JP2000115025A - 拡散符号及びタイミング検出装置及びその方法 - Google Patents

拡散符号及びタイミング検出装置及びその方法

Info

Publication number
JP2000115025A
JP2000115025A JP28225898A JP28225898A JP2000115025A JP 2000115025 A JP2000115025 A JP 2000115025A JP 28225898 A JP28225898 A JP 28225898A JP 28225898 A JP28225898 A JP 28225898A JP 2000115025 A JP2000115025 A JP 2000115025A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
code
timing
despreading
correlation value
signal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP28225898A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3883713B2 (ja
Inventor
Koji Matsuyama
幸二 松山
Masahiko Shimizu
昌彦 清水
Takeshi Inoue
武志 井上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP28225898A priority Critical patent/JP3883713B2/ja
Publication of JP2000115025A publication Critical patent/JP2000115025A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3883713B2 publication Critical patent/JP3883713B2/ja
Priority to US12/646,060 priority patent/US8144753B2/en
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B1/00Details of transmission systems, not covered by a single one of groups H04B3/00 - H04B13/00; Details of transmission systems not characterised by the medium used for transmission
    • H04B1/69Spread spectrum techniques
    • H04B1/707Spread spectrum techniques using direct sequence modulation
    • H04B1/709Correlator structure
    • H04B1/7095Sliding correlator type
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B1/00Details of transmission systems, not covered by a single one of groups H04B3/00 - H04B13/00; Details of transmission systems not characterised by the medium used for transmission
    • H04B1/69Spread spectrum techniques
    • H04B1/707Spread spectrum techniques using direct sequence modulation
    • H04B1/7073Synchronisation aspects
    • H04B1/7075Synchronisation aspects with code phase acquisition
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B1/00Details of transmission systems, not covered by a single one of groups H04B3/00 - H04B13/00; Details of transmission systems not characterised by the medium used for transmission
    • H04B1/69Spread spectrum techniques
    • H04B1/707Spread spectrum techniques using direct sequence modulation
    • H04B1/709Correlator structure
    • H04B1/7093Matched filter type

