JP2000110609A - 車両用エンジン自動停止自動再始動装置 - Google Patents

車両用エンジン自動停止自動再始動装置

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JP2000110609A
JP2000110609A JP10285304A JP28530498A JP2000110609A JP 2000110609 A JP2000110609 A JP 2000110609A JP 10285304 A JP10285304 A JP 10285304A JP 28530498 A JP28530498 A JP 28530498A JP 2000110609 A JP2000110609 A JP 2000110609A
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automatic
fuel filler
stop
restart
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Atsushi Tabata
淳 田端
Kojiro Kuramochi
耕治郎 倉持
Shuji Nagano
周二 永野
Hiroshi Tsujii
啓 辻井
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Toyota Motor Corp
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    • F02NSTARTING OF COMBUSTION ENGINES; STARTING AIDS FOR SUCH ENGINES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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    • F02N11/10Safety devices
    • F02N11/101Safety devices for preventing engine starter actuation or engagement
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02NSTARTING OF COMBUSTION ENGINES; STARTING AIDS FOR SUCH ENGINES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F02N11/00Starting of engines by means of electric motors
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    • F02N11/0818Conditions for starting or stopping the engine or for deactivating the idle-start-stop mode
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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    • B60KARRANGEMENT OR MOUNTING OF PROPULSION UNITS OR OF TRANSMISSIONS IN VEHICLES; ARRANGEMENT OR MOUNTING OF PLURAL DIVERSE PRIME-MOVERS IN VEHICLES; AUXILIARY DRIVES FOR VEHICLES; INSTRUMENTATION OR DASHBOARDS FOR VEHICLES; ARRANGEMENTS IN CONNECTION WITH COOLING, AIR INTAKE, GAS EXHAUST OR FUEL SUPPLY OF PROPULSION UNITS IN VEHICLES
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 車両用エンジン自動停止自動再始動装置にお
いて、給油口の開口中はエンジンが自動再始動しないよ
うにすること。 【解決手段】 エンジン自動停止後にバッテリの充電状
態SOCが所定値以下になった場合で給油口が開口され
