JP2000108843A - バックル装置 - Google Patents

バックル装置

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JP2000108843A
JP2000108843A JP10284210A JP28421098A JP2000108843A JP 2000108843 A JP2000108843 A JP 2000108843A JP 10284210 A JP10284210 A JP 10284210A JP 28421098 A JP28421098 A JP 28421098A JP 2000108843 A JP2000108843 A JP 2000108843A
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plate
latch
tongue plate
buckle
roller
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JP10284210A
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English (en)
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Kazuo Yamamoto
和夫 山本
Hiroshi Yamada
浩 山田
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NSK Ltd
Original Assignee
NSK Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 擬似ラッチ現象の発生を防止し、かつタング
プレートを抜き取る際の解離力を小さくすることができ
るバックル装置を提供する。 【解決手段】 ベース11に支持されて、タングプレー
ト5をロックするロック位置と、これを開放する非ロッ
ク位置との間を移動しかつ略中央部に開口部43が形成
されたラッチ板14と、ベース11に移動可能に支持さ
れてラッチ板14の移動を制御する補助ロック部材16
とを備え、補助ロック部材16は、ベース11に移動可
能に支持されるピン30と、ピン30の略中央部に回転
可能に設けられたローラ40とを備え、ローラ40は、
ラッチ板14が非ロック位置にある際に、少なくとも一
部が開口部43に収容され、ロック位置にある際に、ラ
ッチ板14の平面部46上に位置して、ラッチ板14を
ロック位置に規制する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、バックル装置に係
り、特に、自動車等の乗り物の座席に装備されるシート
ベルト用のバックル装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、自動車等の乗り物の座席に
は、乗員の安全を図るために、シートベルトが取り付け
られている。このシートベルト用のバックル装置として
は、例えば、ベルト端に設けられたタングプレート(舌
片)と、タングプレートを係脱するバックル本体と、を
備えて構成されている。バックル本体は、タングプレー
トをロックするラッチ部を備えたラッチピースと、この
ラッチピースをタングプレートの挿入方向に対し略垂直
方向に移動するよう揺動自在(移動自在)に支持するバ
ックルベースと、ラッチピースを前記係止方向に付勢す
るスプリングと、前記ベースに支持されて前記ラッチ板
の移動を制御するピン等の補助ロック部材と、を備えた
ものがある。このバックル装置では、タングプレートを
バックル本体に挿入すると、前記スプリングの付勢によ
り、ラッチピースのラッチ部がタングプレートに係合し
て、これをロックする構造となっている。
【0003】このような構造を備えたバックル装置とし
ては、例えば、特許第2653896号公報や実開昭5
9−150315号公報等に開示されたものがある。こ
れら従来のバックル装置は、バックル本体にタングプレ
ートが挿入され、ラッチピースが前記係合方向に移動す
ると、このラッチピースの上部に、ピン(補助ロック部
材)が位置して、ラッチピースをタングプレートのロッ
ク位置に規制する。また、解除ボタンをタングプレート
を抜き取るために移動させる(押圧する)と、前記ピン
はタングプレート挿脱方向に対し平行に移動した後、ラ
ッチピースに対して相対的に下方に逃げ、ラッチピース
が非ロック位置に移動する構成となっている。
【0004】また、特公昭63−59681号公報や実
公昭63−35611号公報等に開示されたバックル装
置では、解除ボタンをタングプレートを抜き取るために
移動させる(押圧する)と、前記と同様のピンがタング
プレート挿脱方向に対し平行に移動した後、ラッチピー
スに対して相対的に上方に逃げ、ラッチピースが非ロッ
ク位置に移動する構成となっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来のバックル装置は、解除ボタンが押圧されてピンが下
方あるいは上方に逃げ始める位置付近で、ピンが、これ