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Synchronisation In Digital Transmission Systems (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】タイミングずれ及びフェージングの影響を無く
して、通信に必要な逆拡散符号と、逆拡散のタイミング
を検出することのできる装置を提供する。 【解決手段】A/D変換されて入力された信号を一旦メ
モリ2に記憶する。スライディング相関器3は、メモリ
2に記憶された信号を順次読み出し、逆拡散をする。ま
た、逆拡散符号の候補は、逆拡散タイミングが調整され
てから符号発生回路8から与えられる。このようにし
て、所定のタイミングで出力された逆拡散符号はメモリ
2から出力された信号に対してスライディング相関器3
で相関値を求めるために使用される。このように、信号
をメモリ2に記憶しておくことにより、符号判定及び逆
拡散タイミングの検出中にフェージングによって生じる
相関値の揺らぎがなくなるので、誤った符号及びタイミ
ングを判定してしまうことがない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スペクトラム通信
システム、あるいは、CDMA通信システムにおいて、
逆拡散符号及び逆拡散タイミングの検出装置、及びその
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】基地局から移動局への通信において、非
同期CDMA方式では初期同期もしくはハンドオーバー
時における基地局補足において、逆拡散符号及び逆拡散
タイミングを検出する必要がある。ここで、ハンドオー
バー時とは、移動端末を持ったユーザがある基地局から
他の基地局に移動することである。この場合、移動局
(移動端末)は、非同期で信号を送出している各基地局
からの信号を取得するために、その基地局が使っている
逆拡散符号及び逆拡散タイミングを検出する必要がある
が、そのための信号として、止り木チャネルと呼ばれ
る、同期確立用のチャネルが設けられている。止り木チ
ャネルの一部または、全てのデータシンボルの拡散符号
は、各基地局共通もしくは、いくつかの候補しかないの
で、所定の逆拡散符号を使用することによって、止り木
チャネルを補足することができる。以下、止り木チャネ
ルの一部または、全てのデータシンボルの拡散符号が、
各基地局共通もしくは、少数の候補しかないシステムを
前提に説明するが、これは、止り木チャネルの拡散符号
が多種類あると、同期確立に必要な時間が多く必要にな
り、実用的ではないからである。しかし、止り木チャネ
ルの補足方法は多くの種類が考えられるので、必ずしも
止り木チャネルの拡散符号が各基地共通あるいは、少数
のみしか設けられていない必要はなく、以下に説明する
本発明の構成に影響を与えるものではない。
【0003】止り木チャネルの一部あるいは全てのデー
タシンボルの拡散符号が各基地共通あるいは、少数のみ
の場合の同期確立の手順としては以下のようになる。 1.止り木チャネルの拡散符号が各基地局共通の場合は
逆拡散タイミングはこの共通の符号の一部をマッチドフ
ィルタ等の相関器で相関値の検出を行い、最大の相関値
となるタイミングを同期タイミングとして検出すること
ができる。 2.止り木チャネルの拡散符号にいくつかの候補がある
場合は、候補となる拡散符号全てに対して上記1の動作
を行うことで最大の相関値となる拡散符号とタイミング
を同期タイミングとして検出することができる。なお、
CDMA通信を含むスペクトラム拡散通信においては、
拡散符号と逆拡散符号とは符号としては同じ物である。 3.止り木チャネルの拡散符号の一部が各基地局共通の
場合は、はじめに各基地局共通の符号により逆拡散タイ
ミングを補足し、次に共通でない符号に対していくつか
の候補の拡散符号で逆拡散し、各基地局共通でない符号
を検出することもできる。
【0004】1、2、3の処理の後、基地局固有の符号
を補足するとき、基地局固有の拡散符号に幾つかの候補
がある場合は、2.の処理と同じ処理であると考えるこ
とが出来る。幾つかの候補の拡散符号での相関をとる場
合、候補分の逆拡散を繰り返す。
【0005】止り木チャネルの拡散符号に幾つかの候補
があることと基地局固有の符号に幾つかの候補があるこ
とは、処理としては同等なため、以降は基地局固有の拡
散符号を検出する構成について説明する。この場合、止
り木チャネルの場合と異なって、拡散符号は各基地局毎
に異なっており、その数も少数とは限らない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】初期同期およびクロッ
ク同期がとれていない場合、候補分の逆拡散を繰り返す
処理に時間がかかると、基地局と移動局のクロックタイ
ミング用の局部発振器の偏差のため、徐々にタイミング
がずれることにより、全候補の符号の正しい相関値が得
られない可能性がある。また、処理中にフェージングの
影響により受信電力が変化し、正しく相関値の比較がで
きない可能性がある。
【0007】この課題を解決する手段として、従来は図
10のような構成が提案されている。先ず、止り木チャ
ネルによる同期タイミングを取得するため、受信された
信号は、A/D変換器1000によって、デジタル信号
に変換される。なお、以下の説明において、受信信号の
処理はデジタル処理することを前提に説明するが、必ず
しもデジタルである必要はなく、アナログ処理する構成
とすることも可能である。受信されたIフェーズとQフ
ェーズの信号は、それぞれマッチドフィルタ1001及
びスライディング相関器1005−1〜1005−3に
送られる。同図でI+jQと記載されているのは、本
来、Iフェーズの信号とQフェーズの信号をそれぞれ処
理する構成を記載すべきところを省略して記載したもの
である。Iフェーズの信号のキャリアとQフェーズの信
号のキャリアとは、互いに位相が90°ずれているの
で、Iフェーズの信号とQフェーズの信号とをI+jQ
というように、複素数として記述することにより、シス
テムの理解をしやすくするものである。
【0008】マッチドフィルタ1001は、本来Iフェ
ーズ用とQフェーズ用とが設けられているが、上記した
理由により、あたかも複素数の信号(複素信号)を1つ
のマッチドフィルタ1001で処理するように記載して
いる。マッチドフィルタ1001には、タイミング符号
保持回路1011からの符号指定信号が入力されること
により、逆拡散符号を生成する符号発生回路1012か
ら逆拡散符号が入力される。マッチドフィルタ1001
は、逆拡散タイミングをずらしながら相関値を得て電力
化器1002に入力する。電力化器1002でIフェー
ズの相関値とQフェーズの相関値の2乗和が算出され
る。これは、フェージング等の影響により、Iフェーズ
やQフェーズの信号の位相が回転することにより、後段
の積算値の算出の際に、不当に相関値の和が小さな値に
なってしまわないようにするためである。不当に相関値
の和が小さな値になってしまうと、本来正しい拡散符号
を使って、正しいタイミングで逆拡散を行ったとして
も、相関値の和が小さいことにより、逆拡散符号とタイ
ミングが正しいことを認識することが出来なくなってし
まうためである。
【0009】電力化器1002で上記処理を施された相
関値は、加算器1003及びメモリ1004からなる積
算部に入力され、入力信号の複数シンボル分の相関値が
積算される。入力信号の複数シンボルにわたって積算さ
れた相関値は、スイッチ1009に入力される。止り木
チャネルを検出している場合には、メモリ1004から
の相関値の積算値が比較器1010に入力される。比較
器1010には、各タイミングで得られた相関値の積算
値が入力される。比較器1010は、積算値が所定の値
より大きいか否かを判断し、信号を出力する。止り木チ
ャネルの拡散符号が各基地局共通の場合には、正しい逆
拡散タイミングの取得のためのみの動作となる。タイミ
ング符号保持回路1011は、比較器1010からの出
力を基に、止り木チャネルの捕捉に使用した逆拡散符号
が正しいか、あるいは、正しい逆拡散タイミングはどれ
かを判断し、逆拡散符号が正しくない場合には、符号発
生回路1012に別の逆拡散符号を出力させて、マッチ
ドフィルタ1001で同期タイミングの検出を繰り返さ
せる。
【0010】タイミング符号保持回路1011は、止り
木チャネルの拡散符号が各基地局に共通の場合には、マ
ッチドフィルタ1001から出力される、各逆拡散タイ
