JP2008283584A - 通信装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、自走体の分岐合流部において、より簡素で安価な方式で通信の安定を図ることができる通信装置を提供することを目的とする。
【解決手段】自走体が移動する一定経路に沿って、一対の線材61a,61bを絶縁材料61cにより互いに平行状態で被覆した通信線61を敷設し、この通信線61に自走体の地上制御装置を接続し、前記自走体に、前記地上制御装置との間でのデータの受け渡しを行うために、通信線61に対向してこの通信線61との間でデータの送受信を行うアンテナ63を配置し、自走体の移動に伴って通信線61とアンテナ63間の距離が広がる箇所には、通信線61とアンテナ63との間に、ループ状に巻かれたコイル64とこのコイル64の両端に直列接続されたコンデンサ65により形成され、通信線61の通信使用周波数に共振する共振器66を設ける。
【選択図】図1

Description

本発明は、一定経路に沿って移動する移動体と、前記移動体の管理を行う地上制御装置との間におけるデータの受け渡しに使用される通信装置に関するものである。
従来の上記通信装置を装備した物品搬送設備の一例が、特許文献1に開示されている。
すなわち、有軌道台車(移動体の一例)を案内する軌道に沿って複数のエリア毎に、一対の線材を絶縁材料により互いに平行状態で被覆した通信線を敷設しており、また複数の有軌道台車を管理する地上コントローラを設けている。
そして、地上コントローラと各有軌道台車との間でデータの受け渡しを行うために、各有軌道台車にそれぞれ、機上通信ユニットとこの機上通信ユニットに接続された受信アンテナおよび送信アンテナを設け、各通信線にそれぞれ地上通信ユニットを接続し、これら地上通信ユニットを中継線を経て地上コントローラに接続している。前記機上通信ユニットの受信アンテナは、通信線に対向するとともに、送信アンテナを間に挟むように前後一対、前記有軌道台車に配置され、どちらかの受信状態が悪くなると、他方に切り替わるようになっている。
地上コントローラと各有軌道台車との間のデータの受け渡しは以下のように実行される。
地上コントローラで作成された、例えば搬送指令などの情報(信号)は、地上通信ユニットから中継線を経て各地上通信ユニットに送信され、各地上通信ユニットからそれぞれ通信線に送信され、通信線より発信される。この信号は有軌道台車に搭載されている受信アンテナにより非接触で受信され、機上通信ユニットに取り込まれることにより有軌道台車で受け取られる。また有軌道台車で作成された、例えば有軌道台車の位置情報(信号)は、機上通信ユニットから送信アンテナへ送信され、送信アンテナより発信される。この信号は、通信線により非接触で受信され、地上通信ユニット、中継線を経て地上コントローラに取り込まれることにより、地上コントローラで受け取られる。
特開2003−150247号公報
しかし、従来の通信装置では、図12(a)に示すように、有軌道台車83を案内する軌道81の分岐合流部(有軌道台車83が直進部より分岐、あるいは直進部へ合流される領域)において、軌道81の一方に沿って敷設された通信線82a,82bと、有軌道台車83の受信アンテナ84a,84bとの距離が広くなる箇所が生じ、通信が不安定になることから、有軌道台車83が分岐あるいは合流するときの通信の安定を図るために、前後一対の受信アンテナ84a,84bの少なくとも一方が必ず、直進経路の通信線82aと分岐合流経路の通信線82bの少なくとも一方に対向するように、有軌道台車83の前後方向に受信アンテナ84a,84bを配置する必要があり、これにより有軌道台車83の前後方向の長さ(機長)が制約されるという問題があった。
