JP2004282301A - 現在位置検出システム - Google Patents
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Abstract
【課題】携帯端末側に測位機能を備えることなく、携帯端末を携帯するユーザの現在位置を検出する。
【解決手段】ユーザ10の携帯する携帯端末11と通信装置12とは狭帯域通信によりデータを送受する。通信装置12はGPSなどの位置検出部を備え、検出した位置データを携帯端末11に送信する。携帯端末11は、受信した位置データをセンタ14に送信する。あるいは、通信装置12は携帯端末11との狭帯域通信が可能となったときに位置データをセンタ14に送信する。携帯端末11は、GPSなどの測位機能を有していなくても、通信装置12の位置データを用いて自己の現在位置をセンタ14に知らせることができる。
【選択図】 図1
【解決手段】ユーザ10の携帯する携帯端末11と通信装置12とは狭帯域通信によりデータを送受する。通信装置12はGPSなどの位置検出部を備え、検出した位置データを携帯端末11に送信する。携帯端末11は、受信した位置データをセンタ14に送信する。あるいは、通信装置12は携帯端末11との狭帯域通信が可能となったときに位置データをセンタ14に送信する。携帯端末11は、GPSなどの測位機能を有していなくても、通信装置12の位置データを用いて自己の現在位置をセンタ14に知らせることができる。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は現在位置検出システム、特に測位機能を搭載しない携帯端末ユーザの現在位置を検出する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、GPS技術の発達及び関連機器の小型化に伴い、携帯電話やPDA等の携帯端末にGPS装置を設け、携帯端末の現在位置を検出してディスプレイ等に出力する技術が実用化されている。しかしながら、GPS装置を搭載した携帯端末はそうでない端末に比べて重量及びサイズが増大し、さらに価格も高価なものとなる。したがって、GPS装置等の測位装置を有することなく、簡易にしかも高精度に携帯端末ユーザの現在位置を検出することが望まれている。
【0003】
このような技術の1つとして、携帯端末が携帯電話の場合、発信者の位置を受信基地局の位置から特定して、特定した位置を含む周辺の地図情報を携帯電話に送信する技術が提案されている。複数の受信基地局が存在する場合、発信者に最も近い受信基地局で携帯電話からの電波を受信するため、当該受信基地局の近傍に発信者がいることを特定でき、当該受信基地局近傍の地図データを発信者に送信することで発信者は自己の現在位置を把握することができる。
【0004】
【特許文献1】
特開平4−152724号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来技術では受信基地局近傍に発信者が存在することを特定できるのみで、それ以上の精度で携帯端末ユーザの位置を検出することができない。また、現在位置検出精度は受信基地局の設置数あるいは設置密度に依存して決定されることとなり、受信基地局が多く設置されていない地域においては発信者は自己の現在位置を高精度に認識することはできない。
【0006】
本発明の目的は、測位機能を有しない携帯端末ユーザの現在位置を簡易に、かつ高精度に検出できるシステムを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は、位置検出すべき携帯端末と、前記携帯端末との間で狭帯域通信を行う通信装置であって自己の位置情報を有する通信装置とを備え、前記通信装置は、前記狭帯域通信を用いて前記携帯端末に前記自己の位置情報を送信し、前記携帯端末は、前記通信装置から受信した前記位置情報を自己の位置情報として外部に送信することを特徴とする。
【0008】
また、位置検出すべき携帯端末と、前記携帯端末との間で狭帯域通信を行う通信装置であって自己の位置情報を有する通信装置とを備え、前記通信装置は、前記狭帯域通信を用いて前記携帯端末からの許可情報を受信した場合に前記位置情報を前記携帯端末の位置情報として外部に送信することを特徴とする。
【0009】
