JP2000100927A - トレンチ素子分離領域を有する半導体素子の製造方法 - Google Patents

トレンチ素子分離領域を有する半導体素子の製造方法

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JP2000100927A JP11263683A JP26368399A JP2000100927A JP 2000100927 A JP2000100927 A JP 2000100927A JP 11263683 A JP11263683 A JP 11263683A JP 26368399 A JP26368399 A JP 26368399A JP 2000100927 A JP2000100927 A JP 2000100927A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 トレンチ素子分離領域のエッジ領域に溝が形
成されない半導体素子の製造方法を提供する。 【解決手段】 半導体基板上100に活性領域及びトレ
ンチ素子分離領域を備え、トレンチ素子分離領域は熱酸
化膜の側壁絶縁膜120、高温酸化膜の露出防止膜12
2及び低温酸化膜の絶縁物埋込層130からなる。従っ
て、膜の結合構造が緻密な露出防止膜122を側壁絶縁
膜120と絶縁物埋込層130との間に形成することに
より、ゲート電極162が形成される活性領域とトレン
チ素子分離領域との間に半導体基板100の表面を露出
する溝が形成されないようにする。その結果、ゲート電
極162にしきい電圧以下の電圧が印加された時ゲート
電極162下にチャンネルが形成されて電流が流れるこ
とが防止できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は半導体素子の製造方
法に関し、詳細にはトレンチ素子分離領域を有する半導
体素子の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体集積回路における素子間の分離の
ため窒化膜をマスクとして半導体基板を酸化する局部酸
化工程を用いる。局部酸化工程により形成される素子分
離膜は熱酸化膜なので膜の構造が緻密であるが集積度が
低い。最近半導体集積回路が高集積化されることによ
り、局部酸化工程により形成される素子分離膜を有する
素子の集積度の限界を克服するためにトレンチを用いた
素子分離技術が使用されている。以下、従来のトレンチ
素子分離領域を有する半導体素子を説明する。
【0003】図1は活性領域パターン102及びゲート
電極パターン162を示したレイアウトである。図2は
図1のA-A'線断面図である。図2を参照すれば、半導
体基板100上にトレンチ素子分離領域と活性領域が形
成されている。活性領域にはソース及びドレーン15
0、ゲート絶縁膜160、ゲート電極162及びゲート
スペ−サ164が形成されている。又、トレンチ素子分
離領域には側壁絶縁膜120及び絶縁物埋込層130が
形成されている。
【0004】図3は図1のB-B'線断面図である。図3
を参照すれば、トレンチの側壁及び下部面上に側壁絶縁
膜120が形成されており、側壁絶縁膜120に覆われ
たトレンチを埋込む絶縁物埋込層130が形成されてい
る。且つ、活性領域の上部にゲート電極162が形成さ
れている。このような半導体素子の製造工程を大略説明
すれば、先ず半導体基板100上に緩衝膜(図示せず)及
び感光膜(図示せず)を形成した後パターニングする。パ
ターニングされた緩衝膜及び感光膜をマスクとして非活
性領域を蝕刻してトレンチを形成する。その後、トレン
チの側壁及び下部面に側壁絶縁膜120及び絶縁物埋込
層130を形成する。次に、緩衝膜を除去するために湿
式蝕刻工程を進行する。この際、緩衝膜は半導体基板を
熱酸化して形成するので、膜の結合構造が緻密である。
しかし、トレンチを埋め込む絶縁物埋込層130は低温
で化学気相蒸着して形成される酸化膜である。従って、
