JP4518585B2 - アンテナ装置及びカード状記憶媒体 - Google Patents

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    • Y02D30/00Reducing energy consumption in communication networks
    • Y02D30/70Reducing energy consumption in communication networks in wireless communication networks

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はアンテナ装置及びカード状記憶媒体に関し、例えばIC(Integrated Circuit)カードと非接触でデータの書き込み及び読み出しを行うためのアンテナ装置及びカード状記憶媒体に適用して好適なものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、駅の改札機、セキュリティシステム、電子マネーシステム等の分野においては、データ書込読出器とICカードとを用いたICカードシステムが試験的に導入されており、ICカードに対するデータの書き込みやICカードからのデータの読み出しを非接触で実行するようになされている。
【0003】
図8に示すように、ICカードシステム1においては互いに対向するように配置されたデータ書込読出装置2とICカード5とから構成され、データ書込読出器3のループアンテナ4から放射された電磁波を、ICカード5に設けられた共振回路8のループアンテナ6によって受信し、共振コンデンサ7を介して共振電流として流れることにより磁界を発生し、当該磁界のエネルギーに応じた受信電力を電子回路9に供給して動作させるようになされている。
【0004】
この場合のICカード5は、図9に示すように共振回路8による共振周波数Fres と、データ書込読出器3のループアンテナ4から放射された電磁波のキャリア周波数Fcar とを一致させるようになされており、これにより電磁波の受信効率を向上させている。
【0005】
ところでICカードシステム1においては、所定の論理プロトコルが組み込まれており、これによりデータ書込読出器3のループアンテナ4に対して複数枚のICカード5が重ねられた状態で同時に配置された場合でも、各ICカード毎に送受信するデータが衝突することなく確実にデータ処理を行い得るようになされている。
【0006】
しかしながら、図10に示すようにデータ書込読出器3のループアンテナ4に対して複数(N)枚のICカード5A〜5Nが重ねられた状態で配置された場合、共振コンデンサの容量Cres はN倍になると共に、電子回路9の負荷抵抗Rcir は1/N倍になる。
【0007】
このように複数(N)枚のICカード5A〜5Nが重ねられた状態では、共振コンデンサの容量Cres がN倍になることに伴って、共振周波数Fres が√(1/N) に低下してしまうという特性がある。
【0008】
従って、図11に示すようにICカード5A〜5Nが同時に重ねられた状態においては、共振回路8による共振周波数Fres がデータ書込読出器3のループアンテナ4から放射された電磁波のキャリア周波数Fcar から大きくずれてしまうことにより、受信効率の大幅な低下を招いて通信が困難になる。
【0009】
そこで従来からの手法として図12に示すように、ICカード5の共振周波数Fres をキャリア周波数Fcar に一致させるのではなく、キャリア周波数Fcar よりも予め少し高く設定しておくことが一般的に行われている。こうしたICカード5を2枚又は3枚重ねた場合には、低下した共振周波数Fres ´及びFres ″とキャリア周波数Fcar とのずれ量は最小で済み、受信効率の大幅な低下を未然に防止して1枚及び複数枚重ねた場合でも、ある程度の通信距離におけるデータの送受信を可能にしている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
ところでかかる構成のICカード5においては、共振周波数Fres をキャリア周波数Fcar よりも予め少し高く設定してあることにより、ICカード5が1枚のみデータ書込読出器3のループアンテナ4と対向するように配置された場合、共振周波数Fres とキャリア周波数Fcar とを完全に同調させることはできなかった。
【0011】
このためICカード5では、1枚における通信距離が犠牲になるだけでなく、複数枚重ねられた状態であっても受信効率の向上を図ることはできず、1枚のとき及び複数枚重ねられたときであっても受信効率をより改善したいという問題があった。
