JPH11348607A - エンジンの自動停止始動装置 - Google Patents

エンジンの自動停止始動装置

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Publication number
JPH11348607A
JPH11348607A JP16573598A JP16573598A JPH11348607A JP H11348607 A JPH11348607 A JP H11348607A JP 16573598 A JP16573598 A JP 16573598A JP 16573598 A JP16573598 A JP 16573598A JP H11348607 A JPH11348607 A JP H11348607A
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JP
Japan
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engine
automatic stop
braking force
stopped
transmission
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Application number
JP16573598A
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English (en)
Inventor
Atsushi Tabata
淳 田端
Shuji Nagano
周二 永野
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Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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Publication date
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  • Control Of Vehicle Engines Or Engines For Specific Uses (AREA)
  • Control Of Driving Devices And Active Controlling Of Vehicle (AREA)
  • Regulating Braking Force (AREA)
  • Output Control And Ontrol Of Special Type Engine (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】エンジンの自動停止・再始動を行うにあたり、
エンジンの再始動時のクリープ力を抑えて、走行を目的
としない発進を防止する。 【解決手段】所定条件でエンジンを自動停止・再始動す
る自動停止始動装置において、自動停止中に車両の制動
力を車輪ホールド手段により保持し、変速機が走行ポジ
ションにあるときで、かつ、エンジンの自動停止中に、
走行を目的としない特定条件によってエンジンの再始動
をするとき、例えば、Dポジションのまま自動停止し、
その後バッテリ容量が所定値以下となって、充電のため
にエンジンを再始動するとき、前記車輪ホールド手段に
よる制動力の保持をそのまま車輪ホールド継続手段によ
り継続することで、発進を抑える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、走行中にエンジン
の自動停止と自動始動とを実行することにより、燃料を
節約し、あるいは排気エミッションを低減させる自動停
止始動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、走行時に、例えば交差点等で自動
車が停車した場合、所定の停止条件下でエンジンを自動
停止させ、その後、所定の始動条件下、例えばアクセル
ペダルを踏み込んだときに、エンジンを再始動させるこ
とにより、燃料を節約したり、排気エミッションを低減
させる自動停止始動装置が例えば特開昭60−1257
