WO2004102449A1

WO2004102449A1 - 表示システム

Info

Publication number: WO2004102449A1
Application number: PCT/JP2004/006581
Authority: WO
Inventors: Hiroshi Ikeda
Original assignee: Konica Minolta Photo Imaging, Inc.
Priority date: 2003-05-14
Filing date: 2004-05-10
Publication date: 2004-11-25
Also published as: JP2004341695A; US20040230479A1; CN1788278A

Abstract

作業者が2つ以上のステップの作業を行っているときに、作業終了まで、あとどのくらいの時間がかかるのかを簡単に視覚的にわかるようにする表示システムを提供すること。この表示システムは、ステップ毎の作業時間を計測する計測手段と、該計測手段で計測したデータを保存する保存手段と、過去のステップ毎の作業時間の蓄積データを保存する蓄積データ保存手段と、表示手段とを備え、過去に累積された作業時間の蓄積データと前記保存手段に保存された計測データとから作業時間を再計算して作業量に比例した表示を行う。

Description

明細書表示システム技術分野

本発明は、作業者が 2つ以上のステップの作業を行っているときに、作業終了まで、あとどのくらいの時間がかかるのかを簡単に視覚的にわかるようにする表示システムに関する。背景技術

従来、作業者が 2つ以上のステップの作業を行うとき、第 1 3図に示すように、画面上に、ステップ 1→ステップ 5までを単に縦列に表示する手法や、第 1 4図に示すように、ステップ 1→ステップ 5までを下段に視覚的に表示する手法は知られている。

しカゝし、従来の手法は、いずれもステップの流れはわかるが、各ステップの作業量が把握できない欠点がある。

本発明の目的は、作業者が 2つ以上のステップの作業を行っているときに、作業終了まで、あとどのくらいの時間がかかるのかを簡単に視覚的にわかるようにする表示システムを提供することである。

又、本発明の他の課題は以下の記載によって明らかとなる。発明の開示

本発明の上記目的は、下記の各々の構成により達成される。 ( 1 ) ステップ毎の作業時間を計測する計測手段と、該計測手段で計測したデータを保存する保存手段と、過去のステツプ毎の作業時間の蓄積データを保存する蓄積データ保存手段と、表示手段とを備え、過去に累積された作業時間の蓄積データと前記保存手段に保存された計測データとから作業時間を再計算して作業量に比例した表示を行うことを特徴とする表示システム。

( 2 ) ステツプ毎の作業時間を計測する計測手段と、該計測手段で計測したデ一タを保存する保存手段と、過去のステップ毎の作業時間の蓄積データを保存する蓄積データ保存手段と、表示手段とを備え、過去に累積された作業時間の蓄積データを前記保存手段に保存された計測データを加えて再計算して前記過去の作業平均時間を書換え、該書換後の平均作業時間を基にして作業量に比例した表示を行うことを特徴とする表示システム。

( 3 ) 表示手段における表示が、各ステップの作業量を作業量に比例した表示面積や表示長さで表すことを特徴とする 1又は 2項に記載の表示システム。

( 4 ) 表示手段における表示が、各ステップの作業量の累積した標準時間で表すことを特徴とする 1又は 2項に記載の表示システム。

( 5 ) 作業者が最初のステツプを終了したときに、累積した平均の作業時間から、全ステップの作業時間を予測し、各ステップ毎の作業予想時間を表示することを特徴とする 1〜 4項の何れか一項に記載の表示システム。

( 6 ) 各ステップ毎に、ステップの作業時間を計測手段によって計測し、次いで、その計測結果を保存手段に保存し、その保存データを過去の累積データ保存手段に送り、次に過去の作業時間の累積データをもとに各ステップの時間から作業時間を作業平均時間算出手段によって計算し、その計算結果に基づいて、各ステップの作業時間を表示手段に視覚的に表示することを特徵とする 1〜 4項の何れか一項に記載の表示システム。

( 7 ) 最初のステップの途中で、作業者のキータッチ等の時間間隔を測定し、その時間間隔から各ステップの時間を予測し、累積した平均の作業時間から、全ステップの作業時間を予測し、作業終了時間を表示することを特徴とする請求項 1〜4 の何れか一項に記載の表示システム。