このような機長の制約を解消するために、図12(b)に示すように、軌道81の分岐合流部では、軌道81の他方に沿って第2の通信線82cを敷設し、第2の通信線82cに地上通信ユニットを接続し、この地上通信ユニットを中継線を経て地上コントローラに接続し、さらに有軌道台車83に第2の通信線82cに対向する第2の受信アンテナ84cを設けるようにすることが考えられる。この構成では、軌道81の分岐合流部では、第2の受信アンテナ84cを使用し、受信アンテナ84a,84bを使用しないことにし、その結果、受信アンテナ84a,84bの配置に基づく機長の制約は無くなる。しかし、第2の通信線82cを敷設し、第2の受信アンテナ84cおよび地上通信ユニットを設けるために設備費が高くなり、また受信アンテナ84a,84bとこの第2の受信アンテナ84cのどちらを選択して使用するか判断する回路が必要となるという問題が発生する。
そこで、本発明は、移動体の分岐合流部において、より簡素で安価な方式で通信の安定を図ることができ、また移動体の機長を短くすることが可能な通信装置を提供することを目的としたものである。
前述した目的を達成するために、本発明のうち請求項1に記載の発明は、一定経路に沿って移動する移動体と、前記移動体の管理を行う地上制御装置との間におけるデータの受け渡しに使用される通信装置であって、前記一定経路に沿って、一対の線材を絶縁材料により互いに平行状態で被覆した通信線を敷設し、この通信線に前記地上制御装置を接続し、前記移動体に、前記地上制御装置との間でのデータの受け渡しを行うために、前記通信線との間でデータの送受信を行うアンテナを配置し、前記通信線と前記アンテナとの間に、ループ状に巻かれたコイルとこのコイルの両端に直列接続されたコンデンサにより形成され、前記通信線の通信使用周波数に共振する共振器を設けたことを特徴とするものである。
上記構成によれば、通信線とアンテナとの間に共振器が設けられることにより、通信線周辺に発生した電磁界により共振器のループ状に巻かれたコイルに起電力が発生してコイルに共振電流が流れ、この共振電流によりループ形状のコイルの中心にアンテナ側に指向性を有して電磁界が発生し、アンテナ側への電磁界強度が強まり、通信使用周波数における信号レベルが上昇し、よって通信線とアンテナとの間の距離が開いて、接近・対向しなくても共振器を介してデータの送受信が可能となる。また通信線とアンテナとの間に共振器を設けるだけで、任意の位置に安価に、信号レベルが上昇した、このような通信エリア拡大箇所(部分的漏洩場所)を形成することができ、任意の位置において確実にデータの送受信を行うことが可能となる。なお、共振器は、通信線側、アンテナ側のいずれに配置してもよい。
また請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明であって、前記共振器を、前記移動体の移動に伴って前記通信線と前記アンテナ間の距離が広がる箇所またはデータの送受信が安定しない箇所の少なくとも一方に配置したことを特徴とするものである。
上記構成によれば、移動体の移動に伴って通信線と移動体に設けたアンテナ間の距離が広がる箇所(例えば、移動体の分岐合流部)に共振器を設けるだけで、通信線とアンテナとの間の距離が開いて、接近・対向しなくても共振器を介してデータの送受信が可能となり、したがって、移動体に取り付けるアンテナの取り付け位置の自由度が増し、移動体の機長を短くすることが可能となる。またデータの送受信が安定しない箇所(例えば、定在波などによりデッドポイントとなっている箇所)に共振器を設けるだけで、通信使用周波数における信号レベルが上昇することにより、安定したデータの送受信が可能となる。
また請求項3に記載の発明は、請求項1または請求項2に記載の発明であって、前記共振器を構成するコイルのループの前記通信線の敷設方向とは直角方向の径を、前記通信線の一対の線材間の前記直角方向の距離より大きくしたことを特徴とするものである。
上記構成によれば、コイルのループの径が、一対の線材間の距離より大きいことにより、一対の通信線周辺に発生した電磁界による磁束が、ループに多く鎖交し、共振器に起電力が効率よく発生し、この起電力により流れる共振電流によりループ形状のコイルの中心にアンテナ側に指向性を有する電磁界が発生し、アンテナ側への電磁界が強まる。
また請求項4に記載の発明は、請求項1〜請求項3のいずれかに記載の発明であって、前記共振器を構成するコイルのループの通信線の敷設方向とは直角方向の中心を、前記通信線の一対の線材間の前記直角方向の中心位置からずらして配置したことを特徴とするものである。