絶縁物埋込層130は緩衝膜に比して膜の結合構造が緻
密にならない。その結果、緩衝膜を除去するために湿式
蝕刻する時、絶縁物埋込層130は緩衝膜より2〜5倍
程度さらに触刻される。又、活性領域に隣接した絶縁物
埋込層130のエッジ領域は側面と上部面で同時に触刻
されるので絶縁物埋込層130の中央領域よりさらに多
く触刻される。従って、図3のC領域のように、絶縁物
埋込層130のエッジ領域は活性領域の表面より深く蝕
刻され、望まない溝が形成される。図4は図3のC領域
を拡大した断面図である。ゲート電極162が活性領域
の上部及び溝が形成された活性領域の側壁に形成されて
いる。
【0005】素子の動作を説明すれば、元々ゲート電極
162にしきい電圧以上の電源が印加されると、ゲート
絶縁膜160下の活性領域にチャンネルが形成され、そ
の結果ソースからドレーンへ電流が流れる。しかし、図
4に示されたように、絶縁物埋込層130のエッジ領域
に望まない溝が形成されると、ゲート電極162が活性
領域の上部面だけでなく活性領域の側壁にも形成され
る。その結果、ゲート電極162に電圧を印加すれば、
活性領域の中央領域はゲート電極162から活性領域の
上部面への垂直電界xのみが形成される。しかし、活性
領域のエッジ領域はゲート電極162で活性領域の上部
面への垂直電界yだけでなくゲート電極162から活性
領域の側壁への側壁電界zも形成される。従って、ゲー
ト電極162にしきい電圧より低い電圧が印加されて
も、活性領域のエッジ領域は中央領域よりさらに多くの
電界が形成される。その結果、ゲート電極162にしき
い電圧以下の電圧が印加されても、活性領域のエッジ領
域にチャンネルが形成されてソースからドレーンへ電流
が流れる問題点がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しきい電圧以下の電圧
で素子が通じる問題点を解決するために絶縁物埋込層1
30のエッジ領域に形成される溝をなくすことが必要で
ある。これを具現するために従来の技術は湿式蝕刻時間
を最小化した。しかし、この場合には湿式蝕刻の蝕刻液
の濃度を常に一定に保つことが難しいので同一の結果物
を得にくい問題点がある。
【0007】本発明の目的は絶縁物埋込層のエッジ領域
に溝が形成されないトレンチ素子分離領域を有する半導
体素子の製造方法を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
の本発明によるトレンチ素子分離領域を有する半導体素
子の製造方法は、半導体基板上に単位素子が形成されて
いる活性領域と、前記活性領域と活性領域との間に形成
されているトレンチ素子分離領域とを備える半導体素子
を改良する発明である。
【0009】前記目的を達成するための本発明の半導体
素子の製造方法は、先ず、半導体基板上の一定領域を触
刻してトレンチを形成した後、トレンチの側壁及び下部
面に側壁絶縁膜を形成する。その後、側壁絶縁膜上に露
出防止膜を形成し、側壁絶縁膜及び露出防止膜が形成さ
れたトレンチ内に絶縁物を蒸着して絶縁物埋込層を形成
する。
【0010】この際、側壁絶縁膜は熱酸化膜であり、2
00〜500Åの厚さを有することが望ましい。且つ、
露出防止膜は800℃以上の高温化学気相蒸着により形
成された高温酸化膜であり、500〜2000Åの厚さ
を有することが望ましい。又、絶縁物埋込層は400℃
以下の低温化学気相蒸着により形成された低温酸化膜で
あることが望ましい。
【0011】又、側壁絶縁膜を形成する段階は熱酸化工
程を用いて形成するのが望ましい。且つ、露出防止膜を
形成する段階はシリコン酸化膜を800℃以上の高温で
化学気相蒸着して形成するのが望ましい。又、露出防止
膜を形成する段階は、側壁絶縁膜が形成された半導体基
板の全面に多結晶シリコンを蒸着する段階と蒸着された
多結晶シリコンを熱酸化する段階とを含む。且つ、絶縁
物埋込層を形成する段階はシリコン酸化膜を400℃以
