JP2000105849A - 顧客端末の残存処理時間の算出・表示方法 - Google Patents
顧客端末の残存処理時間の算出・表示方法Info
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Abstract
る顧客の操作所要時間を考慮し、顧客取引の進行につれ
て、この取引の残存処理時間を順次算出して表示する方
法。 【解決手段】 予め顧客端末における各種取引の各処理
過程毎の平均処理時間を、顧客による個人差の有無によ
り分類してデータベースに記憶しておき、顧客端末によ
る取引の開始時点では、該当取引終了までの平均処理時
間を表示し(S6,S7)、前記取引が進行すると、そ
の各処理過程の更新毎に、それまでに顧客が要した実処
理時間とデータベース内の対応する平均処理時間との割
合を求め、この割合で残りの処理過程が実行されるもの
として、データベース内の残りの平均処理時間を修正し
て残存処理時間を算出し、表示する(S1〜S10)。
Description
に設けられる顧客端末の残存処理時間の算出・表示方法
に関するものである。
(現金自動預け払い機)やCD(現金支払機)を設け
て、現金の引出しや預け入れ、振込、振替、残高照会、
通帳記入等の窓口業務を自動処理している。さらに近年
リモートブランチ(例えば無人店舗等)では、ATMが
多機能化され、カード発行機能や普通預金口座の開設機
能をも有する顧客端末(無人リモート端末、RTともい
う)が設けられている。
示す図である。リモートブランチシステムは、図4に示
す通り、リモートブランチに設けられた顧客端末1a〜
1nと遠隔地のオペレータ端末(センタ端末、CTとも
いう)2a〜2mとがマルチメディアネットワーク(例
えばINS網等)3で接続され、オペレータ端末2a〜
2mはホストへ接続される。このホスト接続について
は、オンラインとオフラインの両方が考えられるが、オ
フラインの場合は、ホストとの連携が必要な処理につい
ては窓口端末(オンライン端末)から処理を行う。リモ
ートブランチシステムにおいては、顧客は一人で顧客端
末1の操作を行うが、この処理内容によっては、顧客端
末1のみで進められる処理については単独で進められ、
オペレータの確認が必要な処理(例えば新規口座開設申
込書の記入内容確認、本人証明書確認等)については、
随時オペレータが確認作業を行い、OKであれば次の処
理に進むという処理手順になっている。
口座開設処理順序を示す図であり、図のSに続く数値は
ステップ番号を示す。図5においては、まず顧客が顧客
端末にて、「メニュー選択」操作として「新規口座開
設」を選択すると(S11)、この選択情報は送信さ
れ、オペレータ端末に着信する(S21)。次に顧客端
末にて「新規口座申込書読取」がなされると(S1
2)、この申込書読取情報は送信され、オペレータ端末
にて記載不備がないかの「申込書確認」がなされ(S2
2)、不備が有ればその旨顧客端末に表示され、不備が
無ければ顧客端末にて次の処理である本人確認用の「証
明書読取」がなされる(S13)。
タ端末にて申込者本人の正しい証明書(例えば運転免許
証等)であるか否かの「証明書確認」がなされ(S2
3)、問題があればその旨顧客端末に表示され、問題が
なければ、顧客端末にて次の処理である「必要項目入
力」がなされる(S14)。ここで「必要項目」とは、
例えば暗証番号、カードの種類、通帳の種類等である。
この必要項目情報は送信され、オペレータ端末にて「項
目内容確認」がなされ(S24)、問題があればその旨
顧客端末に表示され、問題がなければ、ホストにて「口
座開設処理」がなされ(S31)、顧客端末にて「通帳
発行」(S15)と「カード発行」(S16)がなされ
る。
ブランチ等の顧客端末においては、操作者本人及び順番
待ちの待機者に対して、現在進行中の顧客取引の現時点
から取引終了までの所要時間(操作者本人にとっては残
存処理時間、また順番待ちの待機者にとっては今後の待
ち時間)を精度良く算出し、この算出した残存処理時間
