JP2527514B2 - 射出成形機の型締方法及び装置 - Google Patents

射出成形機の型締方法及び装置

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mold clamping
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清太 新宅
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C45/00Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
    • B29C45/17Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
    • B29C45/1747Tie-rod connections

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、射出成形機の型締方法
及び装置に関し、特に、タイバーにねじ加工を施すこと
なく型盤とタイバーを締結するための新規な改良に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、用いられていたこの種の射出成形
機の型締装置としては、一般に、図5で示す構成が採用
されていた。すなわち、図5において符号1で示される
ものは型盤であり、この型盤1に形成された取付孔2に
はタイバー3が貫通して設けられている。
【0003】前記取付孔2を貫通したタイバー3のタイ
バーねじ部4にはナット5が螺合されていると共に、こ
のナット5の周縁には軸方向に形成された貫通孔6が形
成されている。前記タイバー3の外端3b上には複数の
ガイド孔7a(図では1個のみしか示していない)を有
する押え板7がナット5のゆるみ止めのために載置さ
れ、このガイド孔7aに挿入された取付ボルト8は前記
貫通孔6を貫通して前記型盤1のねじ孔1aに螺入され
ている。従って、前記タイバー3と型盤1とは、タイバ
ーねじ部4とナット5及び押え板7とボルト8によっ
て、互いに締結されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の射出成形機の型
締装置は、以上のように構成されているため、次のよう
な課題が存在していた。すなわち、タイバーの両端にね
じ加工を施してねじ部を形成しなければならず、かつ、
その加工は高精度が要求されるため、タイバー自体がコ
スト高となっていた。また、型盤とタイバー等からなる
型締装置に型締力を負荷した時、タイバーねじ部に応力
集中が発生し、タイバーの切損等の事故が発生すること
があり、タイバー強度を確保するためには、タイバーの
径を大型化せざるを得ず、その結果、装置全体が大型化
していた。
【0005】本発明は、以上のような課題を解決するた
めになされたもので、特に、タイバーにねじ加工を施す
ことなく型盤とタイバーを締結するようにした射出成形
機の型締方法及び装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明による射出成形機
の型締方法は、型盤とタイバーを締結するようにした射
出成形機の型締方法において、前記タイバーに設けられ
た弾性体の弾性力により前記型盤とタイバーとを締結す
る方法である。
【0007】本発明による射出成形機の型締装置は、型
盤とタイバーを締結するようにした射出成形機の型締装
置において、前記型盤に設けられ前記タイバーが位置す
る凹部と、前記凹部内に設けられ前記タイバーが貫通し
た非平坦状の複数の弾性体と、前記型盤に設けられ前記
タイバーの外端を押圧するための押え板とを備え、前記
弾性体の弾性力を介して前記型盤とタイバーとが締結さ
れるようにした構成である。
【0008】さらに詳細には、前記弾性体は輪状の複数
の皿ばねよりなる構成である。
【0009】さらに詳細には、前記弾性体は、直径方向
に形成された複数のスリットを有する構成である。
【0010】
【作用】本発明による射出成形機の型締方法及び装置に
おいては、型盤に形成された凹部に設けられた弾性体を
貫通してタイバーが設けられ、このタイバーの外端が押
え板によって押えられている。従って、この押え板の押
付け力により弾性体は非平坦状から平坦状に変形してタ
イバーを弾性力を介してクランプする。また、型締装置
に型締力を負荷してタイバーを引抜く方向に荷重が作用
して、弾性体はセルフロック機能を発揮し、より強固に
タイバーを締結することができる。
【0011】
【実施例】以下、図面と共に本発明による射出成形機の
型締方法及び装置の好適な実施例について詳細に説明す
る。なお、従来例と同一又は同等部分については同一符
号を用いて説明する。図1から図4迄は本発明による射
出成形機の型締装置を示すもので、図1は型締装置を示
す一部切欠付き正面図、図2は図1のA部の拡大断面
図、図3は図1の弾性体を示す拡大平面図、図4は図3
のB−B線による断面図である。
【0012】図1において符号1で示されるものは固定
盤10を介して設けられた4本(図には2本のみ示す)
のタイバー3の上部に設けられた第1型盤であり、この
第1型盤1には第1金型部11が設けられている。
【0013】前記各タイバー3の下部には第2型盤12
が設けられていると共に、この第2型盤12には型締ラ
ム13aが設けられ、この型締ラム13aを内装する型
締シリンダ13が固定盤10に設けられている。前記固
定盤10には第2金型部14が設けられている。
【0014】前記各タイバー3と各型盤1,12との締
結構造は、図1のA部及び図2で示すように構成されて
おり、全て同一構造であるため、ここでは前述の図1の
A部のみの構造について述べる。前記タイバー3は前記
第1型盤1に形成された取付孔2を貫通して設けられて
おり、このタイバー3の端部3aは第1型盤1に形成さ
れた凹部15内に位置している。
【0015】前記凹部15内には、全体形状が非平坦状
に形成され、例えば、輪状の皿ばねからなる複数のロッ
クリングとしての弾性体16が積層された状態で設けら
れ、この弾性体16の中心孔16a内にはこのタイバー
3の前記端部3aが貫通した状態で位置している。な
お、この中心孔16aの内径はタイバー3の外径よりや
や大に設定されている。
【0016】前記端部3aには、スペーサリング17を
介して止め輪18が設けられ、このスペーサリング17
と前記凹部15の底部15aとの間に前記弾性体16が
圧接された状態で収容されている。また、前記弾性体1
6は、図3及び図4に示すように、外周部16A及び内
周部16B側から直径方向に沿って複数のスリット16
bが形成されている。
【0017】前記タイバー3の外端3bには、押え板7
が設けられ、この押え板7は、この押え板7のガイド孔
7aを貫通し第1型盤1のねじ孔1a内に螺合された取
付ボルト8(実際には4本用いられている)により第1
型盤1に固定されている。従って、この押え板7の押え
によりタイバー3の第1型盤1からの飛び出しが押えら
れている。
【0018】次に、前述の構成において、取付ボルト8
を締付けることにより、押え板7により各弾性体16は
非平坦形状から平坦形状に変形してタイバー3をクラン
プする。また、図1に示す型締装置20の型締シリンダ
13及び型締ラム13aを介して型締力を負荷して、タ
イバー3を引抜く方向に荷重が作用すると、各弾性体1
6はセルフロック機能を発揮し、より強固にタイバー3
を締結することができる。
【0019】なお、前述の弾性体16は皿ばねを用いた
場合について述べたが、同等の機能を有するものであれ
ば、他の構成のばねを用いることもできる。また、射出
成形機は、縦型の構成について述べたが、縦型に限るこ
となく横型とした場合も同等の効果を得ることができ
る。さらに、この弾性体16は複数枚のロックリングを
重ねた場合について述べたが、1枚構成とすることもで
きる。
【0020】
【発明の効果】本発明による射出成形機の型締方法及び
装置は、以上のように構成されているため、次のような
効果を得ることができる。すなわち、弾性体よりなるば
ね部材の弾性力を介して型盤とタイバーを締結している
ため、従来のように高精度ねじ加工をする必要がなく、
信頼性の向上及びコストダウンを達成することができ
る。また、ねじ加工が不要であるため、従来のねじ部の
応力集中による事故も防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による射出成形機の型締装置を示す一部
切欠付き正面図である。
【図2】図1のA部の拡大断面図である。
【図3】図1の弾性体を示す拡大平面図である。
【図4】図3のB−B線による断面図である。
【図5】従来の型締装置の要部を示す断面図である。
【符号の説明】
1 型盤 3 タイバー 3b 外端 7 押え板 15 凹部 16 弾性体 16b スリット

