JP2000128357A - 列単位荷積装置 - Google Patents

列単位荷積装置

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JP2000128357A
JP2000128357A JP10300180A JP30018098A JP2000128357A JP 2000128357 A JP2000128357 A JP 2000128357A JP 10300180 A JP10300180 A JP 10300180A JP 30018098 A JP30018098 A JP 30018098A JP 2000128357 A JP2000128357 A JP 2000128357A
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Michihiko Katayama
道彦 片山
Kazuhiro Irie
一博 入江
Terutada Yada
照忠 矢田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ロボットのアームの回転動作や荷の掴み機構
の回転動作無しで様々な荷積形態の積み付けを行うこと
のできる列単位荷積装置を提供すること。 【解決手段】 垂直多関節型のアーム12に掴み機構1
1を設けたロボット10によりパレット21上に荷物を
一段当たり複数列かつ複数段荷積する。荷物は一列分ず
つ、しかも一列分がアームの延在方向に直角な幅方向に
関してほぼ等幅となる組合せ状態で複数個一括してロボ
ットの前方に送られてくる。ロボットは、送られてきた
一列分の荷物を掴んで、積付コンベヤに搭載されている
パレット上であってその一端側を第1列目として荷積を
行い、以後、第一列から離れる方向に一列分ずつ荷積位
置をずらしながら最後尾の列まで荷積を行って一段目の
荷積を行い、以下同様にしてパレット上に複数段の荷積
を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パレット上にロボ
ットにより荷物を複数列かつ複数段荷積する列単位荷積
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の荷積装置は、主に、物品を詰め
た段ボールケース、ポリケース、又は袋を取り扱うもの
で、工場内外での輸送、保管というような用途で利用さ
れ、パレタイジング装置と呼ばれている。このようなパ
レタイジング装置は様々なタイプのものが提供されてい
るが、旋回機能を持つロボットを備えているのが普通で
ある。図12を参照してその一例を説明する。
【0003】図12において、ロボット100は、アー
ム101の先端に設けられた一対のレーキ状の爪部によ
る掴み機構102により、フィードコンベヤ200で搬
送されてくる荷物300を掴み、旋回して荷積コンベヤ
210上にあるパレット220に置く。荷積の方法は、
静止状態にあるパレット220上に一段目、ここでは6
個の荷物300を順に置き、次にその上に2段目の6個
の荷物を順に積み上げ、これを所定の段数になるまで繰
り返すという方法である。このような荷積方法は、平面
積み上げ方法とも呼ばれる。
【0004】パレット220への所定段数の荷物300
の荷積が終了すると、ロボット100は待機状態におか
れ、荷積が終了したパレット220は払出コンベヤ23
0に送られる。そして、荷積コンベヤ210には次のパ
レット220が送り込まれる。以上の制御は、制御盤2
70に収容されている制御装置により行われる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、図12にお
いては、パレット220に一段当たり6個の荷物300
が積まれ、上方から見た場合の6個の荷物300で形成
される荷積平面パターンはすべての段で同じである。し
かし、荷積平面パターンには、後で詳しく説明するよう
に、様々なパターンがある。これに対応するために、ロ
ボット100は、掴み機構102を回転させる回転機構
を備えている。この回転機構によれば、荷物300を、
既にパレット220上にある荷物300に対して角度を
変えて(例えば、90度)積むことができる。
【0006】いずれにしても、これまでのパレタイジン
グ装置では、ロボット100に旋回機構及び掴み機構1
02の回転機構を搭載することが必要である。そして、
ロボットの旋回機能、掴み機構の回転機能を利用して荷
物の荷積位置を決めているので、ロボットの構造及び制
御が複雑になると共に、荷積位置に関する情報が多く、
荷積位置の教示が複雑になる。荷積位置の教示というの