本発明では、携帯端末の近傍に位置する通信装置の有する位置情報を自己の位置情報とみなすことで、測位機能を有することなく位置情報を取得して外部に送信する。位置情報は、携帯端末から送信してもよく、あるいは通信装置から送信してもよい。携帯端末から送信するか、あるいは通信装置から送信するかは、予め設定してもよく、携帯端末と通信装置とのデータ送受の結果に応じて適宜切り替えて設定してもよい。一つの実施形態は、デフォルト状態では携帯端末から位置情報を外部に送信するが、携帯端末が外部との通信機能を有していない場合、あるいは何らかの原因により外部との通信が不能な場合に通信装置から位置情報を送信するものである。通信装置は、移動していてもよく、あるいは位置固定であってもよい。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、図面に基づき本発明の実施形態について説明する。
【0011】
図1には、本実施形態に係る現在位置検出システムの概念構成図が示されている。ユーザ10は携帯端末を携帯し、当該携帯端末はGPS装置等の測位機能を有しない。一方、通信装置12は位置検出部を備える。位置検出部は、通信装置12が移動体である場合にはGPS装置あるいはDGPS装置等の測位装置で構成され、通信装置12が位置固定である場合には自己の位置を記憶するメモリで構成される。もちろん、通信装置12が固定であってもGPS装置等により現在位置を定期的あるいは不定期に検出してもよい。
【0012】
ユーザ10が通信装置12の近傍に位置すると、ユーザ10の携帯する携帯端末と通信装置12とは狭帯域通信によりデータを送受信する。狭帯域通信は、例えば10m以下の通信範囲を有する通信であり、具体的にはBluetoothその他の無線LAN、赤外線通信等である。狭帯域通信には、無線のみならず有線も含まれる。携帯端末は通信装置12との狭帯域通信により通信装置12の位置データを受信し、当該位置データを自己の位置データとしてセンタ14に送信する。あるいは、通信装置12は、携帯端末との狭帯域通信により携帯端末からの許可データを受信した後、自己の位置データを携帯端末の位置データとしてセンタ14に送信する。
【0013】
センタ14は、携帯端末あるいは通信装置12から送信された位置データを受信し、インターネット16などを介して所定のサーバコンピュータ18に送信する。サーバコンピュータ18は、センタ14から送信された位置データを地図データ上に重畳表示する。サーバコンピュータ18はインターネット16に接続されており、したがって任意の第3者あるいは許可された第3者がインターネット16を介してアクセスすることができ、地図上に重畳表示されたユーザ10の現在位置を確認することができる。
【0014】
本実施形態において、ユーザ10の携帯する携帯端末には測位機能はなく、通信装置12の有する位置情報を利用することでユーザ10の現在位置を把握する。ユーザ10の現在位置精度は、通信装置12の位置精度及び携帯端末と通信装置12との許容通信範囲に依存して決定される。したがって、許容通信範囲は狭い方が好ましい。一方、携帯端末あるいは通信装置12のいずれかに、2つの装置間の距離を電波強度から推定する機能を設け、受信信号強度が所定値以上あり、したがって2つの装置間の距離が例えば1m程度と推定される場合にのみ通信装置12から位置データを送信する、あるいは許可データを送信する等も好適である。
【0015】
通信装置12は、上述したように移動体あるいは固定のいずれでもよく、移動体としては例えば車両に搭載された通信装置12とすることができ、固定としては例えば駅などの改札口に設置された通信装置12とすることができる。前者の場合、ユーザ10は車両に乗車することで通信装置12との狭帯域通信が可能となり、車両に乗車している限りユーザ10の現在位置は高精度に検出される。車両がタクシーの場合、タクシーに乗車してから降車するまでの間のユーザ10の現在位置が把握される。
【0016】
一方、後者の場合、ユーザ10が改札口を通過する毎に現在位置が把握される。センタ14は時々刻々送信される位置データをサーバコンピュータ18に送信し、サーバコンピュータ18はユーザ10の現在位置を常時更新して地図データ上に重畳表示する。現在位置が重畳表示された地図データは、例えば特定のWebページに掲載することができ、第3者は当該特定のWebページにアクセスすることでユーザ10の現在位置を把握する。
【0017】
