JPH01313911A - ギャップ付鉄心形リアクトル - Google Patents
ギャップ付鉄心形リアクトルInfo
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- JPH01313911A JPH01313911A JP14374688A JP14374688A JPH01313911A JP H01313911 A JPH01313911 A JP H01313911A JP 14374688 A JP14374688 A JP 14374688A JP 14374688 A JP14374688 A JP 14374688A JP H01313911 A JPH01313911 A JP H01313911A
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- yoke
- tie rod
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- rod
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- XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N Iron Chemical group [Fe] XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 19
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Landscapes
- Transformers For Measuring Instruments (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の目的〕
(産業上の利用分野)
本発明は鉄心の締付構造を改良したギャップ付鉄心形リ
アクトルに関するものである。
アクトルに関するものである。
(従来の技術)
従来から、ギャップ付鉄心形リアクトルとしては、例え
ば第5図に示すような構成のものが多く用いられてきて
いる。すなわち第5図において、けい素鋼板を積層し、
かつ中心部に積層方向に貫通する穴を設けてブロック鉄
心1を形成し、この複数個のブロック鉄心1を、互いに
その間にギャップ材3を設けて交互に積重ねてギャップ
付鉄心Cを形成している。また、このギャップ付鉄心C
にコイル4を装着し、さらにこのギャップ付鉄心Cの両
端にはこれを挟むようにして、けい素鋼板を積層してな
る上部ヨーク2、および図示しない下部ヨークを当接し
て夫々配設している。さらに、この上部ヨーク2、およ
び図示しない下部ヨークの外側には、上部絶縁板5、お
よび図示しない下部下部絶縁板を、さらにその外側に上
部クランプ6、および図示しない下部クランプを夫々配
設している。そして、ギャップ付鉄心Cの貫通穴に1本
のタイロッド18を挿通し、このタイロッド18にヨー
クを加圧するためのスプリング12を嵌込み、さらにそ
の外側から座金11を介してナツト19で締付けること
により、上部ヨーク2および下部ヨークとギャップ付鉄
心Cとを締付ける構造としている。
ば第5図に示すような構成のものが多く用いられてきて
いる。すなわち第5図において、けい素鋼板を積層し、
かつ中心部に積層方向に貫通する穴を設けてブロック鉄
心1を形成し、この複数個のブロック鉄心1を、互いに
その間にギャップ材3を設けて交互に積重ねてギャップ
付鉄心Cを形成している。また、このギャップ付鉄心C
にコイル4を装着し、さらにこのギャップ付鉄心Cの両
端にはこれを挟むようにして、けい素鋼板を積層してな
る上部ヨーク2、および図示しない下部ヨークを当接し
て夫々配設している。さらに、この上部ヨーク2、およ
び図示しない下部ヨークの外側には、上部絶縁板5、お
よび図示しない下部下部絶縁板を、さらにその外側に上
部クランプ6、および図示しない下部クランプを夫々配
設している。そして、ギャップ付鉄心Cの貫通穴に1本
のタイロッド18を挿通し、このタイロッド18にヨー
クを加圧するためのスプリング12を嵌込み、さらにそ
の外側から座金11を介してナツト19で締付けること
により、上部ヨーク2および下部ヨークとギャップ付鉄
心Cとを締付ける構造としている。
(発明が解決しようとするI!題)
しかしながら、上述のような鉄心の締付構造を有するギ
ャップ付鉄心形リアクトルでは、次のような問題がある
