JP2000110325A - 建物の外壁および該外壁に使用する目地バー - Google Patents
建物の外壁および該外壁に使用する目地バーInfo
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Abstract
部に設置されて、雨の侵入を防ぎ、かつ外壁を見栄えの
よいデザインとすることのできる目地バーを提供する。 【解決手段】プレス加工によって底部10,側部12お
よび取付用フチ部13が一体成形され、取付用フチ部1
3は側部に、外端で外方に延びて底部10と平行をな
し、かつ長方形状体に形成された壁パネル2が格子状に
規則正しく配設され、隣接する取付用フチ部13,1
3′とおよび対向する側部12,12′とによって形成
された溝部31に取付用フチ部13,13′の両端を跨
いで十字形状目地バー3を設け、かつ壁パネル2と目地
バー3との間にシール部35を形成した。
Description
外壁に使用する壁パネルに関する。
報が知られている。この公報には、壁本体の外面側に横
胴縁を介して外装材を張設し、外装材の背面側と連通す
る空気通路を外装材に上下全長に亘って設け、上記空気
通路の上端と下端とを外気に開放して成る外壁の構造が
記載されている。
−112328号公報が知られている。この公報には、縦枠材
と横枠材とを枠組したパネル枠体の該縦枠材間に、頂部
を面材の添設面とした突条部を有する金属製の横胴縁
を、その添設面をパネル枠体面から外方に突出させ横
架,固着した建築用パネルの枠組が記載されている。
法として特開平3−140536号公報が知られている。この
公報には、複数のガラスブロックと、該ガラスブロック
相互間に挿入されてスペーサおよびシール材として用い
られる縦方向および横方向の成形目地材と、該成形目地
材表面に取付けられる金属製の目地板と、前記縦方向の
目地材と組合される縦力骨と、より構成され、前記成形
目地材の外面側および/又は室内側を弾性材等を用いて
密着させて水密性を持たせ、前記ガラスブロックと前記
成形目地材間に目地材の充填されない間隙を構成し、該
間隙を利用して侵入水を排出するとともに、この間隙と
外部とを連通せしめて、かつ室内側の成形目地材の気密
性を保ちつつ、この間隙の空気圧を外部風圧と略等しく
することにより、外部からの侵入水を軽減し、室内側の
成形目地材に水を到達させないことを特徴とするガラス
ブロック壁の組立工法が記載されている。
のようにプレス加工によって容器を一体成形することが
知られている。
は、多工程の折曲機で折曲作業を行うことによって製作
されていたため、4隅部を一体的に製作することが出来
ず、サビ易く,取付時の剛性も弱かった。特に1m×3
m等の建物の壁パネルは従来から要望があったが、上述
した問題があったために製作されていないか、製作され
ても上述した問題を抱えるものであった。
なものとしてサビの発生を防止し、剛性を高めた金属壁
パネルを使用した時に4隅部の継目部(交差点部)に雨
が入り込まないようにした建物の外壁並びにこの外壁に
使用する目地バーを提供することを目的とする。
るプレス加工で成形する。すなわち折曲作業を一工程と
する。このようにすることによって方形状体、例えば長
方形あるいは正方形状体にプレス加工で製作された壁パ
ネルは4隅部が一体成形となる。すなわち、プレス加工
によって、底部,側部および建物への取付用フチ部が一
体成形され、該取付用フチ部は側部の外端で外方に延び
て底部と平行とされ、かつ方形状体に形成された壁パネ
ルは、格子状に規則正しく配設されて取付用フチ部で建
物に固着される。このように壁パネルの4隅部はサビに
強く、かつ剛性の高いものとなる。
対向する側部とによって形成された交差点部の溝部に、
隣接する取付用フチ部の両端を跨いで十字状の目地バー
を設けることによって壁パネルの側部と目地バーとの間
に、シール部を形成して建物の外壁を作ることを特徴と
する。
供する。
および取付用フチ部が一体成形され、該取付用フチ部は
前記側部の外端で外方に延びて前記底部と平行をなし、
かつ方形状体に形状された壁パネルが格子状に規則正し
く配設され、隣接する4組の取付フチ部と対向する4側
の側部との間に形成される交差点状の溝部に、前記隣接
する取付フチ部の両端を跨いで配設される十字形状の目
地バーを設け、かつ前記壁パネルの側部と該目地バーと
の間にシール部を形成した建物の外壁を提供する。
および取付用フチ部が一体に形成され、該取付用フチ部
が前記側部の外端で外方に延びて前記底部と平行をな
し、かつ十字形状体に形成された外壁に使用する目地バ
ーを提供する。
ぼ垂直形状をなし、該垂直形状を保持したまま直角に底
部に連なることを特徴とする外壁に使用する目地バーを
提供する。
図面に基づいて説明する。図1は、建物の外壁の一部を
示す。図において建物の外壁1は長方形状体の(図の場
合、横の長さは縦の3倍)壁パネル2と、壁パネル間に
形成される溝(図5参照)に設置される直線目地バー
3,3′と、4つの壁パネルの隅が対向して形成される
交差点溝に設置される十字状目地バーから構成される。
工によって底部すなわち成形パネル板の天井表面(以
下、「底部」という。)10,側部12,12′および
取付用フチ部13,13′が一体成形されており、取付
用フチ部13,13′は側部の外端で外方に延びて底部
