JPH042485B2 - - Google Patents

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JPH042485B2
JPH042485B2 JP5495286A JP5495286A JPH042485B2 JP H042485 B2 JPH042485 B2 JP H042485B2 JP 5495286 A JP5495286 A JP 5495286A JP 5495286 A JP5495286 A JP 5495286A JP H042485 B2 JPH042485 B2 JP H042485B2
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【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はバツフア装置に係り、特に加工装置間
に配設され、加工される半導体リードフレーム等
の平板状のワークを収納及び送出するバツフア装
置に関する。
[従来の技術] 従来、半導体組立に用いられる組立装置とし
て、例えば特開昭58−206132号公報に示すよう
に、前後の工程の加工装置を連結してライン化し
たものが知られている。この場合、前後の加工装
置の処理能力に応じ、同一機種を並列に接続して
前後の加工装置のバランスを図つている。例えば
ダイボンダとワイヤボンダとのライン構成の場
合、ダイボンダはワイヤボンダに対して処理能力
が高いので、1台のダイボンダに対して複数台の
ワイヤボンダを並設させている。
このように、工程毎に設けられた複数の加工装
置によつて構成されるラインにおいては、前後の
加工装置のいずれか一方に故障が起きたりした場
合、ライン全体を停止せねばならない。言うまで
もなく、これは作業ライン全体の効率を大きく低
下せしめる。
ところで、かかる組立装置においては、ライン
が順調に稼動している時は何ら問題はないが、ラ
イン中の加工装置が故障等で停止した場合は、前
後の加工装置の処理能力のバランスがくずれ、一
方の生産量をダウンさせなければならないという
問題点があつた。前記特開昭58−206132号公報に
も、1つの加工装置への供給及び排出搬送ベルト
上に1個の板状のワークをバツフアできるように
なつているが、加工装置が停止した時には、何ら
前後の加工装置の処理をカバーする機能は有しな
い。
そこで、従来は、後工程の加工装置に故障が起
きた場合は、前工程の加工装置を一旦停止させ、
その後ワークが収納されていない空のマガジンを
載置した収納用バツフア装置を加工装置の間に配
設し、次に前工程の加工装置を稼動させて後工程
の加工装置の修理が終了するまで該収納用バツフ
ア装置のマガジンに収納することが行われてい
る。また前工程の加工装置に故障が起きた場合
は、ワークが収納されたマガジンを載置した送出
用バツフア装置を加工装置間に配設し、送出用バ
ツフア装置からワークを取り出して後工程の作業
を継続することでライン効率の低下を防ぐことが
行われてきた。
[発明が解決しようとする問題点] 上記従来では、加工装置間に収納用バツフア装
置又は送出用バツフア装置を配設するまでは、加
工装置を一旦停止させなければならないという問
題点があつた。またマガジンを載置したバツフア
装置はワークを収納するための収納用バツフア装
置とワークを送出するための送出用バツフア装置
とがそれぞれ専用となつているので、加工装置の
間の搬送ラインの側方に予め配設しておくと、装
置が大型化するという問題点があつた。
本発明の目的は、生産性の向上を図ることがで
きると共に、ワークの収納、送出の両機能を極め
て簡単な構造によつて達成することができるバツ
フア装置を提供することにある。
[問題点を解決するための手段] 上記従来技術の問題点は、第1のバツフア装置
と、この第1のバツフア装置に並設して一体に設
けられた第2のバツフア装置とからなり、前記第
1のバツフア装置は、対向面に板状のワークを支
持する溝が複数個形成されたマガジンと、このマ