ミングの相関値の積算値を比較し、正しい逆拡散タイミ
ングを判断して、同期検出を行う。止り木チャネルの拡
散符号が複数ある場合には、止り木チャネルの拡散符号
の候補の数だけ、相関値の積算値を保持しておき、最も
積算値の大きい場合に、正しい逆拡散符号を使い、正し
い逆拡散タイミングで処理を行ったとして、同期検出を
行う。
【0011】タイミング符号保持回路1011は、止り
木チャネルの捕捉で得た、同期タイミング信号を符号発
生回路1006−1〜1006−3に送ると共に、各基
地局独自の拡散符号を検出するために、逆拡散符号の候
補となる符号を符号発生回路1006−1〜1006−
3に、取得した同期タイミングで出力させる。スライデ
ィング相関器1005−1〜1005−3は、マッチド
フィルタ1001とは異なり、所定のタイミングにおい
てのみの相関値しか検出できない構成となっているが、
マッチドフィルタ1001よりもかなりハードウェア構
成が小さくなるので、回路構成上、また電力消費量の面
からもマッチドフィルタ1001を使うよりも有利であ
る。スライディング相関器1005−1〜1005−3
の一構成例については後述する。
【0012】同図の構成においては、スライディング相
関器1005−1〜1005−3及び符号発生回路10
06−1〜1006−3は3つ設けられており、タイミ
ング符号保持回路1011で取得された同期タイミング
を前後に僅かにずらしたタイミングでも逆拡散による相
関値を取得する構成としている。これは、基地局のクロ
ックと移動局のクロックの周波数の偏差により、一度同
期タイミングを取得しても、次第にずれが生じることを
考慮に入れたものである。この構成によれば、タイミン
グのずれが少々生じても逆拡散を上手く行うことが出来
ることが知られている。
【0013】スライディング相関器1005−1〜10
05−3から出力された相関値は、電力化器1007
で、前述したように、Iフェーズの相関値とQフェーズ
の相関値の2乗和に変換される。そして、積分回路10
08で、入力信号の逆拡散符号の複数のシンボル分の2
乗和を積算し、スイッチ1009に入力する。各基地局
に固有の拡散符号を検出する場合には、スイッチ100
9は、積分回路1008からの信号を比較器1010に
出力するように切り換えられる。比較器1010では、
2乗和の積算値が所定値よりも大きいか否かを判断し、
結果をタイミング符号保持回路1011に送る。タイミ
ング符号保持回路1011では、比較器1010の比較
結果から、相関値の積算値の最も大きいものに対応する
逆拡散符号がこれから受信しようとする基地局が使用し
ている拡散符号であると判断し、以後、この逆拡散符号
を使用して、通信を行う。
【0014】このように、同図の構成では、クロックタ
イミング用の局部発振器の偏差に応じた範囲の逆拡散を
複数の相関器を用い、初期に検出したタイミングの前後
でも逆拡散を行い、そのなかで最も大きい相関値を選
ぶ。しかし、この方法では、タイミングずれにたいして
は有効だが、フェージングの影響は除去できない。
【0015】本発明は、タイミングずれ及びフェージン
グの影響を無くして、通信に必要な逆拡散符号と、逆拡
散のタイミングを検出することのできる装置を提供する
ことである。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明の検出装置は、直
接拡散CDMA信号の復調器において、送信されてきた
信号を記憶する記憶手段と、逆拡散符号の候補となる符
号を順次生成する符号発生手段と、該記憶手段に記憶さ
れた信号を読み出し、該符号で逆拡散する相関値取得手
段と、該相関値取得手段で得られた相関値が最大もしく
は基準値以上となる場合に対応するときに、逆拡散に使
用した符号を送信側の拡散符号として検出する検出手段
とを備えることを特徴とする。
【0017】本発明の検出方法は、直接拡散CDMA信
号の復調器における拡散符号及び逆拡散タイミング検出
方法であって、(a)送信されてきた信号を記憶するス
テップと、(b)逆拡散符号の候補となる符号を順次生
成するステップと、(c)該ステップ(a)で記憶され
た信号を読み出し、該符号で逆拡散するステップと、
(d)該ステップ(c)で得られた相関値が最大もしく
は基準値以上となる場合に対応するときに、逆拡散に使
用した符号を送信側の拡散符号として検出するステップ
とを備えることを特徴とする。
【0018】本発明の第2の側面の検出装置は、スペク
トラム拡散通信における復調器において、送信されてき
た信号を記憶する記憶手段と、逆拡散符号の候補となる
符号を生成する符号発生手段と、該記憶手段に記憶され
た信号を読み出し、該符号の位相をずらしながら逆拡散
する相関値取得手段と、該相関値取得手段で得られた相
関値が最大もしくは基準値以上となる場合に対応すると
きに、逆拡散に使用した符号の位相を逆拡散タイミング
として検出する検出手段とを備えることを特徴とする。
【0019】本発明によれば、受信した信号を一旦、メ
モリ等の記憶手段に記憶し、記憶手段から信号を読み出
して、相関値を取るようにしている。従って、受信した
信号をそのまま逆拡散する場合に、フェージング等の影
響によって相関値が信号の強度の揺らぎに伴い、相関値
の大きさが変化してしまうことを防ぐことができる。従
って、複数の拡散符号に対して、相関値を求める間に信
号の強度が変わり、本来、最大の相関値を示すべき符号
の相関値が、本来小さな相関値となるべき符号の相関値
より小さくなってしまうことがない。すなわち、正確に
符号の判別を行うことが出来る。
【0020】また、同様に、逆拡散タイミングを検出す
る場合にも、メモリに記憶した信号を使用して相関値を
得、最大もしくは基準値以上の値に対応する場合の相関
値が得られたときの逆拡散タイミングを取得する。よっ
て、フェージングによる影響を除去することが出来、正
確なタイミング検出を行うことが出来る。
【0021】
【発明の実施の形態】図1は、共通のコードおよび基地
局固有のコードをスライディング相関器によって行う、
本発明の第1の実施形態を示す図である。
【0022】主に符号発生回路8、スライディング相関
器3、メモリ2、積分回路5、比較器6、タイミング符
号保持回路7からなる。なお、以下の説明において、前
述した意味での複素信号を処理する構成を説明する。
【0023】動作手順を以下に示す。 1.止り木チャネルの受信複素信号をA/D変換器1で
デジタル信号に変換した後、電圧値をメモリ2に保存す
る。メモリ2から順次電圧データを読み出し、スライデ
ィング相関器3により逆拡散する。このとき符号発生回
路8は共通の拡散符号を順次タイミングをシフトして発
生する。電力化器4で、複素信号の2乗絶対値を生成す
る。雑音の影響を低減するため積分回路5で複数のシン
ボルに対し積算し、実質的な平均化を行う。比較器6に
より最大の、または、大きなものからm個のタイミング
を逆拡散タイミングとしてタイミング符号保持回路7に
保持する。
【0024】2.各基地局に固有の拡散符号で拡散され
た複素信号に対し、手順1で検出したm通りのタイミン
グに対して、順次候補となる符号によりスライディング
相関器3を用いて相関値を検出する。このとき符号発生
回路8は基地局固有の拡散符号の候補k通りを発生す
る。
【0025】3.比較器6により相関出力が大きなもの
からn個の拡散符号を検出する。タイミングと符号と相
関値を、タイミング符号保持回路7に保持する。3で得
られた最大の相関値が得られるタイミングおよび符号
を、逆拡散タイミング及び基地局の符号として逆拡散符
号及び逆拡散タイミングの検出を終了する。なお、複数
のスライディング相関器を用い、それぞれに異なるタイ
ミングでの逆拡散を平行して行わせることによって、処
理時間を短縮することもできる。
【0026】すなわち、A/D変換された入力複素信号
は、電圧値をメモリ2に記憶され、この記憶された入力
複素信号を使って、基地局固有の拡散符号の特定や逆拡
散タイミングの検出を行う。逆拡散タイミングは、入力
複素信号がメモリ2に記憶された時点を不図示のクロッ
クで計測しておき、基地局固有の拡散符号が繰り返す時
間を周期として、伝送されてくる信号に対して逆拡散を
行うタイミングを取得する。つまり、メモリ2から複素
信号が読み出されるタイミングと、符号発生回路8が逆
拡散符号を出力するタイミングの差を保持しておき、相
関値の高くなるタイミングの差を同期する場合として特
定し、この差を入力複素信号がメモリ2に記憶されたタ
イミングと合わせて考慮することにより、送信されてく
る信号に対する同期タイミングとする。また、基地局固