。すなわち、ギャップ付鉄心Cの締付けに、当該ギャッ
プ付鉄心Cの貫通穴を挿通した1本のタイロッド18を
用いていることから。
ャップ付鉄心形リアクトルでは、次のような問題がある
。すなわち、ギャップ付鉄心Cの締付けに、当該ギャッ
プ付鉄心Cの貫通穴を挿通した1本のタイロッド18を
用いていることから。
空間の有効利用を図れるという点では理想的な締付構造
ではあるが、タイロッド18の内部に大きなうず電流積
が生じて、結果的にタイロッド18が過熱するという問
題がある。
ではあるが、タイロッド18の内部に大きなうず電流積
が生じて、結果的にタイロッド18が過熱するという問
題がある。
以上のように、従来の締付構造を有するギャップ付鉄心
形リアクトルにおいては、空間の有効利用を図った理想
的な締付構造ではあるが、ギャップ付鉄心に挿通される
タイロッドの内部に大きなうず電流積が生じてタイロッ
ドが過熱してしまうという問題があった。
形リアクトルにおいては、空間の有効利用を図った理想
的な締付構造ではあるが、ギャップ付鉄心に挿通される
タイロッドの内部に大きなうず電流積が生じてタイロッ
ドが過熱してしまうという問題があった。
本発明は上述のような問題を解決するために成されたも
ので、その目的とするところはギャップ付鉄心の中心に
設けた貫通穴を有効に利用しつつ、しかも大きなうず電
流積によるタイロッドの過熱を生じることなく、ギャッ
プ付鉄心およびヨークの締付けを確実に行なうことが可
能なギャップ付鉄心形リアクトルを提供することにある
。
ので、その目的とするところはギャップ付鉄心の中心に
設けた貫通穴を有効に利用しつつ、しかも大きなうず電
流積によるタイロッドの過熱を生じることなく、ギャッ
プ付鉄心およびヨークの締付けを確実に行なうことが可
能なギャップ付鉄心形リアクトルを提供することにある
。
(課題を解決するための手段)
上記目的を達成するために本発明のギャップ付鉄心形リ
アクトルは、けい素鋼板を積層してなり、中心部に積層
方向に貫通する穴を有する複数個のブロック鉄心を、互
いにギャップを設けて積重ねてギャップ付鉄心を形成し
、このギャップ付鉄心の積重ね方向両端に、けい素鋼板
を積層してなるヨークを当該鉄心に当接して夫々配設し
、上記ギャップ付鉄心の貫通穴に、非磁性材がらなり両
端にネジ溝を有する複数本のタイロッドを挿通して設け
、上記ヨークのタイロッド挿通方向外側に、これらのタ
イロッドがネジ込まれる雌ネジ穴を有し、かつ外周にネ
ジ溝が加工された大径ロッドを配設し、さらにこの大径
ロッドのネジ穴に前記複数本のタイロッドをネジ込み、
がっこの大径ロッドに上記ヨークを加圧するスプリング
を嵌込んでその外側からナツトにより締付ける構成とし
たことを特徴とする。
アクトルは、けい素鋼板を積層してなり、中心部に積層
方向に貫通する穴を有する複数個のブロック鉄心を、互
いにギャップを設けて積重ねてギャップ付鉄心を形成し
、このギャップ付鉄心の積重ね方向両端に、けい素鋼板
を積層してなるヨークを当該鉄心に当接して夫々配設し
、上記ギャップ付鉄心の貫通穴に、非磁性材がらなり両
端にネジ溝を有する複数本のタイロッドを挿通して設け
、上記ヨークのタイロッド挿通方向外側に、これらのタ
イロッドがネジ込まれる雌ネジ穴を有し、かつ外周にネ
ジ溝が加工された大径ロッドを配設し、さらにこの大径
ロッドのネジ穴に前記複数本のタイロッドをネジ込み、
がっこの大径ロッドに上記ヨークを加圧するスプリング
を嵌込んでその外側からナツトにより締付ける構成とし
たことを特徴とする。
(作 用)
上述のギャップ付鉄心形リアクトルにおいては、細い複
数本のタイロッドの端部に取付けた大径ロッドとスプリ
ングおよびナツトが、あたがも大径のロッドがギャップ
付鉄心とヨークを締付けるような作用をしながら、ギャ
ップ付鉄心を挿通する部分では小径の効果でうず電流積
を最小とすることとなり、よってタイロッドが過熱する
ことはない、また、細い複数本のタイロッドは上部のネ
ジ加工長さを路上部大径ロンド長と下部の大径ロッド長
又はタイロッド固定締付板厚さの合計長とし、まずタイ
ロッドを大径ロッドの上部に略下部大径ロッド長又は締
付板厚さ相当分突き出る様にネジ込み、大径ロッドと複
数本のタイロッドを1体のタイロッド群としてヨークお
よびギャップ付鉄心に挿通してから下部側に下部大径ロ
ッド又はタイロッド固定締付板を当接し、次いでタイロ
ッドを大径ロッドからの突出しが減少する側にネジ込め