上記構成によれば、ループ形状のコイルの中心が通信線の一対の線材間の中心位置から外れたことにより、通信線の平行状態が崩れ、不平衡とすることにより、通信線から漏洩する電磁界発生が多くなり、かつ共振器によりループ形状のコイルの中心にアンテナ側に指向性を有する電磁界が強まる。
また請求項5に記載の発明は、請求項1〜請求項4のいずれかに記載の発明であって、前記共振器を、共振周波数を隣合う共振の共振周波数よりずらした複数の共振器により構成したことを特徴とするものである。
上記構成によれば、複数の共振器により、広帯域において電磁界が強くなり、通信帯域を広げることができる。
本発明の通信装置は、通信線とアンテナとの間に共振器が設けられることにより、通信線とアンテナとの間の距離が開いても共振器を介してデータの送受信が可能となり、アンテナが通信線と接近して対向しなくてもデータの送受信を行うことができ、また通信線とアンテナとの間に共振器を設けるだけで、任意の位置に安価に、信号レベルが上昇した通信エリア拡大箇所(部分的漏洩場所)を形成することができ、任意の位置において確実にデータの送受信を行うことができる、という効果を有している。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図4および図5において、レール装置10は左右一対のレール体11,12からなり、これらレール体11,12は型材形状であって、線対称状として配設されている。そして両レール体11,12にはそれぞれ、その上面(上位面)により上向きの車輪支持面11A,12Aが形成され、上部でかつ内側に向いた面により内向きのローラガイド面11B,12Bが形成されている。
両レール体11,12は、所定間隔置きに配置された複数のレールヨーク1を介して天井梁(図示せず)に支持され、所定の隙間Sを形成した状態で配設されている。またレールヨーク1は、上板部1Aと、この上板部1Aの両端近くから垂下された側板部1Bと、これら側板部1Bの中間外面から外方へ突出された連結部1Cを有する状態で、正面視で門型状に一体形成されている。
上記したように左右一対のレール体11,12からなるレール装置10により一定経路50が形成される。ここで一定経路50は、たとえば並行状の一対の直線状経路部分(主経路部分)51,52と、これら直線状経路部分51,52間に配置された分岐・合流経路部分(副経路部分であり、後述する自走体の移動に伴って通信線とアンテナ間の距離が広がる箇所の一例)53とにより形成されている。この分岐・合流経路部分53では、前記左右一対のレール体11,12のうち分岐・合流経路部分53側のレール体11,12により、それぞれ片側のレール体が連続して形成されている。
すなわち分岐・合流経路部分53においても、前記レール体11,12と断面形状が同一状の左右一対のレール体11a,12aが配設され、これらレール体11a,12aによりレール装置10aが構成されている。このうち分岐経路方向側のレール体11aは、直線状経路部分52を形成する部分から、分岐・合流経路部分53において直線状経路部分51側に湾曲したのち、直線状経路部分51を形成するレール体12の切断端部に接続する状態に形成されている。
また、他方のレール体12aは前記レール体11aに沿うように形成されているが、その際に、直線状経路部分51を形成する部分から、分岐・合流経路部分53において直線状経路部分52側に湾曲したのち、直線状経路部分52を形成するレール体11の切断端部に接続する状態に形成されている。
各経路部分51,52,53により形成される分岐・合流箇所には、直線状経路部分51,52に沿った直線側ガイド体15,16と、分岐・合流経路部分53に沿った分岐・合流側ガイド体17とが設けられている。ここでガイド体15,16、17は、左右一対のレール体11,12、11a,12a間でかつ上方位置に配設され、そしてレールヨーク1における上板部1Aの下面側に連結されている。前記直線側ガイド体15,16には、並行側に対して外側に直線側ガイド部15a,16aが形成されるとともに、内側に分岐・合流側ガイド部15b,16bが形成されている。