を付勢するコイルスプリングの付勢力と、スライダを付
勢するコイルスプリングの付勢力によって、ベース部材
に押さえられて挟み込まれた状態となり、不完全な位置
で静止する、いわゆる「擬似ラッチ現象」が発生する虞
れがある。
【0006】また、この擬似ラッチ現象を防止するた
め、ラッチピースやピン(補助ロック部材)等に、特殊
な表面処理を施す従来例もあるが、手間がかかると共
に、満足のいく擬似ラッチ現象防止効果を得ることはな
かなか困難であった。
【0007】本発明は、このような従来の問題点を解決
することを課題とするものであり、補助ロック部材が、
前記不完全な位置で静止することを極力なくし、擬似ラ
ッチ現象の発生を低減することができるバックル装置を
提供することを目的とする。
【0008】また、バックル本体からタングプレートを
抜き取る際の解離力を小さくすることができるバックル
装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、本発明は、タングプレートと、当該タングプレート
が挿脱されると共に、挿入されたタングプレートを係脱
可能にロックするバックル本体と、を備えたバックル装
置であって、前記バックル本体は、ベースと、当該ベー
スに支持されて、タングプレートをロックするロック位
置とタングプレートのロックを開放する非ロック位置と
の間を移動すると共に、その略中央部に開口部が形成さ
れたラッチ板と、前記ベースに移動可能に支持されて前
記ラッチ板の移動を制御する補助ロック部材と、を備
え、前記補助ロック部材は、前記ベースに移動可能に支
持される支持部材と、当該支持部材の長手方向略中央部
の回りに回転可能に設けられた回転体と、を備え、当該
回転体は、前記ラッチ板が前記非ロック位置にある際
に、少なくとも一部が前記開口部に収容され、前記ラッ
チ板がロック位置にある際に、当該ラッチ板のタングプ
レート抜脱方向端部上面に位置して、当該ラッチ板をロ
ック位置に規制するバックル装置を提供するものであ
る。
【0010】この構成を備えたバックル装置は、ラッチ
板が非ロック位置からロック位置に移動する際に、補助
ロック部材の一部を構成する回転体が、ラッチ板の開口
部内から回転しながら該ラッチ板のタングプレート抜脱
方向端部上面に移動し、この位置に留まることで、当該
ラッチ板をロック位置に確実に維持することができる。
また、ラッチ板がロック位置から非ロック位置に移動す
る際には、該ラッチ板のタングプレート抜脱方向端部上
面から回転しながら前記開口部内に移動し、ラッチ板の
前記ロック位置への規制を解除することができる。
【0011】また、この回転体は回転して移動するた
め、該回転体は、ラッチ板のタングプレート抜脱方向端
部上面と開口部との境界近傍に位置した際に、ここで静
止しにくくなっている。このため、タングプレートのロ
ックとロック解除との切り換え動作を行う際に、いわゆ
る「擬似ラッチ現象」が発生することを低減できる。さ
らに、回転体が移動する際の摩擦力を小さくすることも
できるため、タングプレートをバックル本体から抜き取
る際の解離力を小さくすることもできる。
【0012】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態に係る
バックル装置について図面を参照して説明する。
【0013】(実施の形態1)図1は、実施の形態1に
係るバックル装置の分解斜視図、図2は、実施の形態1
に係るバックル装置の側断面図であって、タングプレー
トが挿入される前の状態を示す図、図3は、実施の形態
1に係るバックル装置の側断面図であって、タングプレ
ート挿入初期の状態を示す図、図4は、実施の形態1に
係るバックル装置の側断面図であって、タングプレート
挿入途中の状態を示す図、図5は、実施の形態1に係る
バックル装置の側断面図であって、タングプレートをロ
ックしている状態を示す図、図6は、実施の形態1に係
るバックル装置の側断面図であって、解除ボタンを押圧
して、タングプレートのロックを解除する初期の状態を
示す図、図7は、実施の形態1に係るバックル装置の側
断面図であって、タングプレートが抜脱される直前の状
態を示す図、図8は、実施の形態1に係るバックル装置
の側断面図であって、タングプレートが抜脱された直前
の状態を示す図である。
【0014】図1〜図8に示すように、実施の形態1に
係るバックル装置1は、ベルト端に設けられたタングプ
レート5と、タングプレート5を係脱するバックル本体
10と、を備えて構成されている。
【0015】タングプレート5は、通常のシートベルト
用のタングプレートが使用でき、一方の先端に係止穴6
を、他方の先端に、特に図示しないが、ベルトを連結す
るためのベルト連結穴が形成されている。
【0016】バックル本体10は、フレームとして機能
するバックルベース11と、タングプレート5の挿脱に
応じて移動するスライダ12と、スライダ12の移動を
行うコイルスプリング13と、タングプレート5をロッ
クするラッチ板14と、ラッチ板14を揺動させるコイ
ルスプリング15と、ラッチ板14の揺動を制御する補
助ロック部材16と、コイルスプリング15を支持する
と共に、補助ロック部材16を移動可能に支持するホル
