JP2898962B1 - 有頭形状物の箱詰め装置および箱詰め方法 - Google Patents

有頭形状物の箱詰め装置および箱詰め方法

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JP2898962B1 JP15929998A JP15929998A JP2898962B1 JP 2898962 B1 JP2898962 B1 JP 2898962B1 JP 15929998 A JP15929998 A JP 15929998A JP 15929998 A JP15929998 A JP 15929998A JP 2898962 B1 JP2898962 B1 JP 2898962B1
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武司 増田
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Abstract

【要約】 【課題】 有頭形状物の生産速度に合致させて効率良く
箱詰を行うことのできる有頭形状物の箱詰め装置および
箱詰め方法を提供することにある。 【解決手段】 複数の送給装置20から送り出される複
数の頭付スタッド100を、頭部101が同じ方向とな
るように、並列方向に寝かせた状態で保持するテーブル
6と、頭部101の供給口1aに対する向きを180°
変えるため、テーブル6を回転させるためのテーブル回
転機構7と、テーブル6に頭付スタッド100を保持さ
せる位置と、テーブル6に保持された頭付スタッド10
0を搬出する位置との間を移動させるための第1テーブ
ル移動装置8と、頭付スタッド100を搬出する位置に
あるテーブル6から頭付スタッド100を搬出し、所定
の位置に待機する梱包箱105に頭付スタッド100を
並列方向に寝かせた状態で箱詰めする搬送装置40とを
有している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、有頭形状物の箱
詰め装置および箱詰め方法に関し、より特定的には、有
頭形状物を梱包箱へ箱詰めする場合、有頭形状物の収納
密度の向上を図るとともに、効率良く有頭形状物の箱詰
を行うことのできる有頭形状物の箱詰め装置および箱詰
め方法に関する。
【0002】
【従来の技術】まず、図5を参照して、頭付スタッドの
形状について説明する。頭付スタッド100は、JIS
B1198において規格化されており、頭部101と
軸部102とを有している。軸部102の先端部には、
ヒューズ取付穴102aが加工されており、このヒュー
ズ取付穴102aにヒューズ103が取付られている。
【0003】頭部101の頭部径(D)は13mm〜2
2mm、頭部厚さ(T)は12mm、軸径は13mm〜
22mm、呼び長さ(L)は80mm〜150mmに規
格化されている。また、頭付スタッド100の重量は、
約108g〜約523gと比較的重いものである。
【0004】上記構造よりなる頭付スタッド100を1
つの梱包箱に箱詰めする場合、図6に示すように、頭付
スタッド100の梱包数を確保するとともに、頭付スタ
ッド100の収納密度の向上を図るため梱包箱105に
対して頭付スタッド100を整列して箱詰めする必要が
ある。つまり、頭付スタッド100の頭部101の位置
が各層ごとに交互に入れ替わるように並べることによ
り、梱包箱の容量に見合った数量の頭付スタッド100
の箱詰めが可能となる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ここで、上記頭付スタ
ッド100の加工工程は単純化され、頭付スタッド10
0の生産速度を高めることは比較的容易である。しか
し、生産された頭付スタッド100を順次箱詰めする工
程速度は、頭付スタッド100の生産速度よりも遅く、
多くの時間を要しているのが現状である。
【0006】これは、比較的小さなまたは短尺の釘等の
有頭形状物の場合は、箱詰めすべき梱包箱にランダムに
盛り込み、梱包箱に振動を与えることにより有頭形状物
の箱詰めの密度を上げることができる。しかし、上記頭
付スタッド100のような、縦横比が大きい有頭形状物
の場合、一旦梱包箱にランダムに盛り込んで振動等を与
えても、有頭形状物を整列させることは困難である。
【0007】また、有頭形状物を梱包箱に箱詰めするた
めには、少なくとも以下の4つのステップを必要とす
る。
【0008】整列された有頭形状物をつかむステップ有
頭形状物を所定の位置に運ぶステップ有頭形状物の方向
(頭部の位置)を定めるステップ有頭形状物を離すステ
ップこれら4つのステップを自動搬送ロボットで実現さ
せることも可能であるが、上記4つのステップの動作速
度を、有頭形状物の生産速度に適合させて自動搬送ロボ
ットを制作および制御するためには、莫大な費用が必要
になる。
