JP4088797B2 - Rfidタグ - Google Patents

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本発明はデータキャリアであるRFIDタグに関し、特に無線通信を使用して個体識別やデータの送受信を行なうRFIDタグに関する。
近年、無線通信を用いた自動認識技術として、データキャリアシステムの一種であるRFID(Radio Frequency Identification)システムが急速に普及しつつある。一般的に、RFIDシステムは、データの記憶領域を持ち物品などに取り付けられるRFIDタグ(ICタグとも呼ばれる)、およびこのRFIDタグ内に格納されているデータを読み出したり、あるいはタグ内の記憶領域に対してデータを書き込んだりするためのRFIDタグリーダライタにより構成される。
RFIDシステムの特徴の1つとして、無線を用いることにより、RFIDタグリーダライタとRFIDタグの間に物理的な接続がない非接触状態でのデータアクセスが可能であるということが挙げられる。従って、RFIDタグリーダライタとRFIDタグとの間に物理的な遮蔽物がある場合でも、無線の電磁波が届く限りにおいて通信が可能であるなどの利点があり、流通業界をはじめとするさまざまな領域への応用が期待されている。
一般に使用されているRFIDタグは、ラベル型、コイン型、およびバンド型など、外形的にはさまざまな形態に加工されているが、その基本となるICチップ部とループコイルアンテナを基板上で組み合わせた構成はRFIDタグインレイと呼ばれている。RFIDタグおよびRFIDタグインレイの構成を図6、図7に示す。図6は、従来例のRFIDタグおよびRFIDタグインレイの構造と構成を示す模式図であり、(a)は構造を示す模式的上面図であり、(b)は構成を示す模式的ブロック図である。図7はRFIDタグの動作原理を説明するための模式的斜視図である。
RFIDタグインレイ60は、一般に、PET(Polyethylene terephthalate、ポリエチレンテレフタレート)フィルムなどの薄い基板63上にループコイルアンテナ62とICチップ部61が実装され、ループコイルアンテナ62とICチップ部61とは配線によって物理的・電気的に接続されている。ループコイルアンテナ62は、RFIDタグリーダライタ64との間での電磁波送受信を行なうために用いられるとともに、RFIDタグ6が動作するための起電力を発生する役割を有する。ICチップ部61は、データ受信部611、データ送信部612、制御部613、メモリ部614を有し、メモリ部614はRFIDタグ6を一意に識別するために用いられる識別子(ID)やその他のデータを記憶し、制御部613はRFIDタグリーダライタ64との間の通信プロトコル制御を行なう機能を有する。
図7に示されるように、電池を内蔵しないパッシブ型のRFIDタグ6では、RFIDタグリーダライタ64により発生した電磁波92が、RFIDタグ6のループコイルアンテナ62内を通過することによって、電磁誘導によりループコイルアンテナ62にタグ動作に必要な起電力が発生する。この誘導起電力によって、RFIDタグ6はRFIDタグリーダライタ64との間で取り決められた所定の通信プロトコルに従って、IDの読み書き、データの読み書きといった所望の動作を行なうことができる。
上述のように、RFIDタグ6はRFIDタグリーダライタ64のアンテナ641からの電磁波92をループコイルアンテナ62で受けることにより起電力が発生し、動作するものであるため、動作に十分な電磁波の供給がある限りにおいて、RFIDタグ6は動作可能である。電磁波92は視覚的に確認することができず、また、遮蔽物があっても、その材質によっては遮蔽物を通過するという特徴がある。
しかしながら、電磁波92による通信を行なうことについては、上述のような電磁波92の持つ特徴によって利点と同時に欠点も存在している。つまり、RFIDタグリーダライタ64とRFIDタグ6の間に遮蔽物があっても、電磁波が届けば読み取りが可能であるということは、特に、人間がRFIDタグ6を所持している場合に、RFIDタグ6の所持者にとって意図しない読み取り、例えば、所持者が気付かないうちに、所持しているRFIDタグの記憶しているデータを他人に読み取られるなどといったことが発生する可能性があり、プライバシー保護の観点から見ると深刻な問題につながる恐れがある。
意図しない読み取りに起因するプライバシー侵害としては、RFIDタグ6が記憶する固有の識別子(ID)が読み出され、これを追跡されることによるものと、RFIDタグ内6に記憶保持されている例えば個人情報などのさまざまなデータが読み出されることによるものとが考えられる。