ダ部材17と、タングプレート5のロックを解除する解
除ボタン18と、解除ボタン18をタングプレート5の
抜脱方向に付勢するコイルスプリング19と、このコイ
ルスプリング19が当接するスプリングホルダ20と、
コイルスプリング13及び15の各々の他端を支持する
スプリングガイド21と、を備えて構成されている。
【0017】なお、バックル本体10には、タングプレ
ート5と同様に、図示しないシートクッションサイドの
車体に連結されるプレート22が、ピン23によって固
定される。
【0018】バックルベース11は、底板11Aと、こ
れの両側に立設された一対の対向した側壁11B及び1
1Cとを備えた略コ字状を有している。底板11Aのタ
ング抜脱方向(図2〜図8に矢印Xで示す方向;以下、
この方向を「矢印X方向」という)端部には、タングプ
レート5を挿脱する際に、タングプレート5を案内する
ガイド片26が、また、側壁11B及び11Cには、ガ
イド片58B及び58Cが形成されている。底板11A
には、スライダ12をタングプレート5の挿脱方向にス
ライド可能にするための開口部25が設けられている。
この開口部25のタング挿入方向(図2〜図8に矢印Y
で示す方向;以下、この方向を「矢印Y方向」という)
端部の略中央部には、スプリングガイド21を支持する
凸部45が立設されている。
【0019】側壁11B及び11Cの矢印X方向端部に
は、スプリングホルダ20が固定されるための段部29
B及び29Cが形成されている。スプリングホルダ20
の両サイドには、解除ボタン18の内側に形成されたガ
イド片(図示せず)をスライド可能に支持するガイド3
2B及び32Cが形成されている。
【0020】側壁11B及び11Cの略中央部には、後
に詳述する補助ロック部材16の一部を構成するピン3
0の両端を、矢印XY方向に移動可能に支持する水平な
長穴33B及び33Cが開口されている。この長穴33
B及び33Cの矢印Y方向側には、後に詳述するラッチ
板14の支持部44B及び44Cが揺動可能に係合され
る係合部35B及び35Cが形成されている。さらに、
側壁11B及び11Cの長穴33B及び33Cより若干
矢印X方向側に偏位した上端には、ホルダ部材17の矢
印XY方向の長さより若干長い溝部24B及び24Cが
形成されており、溝部24B及び24Cの矢印Y方向端
部に、後に詳述するホルダ部材17が係合する係合段部
36B及び36Cが形成されている。
【0021】スプリングガイド21は、内側に空間71
が形成された略直方体形状を備え、前記空間71に、凸
部45が嵌合されて底板11Aに固定される。スプリン
グガイド21の矢印X方向側の面の上部には、コイルス
プリング15の他端が固定される固定部72が形成さ
れ、下部には、コイルスプリング13の他端が固定され
る固定部73が形成されている。
【0022】スライダ12は、断面略コ字状を備えてお
り、略平板状の上板37と、上板37の下面に設けられ
た断面L字状の下部38と、上板37の矢印Y方向側略
中央部に形成された凸部34から形成されている。な
お、凸部34の上部には、平面部31が形成されてい
る。
【0023】上板37と下部38の間に形成された凹部
39には、コイルスプリング13の一端側が保持・固定
される。このスライダ12は、下部38がバックルベー
ス11の開口部25に嵌められて矢印XY方向にスライ
ド自在に支持される。そして、タングプレート5をバッ
クル本体10に挿入した際に、タングプレート5の先端
に押され、コイルスプリング13の付勢力に逆らって、
矢印Y方向にスライドされ、ラッチ板14をロック位置
に誘導する。一方、タングプレート5が抜脱された際に
は、コイルスプリング13の付勢力によって、スライダ
12は矢印X方向に戻される。
【0024】ラッチ板14は、その略中央部に、後に詳
述する補助ロック部材16の一部を構成する回転体とし
てのローラ40が落ち込む開口部43が形成されてお
り、その矢印X方向側の略中央部に、タングプレート5
がバックル本体10に挿入された際に、タングプレート
5の係止穴6に挿入されてタングプレート5をロックす
るラッチ部41が、下方に向けて延出形成されている。
このラッチ部41と開口部43との間には、平面部46
が設けられている。平面部46の両側には、上方に向け
て曲げられた折曲部47B及び47Cが形成されてい
る。この折曲部47B及び47Cは、補助ロック部材1
6のローラ40に荷重がかかった際に、後に詳述するピ
ン30の長手方向略中央部が上方に若干湾曲し、その結
果、折曲部47B及び47Cがピン30の両端部近傍と
接触する。したがって、ローラ40のみでなく、この折
曲部47B及び47Cでも前記荷重を受けることにな
り、この荷重をローラ40から分散させ、全体として大
きな荷重を受けることが可能となっている。
【0025】また、ラッチ板14の矢印Y方向先端の両
側には、ラッチ板14をバックルベース11に揺動(回
転)可能に支持するための支持部44B及び44Cが形
成されている。すなわち、ラッチ板14は、支持部44
B及び44Cを支点として揺動し、ロック位置と非ロッ
ク位置との間を移動するようになっている。支持部44
B及び44Cの矢印X方向先端には、上部に向けて傾斜