38号などで知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような装置では、
車両が停車してエンジンが自動停止した場合で、しか
も、シフトポジションがD(ドライブ)ポジションなど
の走行ポジションにあるとき、変速機の前進クラッチ係
合によりいわゆるクリープ力が発生する。
【0004】このクリープ力がエンジン始動とともに発
生するのは当然であるが、何らかのマニュアル操作を伴
わずに、自動でエンジン停止から再始動へと復帰する場
合にその発生に違和感を覚える可能性があった。
【0005】本発明は、このような問題に鑑みなされた
もので、エンジンの自動停止始動装置において、変速機
が走行ポジションにあるとき、エンジンの再始動で発生
したクリープ力による違和感をなくすことを課題とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記課題を解
決するため、以下のような手段を採用した。
【0007】すなわち、本発明では、所定条件でエンジ
ンを自動停止・再始動する自動停止始動装置において、
自動停止中に車両の制動力を保持する車輪ホールド手段
と、変速機が走行ポジションにあるときで、かつ、エン
ジンの自動停止中に、走行を目的としない特定条件によ
ってエンジンの再始動をするとき、前記車輪ホールド手
段による制動力の保持を継続する車輪ホールド継続手段
と、を備えたことを特徴とする。
【0008】エンジンを自動停止する条件としては、車
速がゼロ、ブレーキペダルオン、アクセルオフ、かつシ
フトレバーのポジションがNまたはDにあること、ある
いは、ブレーキペダルがオフであっても、シフトレバー
のポジションがPにあることなどが一例として挙げられ
る。従って、交差点などでブレーキが踏まれ、車両が一
時停止した場合、あるいは、駐車場での停車時、自動停
止始動装置によりエンジンが停止する。
【0009】エンジンが停止すると、車輪ホールド手段
により自動停止中の車両の制動力を保持する。
【0010】次いで、エンジンの再始動条件が揃うと、
エンジンが再始動する。エンジンの再始動条件として
は、例えば、再発進のため、ブレーキペダルが離され、
アクセルが踏み込まれたこと、あるいは、自動停止後、
バッテリー容量が所定値以下となった場合などである。
【0011】本発明でいう、シフトポジションが走行ポ
ジションにあるときで、かつ、エンジンの自動停止中
に、走行を目的としない特定条件によってエンジンの再
始動をするときとは、例えば、Dポジションのまま自動
停止し、その後バッテリ容量が所定値以下となって、充
電のためにエンジンを再始動するときである。
【0012】エンジンの自動停止後に、エンジンの再始
動条件が揃うと、エンジンが再始動されるが、変速機が
走行ポジションにあるときで、かつ、エンジンの自動停
止中に、走行を目的としない特定条件によってエンジン
の再始動をするとき、変速機の前進クラッチ等が係合
し、車両を前進させようとするいわゆるクリープ力が働
く。
【0013】そこで、このような場合は、車輪ホールド
継続手段により、前記車輪ホールド手段による制動力の
保持を継続する。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適実施形態を図
面を参照して説明する。 <システム構成概要>図1は、本発明に係る装置の全体
像を示す構成図である。図1に示したように、内燃機関
(以下、エンジンという)1には、自動変速機(オート
マチックトランスミッション:A/Tと記す)2が連結
されているとともに、モータおよび発電機として機能す
るモータ・ジェネレータ(以下M/Gと記す)3が連結
されている。このM/G3はエンジン1のクランク軸に
プーリ23、ベルト8、プーリ22を介して連結されて
いる。プーリ23とクランク軸の間には動力の伝達・非
伝達の切換が可能な電磁クラッチ26が設けられてい
る。またさらに、M/G3はA/T2用のオイルポンプ
19と電磁クラッチ27を介して連結されている。ま
た、オイルポンプ19から吐出されるオイルをA/T2
に供給するオイル入口配管24と、A/T3からオイル
ポンプ19へとオイルを戻すオイル出口配管25とが設
けられている。なお、トルクコンバータ用のオイルポン
