JP2000098017A - 位置検出用端末機 - Google Patents
位置検出用端末機Info
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- JP2000098017A JP2000098017A JP10268803A JP26880398A JP2000098017A JP 2000098017 A JP2000098017 A JP 2000098017A JP 10268803 A JP10268803 A JP 10268803A JP 26880398 A JP26880398 A JP 26880398A JP 2000098017 A JP2000098017 A JP 2000098017A
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- terminal
- portable terminal
- detecting
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02D—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
- Y02D30/00—Reducing energy consumption in communication networks
- Y02D30/70—Reducing energy consumption in communication networks in wireless communication networks
Abstract
(57)【要約】
【課題】屋内でも屋外でも位置検出が可能で、屋内では
電力消費が少なく、屋外では十分な測位精度が得られる
位置検出用端末機を提供する。 【解決手段】PHS基地局を介して公衆回線に接続可能
な通信手段と、GPS受信機のような屋外で使用される
測位手段とを有する端末機において、特定の自営基地局
の通話エリア内に端末機が存在することを検出している
間は、測位手段の電源を切断し、特定の自営基地局の通
話エリア内に存在していないことを検出している間は、
測位手段の電源を投入するとともに、測位手段にて測位
された情報を、公衆基地局を介し、公衆回線に接続され
た特定の端末機又はセンター局に通知する。
電力消費が少なく、屋外では十分な測位精度が得られる
位置検出用端末機を提供する。 【解決手段】PHS基地局を介して公衆回線に接続可能
な通信手段と、GPS受信機のような屋外で使用される
測位手段とを有する端末機において、特定の自営基地局
の通話エリア内に端末機が存在することを検出している
間は、測位手段の電源を切断し、特定の自営基地局の通
話エリア内に存在していないことを検出している間は、
測位手段の電源を投入するとともに、測位手段にて測位
された情報を、公衆基地局を介し、公衆回線に接続され
た特定の端末機又はセンター局に通知する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はPHS(パーソナル
・ハンディホン・システム)のような簡易携帯電話シス
テムとGPS(グローバル・ポジショニング・システ
ム)のような測位システムとを組み合わせた携帯に適す
る位置検出用端末機に関するものである。
・ハンディホン・システム)のような簡易携帯電話シス
テムとGPS(グローバル・ポジショニング・システ
ム)のような測位システムとを組み合わせた携帯に適す
る位置検出用端末機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、簡易携帯電話(PHS)を用いた
測位装置は実用化されている。これは、PHS基地局の
サービスエリアが半径数百mと狭いことを利用したもの
であり、PHS端末が交信可能な基地局から半径数百m
の範囲内に存在することを検出するものである。しかし
ながら、例えば徘徊老人の位置検出等、測位精度が要求
される用途に対しては、この精度は十分でない。
測位装置は実用化されている。これは、PHS基地局の
サービスエリアが半径数百mと狭いことを利用したもの
であり、PHS端末が交信可能な基地局から半径数百m
の範囲内に存在することを検出するものである。しかし
ながら、例えば徘徊老人の位置検出等、測位精度が要求
される用途に対しては、この精度は十分でない。
【0003】一方、GPSを用いた測位装置も実用化さ
れており、衛星からの電波を受信できる環境下において
は、十分な測位精度が得られる。しかしながら、屋内
等、GPS衛星からの電波が受信できない場所において
は、測位ができない。また、測位ができない場所でも、
電力は消費するから、電池で駆動する場合、電池寿命が
短くなる。
れており、衛星からの電波を受信できる環境下において
