JP2000102709A - セラミック構造体及びその製造方法 - Google Patents
セラミック構造体及びその製造方法Info
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Abstract
長期間使用した場合においても排気ガスの漏れ等を防止
することができ、フィルタとして良好に機能するセラミ
ック構造体を提供する。 【解決手段】 多数の貫通孔が隔壁を隔てて長手方向に
並設された角柱形状の多孔質セラミック部材が接着層を
介して複数個結束されてセラミックブロックを構成し、
前記貫通孔を隔てる隔壁が粒子捕集用フィルタとして機
能するように構成されたセラミック構造体であって、前
記フィルタブロックの外周部が少なくとも無機繊維、無
機バインダー、有機バインダー及び無機粒子を含むシー
ル材によりコーティングされているセラミック構造体。
Description
される排気ガス中のパティキュレート等を除去するフィ
ルタとして用いられるセラミック構造体及びその製造方
法に関する。
機械等の内燃機関から排出される排気ガス中に含有され
るパティキュレートが環境や人体に害を及ぼすことが最
近問題となっている。この排気ガスを多孔質セラミック
を通過させるたとにより、排気ガス中のパティキュレー
トを捕集して排気ガスを浄化するセラミックフィルタが
種々提案されている。
ラミック構造体は、通常、一方向に多数の貫通孔が並設
され、貫通孔同士を隔てる隔壁がフィルタとして機能す
るようになっている。すなわち、セラミック構造体に形
成された貫通孔は、排気ガスの入り口側又は出口側の端
部のいずれかが充填材により目封じされ、一の貫通孔に
流入した排気ガスは、必ず貫通孔を隔てる隔壁を通過し
た後、他の貫通孔から流出するようになっており、排気
ガスがこの隔壁を通過する際、パティキュレートが隔壁
部分で捕捉され、排気ガスが浄化される。
ラミック構造体の貫通孔を隔てる隔壁部分には、次第に
パティキュレートが堆積し、目詰まりを起こして通気を
妨げるようになる。このため、このセラミックフィルタ
は、定期的にヒータ等の加熱手段を用いて目詰まりの原
因となっているパティキュレートを燃焼除去して再生す
る必要がある。
ック構造体の均一な加熱が難しく、パティキュレートの
燃焼に伴う局部的な発熱が発生するため、大きな熱応力
が発生する。また、通常の運転時においても、排気ガス
の急激な温度変化が与える熱衝撃等によって、セラミッ
ク構造体の内部に不均一な温度分布が生じ、熱応力が発
生する。その結果、上記セラミック構造体が単一のセラ
ミック部材から構成されている場合には、クラックが発
生し、パティキュレートの捕集に重大な支障を与えると
いった問題点があった。
9号公報には、セラミック構造体を複数個のセラミック
部材に分割することにより、セラミック構造体に作用す
る熱応力を低減させたパティキュレートトラップが開示
されている。
数個のセラミック部材を結束させた際に、各部材の間に
生じる隙間に、非接着性のシール材を介挿させ、セラミ
ック構造体の隙間から排気ガスが漏れるのを防止した微
粒子捕集フィルタが開示されている。
開示された微粒子捕集フィルタでは、熱応力に起因する
クラックの発生や破壊を防止することはできるが、各セ
ラミック部材を強固に接合することができないという問
題点があった。
−28246号公報には、各セラミック部材が耐熱性の
無機繊維や無機バインダー等を含むシール材で強固に接
合されたセラミック構造体が開示されている。
ックバインダ等によりセラミック部材同士が強固に接合
されており、シールも完全になされているため、セラミ
ック部材間のシール不良に起因する排気ガスの漏れ等は
存在しない。しかしながら、このセラミック構造体は、
セラミック部材を複数結束させたものであり、その周囲
は円柱状等の形状になるように切断されているため、貫
通孔の一部が露出している場合がある。そのため、排気
ガスの通路となる金属部材の内部にセラミック構造体を
設置すると、セラミック構造体の周囲に断熱材等を配置
しても隙間が発生しやすく、この隙間から排気ガスが漏
れるため、排気ガス中のパティキュレートを完全に捕集
することができないという問題があった。
