい
る。
【0056】図16を参照するに、リーダライタ24の
左隣に一つのブースター30が配置され、右隣に二つの
ブースター30が配置されている。各ブースター30の
大きさ及び形状は同一であってもよいし異なっていても
よい。交信においては、非接触ICカード10が左隣の
ブースター30の真上の距離d1離れた位置D1にある
ときはこのブースター30を介して交信することができ
る。また、リーダライタ10が右隣のブースター30の
真上の距離d2離れた位置D2にあるときはこのブース
ター30を介して交信することができる。一方、非接触
ICカード10がリーダライタ20の最も右の位置D3
にある時はブースター30を介してリーダライタ20と
交信することができる。
【0057】このように、従来は、非接触ICカード1
0は、リーダライタ20の真上(例えば、位置D)にな
ければこれと交信することができなかったが、本発明の
通信システム1Dはかかる制約を緩和して、非接触IC
カード10が位置D1乃至D3のいずれの位置にきても
リーダライタ20と交信することを可能にしている。
【0058】また、本発明の通信システム1Dは、特徴
的に、複数のブースター30の協調的に利用してリーダ
ライタ20の通信可能領域を拡大している。即ち、非接
触ICカード10が位置D3にある時はリーダライタ2
0の右隣の2つのブースター30は協調して非接触IC
カード10とリーダライタ20との交信を補助してい
る。これは、リーダライタ20のコイル212から生じ
る磁束が右隣のブースター30のコイル32に鎖交し、
これがまた、更に右隣のブースター30のコイル32に
鎖交するといったように、伝搬していくからである。こ
の場合、各アンテナコイル32の法線方向はアンテナコ
イル212の法線方向とほぼ平行であり、直接又は間接
的にこれに電磁結合されている。例えば、アンテナ部2
4の右隣のブースター30のコイル32はアンテナ21
2と直接に電磁結合され、更に右隣のブースター30の
コイル32は右隣のブースター30のコイル32と直接
に電磁結合され、アンテナ212とはかかるコイル32
を介して間接的に電磁結合されている。
【0059】理解されるように、図16に示す通信シス
テム1Cにおいては、全てのブースター30はアンテナ
部24と直接又は間接的に電磁結合していなければなら
ないが、非接触ICカード10には中継に使用されるブ
ースター30のみが電磁結合されていればよい。
【0060】リーダライタ20の周りの任意の位置にブ
ースター30を配置することにより、また、上述した実
施例で開示したブースター30と適当に組み合わせるこ
とにより、リーダライタ20の通信距離を所望の範囲に
拡大することができる。なお、一般に、リーダライタ2
0から離れるに従って非接触ICカード10の通信距離
dは小さくなるが、図1又は図9に示すように、別のブ
ースター30を非接触ICカード10の上又は下に配置
することにより通信距離を延長することができる。
【0061】以上、本発明の好ましい実施例について説
明したが、本発明はこれらの実施例に限定されないこと
はいうまでもなく、その要旨の範囲内で種々の変形及び
変更が可能である。
【0062】例えば、リーダライタが複数のアンテナ部
を有するようにブースター30とリーダライタ20を一
体的に構成した場合の当該リーダライタも本発明の要旨
の範囲内である点に留意しなければならない。図14を
参照して説明したように、実際の通信システムにおいて
は、ブースター30とリーダライタ20とが物理的に結
合している態様でブースター30が使用される場合が少
なくない。かかるリーダライタを有する通信システムは
本発明のブースターを含んでいないと解釈されるべきで
はなく、本発明のブースター30とリーダライタ20の
両方の機能を含んでいるものとして理解されるべきであ
る。そして、かかるリーダライタにおいて、制御インタ
ーフェース22がそれら複数のアンテナ部のコイルに共
通に接続されてもよい。
【0063】同様にして、図16に示す通信システム1
Dにおいて、リーダライタが制御インターフェース22
のみで、アンテナ部22と全てのブースター30とを一
体的にブースターと解釈した場合の当該通信システムも
本発明の要旨の範囲内である点に留意しなければならな
い。制御インターフェース22の代わりに前述の更なる
外部装置が直接にアンテナ部に接続されてもよい。
【0064】
【発明の効果】本発明の通信システム及びブースターに
よれば、ブースターは非接触情報媒体と外部装置との無
線通信を中継することができるので、非接触情報媒体は
外部装置と直接に交信できなくてもブースターを介して
外部装置と間接的に交信できればよく、非接触情報媒体
及びそのユーザーにとって通信の自由度が増加する。
【0065】ブースターの中継的機能は、外部装置と非
接触情報媒体との間の通信距離の増大、及び/又は、非
接触情報媒体に求められる外部装置に対する姿勢及び/
又は位置の制約の緩和などの効果をもたらす。これによ
り、本発明のブースターは従来の通信システムの欠点を
簡易かつ安価に除去することができる。
【0066】また、本発明の通信システムは複数のブー
スターを有してもよく、各ブースターは外部装置と直接
に電磁結合されるか他のブースターを介して間接的に電
磁結合される。ブースターが他のブースターを介して間
接的に電磁結合される場合には、複数のブースターの強
調動作を通じて非接触情報媒体と外部装置との無線通信
が補助される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施例の通信システムの構成を
示す斜視図である。
【図2】 図1に示す通信システムの非接触ICカード
の構成を示すブロック図である。