は、十分な測位精度が得られる。しかしながら、屋内
等、GPS衛星からの電波が受信できない場所において
は、測位ができない。また、測位ができない場所でも、
電力は消費するから、電池で駆動する場合、電池寿命が
短くなる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上述のような
点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところ
は、屋内でも屋外でも位置検出が可能で、屋内では電力
消費が少なく、屋外では十分な測位精度が得られる位置
検出用端末機を提供することにある。
点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところ
は、屋内でも屋外でも位置検出が可能で、屋内では電力
消費が少なく、屋外では十分な測位精度が得られる位置
検出用端末機を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、上記の
課題を解決するために、図1〜図4に示すように、屋内
又は屋外に設置された基地局を介して公衆回線に接続可
能な通信手段と、GPS受信機のような屋外で使用され
る測位手段と、これらの電源とを有する端末機であっ
て、該端末機は、一つ又は複数の特定の基地局の通話エ
リア内に該端末機が存在することを検出する手段と、前
記測位手段の電源を投入・切断する手段とを有し、前記
特定の基地局の通話エリア内に存在することを検出して
いる間は、前記測位手段の電源を切断し、前記特定の基
地局の通話エリア内に存在していないことを検出してい
る間は、前記測位手段の電源を投入するとともに、前記
測位手段にて測位された情報を、前記特定以外の基地局
を介し、公衆回線に接続された特定の端末又はセンター
局に通知することを特徴とするものである。
課題を解決するために、図1〜図4に示すように、屋内
又は屋外に設置された基地局を介して公衆回線に接続可
能な通信手段と、GPS受信機のような屋外で使用され
る測位手段と、これらの電源とを有する端末機であっ
て、該端末機は、一つ又は複数の特定の基地局の通話エ
リア内に該端末機が存在することを検出する手段と、前
記測位手段の電源を投入・切断する手段とを有し、前記
特定の基地局の通話エリア内に存在することを検出して
いる間は、前記測位手段の電源を切断し、前記特定の基
地局の通話エリア内に存在していないことを検出してい
る間は、前記測位手段の電源を投入するとともに、前記
測位手段にて測位された情報を、前記特定以外の基地局
を介し、公衆回線に接続された特定の端末又はセンター
局に通知することを特徴とするものである。
【0006】
【発明の実施の形態】図1は本発明の一つの実施の形態
として、GPS受信機とPHS端末を組み合わせた位置
検出用の携帯端末の内部構成をブロック図で示すもので
ある。図中、1はGPS受信機であり、複数のGPS衛
星からの電波を受信して正確な測位データを出力する。
2は電池電源であり、本携帯端末の各部に動作電源を供
給する。3はスイッチ素子であり、電池電源2からGP
S受信機1への電源供給をON・OFF制御することを
可能としている。4はCPUであり、本携帯端末の各部
の動作を制御するものである。5はPHS符号/復号器
であり、本端末がPHSの基地局と交信するために、送
信データの符号化と受信データの復号化を行うものであ
る。6はPHS端末の高周波部であり、PHSの基地局
との間でデータの送受信を行う機能を有している。高周
波部6が交信に用いる周波数はCPU4からの制御信号
により切り替え可能となっている。また、高周波部6は
受信する電波の電界強度を検出して出力する機能を有し
ている。
として、GPS受信機とPHS端末を組み合わせた位置
検出用の携帯端末の内部構成をブロック図で示すもので
ある。図中、1はGPS受信機であり、複数のGPS衛
星からの電波を受信して正確な測位データを出力する。
2は電池電源であり、本携帯端末の各部に動作電源を供
給する。3はスイッチ素子であり、電池電源2からGP
S受信機1への電源供給をON・OFF制御することを
可能としている。4はCPUであり、本携帯端末の各部
の動作を制御するものである。5はPHS符号/復号器
であり、本端末がPHSの基地局と交信するために、送
信データの符号化と受信データの復号化を行うものであ
る。6はPHS端末の高周波部であり、PHSの基地局
との間でデータの送受信を行う機能を有している。高周
波部6が交信に用いる周波数はCPU4からの制御信号
により切り替え可能となっている。また、高周波部6は
受信する電波の電界強度を検出して出力する機能を有し
ている。
【0007】図2は本携帯端末を用いた位置検出システ
ムの全体構成図である。PHSの基地局には、ビルの屋
上等の屋外に設置される公衆基地局A,B,C,…と、