プも図示しないがトルクコンバータ内に内蔵されてい
る。
【0015】さらに、エンジンの動力で駆動される補機
類として、例えばパワーステアリング用のポンプ11、
エアコン用のコンプレッサ16が設けられており、それ
ぞれエンジン1のクランク軸およびM/G3とはプーリ
9、14とベルト8によって連結されている。なお、図
示していないが、補機類としては前記の他にエンジン用
のオイルポンプ、エンジンの冷却用のウォータポンブ等
も連結されている。前記M/G3には、インバータ4が
電気的に接続されている。このインバータ4は電力源で
あるバッテリー5からM/G3へと供給される電力をス
イッチングにより可変にしてM/G3の回転数を可変に
する。また、M/G3からバッテリー5への電気エネル
ギーの充電を行うように切替える。
【0016】さらに、エンジンの制御の他、前記電磁ク
ラッチ26、27の断続の制御、およびインバータ4の
スイッチング制御をおこなうため、コンピュータよりな
るコントローラ(ECU)7が設けられ、このコントロ
ーラ(ECU)7へは入力信号としてM/G3の回転
数、エアコン作動のスイッチ信号、あるいは、バッテリ
ー容量を検出する検出手段からの信号が入力される。バ
ッテリー容量は、バッテリー充放電収支(SOC:St
ate of Charge)によって明らかにされ
る。
【0017】コントローラ(ECU)7に入力される信
号は、図2に示したように、ドア開信号、シートベルト
スイッチオフ信号、エンジン回転数、エンジン水温、イ
グニッションスイッチ、バッテリSOC(充放電収
支)、ヘッドライト、デフォッガ、エアコン、車速、A
T油温、シフトポジション、サイドブレーキ、フットブ
レーキ、排気装置の触媒温度、アクセル開度、クランク
位置、エンジン点火信号、燃焼噴射信号、スタータ、コ
ントローラ、減速装置、ATソレノイド、ATライン圧
コントロールソレノイド、ABSアクチュエータ、自動
停止制御実施インジケータ、自動停止制御未実施インジ
ケータ等につき、検出信号が入力されあるいは制御信号
が出力される。
【0018】前記コントローラは、中央処理装置(CP
U)の他に、制御プログラムを記憶したROM、演算結
果等を書き込むRAM、データのバックアップを行うバ
ックアップRAMなどを備えている。これらはバスで接
続されている。 <自動変速機>図3に示したように、前記自動変速機A
はエンジンの動力を介して駆動輪に伝達するため、エン
ジンの動力を駆動輪に直結されたポンプインペラ302
の回転によって流体の運動エネルギに変換し、この流体
の流れによる運動エネルギをステータ304を介してタ
ービンランナ303に伝え、出力軸を回転させて動力を
伝えるトルクコンバータ301と、このトルクコンバー
タ301により伝達された駆動力を車両に必要な駆動力
に変換する変速機とを備えている。なお、トルクコンバ
ータ301は、ロックアップクラッチ305を備え、車
速が一定以上になると、エンジンの出力軸とトルクコン
バータの出力軸とを直結するようになっている。
【0019】次いで、前記タービンランナ303に接続
された出力軸には、変速機の入力軸28(インプットシ
ャフト)が連結されている。この変速機は、いわゆるギ
ヤトレーンと呼ばれる歯車列を備え、通常、遊星歯車機
構、クラッチ、ブレーキ等を組み合わせ、複数種の変速
比と、前進・後進の選択を行っている。以下、その詳細
を図3に従い説明する。
【0020】図3は上記の自動変速機Aの歯車列の一例
を示す図であり、ここに示す構成では、前進4段・後進
1段の変速段を設定するように構成されている。そし
て、前記トルクコンバータ301のタービンランナ30
3に連結した変速機の入力軸28は、前進クラッチC1
を介して第1の遊星歯車機構29のサンギヤ31に連結
されている。
【0021】この第1の遊星歯車機構29は、リングギ
ヤ32と、このリングギヤ32の中心に配置されたサン
ギヤ31と、このサンギヤ31と前記リングギヤ32と
の間に配置され、キャリヤ30によって保持されたピニ
オンギヤとを有し、ピニオンギヤがサンギヤ31とリン
グギヤ32とに噛合しつつサンギヤ31の周囲を相対回
転する構成である。
【0022】一方、前記変速機の入力軸28は、C2ク