図2には、ユーザ10の携帯する携帯端末11の構成が示されている。携帯端末11は、プロセッサ、メモリ及び送受信部を有して構成され、GPS等の測位機能は有しない。通信装置12との狭帯域通信は送受信部で実行され、携帯端末11から位置データをセンタ14に送信する際には、通信装置12から受信した通信装置12の位置データをメモリに格納する。メモリに格納された通信装置12の位置データ、すなわち携帯端末11の位置データは所定のタイミングで読み出され、送受信部を介してセンタ14に送信される。位置データを送信する際に、プロセッサはメモリに予め記憶されているユーザの識別データ(ID)を位置データと併せて送信してもよい。また、位置データには、その位置データの出所、すなわち通信装置12を識別するデータが含まれていてもよい。例えば、通信装置12がタクシーに搭載されている場合、タクシーを特定するコードが位置データに含まれていてもよい。センタ14は、携帯端末11から送信された位置データにより、ユーザ10の現在位置と、その移動手段も同時に認識することができる。位置データとともに通信装置12を特定するデータを送信するか否かを、ユーザ10が適宜選択できるようにしてもよい。携帯端末11が例えばPDAの場合、ディスプレイに送信モードのメニューを表示し、ユーザ10が「位置データのみ」、「位置データと付加データ」のいずれかを選択する等である。
【0018】
一方、通信装置12から位置データをセンタ14に送信する場合、プロセッサはメモリに予め記憶されているユーザ10の識別データ(ID)や位置データを送信してもよいことを示す許可データを送受信部を介して通信装置12に送信する。許可情報を送信するのは、通信装置12が携帯端末11を携帯するユーザ10の意思とは無関係にユーザ10の現在位置を送信することを防止するためである。通信装置12は、位置データと携帯端末11から送信されたユーザ10の識別データとを関連付けてセンタ14に送信する。携帯端末11としては、PDAのみならず携帯電話や時計等、任意の携帯型電子機器が含まれる。
【0019】
以下、ユーザ10が通信装置12を搭載するタクシーに乗車した場合を例にとりその処理を説明する。
【0020】
図3には、ユーザ10がタクシーに乗車した際の状況が示されている。タクシーには所定位置に通信装置12が搭載される。ユーザ10がタクシーに乗車すると、携帯端末11と通信装置12は狭帯域通信が可能な距離に接近することとなり、公知の通信手順を経て携帯端末11は通信装置12から通信装置12の有する位置データを受信する。一つの通信プロトコルは、携帯端末11から位置データの要求コマンドを通信装置12に送信し、通信装置12で当該コマンドに応じて位置データを携帯端末11に送信するものである。位置データは、緯度、経度データでもよく、あるいは場所名でもよい。通信装置12は、GPS装置あるいはDGPS装置を備え、所定の制御タイミングで自己の位置を検出し、携帯端末11からの要求に応じて携帯端末11に送信する。携帯端末11は、通信装置12から受信した位置データを自己の識別データ、さらには通信装置12の識別データと関連付けてセンタ14に送信する。携帯端末11と通信装置12とが通信中であり、位置データを受信してセンタ14に送信している間は、携帯端末11はその旨をユーザ10に報知することも好適である。例えば、携帯端末11がPDAである場合、ディスプレイに位置データをセンタ14に送信中である旨のメッセージを表示する等である。
【0021】
一方、通信装置12から位置データをセンタ14に送信する場合、通信装置12は位置データを送信してよいか否かの問い合わせコマンドを携帯端末11に送信し、携帯端末11から送信許可コマンド及びユーザ識別データを受信して所定のタイミングで位置データ及びユーザ識別データをセンタ14に送信する。携帯端末11側からまず位置データ送信許可コマンドを通信装置12に送ってもよい。また、携帯端末11側から位置データ送信要求コマンドを通信装置12に送ってもよい。通信装置12は、位置データ送信要求コマンドを許可コマンドと解釈して位置データ及びユーザ識別データをセンタ14に送信する。
【0022】
位置データを携帯端末11から送信するか、あるいは通信装置12から送信するかはユーザ10が任意に決定できる。すなわち、携帯端末11から送信する場合、プロセッサは位置データ送信要求コマンドを通信装置12に送り、通信装置12から送信する場合、プロセッサは位置データ送信許可コマンドを通信装置12に送る。位置データを携帯端末11から送信するか、あるいは通信装置12から送信するかを通信装置12側で決定することもできる。すなわち、通信装置12は、携帯端末11とのデータ送受により携帯端末11の機能を認識し、狭帯域通信は可能であるがセンタ14にデータを送信する通信機能を有していないと判定した場合に、携帯端末11からの許可コマンドを受信することを条件として通信装置12から位置データを送信する。
【0023】
図4には、携帯端末11から位置データをセンタ14に送信する場合の処理フローチャートの一例が示されている。
【0024】