または今後の待ち時間を知らせる技術として満足すべき
ものはなかった。
る類似技術の文献として、例えば特開平7−65089
号公報に示されたものがある。そして上記文献では、現
金自動取引装置からの入力情報によって、それぞれの取
引内容を把握すると、この取引に対して取引種別ごとに
基本的に必要とする一律の処理時間を算出する。さら
に、同一種目の取引においても前記一律の処理時間以上
に処理時間を要する場合があるので、この場合には一律
の処理時間に上乗せする追加処理時間を算出する。そし
て各現金自動取引装置ごとに前記算出した一律の処理時
間と、これに上乗せする必要が有る場合の追加処理時間
とを別々に、または合計時間として表示ボードに表示す
るという内容が示されている。
取引種別ごとに、上記一律の処理時間と追加処理時間と
が別々に、または合計時間として表示されたとしても、
顧客の操作とその処理の進行につれて、残存処理時間は
順次減少してゆき、取引の終了時点では、すべて零にな
るものであり、上記文献ではどのように残存処理時間を
算出して表示データを更新するか等の記載は全くない。
従って取引の進行につれて、残存処理時間の更新表示が
順次なされないとすれば、順番待ちの待機者にとって、
満足すべき取引処理時間の表示方法とはいえない。
個人差がある。例えばタッチパネルの操作等に習熟して
いる人は、操作所要時間は短時間であるが、老人等でキ
ー操作の経験の少ない人は、操作所要時間は長時間とな
る。従って例えば振込処理等の場合には、振込先の金融
機関名、支店名、受取人預金種目、口座番号、受取人氏
名、受取人電話番号、振込金額等と入力情報が多いの
で、個人による操作所要時間の差は大きい。しかし前記
文献には、個人毎に異なる操作所要時間を考慮して例え
ば追加処理時間を算出するなどという記載は全くない。
このように顧客により個人差のある顧客の操作所要時間
を考慮せずに、取引処理時間(前記一律の処理時間と追
加処理時間の和)を算出すれば、実際の処理所要時間と
の差は大きい。従って上記文献の表示ボードでは、取引
開始時点に表示された取引処理時間が、その値のまま取
引終了時点まで継続表示されることを理解したとして
も、例えば表示時間が3分であるのに、実処理時間が5
分を要したとすれば、順番待ちの待機者にとっては、余
り信用できない取引処理時間となる。
引において、個人差のある顧客の操作所要時間を考慮し
た上で、顧客取引の進行につれて、この取引の残存処理
時間を高精度で順次算出し、この算出値により表示時間
を順次更新することを可能とする顧客端末における残存
処理時間の算出・表示方法を提供するものである。
残存処理時間の算出・表示方法は、予め顧客端末におけ
る各種取引の各処理過程毎の平均処理時間を求め、これ
を顧客により個人差の有る処理過程の平均処理時間と個
人差の無い処理過程の平均処理時間とに分類してそれぞ
れ記憶しておき、顧客が顧客端末を用いてある取引を開
始した時点では、前記記憶している該当取引の各処理過
程毎の平均処理時間の総和を算出して残存処理時間とし
て表示し、前記顧客の顧客端末を用いた前記取引が進行
すると、この取引の各処理過程の更新時点に、顧客が該
当取引の開始から前記更新時点までに前記顧客により個
人差の有る各処理過程に要した実処理時間の和と、前記
記憶している対応する各処理過程の平均処理時間の和と
の割合を求め、この割合により前記記憶している該当取
引の残りの顧客により個人差の有る各処理過程の平均処
理時間の和を修正し、この修正後の時間と前記記憶して
いる該当取引の残りの顧客により個人差の無い各処理過
程の平均処理時間との総和を算出して残存処理時間とし
て表示するものである。
が進行すると、この取引の各処理過程が更新される毎
に、精度の高い残存処理時間が順次算出されて表示され
るので、操作者本人及び順番待ちの待機者にとって大き
なサービスとなる。
客端末と表示器の配置・表示例を示す図である。例えば
リモートブランチシステムにおける無人店舗の場合に