ラッチを介して第2の遊星歯車装置40のキャリヤ42
に連結され、かつ、C3クラッチを介して第2の遊星歯
車装置40のサンギヤ41に連結されている。そして、
第2の遊星歯車装置40のリングギヤ43と第1の遊星
歯車装置29のキャリヤ30とが連結されている。
【0023】また、第2の遊星歯車装置40のサンギヤ
41の回転を止めるバンドブレーキB1がサンギヤ41
とケーシング66との間に設けられている。さらに、サ
ンギヤ41とケーシング66との間に、一方向クラッチ
F1を介して、選択的にサンギヤ41の回転を止めるバ
ンドブレーキB2が設けられている。
【0024】また、ケーシング66と、第1の遊星歯車
装置29のリングギヤ32および第2の遊星歯車装置4
0のキャリヤ42との間に、一方向クラッチF2とバン
ドブレーキB3とが並列に設けられている。
【0025】そして、入力軸28を介して入力されたエ
ンジン出力は、最終的には第1の遊星歯車装置29のキ
ャリヤ30に連結された出力軸65から出力され、駆動
車輪に伝達される。
【0026】上記の自動変速機Aでは、各クラッチやブ
レーキを図4の作動表に示すように係合・解放すること
により前進4段・後進1段の変速段を設定することがで
きる。なお、図4において○印は係合状態、◎印はエン
ジンブレーキ時に係合状態、空欄は解放状態をそれぞれ
示す。
【0027】前記したトルクコンバータ301の制御
や、各クラッチやブレーキの係合・解除は油圧で作動す
るアクチュエータにより行われ、アクチュエータを駆動
するための油圧回路を備えた油圧制御装置が設けられて
いる。 <エンジンの自動停止始動装置>エンジン1の自動停止
始動装置は、前記ROMに記憶された制御プログラムに
従ってコントローラ7上に実現される。この装置は、図
5に示したように、エンジン1の自動停止の実行条件を
判定する自動停止判定手段201と、自動停止判定手段
201により自動停止条件が揃ったと判定されたときエ
ンジンへの燃料供給をカットする燃料カット指令手段2
02と、エンジン1の再始動の実行条件を判定する自動
復帰判定手段203と、自動復帰判定手段203により
エンジン1を再始動すべきであると判定したとき、M/
G3を駆動するとともに燃料供給を再開してエンジンを
再始動する復帰指令手段204とを備えている。
【0028】そして、自動停止判定手段201や自動復
帰判定手段203での判定のため、車速センサからの信
号、シフトレバーのポジションを示す信号、アクセルセ
ンサからの信号、ブレーキペダル信号、バッテリー容量
を示すSOC信号等が入力されている。
【0029】自動停止判定手段201は、例えば、車速
がゼロ、ブレーキペダルが踏まれていて、アクセルペダ
ルが踏まれていなくて、エンジン水温やA/Tの作動油
温が所定範囲内で、バッテリーのSOCが所定範囲内で
あり、かつシフトレバーのポジションがDまたはNにあ
ることなど、あるいは、ただ単にシフトレバーがPポジ
ションにあることなどを条件にエンジンを停止すべきと
判定する。このようにDまたはNポジションのとき、自
動停止始動制御を行うことをDエコランといい、Nポジ
ションのときのみ自動停止始動制御を行い、他のポジシ
ョンでは自動停止始動制御を行なわない制御をNエコラ
ンという。DエコランとするかNエコランとするかを選
択して制御するようにすることもできる。
【0030】一方、自動復帰判定手段203は、例え
ば、アクセルペダルが踏まれるか、ブレーキがoffと
なったときにエンジンを再始動すべきであると判定す
る。
【0031】なお、自動停止始動装置は、自動停止判定
手段201により自動停止条件が揃ったと判定されたと
き、運転席に設けた制御実施インジケータ、例えばラン
プを点灯し、運転者にエンジンの自動停止中であること
を示す自動停止表示手段205を備えている。 <ヒルホールド制御手段>次に、車輪ホールド手段とし
てのヒルホールド制御手段を説明する。
【0032】車両が停止していてもエンジンが動いてい
れば、シフトレバーがDポジションにある限り、前進ク
ラッチC1が係合して、車両を前進させようとするクリ
ープ力が働く。従って、傾斜の緩い登坂路などでは、こ
のクリープ力で車両が後退するのを防止できる。
【0033】しかし、自動停止始動装置では、車両が停