自宅や病院等の建物H内に設置される自営基地局Jとが
あり、これらは公衆回線に接続されている。Eは交換機
であり、公衆回線を介してセンター局の端末Tに接続さ
れている。自営基地局Jは公衆基地局A,B,C,…と
は使用する周波数が異なり、また、基地局の識別符号も
異なる。さらに、自営基地局は送信電力が小さく、その
サービスエリアは半径数十m程度である。図中、S1,
S2,S3はGPS衛星であり、合計24個の衛星が地
球の周囲を回っている。携帯端末の所有者Mが建物Hの
外に出たときに、少なくとも3個以上の衛星からの電波
を受信できれば、正確な測位情報が得られる。
ムの全体構成図である。PHSの基地局には、ビルの屋
上等の屋外に設置される公衆基地局A,B,C,…と、
自宅や病院等の建物H内に設置される自営基地局Jとが
あり、これらは公衆回線に接続されている。Eは交換機
であり、公衆回線を介してセンター局の端末Tに接続さ
れている。自営基地局Jは公衆基地局A,B,C,…と
は使用する周波数が異なり、また、基地局の識別符号も
異なる。さらに、自営基地局は送信電力が小さく、その
サービスエリアは半径数十m程度である。図中、S1,
S2,S3はGPS衛星であり、合計24個の衛星が地
球の周囲を回っている。携帯端末の所有者Mが建物Hの
外に出たときに、少なくとも3個以上の衛星からの電波
を受信できれば、正確な測位情報が得られる。
【0008】本携帯端末の基本的な動作を図3のフロー
チャートに示した。まず、本携帯端末が屋内にある場合
の動作について説明する。本携帯端未の制御装置である
CPU4は、自営基地局の周波数で、自営基地局の送信
する電波を受信するように制御している。自営基地局の
サービスエリアに存在するか否かは、例えば受信した電
波の強度が、あるしきい値を超える場合で、かつ受信し
たデータに含まれる自営基地局の固有コードが、本携帯
端末に予め登録されているコードに一致する場合はサー
ビスエリアに存在する、上記以外の場合(受信した電波
の電界強度があるしきい値を下回る、若しくはしきい値
を超える場合であっても自営基地局の固有コードが予め
本携帯端末に予め登録されているコードと一致しない場
合)はサービスエリアに存在しないと判断する。
チャートに示した。まず、本携帯端末が屋内にある場合
の動作について説明する。本携帯端未の制御装置である
CPU4は、自営基地局の周波数で、自営基地局の送信
する電波を受信するように制御している。自営基地局の
サービスエリアに存在するか否かは、例えば受信した電
波の強度が、あるしきい値を超える場合で、かつ受信し
たデータに含まれる自営基地局の固有コードが、本携帯
端末に予め登録されているコードに一致する場合はサー
ビスエリアに存在する、上記以外の場合(受信した電波
の電界強度があるしきい値を下回る、若しくはしきい値
を超える場合であっても自営基地局の固有コードが予め
本携帯端末に予め登録されているコードと一致しない場
合)はサービスエリアに存在しないと判断する。
【0009】本携帯端末は屋内にあると、自営基地局の
サービスエリアに存在すると判断し、CPU4からの指
令によりスイッチ素子3をOFFして、GPS受信機1
への電源供給を切断する。GPS受信機1が屋内にある
場合、GPS衛星からの電波は受信できないから電源が
切断されていても何ら問題はない。また、自営基地局の
サービスエリア内に存在することは分かっているから、
大まかな位置情報も得ることができ、位置検出用端末と
しての機能は損なわれない。
サービスエリアに存在すると判断し、CPU4からの指
令によりスイッチ素子3をOFFして、GPS受信機1
への電源供給を切断する。GPS受信機1が屋内にある
場合、GPS衛星からの電波は受信できないから電源が
切断されていても何ら問題はない。また、自営基地局の
サービスエリア内に存在することは分かっているから、
大まかな位置情報も得ることができ、位置検出用端末と
しての機能は損なわれない。
【0010】次に、本携帯端末が屋外に出た場合を考え
る。例えば、図4の例は、病院に居るはずの老人が無断
で外出し、徘徊しながら自宅に帰った場合を示してい
る。図中、jは病院の建物内の自営基地局のサービスエ
リアであり、半径数十m程度である。また、a,b,c
は公衆基地局A,B,Cのサービスエリアであり、半径
数百m程度である。本携帯端末の所有者Mが病院のサー
ビスエリアj内に居る間は、GPS受信機1の電源は切
れている。それでも、病院の自営基地局とPHS端末と
の交信が可能であることにより、本携帯端末の所有者M
は病院内の何処かに居ることは分かる(イの地点)。し
かし、本携帯端末の所有者Mが外出すると、自営基地局
から離れるに従って、自営基地局からの受信電界強度は
低下してゆき、しきい値を下回る。受信電界強度がしき
い値を下回ると、CPU4はGPS受信機1の電源を投