( 8 ) 作業者が作業を行っている一つのシステム内にある、過去の作業時間の累積データを管理センター等に送信し、複数のシステムから送信された過去の作業時間の累積データから、さらに各ステップの平均作業時間を予測し、複数のシステムに送信して、各ステップの作業量を作業量に比例した表示面積や表示長さ、及び又〖ま、累積した標準時間で表示することを特徴とする 1〜4項の何れか一項に記載の表示システム。図面の簡単な説明

第 1図は、本発明による表示システムの好ましい形態を示すブロック図である。第 2図は、本発明の表示システムにおける過去の作業時間のデータの蓄積と、蓄積データの書換の一例を示すフローチャートである。

第 3図は、作業者 Aの作業実績例を示す図である。

第 4図は、蓄積データの一例を示す図である。

第 5図は、最初のステツプの作業を終了したときに全ステツプの作業が終了する作業量を時間で表すシステムのフロー図である。

第 6図は、各ステップ毎の作業予想時間を表示する例を示す図である。

第 7図は、各ステップ毎の作業予想時間を表示する他の例を示す図である。第 8図は、各ステップの作業量を累積した標準時間で表示する例を示す図である。

第 9図は、各ステツプの作業量を作業量に比例した表示面積や表示長さと共に累積した標準時間で表示する例を示す図である。

第 1 0図は、第 5の形態に関するシステムのフロー図である。

第 1 1図は、本発明の他の形態を示す図である。

第 1 2図は、本発明の他の形態を示す図である。

第 1 3図は、各ステップ毎の表示をする従来例を示す図である。

第 1 4図は、各ステップ毎の表示をする他の従来例を示す図である。発明を実施するための最良の形態

以下に、本発明の好ましい実施の形態を図面に基づいて説明する。

〈第 1の実施の形態〉

この形態は、作業者毎の各ステップの作業時間の平均の算出と、各ステップの平均時間の書換を行う例である。

本形態に用いるハードウエアとしては、基本的には、第 1図に示すように、ステップ毎の作業時間を計測する計測手段 1 0 0と、該計測手段 1 0 0で計測したデータを保存する保存手段 2 0 0と、過去のステップ毎の作業時間の蓄積データを保存する蓄積データ保存手段 3 0 0、過去の作業平均時間算出手段 4 0 0、過去の作業平均時間書換手段 5 0 0、表示手段 6 0 0を含む。

計測手段 1 0 0によって計測された作業時間は、保存手段 2 0 0に保存される。各ステツプが終了した時点で計測しステツプ毎に保存することが好ましい。

保存手段 2 0 0、 3 0 0は、例えば、 ROM ( Read Only Memory )、 Flash ROM、

RAM ( Random Access Memory)、ノヽードディスク等を使用することができる。第 2図には、過去の作業時間のデータの蓄積と、蓄積データの書換のフローが示されている。

同図に示すように、先ず各ステツプの作業時間が計測手段 1 00によつて計測される（S 1 , S 2, S 3)。

次いで、その計測結果が、保存手段 200に保存される。その保存データは、過去の累積データ保存手段 300に送られる。

次に過去の作業時間の累積データをもとに各ステップの時間から作業時間を作業平均時間算出手段 400によって計算する（S 4)。

次いで作業平均時間書換手段 500に書き換えられる（S 5)。次に各ステップの作業時間が表示手段 6 00に視覚的に表示される（S 6)。

作業平均時間書換手段 500による書換の例を以下に説明する。

作業者 Aの作業実績を例えば図 3に示す結果であったとする。これに基づき新平均データに書き換える。第 1ステップは、平均作業時間が 2分（第 4図の中欄）であり、この値はデータ 10 個に基づく平均である場合、（2 X 1 0 + 2) /1 1 = 2となり、新平均値 = 2となる。

第 2ステップは、同様に、（4 X 1 0 + 5) /1 1 =4. 09となり、新平均値 =4. 09となる。第 3ステップは、同様に、（2 X 1 0 + 3) /1 1 = 2. 09 となり、新平均値 = 2. 09となる。第 4ステップは、同様に、（3 X 1 0 + 2) /\ 1 = 2. 9となり、新平均値 = 2. 9となる。

このように右欄の平均作業時間は、中欄のように書き換えられる。即ち、書換によって、作業者の過去の累積した平均の作業時間は書き換えられ、次の作業の際に予測値として利用できる。また作業者の熟練度の進歩を判断できる効果もある。