は、荷積方法が決まると、あらかじめ手動によりロボッ
トを操作して荷物の掴み位置や荷積位置を覚え込ませ
る、いわゆるティーチングのことである。
【0007】加えて、上記のパレタイジング装置では、
ロボット100の旋回動作により、荷物300を1個ず
つもしくは複数個同時にパレット220上の異なった位
置に載せる必要があり、フィードコンベヤ200と荷積
コンベヤ210とはある程度離れた位置にあるので、1
個当たりの荷積に時間を要する。
【0008】そこで、本発明の課題は、旋回機構及び掴
み機構の回転機構を持たないロボットにより様々な荷積
平面パターンによる複数段の荷積を行うことのできる列
単位荷積装置を提供することにある。
【0009】本発明の他の課題は、ロボットの無駄な動
きをできるだけ少なくして荷積能力を最大限に発揮する
ことのできる列単位荷積装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、垂直多
関節型のアームに掴み機構を設けたロボットによりパレ
ット上に荷物を一段当たり複数列かつ複数段荷積するた
めの列単位荷積装置であって、前記パレットを搭載して
所定方向に搬送するための積付コンベヤと、前記ロボッ
ト及び前記積付コンベヤを制御するための制御装置とを
備え、前記荷物は一列分ずつ、しかも一列分が前記アー
ムの延在方向に直角な幅方向に関してほぼ等幅となる組
合せ状態で複数個一括して前記ロボットの前方に送られ
てくるものであり、前記ロボットは、送られてきた前記
一列分の荷物を掴んで、前記積付コンベヤに搭載されて
前記ロボットの前方にある前記パレット上であってその
一端側を第1列目として荷積を行い、以後、前記第1列
から離れる方向に一列分ずつ荷積位置をずらしながら最
後尾の列まで荷積を行って一段目の荷積を行い、以下同
様にして前記パレット上に複数段の荷積を行うようにし
たことを特徴とする列単位荷積装置が提供される。
【0011】本発明によればまた、前記荷物は同じ大き
さであって、しかも一列を構成する複数の荷物の上方か
ら見た組合せパターンが同じ状態で送られてくることに
より、複数段の各段はそれぞれ、上方から見た荷積平面
パターンが同じであることを特徴とする列単位荷積装置
が提供される。
【0012】この場合、一列を構成する複数の荷物を、
その上方から見た組合せパターンが同じ状態で一列分ず
つ前記ロボットの前方に配置するための荷整列手段が備
えられる。
【0013】本発明によれば更に、奇数段、偶数段はそ
れぞれ上方から見て同じ荷積平面パターンを有し、しか
も偶数段の荷積平面パターンは、奇数段の荷積平面パタ
ーンに対して、見かけ上、90度あるいは180度回転
したパターンであることを特徴とする列単位荷積装置が
提供される。
【0014】なお、一列を構成する複数の荷物を一列分
ずつ前記ロボットの前方に配置し、しかも一列もしくは
複数列の荷供給ラインの中に荷方向転換機構を有して、
上方から見た複数の荷物の組合せパターンが一段につき
少なくとも一列だけ他の列と異なった状態で配置するた
めの荷整列手段を備えても良い。
【0015】
【発明の実施の形態】図1、図2を参照して、本発明の
第1の実施の形態について説明する。本形態による列単
位荷積装置は、アーム12の先端に掴み機構11を持つ
ロボット10と、積付コンベヤ20と、荷物40をロボ
ット10の前方に搬送するための荷物搬送コンベヤ30
と、荷物搬送コンベヤ30からの荷物40をロボット1
0の前方、すなわち掴み機構11による掴み位置に一列
分だけ整列させて配置するための荷整列装置31とを備
えている。本形態では、荷物40はすべて同じ大きさで
あることを前提としている。
【0016】ロボット10は、旋回式タイプでなく2軸
式のタイプであり、掴み機構11を、アーム12の延在
方向及び上下方向に可動とする、いわゆる垂直多関節ロ
ボットである。特に、掴み機構11については、一列に
配列されている複数個(ここでは、4個)の荷物40を
一括して掴むことができるようにされているが、この構
造については後述する。
【0017】積付コンベヤ20は、荷積を行うべきパレ
ット21をロボット10の前方に置くためのもので、そ
の一端側(図1中、右側)には、積付コンベヤ20に空
パレットを供給するための空パレット供給装置22が配
置される。積付コンベヤ20の他端側(図1中、左側)
には、荷物40が積まれたパレットを受け取るための受
取コンベヤ23が配置される。空パレット供給装置22
及び受取コンベヤ23は周知であるので、詳しい説明は
省略する。
【0018】荷物搬送コンベヤ30は、次に掴まれるべ
き複数個(ここでは、4個)の荷物40を一列に整列さ
せた状態で待機位置におくためのもので、その先端部に