10と平行をなしている。取付用フチ部13,13′に
は取付用の穴14が設けてある。
に対してほぼ垂直をなし、該垂直を保持しつつ底部10
に連なっている。
11はR=5〜10mmに、例えば図5に示すようにR=
6mmのように極めて小さな折曲構成とすることができ
る。Rは、設計により変更することができる。また、パ
ネル板の角頂点11′は球面状をなす。
て壁パネルを製作することによって図2に示すように壁
パネルの隅部は一体成形されたものとすることができ、
重なりなどは生じず、従ってサビの発生がなく、剛性が
高いものとなる。また、図2に示すように、底部10と
側部12,12′とはほぼ垂直をなし、その連なりは曲
がりが小さいので直角状に見えるので、外壁1を作った
ときに長方形状体の集合のように見え、極めてよい美感
を呈することになる。この美感を多少犠牲にするなら
ば、側部12,12′を底部10に対して垂直にする必
要はなく、傾けること、例えば30°傾けて製作するこ
とができる。
のリブ5を設けてよい。
観を示す。
中央部6から足7,7′,8,8′が4方に延びる。
によって底部21,側部22,22′および取付用フチ部
23,23′が一体成形され、側部22,22′が底部
21に対してほぼ垂直をなし、取付用フチ部23,2
3′が側部22,22′の外端で外方に伸びて底部21
と平行をなしている。また、取付用フチ部23,23′
には取付用穴24が設けてある。
目地バー2を対向する4つの壁パネルによって形成され
る交差点溝部(隅溝部)に十字形状目地バー4および直
線目地バー3を配設する様子を示す。
が形成される。すなわち、4つの壁パネル4のそれぞれ
の対向する側面12,12′および隣接する4つの取付
用フチ部13,13′によって図のように交差点溝部5
1が形成される。
付用フチ部13,13′の両端(両フチ)を跨いで十字
形状目地バー4が配設され、取付用フチ部13,13′
取付用穴14および十字形状目地バー4の取付用穴24
に設けた取付用ビス36,36′によってパネル板が取
付く下地材(胴ブチ)33(図4参照)に取付けられ
る。この十字形状目地バー4の4方に延びる足7,
7′,8,8′に接続して直線目地バー3が設けられ、
やはりビス止めされる。この直線目地バー3も同様にプ
レス加工によって製作される。
シール部を示す。図において、対向する壁パネル2,
2′の対向する側部12,12′と隣接する取付用フチ
部13,13′とによって形成される溝部31には取付
用フチ部13,13′の両端(フチ)を跨いで、すなわ
ち両端をふさぐようにして直線目地バー3が配設してあ
る。両取付用フチ部13,13′の両端は接触もしくは
間隙を置いて配設されている。
3の取付用フチ部13,13′と23,23′とは重ね
てあり、それぞれに設けた取付用穴において取付用ビス
32,32′によって壁パネル2,2′および直線目地
パネル3は下地材33に取付けられている。
は、壁パネル2の側部12,12′の高さより小さくし
てある。両者の側部12,12′と22,22′との間
には2つの溝部34,34′が形成される。この溝部3
4,34′にはシール材によってシール部35,35′
が形成され、壁パネルと直線目地バーとのシール、すな
わち壁パネルの取付用フチ部13,13′間のシールを
行っている。
ロックウール(石綿)材(ウラ打材)36を埋める。
さをH、取付用フチ部13の長さをL、シール部35,
35′の幅をB/2としたときに、H>Lおよびまたは
H>Bとなるように構成するのがよい。
ル、すなわち金属パネルおよび4字形状目地バーを製作
することによって、 1)壁パネルの4隅部が一体となり、また十字形状目地
バーが一体となりサビ防止と剛性を高めることができ
る。
るので安価にすることができる。
作することができるので金属パネルによる建物の外壁を
作ることが可能になる。
の組み合わせで対向する壁パネル間の溝部を見栄えのよ
いものとすることができるから外壁全体のデザインをよ
くすることができる。
ー、4…十字状目地バー、5…リブ、6…中央部、7,
7′,8,8′…足、10…底部、11…曲面12,1
2′…測部、13,13′…取付用フチ部、14…取付
用穴、21…底部、22,22′…側部、23,23′
…取付用フチ部、24…取付用穴、31…溝部、32,
32′…シール部、33…下地材、34,34′…溝
部、41…溝部、43…押え板、44…取付用穴、45
…取付用ビス。
部、及びその4側の側部と取付用フチ部とが一体成形さ
れ、該取付用フチ部は前記側部の外端から外方に延びて
前記天井表面部と平行をなし、かつ方形状体に形成され
た壁パネルが格子状に下地材上に規則正しく配設され、
この配設によって、隣接する4つの壁パネルのそれぞれ
の取付フチ部の4組とそれらと一体成形された側部の4
組とによって形成される十字形状の溝部に、隣接する取
付フチ部のそれぞれの端を跨いで配設される十字形状の
目地バーを設け、かつ前記壁パネルの側部と該目地バー
との間にシール部を形成した建物の外壁を提供する。
部、及びその4側の側部と取付用フチ部とが一体に形成
され、該取付用フチ部が前記側部の外端から外方に延び
て前記天井表面部と平行をなし、かつ十字形状体に形成
された外壁に使用する目地バーを提供する。
に対してほぼ垂直形状をなし、該垂直形状を保持したま