止するとエンジンを停止してしまうので、クリープ力は
働かない。従って、停止した位置が登坂路であった場
合、ブレーキを強く踏み続けていなければ車両が後退し
てしまうこととなる。
【0034】そこで、図5に示したように、自動停止判
定手段201により自動停止条件が揃ったと判定された
とき、ブレーキ装置のマスタシリンダ液圧を保持してブ
レーキ力を保持することで車輪の回転を抑制するヒルホ
ールド制御手段206を備えている。このヒルホールド
制御手段206もまた、プログラムによりコントローラ
7上に実現される。なお、ヒルホールド制御はアンチロ
ックブレーキ装置(ABS)用のアクチュエータの駆動
により行うことが好ましい。また、車輪につながる回転
軸を機械的にロックするものであってもよい。
【0035】さらに、この車輪ホールド手段としてのヒ
ルホールド制御手段206による制動力保持を、所定の
条件下において継続する車輪ホールド継続手段として、
ヒルホールド継続手段が設けられている。このヒルホー
ルド継続手段207は、変速機が走行ポジションにある
ときで、かつ、エンジンの自動停止中に、走行を目的と
しない特定条件によってエンジンの再始動をするとき、
ヒルホールド制御手段206による制動力保持を継続す
る。
【0036】なお、ヒルホールド継続手段(車輪ホール
ド手段)207は、ヒルホールド制御手段(車輪ホール
ド継続手段)206に内在するものとして構成すること
も可能である。これら各手段は、いずれもプログラムに
よりコントローラのCPU上に実現される。
【0037】<急速増圧手段>図6は自動変速機の油圧
制御装置においてエンジンの再始動時に前進クラッチC
1の係合圧を通常より急速に増圧することで前進クラッ
チC1を円滑に係合させる構成の要部を示す油圧回路図
である。
【0038】プライマリレギュレータバルブ401は、
ライン圧コントロールソレノイド402によって制御さ
れ、オイルポンプ19によって発生された元圧をライン
圧PLに調圧する。このライン圧PLは、マニュアルバ
ルブ403に導かれる。マニュアルバルブ403は、シ
フトレバーと機械的に接続され、ここでは、前進ポジシ
ョン、例えば、Dポジション、あるいは2ポジションが
選択されたときにライン圧PLを前進クラッチC1側に
連通させる。
【0039】マニュアルバルブ403と前進クラッチC
1との間には大オリフィス409と切換弁405が介在
されている。切換弁405はソレノイド408によって
制御され、大オリフィス409を通過してきたオイルを
選択的に前進クラッチC1に導いたり遮断したりする。
【0040】また、切換弁405を通る油路(流体圧経
路)410と並列にしてチェックボール413と小オリ
フィス411が組み込まれており、切換弁408がソレ
ノイド408によって遮断されたときには大オリフィス
409を通過してきたオイルは更に小オリフィス(絞り
通路)411を介して前進クラッチC1に到達するよう
になっている。なお、チェックボール413は前進クラ
ッチC1の油圧がドレンされるときに該ドレンが円滑に
行われるように機能する。
【0041】切換弁408と前進クラッチC1との間の
油路466には、オリフィス468を介して(従来と同
様の小型の)アキュムレータ407が配置されている。
このアキュムレータ407はピストン472及びスプリ
ング474を備え、前進クラッチC1にオイルが供給さ
れるときに、スプリング474によって決定される所定
の油圧にしばらく維持されるように機能し、前進クラッ
チC1の係合終了付近で発生するショックを低減する。
【0042】以上の構成において、ソレノイド408が
切換弁405を開に制御しているとき、マニュアルバル
ブ403を通過したライン圧PLは、大オリフィス40
9を通過した後、そのまま前進クラッチC1に供給され
る一方、ソレノイド408が切換弁405を閉に制御し
ているときは、マニュアルバルブ403を通過したライ
ン圧PLは、大オリフィス409を通過した後、小オリ
フィス411を介して前進クラッチC1に供給される。
この結果、大オリフィス409から切換弁405を通っ
て直接前進クラッチC1へと連なる油路410は、小オ
リフィス(絞り通路)411に対してバイパス通路とい
う形となり、従って、ソレノイド408が切換弁405