ガジンを間欠的に上下駆動するマガジン上下駆動
機構と、前記マガジン内に伸びて配設された搬送
ベルトを備えた搬送ベルト機構と、前記搬送ベル
トを駆動する搬送ベルト駆動機構とを備え、前記
第2のバツフア装置は、平板状のワークを収納す
る積上げマガジンを載置するテーブルと、このテ
ーブルを所定ピツチづつ昇降させるテーブル上下
動機構と、前記テーブル上の積上げマガジンに前
記ワークを送り込む経路に沿つて設けられたコン
ベア装置と、このコンベア装置の走路に平行にか
つ回転自在に設けられ、動力駆動されて往復動す
るスライダと、このスライダに設けられたアーム
に支持され、アームの揺動によつて前記コンベア
装置の走路に沿つて所定位置に配置及びこの所定
位置から退避させることが可能に設けられたプツ
シヤとを備えた構成にすることによより解決され
る。
[実施例] 以下、本発明の一実施例を第1図乃至第5図に
より説明する。本装置は、常時加工装置間に加工
される板状のワークを受け渡すために搬送する搬
送ベルト間に配設される第1のバツフア装置1
と、この第1のバツフア装置1に並設して一体に
設けられ、前後のいずれかの加工装置が停止した
後に加工装置間を結ぶ前記コンベア間に配設させ
るための第2のバツフア装置2とを備えている。
以下、第1のバツフア装置1及び第2のバツフア
装置2の個々の構成及び作用について説明し、そ
の後両バツフア装置1,2の組合せによる作用に
ついて説明する。
第1のバツフア装置1の構成(第1図乃至第4図
参照) 加工される板状のワークを収納するマガジン1
0は、底板11と、この底板11上に対向して配
設され、ボルト12とナツト13で底板11に固
定された側板14,15とからなり、側板14,
15の対向面には板状のワーク(図示せず)の両
側端部を支持する溝14a,15aが等間隔に形
成されている。前記底板11上には、板状のワー
クの搬送方向Aと直角方向にガイドレール16,
17が固定され、かつボルト12の挿通穴11a
はガイドレール16,17と平行に長溝に形成さ
れており、前記ガイドレール16,17に沿つて
前記側板14,15は摺動できるようになつてい
る。
従つて、ナツト13を緩め、側板14,15を
ガイドレール16,17に沿つて移動させること
により、板状のワークの幅に適合するように側板
14,15の対向間隔を自由に変えることができ
る。
架台20にはベース板21及びモータ支持板2
2が固定されており、ベース板21及びモータ支
持板22には、軸受23を介して2本のガイド棒
24,25が垂直に摺動自在に設けられている。
このガイド棒24,25の上端には支持板26が
ボルト27で固定されており、支持板26は前記
底板11の底面にボルト28で固定されている。
またモータ支持板22のガイド棒24,25間に
はパルスモータ29が固定されている。このパル
スモータ29の出力軸29aにはカツプリング3
0を介して雄ねじ31が固定されている。雄ねじ
31の上端は前記ベース板21に軸受32を介し
て回転自在に支承されており、この雄ねじ31に
は前記ガイド棒24,25にボルト33で固定さ
れた上下動板34が螺合している。またマガジン
10の上下動範囲を規制するために、架台20に
は前記上下動板34に当接するように上限スイツ
チ35及び下限スイツチ36が固定されている。
従つて、パルスモータ29が回転すると、上下
動板34が上下動するので、上下動板34と共に
ガイド棒24,25が軸受23に沿つて上下摺動
し、マガジン10が矢印B方向に上下駆動する。
マガジン10の左右側のベース板21上には、
それぞれ相対向して支持板40,41及び42,
43がそれぞれボルト44、ナツト(図示せず)
で固定されている。支持板40,41には、相対
向した部分に回転軸45,46がそれぞれ軸受4
7を介して回転自在に支承されており、この回転
軸45,46の内側及び外側にはそれぞれプーリ
48,49及び50,51が固定されている。前
記支持板42,43にも同様に相対向した部分に
回転軸52,53がそれぞれ軸受(図示せず)を
介して回転自在に支承されており、この回転軸5