下の低温で化学気相蒸着して形成するのが望ましい。
又、絶縁物埋込層を形成する段階以後、半導体基板を9
00〜1100℃の温度で熱処理する段階をさらに含む
ことが望ましい。
【0012】本発明の製造方法による半導体素子は膜の
結合構造が緻密な露出防止膜を側壁絶縁膜と絶縁物埋込
層との間に形成することにより、ゲート電極が形成され
る活性領域とトレンチ素子分離領域との間に半導体基板
の表面を露出する溝が形成されない。その結果、ゲート
電極のエッジ領域で垂直電界のみが形成されるので、ゲ
ート電極にしきい電圧以下の電圧が印加された時ゲート
電極下にチャンネルが形成されて素子が通じることが防
止できる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、添付された図面を参照して
本発明による望ましい実施例を詳細に説明する。しか
し、本発明はこれらの実施例に限らず、ただ本実施例は
本発明の開示を完全にし、通常の知識を持つ者に発明の
範疇を完全に知らせるために提供されることであって、
本発明の技術思想及び範囲内で当分野の通常の知識を持
つ者により各種変形及び改良が可能なのは明白である。
且つ、図面で層や領域の厚さは説明を明確にするために
誇張されている。図面で同一の参照符号は同一の構成要
素を示す。又、ある層が他の層又は基板の「上部」にあ
ると記載された場合、ある層が他の層又は基板の上部に
直接接触しながら存することもあり、その間に他の第3
の層が介在することもある。
【0014】(トレンチ素子分離領域を有する半導体素
子の第1実施例)図5を参照すれば、半導体基板100
上に活性領域及びトレンチ素子分離領域が形成されてい
る。側壁絶縁膜120、露出防止膜122及び絶縁物埋
込層130がトレンチの側壁及び下部面上に順次に形成
されている。絶縁物埋込層130は側壁絶縁膜120及
び露出防止膜122上に形成されてトレンチの内部を埋
め込んでいる。この際、トレンチは3000〜9000
Åの深さであることが望ましい。又、ゲート絶縁膜16
0及びゲート電極162が活性領域の上部に順次に形成
されている。そして、ゲートスペ−サ164がゲート電
極162の側壁に形成されている。
【0015】側壁絶縁膜120は半導体基板を熱酸化し
て形成した熱酸化膜であり、その厚さは200〜500
Åであることが望ましい。側壁絶縁膜120はトレンチ
を形成するための乾式蝕刻工程により半導体基板100
に加えられた損傷、例えば結晶欠陥等を除去するための
ものである。即ち、側壁絶縁膜120は蝕刻工程により
損傷された半導体基板100の表面を熱酸化して形成さ
れるが、損傷した半導体基板100の表面を成すシリコ
ンが熱酸化工程中に消耗して結晶欠陥が除去される。
又、側壁絶縁膜120は熱酸化膜なので膜の結合構造が
緻密である。
【0016】露出防止膜122はシリコン酸化物を80
0℃以上の高温で化学気相蒸着して形成された高温酸化
膜であるのが望ましい。露出防止膜122は高温酸化膜
なので膜の結合構造が緻密である。且つ、露出防止膜1
22の厚さは500〜2000Åであるのが望ましく、
側壁絶縁膜120より厚いことが望ましい。従って、湿
式蝕刻工程において、露出防止膜122は膜の結合構造
が緻密でない絶縁物埋込層130より小さく触刻され
る。その結果、露出防止膜122の上部面は活性領域の
表面と絶縁物埋込層130の表面より突出されることも
できる。本発明によると、露出防止膜122を形成する
ことにより、従来の半導体素子で見られる絶縁物埋込層
130のエッジ領域に形成される溝が除去できる。
【0017】絶縁物埋込層130はシリコン酸化物を4
00℃以下の低温で化学気相蒸着して形成された低温酸
化膜である。従って、絶縁物埋込層130の結合構造は
露出防止膜122の結合構造より緻密でない。しかし、
絶縁物埋込層130は低温で化学気相蒸着することによ
りトレンチの内部を完全に埋め込める。
【0018】図6は湿式蝕刻工程において、露出防止膜