まず、ユーザ10は携帯端末11の現在位置自動通報機能を作動させる(S101)。携帯端末11のプロセッサは、位置情報が放送されているか否か、すなわち狭帯域通信により通信装置12から位置データを受信できるか否かを判定する(S102)。位置データを受信できた場合、プロセッサは受信した位置データ及び自己の識別データをセンタ14に送信するとともにタイマをスタートさせる(S103)。そして、同一放送キャリア、すなわち狭帯域通信可能な通信装置12が依然として存在するか否かを判定し(S104)、引き続き存在する場合には前回位置データをセンタ14に送信してから所定時間、例えば5分経過したか否かを判定する(S105)。5分経過した場合には、再び通信装置12から受信した位置データを自己の識別データとともにセンタ14に送信する。すなわち、携帯端末11のプロセッサは、5分間隔で自己の位置データをセンタ14に送信する。
【0025】
一方、S104にて「なし」、通信装置12との狭帯域通信が切断された場合、プロセッサは他の通信装置からの位置データを受信できるか否かを判定する(S106)。他の通信装置から位置データを受信できる場合には、受信した位置データ及び自己の識別データをセンタ14に送信して再びタイマをスタートさせ、所定時間間隔で位置データ及び自己の識別データをセンタ14に順次送信する。また、S106にて「なし」、すなわち位置データを受信可能な通信装置12が存在しない場合、例えばユーザ10がタクシーから降車して通信装置12から離れた場合、プロセッサは通信装置12との通信が切断された時点の位置データをセンタ14に送信する(S107)。プロセッサは、所定の制御周期で位置データを通信装置12から受信してメモリに記憶しておき、通信装置12との通信が確立しているときには所定間隔(5分間隔)で位置データをメモリから読み出してセンタ14に送信し、通信装置12との通信が切断された場合にはその時点の(つまり最新の)位置データをメモリから読み出してセンタ14に送信する。センタ14では、少なくとも携帯端末11と通信装置12との狭帯域通信が確立した時点におけるユーザ10の位置、及び携帯端末11と通信装置12との狭帯域通信が切断した時点におけるユーザ10の位置を認識することができ、通信確立から通信切断までの間は所定の間隔で位置を認識することができる。S105における時間間隔は例示であり、例えば通信装置12とのデータ送受により通信装置12の移動速度データを受信して、移動速度に応じて時間間隔を設定することも好適である。通信装置12の移動速度が大なるほど時間間隔を小さくすることが好適である。通信装置12が車両に搭載される場合、通信装置12は車両の速度センサあるいは車両の走行を制御するECUから移動速度データを取得する。
【0026】
通信装置12が位置固定である場合、例えば駅の改札口に搭載されている場合においても、図4に示された処理と同様の処理により位置データをセンタ14に送信する。すなわち、ユーザ10が駅の改札口を通過する際、通信装置12と携帯端末11との狭帯域通信が可能となり、通信装置12は携帯端末11からの許可情報を受信して自己の位置データをセンタ14に送信する。通信装置12が固定の場合、位置データの送信は1回だけでもよく、あるいは図4に示されるように所定間隔で繰り返し送信してもよい。また、携帯端末11との狭帯域通信が切断された時点で再度自己の位置データを送信してもよい。
【0027】
このように、本実施形態においては、携帯端末側に測位装置を備えることなく、高精度に携帯端末を携帯するユーザの現在位置を検出して第3者に知らせることができる。なお、本実施形態において携帯端末11あるいは通信装置12から位置データをセンタ14に送信する際に、時間データも併せてセンタ14に送信してもよい。
【0028】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば携帯端末側の構成を簡易化しつつ、高精度に現在位置を検出することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態の概念構成図である。
【図2】携帯端末の構成ブロック図である。
【図3】携帯端末を携帯するユーザが車両に乗車した場合の説明図である。
【図4】実施形態の処理フローチャートである。
【符号の説明】
10 ユーザ、11 携帯端末、12 通信装置、14 センタ、16 インターネット、18 サーバコンピュータ。
【発明の属する技術分野】