題を解決するためになされたもので、排気ガスの通路と
なる金属部材の内部に設置した後、長期間使用した場合
においても排気ガスの漏れ等を防止することができるセ
ラミック構造体及びその製造方法を提供することを目的
とするものである。
体は、多数の貫通孔が隔壁を隔てて長手方向に並設され
た角柱形状の多孔質セラミック部材が接着層を介して複
数個結束されてセラミックブロックを構成し、上記貫通
孔を隔てる隔壁が粒子捕集用フィルタとして機能するよ
うに構成されたセラミック構造体であって、上記セラミ
ックブロックの外周部が少なくとも無機繊維、無機バイ
ンダー、有機バインダー及び無機粒子を含むシール材に
よりコーティングされていることを特徴とするものであ
る。
法は、上記セラミック構造体の製造方法であって、シー
ル材によるコーティングは、多孔質セラミック部材が接
着層を介して複数個結束されたセラミックブロックを上
記多孔質セラミック部材の長手方向で軸支して回転さ
せ、上記セラミックブロックの外周部に、少なくとも無
機繊維、無機バインダー、有機バインダー及び無機粒子
を含むシール材ペーストを付着させた後、上記セラミッ
クブロックの外周部近傍に配置した板状部材を上記シー
ル材ペーストと接触させることにより行うものであり、
上記板状部材と上記シール材ペーストとを接触させる
際、上記板状部材の主面を上記セラミックブロックの上
記板状部材との最近接部における略接線方向になるよう
に設定し、かつ、上記板状部材を振動させることを特徴
とするものである。
及びその製造方法の実施形態について、図面に基づいて
説明する。
孔が隔壁を隔てて長手方向に並設された角柱形状の多孔
質セラミック部材が接着層を介して複数個結束されてセ
ラミックブロックを構成し、上記貫通孔を隔てる隔壁が
粒子捕集用フィルタとして機能するように構成されてお
り、このセラミックブロックの外周部が少なくとも無機
繊維、無機バインダー、有機バインダー及び無機粒子を
含むシール材によりコーティングされている。
態を模式的に示した斜視図であり、図2は上記セラミッ
ク構造体を構成する多孔質セラミック部材を模式的に示
した斜視図である。
構成する多孔質セラミック部材20には、多数の貫通孔
21が形成されており、これら貫通孔21を有する多孔
質セラミック部材20の一端部は、市松模様に充填材2
2が充填されている。また、図示しない他の端部におい
ては、一端部に充填材が充填されていない貫通孔21に
充填材が充填されている。
材20を複数個結束させたセラミック構造体10を示し
ている。また、図1においては、多孔質セラミック部材
20に形成された貫通孔21を省略している。
ラミック部材20が接着層11を介して複数個結束され
てセラミックブロック12を構成し、このセラミックブ
ロック12の外周部の全体に、少なくとも無機繊維、無
機バインダー、有機バインダー及び無機粒子を含むシー
ル材13aがコーティングされてセラミック構造体10
が構成されている。上記セラミック構造体の形状は特に
限定されず、円柱形状でも角柱形状でも構わないが、通
常、図1に示したように円柱形状のものがよく用いられ
ている。
の貫通孔21は、図2に示したように、いずれか一端部
のみに充填材22が充填されているため、開口している
一の貫通孔21の一端部より流入した排気ガスは、隣接
する貫通孔21との間を隔てる多孔質の隔壁を必ず通過
し、他の貫通孔21を通って流出する。そして、排気ガ
スが隔壁部分を通過する際に、排気ガス中のパティキュ
レートが捕捉されることになる。
質セラミック部材の材質は特に限定されず、種々のセラ
ミックが挙げられるが、これらのなかでは、耐熱性が大
きく、機械的特性に優れ、かつ、熱伝導率も大きい炭化
珪素が好ましい。また、接着層11を構成する材料も特
に限定されるものではないが、無機繊維、無機バインダ
ー等の耐熱性の材料を含むものが好ましい。この接着層
11は、シール材13aと同じ材料により構成されてい
てもよい。
は、無機繊維、無機バインダー、有機バインダー及び無
機粒子を含んでいる。上記無機繊維としては、例えば、
シリカーアルミナ、ムライト、アルミナ、シリカ等のセ
ラミックファイバー等が挙げられる。これらは、単独で
用いてもよく、2種以上を併用してもよい。上記無機繊