前者の問題に対する解決策としては、例えば、タグにロジックや記憶領域を追加し、リーダからの読み出し要求に対してタグが毎回異なるIDを送信するようにさせることにより、ID読み出しを行なう側がIDの同定を行なうことを困難にする方法が提案されている(特許文献1参照)。また、後者の問題に対する解決策としては、タグ内に書き込むデータをあらかじめ暗号化し、暗号化されたデータを書き込むことにより、データの保護を行なう方法が提案されている。
特開2004-192645号公報
しかしながら、特許文献1に開示された方法では、タグにロジックや記憶領域を追加する必要が生じたり、データを暗号化する方法では、暗号化されたデータを復元するための、例えば公開鍵インフラストラクチャ(Pubric Key Infrastructure)のような仕組みをシステムとして用意したりする必要があるなど、タグの単価増大、リーダおよびシステム全体のコスト増大の要因となる恐れがある。
このような意図しない読み取りを少ないコストで防止するためには、RFIDタグが内部に記憶するIDやデータを、RFIDリーダライタを用いて読み取ることが可能である状態と不可能である状態とを、RFIDタグの所持者もしくは適切な権限を持つ者が任意に制御することを可能とするRFIDタグが提供されることが望ましい。
本発明の目的は、RFIDタグ、RFIDタグリーダ、およびRFIDシステムに対して付加的なコストを必要とせず、データの読み出しが可能な状態と不可能な状態との切り替えを任意に制御可能なRFIDタグを提供することにある。
本発明のRFIDタグは、
データが格納されたICチップ部とそのICチップ部と接続して外部と交信するループコイルアンテナとが配設された基板を有するRFIDタグにおいて、ループコイルアンテナが畳み込まれてそれぞれがほぼ平行な状態で重なるように、基板が重ね合わせ可能であることを特徴とする。
ループコイルアンテナの中心線近傍を折り畳み位置としてそのループコイルアンテナの両側がほぼ平行な状態で重なるように、基板が重ね合わせ可能であってもよく、基板は1枚の曲げ伸ばし可能な材料から構成されており、その基板は両側がほぼ平行な状態で重なるように折り重ね可能であってもよく、基板は第1の基板と第2の基板との2枚に分割され、ループコイルアンテナも第1の部分ループコイルアンテナと第2の部分ループコイルアンテナとにほぼ対称に分割され、第1の基板には第1の部分ループコイルアンテナが配設され、第2の基板にはICチップ部と第2の部分ループコイルアンテナが配設され、第1の部分ループコイルアンテナの両端部と第2の部分ループコイルアンテナの両端部とは、それぞれ導電性を有する曲げ伸ばし可能な接続部材で接続されていてもよい。
また、他の態様では、データが格納されたICチップ部とそのICチップ部と接続して外部と交信するループコイルアンテナとが配設された基板を有するRFIDタグにおいて、ICチップ部とそのICチップ部と接続するループコイルアンテナの複数の組み合わせが、複数のループコイルアンテナが平行な状態で重なるように、基板が重ね合わせ可能であることを特徴とする。
ICチップ部とそのICチップ部と接続するループコイルアンテナの第1の組み合わせと、ICチップ部とそのICチップ部と接続するループコイルアンテナの第1の組み合わせと線対称な第2の組み合わせが、ほぼ平行で面対称な状態で重なるように、基板が重ね合わせ可能であってもよく、基板は1枚の曲げ伸ばし可能な材料から構成されており、その基板は両側がほぼ平行な状態で重なるように折り重ね可能であってもよく、基板は第1の基板と第2の基板との2枚に分割され、第1の基板にはICチップ部とそのICチップ部と接続するループコイルアンテナの第1の組み合わせが配設され、第2の基板にはICチップ部とそのICチップ部と接続するループコイルアンテナの第2の組み合わせが配設されていてもよい。
さらに、会員証として必要なデータがICチップ部に記憶されていてもよく、スタンプカードとして必要なデータがICチップ部に記憶されていてもよい。
RFIDタグを折り曲げた状態として、内部のループコイルアンテナの折り曲げ角度を0度に近くすることによってループの有効面積が最小となり、電磁波の受信能力が最小となる。また、複数のループアンテナを重ね合わせることによって、返信する電磁波同士が干渉し、RFIDタグリーダライタ側で正しいデータを受け取ることが困難となる。