本発明は現在位置検出システム、特に測位機能を搭載しない携帯端末ユーザの現在位置を検出する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、GPS技術の発達及び関連機器の小型化に伴い、携帯電話やPDA等の携帯端末にGPS装置を設け、携帯端末の現在位置を検出してディスプレイ等に出力する技術が実用化されている。しかしながら、GPS装置を搭載した携帯端末はそうでない端末に比べて重量及びサイズが増大し、さらに価格も高価なものとなる。したがって、GPS装置等の測位装置を有することなく、簡易にしかも高精度に携帯端末ユーザの現在位置を検出することが望まれている。
【0003】
このような技術の1つとして、携帯端末が携帯電話の場合、発信者の位置を受信基地局の位置から特定して、特定した位置を含む周辺の地図情報を携帯電話に送信する技術が提案されている。複数の受信基地局が存在する場合、発信者に最も近い受信基地局で携帯電話からの電波を受信するため、当該受信基地局の近傍に発信者がいることを特定でき、当該受信基地局近傍の地図データを発信者に送信することで発信者は自己の現在位置を把握することができる。
【0004】
【特許文献1】
特開平4−152724号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来技術では受信基地局近傍に発信者が存在することを特定できるのみで、それ以上の精度で携帯端末ユーザの位置を検出することができない。また、現在位置検出精度は受信基地局の設置数あるいは設置密度に依存して決定されることとなり、受信基地局が多く設置されていない地域においては発信者は自己の現在位置を高精度に認識することはできない。
【0006】
本発明の目的は、測位機能を有しない携帯端末ユーザの現在位置を簡易に、かつ高精度に検出できるシステムを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は、位置検出すべき携帯端末と、前記携帯端末との間で狭帯域通信を行う通信装置であって自己の位置情報を有する通信装置とを備え、前記通信装置は、前記狭帯域通信を用いて前記携帯端末に前記自己の位置情報を送信し、前記携帯端末は、前記通信装置から受信した前記位置情報を自己の位置情報として外部に送信することを特徴とする。
【0008】
また、位置検出すべき携帯端末と、前記携帯端末との間で狭帯域通信を行う通信装置であって自己の位置情報を有する通信装置とを備え、前記通信装置は、前記狭帯域通信を用いて前記携帯端末からの許可情報を受信した場合に前記位置情報を前記携帯端末の位置情報として外部に送信することを特徴とする。
【0009】
本発明では、携帯端末の近傍に位置する通信装置の有する位置情報を自己の位置情報とみなすことで、測位機能を有することなく位置情報を取得して外部に送信する。位置情報は、携帯端末から送信してもよく、あるいは通信装置から送信してもよい。携帯端末から送信するか、あるいは通信装置から送信するかは、予め設定してもよく、携帯端末と通信装置とのデータ送受の結果に応じて適宜切り替えて設定してもよい。一つの実施形態は、デフォルト状態では携帯端末から位置情報を外部に送信するが、携帯端末が外部との通信機能を有していない場合、あるいは何らかの原因により外部との通信が不能な場合に通信装置から位置情報を送信するものである。通信装置は、移動していてもよく、あるいは位置固定であってもよい。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、図面に基づき本発明の実施形態について説明する。
【0011】
図1には、本実施形態に係る現在位置検出システムの概念構成図が示されている。ユーザ10は携帯端末を携帯し、当該携帯端末はGPS装置等の測位機能を有しない。一方、通信装置12は位置検出部を備える。位置検出部は、通信装置12が移動体である場合にはGPS装置あるいはDGPS装置等の測位装置で構成され、通信装置12が位置固定である場合には自己の位置を記憶するメモリで構成される。もちろん、通信装置12が固定であってもGPS装置等により現在位置を定期的あるいは不定期に検出してもよい。
【0012】
ユーザ10が通信装置12の近傍に位置すると、ユーザ10の携帯する携帯端末と通信装置12とは狭帯域通信によりデータを送受信する。狭帯域通信は、例えば10m以下の通信範囲を有する通信であり、具体的にはBluetoothその他の無線LAN、赤外線通信等である。狭帯域通信には、無線のみならず有線も含まれる。携帯端末は通信装置12との狭帯域通信により通信装置12の位置データを受信し、当該位置データを自己の位置データとしてセンタ14に送信する。あるいは、通信装置12は、携帯端末との狭帯域通信により携帯端末からの許可データを受信した後、自己の位置データを携帯端末の位置データとしてセンタ14に送信する。
【0013】