また分岐・合流側ガイド体17は、分断された分岐側ガイド部材18と合流側ガイド部材19からなるとともに、分岐・合流側ガイド部15b,16bに連なる分岐側ガイド部18bと合流側ガイド部19bが、相異なる向きとして形成されている。さらに分岐側ガイド部材18と合流側ガイド部材19の分断部は、合流側ガイド部材19の遊端が上手側へ突出状の迎え部19Aに形成されることで、分岐側ガイド部18bを移動してきた方向規制用ローラ(方向規制用部材;後述する)が合流側ガイド部19bに導かれるように構成されている。
なお、直線状経路部分51に沿った直線側ガイド体15も、その始端部分は合流・分岐側へ突出状の迎え部15Aに形成されることで、移動してきた方向規制用ローラが直線側ガイド部15aに導かれるように構成されている。
前記レール装置10に支持案内されて一定経路50に沿って走行自在(移動自在)な自走体(移動体の一例)20が設けられる。この自走体20は、前記車輪支持面11A,12Aに支持案内されて転動自在な車輪21を有する前後一対のトロリ本体22と、両トロリ本体22の下端間に設けられた被搬送物の保持装置41と、一方の車輪21に連動した走行駆動装置(モータ)23などにより構成されている。
そして自走体20における両トロリ本体22には、前記ローラガイド面11B,12Bに案内される前後一対のサイドガイドローラ24が遊転自在に設けられている。さらに両トロリ本体22には、前記ガイド体15,16,17の横向きのガイド部15a,15b、16a,16b、18b,19bに案内される方向規制用ローラ(方向規制用部材)25が設けられている。ここで方向規制用ローラ25は、左右動手段30によって、直線側ガイド体15,16に対応する位置と分岐・合流側ガイド体17に対応する位置との間で左右動自在に構成されている。
前記左右動手段30は、正逆駆動自在な駆動部(駆動用モータ)31を有し、この駆動部31は、駆動軸を左右方向としてトロリ本体22の上部に設けられている。そしてトロリ本体22の上部には、前記駆動部31の正逆駆動により方向規制用ローラ25を支持する支持体28を左右動させる駆動伝達部32が設けられ、この駆動部31により駆動伝達部32および支持体28を介して方向規制用ローラ25が駆動され、直線側ガイド体15,16に対応する位置と、分岐・合流側ガイド体17に対応する位置との間で左右動自在に構成される。
前記一定経路50中の直線状経路部分51,52では、自走体20に無接触給電方式によって給電が行われるように構成されている。すなわち、レール体11,12には、高周波電源装置38(図7)より高周波電流が給電される左右一対の給電線路(コード線路)13,14が直線状経路部分51,52に沿って(レール長さ方向に)に沿って配設され、そして自走体20のトロリ本体22間には、給電線路13,14に対向してピックアップユニット(フェライトコアにピックアップコイルを巻いた受電手段)39が設けられている。
前記自走体20のトロリ本体22間には、前記保持装置41が吊下げ状に設けられている。この保持装置41は左右と下とが開放された箱枠状であって、その上面側が前記トロリ本体22に連結具42を介して連結されている。そして保持装置41内には、左右方向への移載手段(図示せず)などが配設されている。また両トロリ本体22には、外方(前方および後方)に突出されるストッパー体43が設けられている。
前記保持装置41の上部にはバッテリー(蓄電手段)44が搭載されており、以て前記一定経路50中で給電線路13,14が配設されていない分岐・合流経路部分53では、このバッテリー44によって給電が行われるように構成されている。
また直線状経路部分51,52の左側レール体12の内側面、および分岐・合流経路部分53の左側レール体12aの内側面に沿って、図1に示すように、銅線の周囲に絶縁材料が被覆された一対の線材61a,61bを並設し、別の絶縁材料61cにより全体を平行状態で被覆した平行2線の通信線61が、所定間隔で配置された支持具59(図5)により垂直な姿勢で支持され敷設されている。