【0012】
本発明は以上の点を考慮してなされたもので、常に最良の受信効率で電磁波を受信し得るアンテナ装置及びカード状記憶媒体を提案しようとするものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】
かかる課題を解決するため本発明においては、データ書込読出装置から放射される電磁波を受信するループアンテナを有するアンテナ装置において、電磁波のキャリア周波数と一致した共振周波数に設定されてなる第1共振回路と、アンテナ装置に対して、アンテナ装置が有するループアンテナと略同一形状のループアンテナを有する他のアンテナ装置が近接された際、共振周波数が低下することを予め見越した高い周波数の共振周波数に設定されてなる第2共振回路とを設けることにより、アンテナ装置と他のアンテナ装置とが近接したときにでも常に最良の受信効率で電磁波を受信することができる。
【0014】
また本発明においては、所定の電子回路に対するデータの書き込み及び読み出しを電磁波を介して非接触で行うカード状記憶媒体において、共振コンデンサとループアンテナとからなり、カード状記憶媒体が1枚で用いられたときデータ書込読出装置から放射される電磁波のキャリア周波数と一致した共振周波数に設定されてなる単体用の第1共振回路と、カード状記憶媒体に対して、カード状記憶媒体が有するループアンテナと略同一形状のループアンテナを有する他のカード状記憶媒体が1枚重ねられた際、共振周波数が低下することを予め見越してその分だけ高い共振周波数に設定された共振コンデンサとループアンテナとからなる第2共振回路とを設けることにより、カード状記憶媒体と他のカード状記憶媒体とが重ねられ、共振周波数が低下したときに電磁波のキャリア周波数と第2共振回路とを同調させることができるので、カード状記憶媒体が1枚で用いられる場合及びカード状記憶媒体と他のカード状記憶媒体とが2枚重ねられて用いられる場合の何れであっても常に最良の受信効率で電磁波を受信することができる。
さらに本発明においては、所定の電子回路に対するデータの書き込み及び読み出しを電磁波を介して非接触で行うカード状記憶媒体において、共振コンデンサとループアンテナとからなり、カード状記憶媒体が1枚で用いられたときデータ書込読出装置から放射される電磁波のキャリア周波数と一致した共振周波数に設定されてなる単体用の第1共振回路と、カード状記憶媒体に対して、カード状記憶媒体が有するループアンテナと略同一形状のループアンテナを有する他のカード状記憶媒体が1枚重ねられた際、共振周波数が低下することを予め見越してその分だけ高い共振周波数に設定された共振コンデンサとループアンテナとからなるてなる第2共振回路と、カード状記憶媒体に対して、カード状記憶媒体が有するループアンテナと略同一形状のループアンテナを有する他のカード状記憶媒体が2枚重ねられた際、共振周波数が低下することを予め見越してその分だけ高い共振周波数に設定された共振コンデンサとループアンテナとからなる第3共振回路とを設けることにより、カード状記憶媒体と他のカード状記憶媒体とが2枚又は3枚重ねられ、共振周波数が低下したときに電磁波のキャリア周波数と第2共振回路又は第3共振回路とを同調させることができるので、カード状記憶媒体が1枚で用いられる場合及びカード状記憶媒体と他のカード状記憶媒体とが2枚又は3枚重ねられて用いられる場合の何れであっても常に最良の受信効率で電磁波を受信することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下図面について、本発明の一実施の形態を詳述する。
【0016】
(1)ICカードシステムの全体構成
図1において、10は全体として非接触型のIC(Integrated Circuit)カードシステムを示し、互いに対向するように配置されたカード状記憶媒体としてのICカード11とデータ書込読出装置21とから構成されている。
【0017】
ICカード11は、電源供給用のバッテリーを有しないバッテリーレス型のICカードであり、例えばクレジットカード状の平板形状の基板15上に実装され、データ書込読出装置21から放射された電磁波(破線で示す)を受信して電気信号に変換するコイル状のループアンテナ12と、送信データの変調又は受信データの復調を行う変復調回路13と、受信データの解析及び送信データの生成を行う信号処理回路14とから構成されている。
【0018】
実際上ICカード11においては、データ書込読出装置21から放射された電磁波をループアンテナ12で受信し、これを変調波として変復調回路13に送出する。変復調回路13は変調波を復調し、これをデータ書込読出装置21から送られてきた再生データD1として信号処理回路14に送出する。