センタ14は、携帯端末あるいは通信装置12から送信された位置データを受信し、インターネット16などを介して所定のサーバコンピュータ18に送信する。サーバコンピュータ18は、センタ14から送信された位置データを地図データ上に重畳表示する。サーバコンピュータ18はインターネット16に接続されており、したがって任意の第3者あるいは許可された第3者がインターネット16を介してアクセスすることができ、地図上に重畳表示されたユーザ10の現在位置を確認することができる。
【0014】
本実施形態において、ユーザ10の携帯する携帯端末には測位機能はなく、通信装置12の有する位置情報を利用することでユーザ10の現在位置を把握する。ユーザ10の現在位置精度は、通信装置12の位置精度及び携帯端末と通信装置12との許容通信範囲に依存して決定される。したがって、許容通信範囲は狭い方が好ましい。一方、携帯端末あるいは通信装置12のいずれかに、2つの装置間の距離を電波強度から推定する機能を設け、受信信号強度が所定値以上あり、したがって2つの装置間の距離が例えば1m程度と推定される場合にのみ通信装置12から位置データを送信する、あるいは許可データを送信する等も好適である。
【0015】
通信装置12は、上述したように移動体あるいは固定のいずれでもよく、移動体としては例えば車両に搭載された通信装置12とすることができ、固定としては例えば駅などの改札口に設置された通信装置12とすることができる。前者の場合、ユーザ10は車両に乗車することで通信装置12との狭帯域通信が可能となり、車両に乗車している限りユーザ10の現在位置は高精度に検出される。車両がタクシーの場合、タクシーに乗車してから降車するまでの間のユーザ10の現在位置が把握される。
【0016】
一方、後者の場合、ユーザ10が改札口を通過する毎に現在位置が把握される。センタ14は時々刻々送信される位置データをサーバコンピュータ18に送信し、サーバコンピュータ18はユーザ10の現在位置を常時更新して地図データ上に重畳表示する。現在位置が重畳表示された地図データは、例えば特定のWebページに掲載することができ、第3者は当該特定のWebページにアクセスすることでユーザ10の現在位置を把握する。
【0017】
図2には、ユーザ10の携帯する携帯端末11の構成が示されている。携帯端末11は、プロセッサ、メモリ及び送受信部を有して構成され、GPS等の測位機能は有しない。通信装置12との狭帯域通信は送受信部で実行され、携帯端末11から位置データをセンタ14に送信する際には、通信装置12から受信した通信装置12の位置データをメモリに格納する。メモリに格納された通信装置12の位置データ、すなわち携帯端末11の位置データは所定のタイミングで読み出され、送受信部を介してセンタ14に送信される。位置データを送信する際に、プロセッサはメモリに予め記憶されているユーザの識別データ(ID)を位置データと併せて送信してもよい。また、位置データには、その位置データの出所、すなわち通信装置12を識別するデータが含まれていてもよい。例えば、通信装置12がタクシーに搭載されている場合、タクシーを特定するコードが位置データに含まれていてもよい。センタ14は、携帯端末11から送信された位置データにより、ユーザ10の現在位置と、その移動手段も同時に認識することができる。位置データとともに通信装置12を特定するデータを送信するか否かを、ユーザ10が適宜選択できるようにしてもよい。携帯端末11が例えばPDAの場合、ディスプレイに送信モードのメニューを表示し、ユーザ10が「位置データのみ」、「位置データと付加データ」のいずれかを選択する等である。
【0018】
一方、通信装置12から位置データをセンタ14に送信する場合、プロセッサはメモリに予め記憶されているユーザ10の識別データ(ID)や位置データを送信してもよいことを示す許可データを送受信部を介して通信装置12に送信する。許可情報を送信するのは、通信装置12が携帯端末11を携帯するユーザ10の意思とは無関係にユーザ10の現在位置を送信することを防止するためである。通信装置12は、位置データと携帯端末11から送信されたユーザ10の識別データとを関連付けてセンタ14に送信する。携帯端末11としては、PDAのみならず携帯電話や時計等、任意の携帯型電子機器が含まれる。
【0019】
以下、ユーザ10が通信装置12を搭載するタクシーに乗車した場合を例にとりその処理を説明する。
【0020】