維のなかでは、シリカーアルミナファイバーが好まし
い。
リカゾル、アルミナゾル等が挙げられる。これらは、単
独で用いてもよく、2種以上を併用してもよい。上記無
機バインダーのなかでは、シリカゾルが好ましい。
リビニルアルコール、メチルセルロース、エチルセルロ
ース、カルボキシセルロース等が挙げられる。これら
は、単独で用いてもよく、2種以上を併用してもよい。
上記有機バインダーのなかでは、カルボキシセルロース
が好ましい。
窒化物等が挙げられ、具体的には、炭化珪素、窒化珪
素、窒化硼素等からなる無機粉末又はウィスカー等が挙
げられる。これらは、単独で用いてもよく、2種以上を
併用してもよい。上記無機粒子のなかでは、熱伝導性に
優れる炭化珪素が好ましい。
は、固形分で、10〜70重量%が好ましく、10〜4
0重量%がより好ましく、20〜30重量%がさらに好
ましい。上記無機繊維の含有量が10重量%未満では、
弾性が低下し、一方、70重量%を超えると、熱伝導性
の低下を招くとともに、弾性体としての効果が低下す
る。
は、固形分で、1〜30重量%が好ましく、1〜15重
量%がより好ましく、5〜9重量%がさらに好ましい。
上記無機バインダーの含有量が1重量%未満では、接着
強度の低下を招き、一方、30重量%を超えると、熱伝
導率の低下を招く。
有量は、固形分で、0.1〜5.0重量%が好ましく、
0.2〜1.0重量%がより好ましく、0.4〜0.6
重量%がさらに好ましい。上記有機バインダーの含有量
が0.1重量%未満では、シール材のマイグレーション
を抑制するのが難しくなり、一方、5.0重量%を超え
ると、シール材が高温にさらされた場合に、有機バイン
ダーが焼失し、接着強度が低下する。
80重量%が好ましく、10〜60重量%がより好まし
く、20〜40重量%がさらに好ましい。上記無機粒子
の含有量が3重量%未満では、熱伝導率の低下を招き、
一方、80重量%を超えると、シール材が高温にさらさ
れた場合に、接着強度の低下を招く。
0重量%が好ましく、1〜5重量%が好ましく、1〜3
重量%がさらに好ましい。また、その繊維長は、1〜1
00mmが好ましく、1〜50mmがより好ましく、1
〜20mmがさらに好ましい。
製造上困難であり、ジョット含有量が10重量%を超え
ると、多孔質セラミック部材の壁面を傷つけてしまう。
また、繊維長が1mm未満では、弾性を有するセラミッ
ク構造体を形成することが難しく、100mmを超える
と、毛玉のような形態をとりやすくなるため、無機粒子
の分散が悪くなるとともに、シール材の厚みを薄くでき
ないため、多孔質セラミック部材間の熱伝導性の低下を
招く。
μmが好ましく、0.1〜15μmがより好ましく、
0.1〜10μmがさらに好ましい。無機粒子の粒径が
0.01μm未満では、コストが高くなり、一方、無機
粒子の粒径が100μmを超えると、接着力及び熱伝導
性の低下を招くことになる。
バインダー、上記有機バインダー及び上記無機粒子のほ
かに、少量の水分や溶剤等を含んでいてもよいが、水分
や溶剤等は、通常、シール材ペーストを塗布した後の加
熱等により殆ど飛散する。
クブロック12の外周部が、シール材13aによりコー
ティングされているので、排気ガスの通路となる金属部
材の内部に断熱材等を組み合わせて設置すると、金属部
材とセラミック構造体との間に隙間が発生することはな
い。従って、排気ガスが発生した際も、この隙間から排
気ガスが漏れることもなく、排気ガス中のパティキュレ
ートを完全に捕集することができる。また、上記シール
材は、耐熱性に優れているので、高温の排気ガス等にさ
らされても変質したり、クラックが発生したりすること
はなく、機密性を保持する。
について説明する。本発明のセラミック構造体の製造方
法は、上記したセラミック構造体の製造方法であって、
シール材によるコーティングは、多孔質セラミック部材
が接着層を介して複数個結束されたセラミックブロック
を上記多孔質セラミック部材の長手方向で軸支して回転
させ、上記セラミックブロックの外周部に、少なくとも
無機繊維、無機バインダー、有機バインダー及び無機粒
子を含むシール材ペーストを付着させた後、上記セラミ
ックブロックの外周部近傍に配置した板状部材を上記シ
ール材ペーストと接触させることにより行うものであ