【0009】したがって、この発明は上記問題点を解決
するためになされたものであり、簡易な機構を用いて、
有頭形状物を梱包箱へ箱詰めする際、有頭形状物の収納
密度の向上を図りながら、有頭形状物の生産速度に適合
させて、効率良く有頭形状物の箱詰を行うことのできる
有頭形状物の箱詰め装置および箱詰め方法を提供するこ
とにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明に基づく有頭形
状物の箱詰め装置送においては、頭部と軸部とを有する
有頭形状物の箱詰め装置であって、上記有頭形状物を個
々に同じ方向に送り出す供給口が複数設けられる送給装
置と、複数の上記送給装置から送り出される複数の上記
有頭形状物を、上記頭部が同じ方向となるように、上記
軸方向に直交する並列方向に寝かせた状態で保持するテ
ーブルと、上記有頭形状物の頭部の上記供給口に対する
向きを180°変えるため、上記テーブルを回転させる
ためのテーブル回転装置と、上記テーブルを、上記テー
ブルに上記有頭形状物を保持させる位置と、上記テーブ
ルに保持された上記有頭形状物を搬出する位置との間を
移動させるための第1テーブル移動装置と、上記有頭形
状物を搬出する位置にある上記テーブルから、上記有頭
形状物を搬出し、所定の位置に待機する梱包箱に上記有
頭形状物を並列方向に寝かせた状態で箱詰めを行う。
【0011】また、この発明に基づいた有頭形状物の箱
詰め方法においては、以下のステップを含んでいる。
【0012】複数の前記有頭形状物を個々に同じ方向に
送り出すステップと、複数の上記送給装置から送り出さ
れる複数の上記有頭形状物を、上記頭部が同じ方向とな
るように、上記軸方向に直交する並列方向に寝かせた状
態でテーブルに保持するステップと、複数の上記有頭形
状物が寝かされた上記テーブルを、上記有頭形状物を搬
出する位置に移動させるステップと、上記テーブルか
ら、上記有頭形状物を搬出し、所定の位置に待機する梱
包箱に上記有頭形状物を並列方向に寝かせた状態で箱詰
めするステップと、空になった上記テーブルを、上記送
給手段から送り出される複数の上記有頭形状物を受ける
位置に戻すステップと、を有している。
【0013】上記有頭形状物の箱詰め装置および箱詰め
方法によれば、送給装置から送り出される複数の有頭形
状物をテーブル上に整列させた状態で、第1テーブル移
動装置を用いて、有頭形状物を搬出する位置に移動させ
ることにより、複数の有頭形状物を一度に整列させた状
態で梱包箱への箱詰めが可能になる。
【0014】また、次のステップにおいては、送給装置
から送り出される複数の有頭形状物をテーブル上に整列
させた状態で、テーブル回転装置を用いて有頭形状物の
頭部の上記供給口に対する向きを180°変えることに
より、有頭形状物の梱包箱への箱詰めを、前のステップ
で箱詰めされた有頭形状物の向きに対して180°変え
ることが可能になる。この180°変える動作はテーブ
ルの移動中に行なえるため、余分な動作時間を必要とし
ない。その結果、有頭形状物の生産速度に合致させて、
効率良く有頭形状物の箱詰を行うことが可能になる。
【0015】また、上記有頭形状物の箱詰め装置におい
ては、より確実に発明を実現するために、上記送給装置
のそれぞれの上記案内レールには、上記有頭形状物を一
個ずつ上記テーブルへ送るための有頭形状物分送装置を
有している。
【0016】また、好ましくは、上記テーブルは、上記
テーブルに配置される上記有頭形状物の軸方向とは直交
する方向に上記テーブルを移動させるための第2テーブ
ル移動装置を有している。
【0017】また、上記有頭形状物の箱詰め方法におい
ては、より効率よく発明を実現するために、複数の上記
有頭形状物が寝かされた上記テーブルを、上記有頭形状
物を搬出する位置に移動させるステップにおいて、上記
有頭形状物の頭部の位置を180°変えるため、上記テ
ーブルを回転させるステップを含んでいる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明に基づく有頭形状物
の箱詰め装置について、図を参照しながら説明する。な
お、有頭形状物としては、その一例として従来技術の図
5で説明した頭付スタッド100を適用する。
【0019】まず、本実施の形態における頭付スタッド
の箱詰め装置1000の構造について、図1〜図4を参
照して説明する。なお、図1は箱詰め装置1000の全
体側面図を示し、図2は後述する送給装置20および配
列装置30の側面図を示し、図3は図2中X線矢視断面
図を示し、図4は後述する送給装置20および配列装置
30の正面図を示す。 (箱詰め装置1000の構造)箱詰め装置1000は、
図1に示すように、頭付スタッド100を個々に同じ方
向に送り出す供給口1aが複数設けられる送給手段とし
ての送給装置20、配列装置30、および頭付スタッド