する傾斜部48B及び48Cが各々形成されている。こ
の傾斜部48B及び48Cは、後に詳述する解除ボタン
18を矢印Y方向に押圧した際に、解除ボタン18の突
起部63B(図示せず)及び63Cが当接されて、ラッ
チ板14を時計方向に回転させ、非ロック位置に移動さ
せる役割を果たしている。
【0026】このように、実施の形態1にかかるラッチ
板14は、コイルスプリング等によって直接付勢される
ことがない構成となっている。
【0027】補助ロック部材16は、円筒形のピン30
と、中央部にピン30が挿入される穴42が形成された
回転体であるローラ40と、から構成されている。この
ローラ40は、ピン30に対して回転可能に設けられ
る。ピン30の両端は、バックルベース11の側壁11
B及び11Cに形成された長穴33B及び33Cに挿入
され、この長穴33B及び33Cに沿って矢印XY方向
に移動するように構成されている。また、ローラ40
は、ラッチ板14の開口部43に挿入可能な大きさを備
え、その半径は、ラッチ板14がロック位置にある際
に、平面部46上と接触することが可能なように設定さ
れている。バックルベース11に設置された補助ロック
部材16のピン30の両端は、後に詳述するホルダ部材
17の支持穴49B及び49Cに支持される。
【0028】ホルダ部材17は、水平な上板55の両側
に、下方に向けて略垂直に立設された側壁56B及び5
6Cと、上板55の矢印Y方向端部の略中央部に形成さ
れたスプリング支持板57が形成された構成を備えてい
る。このホルダ部材17は、バックルベース11の側壁
11B及び11Cの外側に、側壁56B及び56Cが位
置するように設けられる。
【0029】上板55の略中央部には、側壁56B及び
56Cと略平行になるように、互いに間隔をおいて下方
に向けて折り曲げられた折曲部50B及び50Cが形成
されている。この折曲部50B及び50Cの間には、ロ
ーラ40が格納される。すなわち、ローラ40は、折曲
部50B及び50Cによって、ホルダ部材17の略中央
部に位置する構成となっている。また、上板55の矢印
Y方向側端面の両側には、バックルベース11の側壁1
1B及び11Cに形成された係合段部36B及び36C
と係合する係合肩部52B及び52Cが形成されてい
る。
【0030】側壁56B及び56Cの略中央部には、ピ
ン30の両端が貫通・支持される支持穴49B及び49
Cが各々形成されている。この貫通したピン30を支点
として、ホルダ部材17はバックルベース11に対し揺
動可能であり、またピン30の移動と共に移動するよう
になっている。このホルダ部材17は、タングプレート
5がロックされた状態の際には、特に図5に示すよう
に、下部が解除ボタン18の当接部53B(図示せず)
及び53Cに当接した状態となっている。
【0031】スプリング支持板57の矢印Y方向側の面
の下部には、コイルスプリング15の一端を支持・固定
する固定部51が形成されている。このホルダ部材17
は、コイルスプリング15によって矢印X方向に付勢さ
れている。また、固定部51は、ローラ40の中心位置
より若干下がった場所に設定することで、ボルダ部材1
7は、常にピン30を中心とした時計回りの回転を伴う
付勢力を受けている。
【0032】スプリングホルダ20はその両側に、側壁
11B及び11Cの凹部29B及び29Cに係合する係
合部27B及び27Cが形成されている。スプリングホ
ルダ20の略中央部には、コイルスプリング19の矢印
Y方向端部を挿入する穴28が形成されており、このコ
イルスプリング19の先端は、スプリングホルダ20の
側壁に固定されている。また、スプリングホルダ20の
下端は、タングプレート5の出入口54の上壁を構成す
る。このスプリングホルダ20は、係合部27B及び2
7Cが、側壁11B及び11Cに各々形成された段部2
9B及び29Cに係合・固定されることにより、バック
ルベース11に固定される。
【0033】解除ボタン18は、使用者が押圧可能な操
作部61と、操作部61の両側に矢印Y方向に向けて水
平に延出されたアーム62B及び62Cを備えている。
この解除ボタン18は、アーム62B及び62Cが、側
壁11B及び11Cにスライド可能に支持されて、矢印
XY方向に移動する。さらに、この解除ボタン18の操
作部61の矢印Y方向端面には、ホルダ部材17の側壁
56B及び56Cの矢印X方向端面に当接する当接部5
3B及び53Cが形成されている。
【0034】操作部61の内側面であって、その略中央
部には、コイルスプリング19の一端を保持・固定する
固定部64が形成されている。また、このコイルスプリ
ング19の他端は、スプリングホルダ20の側壁に固定
されているため、解除ボタン18は、コイルスプリング
19によって、常に矢印X方向に付勢されている。
【0035】なお、このバックル本体10は、図示しな
いカバーに挿入される。
【0036】次に、実施の形態1に係るバックル装置1
の具体的動作について、図面を参照して説明する。
【0037】タングプレート5がバックル本体10に挿
入されておらず、ラッチ板14が非ロック位置にある際
は、図2に示すように、スライダ12は、コイルスプリ
ング13の付勢力により、矢印X方向側に置かれてい