ば、タイロッドは下部大径ロッド又はタイロッド固定締
付板にもネジ込まれ、大径ロッド−タイロッド−下部大
径ロッド又はタイロッド固定締付板を1体に固定するこ
とができるが、タイロッドを大径ロッド及び下部大径ロ
ッド又はタイロッド固定締付板に固定するのにナツトを
必要としないため、タイロッド間隔を最小とすることが
でき、ギャップ付鉄心の貫通穴及びヨーク挿通穴を最小
として、占有率の高い経済的なりアクドルが得られる。
数本のタイロッドの端部に取付けた大径ロッドとスプリ
ングおよびナツトが、あたがも大径のロッドがギャップ
付鉄心とヨークを締付けるような作用をしながら、ギャ
ップ付鉄心を挿通する部分では小径の効果でうず電流積
を最小とすることとなり、よってタイロッドが過熱する
ことはない、また、細い複数本のタイロッドは上部のネ
ジ加工長さを路上部大径ロンド長と下部の大径ロッド長
又はタイロッド固定締付板厚さの合計長とし、まずタイ
ロッドを大径ロッドの上部に略下部大径ロッド長又は締
付板厚さ相当分突き出る様にネジ込み、大径ロッドと複
数本のタイロッドを1体のタイロッド群としてヨークお
よびギャップ付鉄心に挿通してから下部側に下部大径ロ
ッド又はタイロッド固定締付板を当接し、次いでタイロ
ッドを大径ロッドからの突出しが減少する側にネジ込め
ば、タイロッドは下部大径ロッド又はタイロッド固定締
付板にもネジ込まれ、大径ロッド−タイロッド−下部大
径ロッド又はタイロッド固定締付板を1体に固定するこ
とができるが、タイロッドを大径ロッド及び下部大径ロ
ッド又はタイロッド固定締付板に固定するのにナツトを
必要としないため、タイロッド間隔を最小とすることが
でき、ギャップ付鉄心の貫通穴及びヨーク挿通穴を最小
として、占有率の高い経済的なりアクドルが得られる。
更にタイロッド端部に、タイロッドのネジ谷径以内の太
さの、タイロッドをネジ込むための治具が嵌込める用に
、突起又は穴を設けることにより組立て工作性を高める
ことができる。
さの、タイロッドをネジ込むための治具が嵌込める用に
、突起又は穴を設けることにより組立て工作性を高める
ことができる。
(実施例)
以下、本発明の一実施例についてタイロッドが2本の場
合の図面を参照して説明する。
合の図面を参照して説明する。
第1図は、本発明によるギャップ付鉄心形リアクトルの
構成例を示すものであり、第5図と同一部分には同一符
号を付して示している。また、第2図は第1図構造の途
中組立て工程で、タイロッドを上下部ヨーク及びギャッ
プ付鉄心を挿通して下部大径ロッドに固定する手順を示
す図である。
構成例を示すものであり、第5図と同一部分には同一符
号を付して示している。また、第2図は第1図構造の途
中組立て工程で、タイロッドを上下部ヨーク及びギャッ
プ付鉄心を挿通して下部大径ロッドに固定する手順を示
す図である。
図において、けい素鋼板を積層してなり中心部に積層方
向に貫通する穴を有する複数個のブロック鉄心1を、互
いにギャップ材3を設けて交互に積重ねてギャップ付鉄
心Cを形成している。また、このギャップ付鉄心Cには
コイル4を装着し、ギャップ付鉄心Cの積重ね方向両端
にこれを挟むようにして、けい素鋼板を積層してなる上
部ヨーク2、下部ヨーク21を当該鉄心に当接して夫々
配設し、さらにその外側に上部絶縁板5.下部絶縁板5
1を介して上部クランプ6、下部クランプ61を夫々配
設している。そして、上記ギャップ付鉄心Cおよび上部
ヨーク2.下部ヨーク21の貫通穴には、非磁性材から
なり両端にネジ溝を有する2本のタイロッド7を挿通し
て設けている。
向に貫通する穴を有する複数個のブロック鉄心1を、互
いにギャップ材3を設けて交互に積重ねてギャップ付鉄
心Cを形成している。また、このギャップ付鉄心Cには
コイル4を装着し、ギャップ付鉄心Cの積重ね方向両端
にこれを挟むようにして、けい素鋼板を積層してなる上
部ヨーク2、下部ヨーク21を当該鉄心に当接して夫々
配設し、さらにその外側に上部絶縁板5.下部絶縁板5
1を介して上部クランプ6、下部クランプ61を夫々配
設している。そして、上記ギャップ付鉄心Cおよび上部
ヨーク2.下部ヨーク21の貫通穴には、非磁性材から
なり両端にネジ溝を有する2本のタイロッド7を挿通し
て設けている。
ここでタイロッド7は上部ヨーク2および上部クランプ
6のタイロッド挿通方向外側で、大径ロッド9にネジ込
み固定しており、また下部締付部側も下部ヨーク21お
よび下部クランプ61のタイロッド挿通方向外側で、大
径ロッド13にネジ込み固定している。さらにまた、大