た場合は、エンジン自動再始動を禁止し(ステップ11
0)、エンジン自動停止とともに実施されていたヒルホ
ールド制御を解除し(ステップ120)、特定の電気負
荷をOFFにする(ステップ130)。一方、エンジン
の自動停止前に給油口が開口された場合はエンジンの自
動停止を禁止する(ステップ180)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、所定の停止条件が
成立したときにエンジンを自動停止すると共に、所定の
再始動条件が成立したときに自動停止したエンジンを自
動再始動する車両用エンジン自動停止自動再始動装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】燃料消費を低減し、排気ガスの排出を減
少するために、車両の運転中に、予め定めた条件におい
てエンジンを停止し、予め定めたエンジン再始動条件に
おいてエンジンを再始動する車両用エンジン自動停止自
動再始動装置、あるいはエコランシステム、が公知であ
る。例えば、特開平9−310629号公報に記載の装
置がある。この様な装置を備える車両では、例えば、車
両が停止しブレーキがかけられているとエンジンが停止
し、ブレーキペダルが解放されるとエンジンが再始動さ
れるようにされている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような装置を備え
る車両では給油所に入り給油をする場合に以下のような
ことが発生する可能性がある。すなわち、給油所に入っ
て車両が停止した場合にエンジンが自動停止せしめら
れ、エンジンが停止したのでイグニッションキーを切ら
ないで燃料給油口を開口して燃料の給油を始めてしま
い、その後ブレーキを解放して、給油中にエンジンが自
動再始動してしまう可能性がある。あるいは、給油所に
入りエンジン停止前に燃料給油口を開口し、その後エン
ジンが自動停止し、同様に、イグニッションキーを切ら
ないで燃料の給油を始めてしまい、その後ブレーキを解
放して、給油中にエンジンが自動再始動することもあり
うる。また、通常このような装置を備える車両ではバッ
テリの充電状態が悪化した場合も自動再始動するように
されているので、上記のような場合にブレーキの解放の
他バッテリの充電状態が悪化して自動再始動してしまう
こともある。
【0004】本発明は上記問題に鑑み、車両用エンジン
自動停止自動再始動装置において給油中のエンジンの自
動再始動を防止することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明に
よれば、所定の停止条件が成立したときにエンジンを自
動停止すると共に、所定の再始動条件が成立したときに
自動停止したエンジンを自動再始動する車両用エンジン
自動停止自動再始動装置が、燃料給油口の開口を検出す
る給油口開口検出手段と、給油口開口検出手段がエンジ
ン自動停止中の給油口の開口を検出した場合にエンジン
の自動再始動を禁止する給油口開口時停止エンジン自動
再始動禁止手段とを、備えて提供され、エンジン自動停
止中に給油口が開口された場合にエンジンの自動再始動
が禁止される。
【0006】請求項2に記載の発明によれば、請求項1
の発明において、再始動条件がバッテリの充電状態の所
定値以下への低下を含み、給油口開口時停止エンジン自
動再始動禁止手段が、エンジン自動停止中のバッテリの
充電状態の所定値以下への低下に基づくエンジン自動再
始動を禁止した場合には電気負荷を軽減するようにした
車両用エンジン自動停止自動再始動装置が提供され、エ
ンジン自動停止中に給油口が開口された場合にバッテリ
の充電状態が所定値以下へ低下してもエンジンの自動再
始動が禁止され、停止中のバッテリの電気負荷が軽減さ
れる。
【0007】請求項3に記載の発明によれば、所定の停
止条件が成立したときにエンジンを自動停止すると共
に、所定の再始動条件が成立したときに自動停止したエ
ンジンを自動再始動する車両用エンジン自動停止自動再
始動装置が、燃料給油口の開口を検出する給油口開口検
出手段と、給油口開口検出手段がエンジン回転中の給油
口の開口を検出した場合にエンジンの自動停止を禁止す
る給油口開口時エンジン自動停止禁止手段とを備えて提
供され、エンジン回転中に給油口が開口された場合にエ
ンジンの自動停止が禁止される。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら本発明
の実施形態を詳細に説明する。図2は本実施形態の駆動
システムを示している。図2において、1は車両に搭載