2,53の内側にはそれぞれプーリ54,55が
固定されている。そして、前記プーリ48と54
及び50と55には搬送ベルト56,57が前記
マガジン10の側板14,15間に位置するよう
にそれぞれ掛けられている。まな搬送ベルト5
6,57の往路のたるみを防止するために、支持
板40と42及び41と43にはそれぞれベルト
支持板58が固定されている。
前記ベース板21上には、板状のワークの搬送
方向Aと直角方向にガイドレール60,61が固
定され、かつボルト44の挿通穴21aはガイド
レール60,61と平行に長溝に形成されてお
り、前記ガイドレール60,61に沿つて前記支
持板40,41,42,43は摺動できるように
なつている。また支持板40と41及び42と4
3のマガジン10側の上方面には補強板62,6
3がボルト64,65で固定されており、ボルト
65の挿通孔62a,63aは前記ガイドレール
60,61と同じ方向に長溝に形成されている。
従つて、ボルト44,65を緩め、支持板40
〜43をガイドレール60,61に沿つて移動さ
せることにより、板状のワークの幅に適合するよ
うに支持板40〜43の対向間隔を自由に変える
ことができる。
支持板40の外側には支柱70及び支持板71
を介してモータ72が固定されており、このモー
タ72の出力軸にはプーリ73が固定されてい
る。プーリ73と49間における支持板40,4
1の部分には中間回転軸74が回転自在に支承さ
れており、この中間回転軸74の外側にはプーリ
75,76が固定されている。そして、プーリ7
3と75、75と49、76と51にはそれぞれ
伝達ベルト77,78,79が掛けられている。
従つて、モータ72が矢印C方向に回転する
と、伝達ベルト77,78,79を介して搬送ベ
ルト56,57が矢印A方向に移動する。
第1のバツフア装置1の作用 次にかかる構成よりなる第1のバツフア装置1
の作用について説明する。本バツフア装置1は、
前後の加工装置を結ぶ主搬送ベルト間及びまたは
主搬送ベルトから個々の加工装置に結ぶサブ搬送
ベルト間に設置して用いる。以下、主搬送ベルト
間に用いた場合について説明する。
今、マガジン10に板状のワークを収納する場
合について説明する。後工程の加工装置の処理能
力が低下した場合は、前工程より送られた板状の
ワークはマガジン10内に収納される。マガジン
10に収納する場合は、マガジン10は下降した
状態にあり、側板14,15の最上部の溝14
a,15aから順次収納される。即ち、前工程が
終了した板状のワークが図示しない搬送ベルトに
より送られ、本装置の搬送ベルト56,57上に
載せられると、図示しないセンサがそれを検知
し、モータ72が矢印C方向に一定量回転し、板
状のワークはマガジン10の溝14a,15a内
に沿つて送られ、マガジン10に収納される。
次にパルスモータ29が回転し、マガジン10
は1ピツチだけ上昇させられ、次の溝14a,1
5aが搬送ラインに位置させられる。以後、前記
した動作によつて順次当該溝14a,15aに板
状のワークが収納される。
次にマガジン10に収納された板状のワークを
後工程に供給する場合について説明する。前工程
の加工装置の処理能力が低下した場合は、マガジ
ン10に収納された板状のワークが後工程に供給
される。この場合は、マガジン10は上昇した位
置にあり、マガジン10に収納された最下方の板
状のワークが搬送ベルト56,57上に載るよう
にパルスモータ29が駆動させられる。そして、
モータ72が矢印C方向に回転し、搬送ベルト5
6,57上の板状のワークは、搬送ベルト56,
57によつて矢印A方向に送られ、図示しない後
工程の主搬送ベルト上に送られる。次に再び後工
程より板状のワークの要求があると、パルスモー
タ29が回転し、マガジン10は1ピツチ下降
し、次の板状のワークが搬送ベルト56,57上
に載置される。続いて前記したようにモータ72
が回転し、搬送ベルト56,57によつて該板状
のワークは後工程の主搬送ベルトに供給される。
以後、後工程より板状のワークの供給要求信号が
出力する度に前記した動作を繰返す。