また地上制御装置(後述する)との間でデータの受け渡しを行うために、この通信線61に対向して、図5および図6に示すように、自走体20にはトロリ本体22に取付けたブラケット62に、通信線61と間でデータの送受信を行う前後一対のアンテナ(ループアンテナ)63A,63Bが、走行方向の左側に配置されている。図1において、60は、終端抵抗である。
また図1および図2に示すように、自走体20の分岐開始位置と合流終了位置の通信線61上には、通信線61とアンテナ63(63A,63B)との間に位置して、ループ状に巻かれたコイル64とこのコイル64の両端に直列接続されたコンデンサ65により形成され、通信線61の通信使用周波数(例えば、10MHz)に共振する共振器66が設けられている。また共振器66を構成するコイル64のループの、通信線61の敷設方向とは直角方向(図では上下方向)の径(長さ)を、通信線61の一対の線材61a,61b間の前記直角方向の距離より大きくし(長くし)、さらにこのコイル64のループの前記直角方向の中心を、通信線61の一対の線材61a,61b間の前記直角方向の中心位置からずらして通信線61の平衡状態を崩すように配置されている。なお、ループ形状のコイル64の中心が通信線61の一対の線材61a,61b間の中心位置と同じ配置であっても、共振器66の構造や材質を非対称として、通信線61の平衡状態を崩すようにしてもよい。また、一対の線材61a,61bの直角方向の距離(間隔)は、コイル64により形成されるループの直角方向の径を確保するために必要である。
また図7に示すように、通信線61は、マイクロコンピュータからなり複数の自走体20を総括して制御する地上の地上制御装置(移動体の管理を行う地上制御装置の一例)71に地上モデム72を介して接続されており、またアンテナ63A,63Bは、自走体20に設けた本体モデム73を介して自走体20の本体制御装置74に接続されている。この構成により、地上制御装置71と自走体20の本体制御装置74との間のデータの受け渡し(信号の伝送)は、地上モデム72、通信線61、アンテナ63A,63Bおよび本体モデム73を介して、また分岐・合流経路部分53においては共振器66を加えて実行される。前記本体制御装置74は、地上制御装置71の指令に基づいて、走行駆動装置23と駆動部31を駆動し、自走体20の走行等を制御している。
またピックアップユニット39には電源装置76が接続され、この電源装置76は、走行駆動装置23、駆動部31、バッテリー44、本体制御装置74等に接続され、これら装置に給電している。この電源装置76の回路構成により、自走体20が直線状経路部分51,52での走行中に、無接触給電方式による給電に不足が生じたとき、バッテリー44からの給電によって補うように構成され、さらに自走体20が直線状経路部分51,52での走行中に、無接触給電方式による給電の余力分によってバッテリー44の充電を行うように構成されている。
以下に、上記構成による作用を説明する。
自走体20の一定経路50での走行は、その車輪21群が車輪支持面11A,12Aに支持案内されて転動され、そしてサイドガイドローラ24がローラガイド面11B,12Bに案内されることで、レール装置10,10aに案内されて行われる。その際に直線状経路部分51,52では、自走体20側に対して、給電線路13,14に対向されるピックアップユニット39などを介して、無接触給電方式によって給電が行われる。本体制御装置74は、走行駆動装置23を介して車輪21を駆動する。
このような状態での走行において、本体制御装置74は、地上制御装置71の指令(データ)に基づいて、そのまま直進走行するか、あるいは分岐走行するかを判断し、駆動部31を駆動して、進む方向(走行方向)側へ方向規制用ローラ25を移動させることにより、直進走行・分岐走行が実行される。
また図2に示すように、自走体20が、直線状経路部分52から分岐・合流経路部分53に自走体20が分岐するとき、または直線状経路部分51を分岐・合流経路部分53を通過して直進するとき、アンテナ63A,63Bは、通信線61から離れる。このとき、地上制御装置71と本体制御装置74との間のデータの送受信は、共振器66の作用により確保される。