径ロッド9には上部ヨーク2を加圧するスプリング12
を嵌込み、その外側から座金11を介してナツト10に
より締付けている。また下部締付部側も、大径ロッド1
3は座金14を介してナツト10により締付けている。
6のタイロッド挿通方向外側で、大径ロッド9にネジ込
み固定しており、また下部締付部側も下部ヨーク21お
よび下部クランプ61のタイロッド挿通方向外側で、大
径ロッド13にネジ込み固定している。さらにまた、大
径ロッド9には上部ヨーク2を加圧するスプリング12
を嵌込み、その外側から座金11を介してナツト10に
より締付けている。また下部締付部側も、大径ロッド1
3は座金14を介してナツト10により締付けている。
以上のような締付構造を有するギャップ付鉄心形リアク
トルにおいては、上部締付部側のナツト10を締付ける
と、大径ロッド9,13にネジ込み固定されたタイロッ
ド7に張力が夫々加わる。これにより、あたかも大径ロ
ッド9と13が1本のタイロッドの如く、スプリング1
2を介してギャップ付鉄心Cと上部ヨーク2および下部
ヨーク21を強固に締付けることができる。一方、タイ
ロッド7がギャップ付鉄心Cと上部ヨーク2および下部
ヨーク21を挿通する部分では細い2本に分割されてい
るため、小径の効果でうず電流積によってタイロッド7
が過熱する心配はない、また、大径ロッド9および13
は非磁性である必要はなく、JIS規格に規定されてい
る大径ネジにタイロッド7をネジ込むための雌ネジ穴を
設けるのみでよく、さらにナツトlOも同じ(JIS規
格に規定された通常の大径六角ナツトでよいため、極め
て安価な構造とすることができる。さらに、タイロッド
7は大径ロッド9および13にネジ込まれているため、
2本のタイロッド7は大径ロッド9および13の2本の
雌ネジ穴のための機械的最小寸法まで接近させうろこと
から、大径ロッド9および13の径を縮小すると共に、
ギャップ付鉄心Cおよび各ヨーク2,21の貫通穴径を
縮小することができ、結果的に占有率の高い経済的なり
アクドルを得ることが可能となる。さらにまた、細い2
本のタイロッド7の端部に第3図に1例を示す様なネジ
込み用治具が嵌込める穴を設けることにより締付は固定
に関する工作性が極めて容易になる。即ち、第2図の組
立て途中工程図に示す如く、予めネジ込み組合わされた
タイロッド7と大径ロッド9を上、下部ヨーク2,21
及びギャップ付鉄心Cを挿通して配設し。
トルにおいては、上部締付部側のナツト10を締付ける
と、大径ロッド9,13にネジ込み固定されたタイロッ
ド7に張力が夫々加わる。これにより、あたかも大径ロ
ッド9と13が1本のタイロッドの如く、スプリング1
2を介してギャップ付鉄心Cと上部ヨーク2および下部
ヨーク21を強固に締付けることができる。一方、タイ
ロッド7がギャップ付鉄心Cと上部ヨーク2および下部
ヨーク21を挿通する部分では細い2本に分割されてい
るため、小径の効果でうず電流積によってタイロッド7
が過熱する心配はない、また、大径ロッド9および13
は非磁性である必要はなく、JIS規格に規定されてい
る大径ネジにタイロッド7をネジ込むための雌ネジ穴を
設けるのみでよく、さらにナツトlOも同じ(JIS規
格に規定された通常の大径六角ナツトでよいため、極め
て安価な構造とすることができる。さらに、タイロッド
7は大径ロッド9および13にネジ込まれているため、
2本のタイロッド7は大径ロッド9および13の2本の
雌ネジ穴のための機械的最小寸法まで接近させうろこと
から、大径ロッド9および13の径を縮小すると共に、
ギャップ付鉄心Cおよび各ヨーク2,21の貫通穴径を
縮小することができ、結果的に占有率の高い経済的なり
アクドルを得ることが可能となる。さらにまた、細い2
本のタイロッド7の端部に第3図に1例を示す様なネジ
込み用治具が嵌込める穴を設けることにより締付は固定
に関する工作性が極めて容易になる。即ち、第2図の組
立て途中工程図に示す如く、予めネジ込み組合わされた
タイロッド7と大径ロッド9を上、下部ヨーク2,21
及びギャップ付鉄心Cを挿通して配設し。
次いで下部クランプ61の外側に座金14を挟んで大径
ロッド13を当接して、タイロッド7を、上部から端部
穴Aに嵌込んだ治具Bを用いてネジ込み方向に回転させ
れば、タイロッド7は大径ロッド9の部分では下方に移
動し、大径ロッド13の部分では新たにネジ込み結合さ
れ締付は固定に関する作業性が極めて容易である。
ロッド13を当接して、タイロッド7を、上部から端部