【0019】
信号処理回路14はCPU(Central Processing Unit) でなり、ROM(Read Only Memory)やRAM(Random Access Memory)を内部に有し(図示せず)、ROMに内蔵されているプログラムを読み出して再生データD1をRAM上で解析し、再生データD1に基づいて内部の不揮発性メモリ(図示せず)に格納されている返答データD2を読み出し、これを変復調回路13に送出する。変復調回路13は、返答データD2に基づいて変調し、ループアンテナ12から電磁波としてデータ書込読出装置21に放射する。
【0020】
ここで変復調回路13は、電磁波の磁界エネルギーを安定した直流電源に変換する電源回路(図示せず)を内部に有しており、データ書込読出装置21から放射されてループアンテナ12で受信した電磁波を基に電源回路によって直流電源DC1に変換して信号処理回路14に供給すると共に、受信した電磁波に基づいて生成したクロック信号CLK1を信号処理回路14に送出し、また各種制御用のコントロール信号CTL1を信号処理回路14から受け取るようになされている。
【0021】
データ書込読出装置21は、キーボードや操作パネル等でなる入力部26からの指示信号S1を信号処理部24に送出する。信号処理部24はCPUでなり、ROMやRAMを内部に有し(図示せず)、ROMに内蔵されているプログラムを読み出し、指示信号S1に応じた信号処理をRAM上で行うことによりICカード11に送信すべき送信データD3を生成し、これを変復調回路23に送出する。
【0022】
変復調回路23は、効率良く放射し得るような所定の周波数帯域の搬送波を用いて送信データD3に基づく変調処理を施し、ループアンテナ22から電磁波として放射する。
【0023】
またデータ書込読出装置21は、ICカード11から放射された電磁波をループアンテナ22によって受信し、これを変調波として変復調回路23に送出する。変復調回路23は、変調波を復調し、これをICカード11から送られてきた再生データD4として信号処理部24に送出する。
【0024】
ここで信号処理部24は、電源回路(図示せず)から供給された直流電源DC2を変復調回路23に供給すると共に、クロック信号CLK2及び各種制御用のコントロール信号CTL2を変復調回路23に送出するようになされている。
【0025】
信号処理部24は、受け取った再生データD4に基づいて信号処理を施し、その結果をディスプレイ25に表示する。また信号処理部24は、再生データD4に基づく信号処理結果を外部装置27に送出し得るようにもなされている。
【0026】
(2)複数枚重ね対応型のICカード
次に、複数枚重ねられた状態であってもデータ書込読出装置21から放射された電磁波をループアンテナ12によって最良の受信効率で受信するようになされた複数枚重ね対応型のICカード11の具体的な構成について説明する。
【0027】
(2−1)2枚重ね対応型のICカード
図2に示すように2枚重ね対応型のICカード11は、共振コンデンサ31及びループアンテナ32からなる第1共振回路37と、共振コンデンサ33及びループアンテナ34からなる第2共振回路38とを有し、第1共振回路37と第2共振回路38とがコンデンサ35によって接続されている。
【0028】
実際上2枚重ね対応型のICカード11は、図3に示すように基板15上の外周側の縁部分を沿うように実装されたループアンテナ32に共振コンデンサ31が接続されて第1共振回路37が構成されると共に、ループアンテナ32と所定間隔離れた内周側の位置に実装されたループアンテナ33に共振コンデンサ34が接続されて第2共振回路38が構成されている。
【0029】
このとき2枚重ね対応型のICカード11は、他のICカード11と互いにそれぞれの面が向き合った状態で重ねられた場合でも、第2共振回路38の共振コンデンサ34が互いに対向した位置になるように設定されている。
【0030】
また2枚重ね対応型のICカード11は、第1共振回路37と第2共振回路38とがコンデンサ35を介して接続されることにより、第1共振回路37によって受信した電磁波に基づく受信電力をコンデンサ35及び第2共振回路38を介して電子回路36に供給するようになされている。
【0031】
このように2枚重ね対応型のICカード11は、第1共振回路37と第2共振回路38とをコンデンサ35を介して接続していることにより、第1共振回路37のループアンテナ32と第2共振回路38のループアンテナ33との距離を離しても受信電力を電子回路36に供給することができ、かくして設計上の自由度が高い。
【0032】