このように、マガジン10内に搬送ベルト5
6,57を配置してなるので、多量の板状のワー
クを収納及び供給することができる。従つて、前
後工程の一部の加工装置が停止しても他の加工装
置の生産能力をダウンさせる必要がなく、生産性
が向上する。
第2のバツフア装置2の構成(第1図、第2図、
第3図、第5図参照) 第5図に矢印Dで示す方向が半導体リードフレ
ームの収納のための送り込み方向、矢印Eで示す
方向が送出方向である。箱型構造の本体85の中
央よりやや送出側にはテーブル86が設けられて
いる。テーブル86は周知の構造をもつてワーク
を積み上げて収納する積上げマガジン87を前記
送り込み及び送出方向D,Eに対して並列に2個
載置することが可能である。テーブル86には垂
直案内棒88が固定されており、垂直案内棒88
は積上げマガジン87の並び方向に沿つて滑動可
能に本体85に支持された支持台89に設けたボ
ールガイド90によりテーブル86に支承されて
いる。支持台89の下面には連結板91が固定さ
れており、この連結板91にはエアシリンダの作
動ロツド92が連結されている。そしてテーブル
86の周知の送り機構によつて所定ピツチ昇降さ
れ、更に積上げマガジン87の並び方向にも作動
ロツド92によつて移動される。
本体85の送り込み側には、第1のバツフア装
置1内にワークを送り込むためのベルトコンベア
95が設けられている。ベルトコンベア95はワ
ークの送り込みの経路に沿つて設けられた2本1
対の丸ベルトからなり、本体85に回転可能に支
持された1対の第1支持軸96及び同じく1対の
第2支持軸97にそれぞれ固定されたプーリ9
8,99の間にかけ合わされている。そして、こ
の第1支持軸96は一方にプーリ100を他方に
プーリ101を備え、同様に本体85に回転可能
に支持された第3支持軸102に固定されたプー
リ103と100及び104と101との間に丸
ベルト105,106がかけ合わされている。こ
こで、プーリ100と103の減速比とプーリ1
01と104の間の減速比は等しく設定されてお
り、1対のベルトコンベア95は互いに等速で周
回運動を行う。第3支持軸102は本体85に設
けたモータ107の出力軸107aに固定された
プーリ108とプーリ103との間にかけ合わさ
れた丸ベルト109によつて動力駆動される。
また第3支持軸102の一端には偏心カム11
5が固定され、その中央部には1回転信号検出の
ための指令カム116が備えられており、指令カ
ム116に対向して検出スイツチ117が本体に
固定されている。本体85に揺動可能に支持され
前記偏心カム115に接するカムフロア118を
備えたカムレバー119は、コイルバネ120に
よつて常時偏心カム115を押圧する側に付勢さ
れている。ベルトコンベア95の走路に平行に丸
棒状のガイドレール121が設けられており、ガ
イドレール121にはスライダ122が嵌合して
いる。スライダ122はガイドレール121のま
わりに回動かつその軸方向に摺動可能に設けら
れ、カムレバー119の先端に設けたベアリング
124と係合する。スライダ122から伸長する
アーム125にはプツシヤ126が支持されてお
り、プツシヤ126はベルトコンベア95の走路
に沿つて配置されている。またベルトコンベア9
5の上方にはワークの送り込みを確認する近接セ
ンサー127が配置されている。
第2のバツフア装置2の作用 次にかかる構成よりなる第2のバツフア装置2
の作用について説明する。第2のバツフア装置2
を前工程の加工装置で作業を終えたワークを収納
するバツフアとして使用する場合は、まずテーブ
ル86の上に空の積上げマガジン86を2個並列
に載置し、テーブル86をその並列方向に移動さ
せて積上げマガジン87の一方を送り込み、送出
位置についてセツトする。そしてプツシヤ126
をアーム125、スライダ122ごと旋回させる
ことで、ベルトコンベア95の走路に沿つた所定
位置から第2図に想像線で示した位置にまで退避
せしめる。しかる後、モータ107を起動する
と、ベルトコンベア95が周回運動を始める。ベ
ルトコンベア95は前工程の加工装置からの搬出