り、上記板状部材と上記シール材ペーストとを接触させ
る際、上記板状部材の主面を上記セラミックブロックの
上記板状部材との最近接部における略接線方向になるよ
うに設定し、かつ、上記板状部材を振動させることを特
徴とするものである。
方法を模式的に示した説明図であり、図3においては、
セラミックブロック12を回転させながら、シール材ペ
ースト13の層を形成している。
いては、まず、多孔質セラミック部材20が接着層11
を介して複数個結束されたセラミックブロック12を多
孔質セラミック部材20の長手方向で軸支して回転させ
る。用いるセラミックブロック12は、上記した本発明
のセラミック構造体を構成するセラミックブロックと略
同様に構成されており、その形状は円柱形状である。セ
ラミックブロック12を軸支する方法は特に限定されな
いが、例えば、回転軸の先端に回転軸に垂直に平面部材
が配設された2つの回転部材を、セラミックブロック1
2の正面側及び背面側から当接させてセラミックブロッ
ク12を軸支し、回転させる方法が挙げられる。セラミ
ックブロック12の回転速度は、2〜10rpmが好ま
しい。
に、少なくとも無機繊維、無機バインダー、有機バイン
ダー及び無機粒子を含むシール材ペースト13を塗布す
る。このシール材ペースト13を構成する無機繊維、無
機バインダー、有機バインダー及び無機粒子について
は、上記セラミック構造体において説明したものを用い
ることができる。
材を柔軟にし、流動性を付与して塗布しやすくするた
め、上記した無機繊維、無機バインダー、有機バインダ
ー及び無機粒子のほかに、およそ総重量の35〜65重
量%程度の水分や他のアセトン、アルコール等の溶剤等
が含まれている。このシール材ペースト13の粘度は、
1万〜2万cps(cP)が好ましい。
としては特に限定されず、例えば、シール材ペースト1
3をチューブ等を用いて輸送し、回転しているセラミッ
クブロック12の上部に上記チューブより流出させてシ
ール材ペースト13の塊を付着させる方法等が挙げられ
る。
傍に、板状部材31を設置する。このとき、板状部材3
1の主面31aを、セラミックブロック12の板状部材
31との最近接部における略接線方向になるように設定
する。そして、板状部材31を振動させながら、シール
材ペースト13と板状部材31とを接触させ、シール材
ペースト13の層を形成する。
接触させることにより、シール材ペースト13の層が形
成されるが、このシール材ペースト13の層に凹凸が発
生しないようにするためには、上記したように、板状部
材31の主面31aを、セラミックブロック12の板状
部材31との最近接部における略接線方向になるように
設定し、かつ、この板状部材31をバイブレータ42等
により振動させる必要がある。板状部材31の振動数
は、10000〜18000vpmが好ましい。また、
板状部材31の材質は特に限定されるものではないが、
30〜50程度のゴム硬度を有するポリウレタンが好ま
しい。
31aは、セラミックブロック12の板状部材31との
最近接部における接線方向に対し、ほぼ10°の範囲内
で反時計方向に傾斜していてもよい。
ミックブロック12の外周部の幅よりも広く、かつ、下
端部を残して、左右の端面に該端面に対して30〜60
°の角度で切り込みが入れられたものを使用することが
望ましい。
した斜視図である。図4に示したように、この板状部材
31では、下端部を残して左右の端面34a、34bに
は切り込み部32a、32bが形成されており、切り込
み部32a、32bが形成されていない下端部分の左右
は、ペースト逃がし部33a、33bとなっている。ま
た、この板状部材31の左右の幅は、3〜10mm程度
セラミックブロック12の外周部の幅よりも広く設定さ
れている。
34bに対する角度βは、30〜60°である。上記角
度が30°未満であったり、60°を超えると、シール
剤ペースト13を左右に逃がしにくくなる。また、板状
部材31には切り込み部32a、32bが形成されてい
るため、主面31aの幅D自体は、セラミックブロック
12の外周部の幅と同じか、又は、それよりも狭くなっ
ている。ペースト逃がし部33a、33bの幅dは特に
限定されるものではないが、通常、3〜20mm程度が
望ましい。