122の上部面が過度蝕刻されて絶縁物埋込層130の
表面及び活性領域の表面から突出しなかった半導体素子
を示した断面図である。しかし、厚い露出防止膜122
が絶縁物埋込層130と側壁絶縁膜120との間に形成
されているので、絶縁物埋込層130のエッジ領域に溝
が形成されない。
【0019】本発明により形成された半導体素子のゲー
ト電極に電圧を印加すれば、ゲート電極の中央領域だけ
でなくエッジ領域までゲート電極から活性領域への垂直
電界のみが及ぶ。従って、従来の技術による半導体素子
の場合に反して、本発明による半導体素子はしきい電圧
以下の電圧が印加されると、素子が通じない。
【0020】(トレンチ素子分離領域を有する半導体素
子の第2実施例)本発明の第2実施例は露出防止膜12
2が側壁絶縁膜120上に蒸着された多結晶シリコンを
熱酸化して形成された熱酸化膜という点で前記第1実施
例と異なる。従って、露出防止膜122の結合構造が緻
密になり、第1実施例と同一な効果を得られる。
【0021】(トレンチ素子分離領域を有する半導体素
子の製造方法の第1実施例)図7を参照すれば、半導体
基板100上に緩衝膜110及びマスク用絶縁膜11
2、例えばシリコン窒化膜を順次に蒸着する。この際、
緩衝膜110は熱酸化工程により形成されたシリコン酸
化膜であることが望ましい。その後、緩衝膜110及び
マスク用絶縁膜112をパターニングして活性領域を形
成しようとする領域を限定する。パターニングされた緩
衝膜110及びマスク用絶縁膜112をマスクとして半
導体基板の一定領域を乾式蝕刻してトレンチ114を形
成する。トレンチ114は3000〜9000Åの深さ
で形成するのが望ましく、素子分離領域として使用す
る。この際、緩衝膜110は熱酸化工程により形成する
ので、膜の結合構造が緻密である。又、緩衝膜110
は、マスク用絶縁膜112でシリコン窒化膜を半導体基
板100上に直接形成する時シリコン窒化膜の応力によ
り半導体基板100上に発生できる欠陥を防止し、シリ
コン窒化膜と半導体基板100の接触性を向上させる。
【0022】図8を参照すれば、トレンチ114が形成
された半導体基板100を熱酸化してトレンチの側壁及
び下部面上に側壁絶縁膜120を形成する。この際、側
壁絶縁膜120は200〜500Åの厚さで形成するの
が望ましい。その後、露出防止膜122を側壁絶縁膜1
20が形成された半導体基板100の全面に形成する。
望ましくは、露出防止膜122は800℃以上の高温で
化学気相蒸着して形成する。さらに望ましくは露出防止
膜122は高温酸化膜である。又、露出防止膜122は
緩衝膜110より2倍以上厚く、側壁絶縁膜120より
は1倍以上厚く形成するのが望ましい。従って、露出防
止膜122は500〜2000Åの厚さで形成するのが
望ましい。次に、400℃以下の低温でシリコン酸化膜
を化学気相蒸着して絶縁物埋込層130を形成する。絶
縁物埋込層130は低温で化学気相蒸着されるので膜の
結合構造が緻密でないが、トレンチ114の内部を完全
に埋め込める。次に、絶縁物埋込層130が形成された
半導体基板100を900〜1100℃の温度で熱処理
して、絶縁物埋込層130を成すシリコン酸化膜の結合
構造を緻密にすることが望ましい。次に、シリコン窒化
膜112の上部面を蝕刻阻止層として絶縁物埋込層13
0が蒸着された表面を平坦化する。この際、平坦化工程
は化学機械的研磨方法によるのが望ましい。
【0023】図9を参照すれば、燐酸溶液を用いてマス
ク用絶縁膜112を除去する。図10を参照すれば、希
釈フッ酸を用いて緩衝膜110を除去する。緩衝膜11
0を蝕刻すると同時に絶縁物埋込層130及び露出防止
膜122の上部が共に蝕刻される。この際、各膜の結合
構造に応じて触刻される程度が異なる。即ち、膜の結合
構造が緻密でない絶縁物埋込層130は膜の結合構造が
緻密な緩衝膜110より2〜5倍以上触刻される。しか
し、膜の結合構造が緻密な露出防止膜122は緩衝膜1
10と同程度触刻される。その結果、露出防止膜122
