JP4358161B2 - 拡散符号及びタイミング検出装置及びその方法 - Google Patents
拡散符号及びタイミング検出装置及びその方法 Download PDFInfo
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Description
1.止り木チャネルの拡散符号が各基地局共通の場合は逆拡散タイミングはこの共通の符号の一部をマッチドフィルタ等の相関器で相関値の検出を行い、最大の相関値となるタイミングを同期タイミングとして検出することができる。
2. 止り木チャネルの拡散符号にいくつかの候補がある場合は、候補となる拡散符号全てに対して上記1の動作を行うことで最大の相関値となる拡散符号とタイミングを同期タイミングとして検出することができる。なお、CDMA通信を含むスペクトラム拡散通信においては、拡散符号と逆拡散符号とは符号としては同じ物である。
3.止り木チャネルの拡散符号の一部が各基地局共通の場合は、はじめに各基地局共通の符号により逆拡散タイミングを補足し、次に共通でない符号に対していくつかの候補の拡散符号で逆拡散し、各基地局共通でない符号を検出することもできる。
主に符号発生回路8、スライディング相関器3、メモリ2、積分回路5、比較器6、タイミング符号保持回路7からなる。なお、以下の説明において、前述した意味での複素信号を処理する構成を説明する。
1.止り木チャネルの受信複素信号をA/D変換器1でデジタル信号に変換した後、電圧値をメモリ2に保存する。メモリ2から順次電圧データを読み出し、スライディング相関器3により逆拡散する。このとき符号発生回路8は共通の拡散符号を順次タイミングをシフトして発生する。電力化器4で、複素信号の2乗絶対値を生成する。雑音の影響を低減するため積分回路5で複数のシンボルに対し積算し、実質的な平均化を行う。比較器6により最大の、または、大きなものからm個のタイミングを逆拡散タイミングとしてタイミング符号保持回路7に保持する。
2.各基地局に固有の拡散符号で拡散された複素信号に対し、手順1で検出したm通りのタイミングに対して、順次候補となる符号によりスライディング相関器3を用いて相関値を検出する。このとき符号発生回路8は基地局固有の拡散符号の候補k通りを発生する。
3.比較器6により相関出力が大きなものからn個の拡散符号を検出する。タイミングと符号と相関値を、タイミング符号保持回路7に保持する。3で得られた最大の相関値が得られるタイミングおよび符号を、逆拡散タイミング及び基地局の符号として逆拡散符号及び逆拡散タイミングの検出を終了する。なお、複数のスライディング相関器を用い、それぞれに異なるタイミングでの逆拡散を平行して行わせることによって、処理時間を短縮することもできる。
図3は、第1の実施形態のメモリアクセス動作を行う構成を説明する図である。同図において、図1と同じ構成要素には同じ参照符号を付している。
1.止り木チャネルの受信複素信号をA/D変換器1でデジタル信号に変換したものの電圧値をメモリ2に保存する。メモリ2から順次電圧データを読み出し、マッチドフィルタ30により逆拡散する。IフェーズとQフェーズの信号の逆拡散結果を電力化器4で電力値に変換する。そして、雑音の影響を低減するため積分回路5で複数のシンボルにわたって積算し、実質的な平均化を行う。比較器6により最大の、または、大きなものから、または基準値以上のm個のタイミングを逆拡散タイミングとしてタイミング符号保持回路7に保持する。
2.次に、各基地局固有の拡散符号で拡散された複素信号を、手順1で検出したm通りのタイミングに対して、順次候補となる符号によりマッチドフィルタ30を用いて相関値を検出する。このとき符号発生回路8は基地局固有の拡散符号の候補k通りを発生する。
3.比較器6により相関出力が大きなものからn個の拡散符号を検出する。タイミングと符号と相関値を、タイミング符号保持回路7に保持する。3で得られた最大の相関値が得られるタイミングおよび符号を、逆拡散タイミング及び基地局の符号として逆拡散符号及び逆拡散タイミングの検出を終了する。なお、複数のマッチドフィルタ30を用いて、複数の逆拡散符号に対し平行して処理を行い、処理時間を短縮することもできる。
なお、同図において、前述の構成要素と同じ構成要素には同じ参照符号を付してある。主に符号発生回路8−1、8−2、マッチドフィルタ30、スライディング相関器30、メモリ2、メモリ41、比較器6、スイッチ42、タイミング符号保持回路7からなる。
1.先ず、止り木チャネルの検出において、スイッチ42で入力0を選択する。受信複素信号をマッチドフィルタにより共通の拡散符号を検出する。IフェーズとQフェーズの信号を電力化器4−1によって電力化する。雑音の影響を低減するためメモリ41と加算器40を用いて積分器とし、同一タイミングの信号の平均化を行う。メモリ41には電力として保存する。積算による平均化終了後、メモリ41から順次電力データを読み出し、比較器42により最大の、または、大きなものから、または基準値以上のm個のタイミングを逆拡散タイミングとしてタイミング符号保持回路7に保持する。