を開に制御しているときの方が、ソレノイド408が切
換弁405を閉に制御しているときより、前進クラッチ
C1の到達速度が速い。従って、この実施形態でいう急
速増圧手段は、ソレノイド408による切換弁405の
切換により、小オリフィス411からの油圧供給に比し
て、大オリフィス409のみからの油圧供給を選択する
手段である。
【0043】図6の油圧回路において、通常の運転時に
は、ソレノイド408が切換弁405を閉に制御し、ラ
イン圧PLを、大オリフィス409及び小オリフィス4
11を介して前進クラッチC1に供給している。
【0044】エコランモード信号がオンとなった状態で
車両が停止し、且つ所定のエンジン停止条件が成立する
と、コントローラ7はエンジン1に燃料の供給をカット
する信号を出力し、エンジンを停止させる。エコランモ
ード信号は、車室内に設けられたエコランスイッチを運
転者が押すことによってコントローラ7に入力される。
エコランモードでのエンジンの停止条件としては、「車
速が0」、「アクセルがオフ」、且つ「シフトレバーの
ポジションがDポジションである」ことが一例としてあ
げられる。なお、Dポジションにおいて自動停止をさせ
ないようにする場合には、エンジンの停止条件として、
「シフトレバーのポジションがDポジションである」と
いう条件に代え、例えば「シフトレバーのポジションが
NポジションまたはPポジション(非駆動ポジション)
である」という条件を設定しておけばよい。
【0045】次に、エンジン1が自動停止された状態か
ら再始動の条件が揃うと、図6において、コントローラ
7から急速増圧制御の指令を受けたソレノイド408
が、切換弁405を開に制御する。このため、マニュア
ルバルブ403を通過したライン圧PLは、大オリフィ
ス409を通過した後、そのまま前進クラッチC1に供
給される。よって、前進クラッチC1に供給される油圧
は、小オリフィスを通過して供給される場合より、その
速度が速く、このため、前進クラッチの係合ショックを
小さくすることができる。
【0046】なお、この急速増圧制御が実行されている
段階では、スプリング74のばね定数の設定によりアキ
ュムレータ70は機能しない。やがて、コントローラ7
より急速増圧制御の終了指令を受けてソレノイド408
が切換弁405を遮断制御すると、大オリフィス409
を通過したライン圧PLは小オリフィス411を介して
比較的ゆっくりと前進クラッチC1に供給される(従来
と略同等のルート)。また、この段階では、前進クラッ
チC1に供給される油圧はかなり高まっているため、ア
キュムレータ407につながっている油路466の油圧
がスプリング474に抗してピストン472を図の上方
に移動させる。その結果、このピストン472が移動し
ている間、前進クラッチC1に供給される油圧の上昇が
一時中断され、前進クラッチC1は非常に円滑に係合を
完了できる。
【0047】次に、他の急速増圧手段を説明する。
【0048】これは、図6において、ライン圧コントロ
ールソレノイド402でプライマリーレギュレータバル
ブ401の調圧値を上げ、ライン圧を昇圧制御する昇圧
手段を設けた構成である。この場合、図6における切換
弁405やそれを制御するソレノイド408、小オリフ
ィス411を通過する油圧経路を設けることなく、エン
ジンの再始動時にも、大オリフィス409から油圧を直
接前進クラッチC1に供給する。そして、エンジンの再
始動時に昇圧手段によりライン圧を昇圧すると、通常の
油圧供給時の圧力の場合に比較して、同じ圧力損失の油
圧経路であれば、昇圧した圧力分だけ速く油圧が供給さ
れる。
【0049】さらに他の急速増圧手段として、通常の油
圧経路の設けたオリフィスの絞り度をエンジンの再始動
時に一時的に緩くする可変絞りオリフィスを設けてもよ
い。 <制御例>以下、制御例を図7のフローチャートを用い
て説明する。
【0050】エンジンを始動し、シフトレバーにより走
行ポジションをDポジションにした状態で、変速機制御
用の油圧回路からの油圧が前進用摩擦係合装置である前
進クラッチC1へと供給される。この前進クラッチC1
が係合しているときは、図4の作動表から明らかなよう
に、車両は前進状態にある。
【0051】例えば、この状態で交差点で信号が赤にな
ったため、ブレーキを踏み、車両が停止した場合、自動