されるエンジン、2は自動変速機である。このエンジン
1には該エンジン1を再始動させるためのモータ及び発
電機として機能するモータジェネレータ3が、そのクラ
ンク軸1aに、電磁クラッチ26、プーリ22、ベルト
8、プーリ23及び減速機構Rを介して連結されてい
る。
【0009】減速機構Rは、遊星歯車式で、サンギア3
3、キャリア34、リングギア35を含み、ブレーキ3
1、ワンウェイクラッチ32を介してモータジェネレー
タ3及びプーリ23の間に組込まれている。なお、ワン
ウェイクラッチ32はクラッチに置き換えることができ
る。
【0010】自動変速機2用のオイルポンプ19は、従
来通りエンジン1のクランク軸1aに直結されている。
図の符号11,16は補機類で、例えばそれぞれパワー
ステアリング用のポンプ、エアコン用のコンプレッサー
等に相当しており、エンジンのクランク軸1a及びモー
タジェネレータ3とはプーリ9,14とベルト8によっ
て連結されている。
【0011】図2には図示していないが、補機類として
は前記のほかに、エンジンオイルポンプ、エンジンウォ
ータポンプ等も連結されている。符号4はモータジェネ
レータ3に電気的に接続されるインバータである。この
インバータ4はスイッチングにより電力源であるバッテ
リ5からモータジェネレータ3への電気エネルギの供給
を可変にしてモータジェネレータ3の回転速度を可変に
する。また、モータジェネレータ3からバッテリ5への
電気エネルギの充電を行うように切り換える。
【0012】符号7は電磁クラッチ26の断続の制御、
及びインバータ4のスイッチング制御等を行うためのコ
ントローラである。このコントローラへは入力信号とし
て、エアコンSW42からのオン・オフ信号、自動停止
走行モード(エコラン)SW40のオン・オフ信号、エ
ンジン回転速度センサ49からのエンジン回転速度信
号、シフトレバー44のシフトポジションを検出するシ
フトポジションセンサ45からの検出信号、油温を推定
検出するためのセンサの機能を兼ねたエンジン冷却水温
センサ47からの信号、車速センサ50からの車速信
号、フットブレーキセンサ51からのフットブレーキ信
号、ハンドブレーキセンサ52からのハンドブレーキ信
号、給油口センサ53からの給油口の開閉を示す信号な
どが入力される。
【0013】なお、エンジンの自動停止自動再始動、す
なわちエコランを実施している場合に、そのことをドラ
イバに知らせるためのインジケータ46、逆に実施して
いない場合にそのことをドライバに知らせるインジケー
タ48が備えられている。
【0014】エンジン1が自動停止した状態では、コン
トローラ7は電磁クラッチ26に切断の制御信号を出力
しており、プーリ22とエンジン1とは動力非伝達状態
にある。一方、エンジン1が停止中でもエアコンやパワ
ーステアリングは作動させておきたいため、パワーステ
アリング用ポンプ、エアコン用コンプレッサの負荷等が
考慮されたトルクでモータジェネレータ3が回転するよ
うに、コントローラ7はインバータ4に対して相応のス
イッチング信号を出力する。
【0015】なお、このときブレーキ31をオフにし、
電磁クラッチ26をオフとしておく。このような状態と
することにより、モータジェネレータ3とプーリ23は
直結状態となり、補機類11,16等を駆動するのに必
要な回転速度を確保することができる。また、エンジン
が運転されている際に、モータジェネレータ3を発電機
として使用したり、補機類11,16等を駆動したりす
るには、ブレーキ31をオフにし、電磁クラッチ26は
オン状態としておく。このようにすることにより、モー
タジェネレータ3とプーリ23とが直結状態となり、エ
ンジンの回転速度が高くなってもモータジェネレータ3
や補機類1,16等が許容回転速度を超えるのを防止す
ることができる。なお、ワンウェイクラッチ32をワン
ウェイクラッチに置き換えても実質的に上記と同様な作
用が得られる。
【0016】又、エンジン1の復帰の際には、前述した
ようにエンジン再始動条件が多々あるが、シフトポジシ
ョンが「N」ポジションであるときや、「バッテリの充
電容量SOCが低下」する場合などといった走行意思の
ない場合を除き、すぐに走行を開始できるように、エン
ジン再始動と同時に前進クラッチC1を係合させる必要
がある。
【0017】これは、前進クラッチC1が係合されてい
ない状態で、アクセルを踏み込まれるなどといった場合
にエンジン1が吹き上がってしまうことを防ぐためと、
発進時のもたつきを無くすためである。そこで、前進ク
ラッチC1に油圧を供給する際の供給初期に一時的に所