の上部面は活性領域の表面及び絶縁物埋込層130の表
面より突出して、絶縁物埋込層130のエッジ領域に蝕
刻による溝が形成されない。もし、緩衝膜110を過度
触刻すれば露出防止膜122の上部面が突出しない。し
かし、露出防止膜122が絶縁物埋込層130及び側壁
絶縁膜120の間に一定した厚さで形成されるので絶縁
物埋込層130のエッジ領域に溝が形成されない。
【0024】図11を参照すれば、活性領域の一定領域
にゲート絶縁膜160及びゲート電極162を形成す
る。次に、ゲート電極162の側面にゲートスペ−サを
形成する。この際、活性領域のエッジ領域に溝が形成さ
れなかったので、従来に反してゲート電極162は活性
領域の上部にのみ形成されて活性領域の側壁には形成さ
れない。
【0025】(トレンチ素子分離領域を有する半導体素
子の製造方法の第2実施例)本発明の第2実施例は、側
壁絶縁膜120が形成された半導体基板の全面に多結晶
シリコンを蒸着した後、蒸着された多結晶シリコンを熱
酸化して露出防止膜122を形成するという点で第1実
施例と異なる。後続工程は第1実施例と同一である。
【0026】
【発明の効果】前述したように本発明の製造方法により
形成された半導体素子は、膜の結合構造が緻密な露出防
止膜を側壁絶縁膜と絶縁物埋込層との間に備えることに
より、ゲート電極が形成される活性領域とトレンチ素子
分離領域との間に半導体基板の表面を露出する溝が形成
されない。その結果、ゲート電極が活性領域の上部にの
み形成されて活性領域の側壁には形成されない。従っ
て、ゲート電極に電圧が印加されると、活性領域のエッ
ジ領域に垂直電界のみが形成されるので、しきい電圧以
下の電圧で活性領域のエッジ領域に所望でないチャンネ
ルが形成されて電流が流れることが防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の技術により形成された半導体素子の活性
領域及びゲート電極が示された平面図である。
【図2】図1のA-A'線断面図である。
【図3】図1のB-B'線断面図である。
【図4】図6のC領域を拡大して示した断面図である。
【図5】本発明の第1実施例に係るトレンチ素子分離領
域を有する半導体素子を示した断面図である。
【図6】本発明の第1実施例に係るトレンチ素子分離領
域を有する半導体素子を示した断面図である。
【図7】本発明によるトレンチ素子分離領域を有する半
導体素子の製造方法を示した断面図である。
【図8】本発明によるトレンチ素子分離領域を有する半
導体素子の製造方法を示した断面図である。
【図9】本発明によるトレンチ素子分離領域を有する半
導体素子の製造方法を示した断面図である。
【図10】本発明によるトレンチ素子分離領域を有する
半導体素子の製造方法を示した断面図である。
【図11】本発明によるトレンチ素子分離領域を有する
半導体素子の製造方法を示した断面図である。
【符号の説明】
100 半導体基板 102 活性領域パターン 110 緩衝膜 112 マスク用絶縁膜 114 トレンチ 120 側壁絶縁膜 122 露出防止膜 130 絶縁物埋込層 150 ソース及びドレーン 160 ゲート絶縁膜 162 ゲート電極 164 ゲートスペ−サ

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体基板上の一定領域を触刻してトレ
    ンチを形成する段階と、 前記トレンチの側壁及び下部面に側壁絶縁膜を形成して
    蝕刻により損傷した半導体基板の表面を復旧する段階
    と、 前記側壁絶縁膜上に露出防止膜を形成して後続工程の蝕
    刻により前記トレンチの側壁が露出することを防止する
    段階と、 前記側壁絶縁膜及び前記露出防止膜が形成されたトレン
    チ内に絶縁物を蒸着して絶縁物埋込層を形成する段階と
    を含むことにより、活性領域とトレンチ素子分離領域と
    の間に溝が形成されないようにすることを特徴とするト