は、次に掴まれるべき4個の荷物40を係止するための
可動ストッパ30−1が設けられている。この可動スト
ッパ30−1は、荷整列装置31上の4個の荷物40が
掴み機構11で掴まれて上方に移動すると下動し、次に
掴まれるべき4個の荷物40がすぐに荷整列装置31上
に移し替えられる。このようにして、荷物搬送コンベヤ
30と荷整列装置31は、荷整列手段として作用する。
特に、本形態では、荷物40の荷積に伴う掴み機構11
の移動量を最小にするという観点から、荷整列装置31
をロボット10と積付コンベヤ20との間に配置してい
る。このために、荷物搬送コンベヤ30は、少なくとも
その一部が積付コンベヤ20と平行に延在するようにし
ている。また、荷整列装置31の高さは、積付コンベヤ
20上のパレット21の高さ位置よりやや高い位置にあ
るのが好ましい。しかし、荷整列装置31は、ロボット
10の前方にあれば良く、位置及び高さは本形態に限定
されない。
【0019】上記の構成により、荷物40は一列分、す
なわち4個ずつ、しかも一列分がアーム12の延在方向
(水平状態での)に直角な幅方向に関してほぼ等幅とな
る組合せ状態で一括してロボット10の前方に送られて
くる。
【0020】以上の構成要素の動作は、制御盤1(図
1)内の制御装置により自動制御される。この自動制御
動作を図3をも参照して説明する。図3(a)に示すよ
うに、ロボット10は、掴み機構11により荷整列装置
31上に配列されている一列分の4個の荷物40を一括
して掴み、積付コンベヤ20に搭載されてロボット1の
前方にあるパレット21(第1パレット)上であってロ
ボット10から最も遠い一端側を第1列目として荷積を
行う。以後、この第一列目から離れる方向に一列分ずつ
荷積位置をずらしながら最後尾の列(ここでは、第5列
目)まで荷積を行って、平面積み上げ方法による一段目
の荷積を行う。以下同様にしてパレット21上に2段目
の荷積を行い(図3(b))、最上段(ここでは、第5
段)まで繰り返して複数段の荷積を行う(図3
(c))。この間、積付コンベヤ20は停止状態に置か
れる。
【0021】次に、積付コンベヤ20を駆動して、荷積
を終了したパレット21を受取コンベヤ23に移動させ
ると共に、待機状態にある空きのパレット21(第2パ
レット)をロボット10の前方位置に移動させる。この
移動は、掴み機構11が次の荷物を取りにいっている間
に行われる。この空きのパレット21にも上記と同様の
方法で複数段の荷積が行われる(図3(d))。
【0022】上記のような荷積は、従来と同様に、あら
かじめティーチングを行って荷物の掴み位置と荷積位置
とを記憶させることにより、自動制御で実行することが
できる。
【0023】以上の説明で明らかなように、ロボット1
0は、旋回機構、掴み機構の回転機構が無いので、構造
が簡単であり、荷積位置に関する情報も少なくて済む。
加えて、旋回動作や、掴み機構11の回転動作無しでア
ーム12の延在方向及び上下方向のみの最短距離で荷整
列装置31から積付コンベヤ20上のパレット21への
荷物40の移し替えを行うことができる。しかも、ロボ
ット10は、パレットの移し替えの間も待機状態におか
れることがないので、無駄な時間が費やされることがな
く、その荷積能力を最大限に発揮することができる。
【0024】なお、図3では、説明を理解し易くするた
めに、荷整列装置31と、荷積位置にあるパレット21
及び待機位置にある空きのパレット21の位置関係が、
図1とは異なるように示されている。すなわち、図1の
構成によれば、待機位置にある空きのパレット21は、
荷積位置にあるパレット21に対し、図面に垂直な方向
に並ぶことになる。しかし、積付コンベヤ20は、ロボ
ット10及び荷整列装置31の直下を通して、掴み機構
11の移動方向と同じ方向に延在させるようにしても良
い。図3はこのような構成をも考慮して描かれている。
【0025】上記のように、第1の実施の形態では、一
列を構成する4個の荷物40の上方から見た組合せパタ
ーンが常に同じ状態でロボット10の前方に送られてく
ることにより、複数段の各段がそれぞれ、上方から見た
荷積平面パターンが同じとなるような荷積が行われる。
このような荷積は、ブロック積と呼ばれ、図4(a)に
側面図、図4(b)、図4(c)にそれぞれ、第1段
目、第2段目の荷積平面パターンが示されている。な
お、図4(b)、図4(c)においては、図中、最も下
側が第1列目であり、これから上側になるにつれて第2
列目、第3列目となる。また、図示のブロック積は、立
方体形状の荷物に適用する場合を示しているが、直方体
形状の荷物にも適用できることは言うまでも無い。
【0026】荷積平面パターンは、図4に示される代表