込み部32a、32bが形成されている主面31aをシ
ール材ペースト13と接触させるほかは、上記した方法
と同様の方法を使用することができる。ただし、板状部
材31のシール材ペースト13に対する圧力を弱くし
て、なるべく、セラミックブロック12の端面にシール
材ペースト13が付着しないようにすることが望まし
い。
ル材ペースト13と板状部材を接触させた際、余分のシ
ール材ペースト13がセラミックブロック12の外周部
よりはみ出し、貫通孔が形成されている端面に付着して
しまうことがある。従って、シール材ペースト13のセ
ラミックブロック12の端面への付着を防止するために
は、上記端面にフィルム等を接着させてカバーしておく
必要がある。
を使用すると、余分のシール材ペースト13は、ペース
ト逃がし部33a、33bより左右に分かれ、セラミッ
クブロック12の端面には殆ど接触せず、下の設置され
たシール材ペースト受け部(図示せず)に落下する。そ
のため、シール材ペースト13のセラミックブロック1
2端面への付着を防止することができ、セラミックブロ
ック12端面へフィルムの接着等を行う必要がなくな
る。
の塊をセラミックブロック12の外周部の上部に付着さ
せた後、シール材ペースト13と板状部材31とを接触
させる前に、他の板状部材41を用いてシール材ペース
ト13の塊を外周部に擦りつけ、外周部の凹凸部分にし
っかりとシール材ペースト13を充填しておいてもよ
い。この場合には、図3に示したように、その主面41
aがセラミックブロック12の板状部材41との最近接
部における接線方向とほぼ45°(例えば、α=45±
5°)の角度をなすように板状部材41を設置するのが
好ましい。
方向とは逆の方向にセラミックブロック12を回転させ
ながら、シール材ペースト13をセラミックブロック1
2の外周部に付着させ、板状部材41により外周部の凹
凸部分にシール材ペースト13を充填する。その後、セ
ラミックブロック12を図3の矢印方向に回転させ、上
記したように板状部材31を用いてシール材ペースト1
3の層を形成する。セラミックブロック12の回転方向
は、板状部材31、41の配置場所により決まり、常に
上記した回転方向としなくてもよい。上記工程の後、こ
のシール材ペースト13の層を120℃程度の温度で乾
燥させることにより、水分を蒸発させ、シール材13a
の層とする。
いては、セラミックブロックを回転させ、上記セラミッ
クブロックの外周部に、少なくとも無機繊維、無機バイ
ンダー、有機バインダー及び無機粒子を含むシール材ペ
ーストを付着させた後、上記セラミックブロックの外周
部近傍に板状部材を設置し、その際、上記板状部材の主
面を上記セラミックブロックの上記板状部材との最近接
部における略接線方向になるように設定し、かつ、上記
板状部材を振動させながら、上記シール材ペーストと上
記板状部材とを接触させてシール材ペーストの層を形成
するため、上記板状部材にシール材ペーストが付着せ
ず、凹凸のない均一な厚さのシール材ペーストの層を形
成することができる。
ことにより得られるシール材の層は、耐熱性に優れ、長
期間高温の排気ガス等にさらされた場合にも、クラック
等が発生することがないので、得られたセラミック構造
体を排気ガスの通路となる金属部材の内部に設置した際
にも、金属部材とセラミック構造体との間に隙間が発生
することはなく、この隙間から排気ガスが漏れることも
なく、長期間にわたって排気ガス中のパティキュレート
を完全に捕集することができる。
明するが、本発明はこれら実施例のみに限定されるもの
ではない。
後、押し出し成形を行い、ハニカム形状の生成形体を作
製し、続いて、乾燥、脱脂、焼成を行うことにより、図
2に示すような平均気孔径が1〜40μmで、孔数が約
170個/平方インチ、1平方インチ当たりのセル数が
200個で、隔壁の厚さが0.3mmの多孔質セラミッ
ク部材を作製した。
繊維や無機粒子等を含む耐熱性の接着剤を用いて多数結
束させ、続いて、ダイヤモンドカッターを用いて切断す
ることにより、図1に示したような円柱形状のセラミッ
クブロック12を作製した。次に、無機繊維としてアル
ミナシリケートからなるセラミックファイバー(ショッ
ト含有率:3%、繊維長:0.1〜100mm)23.