本発明のRFIDタグでは、外部からの読み取りを行なわせたくない場合などの非使用時には、RFIDタグを折り曲げた状態として、内部のループコイルアンテナの折り曲げ角度を0度に近くすることによってループの有効面積を最小として電磁波の受信能力を最小としたり、また、複数のループアンテナを重ね合わせることによって返信する電磁波同士を干渉させ、RFIDタグリーダライタ側で正しいデータを受け取ることを困難にしたりすることができるので、RFIDタグの所持者もしくは適切な権限を持つ者が、RFIDタグを折り曲げる、伸ばす、あるいは重ねる、離すという物理的な操作を行なうことにより、RFIDリーダライタがそのRFIDタグのデータにアクセスが可能もしくは不可能である状態を任意に制御することが可能となる。それによって、RFIDタグからの意図しない読み取りを防止することができるので、プライバシーを保護しつつ、利用者の意図に基づいてタグデータの利用を可能にすることができるという効果がある。
本発明のRFIDタグでは、折り曲げ可能な柔軟性のある基板上にループコイルアンテナおよびICチップ部を実装、もしくは複数の基板上にループコイルアンテナおよびICチップ部を実装し、RFIDタグを使用する者が、物理的操作を通じて、その基板を折り曲げた状態および伸ばした状態にする、またはその基板同士が重ね合わさった状態および離れた状態にすることを可能にすることによって、利用者がその意図に基づき、RFIDタグリーダライタからのそのRFIDタグへのアクセス可否を制御することを可能にする。
次に、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。図1は本発明の第1の実施の形態のRFIDタグの構成を示す模式的斜視図であり、(a)はRFIDタグのRFIDタグインレイを折り曲げた状態、(b)はRFIDタグのRFIDタグインレイを開いた状態である。図1に示すように、本発明の第1の実施の形態では、ループコイルアンテナ12およびICチップ部11をそれぞれ1つの基板13上に実装してRFIDタグインレイ10を構成し、ループコイルアンテナ12とICチップ部11との間は配線によって物理的・電気的に接続されている。この状態のRFIDタグインレイ10はそのままでもRFIDタグ1として使用可能であるが、さらに、RFIDタグインレイ10を2つに折り曲げ可能となるように外装してRFIDタグ1としてもよい。ここでは説明を容易にするためにRFIDタグインレイ10をRFIDタグ1として説明する。基板13は、曲げ伸ばしが可能なようにPETフィルム、紙、薄いゴムなどの柔軟な材料で作られている。
次に第1の実施の形態のRFIDタグ1の動作について説明する。本発明の第1の実施の形態のRFIDタグ1の所持者は、通常時には折り曲げられた状態でRFIDタグ1を所持する。図2はRFIDタグ1を折り曲げた場合と開いた場合の電磁波とアンテナの関係を説明するための模式的斜視図であり、(a)は折り曲げた状態、(b)は開いた状態である。
上述のように、RFIDタグ1は、ループコイルアンテナ12を通過する電磁波92によって起電力を得て動作するものであるが、図2(a)に示すように、本発明の第1の実施の形態によるRFIDタグ1では、通常時はループコイルアンテナ12が2つに折り曲げられた状態となっており、ループコイルアンテナ12のループとしての開口面積が非常に小さくなっている。従って、ループコイルアンテナ12を通過するRFIDタグリーダライタからの電磁波92が非常に少なく、RFIDタグ1の動作に必要な電磁波を得ることが非常に困難となっている。
一方、RFIDタグ1の所持者が、RFIDタグリーダライタにRFIDタグ1のデータへのアクセスを行なわせたい場合には、このような折り曲げられた状態から、RFIDタグ1を図2(b)に示すように平面状に伸ばせばよい。これにより、ループコイルアンテナ12の開口部分を通過する電磁波が十分に得られることとなり、所望のアクセスを行なわせることが可能となる。従って、本発明の第1の実施の形態のRFIDタグでは上述のような効果が得られる。ここでは、基板13を2つ折りとして説明しているが構造的に可能であれば3つ以上に折り畳んでも同様の機能が得られる。
ループコイルアンテナ12を構成する材料としては、現在主にアルミニウムや銅などの良導体金属を用いることが一般的であるが、金属を用いた場合、RFIDタグ1の曲げ伸ばしを繰り返すことにより、金属部分が疲労しタグの劣化を早める恐れがあるので、例えばループコイルアンテナ12を構成する材料として導電性のプラスチックを用いることが望ましい。さらに将来的に導電性のインキや導電性の塗料がループコイルアンテナ12として使用可能になった場合には、これらの材料を用いてループコイルアンテナ12を構成することにより、アンテナの耐久性を改善することが可能であると考えられる。