100を並列方向に寝かせた状態で箱詰めする搬送手段
としての搬送装置40を有している。 (送給装置20の機構)送給装置20には、図2および
図3に示すようにガイドレール1が設けられ、このガイ
ドレール1によって、頭付スタッド100の頭部101
が連なるように支持されている。本実施の形態における
ガイドレール1は、図4に示すように並列に6本のガイ
ドレール1A〜1Fが所定のピッチで配置され、それぞ
れの下端部に供給口1aが設けられている。
【0020】また、各ガイドレール1A〜1Fには、図
2に示すように、頭付スタッド100を一個ずつ確実に
テーブル6へ送るための有頭形状物分送手段としての有
頭形状物分送装置3が設けられている。
【0021】この有頭形状物分送装置3には、前シャッ
タ4と後シャッタ5とが設けられている。後シャッタ5
を上昇させることにより頭付スタッド100が滑落す
る。このとき、前シャッタ4が下降していないと頭付ス
タッド100は連続的に滑落するので、後シャッタ5が
上昇するときは、必ず前シャッタ4を下降させる。後シ
ャッタ5を上昇させて頭付スタッド100を滑落させた
後は、後シャッタ5を下降させ、その後、前シャッタ4
を上昇させて、頭付スタッド100を後シャッタ5まで
送り出す。これにより、頭付スタッド100を一個ずつ
確実に滑落させることが可能になる。 (配列装置30の機構)配列装置30は、図4に示すよ
うに、送給装置20から送り出される頭付スタッド10
0を、その頭部101が同じ方向となるように、かつ、
頭付スタッド100の軸方向に直交する並列方向に寝か
せた状態で保持するテーブル6、頭付スタッド100の
頭部101の供給口1aに対する向きを180°変える
ため、テーブル6を回転させるためのテーブル回転手段
としてのテーブル回転機構7、および、テーブル6をテ
ーブル6に頭付スタッド100を保持させる位置(図中
P1)と、テーブル6に保持された頭付スタッド100
を搬出する位置(図中P2)との間を移動させるための
第1テーブル移動手段としての第1テーブル移動装置8
を含んでいる。
【0022】テーブル6は、ガイドレール1A〜1Cに
1台、ガイドレール1D〜1Fに1台、合計2台設けら
れている。また、各テーブル6には、頭付スタッド10
0を受け入れるための溝部6aが6本設けられ、溝部6
aの上方の1つ置きにガイドレール1A〜1Fが配置さ
れている。また、各テーブル6に、上記テーブル回転機
構7が設けられている。
【0023】さらに、各テーブル6には、テーブル6を
溝部6aの少なくとも1ピッチ分だけ移動させるための
第2テーブル移動手段としての第2テーブル移動装置1
0が設けられている。
【0024】このように第2テーブル移動装置10を設
けることにより、3本のガイドレール1A〜1Cを用い
て、6本の溝部6aに頭付スタッド100を配置させる
ことが可能になる。また、テーブル6を2台にすること
で、1台よりもテーブルの回転半径が小さくすることが
でき、装置全体の小型化を図ることが可能になる。ガイ
ドレール1D〜1F側においても同様である。
【0025】第1テーブル移動装置8は、図2および図
4に示すように、第2テーブル移動装置10が載置され
るスライドベース8a、このスライドベース8aをテー
ブル6に頭付スタッド100を保持させる位置(図中P
1)と、テーブル6に保持された頭付スタッド100を
搬出する位置(図中P2)との間において移動可能に支
持するガイドレール8b、および、このガイドレール8
bを支持するベース8cを有している。 (搬送装置40の機構)搬送装置40は、頭付スタッド
100を搬出する位置(図中P2)にあるテーブル6か
ら、頭付スタッド100を搬出し、所定の位置(図中P
3)に設けられたローラコンベア43上に載置された梱
包箱105に頭付スタッド100を並列方向に寝かせた
状態で箱詰めする。
【0026】具体的には、搬送装置40は、位置P2に
あるテーブル6上に載置された複数の頭付スタッド10
0をそのままの状態でつかむとともに上方に持ち上げる
搬送アーム41と、頭付スタッド100をローラコンベ
ア43上に載置された梱包箱105の上方の位置(図中
P3)にまで運ぶ搬送台車42とを有している。 (頭付スタッド箱詰め方法)次に、上記構成よりなる頭
付スタッドの箱詰め装置1000を用いた頭付スタッド
箱詰め方法について、図1を参照しながら説明する。
【0027】ステップ1 まず、送給装置20により、P1に位置するテーブル6
の空の溝部6aの1つ置きに、頭付スタッド100を配
置させる。
【0028】ステップ2 次に、第2テーブル移動装置10によりテーブル6を移
動させて、送給装置20の供給口1aの下方に、空の溝
部6aを位置させる(図4に示す状態)。
【0029】ステップ3 次に、ステップ1と同様に、送給装置20により、P1
に位置するテーブル6の空の溝部6aの1つ置きに、頭