単体用共振手段としての第1共振回路37は、データ書込読出装置21から放射された電磁波のキャリア周波数Fcar と一致した共振周波数Flres に設定され、共振手段としての第2共振回路38はICカード11が2枚重ねられたときに低下する分を予め見越した高い周波数の共振周波数Fmres (キャリア周波数Fcar ×√2 )に設定されている。
【0033】
従って、図4(A)に示すように2枚重ね対応型のICカード11においては、1枚だけでデータ書込読出装置21のループアンテナ22と対向するように配置された場合、キャリア周波数Fcar と第1共振回路37の共振周波数Flres とが一致する。
【0034】
これにより2枚重ね対応型のICカード11は、キャリア周波数Fcar と第1共振回路37の共振周波数Flres とが一致した状態で、データ書込読出装置21のループアンテナ22から放射される電磁波を最も効率良く受信し得るようになされている。
【0035】
また、図4(B)に示すように2枚重ね対応型のICカード11においては、2枚重ねられた状態でデータ書込読出装置21のループアンテナ22と対向するように配置された場合、第1共振回路37の共振周波数Flres がキャリア周波数Fcar の√2 倍に低下するが、キャリア周波数Fcar と第2共振回路38の共振周波数Fmres とが一致する。
【0036】
これにより2枚重ね対応型のICカード11は、キャリア周波数Fcar と第2共振回路38の共振周波数Fmres とが一致した状態で、データ書込読出装置21のループアンテナ22から放射される電磁波を最も効率良く受信し得るようになされている。
【0037】
(2−2)3枚重ね対応型のICカード
図2との対応部分に同一符号を付して示す図5に示すように、3枚重ね対応型のICカード11は、共振コンデンサ41及びループアンテナ42からなる第1共振回路43と、共振コンデンサ44及びループアンテナ45、46からなる第2共振回路47と、共振コンデンサ48及びループアンテナ49からなる第3共振回路50とを有し、第1共振回路43、第2共振回路47及び第3共振回路50がそれぞれループアンテナ42及び45とループアンテナ46及び49とによって電磁的にトランス結合されている。
【0038】
実際上3枚重ね対応型のICカード11は、図6に示すように基板15上の外周側の縁部分を沿うように実装されたループアンテナ42に共振コンデンサ41が接続されて第1共振回路47が構成されると共に、ループアンテナ32と所定間隔離れた内周側の位置に実装されたループアンテナ45、46に共振コンデンサ44が接続されて第2共振回路47が構成され、さらにループアンテナ45、46と所定間隔離れた最内周側の位置に実装されたループアンテナ49に共振コンデンサ48が接続されて第3共振回路50が構成されている。
【0039】
このとき3枚重ね対応型のICカード11は、他のICカード11と互いに共通の面が向き合った状態で重ねられた場合でも、第2共振回路47の共振コンデンサ44及び第3共振回路50の共振コンデンサ48は互いに対向した位置になるように設定されている。
【0040】
この場合の3枚重ね対応型のICカード11は、第1共振回路43、第2共振回路47及び第3共振回路50をコンデンサ等によって接続するのではなくそれぞれ電磁結合されていることにより、回路構成を簡素化し得るようになされている。
【0041】
単体用共振手段としての第1共振回路43は、データ書込読出装置21から放射された電磁波のキャリア周波数Fcar と一致した共振周波数Flres に設定され、共振手段としての第2共振回路47はICカード11が2枚重ねられたときに低下する分を予め見越した高い周波数の共振周波数Fmres (キャリア周波数Fcar ×√2 )に設定され、共振手段としての第3共振回路50はICカード11が3枚重ねられたときに低下する分を予め見越したさらに高い周波数の共振周波数Fhres (キャリア周波数Fcar ×√3 )に設定されている。
【0042】
従って、図7(A)に示すように3枚重ね対応型のICカード11においては、1枚だけでデータ書込読出装置21のループアンテナ22と対向するように配置された場合、キャリア周波数Fcar と第1共振回路43の共振周波数Flres とが一致する。
【0043】
これにより3枚重ね対応型のICカード11は、キャリア周波数Fcar と第1共振回路43の共振周波数Flres とが一致した状態で、データ書込読出装置21のループアンテナ22から放射される電磁波を最も効率良く受信し得るようになされている。
【0044】