すなわち、通信線61周辺に発生した電磁界により共振器66のループ状に巻かれたコイル64に起電力が発生してコイル64に共振電流が流れ、この共振電流によりループ形状のコイル64の中心にアンテナ63A,63B側に指向性を有して電磁界が発生し、アンテナ63A,63B側への通信使用周波数帯域での電磁界強度が強まり、よって共振器66を取り付けていない箇所と比較して通信使用周波数(共振周波数)帯域における信号レベルが上昇し、その結果、共振器66の取付位置に信号レベルが上昇した、このような通信エリア拡大箇所(部分的漏洩場所)が形成され、通信線61とアンテナ63A,63Bとの間の距離が開いて、接近・対向しなくても共振器66を介してデータの送受信が行われる。図8に、通信線61とアンテナ63A,63Bとの間の距離を5mmに固定し、アンテナ63A,63Bのみの場合と、共振周波数10MHzの共振器66を中間に設置した場合の信号レベルの周波数特性図を示す。図8に示すように、共振周波数10MHz帯域における信号レベルが上昇し、共振周波数10MHz帯域以外の帯域では、信号レベルが低下していること、すなわち通信使用周波数帯域では電磁界強度が強まり、以外の通信使用周波数帯域では電磁界強度が弱くなっているが確認される。
以上のように本実施の形態によれば、通信線61とアンテナ63A,63Bとの間に共振器66が設けられることにより、上述したように通信線61とアンテナ63A,63Bとの間の距離が開いても、また接近・対向しなくても共振器66を介してデータの送受信を実行できる。また通信線61上に共振器66を設置するだけで、任意の位置に安価に、信号レベルが上昇した通信エリア拡大箇所(部分的漏洩場所)を形成することができる。
また本実施の形態によれば、分岐・合流経路部分53(通信線61と自走体20に設けたアンテナ63A,63B間の距離が広がる箇所)において通信線61上に前後のアンテナ63Aとアンテナ63Bに対向する必要がなくなり、自走体20に取り付けるアンテナ63A,63Bの位置(取付位置)の自由度が増し、従来と比較して前後のアンテナ63Aとアンテナ63Bとの間隔を短くでき、自走体20の機長を短くすることが可能となる。よって、一定経路50内に配置できる自走体20の台数を増加させることができ、搬送能力を上昇させることが可能となる。また従来の図12(b)に示したように、軌道(レール)に沿って左右に通信線を敷設し、第2のアンテナを増設する場合と比較して、敷設工事費(敷設の手間)、設備費を安くでき、またアンテナ63A,63Bとこの第2の受信アンテナのどちらを選択して使用するか判断する回路が不要であり、設備費を安くできる。また通信使用周波数帯域以外の帯域では、電磁界強度が弱くなることから、不要な輻射を低減することができる。
また本実施の形態によれば、コイル64のループの径が、一対の線材61a,61b間の距離(間隔)より大きいことにより、通信線61周辺に発生した電磁界による磁束が、ループに多く鎖交し、共振器66に起電力がより効率的に発生し、この起電力により流れる共振電流によりループ形状のコイル64の中心にアンテナ63A,63B側に指向性を有する電磁界が発生し、アンテナ側への電磁界が強まり、安定してデータの送受信を行うことができる。
また本実施の形態によれば、ループ形状のコイル64の中心を通信線61の一対の線材61a,61b間の中心位置からずらして配置し、あるいはループ形状のコイル64の中心が通信線61の一対の線材61a,61b間の中心位置と同じ配置であっても共振器66の構造や材質を非対称として、通信線61の平衡状態を崩すことにより、通信線61から漏洩する電磁界発生量が増加し、かつ共振器66によりループ形状のコイル64の中心にアンテナ側に指向性を有する電磁界が強まることにより、安定してデータの送受信を行うことができる。
また本実施の形態によれば、ループを形成するコイル64の巻数やコンデンサ65の容量(コンデンサ無しでも構わない)を変えることにより、共振器66の周辺に形成される電磁界の強度を変更でき、周りの環境に合わせて通信エリア拡大箇所の空間(電磁界の空間)を自在に拡大・縮小できる。
