JP2000114068A - 変圧器のコイル締付構造 - Google Patents
変圧器のコイル締付構造Info
- Publication number
- JP2000114068A JP2000114068A JP10296256A JP29625698A JP2000114068A JP 2000114068 A JP2000114068 A JP 2000114068A JP 10296256 A JP10296256 A JP 10296256A JP 29625698 A JP29625698 A JP 29625698A JP 2000114068 A JP2000114068 A JP 2000114068A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- coil
- presser plate
- transformer
- iron core
- fastening
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N Iron Chemical group [Fe] XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims abstract description 15
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 claims 1
- 239000012212 insulator Substances 0.000 abstract description 5
- 230000008602 contraction Effects 0.000 abstract description 4
- 238000001035 drying Methods 0.000 abstract description 2
- 125000006850 spacer group Chemical group 0.000 description 2
- 239000011810 insulating material Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Coils Of Transformers For General Uses (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 変圧器のコイル締付構造において、コイルの
ずれを防止するため、コイル端面全体を均一に締付ける
ことができるコイル押え板の構造を提供する。 【解決手段】 コイル押え８とコイル押え９を部分的に
重ね合わせることで、クランプ４でコイル押え板を締付
けた際、コイル端面全体を均一に締付けることができる
ようにする。
ずれを防止するため、コイル端面全体を均一に締付ける
ことができるコイル押え板の構造を提供する。 【解決手段】 コイル押え８とコイル押え９を部分的に
重ね合わせることで、クランプ４でコイル押え板を締付
けた際、コイル端面全体を均一に締付けることができる
ようにする。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、変圧器のコイル締
付け構造に関する。
付け構造に関する。
【０００２】
【従来の技術】変圧器のコイルは、コイルに電磁機械力
が発生した場合のコイルのずれを防止するために、コイ
ルの上下端面にコイル押え板を備えている。図３及び図
４はコイル押え板を備えた従来の変圧器中身の一例であ
る。コイル押え板５，６，７は、普通、絶縁物により形
成され、コイル端面の形状に合わせて分割した形で配置
されている。鉄心のない部分のコイル押え板５，６は、
スタッド３で連結された上下のクランプ４で締付けられ
ている。鉄心のヨーク部分のコイル押え板７は鉄心２の
内側に配置されるため、コイル押え板５，６を配置する
前に、鉄心２とコイル１の間にできるすき間に打ち込ん
で差し込む構造となっている。
が発生した場合のコイルのずれを防止するために、コイ
ルの上下端面にコイル押え板を備えている。図３及び図
４はコイル押え板を備えた従来の変圧器中身の一例であ
る。コイル押え板５，６，７は、普通、絶縁物により形
成され、コイル端面の形状に合わせて分割した形で配置
されている。鉄心のない部分のコイル押え板５，６は、
スタッド３で連結された上下のクランプ４で締付けられ
ている。鉄心のヨーク部分のコイル押え板７は鉄心２の
内側に配置されるため、コイル押え板５，６を配置する
前に、鉄心２とコイル１の間にできるすき間に打ち込ん
で差し込む構造となっている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、コイル
全体の乾燥処理を行った際、絶縁物の収縮のために、コ
イル押え板５，６，７にゆるみが生じる。対策として、
乾燥後にクランプ４の増締め作業を行っているが、従来
技術のコイル締付構造では、鉄心のない部分のコイル押
え板５と６は締付できるが、鉄心のヨーク部分のコイル
押え板７は鉄心２とコイル１の間に差し込む構造となっ
ており、クランプと接触していないため締付けることが
できない。そのため、絶縁物の収縮でできたすき間に新
たに絶縁物のスペーサー（図示しない）を差し込み、調
整を行っている。
全体の乾燥処理を行った際、絶縁物の収縮のために、コ
イル押え板５，６，７にゆるみが生じる。対策として、
乾燥後にクランプ４の増締め作業を行っているが、従来
技術のコイル締付構造では、鉄心のない部分のコイル押
え板５と６は締付できるが、鉄心のヨーク部分のコイル
押え板７は鉄心２とコイル１の間に差し込む構造となっ
ており、クランプと接触していないため締付けることが
できない。そのため、絶縁物の収縮でできたすき間に新
たに絶縁物のスペーサー（図示しない）を差し込み、調
整を行っている。
【０００４】そこで本発明の目的は、コイル全体を均一
に締付け、電磁機械力に対する強度に優れたコイル締付
構造を提供することにある。
に締付け、電磁機械力に対する強度に優れたコイル締付
構造を提供することにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、鉄心のヨーク部分に配置されるコイル押え板の両端
部を鉄心のない部分に配置されるコイル押え板と重なり
合う構造としたことを特徴とする。このような構造にす
ると、クランプの締付けを行うことで、コイル押え板全
部を同時に締付ることができることにより、コイル全体
を均一に締付けることができる。
に、鉄心のヨーク部分に配置されるコイル押え板の両端
部を鉄心のない部分に配置されるコイル押え板と重なり
合う構造としたことを特徴とする。このような構造にす
ると、クランプの締付けを行うことで、コイル押え板全
部を同時に締付ることができることにより、コイル全体
を均一に締付けることができる。
【０００６】
【発明の実施の形態】以下、本発明による変圧器のコイ
ル締付構造の一実施の形態について、図面を参照して説
明する。図１は、本発明のコイル押え板を備えた変圧器
中身の一実施の形態例を示し、（ａ）は平面図、（ｂ）
は正面図である。図２は本発明のクランプの締付状態を
示し、（ａ）は平面図、（ｂ）は正面図である。コイル
押え５，８，９は、コイル１の上下端面に配置されてい
る。コイル１と鉄心２のヨーク部分の間に配置されるコ
イル押え板９の両端部は、コイル押え板８と重なり合う
寸法とする。さらにコイル押え板８は、コイル押え板９
の形状に合わせ切り欠き、コイル押え板８とコイル押え
板９の両端が部分的に重なり合う構造とする。このよう
な構造にすると、コイル全体の乾燥処理後、絶縁物の収
縮によりコイル押え板５，８，９にゆるみが生じた場
合、クランプ４の増締めを行うことで、コイル押え板９
はコイル押え板８を介して締付ることができるため、コ
イル押え板５，８，９全部を同時に締付けることによ
り、コイル全体を均一に締付けることができる。
ル締付構造の一実施の形態について、図面を参照して説
明する。図１は、本発明のコイル押え板を備えた変圧器
中身の一実施の形態例を示し、（ａ）は平面図、（ｂ）
は正面図である。図２は本発明のクランプの締付状態を
示し、（ａ）は平面図、（ｂ）は正面図である。コイル
押え５，８，９は、コイル１の上下端面に配置されてい
る。コイル１と鉄心２のヨーク部分の間に配置されるコ
イル押え板９の両端部は、コイル押え板８と重なり合う
寸法とする。さらにコイル押え板８は、コイル押え板９
の形状に合わせ切り欠き、コイル押え板８とコイル押え
板９の両端が部分的に重なり合う構造とする。このよう
な構造にすると、コイル全体の乾燥処理後、絶縁物の収
縮によりコイル押え板５，８，９にゆるみが生じた場
合、クランプ４の増締めを行うことで、コイル押え板９
はコイル押え板８を介して締付ることができるため、コ
イル押え板５，８，９全部を同時に締付けることによ
り、コイル全体を均一に締付けることができる。
【０００７】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、コ
イル上下の端面全体を均一に締付けることができるた
め、コイルに電磁機械力が発生した場合の強度が向上
し、コイルずれを防止することができる。また、コイル
乾燥後は、クランプの増締めのみですべてのコイル押え
板を締付けることができるため、スペーサの追加作業を
省略できるという効果がある。
イル上下の端面全体を均一に締付けることができるた
め、コイルに電磁機械力が発生した場合の強度が向上
し、コイルずれを防止することができる。また、コイル
乾燥後は、クランプの増締めのみですべてのコイル押え
板を締付けることができるため、スペーサの追加作業を
省略できるという効果がある。
【図１】本発明のコイル締付構造の一実施の形態例を示
し、（ａ）は平面図、（ｂ）は正面図である。
し、（ａ）は平面図、（ｂ）は正面図である。
【図２】本発明のクランプの締付状態を示し、（ａ）は
平面図、（ｂ）は正面図である。
平面図、（ｂ）は正面図である。
【図３】従来のコイル締付構造の一例を示し、（ａ）は
平面図、（ｂ）は正面図である。
平面図、（ｂ）は正面図である。
【図４】従来のクランプの締付状態を示し、（ａ）は平
面図、（ｂ）は正面図である。
面図、（ｂ）は正面図である。
１ コイル ２ 鉄心 ３ スタッド ４ クランプ ５，６，８ 鉄心のない部分のコイル押え板 ７，９ 鉄心ヨーク部分のコイル押え板
Claims (1)
- 【請求項１】 変圧器のコイルを締付ける構造におい
て、コイルのずれを防止するためのコイル押え板を、鉄
心のヨーク部分のコイル押え板の両端部が、鉄心のない
部分のコイル押え板に重ね合うようにしたことを特徴と
する変圧器のコイル締付構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10296256A JP2000114068A (ja) | 1998-10-05 | 1998-10-05 | 変圧器のコイル締付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10296256A JP2000114068A (ja) | 1998-10-05 | 1998-10-05 | 変圧器のコイル締付構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000114068A true JP2000114068A (ja) | 2000-04-21 |
Family
ID=17831225
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10296256A Pending JP2000114068A (ja) | 1998-10-05 | 1998-10-05 | 変圧器のコイル締付構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000114068A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100381900B1 (ko) * | 2000-10-16 | 2003-05-01 | 삼진변압기 주식회사 | 변압기용 코일 프레임 |
| US7028802B2 (en) | 2002-09-30 | 2006-04-18 | Nissan Motor Co., Ltd. | Seatbelt apparatus for vehicle |
| CN101944427A (zh) * | 2010-09-14 | 2011-01-12 | 保定天威集团有限公司 | 并联电抗器器身整体压装装置 |
-
1998
- 1998-10-05 JP JP10296256A patent/JP2000114068A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100381900B1 (ko) * | 2000-10-16 | 2003-05-01 | 삼진변압기 주식회사 | 변압기용 코일 프레임 |
| US7028802B2 (en) | 2002-09-30 | 2006-04-18 | Nissan Motor Co., Ltd. | Seatbelt apparatus for vehicle |
| CN101944427A (zh) * | 2010-09-14 | 2011-01-12 | 保定天威集团有限公司 | 并联电抗器器身整体压装装置 |
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