路に連続して配置されているため、作業を終えた
ワークが搬出路へ送り出されてくると、これを受
けてベルトコンベア95上に載せて搬出し、テー
ブル86上の積上げマガジン87に送り込む。そ
して、近接センサー127によりワークが送り込
まれたことを確認すると、検出スイツチ117の
信号によつてモータ107が1時停止し、テーブ
ル86が所定のピツチ上昇もしくは下降して積上
げマガジン87のワーク収納位置を順次位置決め
し、以後この動作を繰り返していく。こうして積
上げマガジン87の中に一定のワークが収納され
る。
次に第2のバツフア装置2を後工程の加工装置
のためにワークを供給するバツフアとして使用す
る場合について説明する。まずテーブル86上に
ワークが収納された積上げマガジン87を2個並
列に載置し、テーブル86をその並列方向に移動
し、積上げマガジン87の一方を送り込み、送出
位置にセツトする。そして、プツシヤ126をア
ーム125、スライダ122ごと旋回させてベル
トコンベア95の走路に沿つた所定位置に配置
し、しかる後モータ107を起動すると、偏心カ
ム115の回転によつてカムレバー119が揺動
してスライダ122を滑動させ、これによつてプ
ツシヤ126が積上げマガジン87に収納された
ワークの1枚を押し出し、後工程の加工装置の搬
入側に設けたコンベア上に進出させて送出動作を
完了させる。そして、検出スイツチ117の信号
によつて第3支持軸102の1回転動作を確認す
ると、モータ107が1時停止し、テーブル86
が所定の1ピツチ上昇もしくは下降して積上げマ
ガジン87のワーク収納位置を順次位置決めし、
以後この動作を繰り返していく。こうして積上げ
マガジン87の中からワークが送出されていく。
このように、ワークの収納、送出の機能を極め
て簡単な構造よりなる1つの第2のバツフア装置
2で達成できる。
両バツフア装置1,2の組合せによる作用 通常は、前後の加工装置を結ぶ主搬送ベルト間
に第1のバツフア装置1の搬送ベルト56,57
の部分を配設して使用する。そして、前後の加工
装置が正常に稼動している時は、前工程の加工装
置より搬送ベルト56,57上に送られたワーク
は、マガジン10の溝14a,15a内を単に通
過して後工程の加工装置の主搬送ベルトに送られ
るように搬送ベルト56,57は作動する。
後工程の加工装置の処理能力が低下又は故障し
た場合は、その後工程の停止信号により、第1の
バツフア装置1のマガジン10に第1のバツフア
装置1の作用の項で発明したようにして前工程の
加工装置から送られてきたワークは順次収納され
る。
マガジン10への収納はあくまでも一時的なも
のであるので、第2のバツフア装置2に空の積上
げマガジン87をセツトし、この積上げマガジン
87に収納されるように、手動又は自動によつて
第2のバツフア装置2のベルトコンベア95が前
後の加工装置を結ぶ主搬送ベルト内に位置するよ
うに本バツフア装置全体を移動させる。そして、
その後は第2のバツフア装置2の積上げマガジン
87に第2のバツフア装置2の作用の項で説明し
たようにして前工程の加工装置から送られてきた
ワークは順次収納される。
次に前工程の加工装置の処理能力が低下又は故
障した場合について説明する。ところで、第1の
バツフア装置1のマガジン10には予め数枚のワ
ークを収納させておく。そこで、前工程の加工装
置の停止信号により、マガジン10内のワークが
後工程の加工装置に送出されるように、第1のバ
ツフア装置1の作用の項で説明したようにして順
次送出させる。
この場合も、マガジン10からの送出はあくま
でも一時的であるので、第2のバツフア装置2に
ワークの収納された積上げマガジン87をセツト
し、この積上げマガジン87内のワークを送出す
るように、手動又は自動によつて第2のバツフア
装置2のベルトコンベア95が前後の加工装置を
結ぶ主搬送ベルト内に位置するように本バツフア
装置全体を移動させる。その後は第2のバツフア
装置2の積上げマガジン87から第2のバツフア
装置2の作用の項で説明したようにしてワークは
順次送出される。