また本実施の形態によれば、左右一対のレール体11(11a),12(12a)によりレール装置10(10a)を構成したことで、このレール装置10(10a)は全長に亘って隙間Sを形成し得、この隙間Sによる上下方向の貫通部によって空気の流れを妨げることがなくなり、もってクリーンなエアを下吹きするクリーンルームであったとしても好適に採用し得る。
なお、本実施の形態では、自走体20の走行に伴って通信線61とアンテナ63間の距離が広がる箇所に共振器66を設けているが、このように距離が広がる箇所に限ることなく、通信の確実性が要求される箇所(例えば、自走体20の保持装置41に対して被搬送物を移載する箇所)や通信が安定しない箇所(例えば、定在波などによりデッドポイントとなっている箇所)に設けるようにしてもよい。この場合、共振器66を単に通信線61上に取り付けるだけでよく、設備費が大きく膨らむことはなく安価に設置できる。
また本実施の形態では、通信線61側に共振器66を取り付けているが、自走体20の各アンテナ63A,63B側に、通信線61に対向して共振器66を設けるようにしてもよい。このように通信線61とアンテナ63A,63Bとの間に、共振器66を設けることで、通信線61とアンテナ63A,63Bとの間に距離が開いてもデータの送受信を確実に行うことができる。
また本実施の形態では、通信線61とアンテナ63間の距離が広がる箇所に共振器66を1台のみ設けているが、このような共振器を、図9に示すように、通信帯域を広げるために、共振周波数を隣合う共振の共振周波数よりずらした、例えば共振周波数を通信使用周波数より所定周波数ずつずらした複数(図では5台)の共振器66A〜66Eからなる共振器群66’とすることができる。これにより共振器群66’は広帯域な特性となり、より広い帯域において電磁界が強くなり、各共振器66A〜66Eの共振周波数を通信使用周波数帯域に合わせることにより、広い帯域において自走体20とデータの送受信を行うことを可能とすることができる。なお、隣合う共振器66A〜66Eの一部を物理的に重ねて配置してもよい。これにより共振器66A〜66E間の間隙によるデッドポイントの発生を防止できる。
また本実施の形態では、直線状経路部分51,52の「左側」レール体12の内側面、および分岐・合流経路部分53の左側レール体12aの内側面に沿って、通信線61を敷設しているが、図10および図11に示すように、「右側」レール体11、11aの内側面に沿って、通信線61を敷設するようにしてもよい。このとき、前後のアンテナ63A,63Bを、自走体20の走行方向の「右側」に配置し、共振器66を、自走体20の分岐開始位置と合流終了位置に配置する。
また本実施の形態では、共振器66の共振周波数を通信使用周波数に合わせているが、通信使用周波数の帯域幅が広い通信方式等、周波数特性が必要な場合においては、共振器66の共振周波数を通信使用周波数と合わせずに、故意にずらしてもよい。
また本実施の形態では、図1や図9に示すように、共振器66とアンテナ63A,63Bの大きさ(通信線61の敷設方向の大きさ)を同じとしているが、これら共振器66とアンテナ63A,63Bの大きさ(通信線61の敷設方向の大きさ)に制限はない。例えば1つのアンテナ63A(または63B)を、1つのアンテナ63A(または63B)の中に複数の共振器66があるような大きさとしてもよく、あるいは図9の5つの共振器66A〜66Eが1つの共振器66を形成するような大きさであってもよい。
また本実施の形態では、自走体20に保持装置41が吊下げ状に設けられた形式が示されているが、これは、たとえば床側で走行される台車(移動体)から保持装置が立設される形式(フロア形式)などであってもよい。
また本実施の形態では、蓄電手段としてバッテリー44が示されているが、これはコンデンサなどであってもよい。また自走体20のトロリ本体22間に保持装置41が吊下げ状に設けられ、そして保持装置41内に左右方向への移載手段が配設されているが、保持装置41に上下方向の移載手段が配設された形式であってもよい。また、単に物品を載せるだけの荷受け台を搭載した形式や、また物品を直接に載せるだけの形式など、種々な形式のものを採用することが可能である。