また、図7(B)に示すように3枚重ね対応型のICカード11においては、2枚重ねられた状態でデータ書込読出装置21のループアンテナ22と対向するように配置された場合、第1共振回路43の共振周波数Flres がキャリア周波数Fcar の1/√2 倍に低下するが、キャリア周波数Fcar と第2共振回路47の共振周波数Fmres とが一致する。
【0045】
これにより3枚重ね対応型のICカード11は、キャリア周波数Fcar と第2共振回路47の共振周波数Fmres とが一致した状態で、データ書込読出装置21のループアンテナ22から放射される電磁波を最も効率良く受信し得るようになされている。
【0046】
さらに、図7(C)に示すように3枚重ね対応型のICカード11においては、3枚重ねられた状態でデータ書込読出装置21のループアンテナ22と対向するように配置された場合、第1共振回路43の共振周波数Flres がキャリア周波数Fcar の1/√3 倍に低下し、第2共振回路47の共振周波数Fmres がキャリア周波数Fcar の√2 /√3 倍に低下するが、キャリア周波数Fcar と第3共振回路50の共振周波数Fhres とが一致する。
【0047】
これにより3枚重ね対応型のICカード11は、キャリア周波数Fcar と第3共振回路50の共振周波数Fhres とが一致した状態で、データ書込読出装置21のループアンテナ22から放射される電磁波を最も効率良く受信し得るようになされている。
【0048】
以上の構成において、ICカード11は共振周波数Flres が低下する分を予め予想して高い共振周波数Fmres に設定した第2共振回路38(2枚重ね対応型のICカード)、又は高い共振周波数Fmres 及びFhres に設定した第2共振回路47と第3共振回路50(3枚重ね対応型のICカード)を基板15上に設けるようにしたことにより、他のICカード11と重ねられたときに、重ねられた状態の第2共振回路の共振周波数Fmres 又は第3共振回路の共振周波数Fhres を電磁波のキャリア周波数Fcar に一致させることができる。
【0049】
これによりICカード11は、他のICカード11と2枚又は3枚重ねられた場合においても、データ書込読出装置21から放射された電磁波を最良の受信効率で受信することができる。
【0050】
またICカード11は、電磁波のキャリア周波数Fcar と一致させた共振周波数Flres を持つ第1共振回路を基板15上に設けるようにしたことにより、1枚だけの場合にも最良の受信効率で電磁波を受信することができる。従ってICカード11は、1枚時及び複数枚重ねられた時においてもデータ書込読出装置21から放射された電磁波を最良の受信効率で受信することができる。
【0051】
以上の構成によれば、ICカード11は共振周波数Flres が低下する分を予め見越して高い共振周波数に設定した第2共振回路、又は第2共振回路と第3共振回路を基板15上に設けることにより、他のICカード11と重ねられた場合においてもデータ書込読出装置21から放射された電磁波を最良の受信効率で受信することができ、かくして1枚時の通信距離や通信品質を犠牲にすることなく複数枚重ねられた時においても十分な通信距離や通信品質を得ることができる。
【0052】
なお上述の実施の形態においては、2枚重ね対応型のICカード11において、アンテナ装置を構成する第1共振回路37と第2共振回路38とをコンデンサ35を介して接続することにより、第1共振回路37によって受信した電磁波に基づく受信電力を電子回路36に供給するようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、コンデンサ35を介して接続するのではなく第1共振回路37と第2共振回路38とを電磁気的なトランス結合によって受信電力を電子回路36に供給するようにしても良い。この場合、上述の実施の形態と同様の効果を得ることができる。
【0053】
また上述の実施の形態においては、2枚及び3枚重ね対応型のICカード11を構成するようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、基板15上のスペースに応じて複数個の共振回路を設けて複数枚重ね対応型のICカード11を構成するようにしても良い。
【0054】
さらに上述の実施の形態においては、3枚重ね対応型のICカード11において、アンテナ装置を構成する第1共振回路43と第2共振回路47と第3共振回路50とを電磁結合によって接続するようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、1枚重ね対応型のICカード11のように第1共振回路43と第2共振回路47と第3共振回路50とをコンデンサを介して接続するようにしても良い。
【0055】