停止判定手段201がエンジンの自動停止の実行条件を
判定する。交差点での停止では、車速がゼロ、ブレーキ
ペダルが踏まれていて、アクセルペダルが踏まれていな
くて、エンジン水温やA/Tの作動油温が所定範囲にあ
り、かつシフトレバーのポジションがDまたはNにある
ことなどの条件は満たされており、この結果、エンジン
は停止すべきであると判定される。また、駐車上に停止
し、シフトレバーをPポジションに入れたときも、同様
にエンジンは停止すべきであると判定する。
【0052】自動停止判定手段201により自動停止条
件が揃ったと判定されたとき燃料カット指令手段202
によりエンジンへの燃料供給がカットされる。すると、
エンジンが停止してその回転数NEが徐々に落ちる。こ
の状態ではコントローラ7は電磁クラッチ26に切断の
制御信号を出しており、プーリ22とエンジン1とは動
力非伝達状態である。そして、エンジン停止とともにオ
イルポンプ19の駆動も停止する。
【0053】この間、図7に示した処理が実行され、ま
ず、ステップ20において、運転状態を示す各種入力信
号が処理され、その入力信号を元にエンジン停止中であ
るか否かが判定される(ステップ30)。ここでエンジ
ン停止中でなければ、ステップ140へと処理を進め、
制御未実施インジケータを点灯する。
【0054】ステップ30で、エンジン停止中であれ
ば、ステップ40へと進み、自動復帰判定手段203が
エンジンを再始動すべきであるか否かを判定する。ここ
では、バッテリー容量が所定容量以下となったか否かが
判定される。すなわち、SOCによるバッテリー容量を
検出し、エンジンの自動復帰すなわち再始動をすべき場
合か否かを判定する。ここで、再始動する条件が揃って
いなければ、自動停止制御状態を継続する(ステップ5
0)。自動停止状態のときは、オイルポンプ19の停止
によりクリープ力も失われるため、ヒルホールド制御手
段206が作動して、C1油圧がドレーンされる前にブ
レーキ油圧を保持し、ブレーキ力を確保しておく(ステ
ップ60)。さらに、制御実施インジケータが点灯し
(ステップ70)、運転者にエンジン停止中であること
を示す。
【0055】ステップ40でバッテリー容量が所定容量
以下となり、エンジンの自動復帰(再始動)をすべきと
きであると判定した場合、ステップ80へと進み、エン
ジン停止時におけるシフトレバーのポジションが走行ポ
ジション、例えばDポジションであるか否かを判定す
る。
【0056】ここで、変速機が走行(D)ポジションで
なく、NあるいはPポジションであれば、ステップ11
0へと進み、自動停止制御からの復帰すなわち再始動を
行ない、その後、ヒルホールド制御手段によるヒルホー
ルド制御を中止し(ステップ120)、その後、制御未
実施インジケータを点灯し(ステップ130)、ステッ
プ20に戻る。
【0057】一方、ステップ80で、エンジン停止時に
おけるシフトレバーのポジションが走行ポジション、例
えばDポジションである場合、自動復帰判定手段203
によるエンジンの再始動をするため、復帰指令手段20
4によりM/G3を駆動するとともに燃料供給を再開し
てエンジンを再始動する(ステップ90)。次いで、ヒ
ルホールド継続手段207により、ヒルホールド制御手
段によるブレーキ力の保持が継続される(ステップ10
0)。その後、制御未実施インジケータを点灯し(ステ
ップ130)、ステップ20に戻る。
【0058】以上のように、エンジン自動停止制御後、
運転手が走行すべきときであると予定していない場合に
エンジンの再始動がなされたときは、ヒルホールド継続
手段207によりブレーキ力が維持されるので、エンジ
ンの再始動で発生するクリープ力による違和感をなくな
る。
【0059】なお、交差点での停止信号に従って車両停
車後、エンジンを自動停止した後、信号が青になり、ア
クセルペダルを踏んだような場合、自動復帰判定手段2
03に従い、エンジンを再始動すべきであると判定し、
復帰指令手段204によりモータジェネレータM/G3
を駆動するとともに燃料供給を再開してエンジンを再始
動する。すると、ヒルホールド制御手段206によるブ
レーキ力の保持が解除される。
【0060】エンジンが再始動するとオイルポンプ19
も再駆動されるが、この間、エンジン回転数が安定する