的な荷積形態に応じて様々に変化する。以下では、直方
体形状の荷物40の長手方向に沿う面を側面、長手方向
に直角な面を端面として説明する。
【0027】れんが積の場合、第1段の第1列目では、
2個の荷物40を、その長手方向の軸がアーム12の延
在方向に直角になるように端面同士を付き合わせてい
る。第1段の第2列目では、3個の荷物40を、その長
手方向の軸がアーム12の延在方向に平行になるように
側面同士を付き合わせている。その結果、第1列目を構
成する4個の荷物40の上方から見た組合せパターン
は、第2列目を構成する4個の荷物40の上方から見た
組合せパターンと異なるが、アーム12の延在方向に直
角な幅方向の寸法は同じである。次に、第2段の第1列
目では、3個の荷物40を、その長手方向の軸がアーム
12の延在方向に平行になるように側面同士を付き合わ
せている。第2段の第2列目では、2個の荷物40を、
その長手方向の軸がアーム12の延在方向に直角になる
ように端面同士を付き合わせている。奇数段、偶数段は
それぞれ上方から見て同じ荷積平面パターンを有し、し
かも偶数段の荷積平面パターンは、奇数段の荷積平面パ
ターンに対して、見かけ上、180度回転させたパター
ンとなる。
【0028】交互積の場合には、第1段のすべての列
(6列)において3個の荷物40を、その長手方向の軸
がアーム12の延在方向に直角になるように端面同士を
付き合わせている。第2段については、すべての列(3
列)において6個の荷物40を、その長手方向の軸がア
ーム12の延在方向に平行になるように側面同士を付き
合わせている。第1段、第2段のいずれにおいても、ア
ーム12の延在方向に直角な幅方向の寸法は同じであ
る。奇数段、偶数段はそれぞれ上方から見て同じ荷積平
面パターンを有し、しかも偶数段の荷積平面パターン
は、奇数段の荷積平面パターンに対して、見かけ上、9
0度回転させたパターンとなる。
【0029】スプリット積の場合、第1段の第1列目で
は、2個の荷物40を、その長手方向の軸がアーム12
の延在方向に直角になり、しかも端面間に距離Lをおい
て配置した組合せパターンとなる。第1段の第2列目、
第3列目はそれぞれ、4個の荷物40を、その長手方向
の軸がアーム12の延在方向に平行になるように側面同
士を付き合わせている。その結果、第1列目を構成する
2個の荷物40の上方から見た組合せパターンは、第2
列目、第3列目を構成する4個の荷物40の上方から見
た組合せパターンと異なるが、アーム12の延在方向に
直角な幅方向の寸法は同じである。第2段は、その荷積
平面パターンが、第1段の荷積平面パターンに対して、
見かけ上、180度回転させたパターンである。奇数
段、偶数段はそれぞれ上方から見て同じ荷積平面パター
ンを有する。
【0030】なお、図4は、あくまでも代表的な荷積形
態であり、本発明は、このような荷積形態に限定される
ものではない。すなわち、本発明は、一段当たりの各列
を構成する複数個の荷物の上方から見た組合せパターン
がどのようなパターンであろうと、アーム12の延在方
向に直角な幅方向の寸法が同じであるようなパターンで
あれば適用可能である。
【0031】図5、図6を参照して、図4に示されたれ
んが積、交互積、スプリット積に適した第2の実施の形
態について説明する。この第2の実施の形態は、図4で
説明したように、一列を構成する複数個の荷物の上方か
ら見た組合せパターンを異なった状態で供給するための
荷整列手段60を備えている点で第1の実施の形態と異
なる。
【0032】この列単位荷積装置は、第1の実施の形態
で説明したものと同じロボット10と、パレット21を
一方向に搬送するための積付コンベヤ50と、荷物40
をロボット10の前方に搬送するための荷整列手段60
とを備えている。本形態でも、荷物40はすべて同じ大
きさであることを前提としている。
【0033】積付コンベヤ50の一端側(図5中、左
側)には、積付コンベヤ50に空パレットを供給するた
めの空パレット供給装置70と空パレット移載装置51
とが配置される。積付コンベヤ50の他端側(図5中、
右側)には、荷物40が積まれたパレットを受け取るた
めの受取コンベヤ52が配置される。
【0034】荷整列手段60は、荷物40を導入するた
めの荷導入コンベヤ61と、荷物40を2方向に振り分
けるための荷振り分け装置62と、振り分けられた一方
の荷物を第1の組合せパターンが得られるように搬送す
るための第1の荷搬送コンベヤ63と、振り分けられた
他方の荷物の方向を転換させるための荷方向転換装置6
4と、方向を転換された荷物40を第2の組合せパター
ンが得られるように搬送するための第2の荷搬送コンベ
ヤ65と、第1、第2の荷搬送コンベヤ63、65から