さらに上述の実施の形態においては、2枚重ね及び3枚重ね対応型のICカード11を同一のICカード同志で重ねて用いるようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、キャリア周波数Fcar よりも予め高く設定した第2共振回路及び第3共振回路と重ねられて共振周波数が低下したときにキャリア周波数Fcar に同調すれば、他の種類のICカードと重ねられて用いるようにしても良い。
【0056】
【発明の効果】
上述のように本発明によれば、データ書込読出装置から放射される電磁波を受信するループアンテナを有するアンテナ装置において、電磁波のキャリア周波数と一致した共振周波数に設定されてなる第1共振回路と、アンテナ装置に対して、アンテナ装置が有するループアンテナと略同一形状のループアンテナを有する他のアンテナ装置が近接された際、共振周波数が低下することを予め見越した高い周波数の共振周波数に設定されてなる第2共振回路とを設けることにより、アンテナ装置と他のアンテナ装置とが近接したときにでも常に最良の受信効率で電磁波を受信することができ、かくして常に最良の受信効率で電磁波を受信し得るアンテナ装置を実現することができる。
【0057】
また本発明によれば、所定の電子回路に対するデータの書き込み及び読み出しを電磁波を介して非接触で行うカード状記憶媒体において、共振コンデンサとループアンテナとからなり、カード状記憶媒体が1枚で用いられたときデータ書込読出装置から放射される電磁波のキャリア周波数と一致した共振周波数に設定されてなる単体用の第1共振回路と、カード状記憶媒体に対して、カード状記憶媒体が有するループアンテナと略同一形状のループアンテナを有する他のカード状記憶媒体が1枚重ねられた際、共振周波数が低下することを予め見越してその分だけ高い共振周波数に設定された共振コンデンサとループアンテナとからなる第2共振回路とを設けることにより、カード状記憶媒体と他のカード状記憶媒体とが重ねられ、共振周波数が低下したときに電磁波のキャリア周波数と第2共振回路とを同調させることができるので、カード状記憶媒体が1枚で用いられる場合及びカード状記憶媒体と他のカード状記憶媒体とが2枚重ねられて用いられる場合の何れであっても常に最良の受信効率で電磁波を受信することができ、かくして常に最良の受信効率で電磁波を受信し得るカード状記憶媒体を実現することができる。
さらに本発明によれば、所定の電子回路に対するデータの書き込み及び読み出しを電磁波を介して非接触で行うカード状記憶媒体において、共振コンデンサとループアンテナとからなり、カード状記憶媒体が1枚で用いられたときデータ書込読出装置から放射される電磁波のキャリア周波数と一致した共振周波数に設定されてなる単体用の第1共振回路と、カード状記憶媒体に対して、カード状記憶媒体が有するループアンテナと略同一形状のループアンテナを有する他のカード状記憶媒体が1枚重ねられた際、共振周波数が低下することを予め見越してその分だけ高い共振周波数に設定された共振コンデンサとループアンテナとからなるてなる第2共振回路と、カード状記憶媒体に対して、カード状記憶媒体が有するループアンテナと略同一形状のループアンテナを有する他のカード状記憶媒体が2枚重ねられた際、共振周波数が低下することを予め見越してその分だけ高い共振周波数に設定された共振コンデンサとループアンテナとからなる第3共振回路とを設けることにより、カード状記憶媒体と他のカード状記憶媒体とが2枚又は3枚重ねられ、共振周波数が低下したときに電磁波のキャリア周波数と第2共振回路又は第3共振回路とを同調させることができるので、カード状記憶媒体が1枚で用いられる場合及びカード状記憶媒体と他のカード状記憶媒体とが2枚又は3枚重ねられて用いられる場合の何れであっても常に最良の受信効率で電磁波を受信することができ、かくして常に最良の受信効率で電磁波を受信し得るカード状記憶媒体を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】非接触ICカードシステムの構成を示すブロック図である。
【図2】本発明による2枚重ね対応型のICカードの構成を示す接続図である。
【図3】2枚重ね対応型のICカードの実装イメージを示す略線図である。
【図4】2枚重ね対応型のICカードにおける受信特性及び同調周波数の遷移を示す特性曲線図である。
【図5】本発明による3枚重ね対応型のICカードの構成を示す接続図である。
【図6】3枚重ね対応型のICカードの実装イメージを示す略線図である。
【図7】3枚重ね対応型のICカードにおける受信特性及び同調周波数の遷移を示す特性曲線図である。
【図8】従来の非接触ICカードシステムの構成を示すブロック図である。
【図9】ICカードが1枚のときの同調周波数を示す略線図である。