定時間だけ油圧を急速に増圧する急速増圧制御を実行す
るようにしている。ここで、エンジン1が自動停止され
た状態から再始動される際に、前進クラッチC1を適切
な急速増圧制御によって速やかに係合させる構成につい
て説明する。
【0018】図3において、プライマリレギュレータバ
ルブ50で調圧されたライン圧は、マニュアルバルブ5
4を介して最終的には前進クラッチC1に供給される。
ここで、コントローラ7から急速増圧制御の指令を受け
てソレノイド60が切換弁58を開に制御しているとき
は、マニュアルバルブ54を通過したライン圧PLは、
大オリフィス56を通過した後、そのまま前進クラッチ
C1に供給される。なお、この急速増圧制御が実行され
ている段階では、スプリング74のばね定数の設定によ
りアキュムレータ70は機能しない。
【0019】やがて、コントローラ7より急速増圧制御
の終了指令を受けてソレノイド60が切換弁58を遮断
制御すると、大オリフィス56を通過したライン圧PL
は小オリフィス64を介して比較的ゆっくりと前進クラ
ッチC1に供給される(従来と略同等のルート)。ま
た、この段階では、前進クラッチC1に供給される油圧
は比較的高まっているため、アキュムレータ70につな
がっている油路66の油圧がスプリング74に抗してピ
ストン72を図の上方に移動させる。その結果、このピ
ストン72が移動している間、前進クラッチC1に供給
される油圧の上昇が緩和され、前進クラッチC1は非常
に円滑に係合を完了できる。
【0020】図4に前進クラッチC1の油圧の供給特性
を示す。図4において、細線は急速増圧制御を実行しな
かった場合、太線は実行した場合をそれぞれ示してい
る。また、Tfastと付された部分が急速増圧制御を実行
している期間(所定期間)を示している。この期間Tfa
stは、定性的には前進クラッチC1の図示せぬピストン
が、いわゆるクラッチパックを詰める期間に対応し、ま
た、エンジン回転速度が所定のアイドル回転速度に至る
若干前までの期間に対応する。
【0021】もし仮に急速増圧制御を実行しないとする
と、切換弁58をバイパスした従来と略同等のルートで
オイルが供給されるため、前進クラッチC1のピストン
のクラッチパックが詰められるまでの間に時間Tc′が
経過し、図の細線のような経過を辿って時刻t2頃で係
合を完了する。
【0022】なお、図4の表示から明らかなように、急
速増圧制御の開始タイミングTsは、エンジン回転速度
NEが所定値NE1となったときに設定されている。こ
のように、急速増圧制御をエンジンの再始動指令Tcom
と同時に開始させないようにしたのは、エンジン1が回
転速度零の状態から若干立ち上がった状態(NE1程度
の値にまで立ち上がった状態)になるまでの時間T1
が、走行環境によって大きくばらつく可能性があるため
である。もし、急速増圧制御をエンジンの再始動指令T
com と同時に開始させた場合、このばらつきの影響を受
けて、前進クラッチC1は、ときに該急速増圧制御が実
行されている間に係合を開始し、係合ショックが発生す
る虞がある。そこで、ばらつきの大きなエンジンの再始
動直後を避け、エンジンが若干上昇し始めた時点Tsを
急速増圧制御の開始タイミングとすることにより、走行
環境の違いにかかわらず、ばらつきの小さな(安定し
た)オイルの供給制御を実現することができる。
【0023】但し、前述したようにこの急速増圧制御
は、再始動の際にいつでも実行されるわけではなく、例
えばシフトポジションが「N」ポジションであるとき
は、そもそもクラッチを係合させる必要がないため実行
されない。
【0024】次に、車輪ホールド手段としてのヒルホー
ルド制御手段を説明する。車両が停止していてもエンジ
ンが動いていれば、シフトレバーがDポジションにある
限り、前進クラッチC1が係合して、車両を前進させよ
うとするクリープ力が働く。従って、傾斜の緩い登坂路
などでは、このクリープ力で車両が後退するのを防止で
きる。しかし、自動停止始動装置では、車両が停止する
とエンジンを停止してしまうので、クリープ力は働かな
い。従って、停止した位置が登坂路であった場合、ブレ
ーキを強く踏み続けていなければ車両が後退してしまう
こととなる。
【0025】そこで、自動停止条件が揃ったと判断され
たとき、ブレーキ装置のマスタシリンダ液圧を保持して
ブレーキ力を保持することで車輪の回転を抑制するヒル
ホールド制御をおこなう。このヒルホールド制御もま
た、プログラムによりコントローラ7上に実現される。
なお、この実施形態ではヒルホールド制御はアンチロッ