ま直角に前記天井表面部に連なる外壁に使用する目地バ
ーを提供する。
工によって底部すなわち成形パネル板の天井表面部1
0,側部12,12′および取付用フチ部13,13′
が一体成形されており、取付用フチ部13,13′は側
部の外端で外方に延びて天井表面部10と平行をなして
いる。取付用フチ部13,13′には取付用の穴14が
設けてある。
部10に対してほぼ垂直をなし、該垂直を保持しつつ天
井表面部10に連なっている。
の曲面11はR=5〜10mmに、例えば図5に示すよう
にR=6mmのように極めて小さな折曲構成とすることが
できる。Rは、設計により変更することができる。ま
た、パネル板の角頂点11′は球面状をなす。
て壁パネルを製作することによって図2に示すように壁
パネルの隅部は一体成形されたものとすることができ、
重なりなどは生じず、従ってサビの発生がなく、剛性が
高いものとなる。また、図2に示すように、天井表面部
10と側部12,12′とはほぼ垂直をなし、その連な
りは曲がりが小さいので直角状に見えるので、外壁1を
作ったときに長方形状体の集合のように見え、極めてよ
い美感を呈することになる。この美感を多少犠牲にする
ならば、側部12,12′を天井表面部10に対して垂
直にする必要はなく、傾けること、例えば30°傾けて
製作することができる。
によって天井表面部21,側部22,22′および取付用
フチ部23,23′が一体成形され、側部22,22′
が天井表面部21に対してほぼ垂直をなし、取付用フチ
部23,23′が側部22,22′の外端で外方に伸び
て天井表面部21と平行をなしている。また、取付用フ
チ部23,23′には取付用穴24が設けてある。
目地バー2を対向する4つの壁パネルによって形成され
る交差点である十字形状の溝部(隅溝部)に十字形状目
地バー4および直線目地バー3を配設する様子を示す。
ー、4…十字状目地バー、5…リブ、6…中央部、7,
7′,8,8′…足、10…天井表面部、11…曲面1
2,12′…測部、13,13′…取付用フチ部、14
…取付用穴、21…天井表面部、22,22′…側部、
23,23′…取付用フチ部、24…取付用穴、31…
溝部、32,32′…シール部、33…下地材、34,
34′…溝部、41…溝部、43…押え板、44…取付
用穴、45…取付用ビス。
Claims (3)
- 【請求項1】プレス加工によって底部,側部および取付
用フチ部が一体成形され、該取付用フチ部は前記側部の
外端で外方に延びて前記底部と平行をなし、かつ方形状
体に形状された壁パネルが格子状に規則正しく配設さ
れ、 隣接する4組の取付フチ部と対向する4側の側部との間
に形成される交差点状の溝部に、前記隣接する取付フチ
部の両端を跨いで配設される十字形状の目地バーを設
け、かつ前記壁パネルの側部と該目地バーとの間にシー
ル部を形成したことを特徴とする建物の外壁。 - 【請求項2】プレス加工によって底部,側部および取付
用フチ部が一体に成形され、該取付用フチ部が前記側部
の外端で外方に延びて前記底部と平行をなし、かつ十字
形状体に形成されたことを特徴とする外壁に使用する目
地バー。 - 【請求項3】請求項2において、 前記側部は底部に対してほぼ垂直形状をなし、該垂直形
状を保持したまま直角に底部に連なることを特徴とする
外壁に使用する目地バー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27983898A JP2981217B1 (ja) | 1998-10-01 | 1998-10-01 | 建物の外壁および該外壁に使用する目地バー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27983898A JP2981217B1 (ja) | 1998-10-01 | 1998-10-01 | 建物の外壁および該外壁に使用する目地バー |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2981217B1 JP2981217B1 (ja) | 1999-11-22 |
JP2000110325A true JP2000110325A (ja) | 2000-04-18 |
Family
ID=17616641
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27983898A Expired - Fee Related JP2981217B1 (ja) | 1998-10-01 | 1998-10-01 | 建物の外壁および該外壁に使用する目地バー |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2981217B1 (ja) |
-
1998
- 1998-10-01 JP JP27983898A patent/JP2981217B1/ja not_active Expired - Fee Related
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---|---|
JP2981217B1 (ja) | 1999-11-22 |
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