る。また、ローラ40は、ラッチ板14の開口部43に
落ち込んだ状態となっているため、ラッチ板14のラッ
チ部41は、上方に位置することができる。また、ラッ
チ部41の下端が、スライダ12の上板37に当接され
ることによって、ラッチ板14がロック位置に移動する
ことを防止している。
【0038】タングプレート5をバックル本体10にロ
ックするには、先ず、図3に示すように、タングプレー
ト5をタング出入口54からバックル本体10内に挿入
させる。さらに図4に示すように、タングプレート5を
挿入すると、タングプレート5の先端がスライダ12を
矢印Y方向に移動させる。これによって、ラッチ板14
のラッチ部41先端が、相対的にスライダ12の上板3
7上からタングプレート5の上面を滑って、係止穴6近
くに位置する。この時点では、補助ロック部材16は、
図2及び図3に示す位置にあり、ラッチ板14に当接し
た状態で静止している。
【0039】タングプレート5がさらに挿入され、ラッ
チ部41が相対的に係止穴6の位置までくると、図5に
示すように、ラッチ部41が係止穴6に係合して、ラッ
チ板14はロック位置となり、タングプレート5がロッ
ク状態となる。この動作により、補助ロック部材16が
矢印X方向に移動する。具体的には、ラッチ板14が支
持部44B及び44Cを支点として、反時計回りに回転
するため、ピン30が長穴33B及び33Cに支持され
て、矢印X方向に移動し、ローラ40が回転しながらラ
ッチ板14の平面部46上まで移動する。このローラ4
0の移動により、ラッチ板14は、タングプレート5の
ロック位置に規制される。
【0040】また、この時、ホルダ部材17は、補助ロ
ック部材16と共に、矢印X方向に移動し、溝部24B
及び24Cの位置までくると、コイルスプリング15の
付勢力によって時計回りに回転して、係合肩部52B及
び52Cがバックルベース11の係合段部36B及び3
6Cに係合してロックされ、ピン30の矢印Y方向への
動きをロックする。このため、この状態で、矢印Y方向
に衝撃が作用しても、ホルダ部材17は、重心がピン3
0の位置より上方にあるため、時計回りに回転するの
と、コイルスプリング15の時計回りの付勢力により、
ロック位置方向に力が加わっている。したがって、補助
ロック部材16のラッチ板14に対するロック位置への
規制が解除されることが防止される。
【0041】以上により、タングプレート5のロックを
確実に行うことができる。また、ラッチ板14は、コイ
ルスプリング等の付勢力を直接受けることなく、スライ
ダ12の移動によって、ロック位置まで移動する。
【0042】この状態で、バックル装置に荷重がかか
り、タングプレート5を介してローラ40に荷重がかか
ると、ピン30は、その中央部が若干上方に湾曲するよ
うに変形するため、ピン30の両端部がラッチ板14の
折曲部47B及び47Cに接触する。したがって、前記
荷重を、ローラ40と、ラッチ板14の平面部46と、
ピン30の両端と、折曲部47B及び47Cの3個所で
受けることになるため、荷重を分散させることができ
る。なお、通常時(荷重がかかっていない時)には、ピ
ン30は、折曲部47B及び47Cに接触することな
く、ローラ40の回転によってラッチ板14のロック位
置及び非ロック位置に対する制御を行っている。
【0043】次に、バックル本体10からタングプレー
ト5を抜き取るには、解除ボタン18を矢印Y方向に押
圧すると、解除ボタン18の当接部53B及び53C
が、ホルダ部材17の側壁56B及び56Cを押し、図
6に示すように、ホルダ部材17がピン30を支点とし
て反時計回りに回転し、係合肩部52B及び52Cと係
合段部36B及び36Cとの係合状態を解除する。
【0044】さらに解除ボタン18を押圧すると、ホル
ダ部材17が矢印Y方向に移動し、ローラ40は、ラッ
チ板14の平面部46上を矢印A方向(図6参照)に回
転し始める。
【0045】さらに解除ボタン18を押圧すると、解除
ボタン18の突起部63B及び63Cが、ラッチ板14
の傾斜部48B及び48Cを押圧する。これによって、
ラッチ板14は、支持部44B及び44Cを支点として
時計回りに回転し、図7に示すように、ラッチ部41が
上方(非ロック位置)に移動する。このように、ラッチ
板14は、コイルスプリング等の付勢力を直接受けず
に、突起部63B及び63Cと、傾斜部48B及び48
Cとの押圧により非ロック位置に移動する。
【0046】また、この動作により、スライダ12がコ
イルスプリング13の付勢力によって矢印X方向に移動
し、この移動によってラッチ部41の先端が押されるこ
とでも、ラッチ板14の非ロック位置への移動が行われ
る。
【0047】これと同時に、ローラ40は、平面部46
から開口部43に回転しながら落ち込み、これによっ
て、ローラ40は、ラッチ板14に対するロック位置へ
の規制を解除し、ラッチ板14を非ロック位置に移動可
能にする。このように、ローラ40を回転するようにし
ているため、タングプレート5をバックル本体10から
抜き取る際の解離力を小さくすることができる。また、
ローラ40が回転することで、補助ロック部材16が、
平面部46と開口部43との境界近傍に位置した際に、