は、顧客のプライバシー保護のため、図3の(a)のよ
うに顧客端末1は、個室内に設けられるか、周囲をパー
ティションで囲まれることが多い。そこで待機者用の表
示器4を個室の外部等に設け、この表示器4の表示画面
上に、例えば図3の(b)のように、「現在、お客様が
端末を使用中です。この取引にはあと○○分○○秒くら
いかかる予定です。なお次に使用されるお客様は受付票
を取ってお待ち下さい。」などと表示する。この表示器
4で「大体の待ち時間」を表示することで、待機者に安
心感を与えることができる。また待機者には先客の取引
内容を知らせないことで先客のプライバシーを保護でき
る。また操作者本人には、顧客端末の表示画面上の一部
に、例えば図3の(c)のように、「本取引終了までの
予測時間:○○分○○秒」と表示して、「残存処理時
間」を知らせる便宜を提供できる。
に対する「今後の待ち時間」と、顧客端末に表示する操
作者本人に対する「残存処理時間」とは同一時間であ
る。そしてこの同一時間を表示する機器により異なる文
言で記載すると紛らわしいので、本明細書では、顧客端
末に表示する「残存処理時間」を共通の文言として使用
することにする。そして上記表示器4と顧客端末に表示
される「残存処理時間」は、顧客が顧客端末により取引
を開始すると、直ちに最初の予測値が表示され、その後
操作者の操作と処理の進行につれて、該当取引の各処理
過程毎に(即ち顧客端末に表示される各処理画面毎
に)、新たな予測値が繰り返し算出され、この新たな算
出値により表示値が順次更新されるようにしている。
(算出)するかを以下に説明する。顧客端末を用いた各
種取引の各処理過程毎に(即ち各処理画面毎に)、それ
までに不特定多数の顧客が実際の処理に要した多数の実
測値を平均して求めた平均処理時間を、予めデータベー
スに記憶しておくと共に、この各種取引の各処理過程毎
の平均処理時間を以下の2つの各処理時間に分類してお
く。即ち上記各平均処理時間を、顧客の処理速度に関係
する時間(即ち顧客により各処理時間に個人差が有る時
間)と、顧客の処理速度に関係しない時間(例えば書類
読取装置の読取所要時間や専任オペレータの処理時間等
のように、顧客により処理時間に個人差が無い時間)に
分類しておく。なお上記2種類の平均処理時間の説明文
言として、以下の記述では、顧客により個人差の有る処
理時間と顧客により個人差の無い処理時間を主に用い
る。
と、この顧客が操作することにより処理された実処理時
間を計測し、前記平均処理時間のうちの顧客により個人
差の有る処理時間について、現在取引中の顧客から実際
に計測した実処理時間と、前記データベースに記憶して
いる対応処理過程の平均処理時間との比(割合)を求め
て(例えば、実処理時間は、平均処理時間に対して10
%長時間であるとか、15%短時間であるとかを求め
て)、この割合と前記データベースから読出した残りの
平均処理時間を用いて、顧客がそれまでの処理速度と同
一の処理速度で今後の処理を実行した場合の取引終了ま
での残存処理時間を、当該取引の各処理過程が更新され
る毎に算出して表示する。
理時間は、顧客取引数の増加と共にその精度を向上させ
るため、本実施形態では、その処理過程内に学習機能処
理を含ませ、取引が終了した顧客の実処理時間も順次含
めていくようにしている。その結果、データベースに格
納された各平均処理時間は高精度な値に順次更新されて
いく。以下具体的な取引における残存処理時間の算出例
を説明する。
残存処理時間の算出・表示方法の流れ図であり、図のS
に続く数値はステップ番号を示す。図2は本発明の実施
形態に係る顧客端末の残存処理時間の算出例を示す図で
あり、ここでは新規口座開設処理の場合を示している。
なお図2において、RTは顧客端末(リモート端末)、
CTはセンタ端末、○印は有り、×印は無しをそれぞれ
示し、時間の単位は秒である。図1の流れ図に従い、図
2を参照して、本実施形態に係る顧客端末の残存処理時
間の算出・表示方法を以下に説明する。
することをセンサで検知すると、取引を開始し、図1の