クブレーキ装置(ABS)用のABSアクチュエータ5
4の駆動により行っているが、車輪につながる回転軸を
機械的にロックするものであってもよい。
【0026】このヒルホールド制御による制動力保持
は、変速機が走行ポジションにあるときで、かつ、エン
ジンの自動停止中に、走行を目的としない特定条件によ
ってエンジンの再始動をするとき継続される。
【0027】次に、本実施形態の制御について図1に示
すフローチャートに基づいて説明する。図1において、
ステップ20では各種センサからの入力信号が処理され
る。例えば、シフトポジションの位置、車速等の信号を
受け取る。次に、ステップ30にて、エンジンを自動停
止させるための条件が成立しているかどうかの判定をお
こなうが、その条件とは、車速0、フットブレーキO
N、アクセルONであって、かつ所定時間以上これらの
条件が継続していることが成立しているかどうかであ
る。
【0028】ステップ30で肯定判定された場合にはス
テップ40に進みバッテリ5の充電状態SOCが予め定
めた所定値以下であるかどうかを判定する。ステップ4
0で否定判定された場合、すなわちバッテリ5の充電状
態SOCが予め定めた所定値以上である場合にはステッ
プ50でエンジン1の自動停止の継続を指示し、ステッ
プ60でヒルホールド制御の継続の指示し、ステップ7
0で自動停止自動再始動、すなわち、エコランが作動し
ていることをインジケータ46で表示する。
【0029】一方、ステップ40で肯定判定された場
合、すなわち、エンジン自動停止後にバッテリの充電状
態SOCが予め定めた所定値以下になった場合には、ス
テップ80に進み、燃料の給油口が開であるかどうかが
給油口センサ53からの信号に基づき判定される。ステ
ップ80で否定判定された場合、すなわちエンジン自動
停止後にバッテリの充電状態SOCが予め定めた所定値
以下になった場合で、給油口が開かれていない時は、ス
テップ90に進みエンジンの自動再始動をおこない、ス
テップ100でエンジン自動停止とともに実施されてい
たヒルホールド制御を解除する。そして、エコランの一
連の作動が終了したことから、ステップ140に進みエ
コランが作動してないことをインジケータ46で表示し
てリターンする。
【0030】一方、ステップ80で肯定判定された場
合、すなわちエンジン自動停止後にバッテリの充電状態
SOCが予め定めた所定値以下になった場合で、給油口
が開かれた場合(後述のようにエンジン自動停止前に給
油口が開口された場合は自動停止が禁止される)は、ス
テップ110に進みエンジン自動再始動を禁止し、ステ
ップ120でエンジン自動停止とともに実施されていた
ヒルホールド制御を解除し、ステップ130で特定の電
気負荷、例えば、エアコン、デフォッガ、ヘッドライ
ト、室内灯、室内補機等の車両停止中にOFFにしても
差し支えないような電気負荷をOFFにする。そして、
自動再始動を禁止したことからステップ140に進みエ
ンジンの自動停止自動再始動、すなわちエコランが作動
してないことをインジケータ46で表示してリターンす
る。
【0031】一方、ステップ30で否定判定された場
合、すなわち、車速0、フットブレーキON、アクセル
ONであって、かつ所定時間以上これらの条件が継続し
ていることのいずれか1つでも満足していない場合に
は、ステップ150に進み前述のステップ80と同様に
燃料の給油口が開であるかどうかが給油口センサ53か
らの信号に基づき判定される。
【0032】ステップ150で肯定判定された場合はス
テップ160に進みエンジンが自動停止中であるかどう
かが判定されるが、このステップ160を設けたのは、
エンジンの自動停止後にエンジンの自動停止条件が満足
されなくなった場合に対処するためである。そして、上
述のようにエンジンの自動停止後にエンジンの自動停止
条件が満足されなくなった場合はステップ160で肯定
判定されステップ170に進みエンジンの自動再始動を
禁止する。一方、ステップ160で否定判定された場合
は、エンジンの自動停止前に給油口が開口された場合で
あるので、ステップ180に進みエンジンの自動停止を
禁止する。
【0033】ステップ170に進んだ場合はエコランの
作動を途中で中止する場合であり、ステップ180に進
んだ場合はエコランの作動に入ることを禁止した場合で
あるので、いずれの場合も、ステップ140に飛びエコ
ラン作動を実施してないことをインジケータ46で表示
してリターンする。また、ステップ150で否定判定さ
れた場合は、エンジンの自動停止条件が満足されておら
ず、給油口が開いていない場合であるが、これもエコラ