補助ロック部材16が、これを付勢するコイルスプリン
グ15の付勢力と、スライダ12を付勢するコイルスプ
リング13の付勢力によって、釣り合いにくくなり、補
助ロック部材16が不完全な位置で静止することを低減
することができる。このため、前記ロック状態と、ロッ
ク解除状態との切り換え動作を行う時に、いわゆる「擬
似ラッチ現象」が発生することを低減できる。
【0048】また、スライダ12が矢印X方向に移動す
ることによって、タングプレート5が矢印X方向に移動
して、ラッチ部41の下側に素早く潜り込む。このた
め、ラッチ部41の下端が、タングプレート5の上部か
らスライダ12の上板37の上面を滑り、ラッチ板14
は、スライダ12によってロック位置に移動することが
防止される。
【0049】(実施の形態2)次に、本発明の実施の形
態2に係るバックル装置について、図面を参照して説明
する。
【0050】図9は、本発明の実施の形態2に係るバッ
クル装置の補助ロック部材とホルダ部材を示す斜視図、
図10は、実施の形態2に係るバックル装置の側断面図
であって、タングプレートが挿入される前の状態を示す
図、図11は、実施の形態2に係るバックル装置の側断
面図であって、タングプレート挿入初期の状態を示す
図、図12は、実施の形態2に係るバックル装置の側断
面図であって、タングプレート挿入途中の状態を示す
図、図13は、実施の形態2に係るバックル装置の側断
面図であって、タングプレートをロックしている状態を
示す図、図14は、実施の形態2に係るバックル装置の
側断面図であって、解除ボタンを押圧して、タングプレ
ートのロックを解除する初期の状態を示す図、図15
は、実施の形態2に係るバックル装置の側断面図であっ
て、タングプレートが抜脱される直前の状態を示す図、
図16は、実施の形態2に係るバックル装置の側断面図
であって、タングプレートが抜脱された直前の状態を示
す図である。
【0051】なお、実施の形態2では、実施の形態1に
係るバックル装置1と同様の部材には、同一の符号を付
し、その詳細な説明は省略した。
【0052】実施の形態2に係るバックル装置2の、実
施の形態1に係るバックル装置1と異なる点は、補助ロ
ック部材及びホルダ部材の形状である。
【0053】実施の形態2に係るバックル装置2の補助
ロック部材116は、ピン30と、ローラ140と、か
ら構成されている。ローラ140は、三つの平面部14
1、142及び143を備えている。平面部141及び
142の間には、平面部141から延長して突出した突
起部144が形成されている。また、平面部143と、
平面部141との間には、曲面145が形成されてい
る。ローラ140の略中央部には、ピン30が挿入され
る穴42が形成されている。この穴42にピン30が挿
入されることで、ローラ140は、ピン30に対し回転
可能に支持される。
【0054】ホルダ部材117は、上板55の矢印X方
向(図10〜図16参照)の端面の略中央部に、下方に
向けて突出した凸部158が形成されている以外は、実
施の形態1に係るホルダ部材17と同様の構成を有して
いる。この凸部158は、後に詳述するが、ローラ14
0の回転を規制する役割を果たす。
【0055】次に、この構成を備えたバックル装置2の
具体的動作について、図面を参照して説明する。
【0056】タングプレート5がバックル本体10に挿
入されておらず、ラッチ板14が非ロック位置にある際
は、図10に示すように、スライダ12は、コイルスプ
リング13の付勢力により、矢印X方向側に置かれてい
る。
【0057】また、ローラ140は、平面部142を矢
印X方向に向けた状態で、ラッチ板14の開口部43に
落ち込んているため、ラッチ板14のラッチ部41は、
上方に位置することができる。また、突起部144が、
ラッチ板14の平面部46の裏面(下面)に当接してい
るため、ラッチ板14がロック位置に移動する(支持部
44B及び44Cを中心として反時計回りに回転する)
ことを防止している。さらにまた、ラッチ部41の下端
が、スライダ12の上板37に当接されることによっ
て、ラッチ板14がロック位置に移動することを防止し
ている。そしてまた、ホルダ部材117の凸部158の
先端が、ローラ140の平面部143に当接し、ローラ
140の回転を規制している。
【0058】タングプレート5をバックル本体10にロ
ックするには、先ず、図11に示すように、実施の形態
1と同様の操作を行い、タングプレート5をバックル本
体10内に挿入させる。さらに図12に示すように、タ
ングプレート5を挿入すると、タングプレート5の先端
がスライダ12を矢印Y方向(図10〜図16参照)に
移動させる。これによって、ラッチ板14のラッチ部4
1先端が、相対的にスライダ12の上板37上からタン
グプレート5の上面を滑って、係止穴6近くに位置す
る。この時点では、補助ロック部材116は、図10〜
図12に示す位置にあり、ラッチ板14に当接した状態
で静止している。
【0059】タングプレート5がさらに挿入され、ラッ
チ部41が相対的に係止穴6の位置までくると、スライ
ダ12の凸部34上に形成された平面部31がローラ1
40の平面部141と接し、ラッチ板14とタングプレ