また本実施の形態では、直線側ガイド体15、16のガイド部15a,15b、16a,16bや、分岐・合流側ガイド体17におけるガイド部材18,19のガイド部18b,19bとしてガイド面が採用され、そして方向規制用部材として方向規制用ローラ25が採用されているが、ガイド面に案内される方向規制用部材としては摺動自在な突起体などであってもよい。また、ガイド面がラック面であり、そして方向規制用ローラ25が方向規制用ピニオンである組み合せであってもよい。
本発明の実施の形態における通信装置の基本構成図である。 同通信装置を備えた物品搬送設備の経路図である。 同通信装置を備えた物品搬送設備の経路図である。 同通信装置を備えた物品搬送設備の要部斜視図である。 同通信装置を備えた物品搬送設備の自走体の正面図である。 同通信装置の自走体へのアンテナの取付図であり、(a)は平面図、(b)は側面図である。 同通信装置を備えた物品搬送設備の自走体の制御構成図である。 同通信装置による信号レベルの周波数特性図である。 本発明の他の実施の形態における通信装置の基本構成図である。 本発明の他の実施の形態における通信装置を備えた物品搬送設備の経路図である。 本発明の他の実施の形態における通信装置を備えた物品搬送設備の経路図である。 従来の通信装置を備えた物品搬送設備における課題を説明するための経路図である。
符号の説明
10,10a レール装置
11,11a レール体(右)
12,12a レール体(左)
13,14 給電線路
15,16 直進側ガイド体
17 分岐・合流側ガイド体
20 自走体
21 車輪
22 トロリ本体
23 走行駆動装置
24 サイドガイドローラ
25 方向規制用ローラ
28 支持体
30 左右動手段
31 駆動部
32 駆動伝達部
38 高周波電源装置
39 ピックアップコイルユニット
41 保持装置
42 連結具
44 バッテリー
50 一定経路
51,52 直線状経路部分
53 分岐・合流経路部分
61 通信線
61a,61b 線材
61c 絶縁材料
63A,63B アンテナ
64 コイル
65 コンデンサ
66,66A〜66E 共振器
66’ 共振器群
71 地上制御装置
72 地上モデム
73 本体モデム
74 本体制御装置
76 電源装置

Claims (5)

  1. 一定経路に沿って移動する移動体と、前記移動体の管理を行う地上制御装置との間におけるデータの受け渡しに使用される通信装置であって、
    前記一定経路に沿って、一対の線材を絶縁材料により互いに平行状態で被覆した通信線を敷設し、この通信線に前記地上制御装置を接続し、
    前記移動体に、前記地上制御装置との間でのデータの受け渡しを行うために、前記通信線との間でデータの送受信を行うアンテナを配置し、
    前記通信線と前記アンテナとの間に、ループ状に巻かれたコイルとこのコイルの両端に直列接続されたコンデンサにより形成され、前記通信線の通信使用周波数に共振する共振器を設けたこと
    を特徴とする通信装置。
  2. 前記共振器を、前記移動体の移動に伴って前記通信線と前記アンテナ間の距離が広がる箇所またはデータの送受信が安定しない箇所の少なくとも一方に配置したこと
    を特徴とする請求項1に記載の通信装置。
  3. 前記共振器を構成するコイルのループの前記通信線の敷設方向とは直角方向の径を、前記通信線の一対の線材間の前記直角方向の距離より大きくしたこと
    を特徴とする請求項1または請求項2に記載の通信装置。
  4. 前記共振器を構成するコイルのループの通信線の敷設方向とは直角方向の中心を、前記通信線の一対の線材間の前記直角方向の中心位置からずらして配置したこと
    を特徴とする請求項1〜請求項3のいずれかに記載の通信装置。
  5. 前記共振器を、共振周波数を隣合う共振の共振周波数よりずらした複数の共振器により構成したこと
    を特徴とする請求項1〜請求項4のいずれかに記載の通信装置。
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