2.各基地局固有の符号の検出において、スイッチ42で入力1を選択する。受信複素信号の電圧値をメモリ2に保存する。メモリ2保存後、手順1で検出したm通りのタイミングに対して、順次候補となる符号によりスライディング相関器3を用いて相関値を検出する。
3.比較器3により相関出力が大きなものからn個の拡散符号を検出する。タイミングと符号と相関値を、タイミング符号保持回路7に保持する。3で得られた最大の相関値が得られるタイミング及び符号を、逆拡散タイミング及び基地局の符号として逆拡散符号および逆拡散タイミングの検出を終了する。
1.先ず、止り木チャネルの受信において、スイッチ51で入力0を選択する。スイッチ52で入力0を選択する。受信複素信号をマッチドフィルタ30により共通の拡散符号を検出する。電力化器4−1で信号を電力化する。そして、雑音の影響を低減するためメモリ50と加算器40を用いて積分器とし、同一タイミングの信号の平均化を行う。メモリ50には電力として保存する。平均化終了後、メモリ50から順次電力データを読み出し、比較器6により最大の、または、大きなものから、または基準値以上のm個のタイミングを逆拡散タイミングとしてタイミング符号保持回路に保持する。
2.次に、各基地局に固有の符号を検出する際に、スイッチ51で入力1を選択する。スイッチ52で入力1を選択する。受信複素信号の電圧値をメモリ50に保存する。メモリ50に保存の後、手順1で検出したm通りのタイミングに対して、順次候補となる符号によりスライディング相関器3を用いて相関値を検出する。
3.比較器6により相関出力が大きなものからn個の拡散符号を検出する。タイミングと符号と相関値を、タイミング符号保持回路7に保持する。3で得られた最大の相関値が得られるタイミング及び符号を、逆拡散タイミング及び基地局の符号として逆拡散符号及び逆拡散タイミングの検出を終了する。
2、41、50 メモリ
3 スライディング相関器
4、4−1、4−2 電力化器
5 積分回路
6 比較器
7 タイミング符号保持回路
8、8−1、8−2 符号発生回路
10 乗算器
11、40 加算器
12、13 フリップフロップ
20 セレクタ
21 書き込み用カウンタ
22 読み出し用カウンタ
23 制御部
30 マッチドフィルタ
42、51、52 スイッチ
Claims (4)
- 受信信号と所定の拡散符号との間で相対的にタイミングをずらして相関を求める第1相関算出を行い、該第1相関算出により得られたタイミングに基づいて複数種類の拡散符号との間で相関を求める第2相関算出を行う、直接拡散CDMAに対応した移動局において、
受信信号を少なくとも前記第1相関算出から、前記第2相関算出が行われるまで記憶する記憶部と、
前記第1相関算出に用いられた前記記憶部に記憶された受信信号を再び読み出して前記第2相関算出に用いる制御部と、
を備えたことを特徴とする移動局。 - 受信信号と複数の基地局で共通の拡散符号との間で相対的にタイミングをずらして相関を求める第1相関算出を行い、該第1相関算出により得られたタイミングに基づいてN通り(Nは、2以上)の拡散符号との間で相関を求める第2相関算出を行って、前記タイミングで受信された信号を送信した基地局がN通りのうちのいずれに該当するか特定する、直接拡散CDMAに対応した移動局において、
受信信号を少なくとも前記第1相関算出から、前記第2相関算出が行われるまで記憶する記憶部と、
前記第1相関算出に用いられた前記記憶部に記憶された受信信号を再び読み出して前記第2相関算出に用いる制御部と、
を備えたことを特徴とする移動局。 - 受信信号と所定の共通の拡散符号との間で相対的にタイミングをずらして相関を求める第1相関算出を行い、該第1相関算出により得られたタイミングに基づいて複数種類の拡散符号との間で相関を求める第2相関算出を行う、直接拡散CDMAに対応した移動局において、
受信信号を記憶する記憶部と、
該第1相関算出のために行う前記受信信号と前記所定の共通の拡散符号との間の演算は、該受信信号を該記憶部に記憶せずに行い、該第2相関算出は、前記第1相関算出後に該記憶部に記憶した受信信号を用い、かつ、前記第1相関算出により得られた複数のタイミングについて相関を求めることを許容する制御部とを備え、
前記第1相関算出は、前記受信信号と前記所定の共通の拡散符号との間で相対的にタイミングをずらして、各基地局がそれぞれ所定の間隔で送信した信号との相関を求めることである、
ことを特徴とする移動局。 - 受信信号と所定の拡散符号との間で相対的にタイミングをずらして相関を求める第1相関算出を行い、該第1相関算出により得られたタイミングに基づいて複数種類の拡散符号との間で相関を求める第2相関算出を行う、直接拡散CDMAに対応した移動局における相関検出方法において、
受信信号を少なくとも前記第1相関算出から、前記第2相関算出が行われるまで記憶するステップと、
前記第1相関算出に用いられた前記記憶部に記憶された受信信号を再び読み出して前記第2相関算出を行うステップと、
を備えたことを特徴とする相関検出方法。
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