JPS5932098Y2 - 積鉄心変圧器 - Google Patents

積鉄心変圧器

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Publication number
JPS5932098Y2
JPS5932098Y2 JP4062279U JP4062279U JPS5932098Y2 JP S5932098 Y2 JPS5932098 Y2 JP S5932098Y2 JP 4062279 U JP4062279 U JP 4062279U JP 4062279 U JP4062279 U JP 4062279U JP S5932098 Y2 JPS5932098 Y2 JP S5932098Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plates
core
plate
stacked core
joints
Prior art date
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Expired
Application number
JP4062279U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS55141923U (ja
Inventor
誠 須貝
清久 石川
Original Assignee
株式会社日立製作所
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Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社日立製作所 filed Critical 株式会社日立製作所
Priority to JP4062279U priority Critical patent/JPS5932098Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は鉄心の両側に絶縁物を介して設けられる当板金
具を改良した積鉄心変圧器に関するものである。
一般に鉄心には均一な締圧の確保と、吊下および短絡機
械力が分担できるように第1図〜第3図に示すように継
鉄部当板3aと脚部当板3Cが用いられている。
この当板3 a、3 cは強度を必要とするので金属で
形成されている。
このため、鉄心を構成するけい素鋼板に直接当てるとけ
い素鋼板が損傷を受けたり、鉄心を介して閉回路ができ
事故へ発展することが考えられるので、鉄心と当板との
間にプレスボードなどの絶縁物を介在させている。
また、脚部当板3Cの上下部および継鉄部当板3aの外
側には締付金具4を当接させてボルト5により鉄心を締
付けている。
しかしながら従来の変圧器では鉄心1を構成する鉄板の
継目1bの外側が絶縁物2で押えられるので継目1bに
おける鉄板端の振動を少なくすることができるが機械的
強度をもたせるのは無理であり、また、原価低減の意味
から当板が鉄心の継鉄部・脚部と同等寸法に切断される
ため当板の継目3bと鉄板の継目1bが重なりこの部分
の強度が他と比べて弱くなり、鉄心1に短絡機械力が働
らいた場合にはこの機械力がこの弱い部分に集中して加
わり鉄心全体が変形し易くなる。
本考案は上記の点にかんがみ鉄心強度を高めると共に鉄
心の振動を小さくした変圧器を提供するものである。
詳細について説明すれば第4図〜第6図において2は従
来と同じ絶縁物で、その・継目2bが鉄板の継目1bと
重ならないように設けられる、13aは鉄心の継鉄部に
当接する当板で、継鉄部における鉄板の継目1b間の距
離lより′若干長い長さLを有する。
13Cは鉄心脚部に当接する当板で、脚部の巾Wより若
干狭い巾Wを有し、脚部における鉄心の継目1b間の距
離mより長い長さMを有する。
鉄心の組立に際しては鉄心1の両外面に絶縁物2を当接
させる。
次いで継鉄部の絶縁物2の外面に当板13 aを計8枚
、3本の脚部の絶縁物2の外面に当板13Cを計6枚そ
れぞれ設ける。
その後当板13Cの上下端と当板13aに締付金具4を
当てがってボルト5で締付ける。
繊物2と当板13a。13Cは締付金具4によって鉄心
1の両側に締付固定される。
上記のように構成すれば、第6図に示すように鉄板の各
継目1bは当板同志の継目13bと重ならず、絶縁物2
を介して当板の平面部で押されることになる、従って鉄
心1に短絡機械力等の無理な力が加わっても、この力が
鉄板の継目1bに集中して加わることがない。
またこの継目1bで゛の比較的高い周波数の鉄板振動は
絶縁物によって吸収されるが、比較的低い周波数の鉄板
振動は絶縁物2も同時に振動させる恐れがあるが、本考
案のようにこの継目1bに対応する絶縁物2の外側を当
板の平面部で押圧すればこの絶縁物2の振動をすべて押
えることができ、その結果鉄板の振動をも押えることが
できる。
第7図、第8図にそれぞれ第2実施例、第2実施例を示
す。
第2実施例では鉄心1の4角における当板の端に傾斜部
13 d’、13 e’を設け、これら当板の継目13
gを鉄板の継目1bに対して傾斜させてこの継目1bに
重ねないようにしたものである。
第3実施例では鉄心1の継鉄部と脚部の交差部における
当板13hに継目1bの巾Xより小さい巾Yを有する凹
部13h′を設け、この凹部13h′に脚部の当板13
jの端部を嵌合させこれら当板13 h 、13jの
継目13kを凹凸状にして、継目1bに重ねないように
したものである。
なお、第1実施例、第2実施例の継鉄部に設けた当板1
3a、13dは2個連結しても、よい。
以上の説明から明らかなように本考案によれば積鉄心を
構成する鉄板の継目を鉄心の外側に絶縁物を介して当接
させた当板によって押圧して鉄板と絶縁物を押えたので
、鉄心の機械強度を高めることができると共に鉄板およ
び絶縁板の磁歪振動等をも少なくすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の積鉄心の平面図、第2図はその当板金具
と絶縁物を取除して示す正面図、第3図は第1図A部の
拡大図、第4図は本考案の第1実施例の平面図、第5図
はその絶縁物と締付金具を取除いて示す正面図、第6図
は第4図A′部の拡大図、第7図は第2実施例の正面図
、第8図は第3実施例の正面図である。 1:積鉄心、1b:鉄板継目、13 a 、13 C,
13d。 13e、13h、13 j :当板、13 d’、13
e’:傾斜部、12h’:凹部、13 b、13 g
、13 k :当板同志の継目、3:当板金具、4:締
付金具。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 1.積鉄心、この積鉄心の外面に絶縁物を介して鉄心形
    状に合わせて複数個並置された当板、この当板の外側を
    締付ける締付金具を備えた積鉄心変圧器において、上記
    当板を当板同志の継目が積鉄心を構成する鉄板の継目か
    らずれるように鉄心の外側に設けたことを特徴とする積
    鉄心変圧器。 2、上記当板は上記鉄板の継目間の寸法より長い寸法を
    有することを特徴とする実用新案登録請求の範囲第■項
    記載の積鉄心変圧器。 3、上記当板の互に対向する端部に傾斜部を設け、当板
    同志の継目を上記鉄板の継目の方向に対して傾斜させた
    ことを特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項記載の
    積鉄心変圧器。 4、上記当板の互に対向する端部の一方に凹部と他方に
    凸部を設け、当板同志の継目を凸凹状にしたことを特徴
    とする実用新案登録請求の範囲第1項記載の積鉄心変圧
    器。
JP4062279U 1979-03-30 1979-03-30 積鉄心変圧器 Expired JPS5932098Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP4062279U JPS5932098Y2 (ja) 1979-03-30 1979-03-30 積鉄心変圧器

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JP4062279U JPS5932098Y2 (ja) 1979-03-30 1979-03-30 積鉄心変圧器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS55141923U JPS55141923U (ja) 1980-10-11
JPS5932098Y2 true JPS5932098Y2 (ja) 1984-09-10

Family

ID=28909689

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JP4062279U Expired JPS5932098Y2 (ja) 1979-03-30 1979-03-30 積鉄心変圧器

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JPS55141923U (ja) 1980-10-11

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