図3には、ユーザ10がタクシーに乗車した際の状況が示されている。タクシーには所定位置に通信装置12が搭載される。ユーザ10がタクシーに乗車すると、携帯端末11と通信装置12は狭帯域通信が可能な距離に接近することとなり、公知の通信手順を経て携帯端末11は通信装置12から通信装置12の有する位置データを受信する。一つの通信プロトコルは、携帯端末11から位置データの要求コマンドを通信装置12に送信し、通信装置12で当該コマンドに応じて位置データを携帯端末11に送信するものである。位置データは、緯度、経度データでもよく、あるいは場所名でもよい。通信装置12は、GPS装置あるいはDGPS装置を備え、所定の制御タイミングで自己の位置を検出し、携帯端末11からの要求に応じて携帯端末11に送信する。携帯端末11は、通信装置12から受信した位置データを自己の識別データ、さらには通信装置12の識別データと関連付けてセンタ14に送信する。携帯端末11と通信装置12とが通信中であり、位置データを受信してセンタ14に送信している間は、携帯端末11はその旨をユーザ10に報知することも好適である。例えば、携帯端末11がPDAである場合、ディスプレイに位置データをセンタ14に送信中である旨のメッセージを表示する等である。
【0021】
一方、通信装置12から位置データをセンタ14に送信する場合、通信装置12は位置データを送信してよいか否かの問い合わせコマンドを携帯端末11に送信し、携帯端末11から送信許可コマンド及びユーザ識別データを受信して所定のタイミングで位置データ及びユーザ識別データをセンタ14に送信する。携帯端末11側からまず位置データ送信許可コマンドを通信装置12に送ってもよい。また、携帯端末11側から位置データ送信要求コマンドを通信装置12に送ってもよい。通信装置12は、位置データ送信要求コマンドを許可コマンドと解釈して位置データ及びユーザ識別データをセンタ14に送信する。
【0022】
位置データを携帯端末11から送信するか、あるいは通信装置12から送信するかはユーザ10が任意に決定できる。すなわち、携帯端末11から送信する場合、プロセッサは位置データ送信要求コマンドを通信装置12に送り、通信装置12から送信する場合、プロセッサは位置データ送信許可コマンドを通信装置12に送る。位置データを携帯端末11から送信するか、あるいは通信装置12から送信するかを通信装置12側で決定することもできる。すなわち、通信装置12は、携帯端末11とのデータ送受により携帯端末11の機能を認識し、狭帯域通信は可能であるがセンタ14にデータを送信する通信機能を有していないと判定した場合に、携帯端末11からの許可コマンドを受信することを条件として通信装置12から位置データを送信する。
【0023】
図4には、携帯端末11から位置データをセンタ14に送信する場合の処理フローチャートの一例が示されている。
【0024】
まず、ユーザ10は携帯端末11の現在位置自動通報機能を作動させる(S101)。携帯端末11のプロセッサは、位置情報が放送されているか否か、すなわち狭帯域通信により通信装置12から位置データを受信できるか否かを判定する(S102)。位置データを受信できた場合、プロセッサは受信した位置データ及び自己の識別データをセンタ14に送信するとともにタイマをスタートさせる(S103)。そして、同一放送キャリア、すなわち狭帯域通信可能な通信装置12が依然として存在するか否かを判定し(S104)、引き続き存在する場合には前回位置データをセンタ14に送信してから所定時間、例えば5分経過したか否かを判定する(S105)。5分経過した場合には、再び通信装置12から受信した位置データを自己の識別データとともにセンタ14に送信する。すなわち、携帯端末11のプロセッサは、5分間隔で自己の位置データをセンタ14に送信する。
【0025】
一方、S104にて「なし」、通信装置12との狭帯域通信が切断された場合、プロセッサは他の通信装置からの位置データを受信できるか否かを判定する(S106)。他の通信装置から位置データを受信できる場合には、受信した位置データ及び自己の識別データをセンタ14に送信して再びタイマをスタートさせ、所定時間間隔で位置データ及び自己の識別データをセンタ14に順次送信する。また、S106にて「なし」、すなわち位置データを受信可能な通信装置12が存在しない場合、例えばユーザ10がタクシーから降車して通信装置12から離れた場合、プロセッサは通信装置12との通信が切断された時点の位置データをセンタ14に送信する(S107)。プロセッサは、所定の制御周期で位置データを通信装置12から受信してメモリに記憶しておき、通信装置12との通信が確立しているときには所定間隔(5分間隔)で位置データをメモリから読み出してセンタ14に送信し、通信装置12との通信が切断された場合にはその時点の(つまり最新の)位置データをメモリから読み出してセンタ14に送信する。