S1において、図2の画面1「メニュー選択画面」を表
示し、顧客に希望取引の選択操作をしてもらう。図1の
S2では、表示画面1についての顧客の実処理時間の計
測を開始し、S3では、画面1の平均処理時間を読込
み、S4では、顧客が「新規口座開設」取引を選択した
時点で、実処理時間の計測を終了する。図2の例では、
「メニュー選択」処理(顧客により処理時間に個人差が
有る処理)に顧客が要した実処理時間を20秒と計測
し、この計測値をデータベースに記憶する。
り個人差の有る実処理時間20秒と図2の画面1の平均
処理時間30秒との比(割合)20/30≒0.666
を求める。図1のS6では、最初の画面処理なので、該
当取引の取引終了までの全平均処理時間(図2の画面1
〜15までの各平均処理時間の総和)720秒(12分
0秒)を求め、この時間値をS7において、該当取引の
残存処理時間として表示する。
する際の冒頭に表示する残存処理時間を予め下記のよう
に算出しておく。即ち次に顧客端末が図2の画面2「説
明」を表示する時点では、残存処理(画面2〜15ま
で)の各平均処理時間の総和690秒のうちから、顧客
の個人差が無いとみなされた、(図2の処理時間個人差
有無の欄で×印の付与された)各平均処理時間の総和4
40秒を差引き、その残りの処理時間690−440=
250秒が個人差が有るものと考える。そしてS5で求
めた、画面1のメニュー選択処理における実処理時間2
0秒と平均処理時間30秒との割合20/30≒0.6
66で、個人差の有る残りの平均処理時間250秒も処
理されると考え、250秒×0.666≒167秒が個
人差の有る残存処理時間であるとする。その結果個人差
の無い残存処理時間440秒と個人差の有る残存処理時
間167秒との和607秒(10分7秒)が次の画面2
を表示する時点における残存処理時間であるとして算出
される。
択」に要した実処理時間20秒もデータベースに含める
ように、データベースに格納された該当処理画面の平均
処理時間を更新し、S9で終了画面でないことを判別す
ると、S10で画面更新指令と表示更新指令を発生し、
画面更新指令はS1に供給し、また表示更新指令はS6
に供給する。
図1のS1にて、図2の画面2「説明画面」に更新表示
を行うと共に、前記表示更新指令により図1のS6で
は、予め計算しておいて画面2の冒頭に表示する残存処
理時間607秒(10分7秒)をS7により表示させ
る。図1のS2では、表示画面2についての実処理時間
の計測を開始し、S3では、画面1,2の各平均処理時
間と画面1における実処理時間20秒を読出しておき、
S4では、顧客が表示画面2の処理を終了した時点で、
実処理時間の計測を終了する。図2の例では、画面2の
処理(顧客により処理時間に個人差の有る処理)に顧客
が要した実処理時間を15秒と計測し、この値をデータ
ベースに記憶する。図1のS5では、前記顧客により個
人差の有る表示画面1〜2における実処理時間20+1
5=35秒と平均処理時間30+30=60秒との割合
35/60≒0.583を求める。
に冒頭に表示する残存処理時間を予め下記のように算出
しておく。即ち次に顧客端末が画面3「申込書記入案
内」を表示する時点では、残存処理(画面3〜15ま
で)の各平均処理時間の総和660秒のうちから顧客の
個人差が無いとみなされた各平均処理時間の総和440
秒を差引き、その残りの処理時間220秒が個人差が有
るとする。そしてS5で求めた表示画面1〜2における
実処理時間35秒と平均処理時間60秒との割合35/
60≒0.583で、個人差の有る残りの平均処理時間
220秒も処理されると考え、220秒×0.583≒
128秒が個人差の有る残存処理時間であるとする。そ
の結果個人差の無い残存処理時間440秒と個人差の有
る残存処理時間128秒との和568秒(9分28秒)
が次の画面3を表示する時点における残存処理時間であ
るとして算出される。
「説明処理」に要した実処理時間15秒もデータベース
に含めるように、データベースに格納された該当処理画