【図10】ICカードを複数枚重ねたときの等価回路の構成を示す接続図である。
【図11】ICカードを複数枚重ねたときの同調周波数の遷移を示す特性曲線図である。
【図12】複数枚重ねに対応したICカードにおける同調周波数の遷移を示す特性曲線図である。
【符号の説明】
1、10……非接触ICカードシステム、2、21……データ書込読出装置、6、12、22、32、34、42、45、46、49……ループアンテナ、7、31、33、41、48……共振コンデンサ、35、44……コンデンサ、8……共振回路、37、43……第1共振回路、38、47……第2共振回路、50……第3共振回路。

Claims (8)

  1. データ書込読出装置から放射される電磁波を受信するループアンテナを有するアンテナ装置において、
    上記電磁波のキャリア周波数と一致した共振周波数に設定されてなる第1共振回路と、
    上記アンテナ装置に対して、上記アンテナ装置が有する上記ループアンテナと略同一形状のループアンテナを有する他のアンテナ装置が近接された際、共振周波数が低下することを予め見越した高い周波数の共振周波数に設定されてなる第2共振回路と
    を具えることを特徴とするアンテナ装置。
  2. 上記第1共振回路及び上記第2共振回路は、略同一平面上に配置され、互いにコンデンサ結合又は電磁結合されている
    ことを特徴とする請求項1に記載のアンテナ装置。
  3. 所定の電子回路に対するデータの書き込み及び読み出しを電磁波を介して非接触で行うカード状記憶媒体において、
    共振コンデンサとループアンテナとからなり、上記カード状記憶媒体が1枚で用いられたときデータ書込読出装置から放射される上記電磁波のキャリア周波数と一致した共振周波数に設定されてなる単体用の第1共振回路と、
    上記カード状記憶媒体に対して、上記カード状記憶媒体が有する上記ループアンテナと略同一形状のループアンテナを有する他のカード状記憶媒体が1枚重ねられた際、上記共振周波数が低下することを予め見越してその分だけ高い共振周波数に設定された共振コンデンサとループアンテナとからなる第2共振回路と
    を具えることを特徴とするカード状記憶媒体。
  4. 上記第1共振回路及び上記第2共振回路は、略同一平面上に配置され、互いにコンデンサ結合又は電磁結合されている
    ことを特徴とする請求項3に記載のカード状記憶媒体。
  5. 上記第2共振回路は、上記カード状記憶媒体のほぼ中心に設けられ、当該カード状記憶媒体に対して他のカード状記憶媒体が1枚重ねられた際、当該カード状記憶媒体の上記第2共振回路と、上記他のカード状記憶媒体の上記第2共振回路とが互いに対向状態になる
    ことを特徴とする請求項3に記載のカード状記憶媒体。
  6. 所定の電子回路に対するデータの書き込み及び読み出しを電磁波を介して非接触で行うカード状記憶媒体において、
    共振コンデンサとループアンテナとからなり、上記カード状記憶媒体が1枚で用いられたときデータ書込読出装置から放射される上記電磁波のキャリア周波数と一致した共振周波数に設定されてなる単体用の第1共振回路と、
    上記カード状記憶媒体に対して、上記カード状記憶媒体が有する上記ループアンテナと略同一形状のループアンテナを有する他のカード状記憶媒体が1枚重ねられた際、上記共振周波数が低下することを予め見越してその分だけ高い共振周波数に設定された共振コンデンサとループアンテナとからなるてなる第2共振回路と、
    上記カード状記憶媒体に対して、上記カード状記憶媒体が有する上記ループアンテナと略同一形状のループアンテナを有する他のカード状記憶媒体が2枚重ねられた際、上記共振周波数が低下することを予め見越してその分だけ高い共振周波数に設定された共振コンデンサとループアンテナとからなる第3共振回路と
    を具えることを特徴とするカード状記憶媒体。
  7. 上記第1共振回路、上記第2共振回路及び上記第3共振回路は、略同一平面上に配置され、互いにコンデンサ結合又は電磁結合されている
    ことを特徴とする請求項6に記載のカード状記憶媒体。
  8. 上記第1共振回路は、上記カード状記憶媒体の周辺に設けられ、上記第2共振回路は、上記第1共振回路よりも上記カード状記憶媒体の内側に設けられ、上記第3共振回路は上記カード状記憶媒体のほぼ中心に設けられ、当該カード状記憶媒体に対して他のカード状記憶媒体が2枚重ねられた際、上記第2共振回路及び上記第3共振回路とが互いに対向状態になる
    ことを特徴とする請求項6に記載のカード状記憶媒体。
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