〈第 2の実施の形態〉この形態は、作業者が最初のステップを終了したときに、累積した平均の作業時間から、全ステップの作業時間を予測し、各ステップ毎の作業予想時間を表示する例である。

第 5図には、最初のステップの作業（この場合はステップ 1) を終了したときに全ステップの作業が終了する作業量を時間で表すシステムのフロー図が示されている。

同図に示すように、先ずステップ 1の作業時間が計測手段 1 0 0によって計測される（S 1 0 )。

次いで、その計測結果が、保存手段 2 0 0に保存される。その保存データは、過去の累積データ保存手段 3 0 0に送られる。

次に過去の作業時間の累積データをもとにステップ 1の時間から作業時間を作業平均時間算出手段 4 0 0によって計算する（S l l )。

計算結果に基づいて、ステップ 1以後の作業時間が表示手段 6 0 0に視覚的に表示される（S 1 2 )。

図 3に基づいて具体的に説明すると、作業者 Aは、第 1ステップの作業時間が 2 分であった。第 4図の蓄積データの中欄によると、全ステップの作業平均時間は、第 2ステップが 4分、第 3ステップが 2分、第 4ステップが 3分である。

従って、最初のステップの作業（この場合はステップ 1) を終了したときに全ステップの作業が終了する作業量を時間で表すと 2 + 4 + 2 + 3 = 1 1分と予測することができる。

各ステップの作業量（作業時間）は、視覚的に表示すると、例えば第 6図又は第 7図に示すように表示できる。

このように視覚的な表示をすると、店頭等、パソコンの注文ソフト、 Web画面等で注文を行うときに、作業者が全体の操作量、現在までの操作量、残りの操作量が比例して視覚的にわかる。

また、複数で使用する注文ソフトゃ同じ作業を複数人で行う場合、その作業の履歴を蓄積しておき、表示するときにその蓄積情報を基に再計算を行い、.表示する視覚的な作業時間が変化し、作業時間の見積精度を上げることができる。

〈第 3の実施の形態〉

この形態は、第 1の形態と異なって、各ステップの作業量を作業量に比例した表示面積や表示長さで表すのではなく、累積した標準時間で表示する例である。第 8図には第 3の形態の一例が示されている。

〈第 4の実施の形態〉

この形態は、各ステツプの作業量を作業量に比例した表示面積や表示長さとともに、累積した標準時間で表示する例である。第 9図には第 4の形態の一例が示されている。

〈第 5の実施の形態〉

第 2の形態では作業者が最初のステツプを終了したときに、累積した平均の作業時間から、全ステップの作業時間を予測し、作業終了時間を表示する例であつたが、この形態は、第 2の形態の改良例である。

第 1 0図には、第 5の形態に関するシステムのフロー図が示されている。

同図に示すように、先ずステップ 1の作業時間が計測手段 1 0 0によって計測される（S 2 0 )。次いで、その計測結果が、保存手段 2 0 0に保存される。その保存データは、過去の累積データ保存手段 3 0 0に送られる。次に過去の作業時間の累積データをもとにステップ 1の時間から作業時間を作業平均時間算出手段 4 0 0によって計算し、その計算結果に基づいて、ステップ 1の作業時間が表示手段 6 0 0に視覚的に表示される（S 2 1 )。

次にステップ 2の作業時間が計測手段 1 0 0によって計測される（S 2 2 )。次いで、その計測結果が、保存手段 2 0 0に保存される。その保存データは、過去の累積データ保存手段 3 0 0に送られる。次に過去の作業時間の累積データをもとにステップ 2の時間から作業時間を作業平均時間算出手段 4 0 0によって計算し、その計算結果に基づいて、ステップ 2の作業時間が表示手段 6 0 0に視覚的に表示される（S 2 3 )。

次にステップ nの作業時間が計測手段 1 0 0によって計測される（S 2 4 )。次いで、その計測結果が、保存手段 2 0 0に保存される。その保存データは、過去の累積データ保存手段 3 0 0に送られる。次に過去の作業時間の累積データをもとにステップ nの時間から作業時間を作業平均時間算出手段 4 0 0によって計算し（S 2 5 )、その計算結果に基づいて、ステップ nの作業時間が表示手段 6 0 0に視覚的に表示される（S 2 6 )。