付スタッド100を配置させる。これによりテーブル6
のすべての溝部6aに頭付スタッド100が配置され
る。
【0030】ステップ4 次に、配列装置30の第1テーブル移動装置8により、
P1に位置するテーブル6をP2へ移動させる。
【0031】ステップ5 次に、搬送装置40の搬送アーム41で、全ての頭付ス
タッド100をテーブル6に載置された状態のままつか
む。
【0032】ステップ6 次に、搬送アーム41を上昇させるとともに、搬送台車
42により頭付スタッド100をP3に位置する梱包箱
105の上方にまで運ぶ。
【0033】ステップ7 次に、搬送アーム41を下降させて、頭付スタッド10
0を梱包箱105の内部にそのままの状態で載置した
後、搬送アーム41による頭付スタッド100のつかみ
を解除する。これにより、頭付スタッド100が整列さ
れた状態で梱包箱105に箱詰めされる。
【0034】ステップ8 次に、搬送アーム41をP2の位置に戻す。
【0035】ここで、上記ステップ5〜ステップ7の動
作と並行して、下記のステップを行なう。
【0036】ステップA 配列装置30の第1テーブル移動装置8により、P2に
位置するテーブル6をP1へ移動させる。
【0037】ステップB ステップ1と同様に、送給装置20により、P1に位置
するテーブル6の空の溝部6aの1つ置きに、頭付スタ
ッド100を配置させる。
【0038】ステップC ステップ2と同様に、第2テーブル移動装置10により
テーブル6を移動させて、送給装置20の供給口1aの
下方に、空の溝部6aを位置させる(図4に示す状
態)。
【0039】ステップD 次に、ステップAと同様に、送給装置20により、P1
に位置するテーブル6の空の溝部6aの1つ置きに、頭
付スタッド100を配置させる。これにより再びテーブ
ル6のすべての溝部6aに頭付スタッド100が配置さ
れる。
【0040】ステップE 次に、第1テーブル移動装置8により、P1に位置する
テーブル6をP2へ移動させる。このとき、テーブル回
転機構7を駆動させて頭付スタッド100の頭部101
の供給口1aに対する向きを180°変える。
【0041】その後、上記ステップ4〜ステップ7を経
ることにより、次の頭付スタッド100が整列された状
態で梱包箱105に箱詰めされる。
【0042】以上の各ステップを順次実施することによ
り、頭付スタッド100の箱詰めが可能となるこのと
き、上記ステップDにおいて、頭付スタッド100の頭
部101の向きが180°変換されているため、頭付ス
タッド100を図6に示すように梱包箱105に箱詰め
することが可能になる。
【0043】また、ステップ1〜ステップ7の行程と、
ステップA〜ステップEの行程とを並行して行なうこと
で、頭付スタッド100の箱詰め作業を極めて効率良く
行なうことが可能になる。
【0044】なお、上記実施の形態においては、有頭形
状物の一例として頭付スタッドを適用した場合について
述べたが、頭付スタッドに限らず、頭部と軸部とを有す
る同様の形状を有する物、たとえば六角ボルト(JIS
B 1180)などに適用することが可能である。
【0045】また、ガイドレール1、テーブル6および
溝部6aの数量については、上記実施の形態に示される
数量に限定されるものでなく、設計上適宜変更すること
により、さらに箱詰め作業の効率化を図ることが可能で
ある。
【0046】また、上記送給装置20の機構、配列装置
30の機構および搬送装置40の機構については、上記
実施の形態の機構に限定されるべきものではなく、様々
な公知技術を適用することが可能である。
【0047】したがって、今回開示した上記実施の形態
はすべての点で例示であって制限的なものではないと考
えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明では
なくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲
と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれる
ことが意図される。
【0048】
【発明の効果】この発明に基づく有頭形状物の箱詰め装
置および箱詰め方法によれば、送給装置から送り出され
る複数の有頭形状物をテーブル上に整列させた状態で、
第1テーブル移動装置を用いて、有頭形状物を搬出する
位置に移動させることにより、複数の有頭形状物を一度
に整列させた状態で梱包箱への箱詰めが可能になる。
【0049】また、次のステップにおいては、送給装置
から送り出される複数の有頭形状物をテーブル上に整列
させた状態で、テーブル回転装置を用いて有頭形状物の
頭部の上記供給口に対する向きを180°変えることに
より、有頭形状物の梱包箱への箱詰めを、前のステップ
で箱詰めされた有頭形状物の向きに対して180°変え
ることが可能になる。この180°変える動作はテーブ