面の平均処理時間を更新し、S9で終了画面でないこと
を判別すると、S10で画面更新指令と表示更新指令を
発生し、画面更新指令はS1に供給し、また表示更新指
令はS6に供給する。
込書記入案内」が表示されると共に、表示更新指令によ
り表示画面3における残存処理時間568秒(9分28
秒)が表示される。そして以下同様の処理が繰返され
る。
末において取引が開始されると、該当取引の各処理過程
毎に、取引終了までの残存処理時間が順次更新して表示
されるので、各処理の進行状態がこの更新表示でよくわ
かる。またこの残存処理時間の算出に当っては、顧客に
より個人差の有る処理時間については、顧客のそれまで
の実処理時間に基づき、今後の残存処理時間を算出して
いるので、この算出値の精度は高い。またこの高精度の
残存処理時間を顧客端末に表示することで、操作者本人
に大きな信頼を与えることができる。またこの残存処理
時間は、順番待ちの待機者に対して別の表示器により
「今後の待ち時間」として表示されるので、待機者に表
示時間を越えて長く待たされることはないという安心感
を与えることができる。従って金融機関にとって、リテ
ール(小口金融)取引における優良顧客を集め、他機関
への移動を防止することができる。
ステムにおける無人店舗の顧客端末を例として説明をし
た。これは無人店舗の顧客端末は、ATMが多機能化さ
れ、カード発行機能や普通預金口座の開設機能等をも有
するものが多いので、一般に取引終了までに要する時間
が長い。さらに顧客端末が個室内等に設けられているた
め、待機者にとっては、先客の取引進行状態が全く判ら
ない。従って順番待ちの待機者に対して、先客の残存処
理時間を知らせることは、大きなサービスとなるからで
ある。
して、一般営業店でも、窓口業務のほとんどをリモート
ブランチコーナーに設けられた顧客端末により無人で対
応し、行員は渉外業務を主とした営業拠点店舗や、超小
型店舗のイメージで、店内に入るとリモートブランチが
全面に広がり、ほとんどの窓口業務を無人で対応する店
舗や、スーパストア内に設けられたインストアバンキン
グの店舗も出現している。そしてこれらのリモートブラ
ンチコーナーに設けられた一般に多機能化された顧客端
末は、通常の営業時間外となり、有人窓口が閉鎖された
後も、しばらくは無人で運転され、顧客サービスが計ら
れている。従って金融機関の有人営業店における顧客端
末やATMに対しても、無人営業店における顧客端末の
場合と同様に本発明を適用することができる。
IOSK(キオスク)端末として、展示場やショッピン
グセンターなどに設置され、操作者が展示品やショッピ
ング商品、さらに食事や観劇などの各種の情報を取り出
せるようにした情報端末(マルチメディア端末とも呼ば
れる)があるので、このKIOSKシステムにおける情
報端末にも本発明を適用することができる。その結果K
IOSK端末の利用者が多く、待機者がいる場合には、
先客の残存処理時間を表示することは、待機者にとって
大きなサービスとなる。また操作者本人にとっても便宜
を提供することになる。
端末における各種取引の各処理過程毎の平均処理時間を
求め、これを顧客により個人差の有る処理過程の平均処
理時間と個人差の無い処理過程の平均処理時間とに分類
してそれぞれ記憶しておき、顧客が顧客端末を用いてあ
る取引を開始した時点では、前記記憶している該当取引
の各処理過程毎の平均処理時間の総和を算出して残存処
理時間として表示し、前記顧客の顧客端末を用いた前記
取引が進行すると、この取引の各処理過程の更新時点
に、顧客が該当取引の開始から前記更新時点までに前記
顧客により個人差の有る各処理過程に要した実処理時間
の和と、前記記憶している対応する各処理過程の平均処
理時間の和との割合を求め、この割合により前記記憶し
ている該当取引の残りの顧客により個人差の有る各処理
過程の平均処理時間の和を修正し、この修正後の時間と
前記記憶している該当取引の残りの顧客により個人差の
無い各処理過程の平均処理時間との総和を算出して残存