ン作動を実施していないのでステップ140に飛びエコ
ランが作動してないことをインジケータ46で表示して
リターンする。上記の制御によりこの実施形態において
は燃料の給油口が開いている時のエンジンの自動再始動
が防止される。
【0034】
【発明の効果】各請求項に記載の発明によれば、所定の
停止条件が成立したときにエンジンを自動停止すると共
に、所定の再始動条件が成立したときに自動停止したエ
ンジンを自動再始動する車両用エンジン自動停止自動再
始動装置において、燃料の給油口が開いている場合にエ
ンジンが自動再始動することが防止される。特に請求項
1のようにすればエンジンが自動停止中に燃料の給油口
が開かれた場合のエンジンの自動再始動が防止され、請
求項3のようにすればエンジンの自動停止前に燃料の給
油口が開かれた場合にエンジンの自動停止を禁止するこ
とにより自動再始動が防止される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る車両のエンジン再始動時の制御の
制御フロー例を示す流れ図。
【図2】本発明が適用された車両のエンジン駆動装置の
システム構成図。
【図3】前進クラッチのオイルの供給特性等を時間軸に
沿って示した線図。
【図4】急速増圧制御を実行するための油圧制御装置の
要部を示す油圧回路図。
【符号の説明】
1…エンジン 2…自動変速機 3…モータジェネレータ 4…インバータ 5…バッテリ 7…コントローラ 19…オイルポンプ 40…エコランSW 42…エアコンSW 44…シフトレバー 45…シフトポジションセンサ 46…エンジン自動停止中インジケータ 47…エンジン冷却水温センサ 49…エンジン回転速度センサ 50…車速センサ 51…フットブレーキセンサ 52…ハンドブレーキセンサ 53…給油口センサ 54…ABSアクチュエータ R…減速機構
フロントページの続き (72)発明者 永野 周二 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内 (72)発明者 辻井 啓 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内 Fターム(参考) 3G084 BA11 BA33 BA34 BA35 BA36 CA01 CA07 EA07 EA11 FA00 FA05 FA06 FA10 3G092 AC03 BB10 CA02 CB05 EA14 FA30 GA01 GA10 GB10 HF00Z HF02Z HF08Z HF13Z HF26Z 3G093 AA05 BA21 BA22 BA24 CA02 DA06 DB00 DB06 DB12 DB15 DB23 EB00 FA11 FB02 FB05

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の停止条件が成立したときにエンジ
    ンを自動停止すると共に、所定の再始動条件が成立した
    ときに自動停止したエンジンを自動再始動する車両用エ
    ンジン自動停止自動再始動装置において、 燃料給油口の開口を検出する給油口開口検出手段と、 給油口開口検出手段がエンジン自動停止中の給油口の開
    口を検出した場合にエンジンの自動再始動を禁止する給
    油口開口時停止エンジン自動再始動禁止手段とを、 備えることを特徴とする車両用エンジン自動停止自動再
    始動装置。
  2. 【請求項2】 再始動条件がバッテリの充電状態の所定
    値以下への低下を含み、 給油口開口時停止エンジン自動再始動禁止手段が、エン
    ジン自動停止中のバッテリの充電状態の所定値以下への
    低下に基づくエンジン自動再始動を禁止した場合には電
    気負荷を軽減することを特徴とする請求項1に記載の車
    両用エンジン自動停止自動再始動装置。
  3. 【請求項3】 所定の停止条件が成立したときにエンジ
    ンを自動停止すると共に、所定の再始動条件が成立した
    ときに自動停止したエンジンを自動再始動する車両用エ
    ンジン自動停止自動再始動装置において、 燃料給油口の開口を検出する給油口開口検出手段と、給
    油口開口検出手段がエンジン回転中の給油口の開口を検
    出した場合にエンジンの自動停止を禁止する給油口開口
    時エンジン自動停止禁止手段とを備えることを特徴とす
    る車両用エンジン自動停止自動再始動装置。
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