    レンチ素子分離領域を有する半導体素子の製造方法。
  2. 【請求項2】 前記側壁絶縁膜を形成する段階は熱酸化
    工程を用いて形成することを特徴とする請求項1に記載
    のトレンチ素子分離領域を有する半導体素子の製造方
    法。
  3. 【請求項3】 前記側壁絶縁膜を200〜500Åの厚
    さで形成することを特徴とする請求項1に記載のトレン
    チ素子分離領域を有する半導体素子の製造方法。
  4. 【請求項4】 前記露出防止膜を形成する段階はシリコ
    ン酸化膜を化学気相蒸着して形成することを特徴とする
    請求項1に記載のトレンチ素子分離領域を有する半導体
    素子の製造方法。
  5. 【請求項5】 前記化学気相蒸着は800℃以上の温度
    で進行することを特徴とする請求項4に記載のトレンチ
    素子分離領域を有する半導体素子の製造方法。
  6. 【請求項6】 前記露出防止膜を形成する段階は、前記
    側壁絶縁膜が形成された半導体基板の全面に多結晶シリ
    コンを蒸着する段階と、前記蒸着された多結晶シリコン
    を熱酸化する段階とを含むことを特徴とする請求項1に
    記載のトレンチ素子分離領域を有する半導体素子の製造
    方法。
  7. 【請求項7】 前記露出防止膜を500〜2000Åの
    厚さで形成することを特徴とする請求項1に記載のトレ
    ンチ素子分離領域を有する半導体素子の製造方法。
  8. 【請求項8】 前記絶縁物埋込層を形成する段階はシリ
    コン酸化膜を化学気相蒸着して形成することを特徴とす
    る請求項1に記載のトレンチ素子分離領域を有する半導
    体素子の製造方法。
  9. 【請求項9】 前記化学気相蒸着は400℃以下の低温
    で進行することを特徴とする請求項8に記載のトレンチ
    素子分離領域を有する半導体素子の製造方法。
  10. 【請求項10】 前記絶縁物埋込層を形成する段階以
    後、前記半導体基板を900〜1100℃の温度で熱処
    理する段階をさらに含むことを特徴とする請求項1に記
    載のトレンチ素子分離領域を有する半導体素子の製造方
    法。
  11. 【請求項11】 前記半導体基板上の一定領域を触刻し
    てトレンチを形成する段階は、前記半導体基板上に緩衝
    膜及びマスク用絶縁膜を順次に蒸着した後パターニング
    する段階、及び前記パターニングされた緩衝膜と前記マ
    スク用絶縁膜とをマスクとして前記半導体基板を触刻し
    てトレンチを形成する段階からなり、前記絶縁物埋込層
    を形成する段階以後、化学機械的研磨方法により前記絶
    縁物埋込層を平坦化する段階、前記マスク用絶縁膜を除
    去する段階及び前記緩衝膜を除去する段階をさらに含む
    ことを特徴とする請求項1に記載のトレンチ素子分離領
    域を有する半導体素子の製造方法。
  12. 【請求項12】 前記露出防止膜は前記緩衝膜より2倍
    以上厚く、前記露出防止膜は前記側壁絶縁膜より1倍以
    上厚いことを特徴とする請求項11に記載のトレンチ素
    子分離領域を有する半導体素子の製造方法。
  13. 【請求項13】 前記緩衝膜を除去する段階と同時に前
    記露出防止膜及び前記絶縁物埋込層の上部領域を触刻す
    ることを特徴とする請求項11に記載のトレンチ素子分
    離領域を有する半導体素子の製造方法。
  14. 【請求項14】 前記緩衝膜、露出防止膜及び絶縁物埋
    込層を触刻するとき、前記絶縁物埋込層は前記緩衝膜よ
    り多く触刻され、前記露出防止膜は前記絶縁物埋込層よ
    り小さく触刻されることを特徴とする請求項13に記載
    のトレンチ素子分離領域を有する半導体素子の製造方
    法。
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