このように、前後のいずれかの加工装置が停止
しても、第2のバツフア装置2を配設するまでは
第1のバツフア装置1でカバーするので、正常な
加工装置を一旦停止させなくてもよく、生産性は
向上する。この場合、前後のいずれかの加工装置
の停止が短時間で、第1のバツフア装置1のマガ
ジン10で処理できる範囲であれば、第2のバツ
フア装置2は用いなくてもよい。
[発明の効果] 以上の説明から明らかなように、本発明によれ
ば、ワークを一時収納、送出する機能を有する第
1のバツフア装置と、多量のワークを収納、送出
する機能を有する第2のバツフア装置とを並設し
て一体に設けてなるので、生産性の向上が図れ
る。また第2のバツフア装置はワークの収納、送
出する機能を有するので、バツフア装置が大型化
することもない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明になるバツフア装置の一実施例
を示す平面図、第2図は第1図の左側断面図、第
3図は第1図の右側断面図、第4図は第1のバツ
フア装置の正面図、第5図は第2のバツフア装置
の正面図である。 10:マガジン、14a,15a:溝、24,
25:ガイド棒、29:パルスモータ、31:雄
ねじ、34:上下動板、45,46:回転軸、4
8〜51:プーリ、52,53:回転軸、54,
55:プーリ、56,57:搬送ベルト、72:
モータ、73:プーリ、74:中間軸、75,7
6:プーリ、77,78,79:伝達ベルト、8
6:テーブル、95:ベルトコンベア、107:
モータ、115:偏心カム、122:スライダ、
125:アーム、126:プツシヤ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 第1のバツフア装置と、この第1のバツフア
    装置に並設して一体に設けられた第2のバツフア
    装置とからなり、前記第1のバツフア装置は、対
    向面に板状のワークを支持する溝が複数個形成さ
    れたマガジンと、このマガジンを間欠的に上下駆
    動するマガジン上下駆動機構と、前記マガジン内
    に伸びて配設された搬送ベルトを備えた搬送ベル
    ト機構と、前記搬送ベルトを駆動する搬送ベルト
    駆動機構とを備え、前記第2のバツフア装置は、
    平板状のワークを収納する積上げマガジンを載置
    するテーブルと、このテーブルを所定ピツチづつ
    昇降させるテーブル上下動機構と、前記テーブル
    上の積上げマガジンに前記ワークを送り込む経路
    に沿つて設けられたコンベア装置と、このコンベ
    ア装置の走路に平行にかつ回転自在に設けられ、
    動力駆動されて往復動するスライダと、このスラ
    イダに設けられたアームに支持され、アームの揺
    動によつて前記コンベア装置の走路に沿つて所定
    位置に配置及びこの所定位置から退避させること
    が可能に設けられたプツシヤとを備えてなること
    を特徴とするバツフア装置。
JP5495286A 1986-03-14 1986-03-14 バツフア装置 Granted JPS62213259A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5495286A JPS62213259A (ja) 1986-03-14 1986-03-14 バツフア装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5495286A JPS62213259A (ja) 1986-03-14 1986-03-14 バツフア装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62213259A JPS62213259A (ja) 1987-09-19
JPH042485B2 true JPH042485B2 (ja) 1992-01-17

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