センタ14では、少なくとも携帯端末11と通信装置12との狭帯域通信が確立した時点におけるユーザ10の位置、及び携帯端末11と通信装置12との狭帯域通信が切断した時点におけるユーザ10の位置を認識することができ、通信確立から通信切断までの間は所定の間隔で位置を認識することができる。S105における時間間隔は例示であり、例えば通信装置12とのデータ送受により通信装置12の移動速度データを受信して、移動速度に応じて時間間隔を設定することも好適である。通信装置12の移動速度が大なるほど時間間隔を小さくすることが好適である。通信装置12が車両に搭載される場合、通信装置12は車両の速度センサあるいは車両の走行を制御するECUから移動速度データを取得する。
【0026】
通信装置12が位置固定である場合、例えば駅の改札口に搭載されている場合においても、図4に示された処理と同様の処理により位置データをセンタ14に送信する。すなわち、ユーザ10が駅の改札口を通過する際、通信装置12と携帯端末11との狭帯域通信が可能となり、通信装置12は携帯端末11からの許可情報を受信して自己の位置データをセンタ14に送信する。通信装置12が固定の場合、位置データの送信は1回だけでもよく、あるいは図4に示されるように所定間隔で繰り返し送信してもよい。また、携帯端末11との狭帯域通信が切断された時点で再度自己の位置データを送信してもよい。
【0027】
このように、本実施形態においては、携帯端末側に測位装置を備えることなく、高精度に携帯端末を携帯するユーザの現在位置を検出して第3者に知らせることができる。なお、本実施形態において携帯端末11あるいは通信装置12から位置データをセンタ14に送信する際に、時間データも併せてセンタ14に送信してもよい。
【0028】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば携帯端末側の構成を簡易化しつつ、高精度に現在位置を検出することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態の概念構成図である。
【図2】携帯端末の構成ブロック図である。
【図3】携帯端末を携帯するユーザが車両に乗車した場合の説明図である。
【図4】実施形態の処理フローチャートである。
【符号の説明】
10 ユーザ、11 携帯端末、12 通信装置、14 センタ、16 インターネット、18 サーバコンピュータ。
Claims (7)
- 位置検出すべき携帯端末と、
前記携帯端末との間で狭帯域通信を行う通信装置であって、自己の位置情報を有する通信装置と、
を備え、
前記通信装置は、前記狭帯域通信を用いて前記携帯端末に前記自己の位置情報を送信し、
前記携帯端末は、前記通信装置から受信した前記位置情報を自己の位置情報として外部に送信する
ことを特徴とする現在位置検出システム。 - 位置検出すべき携帯端末と、
前記携帯端末との間で狭帯域通信を行う通信装置であって、自己の位置情報を有する通信装置と、
を備え、
前記通信装置は、前記狭帯域通信を用いて前記携帯端末からの許可情報を受信した場合に前記位置情報を前記携帯端末の位置情報として外部に送信する
ことを特徴とする現在位置検出システム。 - 請求項1、2のいずれかに記載のシステムにおいて、さらに、
前記携帯端末あるいは前記通信装置から送信された位置情報に基づき地図上に位置データを重畳して出力する外部センタと、
を備えることを特徴とする現在位置検出システム。 - 請求項1、2のいずれかに記載のシステムにおいて、
前記通信装置は、位置が変化する移動通信装置であり、
前記移動通信装置は、現在の自己の位置情報を取得する測位装置を備える
ことを特徴とする現在位置検出システム。 - 請求項4記載のシステムにおいて、
前記移動通信装置は、車両内に搭載されることを特徴とする現在位置検出システム。 - 請求項1、2のいずれかに記載のシステムにおいて、
前記通信装置は、位置固定の固定通信装置であることを特徴とする現在位置検出システム。 - 請求項1、2のいずれかに記載のシステムにおいて、
前記携帯端末あるいは前記通信装置は、少なくとも前記狭帯域通信が確立した時点の位置情報あるいは前記狭帯域通信が切断された時点の位置情報を外部に送信する
ことを特徴とする現在位置検出システム。
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- 2003-03-14 JP JP2003069547A patent/JP2004282301A/ja active Pending
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