ート5とが接する時間を遅らせている。このため、係止
穴6とラッチ部41の位置が重なるまで、ラッチ板14
は、非ロック位置に静止している。すなわち、ラッチ板
14は、ラッチ部41が係止穴6の位置に到達しない限
り、ロック位置に移動しない構造となっている。
【0060】その後、図13に示すように、スライダ1
2の平面部31がローラ140の平面部141を通過す
ることで、ラッチ部41が係止穴6に係合して、ラッチ
板14はロック位置となり、タングプレート5がロック
状態となる。この動作により、補助ロック部材116が
矢印X方向に移動する。具体的には、ラッチ板14が支
持部44B及び44Cを支点として、反時計回りに回転
するため、ピン30が長穴33B及び33Cに案内され
て、矢印X方向に移動し、ローラ140が回転しながら
ラッチ板14の平面部46上まで移動する。このローラ
140の回転移動により、ローラ140の平面部142
がラッチ板14の平面部46上に位置し、ラッチ板14
はローラ140によって、タングプレート5のロック位
置に規制される。また、ローラ140の平面部143
は、ホルダ部材117の凸部158との接触から解放さ
れる。
【0061】また、この時、ホルダ部材117は、補助
ロック部材116と共に、矢印X方向に移動し、実施の
形態1と同様に、時計回りに回転して係合肩部52B及
び52Cが係合段部36B及び36Cに係合してロック
され、ピン30の動きをロックする。
【0062】この状態で、矢印Y方向に衝撃が作用して
も、ホルダ部材117は、重心がピン30の位置より上
方にあるため、時計回りに回転するのと、コイルスプリ
ング15の時計回りの付勢力により、ロック位置方向に
力が加わっている。したがって、補助ロック部材116
のラッチ板14に対するロック位置への規制が解除され
ることが防止される。
【0063】以上により、タングプレート5のロックを
確実に行うことができる。この時得られる作用・効果
は、実施の形態1に係るバックル装置1と同様である。
【0064】次に、バックル本体10からタングプレー
ト5を抜き取るには、解除ボタン18を矢印Y方向に押
圧すると、解除ボタン18の当接部53B及び53C
が、ホルダ部材117の側壁56B及び56Cを押し、
図14に示すように、ホルダ部材117がピン30を支
点として反時計回りに回転し、係合肩部52B及び52
Cと係合段部36B及び36Cとの係合状態を解除す
る。この時、ローラ140は、矢印Y方向に少し水平移
動する。
【0065】さらに解除ボタン18を押圧すると、ホル
ダ部材117が矢印Y方向に移動し、ローラ140は、
ピン30の軸心がラッチ板14の開口部43上に位置し
た時、時計回りに回転し始める。
【0066】さらに解除ボタン18を押圧すると、実施
の形態1と同様に、ラッチ板14は、支持部44B及び
44Cを支点として時計回りに回転し、図15に示すよ
うに、ラッチ板14は非ロック位置に移動する。
【0067】これと同時に、ローラ140は、平面部4
6から開口部43に回転しながら落ち込み、これによっ
て、ローラ140は、ラッチ板14に対するロック位置
への規制を解除し、ラッチ板14を非ロック位置に移動
可能にする。このように、ローラ140を回転するよう
にしているため、タングプレート5をバックル本体10
から抜き取る際の解離力を小さくすることができる。ま
た、ローラ140が回転することで、補助ロック部材1
16が、平面部46と開口部43との境界近傍に位置し
た際に、補助ロック部材116が、これを付勢するコイ
ルスプリング15の付勢力と、スライダ12を付勢する
コイルスプリング13の付勢力によって、釣り合いにく
くなり、補助ロック部材116が不完全な位置で静止す
ることを低減することができる。このため、前記ロック
状態と、ロック解除状態との切り換え動作を行う時に、
いわゆる「擬似ラッチ現象」が発生することを低減でき
る。
【0068】また、スライダ12が矢印X方向に移動す
ることによって、タングプレート5が矢印X方向に移動
して、ラッチ部41の下側に素早く潜り込む。このた
め、ラッチ部41の下端が、タングプレート5の上部か
らスライダ12の上板37の上面を滑り、ラッチ板14
は、スライダ12によってロック位置に移動することが
防止される。
【0069】なお、実施の形態1及び2では、回転体と
してローラを用いた場合について説明したが、これに限
らず、本発明に係る回転体は、本願の請求の範囲を満た
すものであれば、例えば、球体等、任意の形状を選択す
ることができる。
【0070】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係るバッ
クル装置は、ラッチ板が非ロック位置からロック位置に
移動する際に、補助ロック部材の一部を構成するローラ
が、ラッチ板の開口部内から回転しながら該ラッチ板の
タングプレート抜脱方向端部上面に移動し、当該ラッチ
板をロック位置に確実に維持する。また、ラッチ板がロ
ック位置から非ロック位置に移動する際には、該ラッチ
板のタングプレート抜脱方向端部上面から回転しながら
前記開口部内に移動し、ラッチ板の前記ロック位置への
規制を解除する。この結果、前記ローラは、ラッチ板の
タングプレート抜脱方向端部上面と開口部との境界近傍