の荷物40をそれぞれ、ロボット10の掴み機構11に
よる第1、第2の掴み位置にそれぞれ一列分だけ整列さ
せて配置するための荷整列装置66とを備えている。図
5では、第1の組合せパターンは、2個の荷物40を、
その長手方向の軸がアーム12の延在方向に直角になる
ように端面同士を付き合わせたパターンであり、第2の
組合せパターンが、3個の荷物40を、その長手方向の
軸がアーム12の延在方向に平行になるように側面同士
を付き合わせたパターンである場合を示している。第
1、第2の荷搬送コンベヤ63、65の先端部にはそれ
ぞれ、次に掴まれるべき2個あるいは3個の荷物40を
係止するための可動ストッパ63−1、65−1が設け
られている。これらの可動ストッパ63−1、65−1
は、図1で説明した可動ストッパ30−1と同じであ
る。
【0035】上記の構成により、荷物40は一列分、す
なわち第1の掴み位置については2個、第2の掴み位置
では3個ずつ、しかも一列分がアーム12の延在方向に
直角な幅方向に関してほぼ等幅となる組合せ状態で一括
して荷整列装置66に配置される。
【0036】なお、上記の荷整列手段60における荷振
り分け装置62、荷方向転換装置64、第1、第2の荷
搬送コンベヤ63、65は、装置単体で言えば周知であ
り、詳しい説明は省略する。
【0037】制御装置は、あらかじめティーチングによ
り得られた第1、第2の掴み位置、荷物の荷積位置情報
に基づいて垂直多関節式のロボット10を制御する。図
3で説明したように、ロボット10は、第1段について
言えば、荷整列手段60により第1の掴み位置に搬送さ
れている第1の組合せパターンの2個の荷物40を一括
して掴んでパレット21上の第1列目に荷積する。次
に、第2の掴み位置に搬送されている第2の組合せパタ
ーンの3個の荷物40を一括して掴んでパレット21上
の第2列目に荷積する。続いて、第2の掴み位置に搬送
されている第2の組合せパターンの3個の荷物40を一
括して掴んでパレット21上の第3列目に荷積する。第
2段目では、第2の掴み位置に搬送されてきた第2の組
合せパターンの3個の荷物40をパレット21上の第1
列目、第2列目に荷積し、第1の掴み位置に搬送されて
きた第1の組合せパターンの2個の荷物40をパレット
21上の第3列目に荷積する。以下、同様にして、奇数
段、偶数段がそれぞれ、上方から見て同じ荷積平面パタ
ーンとなるような荷積が行われる。その結果、図4で説
明したれんが積と同様(但し、3列)の荷積形態が得ら
れる。
【0038】図4の交互積の場合について言えば、例え
ば3個の荷物40を、その長手方向の軸がアーム12の
延在方向に直角になるように端面同士を付き合わせたも
のを第1の組合せパターンとし、6個の荷物40を、そ
の長手方向の軸がアーム12の延在方向に平行になるよ
うに側面同士を付き合わせものを第2の組合せパターン
とする。ロボット10は、第1段目については、6列す
べてを第1の組合せパターンから成る荷積平面パターン
となるように荷積を行う。次に、第2段目については、
3列すべてを第2の組合せパターンから成る荷積平面パ
ターンとなるように荷積を行う。以後、これを所定の段
数まで繰り返す。
【0039】図4のスプリット積の場合について言え
ば、例えば2個の荷物40を、その長手方向の軸がアー
ム12の延在方向に直角になり、しかも端面間に距離L
をおいて配置したものを第1の組合せパターンとし、4
個の荷物40を、その長手方向の軸がアーム12の延在
方向に平行になるように側面同士を付き合わせたものを
第2の組合せパターンとする。この場合、荷整列装置6
6における第1の掴み位置には、2個の荷物40が端面
間に距離Lをおいた状態で配置される。ロボット10
は、第1段目については、第1列目に第1の組合せパタ
ーン、第2、第3列目には第2の組合せパターンによる
荷積を行う。第2段目については、第1、第2列目に第
2の組合せパターン、第3列目には第1の組合せパター
ンによる荷積を行う。以後、これを所定の段数まで繰り
返す。
【0040】この第2の実施の形態においても、荷積位
置に関する情報は、掴み位置の情報が増えるが、従来の
情報量に比べれば少なくて済む。また、ロボット10
は、アーム12の旋回動作や、掴み機構11の回転動作
無しでアーム12の延在方向及び上下方向のみの最短距
離で荷整列装置66から積付コンベヤ50上のパレット
21への荷物40の移し替えを行うことができる。しか
も、ロボット10は、パレットの移し替えの間も待機状
態におかれることがないので、無駄な時間が費やされる
ことがなく、その荷積能力を最大限に発揮することがで
きる。
【0041】上記の第2の実施の形態では、2つの荷搬