次に、本発明の第2の実施の形態のRFIDタグについて説明する。図3は本発明の第2の実施の形態のRFIDタグの構成を示す模式的斜視図であり、(a)はRFIDタグのRFIDタグインレイを折り曲げた状態、(b)はRFIDタグのRFIDタグインレイを開いた状態である。図3に示すように、本発明の第2の実施の形態では、基板は第1の基板23aと第2の基板23bとに分かれており、ループコイルアンテナも第1の部分ループコイルアンテナ22aと第2の部分ループコイルアンテナ22bとに分かれている。第1の基板23a上には第1の部分ループコイルアンテナ22aが実装され、第2の基板23b上に第2の部分ループコイルアンテナ22bおよびICチップ部21が実装されており、さらに第1の部分ループコイルアンテナ22aと第2の部分ループコイルアンテナ22bとが物理的接続部27で電気的にも接続されてRFIDタグインレイ20を構成している。この状態のRFIDタグインレイ20はそのままでもRFIDタグ2として使用可能であるが、さらに、RFIDタグインレイ20を2つに折り曲げ可能となるように外装してRFIDタグ2としてもよい。ここでは説明を容易にするためにRFIDタグインレイ20をRFIDタグ2として説明する。また、ここでは基板およびループコイルアンテナを2つに分割しているが構造的に可能であれば3つ以上に分割しても同様の機能が得られる。部分ループコイルアンテナ22a、22b同士を接続する物理的接続部27は、曲げ伸ばしが可能なように、アルミ線、銅線などの柔軟な材料で構成する。
次に第2の実施の形態のRFIDタグ2の動作について説明する。本発明の第2の実施の形態によるRFIDタグにおいては、2つの基板が重ね合わさった状態では、RFIDタグ2の物理的接続部27で接続された部分ループコイルアンテナ22a、22bで形成されるループコイルアンテナの開口面積が非常に小さくなっており、ループコイルアンテナ22a、22bを通過する電磁波が非常に少なく、RFIDタグ2の動作に必要な電磁波を得ることが非常に困難である。重ね合わさった状態から伸ばされた状態にすると、部分ループコイルアンテナ22a、22bで形成されるループコイルアンテナの開口面積が大きくなり、RFIDタグ2の動作が可能となる。
以上に述べたように、第2の実施の形態によるRFIDタグ2でも、第1の実施の形態によるRFIDタグ1と同様にRFIDタグ2の所持者もしくは適切な権限を持つ者が、重ね合わせ状態、伸ばされた状態という物理的な操作を行なうことにより、RFIDタグリーダライタがその第2の実施の形態によるRFIDタグ2にアクセス可能な状態と不可能状態とに任意に制御することができるので、プライバシーを保護しつつ、利用者の意図に基づいたタグデータ利用が可能である。
次に、本発明の第3の実施の形態のRFIDタグについて説明する。図4は本発明の第3の実施の形態のRFIDタグの構成を示す模式的斜視図であり、(a)はRFIDタグのRFIDタグインレイを折り曲げた状態、(b)はRFIDタグのRFIDタグインレイを開いた状態である。図4に示すように、本発明の第3の実施の形態では、第1のループコイルアンテナ32aと第1のICチップ部31aとの組み合わせ、および第2のループコイルアンテナ32bと第2のICチップ部31bとの組み合わせを1つの基板33上に実装し、第1のループコイルアンテナ32aと第1のICチップ部31aとの間を物理的・電気的に接続するとともに、第2のループコイルアンテナ32bと第2のICチップ部31bとの間を物理的・電気的に接続する。この状態のRFIDタグインレイ30はそのままでもRFIDタグ3として使用可能であるが、さらに、RFIDタグインレイ30を2つに折り曲げ可能となるように外装してRFIDタグ3としてもよい。ここでは説明を容易にするためにRFIDタグインレイ30をRFIDタグ3として説明する。基板33は、曲げ伸ばしが可能なように、柔軟な材料(PETフィルム、紙、薄いゴムなど)で作られている。
次に第3の実施の形態のRFIDタグ3の動作について説明する。本発明の第3の実施の形態によるRFIDタグ3の所持者は、通常時には折り曲げられた状態でRFIDタグ3を所持する。本構成の場合、本発明の第1の実施の形態の構成とは異なり、折り曲げられた状態でもループコイルアンテナ32a、32bの開口部分の面積は十分に確保されているため、第1のICチップ部31aおよび第2のICチップ部32bの動作に必要な起電力は確保されている。しかしながら、RFIDタグ3の特徴として、複数のループコイルアンテナ、即ちループコイルアンテナ32a、32bが極端に近接している場合には、RFIDタグ3がRFIDタグリーダライタのアクセス要求に応じて返信する電磁波同士が干渉し、RFIDタグリーダライタにおける正しいデータの受信が不可能、もしくは読み取りの性能が著しく劣化するという特徴があるため、RFIDタグリーダライタ側で正しいデータを受け取ることが非常に困難となる。