までの間、復帰用油圧供給指令手段208により切換弁
405が駆動され、大オリフィス409から直接前進ク
ラッチC1へと油圧を供給する。あるいは、このとき、
昇圧手段によるときは、ライン圧コントロールソレノイ
ド402でプライマリーレギュレータバルブ401の調
圧値を上げ、ライン圧を昇圧制御する。
【0061】この結果、マニュアルバルブ403から大
オリフィス409を経由して直接前進クラッチC1へと
加わる油圧が、大オリフィス409と小オリフィス41
1を経由して前進クラッチC1へと加わる場合に比較し
て、急速に立ち上がる。このため、前進クラッチC1が
円滑に係合する。
【0062】
【発明の効果】本発明によれば、車両が停車してエンジ
ンが自動停止した場合で、しかも、シフトポジションが
D(ドライブ)ポジションなどの走行ポジションにある
ときで、しかも、運転手が走行を予定しない状況で、エ
ンジンが再始動しても、車輪ホールド手段による制動力
が、制動力継続手段により維持されるので、発生するク
リープ力により、違和感の発生の可能性がない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るシステムの全体を示す概略図
【図2】コントローラへの入出力信号を示す図
【図3】変速機の歯車列を示す概略図
【図4】変速機の作動状態を示す図
【図5】コントローラのCPUに実現される自動停止復
帰装置のブロック図
【図6】急速増圧手段を実現する理論油圧回路を示した
【図7】制御の一例を示したフローチャート図
【符号の説明】
1…エンジン 2…自動変速機(A/T) 3…モータ・ジェネレータ(M/G) 4…インバータ 5…バッテリー 7…コントローラ(ECU) 8…ベルト 9…プーリ 11…パワーステアリング用のポンプ 14…プーリ 16…エアコン用のコンプレッサ 19…オイルポンプ 21…副変速部 22…主変速部 23…プーリ 24…オイル入口配管 25 オイル出口配管 26…電磁クラッチ 27…電磁クラッチ 28…変速機の入力軸 29…遊星歯車機構 30…キャリヤ 31…サンギヤ 32…リングギヤ 33…中間軸 40…遊星歯車機構 41…サンギヤ 43…リングギヤ 50…遊星歯車機構 51…サンギヤ 52…キャリヤ 53…リングギヤ 60…遊星歯車機構 61…サンギヤ 63…リングギヤ 65…出力軸 66…ケーシング C0…多板クラッチ C1…第1クラッチ C2…第2クラッチ B0…多板ブレーキ B1…第1ブレーキ B2…第2ブレーキ B3…第3ブレーキ B4…第4ブレーキ F0…一方向クラッチ F1…一方向クラッチ F2…一方向クラッチ 201…自動停止判定手段 202…燃料カット指令手段 203…自動復帰判定手段 204…復帰指令手段 205…自動停止表示手段 206…ヒルホールド制御手段(車輪ホールド手段) 207…ヒルホールド継続手段(車輪ホールド継続手
段) 301…トルクコンバータ 302…ポンプインペラ 303…タービンランナ 304…ステータ 305…ロックアップクラッチ 401…プライマリレギュレータバルブ 402…ライン圧コントロールソレノイド 403…マニュアルバルブ 405…切換弁 406…前進クラッチC1 407…アキュムレータ 408…駆動用ソレノイド 409…大オリフィス 410…迂回経路 411…小オリフィス(絞り通路) 413…チェックボール 472…ピストン 474…スプリング 466…油路 468…オリフィス

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定条件でエンジンを自動停止・再始動
    する自動停止始動装置において、 自動停止中に車両の車輪の回転を抑制する車輪ホールド
    手段と、 変速機のシフトポジションが走行ポジションにあるとき
    で、かつ、エンジンの自動停止中に、走行を目的としな
    い特定条件によってエンジンの再始動をするとき、前記
    車輪ホールド手段による制動力の保持を継続する車輪ホ
    ールド継続手段と、 を備えたことを特徴とするエンジンの自動停止始動装
    置。
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