入する。また、CPU4は、PHSの送受信機(高周波
部6)の周波数を公衆基地局A,B,C,…との通信周
波数に切り替える。GPS受信機1は動作を開始し、測
位を開始する。測位により得られた位置情報(ロ,ハの
地点等)は、公衆基地局A,B,…を介し、公衆回線に
接続された特定の端末T又はセンター局に通知すること
ができる。次に、本携帯端末の所有者Mが自宅(ニの地
点)に帰り着くと、自宅の自営基地局の固有コードを検
出することにより、GPS受信機1の電源は切られる。
それでも、自宅の自営基地局とPHS端末との交信が可
能であることにより、本携帯端末の所有者Mは自宅に帰
っていることが分かる。
る。例えば、図4の例は、病院に居るはずの老人が無断
で外出し、徘徊しながら自宅に帰った場合を示してい
る。図中、jは病院の建物内の自営基地局のサービスエ
リアであり、半径数十m程度である。また、a,b,c
は公衆基地局A,B,Cのサービスエリアであり、半径
数百m程度である。本携帯端末の所有者Mが病院のサー
ビスエリアj内に居る間は、GPS受信機1の電源は切
れている。それでも、病院の自営基地局とPHS端末と
の交信が可能であることにより、本携帯端末の所有者M
は病院内の何処かに居ることは分かる(イの地点)。し
かし、本携帯端末の所有者Mが外出すると、自営基地局
から離れるに従って、自営基地局からの受信電界強度は
低下してゆき、しきい値を下回る。受信電界強度がしき
い値を下回ると、CPU4はGPS受信機1の電源を投
入する。また、CPU4は、PHSの送受信機(高周波
部6)の周波数を公衆基地局A,B,C,…との通信周
波数に切り替える。GPS受信機1は動作を開始し、測
位を開始する。測位により得られた位置情報(ロ,ハの
地点等)は、公衆基地局A,B,…を介し、公衆回線に
接続された特定の端末T又はセンター局に通知すること
ができる。次に、本携帯端末の所有者Mが自宅(ニの地
点)に帰り着くと、自宅の自営基地局の固有コードを検
出することにより、GPS受信機1の電源は切られる。
それでも、自宅の自営基地局とPHS端末との交信が可
能であることにより、本携帯端末の所有者Mは自宅に帰
っていることが分かる。
【0011】このように、自営基地局のサービスエリア
は、携帯端末所有者の自宅に限定されるものではなく、
病院や老人ホームの建物内などであっても構わない。要
するに、携帯端末所有者が通常居るべき場所に居るとき
はGPS受信機の電源が切れるように自営基地局のサー
ビスエリアを設定すれば、電池の消耗を著しく抑えるこ
とができるものである。
は、携帯端末所有者の自宅に限定されるものではなく、
病院や老人ホームの建物内などであっても構わない。要
するに、携帯端末所有者が通常居るべき場所に居るとき
はGPS受信機の電源が切れるように自営基地局のサー
ビスエリアを設定すれば、電池の消耗を著しく抑えるこ
とができるものである。
【0012】本発明の位置検出用端末機は、徘徊老人や
家出したペットの捜索のほか、盗難された車両や自動販
売機、紛失した貴重品の位置検出等にも利用できる。例
えば、車両の位置検出の場合、駐車場にPHSの自営基
地局を設置し、所定の駐車場内に車両が存在する場合に
は、GPS受信機の電源はOFFしておき、所定の駐車
場から出ると、GPS受信機の電源をONにする。この
用途の場合、特定の自営基地局のサービスエリアは屋内
に限定されるものではなく、GPS受信機をONにする
必要が無いエリアであれば屋外であっても良い。
家出したペットの捜索のほか、盗難された車両や自動販
売機、紛失した貴重品の位置検出等にも利用できる。例
えば、車両の位置検出の場合、駐車場にPHSの自営基
地局を設置し、所定の駐車場内に車両が存在する場合に
は、GPS受信機の電源はOFFしておき、所定の駐車
場から出ると、GPS受信機の電源をONにする。この
用途の場合、特定の自営基地局のサービスエリアは屋内
に限定されるものではなく、GPS受信機をONにする
必要が無いエリアであれば屋外であっても良い。
【0013】また、本携帯端末が自営基地局のサービス
エリア内に存在するときは、公衆回線に接続された特定
の端末から問い合わせがあったときにのみ位置情報を返
信する待ち受け動作のみとすれば、普段の電池の消耗を
抑えることができる。反対に、本携帯端末が自営基地局
のサービスエリアから出たときには、携帯端末の側から
定期的に公衆回線に接続された特定の端末に向けてGP
Sによる測位データを通知するように構成すれば、携帯
端末がサービスエリアから出たことを特定の端末側で直
ちに知ることができ、すぐに追跡を開始できるので、好
都合である。
エリア内に存在するときは、公衆回線に接続された特定
の端末から問い合わせがあったときにのみ位置情報を返
信する待ち受け動作のみとすれば、普段の電池の消耗を
抑えることができる。反対に、本携帯端末が自営基地局