一方、そのRFIDタグ3の所持者が、RFIDタグリーダライタにタグのデータへのアクセスを行なわせたい場合には、上述のような折り曲げられた状態から、これを平面状に伸ばせばよい。これにより、RFIDリーダライタのアクセス要求に対するタグの返信波同士の干渉が起こらないようになり、RFIDリーダライタ側からは2つのRFIDタグがリーダライタの読み取り可能領域内に存在するものとして認識され、所望のIDもしくはデータを読み取ることが可能である。読み取りに必要なデータは第1のICチップ部31aあるいは第2のICチップ部31bに書き込んでおけばよい。
本実施の形態では、ICチップ部31とループコイルアンテナ32がそれぞれ2個の場合について説明したが、3個以上の場合についてもループコイルアンテナ32同士が重ね合わさった状態と互いに離れた状態になるようRFIDタグ3のRFIDタグインレイ30を構成することにより同様の効果を得ることができる。
以上に述べたように、第3の実施の形態によるRFIDタグ3では、外部からの読み取りを行なわせたくない場合などの非使用時には、第1および第2の実施の形態によるRFIDタグ1、2と同様に、RFIDタグを折り曲げた状態として、内部の2個のループコイルアンテナが重なった状態にすることによってRFIDタグリーダライタにおける正しいデータの受信が不可能、もしくは読み取りの性能が著しく劣化した状態となり、読み取りを行なわせる必要のある使用時には、RFIDタグを折り曲げた状態から伸ばした状態にすることによって内部の2個のループコイルアンテナが有効となりRFIDタグリーダライタにおける受信能力を回復させることができる。
RFIDタグ3の所持者もしくは適切な権限を持つ者が、重ね合わせ状態、伸ばされた状態という物理的な操作を行なうことにより、RFIDタグリーダライタがその第3の実施の形態によるRFIDタグ3にアクセス可能な状態と不可能状態とに任意に制御することができるので、RFIDタグからの意図しない読み取りを防止することができる。従って、第1および第2の実施の形態と同様に、プライバシーを保護しつつ、利用者の意図に基づいてタグデータの利用を可能にすることができるという効果がある。
次に、本発明の第4の実施の形態のRFIDタグについて説明する。図5は本発明の第4の実施の形態のRFIDタグの構成を示す模式的斜視図であり、(a)はRFIDタグの2個のRFIDタグインレイを重ねた状態、(b)はRFIDタグの2個のRFIDタグインレイを離した状態である。図5に示すように、本発明の第4の実施の形態では、第1の基板43a上に第1のループコイルアンテナ42aと第1のICチップ部41aとが実装され、両者が物理的・電気的に接続されて第1のRFIDタグインレイ40aが形成され、第2の基板43b上に第2のループコイルアンテナ42bと第2のICチップ部41bとが実装され、両者が物理的・電気的に接続されて第2のRFIDタグインレイ40bが形成されている。ここで第1の基板43aと第2の基板43bとは何らかの物理的接続手段をもって接続されていても構わないし、接続されていなくても構わない。この状態のRFIDタグインレイ40a、40bはそのままでもRFIDタグ4a、4bとして使用可能であるが、さらに、RFIDタグインレイ40a、RFIDタグインレイ40bを外装してそれぞれをRFIDタグ4a、4bとしてもよい。ここでは説明を容易にするためにRFIDタグインレイ40a、40bをRFIDタグ4a、4bとして説明する。
本発明の第4の実施の形態による2つのRFIDタグ4a、4bが重ね合わさった状態では、ループコイルアンテナ42a、42b同士が密着した状態となっており、RFIDタグリーダライタのアクセス要求に応じて返信する電磁波同士が干渉するため、RFIDタグリーダライタ側で正しいデータを受け取ることが非常に困難となっている。重ね合わさった状態から、2つのRFIDタグ4a、4b同士の距離を離すことによって、ループコイルアンテナ42a、42bが離れて電磁波同士の干渉が小さくなり、RFIDタグリーダライタが、リーダライタの読み取り可能領域内に2つのRFIDタグが存在するものとして認識される。