送コンベヤ63、65を使用して2種類の組合せパター
ンをつくり、2つの掴み位置に供給するようにしている
が、組合せパターンをどのような形態にするかは荷搬送
コンベヤ63、65の運転モードを適宜選択することに
より任意に設定することができる。そして、1つの荷搬
送コンベヤで異なった組合せパターンの荷物を1つの掴
み位置に供給することもできる。例えば、荷方向転換装
置64の出口を荷搬送コンベヤ63の途中で合流させる
ようにしたり、導入コンベヤ61に供給する時点で荷物
の方向を転換させた状態で導入することにより、異なっ
た組合せパターンの荷物を1つの掴み位置に供給できる
ことは容易に考えられる。
【0042】次に、図7、図8を参照して、掴み機構1
1の一例を説明する。図8は、荷物40が、ビールケー
スのような略箱状のプラスチックケース41を含む場合
を示している。プラスチックケース41は、互いに対向
する2辺の上縁部近傍に開口41aを有している。
【0043】このようなプラスチックケース41を扱う
場合には、図7に示すように、ロボット10の掴み機構
11は、互いに接近、離反可能であって互いに対向する
開口41aに挿通可能な一対のレーキ状の爪部11−1
を有するもので構成される。特に、レーキ状の爪部11
−1は、外側に突出する爪を有し、プラスチックケース
41の内側に入り込んで、外側にわずかに水平移動する
ことで開口41aに挿入されるように構成されることが
望ましい。これは、図示のように、二列目のプラスチッ
クケース41を積む際に、既に積み付けられている一列
目のプラスチックケース41にできるだけ接近させて積
み付けることができるようにするためである。言い換え
れば、掴み機構11からプラスチックケース41を放す
際に、レーキ状の爪部11−1の動きが、既に積み付け
られている一列目のプラスチックケース41によって阻
害されることの無いようにするためである。
【0044】詳細に説明すると、一対のレーキ状の爪部
11−1は、掴み機構11のヘッド部11−2に架け渡
されたロッド11−3に、これをガイドとして互いに接
近、離反可能に設けられる。レーキ状の爪部11−1を
移動させる手段としては、周知のエアシリンダ機構や、
タイミングベルト、あるいはボールねじ等の機構を利用
することができる。タイミングベルトあるいはボールね
じは、サーボモータと組み合わされる。いずれにして
も、この一対のレーキ状の爪部11−1は、プラスチッ
クケース41を掴む場合には、互いに接近するように移
動し、掴み機構11全体を下動させて爪がプラスチック
ケース41内に入り込んだら互いに離反する方向に移動
してプラスチックケース41の上縁部を掛けるように駆
動される。プラスチックケース41を放す場合には、互
いに接近する方向に移動し、爪がプラスチックケース4
1の上縁部から離れたら掴み機構11全体を上動させる
ように駆動される。上記の駆動も、前述した制御装置に
より制御される。なお、ロッド11−3に沿った移動を
円滑にするために、レーキ状の爪部11−1は、ベアリ
ングを介してロッド11−3に軸支されるのが好まし
い。
【0045】図9は、荷物40が、段ボールケースのよ
うな箱状のケース42を含む場合の掴み機構11の例を
示している。このケース42は、図8のようなプラスチ
ックケース41とは異なり、開口を持たない。この場合
には、掴み機構11は、箱状のケース42の下側に入り
込むことのできる可動式の略L字形のレーキ状の爪部1
1−5と、箱状のケース42の振れを防止するためにケ
ース42をその両側面において挟むことのできる可動式
の一対の押さえ板11−6とを有している。レーキ状の
爪部11−5と一対の押さえ板11−6は、掴み機構1
1のヘッド部11−7に架け渡されたロッド11−8
に、これをガイドとして移動可能に設けられる。移動手
段としては、図7と同様、周知のエアシリンダ機構や、
タイミングベルト、あるいはボールねじ等の機構を利用
することができる。また、ロッド11−8に対するレー
キ状の爪部11−5と一対の押さえ板11−6の設置構
造は、図7の場合と同じで良い。
【0046】箱状のケース42を掴む際には、レーキ状
の爪部11−5は、図中左端寄りにあり、一対の押さえ
板11−6は、箱状のケース42の幅よりもやや大きい
間隔で離れた状態にある。掴み機構11が箱状のケース
42の掴み位置まで下動すると、レーキ状の爪部11−
5を右側に移動させて箱状のケース42の下側に入り込
ませ、同時に一対の押さえ板11−6を互いに接近する
方向に移動させて箱状のケース42を挟むようにする。
その結果、箱状のケース42はレーキ状の爪部11−5
に搭載され、しかも一対の押さえ板11−6により移動