有の拡散符号の特定は、符号発生回路8が順次、候補と
なる逆拡散符号を出力し、相関値が大きくなる符号を、
基地局固有の拡散符号とし、後の通信における逆拡散に
使用する。
【0027】符号発生回路8が逆拡散符号を出力するタ
イミングを変えるのは、スライディング相関器3が相関
値の検出は可能であるが、タイミングを検出する構成を
有していないために、特定のタイミングにおける相関値
しか得られないからである。従って、逆拡散符号をスラ
イディング相関器3に入力するタイミングを変えること
によって、様々なタイミングにおける相関値を得るよう
にしている。電力化器4は、前述した理由と同じ理由で
設けられいる。
【0028】このように、拡散符号の特定及び逆拡散タ
イミングの特定に使用する信号をメモリ2に記憶してお
き、全てのタイミング及び全ての候補の符号に対し、処
理が終わるまで、メモリ2に記憶されている信号を使用
することにより、フェージングの影響を除去することが
できる。すなわち、繰り返し伝送されてくる伝送信号を
受信しながら、受信した信号に対し、タイミング検出及
び符号の特定を行っていると、移動局が移動することに
より、フェージングが生じ、信号の強度が変化する。従
って、信号に逆拡散符号を掛けて得る相関値も信号の強
度の変化を反映して、値が大きくなったり小さくなった
りする。よって、例えば、同期したタイミングで逆拡散
をした場合の相関値を得た時の信号の強度が小さい場合
には、他の同期していないタイミングでの相関値よりも
小さくなってしまう可能性がある。すると、相関値の大
小で同期タイミングを正確に検出することが不可能とな
ってしまう。基地局固有の拡散符号を検出する場合も同
様であって、正しい逆拡散符号を使用している場合の相
関値が、フェージングの影響により、誤った逆拡散符号
を使用している場合よりも小さくなってしまう可能性が
ある。
【0029】ところが、メモリ2に記憶された信号を使
用すれば、逆拡散を行う信号の強度が、タイミングの検
出、あるいは、符号の特定の間変化しないので、上記し
たような問題は生じない。すなわち、フェージングによ
る影響を全く無くすことが出来る。
【0030】図2は、スライディング相関器の構成例を
示す図である。スライディング相関器は、入力信号に逆
拡散符号をチップ毎に乗算する乗算器10、加算器11
とフリップフロップ12とからなる積算部、及び積算結
果を保持するフリップフロップ13とからなる。入力す
る信号はアナログでもデジタルでも同様であるが、ここ
では、8ビットのデジタル信号を想定している。乗算器
10は、例えば、排他論理和器(EX−OR)であり、
入力した信号に、逆拡散符号を乗算して、逆拡散を行う
ものである。このとき、逆拡散符号は、所定のタイミン
グで乗算器10に入力される。この所定のタイミングが
逆拡散タイミングとなる。乗算器10で逆拡散された信
号は、積算部に入力される。先ず、信号は、加算器11
を通って、フィードバック経路を介して、フリップフロ
ップ12に入力される。フリップフロップ12の値は、
逆拡散符号の1チップ分遅れて、加算器11に入力さ
れ、次に入力された逆拡散符号の1チップ分の逆拡散値
と加算される。これを、入力信号の1シンボル分行っ
て、積算値が得られると、フリップフロップ12にリセ
ット信号が入力される。また、積算値は、フリップフロ
ップ13に保持されて、出力される。
【0031】このように、スライディング相関器は、マ
ッチドフィルタと異なり、あるタイミングで入力された
逆拡散符号に対してのみ相関値を検出して、出力するも
のである。
【0032】図3は、第1の実施形態のメモリアクセス
動作を行う構成を説明する図である。同図において、図
1と同じ構成要素には同じ参照符号を付している。
【0033】図1で説明した構成のほかに、メモリ2に
入力信号を記憶させたり、メモリ2から信号を読み出す
処理を行うための制御部23が設けられる。制御部23
は、メモリ2に読み出しあるいは書き込みのいずれをす
べきかの指示の入力を切り替えるセレクタ20に、いず
れを行うべきかを示す読み出し/書き込み切り替え信号
を入力する。メモリ2に入力信号を記憶する場合には、
制御部23は、書き込み用カウンタ(アドレスをカウン
トする)21に書き込み初期化信号を入力して、書き込
みを行うべき先頭アドレスを出力させる。このとき、セ
レクタ20は、入力ポートとして書き込み用カウンタ2
1からの入力ポートを選択しており、書き込み用カウン
タ21からのアドレスがメモリ2に入力される。そし
て、メモリ2は、書き込み状態となり、A/D変換器1
からの入力信号がメモリ2に入力される。
【0034】メモリ2に信号が記憶されると、制御部2
3からは、読み出し用カウンタ22及びスライディング
相関器3に読み出し初期化信号が入力されると共に、読
み出し/書き込み切り替え信号がセレクタ20に入力さ
れる。読み出し用カウンタ22からは、メモリ2からの
読み出しアドレスが出力され、セレクタ20を介してメ
モリ2に入力される。すると、記憶されていた信号がメ
モリ2から読み出され、スライディング相関器3に入力
される。このとき、制御部23からは、符号発生回路8
に対し、どのような逆拡散符号を出力すべきかを指示す
る符号指定信号と、逆拡散符号をどのタイミングで出力
すべきかを指示する符号位相初期値信号が入力される。
符号発生回路8は、符号指定信号と符号位相初期値信号
の指示に従って、符号を発生し、スライディング相関器
3に入力する。また、制御部23からの読み出し初期化
信号はスライディング相関器3に入力されて、スライデ
ィング相関器3を新しい相関値検出処理のためにリセッ
トする。例えば、図2のフリップフロップ12、13を
共にリセットする等である。更に、制御部23は、符号
発生回路8に入力した符号位相初期値信号の値から逆拡
散タイミングを取得して、タイミング符号保持回路にタ
イミング保持信号として出力する。図4〜図6は、第1
の実施形態における処理の流れを説明するフローチャー
トである。
【0035】図4は、全体の処理の流れを示すフローチ
ャートである。先ず、ステップS1で、処理を開始する
ために、メモリ、タイマ、メモリアドレスそれぞれをク
リアする。また、ステップS2で、相関値の積算値の最
大値Xmax、積算値が最大値を示す場合の逆拡散符号
の位相Pcmax、候補となる逆拡散符号の内、最大の
積算値を示すものを特定する番号kmaxをクリアす
る。ステップS3で、A/D変換器によってデジタル信
号に変換された、Iフェーズ信号値Di、Qフェーズ信
号値Dqをメモリに記憶する。ステップS4で、タイマ
値のインクリメントに従って、メモリアドレスAmを設
定し、ステップS5で、信号が入力されたアドレスの数
が必要なデータ長を超えたか否か判断する。ここで、A
mは一般に、メモリのアドレスであるが、同図の説明で
は、入力された信号の先頭から順次番号付けていったも
のとなっている。また、入力信号は、拡散符号の1チッ
プ毎に1つのアドレスに格納されるものとしている。ス
テップS5で、必要なデータ長だけ信号が記憶されてい
ないと判断された場合には、ステップS3に戻って、更
に信号を読み込む。ステップS5で、必要なデータ長だ
けメモリに記憶されたと判断された場合には、ステップ
S6に進む。ステップS6では、逆拡散処理を行い、ス
テップS7で最大の相関値Xmax、対応する符号の位
相Pcmax、及び符号を特定する番号kmaxを保存
し、処理を終了する。
【0036】図5は、図4の逆拡散処理を示すフローチ
ャートである。先ず、ステップS10で、逆拡散に使用
する候補となる符号P[k]及び、符号の初期位相Pc
=0をセットする。ここで、P[k]は、kによって特
定される符号を示すものとする。ステップS11で、積
分回路をリセットし、ステップS12で、スライディン
グ相関器のIフェーズの相関値Sci、及びQフェーズ
の相関値Scqを“0”リセットする。また、ステップ
S13でメモリアドレスAmも“0”にリセットする。
【0037】次に、ステップS14でメモリ内のアドレ
スAmで示される場所に記憶されているIフェーズの信
号値Di[Am]及びQフェーズの信号値Dq[Am]
をメモリから読み出す。そして、ステップS15で、逆
拡散演算を行う。すなわち、アドレスあるいは、入力デ
ータの先頭からAmチップ番目の信号値Di[Am]、
Dq[Am]と、kで特定される符号P[k]のPc+
Amチップ番目の値P[k][Pc+Am]とを乗算す
る。ステップS16で、Amをインクリメントし、Am
がシンボル長を超えたか否かを判断する。ステップS1
6で、シンボル長を越えていない場合には、ステップS