【図3】 図2に示す非接触ICカードの模式的透視平
面図である。
【図4】 図1に示す通信システムのリーダライタの構
成を示すブロック図である。
【図5】 図4に示すリーダライタの模式的透視平面図
である。
【図6】 図4に示すリーダライタの概観の一例とアン
テナ部が通信することができる通信可能領域の一例を示
す斜視図である。
【図7】 本発明の通信システムに適用可能な本発明の
第1実施例のブースターの概観回路構成図である。
【図8】 図7の回路を実現するためのより具体的なブ
ースターの透視斜視図である。
【図9】 図1に示す通信システムの変形例を示す斜視
図である。
【図10】 本発明の通信システムに適用可能な本発明
の第2実施例のブースターの概観回路構成図である。
【図11】 図10の回路を実現するためのより具体的
なブースターの透視斜視図である。
【図12】 本発明の第3実施例のブースターの概観回
路構成図である。
【図13】 図12のブースターの等価回路図である。
【図14】 本発明の第2実施例の通信システムの構成
を示す斜視図である。
【図15】 図14に示す通信システムの変形例を示す
斜視図である。
【図16】 本発明の第3実施例の通信システムの構成
を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 通信システム 10 非接触情報媒体 14 アンテナ 16 ICチップ 20 外部装置 22 制御インターフェース 24 アンテナ部 30 ブースター 32 送受信コイル 34 共振コンデンサ 36 基材 212 アンテナ
フロントページの続き (72)発明者 杉村 詩朗 東京都台東区駒形1丁目2番6号 株式会 社スマートカードテクノロジーズ内 Fターム(参考) 5B035 AA04 AA11 BA03 BB09 BC00 BC03 CA01 CA12 CA22 CA23 5K012 AB05 AC06 AC08 AC10 AC12 BA03

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 非接触情報媒体と、 当該非接触情報媒体と所定のキャリア周波数で無線通信
    をすることができる外部装置と、 前記非接触情報媒体及び前記外部装置と前記所定のキャ
    リア周波数で無線通信をすることができ、前記外部装置
    に電磁結合されたブースターとを有し、前記ブースター
    は前記非接触情報媒体と前記外部装置との前記無線通信
    を中継することができる通信システム。
  2. 【請求項2】 前記非接触情報媒体は前記無線通信に使
    用される第1のアンテナを有し、 前記外部装置は前記無線通信に使用される第2のアンテ
    ナを有し、 前記ブースターは前記無線通信に使用され、前記第2の
    アンテナの法線方向に一致している第3のアンテナを有
    する請求項1記載の通信システム。
  3. 【請求項3】 前記非接触情報媒体は前記無線通信に使
    用される第1のアンテナを有し、 前記外部装置は前記無線通信に使用される第2のアンテ
    ナを有し、 前記ブースターは前記無線通信に使用され、前記第2の
    アンテナの法線方向に対して傾斜している第3のアンテ
    ナを有する請求項1記載の通信システム。
  4. 【請求項4】 前記非接触情報媒体は前記無線通信に使
    用される第1のアンテナを有し、 前記外部装置は前記無線通信に使用される第2のアンテ
    ナを有し、 前記ブースターは前記無線通信に使用される第3のアン
    テナを有し、前記第1のアンテナは前記第2のアンテナ
    の法線から離間した位置において前記第2のアンテナと
    前記第3のアンテナを介して前記無線通信を行うことが
    できる請求項1記載の通信システム。
  5. 【請求項5】 前記通信システムは複数の前記ブースタ
    ーを有し、少なくとも当該ブースターの1つは他のブー
    スターのいずれか一つを介して前記外部装置に間接的に
    電磁結合している請求項1記載の通信システム。
  6. 【請求項6】 前記第3のアンテナの法線方向は、前記
    第2のアンテナの法線方向とほぼ平行である請求項4記
    載の通信システム。
  7. 【請求項7】 基材と、 当該基材に結合して、前記非接触情報媒体及び前記外部
    装置と所定のキャリア周波数で無線通信をすることがで
    き、前記外部装置に電磁結合された通信部とを有するブ
    ースター。
  8. 【請求項8】 前記通信部は、前記キャリア周波数に共
    振することができる共振回路を有する請求項7のブース
    ター。
  9. 【請求項9】 前記通信部は、前記キャリア周波数に共
    振することができる複同調回路を有する請求項7のブー
    スター。
  10. 【請求項10】 前記通信部は、電源と、当該電源に接
    続された増幅器とを有する請求項7記載のブースター。
  11. 【請求項11】 前記非接触情報媒体は、メモリと通信
    部とを有する請求項1記載の通信システム。
  12. 【請求項12】 前記非接触情報媒体は、ロジック制御
    部と通信部とを有する請求項1記載の通信システム。
  13. 【請求項13】 前記非接触情報媒体は、メモリと、ロ
    ジック制御部と、通信部とを有する請求項1記載の通信
    システム。
  14. 【請求項14】 前記非接触情報媒体は、CPUを更に
    有する請求項11乃至14のうちいずれか1項記載の通
    信システム。
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