〈第 6の実施の形態〉

この形態は、作業者が最初のステップの途中でも、キータッチ等の時間間隔を測定し、その時間間隔から各ステツプの時間を予測し、累積した平均の作業時間から、全ステップの作業時間を予測し、作業終了時間を表示する例である。

第 1 1図に示すように、作業者がステップ 1の途中で、キータッチの時間間隔を測定する。測定した結果は、保存手段 2 0 0に保存される。保存手段 2 0 0には、時間間隔と作業時間の関係のデータが保存されており、その関係から作業時間を予測する。

その作業時間の保存データは、過去の累積データ保存手段 3 0 0に送られる。次に過去の作業時間の累積データをもとに、各ステップの作業時間を計算し、その時間を表示手段 6 0 0に視覚的に表示される。

〈第 7の実施の形態〉

第 1 2図に示すように、作業者が作業を行っている一^ 5のシステム内にある、過去の作業時間の累積データを管理センター等に送信する。複数のシステムから送信された過去の作業時間の累積データから、さらに各ステップの平均作業時間を予測し、複数のシステムに送信して、各ステップの作業量を作業量に比例した表示面積や表示長さとともに、累積した標準時間で表示する。

一つのシステムの利用が少ない場合には、複数のシステムの作業時間の累積データを集めることにより、確度の高レ、各ステップの平均作業時間予測が可能となる。送信の方法は、 e- mail (SMTP)、 ftp, http等のプロトコノレを使って行うのが好ましい。

Claims

請求の範囲

1 . ステップ毎の作業時間を計測する計測手段と、

過去のステップ毎の作業時間の蓄積データを保存する蓄積データ保存手段と、該計測手段で計測したデータを保存する保存手段と、

表示手段とを備え、

過去に累積された作業時間の蓄積データと前記保存手段に保存された計測データとから作業時間を再計算して作業量に比例した表示を行うことを特徴とする表示システム。

2 . ステツプ毎の作業時間を計測する計測手段と、

該計測手段で計測したデータを保存する保存手段と、

過去のステップ毎の作業時間の蓄積データを保存する蓄積データ保存手段と、表示手段とを備え、

過去に累積された作業時間の蓄積データを前記保存手段に保存された計測データを加えて再計算して前記過去の作業平均時間を書換え、該書換後の平均作業時間を基にして作業量に比例した表示を行うことを特徴とする表示システム。

3 . 表示手段における表示が、各ステップの作業量を作業量に比例した表示面積や表示長さで表すことを特徴とする請求の範囲第 1項または第 2項記載の表示システム。

4 . 表示手段における表示が、各ステップの作業量の累積した標準時間で表すことを特徴とする請求の範囲第 1項または第 2項記載の表示システム。

5 . 作業者が最初のステップを終了したときに、累積した平均の作業時間から、全ステップの作業時間を予測し、各ステップ毎の作業予想時間を表示することを特徴とする請求の範囲第 1項から第 4項のいずれか 1項に記載の表示システム。

6 . 各ステップ毎に、ステップの作業時間を計測手段によって計測し、次いで、その計測結果を保存手段に保存し、その保存データを過去の累積データ保存手段に送り、次に過去の作業時間の累積データをもとに各ステップの時間から作業時間を作業平均時間算出手段によって計算し、その計算結果に基づいて、各ステップの作業時間を表示手段に視覚的に表示することを特徴とする請求の範囲第 1項から第 4項のいずれか 1項に記載の表示システム。

7 . 最初のステップの途中で、作業者のキータッチ等の時間間隔を測定し、その時間間隔から各ステップの時間を予測し、累積した平均の作業時間から、全ステツプの作業時間を予測し、作業終了時間を表示することを特徴とする請求の範囲第 1 項から第 4項のいずれか 1項に記載の表示システム。

8 . 作業者が作業を行っている一つのシステム内にある、過去の作業時間の累積データを管理センター等に送信し、複数のシステムから送信された過去の作業時間の累積データから、さらに各ステップの平均作業時間を予測し、複数のシステムに送信して、各ステップの作業量を作業量に比例した表示面積や表示長さ、及び又は、累積した標準時間で表示することを特徴とする請求の範囲第 1項から第 4項のいずれか 1項に記載の表示システム _c