14に戻って、次の信号値を読み出し、ステップS15
で逆拡散すると共に、逆拡散値を積算する。ステップS
16で、Amがシンボル長を越えた場合には、ステップ
S15で1シンボルに渡る逆拡散が終わったことになる
ので、ステップS17で、IフェーズとQフェーズの間
の位相の回転による影響を抑制するための電力化(Sc
2+Scq2)を行う。ステップS18で、Amが必要
データ長を超えたか否かを判断し、必要データ長を越え
ていない場合には、ステップS12に戻って、次のシン
ボルの逆拡散を行う。
【0038】ステップS18で、Amが必要データ長を
越えていた場合には、ステップS17で必要データ長に
含まれるシンボル分だけ電力化した値が積算されている
ので、この積算値X、積算値Xを得たときの符号の位相
Pc、及び、符号を特定する番号kを比較器に出力する
(ステップS19)。比較器では、ステップS20の比
較器処理が行われる。ステップS21で、符号の位相値
Pc(今の場合、シンボルの先頭から順次付けられた番
号となっている)をインクリメントし、Pcがシンボル
長を超えたか否かが判断される。Pcがシンボル長を越
えていない場合には、全ての位相について処理をしてい
ないので、ステップS11に戻って処理を繰り返す。ス
テップS21で、Pcがシンボル長を越えていると判断
された場合には、全ての位相について処理をしたことに
なるので、ステップS22で、符号を特定する番号kを
インクリメントし、kの値が候補となる符号の数を超え
たか、すなわち、全ての候補の符号に対し、処理を完了
したかが判断される。kが候補の符号の数を越えていな
い場合には、全ての符号に対し処理を終了していないの
で、ステップS11にもどって、処理を繰り返す。kが
候補の符号の数を越えている場合には、処理を終了す
る。
【0039】図6は、図5の比較器処理を説明するフロ
ーチャートである。ステップS30では、図5のステッ
プS19で出力された、符号を特定する番号k、逆拡散
符号の位相Pc、及び積算値Xを入力する。ステップS
31で、現在設定されている積算値の最大値Xmaxよ
りも、現在処理して得た積算値の方が大きいか否かが判
断される。現在の値が最大値以下の場合には、処理を終
了する。現在の値の方が大きい場合には、ステップS3
2で、現在のX、Pc、kをXmax、Pcmax、k
maxに設定して、処理を終了する。
【0040】上記した、図4〜図6の処理により、相関
値の積算値が最大になる符号及び逆拡散符号を乗算する
ときの位相を知ることが出来る。なお、以上の説明で
は、入力信号のサンプリングレートはチップレートであ
って、オーバサンプリングを行わない場合を説明した
が、実際には、入力信号のレベルに揺らぎがあるので、
チップレートよりも大きなレートでオーバサンプリング
し、1チップの中で最もレベルの高い値を使用して処理
をするようにする。この場合、逆拡散符号を乗算すると
きの位相をサンプリングレートの単位で変化させるよう
にするとともに、逆拡散処理を行う場合の、信号値の読
み出しアドレスや、逆拡散符号のチップを指定する方法
を変える必要があるが、これは当業者によれば、容易に
理解されるであろう。
【0041】図7は、共通のコード及び基地局固有のコ
ードをマッチドフィルタによって行う本発明の第2の実
施形態を示す図である。なお、同図において、図1と同
じ構成要素には同じ参照符号を付してある。
【0042】主に符号発生回路8、マッチドフィルタ3
0、メモリ2、積分回路5、比較器6、タイミング符号
保持回路7からなる。動作手順を以下に示す。
【0043】1.止り木チャネルの受信複素信号をA/
D変換器1でデジタル信号に変換したものの電圧値をメ
モリ2に保存する。メモリ2から順次電圧データを読み
出し、マッチドフィルタ30により逆拡散する。Iフェ
ーズとQフェーズの信号の逆拡散結果を電力化器4で電
力値に変換する。そして、雑音の影響を低減するため積
分回路5で複数のシンボルにわたって積算し、実質的な
平均化を行う。比較器6により最大の、または、大きな
ものから、または基準値以上のm個のタイミングを逆拡
散タイミングとしてタイミング符号保持回路7に保持す
る。
【0044】2.次に、各基地局固有の拡散符号で拡散
された複素信号を、手順1で検出したm通りのタイミン
グに対して、順次候補となる符号によりマッチドフィル
タ30を用いて相関値を検出する。このとき符号発生回
路8は基地局固有の拡散符号の候補k通りを発生する。
【0045】3.比較器6により相関出力が大きなもの
からn個の拡散符号を検出する。タイミングと符号と相
関値を、タイミング符号保持回路7に保持する。3で得
られた最大の相関値が得られるタイミングおよび符号
を、逆拡散タイミング及び基地局の符号として逆拡散符
号及び逆拡散タイミングの検出を終了する。なお、複数
のマッチドフィルタ30を用いて、複数の逆拡散符号に
対し平行して処理を行い、処理時間を短縮することもで
きる。
【0046】すなわち、A/D変換された入力信号は、
メモリ2に記憶される。次に、不図示の制御部からメモ
リ2に読み出し信号が入力され、記憶された信号が出力
される。符号発生回路8は、タイミング符号保持回路7
からの指示に基づいて、マッチドフィルタ30に逆拡散
符号を送る。このとき、マッチドフィルタ30は、相関
値を取る。このとき、マッチドフィルタ30は、装置内
のクロックに従って、逆拡散符号を受信信号に乗算する
タイミングをずらしながら相関値を出力するので、最大
の相関値が得られたタイミングから逆拡散符号を受信信
号に乗算すべきタイミングを知ることができる。符号発
生回路8は、第1の実施形態とは異なり、符号の位相を
調整して出力する必要はない。
【0047】マッチドフィルタ30で得られた相関値
は、電力化器4によって電力に変換され、積分回路5で
積算された後、比較器6で、積算値が所定の値よりも大
きい値を示しているか否かを判断し、符号及び逆拡散タ
イミングが正しいと判断される符号及び逆拡散タイミン
グをタイミング符号保持回路7に送る。タイミング符号
保持回路7は、順次符号発生回路8に対し、異なる逆拡
散符号出力するように指示し、候補となる逆拡散符号で
順次逆拡散をマッチドフィルタ30に行わせる。そし
て、最大の相関値を示す符号とタイミング、あるいは、
所定の基準値以上の相関値を示す複数の符号及びタイミ
ングをタイミング符号保持回路7内に保持する。
【0048】本実施形態においては、マッチドフィルタ
を用いているので、相関器のハードウェア構成としては
大きくなってしまうが、符号発生回路8から符号を出力
する時の位相を制御する必要はなく、最大相関値を示す
逆拡散タイミングも同時に得られる。
【0049】例えば、スライディング相関器を使用する
場合、タイミング検出に必要な時間と、符号判定に必要
な時間が大きく異なる時、必要とされるメモリの容量が
タイミング検出に使用するものと、符号判定に使用する
ものとで大きく異なる場合がある。ところが、マッチド
フィルタを使用する場合には、タイミング判定は電力に
よっておこない、マッチドフィルタにより瞬時の電力を
検出し、さらに共通の符号の出現周期で電力を積分する
ことで、メモリの容量を削減することができる。
【0050】図8は、逆拡散タイミングの検出は共通の
コードをマッチドフィルタによって行い、基地局固有の
コードを本方式を用いて行う場合の本発明の第3の実施
形態を示す図である。
【0051】なお、同図において、前述の構成要素と同
じ構成要素には同じ参照符号を付してある。主に符号発
生回路8−1、8−2、マッチドフィルタ30、スライ
ディング相関器30、メモリ2、メモリ41、比較器
6、スイッチ42、タイミング符号保持回路7からな
る。
【0052】動作手順を以下に示す。 1.先ず、止り木チャネルの検出において、スイッチ4
2で入力0を選択する。受信複素信号をマッチドフィル
タにより共通の拡散符号を検出する。IフェーズとQフ
ェーズの信号を電力化器4−1によって電力化する。雑
音の影響を低減するためメモリ41と加算器40を用い
て積分器とし、同一タイミングの信号の平均化を行う。
メモリ41には電力として保存する。積算による平均化
終了後、メモリ41から順次電力データを読み出し、比
較器42により最大の、または、大きなものから、また
は基準値以上のm個のタイミングを逆拡散タイミングと
してタイミング符号保持回路7に保持する。
【0053】2.各基地局固有の符号の検出において、
スイッチ42で入力1を選択する。受信複素信号の電圧
値をメモリ2に保存する。メモリ2保存後、手順1で検
出したm通りのタイミングに対して、順次候補となる符