ルの移動中に行なえるため、余分な動作時間を必要とし
ない。その結果、有頭形状物の生産速度に合致させて、
効率良く有頭形状物の箱詰を行うことが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に基づく実施の形態の頭付スタッドの
箱詰め装置1000の全体側面図である。
【図2】この発明に基づく実施の形態における頭付スタ
ッドの箱詰め装置1000の送給装置20および配列装
置30の側面図である。
【図3】図2中X線矢視断面図である。
【図4】この発明に基づく実施の形態における頭付スタ
ッドの箱詰め装置1000の送給装置20および配列装
置30の正面図である。
【図5】頭付スタッド100(JIS B1198)の
形状を示す図である。
【図6】頭付スタッドの箱詰め状態を示す部分斜視図で
ある。
【符号の説明】
1,1A,1B,1C,1D,1E,1F ガイドレー
ル 1a 供給口 3 有頭形状物分送装置 4 前シャッタ 5 後シャッタ 6 テーブル 6a 溝部 7 テーブル回転機構 8 第1テーブル移動装置 8a スライドベース 8b ガイドレール 8c ベース 10 第2テーブル移動装置 20 送給装置 30 配列装置 40 搬送装置 41 搬送アーム 42 搬送台車 43 ローラコンベア 100 頭付スタッド 101 頭部 102 軸部 102a ヒューズ取付穴102a 103 ヒューズ 105 梱包箱 1000 頭付スタッドの箱詰め装置

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 頭部と軸部とを有する有頭形状物の箱詰
    め装置であって、 前記有頭形状物を個々に同じ方向に送り出す供給口が複
    数設けられる送給手段と、 複数の前記送給手段から送り出される複数の前記有頭形
    状物を、前記頭部が同じ方向となるように、前記軸方向
    に直交する並列方向に寝かせた状態で保持するテーブル
    と、 前記有頭形状物の頭部の前記供給口に対する向きを18
    0°変えるため、前記テーブルを回転させるためのテー
    ブル回転手段と、 前記テーブルを、前記テーブルに前記有頭形状物を保持
    させる位置と、前記テーブルに保持された前記有頭形状
    物を搬出する位置との間を移動させるための第1テーブ
    ル移動手段と、 前記有頭形状物を搬出する位置にある前記テーブルか
    ら、前記有頭形状物を搬出し、所定の位置に待機する梱
    包箱に前記有頭形状物を並列方向に寝かせた状態で箱詰
    めする搬送手段と、を有する有頭形状物の箱詰め装置。
  2. 【請求項2】 前記送給手段のそれぞれの前記案内レー
    ルは、前記有頭形状物を一個ずつ前記テーブルへ送るた
    めの有頭形状物分送手段を有する、請求項1に記載の有
    頭形状物の箱詰め装置。
  3. 【請求項3】 前記テーブルは、前記テーブルに配置さ
    れる前記有頭形状物の軸方向とは直交する方向に前記テ
    ーブルを移動させるための第2テーブル移動手段を有す
    る、請求項1に記載の有頭形状物の箱詰め装置。
  4. 【請求項4】 頭部と軸部とを有する有頭形状物の箱詰
    め方法であって、 複数の前記有頭形状物を個々に同じ方向に送り出すステ
    ップと、 複数の前記送給手段から送り出される複数の前記有頭形
    状物を、前記頭部が同じ方向となるように、前記軸方向
    に直交する並列方向に寝かせた状態でテーブルに保持す
    るステップと、 複数の前記有頭形状物が寝かされた前記テーブルを、前
    記有頭形状物を搬出する位置に移動させるステップと、 前記テーブルから、前記有頭形状物を搬出し、所定の位
    置に待機する梱包箱に前記有頭形状物を並列方向に寝か
    せた状態で箱詰めするステップと、 空になった前記テーブルを、前記送給手段から送り出さ
    れる複数の前記有頭形状物を受ける位置に戻すステップ
    と、を有する有頭形状物の箱詰め方法。
  5. 【請求項5】 複数の前記有頭形状物が寝かされた前記
    テーブルを、前記有頭形状物を搬出する位置に移動させ
    るステップにおいて、前記有頭形状物の頭部の位置を1
    80°変えるため、前記テーブルを回転させるステップ
    を含む請求項4に記載の有頭形状物の箱詰め方法。
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US20150121815A1 (en) * 2012-01-20 2015-05-07 Lennart Larsson Apparatus and method for application of lids to containers
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