3重量%、無機粒子として平均粒径0.3μmの炭化珪
素粉末30.2重量%、無機バインダーとしてシリカゾ
ル(ゾル中のSiO2 の含有量:30重量%)7重量
%、有機バインダーとしてカルボキシメチルセルロース
0.5重量%及び水39重量%を混合、混練してシール
材ペーストを作製した。
を用い、上記発明の実施の形態において説明した方法に
より、シール材ペーストの層を形成し、120℃で乾燥
して、図1に示したセラミック構造体10を製造した。
この際、シール剤ペーストのセラミックブロック端面へ
の付着は、殆ど認められなかった。
(ショット含有率:5%、繊維長:0.1〜100m
m)25重量%、無機粒子として平均粒径1.0μmの
窒化珪素粉末30重量%、無機バインダーとしてアルミ
ナゾル(ゾル中のAl2 O3 の含有量:20重量%)7
重量%、有機バインダーとしてポリビニルアルコール
0.5重量%及びアルコール37.5重量%を用いたほ
かは、実施例1と同様にしてセラミック構造体10を製
造した。
(ショット含有率:4%、繊維長:0.1〜100m
m)23重量%、無機粒子として平均粒径1.0μmの
窒化珪素粉末35重量%、無機バインダーとしてアルミ
ナゾル(ゾル中のAl2 O3 の含有量:20重量%)8
重量%、有機バインダーとしてエチルセルロース0.5
重量%及びアセトン35.5重量%を用いたほかは、実
施例1と同様にしてセラミック構造体10を製造した。
イバー(ショット含有率:2.7%、繊維長:30〜1
00mm)44.2重量%、無機バインダーとしてシリ
カゾル(ゾル中のSiO2 の含有量:30重量%)1
3.3重量%および水42.5重量%を用いたほかは、
実施例1と同様にしてセラミック構造体を製造した。本
比較例においては、シール材ペーストの乾燥を行ってい
る際、マイグレーションが発生した。
セラミック構造体を用い、0〜900℃のヒートサイク
ル試験を行った。その結果、実施例1〜3において製造
されたセラミック構造体10の外周部に形成されたシー
ル材には、クラックや破損は観察されなかったが、比較
例1において製造されたセラミック構造体においては、
シール材にクラックが発生していた。
ラミック構造体を、セラミックファイバーからなる断熱
材を介して実際に排気ガスの通路となる金属部材の内部
に設置し、金属部材とセラミック構造体との間に隙間が
発生していないことを確認した。また、このセラミック
フィルタを用いてパティキュレートの捕集試験を行った
ところ、隙間からの排気ガスの漏れは観察されず、長期
間にわたって排気ガス中のパティキュレートを完全に捕
集することができた。
りであるので、排気ガスの通路となる金属部材の内部に
設置し、長期間使用した場合においても排気ガスの漏れ
等を防止することができ、長期にわたって排気ガス中の
パティキュレートを完全に捕集することができる。
法は、上述の通りであるので、耐熱性に優れ、高温にさ
らされた場合にも、クラックや破損等が発生しないシー
ル材の層をセラミックブロックの周囲に均一に形成する
ことができる。
的に示した斜視図である。
ラミック部材を模式的に示した斜視図である。
に示した正面図である。
板状部材の一例を模式的に示した斜視図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 多数の貫通孔が隔壁を隔てて長手方向に
並設された角柱形状の多孔質セラミック部材が接着層を
介して複数個結束されてセラミックブロックを構成し、
前記貫通孔を隔てる隔壁が粒子捕集用フィルタとして機
能するように構成されたセラミック構造体であって、前
記セラミックブロックの外周部が少なくとも無機繊維、
無機バインダー、有機バインダー及び無機粒子を含むシ
ール材によりコーティングされていることを特徴とする
セラミック構造体。 - 【請求項2】 請求項1記載のセラミック構造体の製造
方法であって、シール材によるコーティングは、多孔質
セラミック部材が接着層を介して複数個結束されたセラ
ミックブロックを前記多孔質セラミック部材の長手方向
で軸支して回転させ、前記セラミックブロックの外周部
に、少なくとも無機繊維、無機バインダー、有機バイン
ダー及び無機粒子を含むシール材ペーストを付着させた
後、前記セラミックブロックの外周部近傍に配置した板
状部材を前記シール材ペーストと接触させることにより
行うものであり、前記板状部材と前記シール材ペースト
とを接触させる際、前記板状部材の主面を前記セラミッ
クブロックの前記板状部材との最近接部における略接線
方向になるように設定し、かつ、前記板状部材を振動さ
せることを特徴とするセラミック構造体の製造方法。 - 【請求項3】 板状部材は、左右の幅が、セラミックブ
ロックの外周部の幅よりも広く、かつ、下端部を残し
て、左右の端面に該端面に対して30〜60°の角度で
切り込みが入れられたものであり、前記板状部材のシー
ル材ペーストと接触させる面は、切り込みが入れられた
主面である請求項2記載のセラミック構造体の製造方
法。
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