に位置した際に、ここで静止しにくくでき、いわゆる
「擬似ラッチ現象」が発生することを低減することがで
きる。さらに、ローラが移動する際の摩擦力を小さくす
ることもできるため、タングプレートをバックル本体か
ら抜き取る際の解離力を小さくすることもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1に係るバックル装置の分
解斜視図である。
【図2】本発明の実施の形態1に係るバックル装置の側
断面図であって、タングプレートが挿入される前の状態
を示す図である。
【図3】本発明の実施の形態1に係るバックル装置の側
断面図であって、タングプレート挿入初期の状態を示す
図である。
【図4】本発明の実施の形態1に係るバックル装置の側
断面図であって、タングプレート挿入途中の状態を示す
図である。
【図5】本発明の実施の形態1に係るバックル装置の側
断面図であって、タングプレートをロックしている状態
を示す図である。
【図6】本発明の実施の形態1に係るバックル装置の側
断面図であって、解除ボタンを押圧して、タングプレー
トのロックを解除する初期の状態を示す図である。
【図7】本発明の実施の形態1に係るバックル装置の側
断面図であって、タングプレートが抜脱される直前の状
態を示す図である。
【図8】本発明の実施の形態1に係るバックル装置の側
断面図であって、タングプレートが抜脱された直前の状
態を示す図である。
【図9】本発明の実施の形態2に係るバックル装置の補
助ロック部材とホルダ部材を示す斜視図である。
【図10】本発明の実施の形態2に係るバックル装置の
側断面図であって、タングプレートが挿入される前の状
態を示す図である。
【図11】本発明の実施の形態2に係るバックル装置の
側断面図であって、タングプレート挿入初期の状態を示
す図である。
【図12】本発明の実施の形態2に係るバックル装置の
側断面図であって、タングプレート挿入途中の状態を示
す図である。
【図13】本発明の実施の形態2に係るバックル装置の
側断面図であって、タングプレートをロックしている状
態を示す図である。
【図14】本発明の実施の形態2に係るバックル装置の
側断面図であって、解除ボタンを押圧して、タングプレ
ートのロックを解除する初期の状態を示す図である。
【図15】本発明の実施の形態2に係るバックル装置の
側断面図であって、タングプレートが抜脱される直前の
状態を示す図である。
【図16】本発明の実施の形態2に係るバックル装置の
側断面図であって、タングプレートが抜脱された直前の
状態を示す図である。
【符号の説明】
1、2 バックル装置 5 タングプレート 6 係止穴 10 バックル本体 11 バックルベース 12 スライダ 13、15、19 コイルスプリング 14 ラッチ板 16、116 補助ロック部材 17、117 ホルダ部材 18 解除ボタン 20 スプリングホルダ 21 スプリングガイド 30 ピン 40、140 ローラ 41 ラッチ部 43 開口部 46 平面部 47B、47C 折曲部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 タングプレートと、当該タングプレート
    が挿脱されると共に、挿入されたタングプレートを係脱
    可能にロックするバックル本体と、を備えたバックル装
    置であって、 前記バックル本体は、ベースと、 当該ベースに支持されて、タングプレートをロックする
    ロック位置とタングプレートのロックを開放する非ロッ
    ク位置との間を移動すると共に、その略中央部に開口部
    が形成されたラッチ板と、 前記ベースに移動可能に支持されて前記ラッチ板の移動
    を制御する補助ロック部材と、を備え、 前記補助ロック部材は、前記ベースに移動可能に支持さ
    れる支持部材と、当該支持部材の長手方向略中央部の回
    りに回転可能に設けられた回転体と、を備え、当該回転
    体は、前記ラッチ板が前記非ロック位置にある際に、少
    なくとも一部が前記開口部に収容され、前記ラッチ板が
    ロック位置にある際に、当該ラッチ板のタングプレート
    抜脱方向端部上面に位置して、当該ラッチ板をロック位
    置に規制するバックル装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012126254A (ja) * 2010-12-15 2012-07-05 Takata Corp バックルおよびこれを備えたシートベルト装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012126254A (ja) * 2010-12-15 2012-07-05 Takata Corp バックルおよびこれを備えたシートベルト装置
US8876161B2 (en) 2010-12-15 2014-11-04 Takata Corporation Buckle, and seat belt apparatus including this

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