に伴う揺れが防止される。一対の押さえ板11−6は、
箱状のケース42の揺れを防止できれば良いので、挟み
力はそれほど大きくする必要は無い。
【0047】箱状のケース42を放す際には、レーキ状
の爪部11−5を左側に移動させて箱状のケース42の
下側から抜く。その後、掴み機構11全体を上動させる
ことにより、一対の押さえ板11−6は挟み状態の間隔
を維持したままで箱状のケース42から離れる。勿論、
上記の駆動も制御装置により制御される。
【0048】なお、図7、図9はプラスチックケース4
1あるいは箱状のケース42が1個の場合の説明であ
る。これに対し、本発明では2個以上のケースを一度に
掴んで移動させるようにしている。このためには、図7
の場合について言えば、掴み機構11のヘッド部11−
2に、一対のレーキ状の爪部11−1を複数組設ければ
良い。この場合、掴み機構11のヘッド部11−2に
は、一対のレーキ状の爪部11−1が複数組一体のもの
を着脱自在な構造にしても良いが、一対のレーキ状の爪
部11−1を個別に着脱自在な構造にしても良い。これ
は、一度に掴むケースの個数は常に同じとは限らないか
らである。そして、ケースの大きさも固定ではないの
で、ケースの大きさに応じたレーキ状の爪部11−1が
用意される。これは、図9の場合についても同様であ
る。
【0049】図7、図9に示した掴み機構11は一例に
過ぎず、従来のパレタイジング装置に使用されている他
の周知の掴み機構を使用しても良い。
【0050】図10、図11は、レーキ状の爪部を個別
に着脱自在にした例を示す。図10、図11において、
ロッド11−3に軸支された軸支部と一体のレーキ取付
けバー11−10に、ボルト等により爪11−11が個
別に取付けられている。
【0051】なお、第1、第2の実施の形態のいずれに
おいても、パレット21上の各段の第1列目を、ロボッ
ト10から最も離れた端部に近い方としているが、ロボ
ット10に最も近い方を第1列目としてロボット10か
ら遠ざかる方向に第2列目、第3列目となるような荷積
を行うようにしても良い。
【0052】また、パレット上に荷物を複数列かつ複数
段荷積する、いわゆるパレタイジング装置について説明
したが、ロボット10に、上記の動作とは逆の動作をさ
せることにより、パレット上に複数列かつ複数段荷積さ
れている荷物を一列分ずつ解体して別のパレットあるい
はコンベヤに移し替える、いわゆるデパレタイジング装
置としても利用可能である。
【0053】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明によれ
ば、ロボットは、旋回機構、掴み機構の回転機構が無い
ので、構造が簡単であり、荷積位置に関する情報も少な
くて済む。また、ロボットは、アームの旋回動作や掴み
機構の回転動作無しでアームの延在方向及び上下方向の
みの最短距離で荷物の移し替えを行うことができる。し
かも、ロボットは、パレットの移し替えの間も待機状態
におかれることがないので、無駄な時間が費やされるこ
とがなく、その荷積能力を最大限に発揮することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態における列単位荷積
装置の構成を示した平面図である。
【図2】図1の列単位荷積装置の側面図である。
【図3】第1の実施の形態による荷積動作を説明するた
めの図である。
【図4】本発明において適用される荷物の荷積形態の代
表的な例を示した図である。
【図5】本発明の第2の実施の形態における列単位荷積
装置の構成を示した平面図である。
【図6】図5の列単位荷積装置の側面図である。
【図7】本発明で使用される掴み機構の一例を示した図
である。
【図8】図7に示された掴み機構の対象となるケースの
一例を示した斜視図である。
【図9】本発明で使用される掴み機構の他の例を示した
図である。
【図10】図7に示された掴み機構の他の例を図7と同
じ方向から示した図である。
【図11】図10に示された掴み機構の要部を示した斜
視図である。
【図12】従来の柱状連続荷積装置を説明するための斜
視図である。
【符号の説明】
1 制御盤 10 ロボット 11 掴み機構 12 アーム 20、50 積付コンベヤ 21 パレット 22、70 空パレット供給装置 23、52 受取コンベヤ 30 荷物搬送コンベヤ 31、66 荷整列装置 51 空パレット移載装置 60 荷整列手段 61 導入コンベヤ 62 荷振り分け装置 63 第1の荷搬送コンベヤ 64 荷方向転換装置 65 第2の荷搬送コンベヤ
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成11年11月29日(1999.11.