号によりスライディング相関器3を用いて相関値を検出
する。
【0054】3.比較器3により相関出力が大きなもの
からn個の拡散符号を検出する。タイミングと符号と相
関値を、タイミング符号保持回路7に保持する。3で得
られた最大の相関値が得られるタイミング及び符号を、
逆拡散タイミング及び基地局の符号として逆拡散符号お
よび逆拡散タイミングの検出を終了する。
【0055】止り木チャネルの検出においては、止り木
チャネルの符号が表れている信号が所定の間隔で繰り返
し送られてきており、受信信号のS/N比を向上するた
めに、これらを複数周期にわたって繰り返し逆拡散する
場合は、第1の実施形態のように一旦メモリ2に記憶し
てから逆拡散すると、メモリ2に記憶すべき信号の量が
大きくなり、メモリ2も大型化してしまう。そこで、止
り木チャネルの検出に関してのみ、マッチドフィルタ3
0を使用して、リアルタイムで相関値とタイミングを検
出し、タイミング符号保持回路7に記憶するようにす
る。そして、基地局に固有の符号を検出する場合には、
メモリ2に一旦記憶し、フェージングの影響を除去し
て、相関値とタイミングを取得するようにすることによ
り、ハードウェアの規模を最小限に抑え、効率的な同期
タイミングの取得、及び符号の判定を行うことができ
る。各基地局に固有の符号は、通常連続して送信されて
くるので、スライディング相関器3等による処理を連続
して行っていれば、S/N比の良い検出を行うことがで
きる。
【0056】図9は、第3の実施形態において、メモリ
2とメモリ41を共有する場合の本発明の第4の実施形
態を示す図である。本実施形態では、上記第3の実施形
態の場合のようにメモリ2とメモリ41が同じ時間に動
作する必要がないシステムの場合、メモリ2とメモリ4
1とを共有することにより回路規模を縮小できる。
【0057】なお、同図において、図8と同じ構成要素
には同じ参照符号を付してある。主に符号発生回路8−
1、8−2、マッチドフィルタ30、スライディング相
関器3、メモリ50、比較器6、スイッチ51、スイッ
チ52、タイミング符号保持回路7からなる。
【0058】動作手順を以下に示す。基本的には第3の
実施形態と同等である。 1.先ず、止り木チャネルの受信において、スイッチ5
1で入力0を選択する。スイッチ52で入力0を選択す
る。受信複素信号をマッチドフィルタ30により共通の
拡散符号を検出する。電力化器4−1で信号を電力化す
る。そして、雑音の影響を低減するためメモリ50と加
算器40を用いて積分器とし、同一タイミングの信号の
平均化を行う。メモリ50には電力として保存する。平
均化終了後、メモリ50から順次電力データを読み出
し、比較器6により最大の、または、大きなものから、
または基準値以上のm個のタイミングを逆拡散タイミン
グとしてタイミング符号保持回路に保持する。
【0059】2.次に、各基地局に固有の符号を検出す
る際に、スイッチ51で入力1を選択する。スイッチ5
2で入力1を選択する。受信複素信号の電圧値をメモリ
50に保存する。メモリ50に保存の後、手順1で検出
したm通りのタイミングに対して、順次候補となる符号
によりスライディング相関器3を用いて相関値を検出す
る。
【0060】3.比較器6により相関出力が大きなもの
からn個の拡散符号を検出する。タイミングと符号と相
関値を、タイミング符号保持回路7に保持する。3で得
られた最大の相関値が得られるタイミング及び符号を、
逆拡散タイミング及び基地局の符号として逆拡散符号及
び逆拡散タイミングの検出を終了する。
【0061】本実施形態によれば、マッチドフィルタ3
0を使った止り木チャネルの検出と、各基地局に固有の
符号の検出は同時に行われないという見識に基づいて、
メモリ50を共用としている。従って、メモリの数を減
らすことが出来、ハードウェアの小型化に寄与する。ま
た、メモリ50が使われない時間を少なくすることによ
り、ハードウェア資源の有効利用にもつながる。
【0062】本実施形態においては、止り木チャネルの
受信の際には、A/D変換器1によってデジタル信号に
なった入力信号をマッチドフィルタ30で逆拡散する。
止り木チャネルを検出するための逆拡散符号は、タイミ
ング符号保持回路7からの指示を受けた符号発生回路8
−1が発生する。得られた相関値は、電力化器4−1で
電力化され、加算器40に入力される。加算器40で
は、1つ前のシンボルの相関値と加算され、スイッチ5
1を経て、メモリ50に記憶される。メモリ50に記憶
された加算値は、フィードバック経路を経て、加算器4
0に入力され、1つ後のシンボルの相関値と加算され
る。このようにして、複数のシンボルについて相関値が
積算されると、スイッチ52の入力0に印加され、比較
器6に入力され、タイミング符号保持回路7に逆拡散を
行うべきタイミングが通知される。
【0063】各基地局に固有の符号を判定する場合に
は、デジタル化された入力信号は、スイッチ51の入力
1を介してメモリ50に記憶される。メモリ50に記憶
された信号は、順次、第1の実施形態で説明したような
手順により、スライディング相関器3に入力され、タイ
ミング符号保持回路7から指示を受けた符号発生回路8
−2から所定の位相で出力される逆拡散符号によって、
逆拡散される。逆拡散された結果の相関値は、電力化器
4−2に入力されて、電力化される。そして、積分回路
5でS/N比を良くするために積分され、スイッチ52
を介して、比較器6に入力される。比較器6の比較結果
から、基地局が使用している符号及び逆拡散タイミング
がタイミング符号保持回路7に入力される。
【0064】なお、上記各実施形態において、複数の電
圧−電力変換器(電力化器:I2+Q2)や符号発生器が
記述されている場合は、セレクタ、スイッチ等で共通化
することもできる。また、実施形態は全てデジタル回路
での構成としているが、アナログ回路での実現も可能で
ある。そのため、A/D変換器の位置または個数は必要
に応じて必要な場所に必要なだけ設ければ良い。
【0065】また、フェージングの影響を受けた信号が
メモリに保持されることも考えられる。この様な場合、
後段で相関値を順次検出した結果、全てが所定閾値に達
しない場合に保持されたデータが異常と判断し、再度入
力するデータを入力保持し、相関値を再度検出すること
により、正しい符号検出を行うことが出来る。
【0066】
【発明の効果】複数の符号により逆拡散を繰り返して
も、正しく相関値の比較ができ、逆拡散のタイミングお
よび符号検出の精度が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】共通のコードおよび基地局固有のコードをスラ
イディング相関器によって行う、本発明の第1の実施形
態を示す図である。
【図2】スライディング相関器の構成例を示す図であ
る。
【図3】第1の実施形態のメモリアクセス動作を行う構
成を説明する図である。
【図4】第1の実施形態における処理の流れを説明する
フローチャート(その1)である。
【図5】第1の実施形態における処理の流れを説明する
フローチャート(その2)である。
【図6】第1の実施形態における処理の流れを説明する
フローチャート(その3)である。
【図7】共通のコード及び基地局固有のコードをマッチ
ドフィルタによって行う本発明の第2の実施形態を示す
図である。
【図8】逆拡散タイミングの検出は共通のコードをマッ
チドフィルタによって行い、基地局固有のコードを本方
式を用いて行う場合の本発明の第3の実施形態を示す図
である。
【図9】第3の実施形態において、メモリ2とメモリ4
1を共有する場合の本発明の第4の実施形態を示す図で
ある。
【図10】従来の拡散符号及びタイミング検出装置の構
成を示す図である。
【符号の説明】
1 A/D変換器 2、41、50 メモリ 3 スライディング相関器 4、4−1、4−2 電力化器 5 積分回路 6 比較器 7 タイミング符号保持回路 8、8−1、8−2 符号発生回路 10 乗算器 11、40 加算器 12、13 フリップフロップ 20 セレクタ 21 書き込み用カウンタ 22 読み出し用カウンタ 23 制御部 30 マッチドフィルタ 42、51、52 スイッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 井上 武志 神奈川県横浜市港北区新横浜2丁目3番9 号 富士通ディジタル・テクノロジ株式会 社内 Fターム(参考) 5K022 EE02 EE33 EE36 5K047 AA03 AA11 BB01 BB11 CC01 GG34 GG37 HH01 HH15 MM24 MM33 MM35 MM36 MM59