穴Aに嵌込んだ治具Bを用いてネジ込み方向に回転させ
れば、タイロッド7は大径ロッド9の部分では下方に移
動し、大径ロッド13の部分では新たにネジ込み結合さ
れ締付は固定に関する作業性が極めて容易である。
またタイロッド7の長さを上下部大径ロッド9゜13よ
り外に出ない長さにすればタイロッド系長さを締付力を
確保するのに必要最小限の上下大径ロッド間寸法とする
ことができりアクドル全体の高さの低減にも有効である
。
り外に出ない長さにすればタイロッド系長さを締付力を
確保するのに必要最小限の上下大径ロッド間寸法とする
ことができりアクドル全体の高さの低減にも有効である
。
尚、本発明は上述した実施例に限定されるものではなく
、次のようにしても同様に実施することができるもので
ある。
、次のようにしても同様に実施することができるもので
ある。
第4図は1本発明の他の実施例によるギャップ付鉄心形
リアクトルの下部締付部の詳細構成例を断面図にて示す
ものであり、第1図および第2図と同一部分には同一符
号を付して示している。すなわち、上記実施例では大径
ロッドを上部締付部および下部締付部側の両方に用いた
が、第4図は大径ロッドを上部締付部側のみに用い、下
部締付部側には用いない場合の下部締付部側の断面構成
例を示したものである。
リアクトルの下部締付部の詳細構成例を断面図にて示す
ものであり、第1図および第2図と同一部分には同一符
号を付して示している。すなわち、上記実施例では大径
ロッドを上部締付部および下部締付部側の両方に用いた
が、第4図は大径ロッドを上部締付部側のみに用い、下
部締付部側には用いない場合の下部締付部側の断面構成
例を示したものである。
第4図においては、第1図の大径ロッド13とナツトl
Oの代わりに厚い鋼製の締付板17を用い、この締付板
17にタイロッド7がネジ込まれる雌ネジ穴を設けてタ
イロッド7をネジ込み固定するようにしている。ここで
、締付板17は下部クランプ61に図示しないボルトで
固定してもよいし、あるいは溶接等によって固定しても
よい。
Oの代わりに厚い鋼製の締付板17を用い、この締付板
17にタイロッド7がネジ込まれる雌ネジ穴を設けてタ
イロッド7をネジ込み固定するようにしている。ここで
、締付板17は下部クランプ61に図示しないボルトで
固定してもよいし、あるいは溶接等によって固定しても
よい。
また、上述の各実施例以外に、タイロッドを予め下部大
径ロッド又は締付板に、それらの下方外側に突き出して
ネジ込み組合せておき、上下ヨーク及びギャップ付鉄心
に下方向から挿通した後に上部大径ロッドを当接し、タ
イロッド下端側でタイロッドを上方にネジ込み固定して
もよい。
径ロッド又は締付板に、それらの下方外側に突き出して
ネジ込み組合せておき、上下ヨーク及びギャップ付鉄心
に下方向から挿通した後に上部大径ロッドを当接し、タ
イロッド下端側でタイロッドを上方にネジ込み固定して
もよい。
その他、本発明はその要旨を変更しない範囲で、種々に
変形して実施することができるものである。
変形して実施することができるものである。
以上説明したように本発明によれば、ギャップ付鉄心の
中心に設けた貫通穴を有効に利用しつつ、しかも大きな
うず電流積によるタイロッドの過熱を生じることなく、
ギャップ付鉄心およびヨークの締付けを確実に行なうこ
とが可能なギャップ付鉄心形リアクトルが提供できる。
中心に設けた貫通穴を有効に利用しつつ、しかも大きな
うず電流積によるタイロッドの過熱を生じることなく、
ギャップ付鉄心およびヨークの締付けを確実に行なうこ
とが可能なギャップ付鉄心形リアクトルが提供できる。
第1図は本発明によるギャップ付鉄心形リアクトルの一
実施例を示す断面図、第2図は同実施例における組立て
手順を示す途中工程の断面図、第3図(aL (b)は
本発明のタイロッド端部のタイロッドネジ込み用治具嵌
込み用突起又は穴の一実施例を示す平面及び断面図、第
4図は本発明の他の実施例による下部締付部の詳細を示
す断面図、第5図は従来のギャップ付鉄心形リアクトル
の構成例を示す断面図である。 1・・・ブロック鉄心 2・・・上部ヨーク3・・
・ギャップ材 4・・・コイル5・・・上部絶縁
板 6・・・上部クランプ7・・・タイロッド
9・・・大径ロッド10・・・ナツト
12・・・スプリング13・・・大径ロッド
17・・・締付板18・・・タイロッド 21・
・・下部ヨーク51・・・下部絶縁板 61・・
・下部クランプC・・・ギャップ付鉄心 代理人 弁理士 則 近 憲 佑 同 第子丸 健 第1図 第2図 (b) 第5図