29)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0010
【補正方法】変更
【補正内容】
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、垂直多
関節型のアームに掴み機構を設けたロボットによりパレ
ット上に荷物を一段当たり複数列かつ複数段荷積するた
めの列単位荷積装置であって、前記パレットを搭載して
所定方向に搬送するための積付コンベヤと、前記ロボッ
ト及び前記積付コンベヤを制御するための制御装置とを
備え、前記荷物は一列分ずつ、しかも一列分が前記アー
ムの延在方向に直角な幅方向に関してほぼ等幅となる組
合せ状態であって一列を構成する複数個の荷物の上方か
ら見た組合せパターンが同じ状態かあるいは異なった状
態で複数個一括して前記ロボットの前方に送られてくる
ものであり、前記ロボットは、ロボット旋回機構及び掴
み機構の回転機構を持たずに、送られてきた前記一列分
の荷物を掴んで、前記積付コンベヤに搭載されて前記ロ
ボットの前方にある前記パレット上であってその一端側
を第1列目として荷積を行い、以後、前記第1列から離
れる方向に一列分ずつ荷積位置をずらしながら最後尾の
列まで荷積を行って一段目の荷積を行い、以下同様にし
て前記パレット上に複数段の荷積を行うことにより、前
記パレット上に任意個数、任意列数、任意段数であって
しかも各段毎の上方から見た荷積平面パターンが異なっ
た状態での荷積をも可能としたことを特徴とする列単位
荷積装置が提供される。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 矢田 照忠 山口県小野田市大字東高泊字一の横道二三 二七番地一 不二輸送機工業株式会社内 Fターム(参考) 3F029 AA02 AA04 BA01 CA52 CA62 DA02

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 垂直多関節型のアームに掴み機構を設け
    たロボットによりパレット上に荷物を一段当たり複数列
    かつ複数段荷積するための列単位荷積装置であって、 前記パレットを搭載して所定方向に搬送するための積付
    コンベヤと、 前記ロボット及び前記積付コンベヤを制御するための制
    御装置とを備え、 前記荷物は一列分ずつ、しかも一列分が前記アームの延
    在方向に直角な幅方向に関してほぼ等幅となる組合せ状
    態で複数個一括して前記ロボットの前方に送られてくる
    ものであり、 前記ロボットは、ロボット旋回機構及び掴み機構の回転
    機構を持たずに、送られてきた前記一列分の荷物を掴ん
    で、前記積付コンベヤに搭載されて前記ロボットの前方
    にある前記パレット上であってその一端側を第1列目と
    して荷積を行い、以後、前記第1列から離れる方向に一
    列分ずつ荷積位置をずらしながら最後尾の列まで荷積を
    行って一段目の荷積を行い、以下同様にして前記パレッ
    ト上に複数段の荷積を行うようにしたことを特徴とする
    列単位荷積装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の列単位荷積装置におい
    て、前記荷物は同じ大きさであって、しかも一列を構成
    する複数の荷物の上方から見た組合せパターンが同じ状
    態で送られてくることにより、複数段の各段はそれぞ
    れ、上方から見た荷積平面パターンが同じであることを
    特徴とする列単位荷積装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の列単位荷積装置におい
    て、奇数段、偶数段はそれぞれ上方から見て同じ荷積平
    面パターンを有し、しかも偶数段の荷積平面パターン
    は、奇数段の荷積平面パターンに対して、見かけ上、9
    0度あるいは180度回転したパターンであることを特
    徴とする列単位荷積装置。
  4. 【請求項4】 請求項2記載の列単位荷積装置におい
    て、一列を構成する複数の荷物を一列分ずつ前記ロボッ
    トの前方に配置し、しかも一列もしくは複数列の荷供給
    ラインの中に荷方向転換機構を有して、上方から見た複
    数の荷物の組合せパターンが一段につき少なくとも一列
    だけ他の列と異なった状態で配置するための荷整列手段
    を備えたことを特徴とする列単位荷積装置。
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