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】直接拡散CDMA信号の復調器において、 送信されてきた信号を記憶する記憶手段と、 逆拡散符号の候補となる符号を順次生成する符号発生手
    段と、 該記憶手段に記憶された信号を読み出し、該符号で逆拡
    散する相関値取得手段と、 該相関値取得手段で得られた相関値が最大もしくは基準
    値以上となる場合に対応するときに、逆拡散に使用した
    符号を送信側の拡散符号として検出する検出手段と、を
    備えることを特徴とする検出装置。
  2. 【請求項2】前記相関値取得手段は、前記符号の位相を
    ずらしながら逆拡散し、 前記検出手段は、相関値が最大あるいは基準値以上とな
    る場合に対応するときの該符号の位相を逆拡散タイミン
    グとして検出することを特徴とする請求項1に記載の検
    出装置。
  3. 【請求項3】前記相関値取得手段は、マッチドフィルタ
    であることを特徴とする請求項1または2に記載の検出
    装置。
  4. 【請求項4】前記相関値取得手段は、スライディング相
    関器であることを特徴とする請求項1または2に記載の
    検出装置。
  5. 【請求項5】前記相関値取得手段は、符号長が短い場
    合、もしくは符号の一部分を用いる場合に使用されるマ
    ッチドフィルタと、符号長が長い場合に使用されるスラ
    イディング相関器とを備えることを特徴とする請求項1
    に記載の検出装置。
  6. 【請求項6】前記相関値取得手段は、符号長が短い場
    合、もしくは符号の一部分を用いる場合に使用されるマ
    ッチドフィルタと、符号長が長い場合に使用されるスラ
    イディング相関器とを備えることを特徴とする請求項2
    に記載の検出装置。
  7. 【請求項7】前記検出手段は、加算器と、加算器からの
    出力を記憶するメモリ手段と、メモリ手段からの出力を
    加算器に帰還するフィードバック経路とからなり、前記
    相関値取得手段で得られた相関値を複数シンボル分積算
    することを特徴とする請求項1に記載の検出装置。
  8. 【請求項8】前記記憶手段と、前記メモリ手段を1つの
    メモリで兼用することを特徴とする請求項7に記載の検
    出装置。
  9. 【請求項9】直接拡散CDMA信号の復調器における拡
    散符号及び逆拡散タイミング検出方法であって、 (a)送信されてきた信号を記憶するステップと、 (b)逆拡散符号の候補となる符号を順次生成するステ
    ップと、 (c)該ステップ(a)で記憶された信号を読み出し、
    該符号で逆拡散するステップと、 (d)該ステップ(c)で得られた相関値が最大もしく
    は基準値以上となる場合に対応するときに、逆拡散に使
    用した符号を送信側の拡散符号として検出するステップ
    と、を備えることを特徴とする検出方法。
  10. 【請求項10】前記ステップ(c)は、前記符号の位相
    をずらしながら逆拡散するステップを、 前記ステップ(d)は、相関値が最大あるいは基準値以
    上となる場合に対応するときの該符号の位相を逆拡散タ
    イミングとして検出するステップを、備えることを特徴
    とする請求項9に記載の検出方法。
  11. 【請求項11】前記ステップ(d)は、前記ステップ
    (c)で得られた相関値を複数シンボル分積算するステ
    ップを備えることを特徴とする請求項9に記載の検出方
    法。
  12. 【請求項12】スペクトラム拡散通信における復調器に
    おいて、 送信されてきた信号を記憶する記憶手段と、 逆拡散符号の候補となる符号を生成する符号発生手段
    と、 該記憶手段に記憶された信号を読み出し、該符号の位相
    をずらしながら逆拡散する相関値取得手段と、 該相関値取得手段で得られた相関値が最大もしくは基準
    値以上となる場合に対応するときに、逆拡散に使用した
    符号の位相を逆拡散タイミングとして検出する検出手段
    と、を備えることを特徴とする検出装置。
JP28225898A 1998-10-05 1998-10-05 拡散符号及びタイミング検出装置及びその方法 Expired - Fee Related JP3883713B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28225898A JP3883713B2 (ja) 1998-10-05 1998-10-05 拡散符号及びタイミング検出装置及びその方法
US12/646,060 US8144753B2 (en) 1998-10-05 2009-12-23 Detection device of a spreading code and a timing, and a method thereof