以上に述べたように、第4の実施の形態によるRFIDタグ4a、4bでも、タグの所持者もしくは適切な権限を持つ者が、2つのRFIDタグ4a、4b同士、即ちループコイルアンテナ42a、42b同士が重ね合わせられた状態、あるいは2つのRFIDタグ4a、4b同士、即ちループコイルアンテナ42a、42b同士の間に距離がある状態になるように物理的な操作を行なうことにより、RFIDタグリーダライタが2つのRFIDタグにアクセス不可能な状態と可能な状態とに任意に制御することができる。従って、第1から第3の実施の形態と同様に、プライバシーを保護しつつ、利用者の意図に基づいてタグデータの利用を可能にすることができるという効果がある。
本発明の第1の実施の形態のRFIDタグの構成を示す模式的斜視図であり、(a)はRFIDタグのRFIDタグインレイを折り曲げた状態、(b)はRFIDタグのRFIDタグインレイを開いた状態である。 RFIDタグ1を折り曲げた場合と開いた場合の電磁波とアンテナの関係を説明するための模式的斜視図であり、(a)は折り曲げた状態、(b)は開いた状態である。 本発明の第2の実施の形態のRFIDタグの構成を示す模式的斜視図であり、(a)はRFIDタグのRFIDタグインレイを折り曲げた状態、(b)はRFIDタグのRFIDタグインレイを開いた状態である。 本発明の第3の実施の形態のRFIDタグの構成を示す模式的斜視図であり、(a)はRFIDタグのRFIDタグインレイを折り曲げた状態、(b)はRFIDタグのRFIDタグインレイを開いた状態である。 本発明の第4の実施の形態のRFIDタグの構成を示す模式的斜視図であり、(a)はRFIDタグの2個のRFIDタグインレイを重ねた状態、(b)はRFIDタグの2個のRFIDタグインレイを離した状態である。 従来例のRFIDタグおよびRFIDタグインレイの構造と構成を示す模式図であり、(a)は構造を示す模式的上面図であり、(b)は構成を示す模式的ブロック図である。 RFIDタグの動作原理を説明するための模式的斜視図である。
符号の説明
1、2、3、4、6 RFIDタグ
10、20、30 RFIDタグインレイ
11、21、61 ICチップ部
12、62 ループコイルアンテナ
13、33、63 基板
22a、32a、42a 第1のループコイルアンテナ
22b、32b、42b 第2のループコイルアンテナ
23a、43a 第1の基板
23b、43b 第1の基板
27 物理的接続部
31a、41a 第1のICチップ部
31b、41b 第2のICチップ部
40a 第1のRFIDタグインレイ
40b 第2のRFIDタグインレイ
64 RFIDタグリーダライタ
91 電流
92 電磁波
611 データ受信部
612 データ送信部
613 制御部
614 メモリ部

Claims (6)

  1. データが格納されたICチップ部と該ICチップ部と接続されて外部と交信するループコイルアンテナとが配設された基板を有するRFIDタグにおいて、
    第1のICチップ部と該第1のICチップ部と接続された第1のループコイルアンテナとからなる第1の組み合わせと、第2のICチップ部と該第2のICチップ部と接続された第2のループコイルアンテナとからなる第2の組み合わせと、が前記基板上に配設され、
    前記基板は、前記第1のループコイルアンテナと前記第2のループコイルアンテナとが平行な状態で重なるように重ね合わせ可能であるとともに、前記第1のループコイルアンテナと前記第2のループコイルアンテナとが重ならないように展開可能であることを特徴とするRFIDタグ。
  2. 前記第1の組み合わせと前記第2の組み合わせとが線対称に配設され、前記基板は、前記第1の組み合わせと前記第2の組み合わせとがほぼ平行で面対称な状態で重なるように重ね合わせ可能である、請求項1に記載のRFIDタグ。
  3. 前記基板は1枚の曲げ伸ばし可能な材料から構成されており、該基板は両側がほぼ平行な状態で重なるように折り重ね可能である、請求項1又は請求項2に記載のRFIDタグ。
  4. 前記基板は第1の基板と第2の基板との2枚に分割され、前記第1の基板に前記第1の組み合わせが配設され、前記第2の基板に前記第2の組み合わせが配設されている、請求項1又は請求項2に記載のRFIDタグ。
  5. 会員証として必要なデータが前記ICチップ部に記憶されている請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載のRFIDタグ。
  6. スタンプカードとして必要なデータが前記ICチップ部に記憶されている請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載のRFIDタグ。
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