処理時間として表示するようにしたので、その結果顧客
による顧客端末を用いた取引が進行すると、この取引の
各処理過程が更新される毎に、精度の高い残存処理時間
が順次算出されて表示されるので、操作者本人及び順番
待ちの待機者にとって大きなサービスとなる。
間の算出・表示方法の流れ図である。
間の算出例を示す図である。
置・表示例を示す図である。
る。
理順序を示す図である。
Claims (4)
- 【請求項1】 予め顧客端末における各種取引の各処理
過程毎の平均処理時間を求め、これを顧客により個人差
の有る処理過程の平均処理時間と個人差の無い処理過程
の平均処理時間とに分類してそれぞれ記憶しておき、 顧客が顧客端末を用いてある取引を開始した時点では、
前記記憶している該当取引の各処理過程毎の平均処理時
間の総和を算出して残存処理時間として表示し、 前記顧客の顧客端末を用いた前記取引が進行すると、こ
の取引の各処理過程の更新時点に、顧客が該当取引の開
始から前記更新時点までに前記顧客により個人差の有る
各処理過程に要した実処理時間の和と、前記記憶してい
る対応する各処理過程の平均処理時間の和との割合を求
め、この割合により前記記憶している該当取引の残りの
顧客により個人差の有る各処理過程の平均処理時間の和
を修正し、この修正後の時間と前記記憶している該当取
引の残りの顧客により個人差の無い各処理過程の平均処
理時間との総和を算出して残存処理時間として表示する
ことを特徴とする顧客端末の残存処理時間の算出・表示
方法。 - 【請求項2】 前記記憶される顧客端末における各種取
引の各処理過程毎の平均処理時間のうち顧客により個人
差の有る各処理過程の平均処理時間については、取引が
終了した顧客の該当処理過程の実処理時間も含めた平均
処理時間に順次更新して記憶するようにしたことを特徴
とする請求項1記載の顧客端末の残存処理時間の算出・
表示方法。 - 【請求項3】 前記顧客端末は、金融機関の無人営業店
または有人営業店に設けられたものであることを特徴と
する請求項1または2記載の顧客端末の残存処理時間の
算出・表示方法。 - 【請求項4】 前記算出された顧客端末の残存処理時間
を、顧客端末の表示画面上に表示すると共に、順番待ち
の待機者のために別に設けられた表示手段に、今後の待
ち時間として表示するようにしたことを特徴とする請求
項1から3までのいずれかの請求項に記載の顧客端末の
残存処理時間の算出・表示方法。
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---|---|---|---|
JP27496698A JP3673934B2 (ja) | 1998-09-29 | 1998-09-29 | 顧客端末の残存処理時間の算出・表示方法 |
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---|---|---|---|
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Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JP2000105849A true JP2000105849A (ja) | 2000-04-11 |
JP3673934B2 JP3673934B2 (ja) | 2005-07-20 |
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ID=17549062
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JP27496698A Expired - Fee Related JP3673934B2 (ja) | 1998-09-29 | 1998-09-29 | 顧客端末の残存処理時間の算出・表示方法 |
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