JP2000125816A - 柚子入り辛子明太子及びその製造方法 - Google Patents

柚子入り辛子明太子及びその製造方法

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JP2000125816A
JP2000125816A JP10298963A JP29896398A JP2000125816A JP 2000125816 A JP2000125816 A JP 2000125816A JP 10298963 A JP10298963 A JP 10298963A JP 29896398 A JP29896398 A JP 29896398A JP 2000125816 A JP2000125816 A JP 2000125816A
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citron
sake
mentaiko
grated
flavor
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Sayoko Arakawa
サヨ子 荒川
Tomonori Hirayama
知紀 平山
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 柚子の風味を付加した柚子入り辛子明太子
およびその製造方法の提供。 【解決手段】加熱して揮発分を除いた後に冷却した清酒
に、柚子の果皮をおろし金でおろしたおろし柚子を入れ
て混合し、得られた柚子入り清酒を辛子明太子に塗り、
冷蔵庫で冷蔵して熟成させて柚子の風味を付加した柚子
入り辛子明太を製造する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、柚子により柚子の
風味を付加した柚子入り辛子明太子及びその製造方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】辛子明太子は、一般に、スケトウダラの
卵巣である明太子を塩に漬け込み、水切りした後、発酵
調味液、醤油等の調味料を含む明太子調味液につけて熟
成させることにより製造する。辛子明太子は、通常、加
工することなく生で販売されており、そのまま、いか等
との和え物あるいは焼いたりして食されるのが一般的で
ある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、一般に市販
されている辛子明太子の風味は、マイルド、中辛あるい
は激辛とその辛さを変えた程度であり、昔からほとんど
変わっていないのが現状である。そのため、新しい風味
を有する辛子明太子が求められているところである。
【0004】そこで、本発明は、従来の辛子明太子の風
味とは異なる、柚子の風味を付加した柚子入り辛子明太
子及びその製造方法を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の柚子により柚子
の風味を付加した柚子入り辛子明太子は、清酒を加熱し
て揮発分を除いた後に冷却して得られた清酒に、柚子の
果皮を下ろし金でおろしたおろし柚子を入れて混合し、
得られたおろし柚子入り清酒を辛子明太子に塗り、冷蔵
庫で冷蔵して熟成させることを特徴とする。
【0006】清酒を加熱して揮発分を除いた後に冷却し
て得られた清酒25〜45ccに、黄熟した柚子の果皮
を下ろし金でおろしたおろし柚子を5〜25g入れて混
合し、得られた柚子入り清酒を辛子明太子に塗り、冷蔵
庫で少なくとも2日冷蔵して熟成させることにより、ま
ろやかな味の柚子入り辛子明太子が得られる。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明において、原料となる辛子
明太子は、明太子を塩に漬け込み、水切りした後、発酵
調味液、醤油、赤唐辛子等の調味料を含む明太子調味液
につけて熟成させる周知の製造法で得られたものを使用
する。したがって、原料となる辛子明太子は、特に限定
されるものではなく、市販されている辛子明太子をその
まま利用することができる。
【0008】本発明において使用する清酒は、特に限定
されるものではなく、市販されている清酒でよい。清酒
の加熱は、清酒2升の場合、15分程度加熱・沸騰させ
てアルコール分等の揮発分を蒸発させる。その後、冷却
する。清酒は、明太子の辛さを和らげる作用がある。
【0009】柚子は、黄熟したものが好ましく、柚子の
果皮をおろし金でおろしておろし柚子とし、これを前記
の冷却した清酒に入れてかき混ぜて混合し、柚子入り清
酒にする。おろし金でおろしたおろし柚子と冷却した清
酒との混合割合は、冷却した清酒25〜45ccに対し
ておろし柚子5〜25gとすることにより、柚子の風味
を辛子明太子に付加することができるのである。おろし
柚子の添加量は、柚子の風味の程度により調節する。
【0010】柚子入り清酒は、冷凍することにより香り
が逃げるのを防ぐことができ、必要量を解凍して使用す
ることができる。
【0011】柚子入り清酒を辛子明太子に塗った後、鮮
度を保つため、約10℃以下の冷蔵温度の冷蔵庫に少な
くとも2日以上入れて熟成させる。熟成時間は2〜3日
で十分にまろやかな味になるが、熟成時間は長い程熟成
が進みよりまろやかになる。熟成させると汁が出ている
ので、汁を捨てた後、保存のために冷凍する。
【0012】
【実施例】清酒2升を容器に入れて15分間加熱した
後、冷却する。
【0013】一方、柚子の果皮を下ろし金でおろし、1
5gのおろし柚子を作る。
【0014】次いで、冷却した清酒35ccにおろし柚
子15gを入れてよくかき回して混合し、柚子入り清酒
を得る。
【0015】得られた柚子入り清酒を辛子明太子に刷毛
で塗り、熟成するために容器に入れ、ラップ等で覆って
冷蔵庫に入れて熟成させる。
【0016】2日後に冷蔵庫から取り出し、出てきた汁
を取り除く。
【0017】以上の工程により柚子の風味がするまろや
かな味の柚子入り辛子明太子が得られる。
【0018】
【発明の効果】本発明は、おろし金でおろした柚子の果
皮を加熱冷却した清酒と混合することにより、柚子の風
味を辛子明太子に付加することができ、柚子の香りと風
味があり、従来の辛子明太子とは異なる、柚子の香りと
風味があるとともに、まろやかな味がする美味しい辛子
明太子が得られる。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 柚子により柚子の風味を付加した柚子入
    り辛子明太子。
  2. 【請求項2】 清酒を加熱して揮発分を除いた後に冷却
    して得られた清酒に、柚子の果皮を下ろし金でおろした
    おろし柚子を入れて混合し、得られたおろし柚子入り清
    酒を辛子明太子に塗り、冷蔵庫で冷蔵して熟成させるこ
    とを特徴とする柚子入り辛子明太子の製造方法。
  3. 【請求項3】 清酒を加熱して揮発分を除いた後に冷却
    して得られた清酒25〜45ccに、黄熟した柚子の果
    皮を下ろし金でおろしたおろし柚子を5〜25g入れて
    混合し、得られた柚子入り清酒を辛子明太子に塗り、冷
    蔵庫で少なくとも2日冷蔵して熟成させることを特徴と
    する請求項2記載の柚子入り辛子明太子の製造方法。
JP10298963A 1998-10-20 1998-10-20 柚子入り辛子明太子及びその製造方法 Pending JP2000125816A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100736466B1 (ko) * 2006-03-29 2007-07-06 대경에프.엔.비 주식회사 유자미 명란젓의 제조방법
JP2012034616A (ja) * 2010-08-06 2012-02-23 Umeya Co Ltd 塩たらこの製造方法及び塩たらこ、並びに辛子明太子の製造方法及び辛子明太子
KR102208800B1 (ko) * 2020-05-27 2021-01-29 이현진 자숙 문어 슬라이스를 제조하는 방법

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