のサービスエリアから出たときには、携帯端末の側から
定期的に公衆回線に接続された特定の端末に向けてGP
Sによる測位データを通知するように構成すれば、携帯
端末がサービスエリアから出たことを特定の端末側で直
ちに知ることができ、すぐに追跡を開始できるので、好
都合である。
【0014】
【発明の効果】本発明によれば、位置検出用端末機が特
定の基地局の通話エリア内に存在するときには測位手段
の電源が切られるので、消費電力を低減することができ
る。しかも、特定の基地局の通話エリア内に存在するこ
とは分かっているので、位置検出用端末機としての機能
は損なわれない。また、位置検出用端末機が特定の基地
局の通話エリア内に存在しないときは、測位手段の電源
が投入されるので、高精度の位置検出ができる。これに
より、消費電力の低減を図りつつ、必要な位置検出精度
を確保できるという利点がある。
定の基地局の通話エリア内に存在するときには測位手段
の電源が切られるので、消費電力を低減することができ
る。しかも、特定の基地局の通話エリア内に存在するこ
とは分かっているので、位置検出用端末機としての機能
は損なわれない。また、位置検出用端末機が特定の基地
局の通話エリア内に存在しないときは、測位手段の電源
が投入されるので、高精度の位置検出ができる。これに
より、消費電力の低減を図りつつ、必要な位置検出精度
を確保できるという利点がある。
【図1】本発明の位置検出用端末機の一実施例を示すブ
ロック図である。
ロック図である。
【図2】本発明の位置検出用端末機を用いた位置検出シ
ステムの全体構成図である。
ステムの全体構成図である。
【図3】図1の位置検出用端末機の動作を説明するため
のフローチャートである。
のフローチャートである。
【図4】本発明による位置検出動作の説明図である。
1 GPS受信機 2 電源(電池) 3 スイッチ素子 4 CPU 5 PHS符号/復号器 6 高周波部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 本田 和博 大阪府門真市大字門真1048番地 松下電工 株式会社内 (72)発明者 小松 幹生 大阪府門真市大字門真1048番地 松下電工 株式会社内 Fターム(参考) 2F029 AA02 AA07 AB07 AC02 AC16 5J062 BB05 CC07 5K067 AA21 AA43 BB04 EE02 EE10 FF03 HH05 JJ52 JJ56 KK05
Claims (1)
- 【請求項1】 屋内又は屋外に設置された基地局を介
して公衆回線に接続可能な通信手段と、GPS受信機の
ような屋外で使用される測位手段と、これらの電源とを
有する端末機であって、 該端末機は、 一つ又は複数の特定の基地局の通話エリア内に該端末機
が存在することを検出する手段と、 前記測位手段の電源を投入・切断する手段とを有し、 前記特定の基地局の通話エリア内に存在することを検出
している間は、前記測位手段の電源を切断し、 前記特定の基地局の通話エリア内に存在していないこと
を検出している間は、前記測位手段の電源を投入すると
ともに、 前記測位手段にて測位された情報を、前記特定以外の基
地局を介し、公衆回線に接続された特定の端末機又はセ
ンター局に通知することを特徴とする位置検出用端末
機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10268803A JP2000098017A (ja) | 1998-09-22 | 1998-09-22 | 位置検出用端末機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10268803A JP2000098017A (ja) | 1998-09-22 | 1998-09-22 | 位置検出用端末機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000098017A true JP2000098017A (ja) | 2000-04-07 |
Family
ID=17463493
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10268803A Pending JP2000098017A (ja) | 1998-09-22 | 1998-09-22 | 位置検出用端末機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000098017A (ja) |
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---|---|---|---|---|
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