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 型盤(1)とタイバー(3)を締結するように
    した射出成形機の型締方法において、前記タイバー(3)
    に設けられた弾性体(16)の弾性力により前記型盤(1)と
    タイバー(3)とを締結することを特徴とする射出成形機
    の型締方法。
  2. 【請求項2】 型盤(1)とタイバー(3)を締結するように
    した射出成形機の型締装置において、前記型盤(1)に設
    けられ前記タイバー(3)が位置する凹部(15)と、前記凹
    部(15)内に設けられ前記タイバー(3)が貫通した非平坦
    状の弾性体(16)と、前記型盤(1)に設けられ前記タイバ
    ー(3)の外端(3b)を押圧するための押え板(7)とを備え、
    前記弾性体(16)の弾性力を介して前記型盤(1)とタイバ
    ー(3)とが締結される構成としたことを特徴とする射出
    成形機の型締装置。
  3. 【請求項3】 前記弾性体(16)は輪状の複数の皿ばねよ
    りなることを特徴とする請求項2記載の射出成形機の型
    締装置。
  4. 【請求項4】 前記弾性体(16)は、直径方向に形成され
    た複数のスリット(16b)を有することを特徴とする請求
    項2又は3記載の射出成形機の型締装置。
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ITBI20070014A1 (it) * 2007-10-23 2009-04-24 Thermoplay Spa Piastra di distribuzione perfezionata per uno stampo per lo stampaggio ad iniezione di materiali plastici

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