実施例を示す断面図、第2図は同実施例における組立て
手順を示す途中工程の断面図、第3図(aL (b)は
本発明のタイロッド端部のタイロッドネジ込み用治具嵌
込み用突起又は穴の一実施例を示す平面及び断面図、第
4図は本発明の他の実施例による下部締付部の詳細を示
す断面図、第5図は従来のギャップ付鉄心形リアクトル
の構成例を示す断面図である。 1・・・ブロック鉄心 2・・・上部ヨーク3・・
・ギャップ材 4・・・コイル5・・・上部絶縁
板 6・・・上部クランプ7・・・タイロッド
9・・・大径ロッド10・・・ナツト
12・・・スプリング13・・・大径ロッド
17・・・締付板18・・・タイロッド 21・
・・下部ヨーク51・・・下部絶縁板 61・・
・下部クランプC・・・ギャップ付鉄心 代理人 弁理士 則 近 憲 佑 同 第子丸 健 第1図 第2図 (b) 第5図
Claims (1)
- けい素鋼板を積層してなり中心部に積層方向に貫通す
る穴を有する複数個のブロック鉄心を、互いにギャップ
を設けて積重ねてギャップ付鉄心を形成し、このギャッ
プ付鉄心の積重ね方向両端に、けい素鋼板を積層して成
るヨークをギャップ付鉄心に当接して夫々配設し、前記
ギャップ付鉄心の貫通穴に、非磁性材から成り両端にネ
ジ溝を有する2本以上の複数本のタイロッドを挿通して
設け、前記ヨークのタイロッド挿通方向外側に、タイロ
ッドがネジ込まれる雌ネジ穴を有し、かつ外周にネジ溝
が加工された大径ロッドを配設し、更にこの大径ロッド
のネジ穴に前記複数本のタイロッドをネジ込み、かつこ
の大径ロッドに前記ヨークを加圧するスプリングを嵌込
んでその外側からナットにより締付けて成ることを特徴
とするギャップ付鉄心形リアクトル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14374688A JPH01313911A (ja) | 1988-06-13 | 1988-06-13 | ギャップ付鉄心形リアクトル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14374688A JPH01313911A (ja) | 1988-06-13 | 1988-06-13 | ギャップ付鉄心形リアクトル |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01313911A true JPH01313911A (ja) | 1989-12-19 |
Family
ID=15346052
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14374688A Pending JPH01313911A (ja) | 1988-06-13 | 1988-06-13 | ギャップ付鉄心形リアクトル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01313911A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003513595A (ja) * | 1999-10-22 | 2003-04-08 | ローベルト ボツシユ ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツング | アクチュエータ |
CN103943349A (zh) * | 2014-05-13 | 2014-07-23 | 保定天威保变电气股份有限公司 | 大容量电抗器多点压紧方法及装置 |
-
1988
- 1988-06-13 JP JP14374688A patent/JPH01313911A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003513595A (ja) * | 1999-10-22 | 2003-04-08 | ローベルト ボツシユ ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツング | アクチュエータ |
CN103943349A (zh) * | 2014-05-13 | 2014-07-23 | 保定天威保变电气股份有限公司 | 大容量电抗器多点压紧方法及装置 |
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