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28225898A JP3883713B2 (ja) 1998-10-05 1998-10-05 拡散符号及びタイミング検出装置及びその方法

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005196637A Division JP4358161B2 (ja) 2005-07-05 2005-07-05 拡散符号及びタイミング検出装置及びその方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2000115025A true JP2000115025A (ja) 2000-04-21
JP3883713B2 JP3883713B2 (ja) 2007-02-21

Family

ID=17650119

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP28225898A Expired - Fee Related JP3883713B2 (ja) 1998-10-05 1998-10-05 拡散符号及びタイミング検出装置及びその方法

Country Status (2)

Country Link
US (1) US8144753B2 (ja)
JP (1) JP3883713B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7050486B2 (en) 2000-11-24 2006-05-23 Nec Corporation Path searcher for spread spectrum receiver
JP2013034205A (ja) * 2001-08-14 2013-02-14 Qualcomm Inc 無線ネットワークの接続方法及び装置

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4721074B2 (ja) * 2008-04-23 2011-07-13 ソニー株式会社 受信装置および受信方法、並びにプログラム
US8548106B2 (en) * 2008-09-23 2013-10-01 Board Of Regents, The University Of Texas System Crosscorrelation interference mitigating position estimation systems and methods therefor

Family Cites Families (22)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0771020B2 (ja) 1986-09-16 1995-07-31 ソニー株式会社 スペクトラム拡散通信復調装置
JP2950005B2 (ja) 1992-03-13 1999-09-20 松下電器産業株式会社 情報記録装置および情報再生装置
JP2778396B2 (ja) 1992-06-29 1998-07-23 三菱電機株式会社 スペクトル拡散信号の受信機
JP2732783B2 (ja) 1993-08-31 1998-03-30 沖電気工業株式会社 符号分割多元接続復調装置
WO1995007577A1 (fr) 1993-09-06 1995-03-16 Ntt Mobile Communications Network Inc. Detecteur de correlation de type progressif
US5768306A (en) 1993-09-06 1998-06-16 Ntt Mobile Communications Network, Inc. Sliding correlator used in CDMA systems to establish initial synchronization
JPH07131381A (ja) 1993-11-02 1995-05-19 Mitsubishi Electric Corp スペクトル拡散通信用受信装置及びこの装置における同期確立方法
DE69535838D1 (de) 1994-02-09 2008-10-23 Nippon Telegraph & Telephone Verfahren und Gerät für CDMA mobile Kommunikationen
JPH0846546A (ja) 1994-07-27 1996-02-16 Oki Electric Ind Co Ltd 符号分割多元接続復調装置
US5724378A (en) 1994-12-13 1998-03-03 Nit Mobile Communications Network, Inc. CDMA multiuser receiver and method
JP2914618B2 (ja) 1994-12-13 1999-07-05 エヌ・ティ・ティ移動通信網株式会社 Cdmaマルチユーザ受信装置および方法
JPH0946174A (ja) 1995-07-31 1997-02-14 Sharp Corp フィルタ回路
CA2217575C (en) 1996-03-05 2005-07-12 Ntt Mobile Communications Network Inc. Signal transmission method, transmitter, receiver, and spreading code sychronizing method in mobile communication system
JP2820918B2 (ja) 1996-03-08 1998-11-05 株式会社ワイ・アール・ピー移動通信基盤技術研究所 スペクトル拡散通信装置
JP2751959B2 (ja) 1996-07-15 1998-05-18 日本電気株式会社 Cdma受信装置の受信タイミング検出回路
CA2210582C (en) 1996-07-24 2001-01-30 Ntt Mobile Communications Network Inc. Method and apparatus for receiving cdma radio communication
JP3747390B2 (ja) 1996-10-18 2006-02-22 富士通株式会社 Cdma通信システム及び移動局及び通信制御方法
JP3376224B2 (ja) 1996-10-23 2003-02-10 株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ Ds−cdma基地局間非同期セルラ方式における初期同期方法および受信機
JP3373746B2 (ja) 1997-01-07 2003-02-04 株式会社鷹山 Ds−cdma基地局間非同期セルラ方式における初期同期方法および受信機
JPH1168616A (ja) 1997-08-21 1999-03-09 Kokusai Electric Co Ltd 逆拡散装置及び受信機
JPH1198112A (ja) 1997-09-25 1999-04-09 Oki Electric Ind Co Ltd 相関演算器
JP4358161B2 (ja) 2005-07-05 2009-11-04 富士通株式会社 拡散符号及びタイミング検出装置及びその方法

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7050486B2 (en) 2000-11-24 2006-05-23 Nec Corporation Path searcher for spread spectrum receiver
JP2013034205A (ja) * 2001-08-14 2013-02-14 Qualcomm Inc 無線ネットワークの接続方法及び装置
US9992756B2 (en) 2001-08-14 2018-06-05 Qualcomm Incorporated Methods and apparatus for wireless network connectivity
US10015760B2 (en) 2001-08-14 2018-07-03 Qualcomm Incorporated Methods and apparatus for wireless network connectivity
US10999806B2 (en) 2001-08-14 2021-05-04 Qualcomm Incorporated Methods and apparatus for wireless network connectivity

Also Published As

Publication number Publication date
JP3883713B2 (ja) 2007-02-21
US8144753B2 (en) 2012-03-27
US20100098137A1 (en) 2010-04-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0701333B1 (en) Synchronisation method and apparatus for a direct sequence spread spectrum communications system
US5768306A (en) Sliding correlator used in CDMA systems to establish initial synchronization
EP0668663B1 (en) Sliding correlation detector
JP4350271B2 (ja) Cdma通信システムの受信器における拡散コード同期取得方法及びその装置
JPH1056404A (ja) Cdma同期捕捉回路
JP2760352B1 (ja) Cdma用セルサーチ回路
US8144753B2 (en) Detection device of a spreading code and a timing, and a method thereof
KR100294313B1 (ko) 씨디엠에이수신기
JP4358161B2 (ja) 拡散符号及びタイミング検出装置及びその方法
JP4308105B2 (ja) 同期追従回路
US6516020B1 (en) Correlator and despreading code switching method
KR100393106B1 (ko) 코드 분할 다중 접속시스템의 수신기에서 초기 동기획득장치 및 방법
JP2007252008A (ja) 移動局及び移動局における相関検出方法
US20010036220A1 (en) Receiving device for spread spectrum communication system
KR100205054B1 (ko) 씨디엠에이시스템의 데이터 복조시 피엔코드 동기획득 방법 및 장치
JP2859604B2 (ja) スライディング相関器
JP3369498B2 (ja) Cdma同期装置
JP2914312B2 (ja) 同期捕捉回路
KR100332064B1 (ko) 순환코드를 이용한 파일럿/트래픽 채널신호 전송장치 및 그 방법과 그에 따른 기지국 코드 획득장치 및 그 방법
JP3992459B2 (ja) 受信装置、受信方法、および、半導体装置
JP2000312168A (ja) 符号分割多重アクセス基地局
KR100354164B1 (ko) 신호 복조 장치
JP2001251216A (ja) 同期捕捉回路および同期捕捉方法
JP3143551B2 (ja) スペクトラム拡散信号の同期追従装置
JP4022732B2 (ja) 遅延プロファイル決定方法および装置

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20040324

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040810

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20041006

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20041102

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20041228

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050510

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050705

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060314

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20061114

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20061115

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101124

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101124

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111124

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111124

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121124

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121124

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131124

Year of fee payment: 7

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees