JPS6321186Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6321186Y2 JPS6321186Y2 JP16643184U JP16643184U JPS6321186Y2 JP S6321186 Y2 JPS6321186 Y2 JP S6321186Y2 JP 16643184 U JP16643184 U JP 16643184U JP 16643184 U JP16643184 U JP 16643184U JP S6321186 Y2 JPS6321186 Y2 JP S6321186Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- magnet
- yoke
- joining part
- magnetic
- protrusion
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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- 239000000853 adhesive Substances 0.000 description 6
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Landscapes
- Dc Machiner (AREA)
- Permanent Field Magnets Of Synchronous Machinery (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、発電機、電動機等の回転電機の固定
子の励磁用磁石にフエライト磁石を使用する場合
の界磁用磁石の固定構造に関するものである。
子の励磁用磁石にフエライト磁石を使用する場合
の界磁用磁石の固定構造に関するものである。
従来は第1図に示す如くヨーク1に接着剤5に
よつてフエライト磁石3を固定する構成がとられ
ていた。このため次のような不具合を有してい
た。
よつてフエライト磁石3を固定する構成がとられ
ていた。このため次のような不具合を有してい
た。
(i) フエライト磁石は硬く、且、もろいため、接
着、組付工程および運搬工程でカド等が割れ
る。
着、組付工程および運搬工程でカド等が割れ
る。
(ii) 近来小型、高出力化に伴いフエライト磁石は
より高エネルギー化し、これに伴いよりもろく
なり耐衝撃性が劣化し、温度変化の大きい場所
での使用でフエライト磁石がはがれ、該はがれ
は出力特性を劣化させてしまう。
より高エネルギー化し、これに伴いよりもろく
なり耐衝撃性が劣化し、温度変化の大きい場所
での使用でフエライト磁石がはがれ、該はがれ
は出力特性を劣化させてしまう。
(iii) フエライト磁石を接着剤により固着するため
の設備として乾燥炉が必要となると共に接着剤
をフエライト磁石に塗布する量の管理、乾燥炉
の温度管理が必要となり設備および管理費用に
よりコスト高となる。
の設備として乾燥炉が必要となると共に接着剤
をフエライト磁石に塗布する量の管理、乾燥炉
の温度管理が必要となり設備および管理費用に
よりコスト高となる。
本考案は上記欠点を除去し、磁石の割れを発生
しない、又、はがれが発生しても性能劣化の生じ
ない、且、接着剤を必要とせず、非磁性体よりな
る部品を使用して磁石を内面から押圧し、機械的
に固定する固定構造を提供することを目的とす
る。
しない、又、はがれが発生しても性能劣化の生じ
ない、且、接着剤を必要とせず、非磁性体よりな
る部品を使用して磁石を内面から押圧し、機械的
に固定する固定構造を提供することを目的とす
る。
以下図面によつて、4極よりなる電動機の固定
子の場合につき本考案実施の1例を詳細に説明す
る。第2図、第3図は固定子の平面図および縦断
面図を示し、図中、1はヨーク、2はマグネツト
位置決め用突起、3は円弧形状の磁石、4はマグ
ネツトカバーである。図において、ヨーク1は鉄
等の磁性材料よりなる両端開放の円筒形状をな
し、該ヨーク1の軸方向の4ケ所にはヨーク1の
外周から内面に突出した突起2が設けられ、該突
起2には側面形状が矩形形状をなした磁石3の係
合部3aが夫々外挿されて係合されている。又、
前記マグネツトカバー4は、4ケの弧状磁石3の
内面により形成される内径と大略同一の外径の円
筒壁を形成する第1合着部4aおよびヨーク1の
内径と大略同一の外径を有する円筒壁を形成する
第2合着部4bよりなり、アルミ材等又は樹脂材
料等非磁性体を成形した同心段付円筒形状をな
す。このマグネツトカバー4を第1合着部4aの
開放部を上向にしてヨーク1の下方からマグネツ
トカバー4の段部4c内面が弧状磁石3の下面に
接衝する迄嵌挿する。その後、マグネツトカバー
4の第1合着部4aの開放端にて弧状磁石3を
止する。
子の場合につき本考案実施の1例を詳細に説明す
る。第2図、第3図は固定子の平面図および縦断
面図を示し、図中、1はヨーク、2はマグネツト
位置決め用突起、3は円弧形状の磁石、4はマグ
ネツトカバーである。図において、ヨーク1は鉄
等の磁性材料よりなる両端開放の円筒形状をな
し、該ヨーク1の軸方向の4ケ所にはヨーク1の
外周から内面に突出した突起2が設けられ、該突
起2には側面形状が矩形形状をなした磁石3の係
合部3aが夫々外挿されて係合されている。又、
前記マグネツトカバー4は、4ケの弧状磁石3の
内面により形成される内径と大略同一の外径の円
筒壁を形成する第1合着部4aおよびヨーク1の
内径と大略同一の外径を有する円筒壁を形成する
第2合着部4bよりなり、アルミ材等又は樹脂材
料等非磁性体を成形した同心段付円筒形状をな
す。このマグネツトカバー4を第1合着部4aの
開放部を上向にしてヨーク1の下方からマグネツ
トカバー4の段部4c内面が弧状磁石3の下面に
接衝する迄嵌挿する。その後、マグネツトカバー
4の第1合着部4aの開放端にて弧状磁石3を
止する。
これにより、ヨーク1の位置決め用突起2を磁
石3とマグネツトカバー4の段部4cとで挾持す
る状態になり、磁石3はヨーク1に確実に固定さ
れる。
石3とマグネツトカバー4の段部4cとで挾持す
る状態になり、磁石3はヨーク1に確実に固定さ
れる。
尚、第4図は他の実施例を示し、突起2を図の
ように2ケの弧状磁石3の間に設けることも出来
る。
ように2ケの弧状磁石3の間に設けることも出来
る。
本考案は上記に詳述せる如く、磁石は非磁性体
よりなるマグネツトカバーにより被覆されている
ので、組付、運搬工程において割れ、欠けはなく
なる。又、温度変化によるはがれが生じてもマグ
ネツトカバーにより強固に固定されているため脱
落は発生せず出力特性の劣化が防止出来る。更
に、本考案は接着剤を使用しない磁石の機械的固
定構造を採用しているため、乾燥設備は不要とな
ると共に接着剤の塗布量、乾燥温度の管理等が大
巾に軽減される等の利点がある。
よりなるマグネツトカバーにより被覆されている
ので、組付、運搬工程において割れ、欠けはなく
なる。又、温度変化によるはがれが生じてもマグ
ネツトカバーにより強固に固定されているため脱
落は発生せず出力特性の劣化が防止出来る。更
に、本考案は接着剤を使用しない磁石の機械的固
定構造を採用しているため、乾燥設備は不要とな
ると共に接着剤の塗布量、乾燥温度の管理等が大
巾に軽減される等の利点がある。
第1図A,Bは従来例を示す切断側面図および
平面図、第2図は本考案実施の1例を示す平面
図、同じく第3図は縦断面図、第4図は他の実施
例を示す部品説明図である。 主要部の符号の説明、1:ヨーク、2:突起、
3:弧状磁石、3a:係合部、4:マグネツトカ
バー、4a:第1合着部、4b:第2合着部、4
c:段部。
平面図、第2図は本考案実施の1例を示す平面
図、同じく第3図は縦断面図、第4図は他の実施
例を示す部品説明図である。 主要部の符号の説明、1:ヨーク、2:突起、
3:弧状磁石、3a:係合部、4:マグネツトカ
バー、4a:第1合着部、4b:第2合着部、4
c:段部。
Claims (1)
- 磁性材料製の両端開放の円筒で内面に適数のマ
グネツト位置決め用突起を有するヨークと、該ヨ
ークの内面に接して設けられ前記マグネツト位置
決め用突起に係合する係合部を有する複数の磁石
と、前記磁石をヨーク内に押圧支持する非磁性体
製のマグネツトカバーとよりなり、該マグネツト
カバーは同心段付円筒形状で前記磁石の内面に接
する円筒壁状の第1合着部とヨークの内面に圧入
される円筒壁状の第2合着部とこれらを結びヨー
クの突起に係合する段部とが形成せられ、該第1
合着部の開放端において磁石の上端を止するこ
とでヨークの突起を磁石とマグネツトカバーとで
挾持したことを特徴とする回転電機の界磁用磁石
の固定構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16643184U JPS6099875U (ja) | 1984-11-05 | 1984-11-05 | 回転電機の界磁用磁石の固定構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16643184U JPS6099875U (ja) | 1984-11-05 | 1984-11-05 | 回転電機の界磁用磁石の固定構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6099875U JPS6099875U (ja) | 1985-07-08 |
JPS6321186Y2 true JPS6321186Y2 (ja) | 1988-06-10 |
Family
ID=30364364
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16643184U Granted JPS6099875U (ja) | 1984-11-05 | 1984-11-05 | 回転電機の界磁用磁石の固定構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6099875U (ja) |
-
1984
- 1984-11-05 JP JP16643184U patent/JPS6099875U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6099875U (ja) | 1985-07-08 |
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